JP4838765B2 - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図1はこの発明を実施するための第1の実施形態における太陽電池モジュールの製造方法を示す断面図、図2はこの発明を実施するための第1の実施形態における太陽電池モジュールの他の製造方法を示す断面図、図3(a)はこの発明を実施するための第1の実施形態における他の太陽電池モジュールを示す断面図、図3(b)はこの発明を実施するための第1の実施形態におけるさらに他の太陽電池モジュールを示す断面図である。
太陽電池素子1は第1の支持体3上に形成され、第1の支持体3に対向して透明性を有する第2の支持体4を配置し、第1の接着層5を介して太陽電池素子1を第1の支持体3と第2の支持体4とで挟持している。
・ウレタン樹脂:1〜5重量%
・シランカップリング剤:1〜5重量%
・エチルアルコール:1〜5重量%
・水
特に、ウレタン樹脂が1重量%未満の場合には、接着剤の接着機能が低下し、ウレタン樹脂が5重量%より多い場合には、接着剤の粘性が高く、第2の支持体4上に薄く均一に塗付することが難しくなる。
シランカップリング剤が1重量%未満の場合には、接着性が低下し、またシランカップリング剤が5重量%より多い場合には、粘着性が増加し取扱性が低下することとなる。
水は、接着剤の大半を占める成分であり、必要に応じて、接着剤中のウレタン樹脂の分散性、第2の支持体4への濡れ性などを改善するため各種の添加剤を添加することも可能である。
第2の支持体4の表面に付着された第2の接着層6は、水分を含む樹脂材料と接触した際に、接着性を発現させることが可能となる。
また、FRP板2の表面に被覆したコーティング剤の上に、酸化チタンなどの不揮発性である無機物の層を介して、光エネルギーを吸収し、光を吸収しない別の物質に化学反応を起こさせる光触媒シートを配設することが好ましい。
図4(a)は一方の面に太陽電池素子が形成され他方の面にアルミニウムが蒸着されている第1の支持体を示す断面図、図4(b)はこの発明を実施するための第2の実施形態における太陽電池モジュールを示す断面図、図5(a)は接着剤付きアルミシートを示す断面図、図5(b)はこの発明を実施するための第2の実施形態における他の太陽電池モジュールを示す断面図である。図4及び図5において、図1乃至図3と同じ符号は、同一または相当部分を示し、その説明を省略する。
このアルミニウム層8を有する第1の支持体4を用いて、図1に示す前述した太陽電池モジュール100の製造方法と同様に、受光面側である第2の支持体4に第2の接着層6を介してFRP板2を接合させることで、FRP板2の樹脂と第2の支持体4とを強固に接合することが可能となり、図4(b)に示すように、太陽電池素子1に対して非受光面側にアルミニウム層8を有する太陽電池モジュール100が完成する。
ここで、アルミシート20は、第3の支持体21の両面にアルミニウムを蒸着したアルミニウム層8を有している。
このように、接着剤付きアルミシート20を用いることで、太陽電池素子1に対して非受光面側にアルミニウム層8を備えていない太陽電池モジュール100に対して、容易にアルミニウム層8を配設させることができる。
図6(a)はこの発明を実施するための第3の実施形態における太陽電池モジュールを示す平面図、図6(b)は図6(a)に示す太陽電池モジュールの矢視A−A線の断面図、図7はこの発明を実施するための第3の実施形態における太陽電池モジュールの他の製造方法を示す断面図である。図6及び図7において、図1乃至図5と同じ符号は、同一または相当部分を示し、その説明を省略する。
次に、アルミシート20の両面にウレタン樹脂、シランカップリング剤、エチルアルコール、残りが水で構成された接着剤を塗布し、乾燥させ、接着剤付きアルミシート20を作成した。
次に、ガラス繊維に、水分を含有するポリエステル樹脂を含浸させFRP層を形成した。
FRP層の含浸させた樹脂が固化する前に、接着剤付きアルミシート20を貼り付け、成形品を得た。
FRP層が完全に固化した後、再度、同じ水分を含有するポリエステル樹脂をFRP層の表面に塗布し、接着剤付きアルミシート20を貼り付け、成形品を得た。
実施例1のものに、接着剤付きアルミシート20の表面にガラス繊維を配置し、同じ水分を含有するポリエステル樹脂を配置した繊維に含浸させ、他のFRP層を形成した。結果として、FRP層間に接着剤付きアルミシート20を配置する成形品を得た。
実施例1乃至実施例3に係る成形品を調べたところ、アルミシート20がFRP層に良好に接合されていることを確認した。
このように、太陽電池素子シートは、二枚のFRP板2で挟持して加工した場合であっても、発電効率にあまり影響がないことを確認できた。
2 FRP板
2a FRP
3 第1の支持体
4 第2の支持体
5 第1の接着層
6 第2の接着層
7 樹脂層
8 アルミニウム層
9 第3の接着層
20 アルミシート
100 太陽電池モジュール
200 金型
Claims (4)
- 太陽電池素子が形成された第1の支持体と、当該第1の支持体に対向し前記太陽電池素子を挟持する第2の支持体と、を備えた太陽電池モジュールにおいて、
前記第1の支持体及び/又は第2の支持体とFRP板とを接着層を介して接合させ、当該接着層が、少なくともウレタン樹脂、シランカップリング剤及びエチルアルコールを含有することを特徴とする太陽電池モジュール。 - 前記請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
前記第1の支持体は、一方の面に前記太陽電池素子が形成され、他方の面にアルミニウムが蒸着されていることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 太陽電池素子が形成された第1の支持体と、当該第1の支持体に対向し前記太陽電池素子を挟持する第2の支持体と、を備えた太陽電池モジュールの製造方法において、
少なくともウレタン樹脂、シランカップリング剤、エチルアルコール及び水分を含有する接着剤を塗布し乾燥させた接着層を有する前記第1の支持体及び/又は第2の支持体と、水分を含有するFRPを用いて成型するFRP板とを、当該FRPの樹脂が固化する前に前記接着層を介して当接させることを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。 - 太陽電池素子が形成された第1の支持体と、当該第1の支持体に対向し前記太陽電池素子を挟持する第2の支持体と、を備えた太陽電池モジュールの製造方法において、
少なくともウレタン樹脂、シランカップリング剤、エチルアルコール及び水分を含有する接着剤を塗布し乾燥させた接着層を有する前記第1の支持体及び/又は第2の支持体と、水分を含有する樹脂を塗布した樹脂層を有する固化したFRP板とを、当該樹脂層が固化する前に前記接着層及び樹脂層を介して当接させることを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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