JP4840063B2 - 多軸基材の製造方法 - Google Patents
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(A)繊維糸条をボビン群から横取解舒して、たて糸として引き揃えてたて糸シートの層を少なくとも1層形成するたて糸シート形成工程、
(B)繊維糸条をボビン群から横取解舒して、よこ糸として引き揃えてよこ糸シートの層を少なくとも1層形成するよこ糸シート形成工程、
(C)たて糸シートを、複数のたて糸に分割してそれぞれの配列位置を決め、それらを引き揃えて再度たて糸シートを形成するたて糸シート再形成工程、
(D)前記のたて糸シートの層と前記のよこ糸シートの層を、各層を構成するセンス糸条が交差するように積層して積層体を形成する積層工程
(E)前記の積層体の最上層に配置されているたて糸シートを、次の(F)の一体化工程で一体化する前にさらに開繊手段により開繊するたて糸シート開繊工程、
(F)前記の積層体を一体化手段により一体化し多軸基材とする一体化工程、
(G)一体化された多軸基材を、直径75〜400mmのコアに巻き取る巻取工程。
(A)繊維糸条をボビン群から横取解舒して、たて糸として引き揃えてたて糸シートの層を少なくとも1層形成するたて糸シート形成工程、
(B)繊維糸条をボビン群から横取解舒して、よこ糸として引き揃えてよこ糸シートの層を少なくとも1層形成するよこ糸シート形成工程、
(C)たて糸シートを、複数のたて糸に分割してそれぞれの配列位置を決め、それらを引き揃えて再度たて糸シートを形成するたて糸シート再形成工程、
(D)前記のたて糸シートの層と前記のよこ糸シートの層を、各層を構成する繊維糸条が交差するように積層して積層体を形成する積層工程
(E)前記の積層体の最上層に配置されているたて糸シートを、次の(F)の一体化工程で一体化する前にさらに開繊手段により開繊するたて糸シート開繊工程、
(F)前記の積層体を一体化手段により一体化し多軸基材とする一体化工程、
(G)一体化された多軸基材を、直径75〜400mmのコアに巻き取る巻取工程。
本工程では、たて糸クリールclに配置された繊維糸条を、巻回したボビンbb群から横取解舒して、それぞれのたて糸を引き揃えてたて糸シートs1の層を少なくとも1層形成する。たて糸クリールclに配置された繊維糸条を横取解舒し、たて糸群0を送り出す送出手段としては、例えば、一定速度で駆動する駆動ローラd1、d2にて、ボビン群bbから繊維糸条を解舒するものが挙げられる。駆動ローラd2は、解舒される繊維糸条の速度を更に安定させるために、ニップローラn1と組み合わせて用いてもよいし、たて糸群0の緩みを抑制するために、ダンサーローラなどの張力調整手段を組み合わせて用いてもよい。
本工程では、前記(A)のたて糸シート形成工程と同様の手段により、多軸基材0°方向と異なる角度、例えば、45°や90°によこ糸を配列させていけばよい。但し、(A)のたて糸シート工程では、多軸基材の全幅を構成するのに必要なボビンbb群がたて糸クリールclに配置されているが、本工程では多軸基材の全幅を構成するボビン数は必要なく、生産性を損なわないレベル、例えば、5〜50cm幅のよこ糸シート幅を構成するのに必要なボビン数を用意し、よこ糸シートs2、s3を形成すればよい。よこ糸シートs2、s3を並行に順次配列していけば、多軸基材saの全幅に渡る層を構成することができる。
本工程では、前記(A)のたて糸シート形成工程でたて糸シートs1に形成される繊維糸条を、複数のたて糸に分割してそれぞれの配列位置を決め、それらを引き揃えて再度たて糸シートs1を形成する。前記(A)のたて糸シート形成工程では、たて糸の状態やシート化前の部分たて糸シートの状態で、例えば、リードL0、L1、L3などの規制手段により分割していた。
本工程では、たて糸シートs1およびよこ糸シートs2、s3の層を交差積層して積層体を形成する。本工程でいう積層とは、図1および図2に示すように搬送されているたて糸シートやよこ糸シートs2、s3などに積層ローラct2を介して接触させながら積層する態様だけでなく、積層ローラct2を介さずに接触させない状態(浮かした状態)で搬送されているたて糸シートs1やよこ糸シートs2、s3などと同方向に搬送している態様も含まれる。
