JP4836638B2 - メイクアップ化粧料 - Google Patents

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本発明は、温度の上がり下がりによる強度低下が起こりにくく、しかも外観のつやが低下しにくいメイクアップ化粧料に関する。
スティック化粧料の保形性を高めるには、ワックス量を増量させることで可能であるが、この場合塗布感触の悪化を伴ってしまう。そこで、硬度の比較的高いワックス、例えば、ポリエチレンワックスやカルナウバワックスを用いることで少量のワックスで硬度を高めることが行われているが、これらのワックスでは、経時や温度変化によって硬度の低下が起こりやすい。
そこで、側鎖を有するワックス(特許文献1)や、ジシロキサン構造を有するポリエチレン(特許文献2)を配合し、保形性を改善することが検討されている。しかしながら、これらの技術によってスティックの硬度変化は改善されるものの、スティック化粧料の魅力のひとつである外観のつやが、経時や温度変化で低下してしまうという問題があった。
特開平3−63206号公報 特開2001−48723号公報
本発明の目的は、温度の上がり下がりによる強度低下が起こりにくく、しかも外観のつやが低下しにくいメイクアップ化粧料を提供することにある。
本発明者らは、特定の油溶性高分子と、融点が95℃以下の分岐構造を有するポリエチレン等を、特定の割合で組み合わせて用いれば、経時や温度変化での強度の低下及び外観のつやの低下が起こりにくいメイクアップ化粧料が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)及び(B):
(A)構成単位として分子内に炭素数12〜22のアルキル基を有するメタクリレートを60質量%以上含み、疎水性のビニル基含有モノマーを40質量%以下含む油溶性高分子
0.1〜10質量%、
(B)融点が95℃以下で、分岐構造を有するポリエチレン又はそのコポリマー
2〜10質量%
を含有するメイクアップ化粧料を提供するものである。
本発明のメイクアップ化粧料は、温度の上がり下がりによる強度低下が起こりにくく、しかも外観のつやが低下しにくいものである。特に、スティック状の口紅等として好適である。
本発明で用いる成分(A)の油溶性高分子は、構成単位として分子内に炭素数12〜22のアルキル基を有するメタクリレートを60質量%以上含み、疎水性のビニル基含有モノマーを40質量%以下含むものである。
炭素数12〜22のアルキル基としては、炭素数16〜20のものが好ましく、炭素数18が最も好ましい。
成分(A)の油溶性高分子は、このような疎水性メタクリレートを、60質量%以上、好ましくは90質量%以上含有するものであり、それにより、高いつやを得ることができる。
一方、疎水性のビニル基含有モノマーとしては、20℃の水100gへの溶解度が2g以下であるものが好ましい。
このようなモノマーとしては、炭素数23以上のアルキル基を含有するメタクリレート、炭素数11以下のアルキル基を含有するメタクリレート、炭素数1〜30のアルキル基を含有するアクリレート、アルキルアクリルアミド系モノマー、アルキルメタクリルアミド系モノマーのほか、スチレン系モノマー等が挙げられる。より具体的には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸tert−ブチル、アクリル酸tert−ブチル、アクリル酸イソボルニル、メタクリル酸イソボルニル、アクリル酸ジシクロペンタニル、メタクリル酸ジシクロペンタニル、スチレン、tert−ブチルアクリルアミド、tert−ブチルメタクリルアミド等が挙げられる。
成分(A)の油溶性高分子は、このような疎水性のビニル基含有モノマーを、40質量%以下、好ましくは10質量%以下含有するものである。また、疎水性のビニル基含有モノマーとしては、フッ素含有モノマーを含まないのが好ましい。
成分(A)の油溶性高分子において、油溶性とは、成分(A)を50〜95℃で加熱したとき、成分(B)と均一に溶解できるものである。溶解条件は次のとおりである。成分(B)80gと成分(A)20gを混合して50〜95℃に加熱し、ディスパーにて10分攪拌する。更に、加熱状態で30分間静置した際の外観を目視観察して判断する。即ち、溶け残りがなく、均一に溶解している状態、また屈折率差のある界面を生じない状態を油溶性という。
