JP4837931B2 - 検査装置及び検査方法 - Google Patents
検査装置及び検査方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4837931B2 JP4837931B2 JP2005060857A JP2005060857A JP4837931B2 JP 4837931 B2 JP4837931 B2 JP 4837931B2 JP 2005060857 A JP2005060857 A JP 2005060857A JP 2005060857 A JP2005060857 A JP 2005060857A JP 4837931 B2 JP4837931 B2 JP 4837931B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- cam surface
- defect
- depth
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
この検査装置では、カム面に巣或いは黒皮残りといった欠陥があると、カメラの光学系の受光量変化から不良品と判定できるものとしている。
軸に担持され該軸と一体回転する回転体として形成された検査対象としてのカムにおける回転方向周表面であるカム面を検査する検査装置において、
前記軸を回転可能に支持する支持部と、
前記カム面における深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得する情報取得部を有し、前記カムに対して水平方向であって該カムの回転軸線に対して直交する方向である第1方向および前記回転軸線と前記第1方向とに直交する方向である第2方向に前記情報取得部を移動可能である情報取得手段と、
該情報取得手段により取得された前記表面3次元情報に基づき、前記カム面に欠陥があるか否かを判定する欠陥判定手段と
前記情報取得部を前記第1方向に移動することにより前記情報取得部とカム面との距離を常に一定に保持するとともに、前記第2方向に移動することにより前記情報取得部が前記カム面に対して常に垂直となるよう前記情報取得部を駆動する駆動手段と、
を備えることである。
前記情報取得手段は、前記カムが回転することで前記カム面全周の前記表面3次元情報を取得する手段であることである。
前記情報取得手段は、前記深さ方向の情報として前記カム面に形成された凹部の深さ寸法を取得する手段であることである。
前記情報取得手段は、前記カム面の磁界の変化を検出することにより、前記深さ寸法を取得する手段であることである。
前記欠陥判定手段は、前記深さ寸法が所定値以下の場合には、前記カム面に欠陥がないと判定する手段であることである。
前記凹部の面積を算出する面積算出手段を有し、
前記欠陥判定手段は、該面積算出手段により算出された前記凹部の面積の値が第一の範囲以外の時に、前記カム面に欠陥があると判定する手段であることである。
前記凹部の回転方向最大寸法を算出する回転方向寸法算出手段を有し、前記欠陥判定手段は、該回転方向寸法算出手段により算出された前記回転方向最大寸法の値が第二の範囲以外の時に、前記カム面に欠陥があると判定する手段であることである。
前記凹部の回転方向に対して所定の角度傾斜した方向の最大寸法を算出する傾斜方向寸法算出手段を有し、前記欠陥判定手段は、該傾斜方向寸法算出手段により算出された前記回転方向に対して所定の角度傾斜した方向の最大寸法の値が第三の範囲以外の時に、前記カム面に欠陥があると判定する手段であることである。
前記表面3次元情報を画像処理する画像処理手段と、該画像処理された該表面3次元情報を表示する表示手段とを備えることである。
前記画像処理手段は、前記凹部の深さの度合いに応じて色調を変える画像処理を行い、前記表示手段は、前記凹部の深さの度合いに応じて色調が変えられた前記表面3次元情報を表示する手段であることである。
前記表示手段は、前記欠陥判定手段による判定結果を表示する手段であることである。
前記カムは、回転軸方向に同形状同位相の第二カムを備え、
前記情報取得手段は、前記カム面と前記第二カムにおける回転方向周表面である第二カム面の前記表面3次元情報を同時に取得可能な手段であり、
前記欠陥判定手段は、前記カム面と前記第二カム面とに欠陥があるか否かを同時に判定可能な手段であることである。
軸に担持され該軸と一体回転する回転体として形成された検査対象としてのカムにおける回転方向周表面であるカム面を検査する検査方法において、
(a)前記カム面の深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得する情報取得部を、前記カムに対して水平方向であって該カムの回転軸線に対して直交する方向である第1方向に移動することにより前記カム面との距離を常に一定に保持するとともに、前記回転軸線と前記第1方向とに直交する方向である第2方向に移動することにより、前記カム面に対して常に垂直となるようにし、
(b)前記カム面の深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得し、
(c)取得した前記表面3次元情報に基づいて、前記カム面に形成された凹部の面積と、該凹部の長さ寸法の少なくとも一つを算出し、