本工程では、積層体の最上層に配置されているたて糸シートs1を、後述(F)の一体化工程で一体化される前に開繊手段により開繊する。
本工程では、交差積層された各層を一体化手段stで一体化する。一体化手段stとしては、編組織を形成したステッチ糸条が積層体を一体に保持するものであることが好ましい。このようなステッチ糸条を用いると、安定かつ確実に積層体を一体に保持することができ、繊維糸条の配列角度などがずれる懸念がなく、取扱性にも優れる。ステッチ糸条は、安定して積層体を保持するために繊維糸条の配向角度に適した編組織を適宜選択することができる。例えば、ガイドバー1枚の場合は、鎖編、1/1トリコット編およびそれらの組み合わせなどが挙げられ、また、ガイドバー2枚の場合は、鎖編と挿入糸との組み合わせなど編組織を適用することができる。中でも、鎖編と挿入糸との組み合わせにすると、ステッチ糸条による繊維糸条の締め付けを相対的に緩くすることができ、繊維補強複合材料を成形する場合に用いられる樹脂の含浸性を高く発現することができる。更には、繊維糸条の屈曲を小さくすることもでき、特に圧縮強度や引張強度などの優れた力学特性を発現することができる。このような効果は、多軸基材が3層以上の積層体の場合、または、0°層を有するものである場合に特に高く発現される。
一体化された多軸基材saは、ニップローラn2を経て、巻取手段wdにより、多軸基材の巻物状物ptとして巻き取られる。すなわち、本工程では、一体化された多軸基材saが、直径が好適には75〜400mmのコアに巻き取られる。本発明で使用される多軸基材saを巻き取る、例えば、紙管や鉄管などのコアの好ましい直径は150〜320mmである。多層に積層された多軸基材saにおいては、直径が75mm未満のコアの場合、その内層と外層との間で周長差が発生し、内層で多軸基材saが弛むことに起因して、繊維糸条の屈曲やシワなどを誘発する場合がある。一方、直径が400mmを超えるコアでは、周長差の面では有利であるが、巻物自体が嵩張るため運搬コストが高くなるなど、不都合を生じる場合がある。
商品名:“トレカ”(登録商標)(東レ社製)、グレード:T700GC−12K、引張強度4,900MPa、引張弾性率235GPa、フィラメント数12,000本、トータル繊度800tex、ボビン上の糸条幅6mm、糸条厚み0.16mm、糸条幅/糸条厚み比38(扁平形態)、エポキシ樹脂を主成分とするサイジング剤を0.5重量%付着してなる扁平状の無撚炭素繊維糸条。
商品名:“テトロン”(登録商標)(東レ社製)、グレード:56T−24、フィラメント数24本、トータル繊度5.6texであるポリエステル繊維(PETマルチフィラメント)糸条。
配向角度[+90°/0°]で2層が積層され、かつ、各層の目付が120g/m2/層である幅125cmの多軸基材Aを作製した。以下、各工程について詳細を記載する。
たて糸クリールに188本配置された無撚炭素繊維糸条を、0.5m/minの速度で横取解舒した。横取解舒においては、別途設けたたて糸との接触角度が120°の駆動ローラd1で引き出した。また、送出ローラよりもクリール側に配置している自由回転ローラr0、r2のたて糸の接触角度はいずれも最大で80°とした。無撚炭素繊維糸条を、糸条幅を同一に規制しながら125cm幅のたて糸シートを形成した。規制手段として、3つのリードL0、L1、L3に無撚炭素繊維糸条を通過させる手段を用いた。その際、クリール側のリードL0の筬羽間の幅は、巻取側リードL1の105%とし、巻取側リードL1とL3との幅は同一とした。また、コンタクトローラct2の直前には巻取側リードL2を配置した。
よこ糸クリールに18本配置された無撚炭素繊維糸条を、別途設けた駆動ローラで引出しながら、実質的に一定速度で横取解舒した。各ボビンには、自重でボビン径の変化に追従できる機構を有するコンタクトローラを接触させつつ解舒した。よこ糸シートの積層では間欠的によこ糸シートが積層されるため、ボビン群からは実質的に一定速度で横取解舒されるように、よこ糸クリールとよこ糸シート挿入手段との間にダンサーローラを配置した。無撚炭素繊維糸条のそれぞれを、ボビン上の糸条幅よりも大きい9mmの糸条幅に開繊しながら引き揃えた。開繊手段として、隣り合う無撚炭素繊維糸条同士を交互に異なるローラにそれぞれ通過させる手段を用いた。各ローラは200℃の範囲の雰囲気下に配置した。開繊された無撚炭素繊維糸条を、糸条幅を同一に規制しながら10cm幅のよこ糸シートを形成した。規制手段として、1つのリードに無撚炭素繊維糸条を通過させる手段を用いた。その際、リードはよこ糸シート挿入手段の直前とした。