成分(A)の油溶性高分子は、分子量が2万〜50万、特に5万〜15万であるのが、より高いつやが得られるので好ましい。
成分(A)の油溶性高分子としては、特に炭素数12〜22のアルキル基を有するメタクリレートのホモポリマーが好ましく、炭素数18のアルキル基を有するメタクリレートのホモポリマー(ポリステアリルメタクリレート)が最も好ましい。
成分(A)の油溶性高分子は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.1〜10質量%、好ましくは0.3〜2質量%含有される。外観のつやの低下を抑制する効果の点から0.1質量%以上が好ましく、塗布時の感触のよさの点から10質量%以下が好ましい。
本発明で用いる成分(B)は、融点が95℃以下、好ましくは80℃以下のものである。融点が95℃を超えるものでは、経時や温度変化での強度の変化及びスティック外観のつやの低下を抑制する効果が発現しにくい。ここで、融点は、化粧料原料基準第2法により測定するものである。
このような融点を有し、分岐構造を有するポリエチレンまたはエチレンコポリマーとしては、ポリエチレン、エチレンプロピレンコポリマー、ジシロキサン構造を有するポリエチレン等が挙げられる。より具体的には、低密度ポリエチレンであるパフォーマレンPL(融点85℃、NEW PHASE TECNOLOGIES社製)、エチレンプロピレンコポリマーであるリップワックスPZ80(融点90℃、日本ナチュラルプロダクツ社製)、さらには、特開2001-48723号公報に記載のジシロキサンワックス等が挙げられる。
これらのうち、最も効果が高いのは、次の一般式(I)で表わされるジシロキサンワックスである。
Figure 0004836638
(式中、R1 は、炭素数の最頻値にして22〜100のアルキル基を示し、R2 〜R5 は、同一又は異なって、炭素数1〜10の炭化水素基を示す)
一般式(I)において、R1 は炭素数の最頻値にして22〜100、好ましくは26〜100、より好ましくは32〜70の鎖長を有するアルキル基である。R1 における炭素数の最頻値とは、分布のあるアルキル鎖長のうち、最も含有量の多いアルキル基の炭素数をいう。
1 は、エチレンの重合で得たポリエチレン鎖として、あるいはヒドロシリル化反応による長鎖アルキル基として導入することができるが、R1 の炭素数の最頻値は、次の方法によって測定することができる。
融点測定器(例えばYANACO製)にて測定した式(I)のジシロキサンの融点(例えば昇温速度:1℃/min )が、同様に測定したn−アルカン標準品の融点と後述の範囲内で一致するとき、そのn−アルカン標準品の炭素数として求められる。ジシロキサンの溶け始めの温度をA℃、溶け終わりの温度をB℃とし、n−アルカン標準品の溶け始めの温度をE℃、溶け終わりの温度をF℃としたとき、下記の条件がともにを満足される場合、ジシロキサン(I)のR1 の炭素数の最頻値は、そのn−アルカン標準品の炭素数と一致するものとする。
(数1)
│A−E│≦2℃, │B−F│≦2℃
また、上記の方法で測定した溶融前後の温度の幅は、(B−A)℃が6℃以内、特に4℃以下が好ましい。
2 〜R5 は、炭素数1〜10のアルキル基が好ましく、特にメチル基が好ましい。
このようなジシロキサンワックスは、例えば、特開2001-48723号公報に記載の方法により製造することができる。
成分(B)は、1種以上を用いることができ、全組成中に2〜10質量%、好ましくは3〜7質量%含有される。スティックが破損し難さの点から2質量%以上が好ましく、塗布する際の感触の点から10質量%以下が好ましい。
また、成分(A)と成分(B)の含有割合は、スティックの硬さと塗布時の感触の点から、質量比で、1:1〜1:50、特に1:1〜1:30であるのが好ましい。
更に、本発明のメイクアップ化粧料は、前記以外の油性成分、粉体、界面活性剤を含有することができる。
油性成分として、ワックス(固体脂)及びオイル(液油)を用いることができる。
ワックスとしては、常温で固体又は半固体の炭化水素、脂肪酸エステル、トリグリセライド、脂肪酸、高級アルコール及びこれらの誘導体が用いられ、具体的には、固体パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、低分子ポリオレフィン、ワセリン、ラノリン、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ステアリルアルコール、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸、硬化ヒマシ油、12−ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。