(d)前記深さ方向の情報としての前記凹部の深さが所定値以下の場合、または前記凹部の面積および前記凹部の長さ寸法が第二所定値以下の場合には、前記カム面に欠陥がないと判定し、該凹部の深さが所定値より大きく、且つ、前記凹部の面積と前記凹部の長さ寸法の少なくとも一つが第二所定値よりも大きい場合には、前記カム面に欠陥があると判定することである。
前記軸を回転可能に支持する支持部と、
前記カム面における深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得する情報取得部を有し、前記カムに対して水平方向であって該カムの回転軸線に対して直交する方向である第1方向および前記回転軸線と前記第1方向とに直交する方向である第2方向に前記情報取得部を移動可能である情報取得手段と、
該情報取得手段により取得された前記表面3次元情報に基づき、前記カム面に欠陥があるか否かを判定する欠陥判定手段と
前記情報取得部を前記第1方向に移動することにより前記情報取得部とカム面との距離を常に一定に保持するとともに、前記第2方向に移動することにより前記情報取得部が前記カム面に対して常に垂直となるよう前記情報取得部を駆動する駆動手段と、
を備えることにより、カム面の表面3次元情報を取得し、この表面3次元情報に基づいてカム面に欠陥があるか否かの判定を行うものであるから、正確な検査結果が得られ、検査の信頼性が向上するものとなる。
また、欠陥の有無の判定を自動化することができるものとなる。
また、カムの回転位置によって情報取得の状況に差異が生じることがなく、カム面の表面3次元情報を精度よく取得することができるものとなる。
前記情報取得手段は、前記カム面と前記第二カムにおける回転方向周表面である第二カム面の前記表面3次元情報を同時に取得可能な手段であり、
前記欠陥判定手段は、前記カム面と前記第二カム面とに欠陥があるか否かを同時に判定可能な手段であることにより、同一形状同位相に形成されたカム面と第二カム面の欠陥の有無を同時に判定することができるものとなり、検査の高速化が図れるものとなる。
(a)前記カム面の深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得する情報取得部を、前記カムに対して水平方向であって該カムの回転軸線に対して直交する方向である第1方向に移動することにより前記カム面との距離を常に一定に保持するとともに、前記回転軸線と前記第1方向とに直交する方向である第2方向に移動することにより、前記カム面に対して常に垂直となるようにし、
(b)前記カム面の深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得し、
(c)取得した前記表面3次元情報に基づいて、前記カム面に形成された凹部の面積と、該凹部の長さ寸法の少なくとも一つを算出し、
(d)前記深さ方向の情報としての前記凹部の深さが所定値以下の場合、または前記凹部の面積および前記凹部の長さ寸法が第二所定値以下の場合には、前記カム面に欠陥がないと判定し、該凹部の深さが所定値より大きく、且つ、前記凹部の面積と前記凹部の長さ寸法の少なくとも一つが第二所定値よりも大きい場合には、前記カム面に欠陥があると判定するものであるため、正確な検査結果が得られ、検査の信頼性が向上するものとなる。
図1は、本実施例の検査装置の一例であるカムシャフトのカム面の表面状態を検査するカム面検査装置の正面概略構成図であり、図2は、図1の側面構成図であり、また図3は、主要部の配置構成を示す平面図である。
図において、検査装置1は、機台2上に、チャック3を備えたカムシャフト押え4と、カムシャフト押え4と対向状に固定軸5が配置されて、チャック3と固定軸5間でカムシャフト6を回転可能に支持することができるように構成されており、カムシャフト6には、幅14mmの同一位相のカム7,7が隣り合って配置されている。
また、カムシャフト押え4には、θ軸回転モータ10が備えられており、θ軸回転モータ10を介してカムシャフト6を回転させることができるように構成されている。
また、スライドベース13上には、所定間隔をおいてカム面の表面状態を測定するためのカム面測定機構14,14,14が配設されており、スライドベース13は、X軸移動モータ24によりX軸スライド15を介してX軸方向に移動できるように構成されている。
図4に示すように、センサヘッド19には、カム7のカム面の表面状態としてカム7における表面の深さ方向寸法を検出できるセンサ19aがカム7側に配置されている。
センサ19aは、図5に示すように、実施例では、1.3mm×1.3mmのハウジング19bの略中央に0.1mm×0.1mmのホール素子19cを貼り付けたものを、0.1mm間隔で横一列に10個配置するものとした。
したがって、カムシャフト6が1回転するごとに、カム7の表面の深さ方向寸法をカム7の周方向の線データとして10個(1.4mm間隔)取得することができる。
本実施例のようにカム7が幅14mmで形成されている場合には、センサヘッド19をカム7の幅方向(X軸方向)に0.1mmずつ13回移動、即ち、カムシャフト6を14回転させることでカム7の表面の深さ方向寸法を面データとして取得することができる。
このようにデータを重複して取得することで、より正確な面データを取得することができる。
このY軸倣い機構21は、カム7に当接して、カムシャフト6の回転と共にカム7が回転されたときに、カム7に押されてY軸スライドベース20を介してY軸方向へ移動できるように構成されており、これにより、センサ19aとカム面との距離を常に一定に保持可能に構成されている。Y軸倣い機構21は、実施例では、円柱状のローラー21aで構成するものとした。
