JP4837019B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、食品を貯蔵する冷蔵庫に関し、特にその冷却器の除霜運転に関するものである。
従来、冷蔵庫の除霜運転は、冷却装置の駆動時間が所定時間まで累積されると、自動的に開始されるという手法がとられてきた。そして、急速冷凍運転中やその直後に除霜運転が行われないように、除霜運転中は冷却装置の駆動積算時間を停止するという制御がなされている(例えば、特許文献1参照。)。また、単位時間当たりの扉開閉回数の少ない時間帯に行うという制御がなされている(例えば、特許文献2、特許文献3参照。)。さらに、除霜運転によって使用者の使用が妨げられないように、急速冷凍運転の使用回数と扉開閉回数と冷蔵庫外の明るさから除霜禁止時間帯を算出し除霜を行うという制御がなされている(例えば、特許文献4参照。)。
特開昭63−58077号公報(第1頁) 特開平5−1878号公報(要約、図5) 特開平5−18654号公報(要約、図5) 特開2007−333318号公報(要約、図3)
しかしながら、このような除霜運転の制御では食品の凍結率に関係なく除霜運転が行われるため、例えば、過冷却運転可能な冷蔵庫に適用する場合には、過冷却運転終了後の、食品が完全に凍結していない段階で除霜運転が開始され、貯蔵室内の温度が上昇する。すると、過冷却凍結中の食品の温度も上昇することによって過冷却で食品内部に生成した微細な氷結晶が溶解する。そして、除霜運転終了後に冷却装置の駆動が再開され、貯蔵室が冷却されて食品が凍結する過程で氷結晶が成長するため、細胞破壊や解凍時の旨味流出など、食品本来の食感や風味が損なわれるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、食品が所望の状態になるまで除霜運転を回避し、貯蔵室又は貯蔵室内に載置された食品の温度上昇を抑制することができる冷蔵庫を提供するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、食品を貯蔵するための貯蔵室と、冷却器を少なくとも含み、前記貯蔵室内を冷却する冷却機構と、所定の条件のタイミングで前記冷却器に付着した霜を取る除霜運転を行う除霜装置と、前記冷却機構を制御して、食品を凍結点以下の温度でも凍らない過冷却状態を維持する過冷却運転と、該過冷却運転の後に前記食品を凍結させて冷凍保存する冷凍運転を実施することができる制御装置と、食品の温度を検知する温度検出手段とを備え、前記過冷却運転が開始されてから、前記温度検知手段により検知された食品の温度が所定値に到達するまでを過冷却凍結期間とし、前記除霜装置が除霜運転を行うタイミングと前記過冷却凍結期間が重複する場合は、前記除霜運転を前記過冷却凍結期間の後に行うものである。
本発明によれば、過冷却運転が開始されてから、温度検知手段により検知された食品の温度が所定値に到達するまでを過冷却凍結期間とし、除霜装置が除霜運転を行うタイミングと過冷却凍結期間とが重複する場合は、除霜運転を過冷却凍結期間の後に行うようにしており、食品の凍結が不十分な間の貯蔵室及び食品の温度上昇を抑制することができるという効果がある。また、上記のように貯蔵室及び食品の温度上昇を抑制することによって、過冷却凍結によって食品内部に生成した微細な氷結晶が維持された状態で食品の凍結が完了するため、食品の細胞破壊や解凍時の旨味流出がほとんどなく、解凍後も食品本来の食感や風味を保持することができるという効果がある。
実施の形態1.
