JP4835400B2 - 情報作成装置 - Google Patents
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Description
更に、請求項8に係る情報作成装置は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の情報作成装置(3)において、前記移動情報収集手段は、前記学生の通学時間帯における歩行者が携帯するGPS機能付き端末装置(6)から収集された端末位置情報に基づいて前記移動情報を収集することを特徴とする。
これにより、スクールゾーンの外から該スクールゾーン内に入ってくる学生の通学時間帯における歩行者(例えば、小学生や中学生等である。)の実際の通行状態に合わせてスクールゾーンのエリアを拡大して変更設定することが可能となる。
これにより、スクールゾーン内の学生の通学時間帯における歩行者(例えば、小学生や中学生等である。)の実際の通行状態に合わせて、学生の通学時間帯における歩行者が通行しない非通行エリアをスクールゾーンから削除して変更設定することが可能となる。
これにより、スクールゾーン内の各リンクに対して所定時間毎に設定された危険度レベルに対応してスクールゾーン内の注意喚起案内のレベルを変更することが可能となり、所定時間毎に信頼性の高い注意喚起の案内を行うことが可能となる。
更に、請求項8に係る情報作成装置では、学生の通学時間帯における歩行者が携帯するGPS機能付き端末装置から収集された端末位置情報に基づいて移動情報を収集する。これにより、GPS機能付き端末装置の位置情報と時刻情報とに基づいて、学生の通学時間帯における歩行者(例えば、小学生や中学生等である。)の通行する各リンクにおける所定時間毎の位置情報を収集することが可能となり、学生の通学時間帯における歩行者の正確な移動経路を基準にスクールゾーンのエリアを正確に変更設定することが可能となる。また、GPS機能付き端末装置の位置情報と時刻情報とに基づいて、スクールゾーン内の各リンクを通行する学生の通学時間帯における歩行者数を所定時間毎に算出して、該各リンクに対する危険度レベルを正確に変更設定することが可能となり、より信頼性の高い注意喚起の案内を行うことが可能となる。
また、このGPSサーバ5は、小学生や中学生等の各歩行者が携帯する携帯電話6から携帯電話回線網を介して定期的に(例えば、30秒毎、1分毎、5分毎等である。)送信されてくる該携帯電話6の現在地及び現在時刻の情報と識別IDとを受信し、この識別IDに基づいて該携帯電話6を所有する歩行者を特定し、この特定した歩行者に対応させて該携帯電話6の現在地及び現在時刻をハードディスクに順次記憶する。そして、情報配信センタ3から送信要求があった場合には、ハードディスクに記憶している小学生や中学生等の各歩行者の位置情報と時刻情報を情報配信センタ3へ送信するように構成されている。
尚、ナビゲーション装置2の構成に関しては後に図2を用いて詳細に説明する。
そして、後述のように、各スクールゾーン内及びスクールゾーン周辺から各スクールゾーン内の学校に通学する小学生や中学生等の歩行者の通行状態に基づいて、スクールゾーンは、拡張又は減少されて、再度、センタ側スクールゾーンDB16に格納される(図4参照)。また、センタ側スクールゾーンDB16には、各スクールゾーン内の各リンクに対して設定された危険度レベルに関するリンク情報が格納されている(図5参照)。
この操作部24は、走行開始時の現在地を修正し、案内開始地点としての出発地及び案内終了地点としての目的地を入力する際や施設に関する情報の検索を行う場合等に操作され、各種のキーや複数の操作スイッチから構成される。尚、操作部24としては、キーボード、マウス等や、液晶ディスプレイ25の前面に設けたタッチパネルによって構成することもできる。
また、液晶ディスプレイ25には、ナビ地図情報37Aに基づく地図が表示されて各リンク上の交通情報が表示される経路案内画面の他、操作案内、操作メニュー、キーの案内、現在地から目的地までの誘導経路、誘導経路に沿った案内情報、交通情報等が表示される。