図7に示すような凹形状を有するカム7について正確に倣うことができるようにする場合には、図8に示すように、Y軸倣い機構21とセンサヘッド19とをベース25に一体的に固定し、この一体的に固定した構造体26がY軸スライドベース20を介してY軸方向へ移動できるように構成すれば良い。
このように配置すれば、同一形状同位相に形成されたカム7,7の欠陥の有無や形状の違いを同時に判定することができ、高速化が図れるものとなる。
制御装置22からは、X軸移動モータ24,Z軸上下駆動モータ16,θ軸回転モータ10への駆動制御信号やチャック3,シリンダ11への駆動制御信号、表示器23への画像表示信号などが出力されている。
図13は、実施例の制御装置22により実行されるカム面7aの表面深さ寸法測定処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、カム面7aの表面状態を測定するためにカムシャフト6の回転が開始されたときに所定時間ごとに繰り返し実行される。
カム回転数Nが値14でないときには、カム回転角θが360°であるか否かの判定を行なう(ステップS22)。カム回転角θが360°でないと判定されたときには、センサヘッド19のZ軸方向移動位置として座標Zsを設定し(ステップS23)、センサヘッド19の位置が座標Zsとなるようモータを制御する(ステップS24)。
また、実施例では、ホール素子19cの大きさ(0.1mm×0.1mm)に合わせて座標Xsを値0.1だけインクリメントするものとしたが、ホール素子19cの大きさや必要とされる測定精度に合わせて座標Xsをインクリメントする値は変更しても良い。
欠陥判定処理が実行されると、制御装置のCPUは、先ず、カム面データを読込み(ステップS30)、読み込んだカム面データにおいてカム7の表面深さ方向寸法Dが閾値Dref以上(例えば、1mm以上)である部分を探査し(ステップS31)、カム7の表面深さ方向寸法Dが閾値Dref以上である部分があるか否かの判定を行なう処理を実行する(ステップS32)。ここで、閾値Drefは、カム7の表面欠陥として管理される表面深さ方向寸法値として設定されるものであり、カム7の使用用途等により定められる。
カム7の表面深さ方向寸法Dが閾値Dref以上である部分があるか否かの判定は、例えば、カム面データに閾値Dref以上に該当する階調があるか否かを判定することで行なうことができ、実施例では、閾値Dref以上の箇所の階調を全て値256に、閾値Dref未満の箇所の階調を全て値0に置き換える、周知の画像処理で行なわれる所謂フィルター処理を行い、階調が値256の箇所があるか否かを判定することで行なうものとした。
したがって、面積S,最大長さLcおよび最大長さLrと閾値Sref,閾値Lcrefおよび閾値Lrrefとの比較は、面積Sが閾値Sref以上であるときや長さLcが閾値Lcref以上であるとき、あるいは、長さLrが閾値Lrref以上であるときには、カム7の表面に欠陥があることを意味し、面積Sが閾値Spef未満で最大長さLcが閾値Lcref未満、かつ、最大長さLrが閾値Lrref未満であるときには、カム7の表面に欠陥がないことを意味する。
それぞれが別の欠陥であるか否かの判断は、例えば、階調として値256が付与されたピクセルP(図中の黒色部分)が繋がっているか否かを判断することで行なうことができる。即ち、階調として値256が付与されたピクセルPの周りの8つのピクセルPの何れかに値256が付与されたピクセルPがあれば、値256が付与されたピクセルPが繋がっているものとして別の欠陥ではないと判断し、周りの8つのピクセルPの何れにも値256が付与されたピクセルPがなければ、値256が付与されたピクセルPは繋がっていないものとして別の欠陥として判断する。
しかも、Y軸倣いポスト21によりセンサ19aとカム7の検査面との距離を常に一定に保持するとともに、Z軸上下駆動モータ16によりセンサヘッド19をZ軸方向に移動することでセンサ19aをカム面に対して常に垂直となるように構成したから、カム面の表面深さ方向寸法Dをより正確に測定することができる。
また、欠陥があるか無いかを表示器23に表示するものとしたから、作業者が判定結果を確認できる。
また、磁界の変化を検出するものに限定されるものではなく、カム7の表面深さ方向寸法Dを測定できれば、例えば、レーザー等を使用したものであっても構わない。
この場合、カム面検査装置の変形例の一例を示す図18のように、検査するカム7,7と同一形状同一位相に形成されたカム7,7を有するカムシャフト6(マスターワークでも可)を、検査するカム7,7が形成されたカムシャフト6に平行に配置し、検査するカム7,7側にセンサヘッド19を、平行配置されたカムシャフト6(マスターワーク)側にY軸倣い機構21を配置すれば良い。
この場合、図13に例示する表面深さ寸法測定処理に代えて、図19に例示する表面深さ寸法測定処理が実行される。
図19の表面深さ寸法測定処理では、センサヘッド19のZ軸方向移動位置として座標Zsに加えて、センサヘッド19のY軸方向移動位置としての座標Ysを設定し(ステップS43)、センサヘッド19の位置が座標Xs,座標Ys,座標Zsとなるようモータを制御する処理を行なう(ステップS44)。