以下、本発明に係る冷蔵庫の好適な実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。尚、以降の各図面において同一番号の構成要素は同一のものとする。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の構造を示す断面図である。
図1において、冷蔵庫本体1の食品貯蔵室は、最上部に開閉ドアを備えて配置される冷蔵室100と、冷蔵室100の下方に冷凍温度帯(−18℃)から冷蔵、野菜、チルド、ソフト冷凍(−7℃)などの温度帯に切り替えることのできる引き出しドアを備える切替室200、切替室200と並列に引き出しドアを備える製氷室500と、最下部に引き出しドアを備えて配置される冷凍室300と、切替室200と冷凍室300との間に引き出しドアを備えて配置される野菜室400等とから構成される。冷蔵室100の扉表面には、各室の温度や設定を調節する操作スイッチと、そのときの各貯蔵室の温度を表示する液晶などから構成される操作パネル5が設けられている。なお、操作パネル5は冷蔵庫の中、例えば冷蔵室100の側面に設置されていても構わない。
冷蔵庫本体1の背面側には、冷凍サイクルを構成する圧縮機10及び冷却器3を収納する冷却器室600が配置され、さらに、冷却器3により生成された冷気を冷蔵庫内の各貯蔵室へ送風するためのファン2と、冷却器3により生成された冷気を各貯蔵室内に導入するための風路4とが設けられている。この風路4において、ファン2より下流側(又はファン2の上側)を送風風路4a、冷却器3より上流側(又は冷却器3の下側)を帰還風路4bとする。冷却器3の下には、除霜制御時にのみ動作する除霜ヒータ6が設けられている。なお、この除霜ヒータ6は本発明の除霜装置を構成している。また、制御部7は、ファン2、冷却器3、圧縮機10、除霜ヒータ6等を制御することができる。記憶部8は、過冷却運転、過冷却解除運転及び急速冷凍運転が行われた時間帯、過冷却運転の回数、扉開閉センサ9からの単位時間ごとの扉開閉回数等の各種データが格納される。計時部11は、過冷却運転や急速冷凍運転が終了した時点からの経過時間を計測する。
冷蔵室100には、食品を凍結温度以上で保存できる最低温度(0℃)に設定されるチルド室101が設けられており、冷蔵室100の下部に専用の収納ケースが設置されている。切替室200には、引き出し可能に設けられ上面が開放された切替ケース201が設置されており、そのケース内に食品を収納することができる。同様にして、冷凍室300には冷凍ケース301が、野菜室400には野菜ケース401がそれぞれ設置されており、それぞれのケース内に食品を収容することができる。なお、ケース数は1個でもよいが、冷蔵庫全体の容量からして整理性などが向上する場合には2個以上あっても構わない。
切替室200及び冷凍室300には図示しない温度検知センサが設置されており(但し、図2参照)、食品の温度を検知することができる。温度検知センサの据付けは、切替室200及び冷凍室300の上下面、前後面、左右面の全て若しくはいずれかであればよく、温度検知センサの個数は1個でも複数個あっても構わない。温度検知センサとしては、サーミスタや赤外線センサのように非接触で食品の温度を検知することができるものが好適であるが、食品に接触させて検知する温度検知センサや貯蔵空間内の温度から間接的に検出できるものでもよい。
冷却器3で冷却された冷気は、送風風路4aを通り、冷凍室300、切替室200、冷蔵室100、製氷室500へと送風され各部屋を冷却する。冷凍室300、切替室200、製氷室500に吹き出し各貯蔵室を冷却した空気は各貯蔵室に設けられた吸込口より帰還風路4bを通って冷却器3の下側に戻ってくる。
野菜室400は冷蔵室100の戻り冷気を冷蔵室用帰還風路より循環させて冷却され、野菜室用帰還風路より冷却器3に戻される。各貯蔵室の温度は、各貯蔵室に設置された図示しないサーミスタにより検知される。基本的には、冷凍室300の温度検出センサ(サーミスタ)の出力に基づいて圧縮機10の出力及びファン2の送風量を調整し、他の部屋は予め設定された温度になるように、送風風路4aに設置された図示しないダンパ(但し、図2参照)の開度を変えることにより制御される。但し、冷凍室300以外の部屋の負荷が非常に高い、例えば急速冷凍が設定された場合などその制御に従って圧縮機10やファン2が動作し、冷凍室300の温度もダンパの開度調整により制御される。