オイルとしては、常温で液体の炭化水素、脂肪酸エステル、トリグリセライド、脂肪酸、高級アルコール、シリコーンオイル、フッ素系オイル及びこれらの誘導体等が用いられ、具体的には、ヒマシ油、オリーブ油、アボガド油、パーム油、カカオ油、流動パラフィン、流動分岐パラフィン、ワセリン、スクワラン、水添ポリイソブテン、ステアリン酸ブチルエステル、ミリスチン酸オクチルドデシルエステル、ミリスチン酸イソプロピルエステル、ラノリン脂肪酸イソプロピルエステル、ラノリン脂肪酸へキシルエステル、アジピン酸ジイソプロピルエステル、セバチン酸ジイソプロピルエステル、イソノナン酸イソトリデシル、イソステアリン酸ポリグリセリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、2−オクチルドデカノール、オレイルアルコール、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、パーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
これらの油性成分は、全組成中に10〜80質量%含有されるのが好ましい。
粉体としては、体質顔料、着色顔料、パール顔料を用いることができる。
体質顔料としては、例えばケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、セリサイト、マイカ、カオリン、クレー、ベントナイト、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の無機顔料及びこれらの複合粉体;ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ナイロン、シリコーン樹脂、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、シルクパウダー、セルロース、Nε−ラウロイル−L−リジン、長鎖アルキルリン酸金属塩、N−モノ長鎖アルキルアシル塩基性アミノ酸、金属セッケン等からなる有機粉体、及びこれらの複合粉体;上記無機粉体と有機粉体との複合粉体などが挙げられる。なお、これらの粉体の粒子形状は、球状、板状、針状、粒状及び不定形等いずれの形状でもよい。
着色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体、更にカーボンブラック等の無機顔料、タール系色素、レーキ顔料等の有機顔料、カルミン等の天然色素などが挙げられる。
パール顔料としては、雲母、合成金雲母等を酸化チタン、酸化鉄、酸化ケイ素、紺青、酸化クロム、カルミン、有機顔料等の着色剤で被覆したパール顔料などを用いることができる。
これらの粉体は、通常の方法により、撥水処理、撥水・撥油化処理等の各種表面処理を施して用いても良い。
これらの粉体は、全組成中に5〜50質量%含有されるのが好ましい。
界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤を用いることができる。
非イオン界面活性剤としては、例えば、モノグリセライド、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルカノールアミド、アミンオキサイド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルサッカライド、α−モノアルキルグリセリルエーテル、ジメチルポリシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体、ジメチルポリシロキサン・モノアルキルグリセリルエーテル共重合体(特開平6−135871号)等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルナフタレンスルホネート、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、脂肪族炭化水素基を有する第1級、第2級、第3級アミン塩、第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