Y軸方向移動位置としての座標YsおよびZ軸方向移動位置としての座標Zsの設定は、例えば、カム7の回転角θとY軸座標およびZ軸座標との関係を予め求めて移動位置設定マップとしてROMに記憶しておき、カム7の回転角θが与えられたときに移動位置設定マップから対応するY軸座標およびZ軸座標を設定すれば良い。
この場合、図20に例示する測定前設定処理が実行される。この処理は、カム面7aの表面状態を測定する前、即ち、図13の表面深さ寸法測定処理が実行される前に実行される。
カム回転処理では、図21に示すように、制御装置のCPUは、フラグf1を読み込む処理を実行し(ステップS200)、フラグf1が値1であるか否かを判定する(ステップS202)。ここで、フラグf1は、後に詳細を説明するデータ格納処理において、カム回転角θおよびセンサ19aのZ軸移動位置としての座標Zsが記憶エリアに格納されたか否かを示すものであり、カム回転角θおよび座標Zsが記憶エリアに格納された場合には値1が、格納されていない場合には値0が設定される。
センサヘッド移動処理では、図22に示すように、制御装置のCPUは、フラグf2を読み込み(ステップS300)、フラグf2が値1であるか否かを判定する処理を実行する(ステップS302)。ここで、フラグf2は、センサヘッド19のZ軸方向移動位置としての座標Zsが上限値Zmaxに到達したか否かを示すものであり、座標Zsが上限値Zmaxに到達したときにはフラグf2が値1に設定され、到達していないときにはフラグf2が値0に設定されるものである。
データ格納処理では、図23に示すように、制御装置のCPUは、カム回転角θ,センサヘッド19のZ軸方向移動位置としての座標Zs,座標Zsにおけるホール電圧Ehを読み込む処理を実行する(ステップS400)。次に、読み込んだホール電圧Ehと前回記憶したホール電圧Eh*とを比較し(ステップS402)、今回読み込んだホール電圧Ehの値が前回記憶したホール電圧Eh*の値より大きいか否かの判定を行なう(ステップS404)。
2 機台
3 チャック
4 カムシャフト押え
5 固定軸
6 カムシャフト
7 カム
7a カム面
8 カム押さえシリンダ
9 カム押さえスライド
10 θ軸回転モータ
11 シリンダ
12 スライド
13 スライドベース
14 カム面測定機構
15 X軸スライド
16 Z軸上下駆動モータ
17 ボールネジ
18 Z軸スライド
19 センサヘッド
19a センサ
19c ホール素子
20 Y軸スライドベース
21 Y軸倣い機構
21a ローラー
21b 球体
21c 平板
22 制御装置
23 表示器
24 X軸移動モータ
25 ベース
Claims (13)
- 軸に担持され該軸と一体回転する回転体として形成された検査対象としてのカムにおける回転方向周表面であるカム面を検査する検査装置において、
前記軸を回転可能に支持する支持部と、
前記カム面における深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得する情報取得部を有し、前記カムに対して水平方向であって該カムの回転軸線に対して直交する方向である第1方向および前記回転軸線と前記第1方向とに直交する方向である第2方向に前記情報取得部を移動可能である情報取得手段と、
該情報取得手段により取得された前記表面3次元情報に基づき、前記カム面に欠陥があるか否かを判定する欠陥判定手段と
前記情報取得部を前記第1方向に移動することにより前記情報取得部とカム面との距離を常に一定に保持するとともに、前記第2方向に移動することにより前記情報取得部が前記カム面に対して常に垂直となるよう前記情報取得部を駆動する駆動手段と、
を備える検査装置。 - 前記情報取得手段は、前記カムが回転することで前記カム面全周の前記表面3次元情報を取得する手段である請求項1に記載の検査装置。
- 前記情報取得手段は、前記深さ方向の情報として前記カム面に形成された凹部の深さ寸法を取得する手段である請求項1または2に記載の検査装置。
- 前記情報取得手段は、前記カム面の磁界の変化を検出することにより、前記深さ寸法を取得する手段である請求項3に記載の検査装置。
- 前記欠陥判定手段は、前記深さ寸法が所定値以下の場合には、前記カム面に欠陥がないと判定する手段である請求項3または請求項4に記載の検査手段。
- 前記凹部の面積を算出する面積算出手段を有し、
前記欠陥判定手段は、該面積算出手段により算出された前記凹部の面積の値が第一の範囲以外の時に、前記カム面に欠陥があると判定する手段である請求項3乃至請求項5何れかに記載の検査装置。 - 前記凹部の回転方向最大寸法を算出する回転方向寸法算出手段を有し、前記欠陥判定手段は、該回転方向寸法算出手段により算出された前記回転方向最大寸法の値が第二の範囲以外の時に、前記カム面に欠陥があると判定する手段である請求項3乃至請求項6何れかに記載の検査装置。
- 前記凹部の回転方向に対して所定の角度傾斜した方向の最大寸法を算出する傾斜方向寸法算出手段を有し、前記欠陥判定手段は、該傾斜方向寸法算出手段により算出された前記回転方向に対して所定の角度傾斜した方向の最大寸法の値が第三の範囲以外の時に、前記カム面に欠陥があると判定する手段である請求項3乃至請求項7何れかに記載の検査装置。
- 前記表面3次元情報を画像処理する画像処理手段と、該画像処理された該表面3次元情報を表示する表示手段とを備える請求項1乃至請求項8何れかに記載の検査装置。