たて糸シートを形成している無撚炭素繊維糸条を、それぞれの無撚炭素繊維糸条に分割して配列位置を決め、それらを引き揃えて再度たて糸シートを形成した。分割した無撚炭素繊維糸条の配置位置を決める規制手段として、2つのリードL2、L4と、孔あきガイド板L5とに炭素繊維糸条を通過させる手段を用いた。その際、リードL2、L4、L5とで規制する無撚炭素繊維糸条の位置は同一になるように配置した。
形成されたよこ糸シートを、よこ糸シート挿入手段により挿入した。よこ糸シート挿入手段として、2つのクランプ、すなわち、よこ糸シートの一方を把持して搬送手段の上方に配置するクランプ、および、積層体の上方に配置されたよこ糸シートのもう一方を把持するクランプを用い、両クランプがそのまま下方に移動して挿入する手段を用いた。挿入されたよこ糸シートは、搬送手段で搬送されはじめると同時に切断した。ここで搬送手段として、基材全幅の90%の幅を有するベルトコンベアで0.5m/minの速度で搬送した。積層体には自重で撓む現象は見られなかった。
最上層に配置されているたて糸シートを構成している複数のたて糸に分割してそれぞれの配列位置を穴あきガイドL5で決めて、それらを引き揃えて再度たて糸シートを形成して、3本の固定ローラr11、r12、r13、r12の接触角度75°の開繊手段sp2を通過させた。
交差積層された2層の積層体を、5ゲージ(2.0コース/cm)、ループ距離3.8mm(2.6ウェール/cm)になるように、1回のステッチにて一体化した。編組織は、ガイドバー2枚を用いて、鎖編と2×1ラップ挿入糸との組み合わせ、鎖編のステッチ糸条の供給量は3,700mm/ラック(480コース)とした。
一体化した多軸基材を、表面駆動の巻取手段にて直径が300mmの紙管に3m巻き取った。
配向角度[0°/+90°/0°]で3層が積層され、(A)のたて糸シート形成工程で、無撚炭素繊維糸条のそれぞれを、ボビン上の糸条幅よりも大きい糸条幅(9mm)に開繊しながら引き揃えた。開繊手段として、その軸方向に揺動するローラr1(自由回転し、その表面には軸方向と平行に複数のスリットが彫刻されているもの)、揺動しない非揺動のローラr0、r2(梨地加工された円形の自由回転ローラ)に、隣り合う炭素繊維糸条同士を交互に異なるローラr1、r1’にそれぞれ通過させる手段を用いた。ローラr1、r1’、r0、r2群などは150℃の範囲の雰囲気下に配置した点、(D)の積層工程で、ダイレクトに積層ローラct2(積層体とのクリアランス距離=1mm)を介してよこ糸シートに接触させながらたて糸シートを挿入した点、(F)の一体化工程で、最上層に配置されているたて糸シートが接触を開始するポイントにステッチコームにステンレス製の面状体のカバーfcを取り付け、ステッチコームとの接触によるたて糸の目曲がりを防止した点、および(G)の巻取工程で、直径が80mmの紙管を用いた点以外は、実施例1と同様にして多軸基材を得た。
(C)のたて糸シート再形成工程を経ずに配列位置を規制しなかった点、(E)のたて糸シート開繊工程を経ずに開繊手段sp2を通過させなかった点、開繊しなかった点以外は、実施例1と同様にして多軸基材を得た。得られた多軸基材のステッチ糸を解いて分解して観察した結果、たて糸の各々の糸長および糸条幅がばらついており一部に局所的な屈曲が観察された。更に、各層において2mmを超える繊維糸条間の隙間(ギャップ)が散見され、隙間の頻度は2個/m2であった。
(A)のたて糸解舒工程で、予め188本を整経したビームを用いた点、(B)のよこ糸シート形成工程で、よこ糸をコンタクトローラおよびダンサーローラを使用せずに、間欠的に横取解舒した点、(C)のたて糸シート再形成工程を経ずに配列位置を規制しなかった点、(D)の積層工程で、挿入されたよこ糸シートを切断せずに、多軸基材の端部で折り返しながら挿入した点、搬送手段としてベルトコンベアを用いず端部のみを把持して搬送した点、(E)のたて糸シート開繊工程を経ずにたて糸シートを開繊手段sp2に通過させなかった点、(F)の一体化工程で、たて糸シートが接触を開始するポイントにステッチコームにステンレス製の面状体のカバーfcを取り付けなかった点、および(G)の巻取工程で、直径が70mmの紙管を用いた点以外は、実施例1と同様にして多軸基材を得た。