そして、通信装置27は、情報配信センタ3と通信を行う携帯電話網等による通信手段であり、情報配信センタ3との間で最もバージョンの新しい更新地図情報やスクールゾーンに関するエリア情報等の送受信を行う。また、通信装置27は、情報配信センタ3に加えて、道路交通情報センタ(VICS)等から送信された渋滞情報やサービスエリアの混雑状況等の各情報から成る交通情報を受信する。
図3は情報配信センタ3のCPU11が実行するスクールゾーンに関するエリア情報等を変更設定してナビゲーション装置2へ配信するスクールゾーン変更設定処理を示すメインフローチャートである。図4は図3の「スクールゾーン地域増減設定処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。図7は図3の「スクールゾーン危険度設定処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。図10は図3の「配信処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
図4に示すように、S111において、CPU11は、センタ側スクールゾーンDB16に記憶される全国のスクールゾーンのエリア情報に基づいて、所定スクールゾーンを処理対象として設定する。そして、CPU11は、更新用地図情報14Aから当該スクールゾーン内及びスクールゾーン周辺(例えば、スクールゾーンから約1km〜3kmの範囲である。)の全リンクを順次抽出してRAM12に記憶する。
続いて、S112において、CPU11は、センタ側スクールゾーンDB16に記憶される当該スクールゾーンのエリア情報に基づいて、一番目に抽出したリンクについて、このリンクがスクールゾーン内のリンクか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、一番目に抽出したリンクがスクールゾーン内のリンクの場合には(S112:YES)、CPU11は、S113の処理に移行する。
S113において、CPU11は、この一番目に抽出したリンクを小学生や中学生等の学生(歩行者)が通行しているか否かを判定する判定処理を実行する。即ち、CPU11は、一番目に抽出したリンクに対応する小学生や中学生等の学生(歩行者)の通学時間帯(例えば、午前7時0分〜午前8時30分や午後3時30分〜午後5時0分である。)における歩行者数をセンタ側スクールゾーンDB16から読み出し、歩行者数が1人以上か否かを判定する判定処理を実行する。
S119において、CPU11は、S111で抽出した次のリンクがあるか否かを判定する判定処理を実行する。そして、S111で抽出した次のリンクが無い場合には(S119:NO)、CPU11は、当該スクールゾーンの処理が終了したと判定して、次の所定スクールゾーンがあるか否かを判定し、次の所定スクールゾーンがある場合には、この次の所定スクールゾーンを処理対象として設定し、再度S111以降の処理を実行する。一方、次の所定スクールゾーンが無い場合には、CPU11は、全スクールゾーンについて当該サブ処理を実行したと判定して、ループを終了してメインフローチャートに戻り、S12の処理に移行する。
一方、S111で抽出した次のリンクが有る場合には(S119:YES)、CPU11は、次のリンクについてS112以降のループを実行する。
S114において、CPU11は、この一番目に抽出したリンクを小学生や中学生等の学生(歩行者)が通行していない非通行の日数が所定日数以上(例えば、7日以上、10日以上等である。)か否かを判定する判定処理を実行する。具体的には、CPU11は、センタ側スクールゾーンDB16に記憶されている当該一番目のリンクの歩行者数の更新履歴を参照して、所定日数以上(例えば、7日以上、10日以上等である。)、歩行者数が0人か否かを判定する。
一方、一番目に抽出したリンクを小学生や中学生等の学生(歩行者)が通行していない非通行の日数が所定日数以上の場合には(S114:YES)、CPU11は、S115の処理に移行する。
S116において、CPU11は、この一番目に抽出したリンクを小学生や中学生等の学生(歩行者)が通行しているか否かを判定する判定処理を実行する。即ち、CPU11は、一番目に抽出したリンクに対応する小学生や中学生等の学生(歩行者)の通学時間帯(例えば、午前7時0分〜午前8時30分や午後3時30分〜午後5時0分である。)における歩行者数をセンタ側スクールゾーンDB16から読み出し、歩行者数が1人以上か否かを判定する判定処理を実行する。