上記の動作を繰り返す過程で、各貯蔵室の扉開閉や収納食品からの蒸発・昇華によって発生する水分は、吸込口より帰還風路4bを通って冷却器室600へ戻る空気とともに移動し、風路4において最も低温である冷却器3に着霜する。霜の成長は冷却器3下の帰還風路4bの戻り口近傍から始まる。最初は冷却器3のフィン間を抜けていくが、フィン間が成長した霜で塞がると冷却器3の周囲に形成されたバイパス風路を通って冷却器3上方の着霜していない部分に着霜して成長する。このようにして霜は冷却器3の下側から成長していき、霜の成長とともに冷却器3の冷却性能が低下する。なお、上記のファン2、冷却器3、風路4及びダンパが本発明の冷却機構を構成している。
図2は、図1の冷蔵庫の制御系の構成を示したブロック図である。なお、図2は後述の除霜運転に関連した構成部分を抽出した図示したものである。
制御部7は、例えばマイクロコンピュータ等から構成されるものであり、その入力側には、切替室200及び冷凍室300に設置された温度検知センサ31a及び31bの出力がそれぞれ接続されている。制御部7の出力側には、駆動回路32〜駆動回路35が接続されている。駆動回路32は圧縮機10の駆動モータ10aを駆動するものであり、駆動回路33はファン2を駆動するものである。駆動回路34はダンパ36を駆動するものであり、駆動回路35は除霜ヒータ6を駆動するものである。
上記の切替室200及び冷凍室300では、過冷却運転、過冷却解除運転及び急速冷凍運転により食品の冷凍凍結を行うことができるが、これらの運転期間を含む過冷却凍結期間は、除霜運転を回避するようにしている(詳細は図3〜図5参照)。
なお、上記の過冷却運転とは食品を過冷却状態にする運転である。この過冷却状態とはその物質の凍結点以下であるにも関わらず、100パーセント凍っていない状態をいう。例えば水の凍結点は0℃であるが、この凍結点は物質によって様々であり、塩濃度や糖度が高い食品などにおいては0℃よりも低くなる傾向にある。
また、過冷却解除運転とは、過冷却状態の食品に対して振動や温度変化などの刺激を加えることで過冷却状態を解除し、瞬間的に食品全体を凍結させる運転である。
また、急速冷凍運転は、通常冷凍運転よりも低い温度の冷気を当てる運転であり、表面から凍り始め内部に向かって氷が成長するのは通常冷凍と同様であるが、内部の温度も急激に下がるので内部にも氷核ができ易い状態になり、通常冷凍時よりも氷結晶が小さくなる。このため、過冷却冷凍を経た後に、凍結過程で急速冷凍することによって氷結晶が更に肥大する可能性は低くなり、また、菌など氷結晶以外の食品品質低下要因についても回避することができるので、更に品質の良い冷凍ができる。
なお、上記の過冷却解除運転及び急速冷凍運転(又は急速冷凍運転)は、本発明の冷凍運転に相当する。
図3は、図1の冷蔵庫の除霜運転の処理及び切替室200の過冷却凍結期間の処理を示したフローチャートである。なお、切替室200の過冷却凍結期間について説明するが、その冷凍室300の動作も同様である。また、ここでは圧縮機10の駆動時間が所定時間に到達したときに除霜運転に移行する例について説明する。
計時部11が圧縮機10の駆動時間を計測し、駆動時間が所定時間に到達すると、制御部7は、過冷却凍結期間のチェックをするが、ここでは、まず、過冷却凍結期間の処理動作を説明する(図3の右側参照)。過冷却凍結期間は、図3に示されるように、過冷却運転、過冷却解除運転及び急速冷凍運転の期間を含むものであり、これらの運転処理について説明する。
まず、切替室200に食品を投入する(S101)。この後、過冷却運転(ステージ1)に移行する。
過冷却運転(ステージ1)では、制御回路47は投入された食品に最適な過冷却運転の冷却速度A、過冷却運転時間t(大きいほど過冷却度が大きくなる)、冷凍保存運転の冷却速度Bを選定し、その選定に合わせて圧縮機10やダンパ36やファン2の入力を設定し、冷却速度Aで冷却を開始する。また、食品の表面温度を温度検知センサ31aで検知して食品の凍結温度に至った時点から過冷却時間の積算をスタートし(S110)、食品温度が徐々に下がっていることを検知する(S111)。積算時間が過冷却運転時間tを経過したら(S112)、過冷却状態を解除する過冷却解除運転(ステージ2)に移行する。もし、過冷却運転時間tに至る前に食品温度が上昇した場合には過冷却状態が自然に解除したものと認識し、食品を凍結保存する冷凍保存運転(ステージ3)に移行する。
