JP4840428B2 - ビス締め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビス締め作業を行うために用いるビス締め装置に関する。
図6には、特許文献1に開示される従来のビス締め装置を示している。上記ビス締め装置は、H鋼30のフランジ外面に木質材31を取り付けて長尺の建築材を形成するための装置である。上記ビス締め装置の基本的な構造は、H鋼30のフランジに設けてある貫通孔(図示せず)に対して内側からビス32を挿入し、該ビス32に対して下方からビット33を押し当てて回転させることで、自動的にビス締め作業を行うものである。
上記ビス32の把持は、チャック爪ブロック1を用いて行う。チャック爪ブロック1は、図6に示す待機位置でビス32を把持し、該ビス32をロックしたうえでビット33上にまで搬送する(図中の搬送方向a参照)。そして、所定の締結位置にまで搬送したビス32に対して下方からビット33を押し当て、ビット33を回転させながら押し上げることで、ビス締め作業を行う。
ところで、上記チャック爪ブロック1は、最初にビス32を把持させる段階では弱い圧力で該ビス32を把持し、その後にビス32をロック圧で固定して締結位置にまで搬送し、ビス締め作業を行う際には再び圧力を弱める必要がある。そのため従来は、チャック爪ブロック1の各チャック爪4を近接離間させる駆動源として設けてあるシリンダ2の周囲にバネ部材(図示せず)を配置し、シリンダ2による圧力を付与しない場合には上記バネ部材の付勢力のみがチャック爪4に付与されるように設けていた。
つまり、従来のチャック爪ブロック1にあっては、搬送用にビス32を固定する際にだけシリンダ2を駆動させて所定のロック圧を付与し、最初にビス32を把持させる段階やビス締め作業を行う段階では、シリンダ2を駆動させずにバネ圧のみでビス32を軽く把持するようにしていた(図7の制御フロー参照)。
しかし、上記バネ部材を用いた場合には、バネ部材が消耗した場合には適正な把持圧を確保できなくなる。そのため、チャック爪ブロック1によるビス32の把持が不安定化するという問題や、バネ部材が消耗した場合には交換作業が必要になるといった問題がある。
特開2004−351536号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、バネ部材を用いることなく把持力を安定的に制御することのできるビス締め装置を提供することを、課題とする。
上記課題を解決する本発明は、チャック爪ブロック1で把持したビス32を所定の締結位置にまで搬送したうえで該ビス32にビット33を当ててビス締め作業を行うビス締め装置であって、チャック爪ブロック1は、チャック爪4とこれを軸支する保持部材5とから成る爪駆動部6を、左右一対備え、ピン11を有するシリンダ10を各チャック爪4に固定し、このシリンダ10のピン11を保持部材5に押し当ててチャック爪4を回転させることで、チャック爪ブロック1把持力を付与するものであり、シリンダ2を駆動制御する制御手段3、ビス32を把持したまま締結位置に搬送する際のチャック爪ブロック1の把持圧がロック圧となり、ビス32を把持させる際のチャック爪ブロック1の把持圧が該ロック圧よりも低い軽把持圧となるように圧力調整する。
このようにすることで、従来のようなバネ部材を配置しなくても、各チャック爪4に固定したシリンダ10を制御することによって、ビス32を把持させる際や搬送時の把持圧を最適な圧力に制御することができる。したがって、バネ部材が消耗してビス32の把持が不安定化するといった問題や、バネ部材の交換作業が必要になるといった問題が解消される。また、チャック爪ブロック1ごとに各段階の把持圧を適宜設定することや、適宜変更することが容易である。
更に、本発明のビス締め装置において、上記制御手段3は、ビス締め作業を行う際のチャック爪ブロック1の把持力が該ロック圧よりも低い軽把持力となるように圧力調整するものであることが好ましい。このようにすることで、やはり従来のようなバネ部材を配置しなくても、ビス締め時の把持圧を最適な圧力に制御することができる。
本発明は、バネ部材が消耗してビスの把持が不安定化することがなくなるという効果や、バネ部材の交換作業が不要になるという効果や、チャック爪ブロックごとに各段階の把持圧を適宜設定、変更することが容易になるという効果を奏する。
本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお、本発明のビス締め装置の基本的な構成は、図6に示す従来のビス締め装置の構成と同様である。したがって、従来の構成と同様の構成については詳しい説明を省略し、本発明の特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。
図1〜図3には、本発明の実施形態における一例のビス締め装置の特徴部分であるチャック爪ブロック1を示している。図示のように、本例のビス締め装置に備えてあるチャック爪ブロック1は、チャック爪4とこれを鉛直軸v中心に回転自在に支持する保持部材5とから成る爪駆動部6を、左右に一対備えた構造である。左右の爪駆動部6は、垂直面を中心として面対称な配置となっており、左右の爪駆動部6が有するチャック爪4の前端側が互いに近接することで、ビス32を把持する構造である。なお、本文中に用いる前後、左右方向等の各方向は、チャック爪4でビス32を把持する側を前側としたときの方向である。
上記爪駆動部6を形成するチャック爪4は、爪本体7から後方にアーム8を延設した形状である。アーム8の後端部には左右方向に貫設したシリンダ嵌合孔9を設けてあり、このシリンダ嵌合孔9に、ピン11を有するシリンダ10を該ピン11が内側に位置するように外側から嵌合固定する(図2参照)。このシリンダ10の外側端部からは、エア供給用のエアホース12を延設している。