一方、一番目に抽出したリンクを小学生や中学生等の学生(歩行者)が通行している場合、即ち、一番目に抽出したリンクに対応する小学生や中学生等の学生(歩行者)の通学時間帯における歩行者数が1人以上の場合には(S116:YES)、CPU11は、S117の処理に移行する。
そして、S118において、CPU11は、この通学リンクを含む所定エリア(例えば、リンクに沿った両側約50m〜100mの範囲である。)を通学エリア(追加エリア)として設定して、当該スクールゾーンにこの通学エリア(追加エリア)の部分を追加して、再度、センタ側スクールゾーンDB16に記憶後、S119の処理に移行して、上記S119の処理を実行する。これにより、スクールゾーン周辺から当該スクールゾーン内に通学する小学生や中学生等の学生(歩行者)が通行する通学リンクを含む通学エリア(追加エリア)の部分が、このスクールゾーンに追加されて、当該スクールゾーンが更新される。
図5はスクールゾーンの外から入ってくる学生の通学路の一例を示す図である。図6はスクールゾーンに追加エリアを追加する一例を示す図である。
図5に示すように、小学校51及び中学校52のうち中学校52を中心とする所定エリア内がスクールゾーン53として初期設定されて、センタ側スクールゾーンDB16に記憶されている。また、スクールゾーン53から約1km外側のスクールゾーン周辺に自宅55がある中学生(歩行者)は、GPS機能付き携帯電話6を携帯して中学校52に通学しており、この中学生が通学する通学路56の位置情報と時刻情報がGPSサーバ5に順次記憶されている。これにより、情報配信センタ3のCPU11は、ネットワーク4を介してGPSサーバ5からこの通学路56上の各リンク上における中学生(歩行者)の位置情報と時刻情報とを取得し、センタ側スクールゾーンDB16に記憶する。
図7に示すように、S211において、CPU11は、センタ側スクールゾーンDB16に記憶される全国の各スクールゾーンのエリア情報に基づいて、更新用地図情報14Aから全国のスクールゾーン内及びスクールゾーン周辺(例えば、スクールゾーンから約1km〜3kmの範囲である。)の全リンクを順次抽出してRAM12に記憶する。
続いて、S212において、CPU11は、センタ側スクールゾーンDB16に記憶される全国のスクールゾーンのエリア情報に基づいて、一番目に抽出したリンクについて、このリンクがスクールゾーン内のリンクか否かを判定する判定処理を実行する。
S213において、CPU11は、この一番目に抽出したリンクに小学生や中学生等の歩行者の通行注意が必要な最も低いレベルを表す「危険度レベル0」を設定してセンタ側スクールゾーンDB16に記憶後、S221の処理に移行する。
S221において、CPU11は、S211で抽出した次のリンクがあるか否かを判定する判定処理を実行する。そして、S211で抽出した次のリンクが無い場合には(S221:NO)、CPU11は、全スクールゾーンについて当該サブ処理を実行したと判定して、ループを終了してメインフローチャートに戻り、S13の処理に移行する。
一方、S211で抽出した次のリンクが有る場合には(S221:YES)、CPU11は、次のリンクについてS212以降のループを実行する。
S214において、この一番目に抽出したリンクの所定時間毎の各時間帯における(例えば、通学時間帯の午前7時0分〜午前7時30分、午前7時30分〜午前8時0分、午前8時0分〜午前8時30分、午後3時30分〜午後4時0分、午後4時0分〜午後4時30分、午後4時30分〜午後5時0分等である。)該リンクを通行する小学生や中学生等の歩行者数をセンタ側スクールゾーンDB16から読み出し、RAM12に記憶する。
そして、S215において、CPU11は、第1番目の所定時間帯(例えば、午前7時0分〜午前7時30分である。)における該一番目に抽出したリンクを通行する歩行者数がA人以上(例えば、10人以上である。)か否かを判定する判定処理を実行する。そして、この一番目に抽出したリンクを通行する歩行者数がA人以上の場合には(S215:YES)、CPU11は、S216の処理に移行する。S216において、CPU11は、一番目に抽出したリンクに対して、この第1番目の所定時間帯(例えば、午前7時0分〜午前7時30分である。)における小学生や中学生等の歩行者の通行注意が必要な最も高いレベルを表す「危険度レベル3」を設定してセンタ側スクールゾーンDB16に記憶後、S220の処理に移行する。
一方、RAM12に次の所定時間帯の該リンクを通行する小学生や中学生等の歩行者数が記憶されている場合には(S220:YES)、CPU11は、次の所定時間帯の該リンクを通行する小学生や中学生等の歩行者数について、S215以降のループを実行する。
そして、この一番目に抽出したリンクを通行する歩行者数がB人以上の場合には(S217:YES)、CPU11は、S218の処理に移行する。S218において、CPU11は、一番目に抽出したリンクに対して、この第1番目の所定時間帯(例えば、午前7時0分〜午前7時30分である。)における小学生や中学生等の歩行者の通行注意が必要な「危険度レベル3」よりも低いレベルを表す「危険度レベル2」を設定してセンタ側スクールゾーンDB16に記憶後、S220の処理に移行して、上記S220の処理を実行する。
図8は自宅55から中学校52へ登校する中学生が、スクールゾーン60内の通学路56を所定時間毎に通行する各通行エリアの一例を示す図である。図9は図8の各通行エリアの所定時間毎の歩行者数に基づいて危険度レベルを設定する一例を示す図である。
図8に示すように、CPU11は、自宅55から中学校52へ登校する中学生が、スクールゾーン60内の通学路56を、午前7時0分〜午前8時30分の間に通行する位置情報及び時刻情報をセンタ側スクールゾーンDB16から読み出し、RAM12に記憶する。そして、CPU11は、この中学生が通行する通学路56の各リンクを約30分毎に通行するリンクに区分し、午前7時0分〜午前7時30分の間に通過する各リンクを含む所定エリア(例えば、リンクに沿った両側約50mの範囲である。)を第1通行エリア62としてRAM12に記憶する。また、CPU11は、午前7時30分〜午前8時0分の間に通過する各リンクを含む所定エリア(例えば、リンクに沿った両側約50mの範囲である。)を第2通行エリア63としてRAM12に記憶する。また、CPU11は、午前8時0分〜午前8時30分の間に通過する各リンクを含む所定エリア(例えば、リンクに沿った両側約50mの範囲である。)を第3通行エリア64としてRAM12に記憶する。
図10は図3の「配信処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
図10に示すように、S311において、CPU11は、ナビゲーション装置2から送信された要求コマンドと共に、ナビ識別ID、自車位置の座標データ、ナビ地図情報37Aのバージョン情報等の各車両情報を受信して、この各車両情報をRAM12に記憶する。そして、CPU11は、この受信した要求コマンドがスクールゾーンに関するスクールゾーン情報を要求する要求コマンドか否かを判定する判定処理を実行する。
一方、ナビゲーション装置2から受信した要求コマンドが、スクールゾーンに関するスクールゾーン情報を要求する要求コマンドの場合には(S311:YES)、CPU11は、S312の処理に移行する。S312において、CPU11は、RAM12から受信した自車位置の座標データ(例えば、緯度と経度である。)を読み出し、この自車位置周辺(例えば、自車位置から半径約20km以内である。)の各スクールゾーンのエリアを表すエリア情報をセンタ側スクールゾーンDB16から読み出してRAM12に記憶する。また、CPU11は、この自車位置周辺の各スクールゾーン内及びスクールゾーン周辺の各リンクに設定された各危険度レベル0〜3を表す危険度レベル情報をセンタ側スクールゾーンDB16から読み出してRAM12に記憶する。
尚、このナビ識別IDで特定されるナビゲーション装置2のCPU41は、通信装置27を介して受信した各スクールゾーンのエリアを表すエリア情報と、この各スクールゾーン内及びスクールゾーン周辺の各リンクに設定された各危険度レベル0〜3を表す危険度レベル情報とをスクールゾーンDB38に格納する。これにより、既に、スクールゾーンDB38に格納されている各スクールゾーンのエリアを表すエリア情報と、この各スクールゾーン内及びスクールゾーン周辺の各リンクに設定された各危険度レベル0〜3を表す危険度レベル情報とが更新される。
図11はナビゲーション装置2のCPU41が実行するスクールゾーン内及びスクールゾーン周辺の走行案内処理を示すフローチャートである。
尚、図11にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置2のROM43に格納されており、CPU41により所定時間毎(例えば、約10m秒〜約3秒毎である。)に実行される。
続いて、S412において、CPU41は、スクールゾーンDB38に格納される各スクールゾーンのエリアを表すエリア情報とナビ地図情報37Aとに基づいて、自車位置がスクールゾーン内のリンク上に位置しているか否かを判定する判定処理を実行する。
一方、自車位置がスクールゾーン内又はスクールゾーン周辺のリンク上に位置していると判定した場合には(S412:YES)、CPU41は、S413の処理に移行する。S413において、CPU41は、タイマ45から現在の時刻を読み出し、小学校や中学校等へ登校又は下校する通学時間帯(例えば、午前7時0分〜午前8時30分や午後3時30分〜午後5時0分である。)か否かを判定する判定処理を実行する。そして、タイマ45から読み出した時刻が通学時間帯でないと判定した場合には(S413:NO)、CPU41は、当該処理を終了する。
そして、自車が位置するリンクに設定された危険度レベル情報が「危険度レベル1」の場合には(S414:YES)、CPU41は、S415の処理に移行する。S415において、CPU41は、運転者に対してスクールゾーン内の小学生や中学生等の歩行者の通行注意を促す警告度合いを「警告レベル1」に設定して、RAM42に記憶する。そして、CPU41は、この「警告レベル1」に対応する警告処理プログラムをスクールゾーンDB38から読み出して、実行後、当該処理を終了する。
尚、スクールゾーンDB38には、運転者に対してスクールゾーン内の小学生や中学生等の歩行者の通行注意を促す警告度合いを「警告レベル1」、「警告レベル2」、「警告レベル3」のそれぞれに対応する警告処理プログラムが予め格納されている。
そして、自車が位置するリンクに設定された危険度レベル情報が「危険度レベル2」の場合には(S416:YES)、CPU41は、S417の処理に移行する。S417において、CPU41は、運転者に対してスクールゾーン内の小学生や中学生等の歩行者の通行注意を促す警告度合いを「警告レベル1」よりも高い度合いの「警告レベル2」に設定して、RAM42に記憶する。そして、CPU41は、この「警告レベル2」に対応する警告処理プログラムをスクールゾーンDB38から読み出して、実行後、当該処理を終了する。
更に、自車位置が交差点に達する毎に、車速センサ28を介して車速を検出して、所定制限速度以上(例えば、時速約20km以上である。)の場合には、「安全のために強制的に減速させます。」という音声報知をスピーカ26を介して出力すると共に、不図示の車両ECU(Electronic Control Unit)を介して、車速を時速約10km以下に減速するようにしてもよい。
これにより、CPU11は、各スクールゾーン内の小学生や中学生等の学生(歩行者)の実際の通行状態に合わせて、小学生や中学生等の学生(歩行者)が通行しない非通行エリアを、センタ側スクールゾーンDB16に記憶される各スクールゾーンから削除して変更設定することが可能となる。
これにより、スクールゾーンの外から該スクールゾーン内に入ってくる小学生や中学生等の学生(歩行者)の実際の通行状態に合わせて、小学生や中学生等の学生(歩行者)が通行する通学エリア(追加エリア)、センタ側スクールゾーンDB16に記憶される各スクールゾーンに追加して変更設定することが可能となる。
また、各スクールゾーン内の各リンクには、各スクールゾーンの周辺の各リンクに設定される危険度レベル0よりも、歩行者を注意する程度が高い各危険度レベル1〜3が設定されるため、スクールゾーン内とスクールゾーン周辺とにおいて、注意喚起案内のレベルを変更することが可能となり、信頼性の高い注意喚起の案内を行うことが可能となる。
これにより、ナビゲーション装置2のCPU41は、スクールゾーン内及びスクールゾーン周辺の歩行者の通行状態に合わせて変更設定された該スクールゾーンのエリア情報と、各リンクに設定された各危険度レベル0〜3を表す危険度レベル情報とを、受け取ることが可能となり、より正確なスクールゾーンを運転者に報知することが可能となる。