- 前記画像処理手段は、前記凹部の深さの度合いに応じて色調を変える画像処理を行い、前記表示手段は、前記凹部の深さの度合いに応じて色調が変えられた前記表面3次元情報を表示する手段である請求項3乃至請求項8に係る請求項9に記載の検査装置。
- 前記表示手段は、前記欠陥判定手段による判定結果を表示する手段である請求項9または請求項10に記載の検査装置。
- 前記カムは、回転軸方向に同形状同位相の第二カムを備え、
前記情報取得手段は、前記カム面と前記第二カムにおける回転方向周表面である第二カム面の前記表面3次元情報を同時に取得可能な手段であり、
前記欠陥判定手段は、前記カム面と前記第二カム面とに欠陥があるか否かを同時に判定可能な手段である請求項1乃至請求項11何れかに記載の検査装置。 - 軸に担持され該軸と一体回転する回転体として形成された検査対象としてのカムにおける回転方向周表面であるカム面を検査する検査方法において、
(a)前記カム面の深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得する情報取得部を、前記カムに対して水平方向であって該カムの回転軸線に対して直交する方向である第1方向に移動することにより前記カム面との距離を常に一定に保持するとともに、前記回転軸線と前記第1方向とに直交する方向である第2方向に移動することにより、前記カム面に対して常に垂直となるようにし、
(b)前記カム面の深さ方向の情報を含む表面3次元情報を取得し、
(c)取得した前記表面3次元情報に基づいて、前記カム面に形成された凹部の面積と、該凹部の長さ寸法の少なくとも一つを算出し、
(d)前記深さ方向の情報としての前記凹部の深さが所定値以下の場合、または前記凹部の面積および前記凹部の長さ寸法が第二所定値以下の場合には、前記カム面に欠陥がないと判定し、該凹部の深さが所定値より大きく、且つ、前記凹部の面積と前記凹部の長さ寸法の少なくとも一つが第二所定値よりも大きい場合には、前記カム面に欠陥があると判定する
検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005060857A JP4837931B2 (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | 検査装置及び検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005060857A JP4837931B2 (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | 検査装置及び検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006242838A JP2006242838A (ja) | 2006-09-14 |
JP4837931B2 true JP4837931B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=37049399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005060857A Expired - Fee Related JP4837931B2 (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | 検査装置及び検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4837931B2 (ja) |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH061182B2 (ja) * | 1985-09-03 | 1994-01-05 | 日産自動車株式会社 | カム面の検査装置 |
JPH07119587B2 (ja) * | 1987-02-06 | 1995-12-20 | 三菱原子燃料株式会社 | ペレツト欠け検知装置 |
JPH01173805A (ja) * | 1987-03-13 | 1989-07-10 | Canon Inc | 面形状測定方法 |
JP2839196B2 (ja) * | 1989-10-26 | 1998-12-16 | 株式会社日立製作所 | シャフトに発生した損傷検査方法及びその装置 |
GB9215832D0 (en) * | 1992-07-24 | 1992-09-09 | British Nuclear Fuels Plc | The inspection of cylindrical objects |
JPH07190702A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Mazda Motor Corp | カムシャフトの検査方法および検査装置 |
JPH0921633A (ja) * | 1995-07-10 | 1997-01-21 | Hitachi Ltd | オンラインロール形状計測方法および装置、オンラインロール研削方法および装置、オンラインロール径計測装置並びに圧延機 |
JPH10185506A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-14 | Onoda Autoclaved Light Weight Concrete Co Ltd | Alcパネルの補強鉄筋の埋設位置検知方法及びその装置 |