更に、本発明のメイクアップ化粧料は、保湿剤、増粘剤、酸化防止剤、アルコール、多価アルコール、防腐剤、紫外線吸収剤・散乱剤、有機溶剤、水溶性高分子、無機塩又は有機酸塩、キレート剤、乳化安定剤、pH調整剤、香料、各種エキス、薬剤、及び水等を適宜含有することができる。
本発明のメイクアップ化粧料は、通常の方法により製造することができ、油性、水性、乳化物の状態で、また固型、半固型、液状、ペースト状の形態で提供することができる。特に、スティック状の化粧料として好適である。
また、化粧料としては、口紅、リップグロス、リップクリーム、リップライナー、アイシャドウ、ルースパウダー、アイブロウ、アイライナー、頬紅、ネイルエナメル、マスカラ、粉白粉、固型白粉、フェイスパウダー、パウダーファンデーション、油性ファンデーション、クリーム状ファンデーション、リキッドファンデーション、コンシーラー等が含まれる。
合成例1
ステアリルメタクリレート50g、トルエン50gを溶解混合し、これに2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル1gを加え、窒素雰囲気下、65℃で5時間、さらに80℃で1時間重合させた。得られた溶液にエタノールを沈殿剤として加えて生成物を沈殿させ、次いで加熱減圧乾燥することにより、ポリステアリルメタクリレートを得た。重量平均分子量は10万であった。
得られたポリステアリルメタクリレート20gを、エチレンプロピレンコポリマー(融点90℃;リップワックスPZ80、日本ナチュラルプロダクツ社製)80gと95℃で加熱攪拌すると、均一に溶解した。
合成例2
ステアリルメタクリレートをデシルメタクリレートに代える以外は、合成例1と同様に合成を行い、ポリデシルメタクリレートを得た。重量平均分子量は10万であった。
得られたポリデシルメタクリレート20gを、エチレンプロピレンコポリマー(融点90℃;リップワックスPZ80、日本ナチュラルプロダクツ社製)80gと95℃で加熱攪拌すると、均一に溶解した。
実施例1〜2及び比較例1〜4(口紅)
表1に示す組成の口紅を製造し、スティックの強度及びつやを評価した。結果を表1に併せて示す。
なお、表1中、セラミド類1としては、以下に示す化合物を用いた。
Figure 0004836638
(製造方法)
表1に示す成分を、90℃の加熱状態で攪拌混合し、これを表面の光沢性を高めたアルミ製金型へと流し込み、室温まで冷却した。得られたスティック口紅を容器に装填した。
(評価方法)
(1)スティックの強度:
容器からスティックを繰り出した状態で、スティック根元(支持部)から1cmの部分に負荷をかけていき、破損をおこした時の負荷値を強度とした。製造直後及び10〜40℃の温度サイクル(周期1日1サイクル)、保存1ヶ月後の強度を評価した。
(2)スティック表面のつや:
スティックを垂直に立て、スティック正面から45°の位置に蛍光灯をおき、スティックに写りこんだ蛍光灯の反射光の明瞭度合いを、以下の基準により評価した。製造直後及び10〜40℃の温度サイクル保存1ヶ月後のつやを評価した。
○:反射光が明瞭。
△:反射光が知覚できる。
×:反射光が知覚できない。
Figure 0004836638
表1の結果より、本発明の口紅はいずれも、温度の上がり下がりによる強度低下が起こりにくく、しかもスティック表面のつやが低下しにくいものであった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)及び(B):
    (A)ポリステアリルメタクリレート 0.3〜2質量%、
    (B)エチレンプロピレンコポリマー及び下記一般式(I)
    Figure 0004836638
    (式中、R 1 は、炭素数の最頻値にして22〜100のアルキル基を示し、R 2 〜R 5 は、同一又は異なって、炭素数1〜10の炭化水素基を示す)
    で表わされるジシロキサンワックスから選ばれる、融点が77〜95℃で、分岐構造を有するポリエチレン又はそのコポリマー 2〜10質量%
    を含有する固型メイクアップ化粧料。
  2. 成分(A)と成分(B)の含有割合が、質量比で、1:1〜1:50である請求項記載のメイクアップ化粧料。
  3. 成分(A)が、重量平均分子量が5万〜50万のポリステアリルメタクリレートである請求項1又は2記載のメイクアップ化粧料。
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