例えば、情報配信センタ3のCPU11は、図3に示される「スクールゾーン変更設定処理」(S11)及び「スクールゾーン危険度設定処理」(S12)を、ネットワーク4を介してGPSサーバ5から小学生や中学生等の歩行者が通行する各リンク上における歩行者の位置情報と時刻情報とを定期的に(例えば、24時間毎、1週間毎、1月毎等である。)取得して、センタ側スクールゾーンDB16に記憶したときに実行するようにし、「配信処理」(S13)を所定時間毎に(例えば、約1msec〜10msec毎にである。)実行するようにしてもよい。
2 ナビゲーション装置
3 情報配信センタ
4 ネットワーク
5 GPSサーバ
6 携帯電話
6A、27 通信装置
6B、31 GPS
10 サーバ
11、41 CPU
12、42 RAM
13、43 ROM
16 センタ側スクールゾーンDB
17 センタ側通信装置
51 小学校
52 中学校
53、60 スクールゾーン
56 通学路
58 追加エリア
62 第1通行エリア
63 第2通行エリア
94 第3通行エリア
Claims (8)
- 学校を中心とする所定エリア内をスクールゾーンとして記憶するスクールゾーン記憶手段と、
前記スクールゾーン周辺において学生の通学時間帯における歩行者の移動情報を収集する移動情報収集手段と、
前記移動情報に基づいて前記スクールゾーンに追加すべき追加エリアを設定する追加エリア設定手段と、
前記スクールゾーンに前記追加エリアを追加するように制御するスクールゾーン追加制御手段と、
を備えたことを特徴とする情報作成装置。 - 学校を中心とする所定エリア内をスクールゾーンとして記憶するスクールゾーン記憶手段と、
前記スクールゾーン内を通行する学生の通学時間帯における歩行者の移動情報を収集する移動情報収集手段と、
前記移動情報に基づいて前記学生の通学時間帯における歩行者が所定日数以上通行しない非通行エリアを設定する非通行エリア設定手段と、
前記スクールゾーンから前記非通行エリアを削除するように制御するスクールゾーン削除制御手段と、
を備えたことを特徴とする情報作成装置。 - ナビゲーション装置からの要求に基づいて前記ナビゲーション装置が位置する周辺の前記スクールゾーンのエリアを表すエリア情報を該ナビゲーション装置へ配信する配信手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報作成装置。
- 学校を中心とする所定エリア内をスクールゾーンとして記憶するスクールゾーン記憶手段と、
前記スクールゾーン内を通行する学生の通学時間帯における歩行者の移動情報を収集する移動情報収集手段と、
前記移動情報に基づいて前記スクールゾーン内の各リンクに対して所定時間毎に通行する歩行者数を算出する歩行者数算出手段と、
前記所定時間毎に通行する歩行者数に基づいて前記スクールゾーン内の各リンクに対して危険度レベルを該所定時間毎に設定する危険度レベル設定手段と、
を備えたことを特徴とする情報作成装置。 - 前記危険度レベル設定手段は、前記スクールゾーン周辺の各リンクに対して最も低いレベルを表す最低危険度レベルを設定することを特徴とする請求項4に記載の情報作成装置。
- ナビゲーション装置からの要求に基づいて前記ナビゲーション装置が位置する周辺の前記スクールゾーン内の各リンクに対して設定された前記危険度レベルを表す危険度レベル情報を該ナビゲーション装置へ配信する配信手段を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の情報作成装置。
- 前記学生の通学時間帯における歩行者の移動情報は、学生の移動情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報作成装置。
- 前記移動情報収集手段は、前記学生の通学時間帯における歩行者が携帯するGPS機能付き端末装置から収集された端末位置情報に基づいて前記移動情報を収集することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の情報作成装置。
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