過冷却解除運転(ステージ2)では、冷却速度を上昇させると共に時間の積算を開始する(S113)。ここでも該食品の表面温度を温度検知センサ31aで検知して、食品温度が徐々に下がっていることを検知し(S114)、食品温度上昇を検知したら該食品の過冷却状態が解除されたものと判断し、食品を凍結保存する急速冷凍運転(ステージ3)に移行する。もし、温度上昇を検知せずに所定時間経過した場合(S115)についても、過冷却解除が失敗又は過冷却状態にならず通常の凍結の状態になっているとみなし、食品を凍結保存する急速冷凍運転(ステージ3)に移行する。
例えば、上記の過冷却運転(ステージ1)で、過冷却状態のまま食品温度が凍結点よりも例えば3℃以上低い温度まで達し、且つ過冷却を少なくとも5秒程度維持した後に過冷却解除運転(ステージ2)に移行し、過冷却解除運転(ステージ2)では、圧縮機10の入力を大きくして強い冷気を食品に当てることで食品内の温度差を大きくし過冷却状態を解除する。過冷却状態から解除された食品の温度は0℃付近まで上昇する。なお、過冷却の解除方法は、上記のような温度差を用いた方法以外に、例えばモーター等を用いて食品に直接的に振動を加える方法や冷蔵庫内の動作機器の振動を利用する方法、音波を利用して非接触で且つ食品に直接振動を加える方法などがある。
急速冷凍運転(ステージ3)では、冷却速度Bで食品を冷却し(S116)、あらかじめ設定されている切替室200の冷凍保存温度に到達したことを検知したら(S117)冷凍保存(ステージ4)に移行する。
冷凍保存(ステージ4)では、駆動モータ10aの速度を下げて圧縮機10の入力を小さくし、切替室200の温度が一定になるよう制御して食品を冷凍保存する(S110)。
冷凍保存(ステージ4)に移行した後に、食品の表面温度を温度検知センサ31aで検知し、その食品凍結率が所定値以上であるかどうかを判定し(S122)、食品凍結率が所定値以上であると判定した場合には通常運転に移行する。これにより、過冷却凍結期間が終了する。即ち、本実施の形態においては、過冷却凍結期間は過冷却運転を開始してから食品の凍結率が所定値になるまでの期間である。
ここで、上記の食品の凍結率について説明する。
食品の凍結率とは、食品が凍結する際、食品中の全水分に対して凍結している水の割合のことであり、次式(1)で与えられる。
Figure 0004837019
ここで、g:凍結率、qf(℃):食品の凍結点、q(℃):食品の温度である。
例えば、凍結点−1℃の食品を冷却して、その食品の温度が−5℃になったときの凍結率は0.8となり、凍結が80%進んだことになる。上記の(1)式によれば、食品の品温が低いほど凍結率が高くなるが、水分の多い食品では、その含有水分の約80%が氷に変わると食品が十分に硬くなり、いわゆる凍結状態であるということができる。
また、食品の凍結点は食品固有のものであるため、同じ品温においても凍結率が異なるという現象は起こる。しかし、冷蔵庫で頻繁に冷凍される食肉や野菜類の凍結点は−1℃前後のものが多いことから食品の温度が−5℃になれば、凍結率が約80%に到達したとみなすことができる。
上記の説明により過冷却凍結期間における処理が明らかになったところで、次に、冷蔵庫の除霜運転の処理について説明する。
上記のように、計時部11が圧縮機10の駆動時間を計測し、駆動時間が所定時間に到達すると、制御部7は、切替室200が過冷却運転(ステージ1)又は過冷却解除運転(ステージ2)中であるかどうかを判定し、過冷却運転又は過冷却解除運転中であれば除霜運転を回避する(S1)。過冷却運転又は過冷却解除運転中ではないという判定をした場合には、次に、急速冷凍運転中(ステージ3)であるかどうかを判定し、急速冷凍運転中であれば処理(S1)と同様に除霜運転を回避する(S2)。制御部7は、急速冷凍運転が終了したと判定した場合には、次に、食品の凍結率が予め実験などから設定された所定の凍結率以上であるかどうかを判定し、食品の凍結率が所定の凍結率以上になるまで除霜運転を回避する(S3)。このようにして、除霜運転を行うタイミングと過冷却凍結期間が重複した場合には、除霜運転を回避する。
食品の凍結率は、上記にて説明したとおりであるが、制御部7は、過冷却運転、過冷却解除運転、過冷却解除運転及び急速冷凍運転の対象となっている切替室200の温度検知センサ31aが検知した食品の温度θを上記の(1)式に代入して求める。なお、ここでは、切替室200が過冷却運転、過冷却解除運転及び急速冷凍運転の対象となっているが、それらの運転の対象となっているのが切替室200及び冷凍室300の双方である場合には、両方の部屋の食品の凍結率が所定値以上になるまでを過冷却凍結期間とする。
制御部7は、上記の判定処理(S3)において食品の凍結率が所定の凍結率以上になったと判定すると、過冷却凍結期間が終了したものとし、駆動回路32及び駆動回路33に停止制御信号をそれぞれ出力し、圧縮機10の駆動モータ10a及びファン2を停止させるとともに、駆動回路34に閉鎖制御信号を出力し、除霜中の暖気が流れ込まないよう各貯蔵室のダンパ36を全て閉じる(S4)。なお、駆動モータ10aの駆動停止により圧縮機10はオフになる。そして、制御部7は、駆動回路35に駆動制御信号を出力して除霜ヒータ6をオンにし、除霜運転を開始する(S5)。このようにして、除霜運転を行うタイミングと過冷却凍結期間が重複した場合には、過冷却凍結期間の後に除霜運転を行う。このとき、除霜運転の回避が必要な間(過冷却凍結期間)、過冷却運転中であることを示す表示を、例えば操作パネル5に設けた表示部5aに継続して点灯し、使用者に示すことによって過度の扉開閉を抑制し、より早く食品の凍結を完了させることができる。
なお、図3の判定処理(S4)において、除霜運転を開始するための条件(過冷却凍結期間の終了)として食品の凍結率を用いているが、急速冷凍運転終了後の経過時間又は食品の温度を用いてもよい。
図4は、除霜運転を開始するための条件として急速冷凍運転終了の経過時間を用いた場合の処理を示したフローチャートである。
過冷却運転(ステージ1)、過冷却解除運転(ステージ2)、急速冷凍運転(ステージ3)及び冷凍保存(ステージ4)までは、上記の図3の処理と同じであるが、冷凍保存(ステージ4)に移行した後に、計時部11により急速冷凍運転終了後の時間を計測し、その計測時間が予め実験などから設定された所定時間ttを経過した場合には過冷却凍結期間が終了したとして通常運転に移行する(S122a)。
また、冷蔵庫の除霜運転の処理についても、処理(S1)(S2)の後に、急速冷凍運転終了後の時間を計測し、その計測時間が予め実験などから設定された所定時間ttを経過したかどうか判定し(S3a)、所定時間ttを経過した場合には、上記の場合と同様に過冷却凍結期間が終了したとして除霜運転を開始する(S4、S5)。
なお、上記の例においては、過冷却凍結期間を急速冷凍運転が終了してから所定時間ttを経過するまでの間としたが、過冷却解除運転及び急速冷凍運転の所要時間が概略分かっているような場合には、過冷却運転が終了してから所定時間が経過するまでを過冷却凍結期間としてもよい。
図5は、除霜運転を開始するための条件として急速冷凍運転終了の食品の温度を用いた場合の処理を示したフローチャートである。
過冷却運転(ステージ1)、過冷却解除運転(ステージ2)、急速冷凍運転(ステージ3)及び冷凍保存(ステージ4)までは、上記の図3の処理と同じであるが、冷凍保存(ステージ4)に移行した後に、温度検知センサ31aにより食品の温度を計測し、その温度が予め実験などから設定された所定温度TT以下であるかどうかを判定し、所定温度TT以下になった場合には過冷却凍結期間が終了したとして通常運転に移行する(S122b)。
また、冷蔵庫の除霜運転の処理についても、処理(S1)(S2)の後に、急速冷凍運転終了後の食品の温度を計測し、その温度が所定温度TT以下になった場合には、上記の場合と同様に、除霜運転を開始する(S4、S5)。
なお、除霜運転中に新たに食品を投入し過冷却運転及び急速冷凍運転を実施する場合は、直ちに除霜運転を一度停止し、その後に過冷却運転、過冷却解除運転及び急速冷凍運転を実施する。そして、食品が所定の凍結率以上になった後に除霜運転を再開する。
ところで、霜取終了後の冷却器3には水滴が付着している場合がある。このような場合にそのまま冷却を開始するとその水滴が氷として付着し、かつ着霜の核となり霜が成長しやすくなり、冷却器3の冷却性能が速く落ちてしまう可能性がある。この可能性を回避するためには、例えば予め設定された一定の時間、除霜ヒータ6のオン時間を延長して冷却器3に付着した水滴を蒸発させ乾燥させる。
また、冷却器3の乾燥方法としては、除霜ヒータ6をオフにしてファン2を駆動することにより冷却器3の周囲及びそのフィンの間に空気を循環させることで水分の蒸発を促進できる。このとき、冷却器3の周りの温度が一定以上に低い場合に、例えば冷蔵室100のダンパを開けて湿気を含んだ空気を冷蔵室100に導入すると、戻ってきた乾燥空気を冷却器3周りに流すことができるので、水分を冷蔵庫内で無駄なく活用しつつより迅速に冷却器3を乾燥できる。
また、冷却器3の乾燥工程で外気を導入して冷却器3を乾燥し、その空気を再度外気へ放出するようにしてもよい。このようにすれば、冷却器3の周囲が高温であるうちに冷却器3の乾燥を促進することができ、霜取処理した後から冷却運転開始までの時間を短縮できる。
以上のように、本実施の形態1によれば、過冷却運転が開始されてから食品の凍結率が所定値に到達するまでを過冷却凍結期間とし、過冷却運転が開始されてから食品の温度が所定値に到達するまでを過冷却凍結期間とし、或いは、過冷却運転が開始されてから過冷却運転又は急速冷凍運転が終了してから所定時間経過するまでを過冷却凍結期間とし、除霜ヒータ6が除霜運転を行うタイミングと過冷却凍結期間が重複する場合には除霜運転を回避し、除霜運転を過冷却凍結期間の後に行うようにしており、食品が完全に凍結した後に除霜運転を行うため、食品の凍結が不十分な間の貯蔵室及び食品の温度上昇を抑制することができるという効果がある。
また、過冷却凍結期間の除霜運転を上記のように回避して貯蔵室及び食品の温度上昇を抑制するようにしたので、例えば過冷却によって食品内部に生成した微細な氷結晶が維持された状態で食品の凍結が完了するため、食品の細胞破壊や解凍時の旨味流出がほとんどなく、解凍後も食品本来の食感や風味を保持することができるという効果がある。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、除霜運転が必要な状況になった場合に、食品の凍結率や温度、過冷却運転又は急速冷凍運転終了後の経過時間(過冷却凍結期間)を条件として除霜運転を行っているが、次に、除霜運転を過冷却運転が頻繁に行われる時間帯を回避して行う例を実施の形態2として説明する。なお、制御部7は、図3〜図5の過冷却運転、過冷却解除運転及び急速冷凍運転が行われると、その時間帯、過冷却運転の回数、扉開閉センサ9からのデータをそれぞれ計測して記憶部8に格納する処理を行っているものとする。
図6は、本発明の実施の形態2における除霜運転の処理を示したフローチャートである。図6において、制御部7は、圧縮機10が駆動中であれば(S21)、次に過冷却運転実績の有無を判定する(S22)。この判定(S22)において過冷却運転の実績がない場合は急速冷凍運転の実績の有無を判定し(S23)、急速冷凍運転の実績がある場合には、除霜運転シーケンス(1)の制御(図3〜図5参照)に基づいて除霜運転を行う。また、上記の判定(S23)において急速冷凍運転の実績がない場合には、従来行われている単位時間あたりの扉開閉回数の少ない時間帯に除霜運転を行う。
制御部7は、上記の判定(S22)において過冷却運転の実績が有ると判定した場合には、次に、過冷却運転の実績が例えば5回以下であるかどうか判定する(S24)。なお、この回数は適宜設定されるものである。過冷却運転の実績が5回以下であると判定すると、直前の過冷却運転〜急速冷凍運転が実施された時間帯が除霜運転禁止時間帯であるとして、現在の時刻がその除霜運転禁止時間帯以外の時間帯であるかどうかを判定する(S25)。一方、制御部7は、上記の判定(S24)において過冷却運転の実績が5回ではない(6回以上)場合には、記憶部8に記憶された過冷却運転〜急速冷凍運転の実施時間帯において最も多く過冷却運転〜急速冷凍運転(過冷却運転及び/又は過冷却解除運転・急速冷凍運転)が実施された時間帯が除霜運転禁止時間帯であるとし、現在の時刻がその除霜運転禁止時間帯以外の時間帯であるかどうかを判定する(S26)。
制御部7は、上記の判定(S25、S26)において現在の時刻がその除霜運転禁止時間帯以外の時間帯であると判定した後に、除霜運転が必要な状態になると(例えば圧縮機10の駆動時間が所定時間に到達した場合等)(S27)、圧縮機10とファン2を停止させるとともに、除霜中の暖気が流れ込まないよう各貯蔵室のダンパ36を全て閉じ(S28)、除霜ヒータ6をオンさせることにより除霜運転を開始する(S29)。