保持部材5には、シリンダ嵌合孔9内にシリンダ10を固定した状態において、該シリンダ10のピン11の先端部分が当たる位置に壁部(図示せず)を形成している。ピン11が壁部と当たる箇所は、チャック爪4の回転中心となる鉛直軸vよりも後方である。また、ビス32を配置するためにチャック爪4および保持部材5の内側面に上下一連に形成してある保持溝14は、チャック爪4の回転中心となる鉛直軸vよりも前方に位置している。
したがって、シリンダ10からピン11を突出させると、ピン11が受ける壁部からの反力によって、チャック爪4は保持部材5に対してその前端側が内側に移動するように(つまり、隣接するチャック爪4の前端側と接近するように)鉛直軸v中心に回転駆動される。このとき、左右のチャック爪4の保持溝14間に保持してあるビス32を、シリンダ10がピン11を突出させる圧力に応じた把持力で把持する。つまり、上記シリンダ10により、チャック爪ブロック1のチャック爪4に対して適宜の把持力を付与することができる。
図4には、アクチュエータであるシリンダ10を駆動制御するためのレギュレートエアー回路を示している。このレギュレートエアー回路は、シリンダ10のピン11を適宜圧力で突出させるための制御手段3を成す。図示のように、エア供給源20と一対のシリンダ10との間には、3ポートソレノイドバルブ21と、減圧用の精密レギュレータ22を介在させている。
具体的には、エア供給源20の下流側を二手に分岐させ、分岐した一方を3ポートソレノイドバルブ21の上流側第1ポート(Pポート)に接続させ、分岐した他方を、精密レギュレータ22を介して3ポートソレノイドバルブ21の上流側第2ポート(Rポート)に接続させている。そして、3ポートソレノイドバルブ21の下流側ポート(Aポート)を、左右一対のシリンダ10にそれぞれ接続させている。
これにより、3ポートソレノイドバルブ21の上流側ポートを切り替えることによって、エア供給源20のエアをシリンダ10に元圧で送り込む場合と、エア供給源20のエアを精密レギュレータ22で適宜圧力に減圧調整したうえでシリンダ10に送り込む場合とが選択可能である。
図5には、本例のビス締め装置を用いて行うビス締めの制御フローを示している。図示のように、まず待機位置(図6参照)にあるチャック爪ブロック1にまでビス32を送り込み、左右のチャック爪4の保持溝14間にビス32を保持させる。このとき、シリンダ10には精密レギュレータ22を介して減圧調整したエアを送り込んでおき、所定の軽把持圧(0.15〜0.2MPa)でビス32を把持させる。この軽把持圧は、後述のロック圧のよりも低い圧力であり、例えばロック圧の40〜30%である。
そして、ビス32が所定位置にまで到達したことを適宜センサ等で確認した段階で、3ポートソレノイドバルブ21の上流側ポートを切り替え、シリンダ10に送り込むエアを元圧に切り替える。これにより、固定用の所定のロック圧(0.5MPa)にてビス32をチャック爪4間に固定する。ここでのチャック爪4の把持力調整は、所定時間内において確実に所定のロック圧に達するように行う。
次いで、ビス32をロックしたまま、チャック爪ブロック1を所定の締結位置にまで搬送する(図6中の搬送方向a参照)。そして、所定の締結位置にまで搬送したビス32に対して下方からビット33を押し当て、ビット33を回転させながら押し上げることで、ビス締め作業を行う。このビス締め作業を行う際には、3ポートソレノイドバルブ21の上流側ポートを再び切り替え、シリンダ10に送り込むエアを減圧調整したエアに切り替えておく。つまり、所定の軽把持圧(0.15〜0.2MPa)でビス32を把持した状態において、ビス締め作業を行う。ここでのチャック爪4の把持力調整についても、所定時間内において確実にロック圧から所定の軽把持圧にまで達するように行う。ビス締め完了後は、チャック爪ブロック1を待機位置にまで戻し、次のビス32が供給されるのを待つ。上記の制御フローを繰り返すことで、ビス締め作業を連続的に行うことができる。
上記構成のビス締め装置によれば、従来のようにバネ部材を備えることなく、段階に応じた適切な把持圧を制御しながら確実にビス締めを行うことができる。したがって、バネ部材が消耗してビス32の把持が不安定化するといった問題や、バネ部材の交換作業が必要になるといった問題が解消される。加えて、チャック爪ブロック1ごとに各段階の把持圧を適宜調節することが容易となる。
本発明の実施形態における一例のビス締め装置に備えるチャック爪ブロックの斜視図である。 同上のチャック爪ブロックの要部分解斜視図である。 同上のチャック爪ブロックの側面図である。 同上のチャック爪ブロックにエアを送り込むためのレギュレートエアー回路の説明図である。 同上のビス締め装置の制御フローである。 従来のビス締め装置全体を示す断面図である。 同上のビス締め装置の制御フローである。
符号の説明
1 チャック爪ブロック
2 シリンダ
3 制御手段
4 チャック爪
10 シリンダ
15 制御手段
32 ビス
33 ビット

Claims (2)

  1. チャック爪ブロックで把持したビスを所定の締結位置にまで搬送したうえで該ビスにビットを当ててビス締め作業を行うビス締め装置であって、チャック爪ブロックは、チャック爪とこれを軸支する保持部材とから成る爪駆動部を、左右一対備え、ピンを有するシリンダを各チャック爪に固定し、このシリンダのピンを保持部材に押し当ててチャック爪を回転させることで、チャック爪ブロック把持力を付与するものであり、シリンダを駆動制御する制御手段、ビスを把持したまま締結位置に搬送する際のチャック爪ブロックの把持圧がロック圧となり、ビスを把持させる際のチャック爪ブロックの把持圧が該ロック圧よりも低い軽把持圧となるように圧力調整するものであることを特徴とするビス締め装置。
  2. 上記制御手段は、ビス締め作業を行う際のチャック爪ブロックの把持力が該ロック圧よりも低い軽把持力となるように圧力調整するものであることを特徴とする請求項1に記載のビス締め装置。
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