JPH11190616A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-07-13 | Anritsu Corp | 表面形状測定装置 |
JP3735650B2 (ja) * | 1998-12-10 | 2006-01-18 | 株式会社東芝 | 表面検査装置 |
JP3634985B2 (ja) * | 1999-08-26 | 2005-03-30 | 住友大阪セメント株式会社 | 光学的表面検査機構及び光学的表面検査装置 |
JP2003011625A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-15 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ビードコア高さ検知装置、及びそれを用いたチューブレスタイヤとチューブタイヤとの判別装置 |
JP4676658B2 (ja) * | 2001-09-07 | 2011-04-27 | 株式会社ミツトヨ | プローブ |
-
2005
- 2005-03-04 JP JP2005060857A patent/JP4837931B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006242838A (ja) | 2006-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4163545B2 (ja) | 真円度測定機用基準治具 | |
JP5623347B2 (ja) | 反射面の形状測定方法及びシステム | |
TWI510756B (zh) | A shape measuring device, a shape measuring method, a manufacturing method and a program for a structure | |
JP4977415B2 (ja) | タイヤ検査用基準形状データの作成装置および作成方法 | |
JP4815451B2 (ja) | 三角測量センサーを用いた部品計測装置及び評価ユニット | |
CN107121060B (zh) | 内壁测量仪器和偏移量计算方法 | |
JP2018205023A (ja) | 画像検査装置、画像検査方法、画像検査装置の設定方法、画像検査プログラム、画像装置の設定検査プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 | |
KR20130129954A (ko) | 형상 측정 장치, 구조물 제조 방법 및 구조물 제조 시스템 | |
JP5176975B2 (ja) | ステータコイルの形状検査方法および形状検査用治具 | |
JP2018205025A (ja) | 画像検査装置、画像検査方法、画像検査プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 | |
AU2006327353A1 (en) | Positioning pattern | |
TWI512278B (zh) | Shape inspection device | |
JP5093653B2 (ja) | 測距装置およびその測距方法 | |
KR20070066949A (ko) | 샤프트 원뿔 계측 시스템 및 방법 | |
JP2018205024A (ja) | 画像検査装置、画像検査方法、画像検査プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 | |
JP2009122065A (ja) | 校正用治具及び校正方法 | |
JP4837931B2 (ja) | 検査装置及び検査方法 | |
JP2864993B2 (ja) | 表面形状測定装置 | |
JP5570890B2 (ja) | タイヤの外観検査方法および外観検査装置 | |
JP5781397B2 (ja) | 円形状測定方法および装置 | |
JP5805455B2 (ja) | 遊戯盤の障害釘の高さ検査装置および検査方法 | |
KR102610238B1 (ko) | 머신 비전 기반 초정밀 검사 시스템 | |
JP2002214155A (ja) | 被検査物の欠陥検査装置 | |
JP2004191325A (ja) | 欠陥検査方法 | |
JP2003139503A (ja) | 3次元カムプロフィール測定装置および3次元カムプロフィール測子の精度不良診断方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080229 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110228 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110913 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110929 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4837931 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |