JP4836689B2 - 車両の前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、トラック、乗用車、バス等の車両において、ウインドシールドガラス側縁とサイドドア前縁との間にフロントピラーが設けられたフロントコーナ部の構造に関するものである。
従来、ウインドシールドガラスの側縁とサイドガラスの前縁との間に、ウインドシールドガラスの側縁及びサイドガラスの前縁に沿って延びるフロントコーナ部材が設けられ、車両の運転席に着席した運転者が見たときのフロントコーナ部材の幅が40〜58mmである車両の前部構造が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この車両の前部構造では、フロントコーナ部材がフロントピラーとドアフレームとガラスフレームとガラスランとにより構成され、フロントピラーがピラーインナパネルの両側縁とピラーアウタパネルの両側縁をそれぞれ接合することにより筒状に形成される。ピラーインナパネルは、トラックの運転席に着席した運転者の視線方向に沿って設けられたピラーインナ本体と、ピラーインナ本体の前縁にこのピラーインナ本体と一体的に形成された第1フロントフランジと、ピラーインナ本体の後縁にこのピラーインナ本体と一体的に形成された第1リヤフランジとを有する。またピラーアウタパネルは、ドアフレームの前面に略対向して設けられたピラーアウタ本体と、ピラーアウタ本体の前縁にこのピラーアウタ本体と一体的に形成された第2フロントフランジと、ピラーアウタ本体の後縁にこのピラーアウタ本体と一体的に形成された第2リヤフランジとを有する。上記第1フロントフランジのピラー外面と第2フロントフランジのピラー内面とを接合することによりフロント重ね合せ部が形成される。またフロント重ね合せ部とウインドシールドガラスの内面との隙間には接着剤が充填され、この接着剤によりウインドシールドガラスの側縁がフロントピラーに取付けられる。更にウインドシールドガラスの周縁の見栄えを向上するためにこのガラスの周縁にモールが嵌着される。
このように構成された車両の前部構造では、車両の運転席に着席した運転者が見たときのフロントコーナ部材の幅が40〜58mmであるので、例えば交差点で右折するために車両の運転者が右斜め前方の車外の対象物に両眼の焦点を合わせたとき、両眼の視差により近くの比較的幅の狭いフロントコーナ部材がぼけて見え、フロントコーナ部材の向こう側の対象物がフロントコーナ部材により遮られることなく、運転者は車両の前方から右側方にかけて連続した視界を見ることができる。この結果、車両の運転者はフロントコーナ部材の向こう側を視認するために上体を左右に動かす必要がなく、首のみを動かしてフロントコーナ部材の方向を正視するだけで車外の対象物を確実に視認できるようになっている。
特開2006−96270号公報(請求項1、段落[0007]、段落[0008]、段落[0011]〜段落[0013])
しかし、上記従来の特許文献1に示された車両の前部構造では、ウインドシールドガラスが車体に対して左右にばらついたときには、ガラスと車体との間に隙間が発生し、見栄えを損うとともにガラスの接着剤もれが起こるおそれがあった。即ち、ウインドシールドガラスの側縁がフロントピラーから離れる方向にウインドシールドガラスがフロントピラーに組付けられると、ウインドシールドガラスの側辺部に嵌着されたモールとフロントピラーとの間に隙間が発生し、サイドドアの開放時のフロントピラーの見栄えを損うおそれがあり、一方、ウインドシールドガラスの側縁がフロントピラーに近付く方向にウインドシールドガラスがフロントピラーに組付けられると、ウインドシールドガラスが前方に浮き上がってウインドシールドガラスの見栄えを損うおそれがあった。
本発明の第1の目的は、モールとフロントピラーとの間の隙間が変化しても、この隙間を中空状部が確実に塞ぐことにより、サイドドアの開放時のフロントピラーの見栄えを損うことを防止できる、車両の前部構造を提供することにある。
本発明の第2の目的は、中空状部がモールとフロントピラーとの間の隙間をシール圧を均一に保った状態で塞ぐことにより、この隙間が変化してもウインドシールドガラスが前方に浮き上がらず、ウインドシールドガラスの見栄えを損うことを防止できる、車両の前部構造を提供することにある。
本発明の第3の目的は、ウインドシールドガラスの組付けがフロントピラーに対して車幅方向にばらついても、中空状部が変形してモールとフロントピラーとの間の隙間を塞ぐことにより、ウインドシールドガラスの両側縁の見栄えを損うことを防止できる、車両の前部構造を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1〜図3に示すように、ウインドシールドガラス13の側縁とサイドドア14の前縁との間にフロントピラー17が設けられ、ウインドシールドガラス13の周縁にモール27が嵌着され、ウインドシールドガラス13の側縁近傍の内面がフロントピラー17に接着された車両の前部構造の改良である。
その特徴ある構成は、フロントピラー17に当接する中空状部28dがモール27に設けられ、中空状部28dは成形時に横断面が略J字状になるように形成され、フロントピラー17への当接時に横断面が略扁平リング状に弾性変形するように構成され、中空状部28dがフロントピラー17に当接してモール27及びフロントピラー17間の隙間を塞ぐように構成されたところにある。
この請求項1に記載された車両の前部構造では、ウインドシールドガラス13のフロントピラー17に対する組付けがばらつくと、モール27のフロントピラー17に対する位置関係が変化するけれども、モール27とフロントピラー17との間の隙間は中空状部28dにより確実に塞がれるとともに、この隙間の変化は中空状部28dの変形により吸収される。また中空状部28dはモール27とフロントピラー17との間の隙間をシール圧を均一に保った状態で確実に塞ぐので、中空状部28dがウインドシールドガラス13を浮き上がらせる力は殆ど発生しない。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図1〜図3に示すように、フロントピラー17がウインドシールドガラス13により覆われたことを特徴とする。
この請求項2に記載された車両の前部構造では、フロントピラー17がウインドシールドガラス13により覆われるので、ウインドシールドガラス13の組付けがフロントピラー17に対して車幅方向にばらついても、中空状部28dの変形によりモール27とフロントピラー17との間の隙間が確実に塞がれる。
本発明によれば、フロントピラーに当接する中空状部をモールに設け、中空状部がフロントピラーに当接してモール及びフロントピラー間の隙間を塞ぐように構成したので、ウインドシールドガラスのフロントピラーに対する組付けがばらついて、モールのフロントピラーに対する位置関係が変化しても、モールとフロントピラーとの間の隙間は中空状部により確実に塞がれるとともに、この隙間の変化は中空状部の変形により吸収される。この結果、サイドドアの開放時のフロントピラーの見栄えを損うことはない。また中空状部はモールとフロントピラーとの間の隙間をシール圧を均一に保った状態で確実に塞ぐので、中空状部がウインドシールドガラスを浮き上がらせる力は殆ど発生しない。この結果、上記隙間が変化してもウインドシールドガラスが前方に浮き上がらないので、ウインドシールドガラスの見栄えを損うことはない。
更にフロントピラーをウインドシールドガラスにより覆えば、ウインドシールドガラスの組付けがフロントピラーに対して車幅方向にばらついても、中空状部の変形によりモールとフロントピラーとの間の隙間が確実に塞がれる。この結果、ウインドシールドガラスが車幅方向にばらついても中空状部が上記隙間を確実に塞ぐので、ウインドシールドガラスの両側縁の見栄えを損うことはない。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図6に示すように、トラック10のキャブ11の右側には運転者の着席する運転席が設けられ、キャブ11の前面のフロント開口部11aは透明のウインドシールドガラス13により閉止される。またキャブ11の運転席側の側面には運転者が乗降するためのサイド開口部11bが設けられ、このサイド開口部11bはサイドドア14により開放可能に閉止される(図1〜図3及び図6)。上記ウインドシールドガラス13の側縁とサイドドア14の前縁との間にはフロントピラー17がガラス13の側縁及びドア14の前縁に沿って延びて設けられる。このフロントピラー17は、ピラーインナパネル21の両側縁とピラーアウタパネル22の両側縁をそれぞれ接合することにより、例えば、ほぼ鉛直方向に延びる筒状に形成される。これによりフロントピラー17の横断面は閉断面に形成される。なお、この実施の形態では、運転席側のサイドドア及びフロントピラーについて説明するけれども、本発明は助手席側のサイドドア及びフロントピラーに適用してもよい。
ピラーインナパネル21は、トラック10の運転席に着席した運転者の視線方向に沿って設けられたピラーインナ本体21aと、ピラーインナ本体21aの前縁にこのピラーインナ本体21aと一体的に形成されたフロントインナフランジ21bと、ピラーインナ本体21aの後縁にこのピラーインナ本体21aと一体的に形成されたリヤインナフランジ21cとを有する。フロントインナフランジ21bは、ウインドシールドガラス13の内面から所定の隙間をあけたキャブ11内方であって、上記ウインドシールドガラス13の内面に略平行にかつウインドシールドガラス13の側縁に向って延びて設けられる、即ちサイドドア14のドアフレーム14cに近付く方向に延びて設けられる。またリヤインナフランジ21cは、ドアフレーム14cの内面から所定の間隔をあけたキャブ11内方であって、ドアフレーム14cの内面に略平行にかつ後方に向って延びて設けられる。
ピラーアウタパネル22は、ドアフレーム14cの前面に略対向して設けられたピラーアウタ本体22aと、ピラーアウタ本体22aの前縁にこのピラーアウタ本体22aと一体的に形成されたフロントアウタフランジ22bと、ピラーアウタ本体22aの後縁にこのピラーアウタ本体22aと一体的に形成されたリヤアウタフランジ22cとを有する。フロントアウタフランジ22bは、ウインドシールドガラス13の内面から所定の隙間をあけたキャブ11内方であって、上記ウインドシールドガラス13の内面に略平行にかつウインドシールドガラス13の側縁とは反対方向に延びて設けられる、即ちドアフレーム14cから離れる方向に延びて設けられる。またリヤアウタフランジ22cは、ドアフレーム14cの内面から所定の間隔をあけたキャブ11内方であって、ドアフレーム14cの内面に略平行にかつ後方に向って延びて設けられる。
フロントインナフランジ21bのピラー外面とフロントアウタフランジ22bのピラー内面とを接合することによりフロント重ね合せ部23が形成され、リヤインナフランジ21cのピラー内面とリヤアウタフランジ22cのピラー内面とを接合することによりリヤ重ね合せ部24が形成される(図1〜図3)。上記フロント重ね合せ部23はウインドシールドガラス13の側縁内面に沿って設けられる。これによりフロントピラー17はウインドシールドガラス13により覆われるように構成される。またウインドシールドガラス13の周縁内面にはセラミック塗装により所定の幅の目隠し用膜13aが形成され、フロント重ね合せ部23のピラー外面にウインドシールドガラス13の側縁近傍の内面がガラス用接着剤26により接着される。これによりウインドシールドガラス13の接着面をフロントインナフランジ21b及びフロントアウタフランジ22bの2重構造としているため、上記ガラス13の接着面の剛性を高めることができるとともに、トラックを前方から見たときにガラス用接着剤26やフロントピラー17が目隠し用膜13aにより遮られて視認できないようになっている。
ウインドシールドガラス13の周縁には、このガラス13の周縁の見栄えを向上するために軟質合成樹脂製又はゴム製のモール27が嵌着される。図4及び図5に示すように、このモール27は、ウインドシールドガラス13の側辺部13bに嵌着されたサイドモール28と、ウインドシールドガラス13の上辺部13cに嵌着されたアッパモール29とを備える。アッパモール29の端部(図5の左端部)はサイドモール28の上端部に接続され一体化される。サイドモール28は、ウインドシールドガラス13の側辺部13b外面を被覆するサイドアウタ部28aと、ウインドシールドガラス13の側辺部13b内面を被覆するサイドインナ部28bと、サイドアウタ部28a及びサイドインナ部28bを連結するとともにウインドシールドガラス13の側辺部13b端面を被覆するサイド連結部28cとを有する。サイドインナ部28bには、フロントピラー17に当接する中空状部28dがサイドインナ部28bの長手方向に沿って設けられる。この中空状部28dはモール27と同一材料によりモール27と一体的に成形されることが好ましい。また中空状部28dは成形時に横断面が略J字状になるように形成され、フロントピラー17への当接時に横断面が略扁平リング状に弾性変形するように構成され、その肉厚は比較的薄肉、例えば0.5〜2mmに形成されることが好ましい。更に中空状部28dがフロントピラー17に当接することにより、サイドモール28及びフロントピラー17間の隙間が塞がれるようになっている。
一方、サイドドア14は、ドア本体14aと、このドア本体14aの上面に設けられドア窓14bを形成するために略逆U字状に形成されたドアフレーム14cと、ドア窓14bを開放可能に閉止する透明のサイドガラス14dとを有する(図1〜図3及び図6)。サイドガラス14dの前縁はガラスラン14fにより包囲され、そのガラスラン14fはサイドガラス14dを保持し案内するためにガラスフレーム14eに装着される(図1〜図3)。またドアフレーム14cは、ドアインナパネル14gとドアアウタパネル14hとを接合することにより形成される。そして、ガラスフレーム14eがドアフレーム14cに挿着され、このドアフレーム14cとウインドシールドガラス13の右側縁との間には、フロントピラー17がウインドシールドガラス13の右側縁及びサイドガラス14dの前縁に沿って設けられる。またドアインナパネル14gには、フロントピラー17及びサイドモール28に当接するドア用ウエザストリップ31が設けられる。このドア用ウエザストリップ31は、ドアインナパネル14gの前面に取付けられたウエザストリップ本体31aと、このウエザストリップ本体31aと一体的に設けられサイドモール28に当接する略波板状の第1シール部31bと、ウエザストリップ本体31aと一体的に設けられフロントピラー17に当接する筒状の第2シール部31cとを有する。
一方、図5に示すように、フロントピラー17の上端はルーフ部材32に接続され、フロントピラー17の下端はカウル部材(図示せず)に接続される。ルーフ部材32の前縁にはウインドシールドガラス13の上縁に沿うアッパフランジ32aが設けられ、カウル部材の上縁にはウインドシールドガラス13の下縁に沿うロアフランジ(図示せず)が設けられる。また図1〜図3の符号33は、ピラーインナ本体21aのピラー外面に沿って設けられたピラーガーニッシュである。
このように構成されたトラック10の前部構造の動作を説明する。
ウインドシールドガラス13のフロントピラー17に対する組付けがばらつくと、モール27のフロントピラー17に対する位置関係が図1〜図3に示すように変化する。具体的には、ウインドシールドガラス13のフロントピラー17に対する組付けが設計通りに行われた場合、モール27とサイドドア14との間の隙間は図1に示すようにH0となり、ウインドシールドガラス13がフロントピラー17に対して図2において左方向にずれた場合、モール27とサイドドア14との間の隙間は図2に示すようにH1と広くなり、ウインドシールドガラス13がフロントピラー17に対して図3において右方向にずれた場合、モール27とサイドドア14との間の隙間は図3に示すようにH2と狭くなる。しかし、上記のようにウインドシールドガラス13のフロントピラー17に対する組付けがばらついても、この隙間は中空状部28dにより確実に塞がれるとともに、この隙間の変化は中空状部28dの弾性変形により吸収される。この結果、サイドドア14の開放時のフロントピラー17の見栄えを損うことはない。また上記中空状部28dはモール27とフロントピラー17との間の隙間をシール圧を均一に保った状態で確実に塞ぐので、中空状部28dがウインドシールドガラス13を浮き上がらせる力は殆ど発生しない。この結果、上記隙間が変化してもウインドシールドガラス13が前方に浮き上がらないので、ウインドシールドガラス13の見栄えを損うことはない。更にフロントピラー17がウインドシールドガラス13により覆われるので、ウインドシールドガラス13の組付けがフロントピラー17に対して車幅方向にばらついても、中空状部28dの変形によりモール27とフロントピラー17との間の隙間が確実に塞がれる。この結果、ウインドシールドガラス13の両側縁の見栄えを損うことはない。
本発明実施形態の車両の前部構造を示す図6のA−A線断面図である。 ウインドシールドガラスがフロントピラーに対して車幅方向右側にずれて組付けられた状態を示す図1に対応する断面図である。 ウインドシールドガラスがフロントピラーに対して車幅方向左側にずれて組付けられた状態を示す図1に対応する断面図である。 ウインドシールドガラスの側辺部にサイドモールを嵌着する直前の状態を示す要部断面図である。 フロントピラー、モール及びウインドシールドガラスを含む要部分解斜視図である。 サイドドア、モール及びウインドシールドガラスを含むトラックの要部斜視図である。
符号の説明
10 トラック(車両)
13 ウインドシールドガラス
14 サイドドア
17 フロントピラー
27 モール
28d 中空状部

Claims (2)

  1. ウインドシールドガラス(13)の側縁とサイドドア(14)の前縁との間にフロントピラー(17)が設けられ、前記ウインドシールドガラス(13)の周縁にモール(27)が嵌着され、前記ウインドシールドガラス(13)の側縁近傍の内面が前記フロントピラー(17)に接着された車両の前部構造において、
    前記フロントピラー(17)に当接する中空状部(28d)が前記モール(27)に設けられ、
    前記中空状部(28d)は成形時に横断面が略J字状になるように形成され、前記フロントピラー(17)への当接時に横断面が略扁平リング状に弾性変形するように構成され、
    前記中空状部(28d)が前記フロントピラー(17)に当接して前記モール(27)及び前記フロントピラー(17)間の隙間を塞ぐように構成された
    ことを特徴とする車両の前部構造。
  2. フロントピラー(17)がウインドシールドガラス(13)により覆われた請求項1記載の車両の前部構造。
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