1:シート化前の部分たて糸シート
L0、L1、L2、L3、L4:リード
L5:孔あきガイド板
bb:ボビン
bc:搬送手段
cl:たて糸クリール
ct1:コンタクトローラ
ct2:積層ローラ
d1、d2:駆動ローラ
n1、n2:ニップローラ
pt:巻物状物
r0、r1、r1’、r2:ローラ
r11、r12、r13:固定ローラ
s1:たて糸シート
s2、s3:よこ糸シート
sa:多軸基材
sp1:予備開繊手段
sp2:開繊手段
st:一体化手段
sc:ステッチコーム
fc:面状体のカバー
wa1:たて糸シート挿入手段
wd:巻取手段
we1、we2:よこ糸シート挿入手段
Claims (9)
- 多数本の繊維糸条が並行にシート状に配列されて層を構成し、該層の少なくとも2層以上が層を構成する繊維糸条が交差するように積層されて積層体を構成し、該積層体の最上層にたて糸シートが配置されて一体化されてなる多軸基材の製造方法において、下記の(A)〜(C)の工程を経た後に、下記の(D)〜(G)の工程を順に経ることを特徴とする多軸基材の製造方法。
(A)繊維糸条をボビン群から横取解舒して、たて糸として引き揃えてたて糸シートの層を少なくとも1層形成するたて糸シート形成工程、
(B)繊維糸条をボビン群から横取解舒して、よこ糸として引き揃えてよこ糸シートの層を少なくとも1層形成するよこ糸シート形成工程、
(C)前記のたて糸シートを、複数のたて糸に分割してそれぞれの配列位置を決め、それらを引き揃えて再度たて糸シートを形成するたて糸シート再形成工程、
(D)前記のたて糸シートの層と前記のよこ糸シートの層を、各層を構成する繊維糸条が交差するように積層して積層体を形成する積層工程、
(E)前記の積層体の最上層に配置されているたて糸シートを、次の(F)の一体化工程で一体化する前に、さらに開繊手段により開繊するたて糸シート開繊工程、
(F)前記の積層体を一体化手段により一体化し多軸基材とする一体化工程、
(G)一体化された多軸基材を、直径75〜400mmのコアに巻き取る巻取工程。 - (A)のたて糸シート形成工程において、たて糸シートを形成する際に、予備開繊手段によりたて糸シートを開繊することを特徴とする請求項1記載の多軸基材の製造方法。
- (A)のたて糸シート形成工程および(E)のたて糸シート開繊工程において、予備開繊手段および/または開繊手段が複数のローラで構成されるローラ群を通過させることを特徴とする請求項2記載の多軸基材の製造方法。
- (A)のたて糸シート形成工程において、ローラ群が、その軸方向に揺動している揺動ローラと揺動していない非揺動ローラとの組み合わせで構成されていることを特徴とする請求項3記載の多軸基材の製造方法。
- (A)のたて糸シート形成工程、(C)のたて糸シート再形成工程および(E)のたて糸シート開繊工程において、たて糸の配列位置を決める手段が、所定の寸法の溝を設けた溝付ローラ、穴が空いた板、筬もしくはそれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の多軸基材の製造方法。
- (A)のたて糸シート形成工程および(C)のたて糸シート再形成工程において、たて糸が接触角度90°以上で接触するローラ全ての直前でたて糸の位置をガイドで規制することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の多軸基材の製造方法。
- (F)の一体化工程において、一体化手段がステッチ糸条で一体化するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の多軸基材の製造方法。
- ステッチ糸条で一体化するステッチ手段において、ステッチコームが多軸基材の全幅に渡って面状体のカバーを有することを特徴とする請求項7記載の多軸基材の製造方法。
- (F)の一体化工程において、一体化手段が積層体の層間および表面に配置された樹脂材料で一体化するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の多軸基材の製造方法。
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