以上のように、本実施の形態2によれば、過冷却運転〜急速冷凍運転(過冷却運転及び/又は過冷却解除運転・急速冷凍運転)の実績(時間帯)に基づいてその運転時間帯には過冷却運転〜急速冷凍運転がなされる蓋然性が高いとして除霜運転禁止時間帯を設け、除霜運転を回避するようにしたので、貯蔵室及び食品の温度上昇を適切に抑制することができ、例えば過冷却によって食品内部に生成した微細な氷結晶が維持された状態で食品の凍結が完了するため、食品の細胞破壊や解凍時の旨味流出がほとんどなく、解凍後も食品本来の食感や風味を保持することができるという効果がある。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の構造を示す断面図である。 図1の冷蔵庫の制御系の構成を示したブロック図である。 本実施の形態1の除霜運転制御のフローチャートである。 本実施の形態1の除霜運転制御のフローチャート(その2)である。 本実施の形態1の除霜運転制御のフローチャート(その3)である。 本発明の実施の形態2における除霜運転制御のフローチャートである。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、2 ファン、3 冷却器、4 風路、4a 送風風路、4b 帰還風路、5 操作パネル、6 除霜ヒータ、7 制御部、8 記憶部、10 圧縮機、10a 駆動モータ、11 計時部、100 冷蔵室、200 切替室、201 切替ケース、300 冷凍室、301 冷凍ケース、400 野菜室、401 野菜ケース、500 製氷室、600 冷却器室。

Claims (5)

  1. 食品を貯蔵するための貯蔵室と、
    冷却器を少なくとも含み、前記貯蔵室内を冷却する冷却機構と、
    所定の条件のタイミングで前記冷却器に付着した霜を取る除霜運転を行う除霜装置と、
    前記冷却機構を制御して、食品を凍結点以下の温度でも凍らない過冷却状態を維持する過冷却運転と、該過冷却運転の後に前記食品を凍結させて冷凍保存する冷凍運転を実施することができる制御装置と、
    食品の温度を検知する温度検出手段と、
    を備え、
    前記過冷却運転が開始されてから、前記温度検知手段により検知された食品の温度が所定値に到達するまでを過冷却凍結期間とし、前記除霜装置が除霜運転を行うタイミングと前記過冷却凍結期間が重複する場合には、前記除霜運転を前記過冷却凍結期間の後に行うことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記過冷却凍結期間に代えて、
    前記過冷却運転が開始されてから、前記温度検知手段により検知された食品の温度に基づいて得られる食品の凍結率が所定値に到達するまでを過冷却凍結期間とすることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 食品を貯蔵するための貯蔵室と、
    冷却器を少なくとも含み、前記貯蔵室内を冷却する冷却機構と、
    所定の条件のタイミングで前記冷却器に付着した霜を取る除霜運転を行う除霜装置と、
    前記冷却機構を制御して、食品を凍結点以下の温度でも凍らない過冷却状態を維持する過冷却運転と、該過冷却運転の後に前記食品を凍結させて冷凍保存する冷凍運転を実施することができる制御装置と、
    を備え、
    前記過冷却運転が開始されてから、前記過冷却運転又は前記冷凍運転が終了してから所定時間経過するまでを過冷却凍結期間とし、前記除霜装置が除霜運転を行うタイミングと前記過冷却凍結期間が重複する場合は、前記除霜運転を前記過冷却凍結期間の後に行うことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 食品を貯蔵するための貯蔵室と、
    冷却器を少なくとも含み、前記貯蔵室内を冷却する冷却機構と、
    所定の条件のタイミングで前記冷却器に付着した霜を取る除霜運転を行う除霜装置と、
    前記冷却機構を制御して、食品を凍結点以下の温度でも凍らない過冷却状態を維持する過冷却運転と該過冷却運転の後に前記食品を凍結させて冷凍保存する冷凍運転を実施することができる制御装置と、
    前記過冷却運転及び前記冷凍運転を行った時間帯を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記記憶手段で記憶された時間帯は、前記除霜装置による除霜運転を回避して行うことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 過冷却運転中であることを表示する表示部を備え、
    前記表示部は、前記過冷却凍結期間中は過冷却運転中として表示することを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の冷蔵庫。
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