JP4834947B2 - 位置合わせ方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板に形成された合わせマークとマスクに形成された合わせマークを用いて、基板とマスクとの位置合わせを行う位置合わせ方法とそれを用いた自動露光機に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の実装において、例えばプリント配線基板に感光性レジスト膜を塗布し、下層パターンである基板上の導体パターンに重ね合わせして、上層パターンとなるマスクパターンを転写露光し、現像、硬化工程を経て上記基板上にソルダーレジストを形成することが行われる(以下、ソルダーレジスト工程という)。そして、プリント配線基板表面にIC等の部品がハンダ実装される。このようなソルダーレジスト形成では、上記下層パターンあるいは上層パターンの形状は点対称の平面形状になるのが一般的でる。
【0003】
通常、上記基板は、ソルダーレジスト工程前の製造工程中で様々な加工を施されるので、その過程で、様々な変形が生じ、特に、高い温度での加熱や圧力のかかる処理や強酸、強アルカリ溶液に浸漬される工程では大きな変形が生じる。例えば、プリント配線基板の製造では、材料のガラス繊維強化樹脂の横糸方向と縦糸方向の伸縮率の差や、めっき処理、ベーキング、積層プレスなどの処理において大きな変形を生じる。
【0004】
このような変形は均一な伸縮の場合もあるが、横(X)方向と縦(Y)方向で伸縮量が異なる場合もある。そして、時には、伸縮に加えて歪みを生じることもある。また、このような変形は、ロット間、ロット内でばらつきを有している。このため、上記ソルダーレジスト工程における基板には、設計寸法に対して、基板一枚一枚が独自の予測しがたい変形が生じている。
【0005】
上述したような基板の変形等から生じる寸法差をできる限り小さくするために、上記マスクパターンは、設計値ではなく上記前工程での変形分を予測した予定寸法、または、過去の製造実績から得られた実際寸法から、X、Y方向にスケールファクターを加味されて製作されるのが通常である。それでも、マスクは唯一枚で、前述のように独自の予測しがたい変形が生じた複数枚の基板に対して繰り返し転写露光するので、少なからず、基板とマスクのパターンに寸法差の生じるのは必然である。加えて、マスクがフィルムの場合は、マスク自体にも無視できない変形を生じる。フィルムマスクは温度や湿度に寸法依存性があるので、作業環境の温湿度の変化によって変形したり、露光に伴なって発生する熱によって昇温し、まさに露光作業を行っている間にも変形を生じている。
【0006】
このような条件の中で、精度良く、且つ、高い歩留で、レジスト膜への露光作業を行うためには、基板とマスクとを整合させた後に基板一枚一枚の位置ずれを調整して、基板上に重ね合わせて形成する下層パターンと上層パターン間の位置ずれが最小限になるように位置合わせし、位置ずれが許容範囲内であることを判断した後、露光によるパターン転写することが不可欠となる。
【0007】
特開平5−088380号公報には、上記パターン転写で用いる自動露光機について記載されている。ここで、基板とマスクの位置合わせにおいて、計測した基板の合わせマークとマスクの合わせマークの座標を用いてその位置ずれを計算し、位置ずれが予め設定された許容範囲内にあるか否かを判定し、許容限度内であれば露光を開始し、許容限度を超えるずれがあった場合には排出する技術が記載されている。また、位置ずれ分をフィードバックして基板を固定するテーブルを調整して位置ずれ補正する技術が記載されている。しかし、許容範囲内にあるか否かを判定するアルゴリズムについては開示されていない。
【0008】
通常、上記のような自動露光機では、以下に示すような位置合わせ手法がとられる。すなわち、初めに、レジスト膜を塗布した基板上にマスクを当接させて、基板上の合わせマークの座標(xi,yi)と上記合わせマークに対応した位置に設けてあるマスクの合わせマークの座標(Xi,Yi)を計測する。例えば、図10に示すように、基板101の四隅に基板上合わせマーク102a、102b、102c,102dを計4箇所に設けておく。CCDカメラで四隅の各々の合わせマークを読み取り、二値化などの画像処理を行って、基板上合わせマーク102a、102b、102c,102dのそれぞれの中心座標(x1,y1)(x2,y2)(x3,y3)(x4,y4)と、マスク103の四隅に設けたマスク上合わせマーク104a、104b,104c,104dのそれぞれの中心座標(X1,Y1)(X2,Y2)(X3,Y3)(X4,Y4)を計測する。そして、計算して、基板上合わせマークとマスク上合わせマークのX、Y座標の差分、(△x1,△y1)、(△x2,△y2)、(△x3,△y3)、(△x4,△y4)を得る。
【0009】
次に、各々の合わせマーク座標の差分(△xi,△yi)を小さくするように、基板を固定しているテーブルを動かして、マスクと基板の相対位置を調整する。そして、予め外部から設定された下層パターンと上層パターンの位置ずれ分のX方向の許容値X0 と、Y方向の許容値Y0 とを各々を比較して、(1)に示す条件式を満たすときに合格と判断して、光源部から光を照射して露光する。
【0010】
△xi ≦ X0 、且つ、△yi ≦ Y0 (1)
上記の位置合わせを所定の回数繰り返し実施してもなお(1)に示す条件を満たさない場合は基板を自動露光機から排出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したソルダーレジスト形成の場合、基板上にある実装ランドや実装パッドにソルダーレジスト開口を精度良く形成することが重要な要素の一つとなっている。ソルダーレジストが部分的にでも覆い被さった実装ランドや実装パッドでは、部品のハンダ接続において障害を生じたり、部品実装後の接続信頼性が保たれない。
【0012】
従来のプリント配線基板におけるQFP(Quad Flat Package)、SOP(Single Outline Package)の実装パッドなど、矩形のパッドに対してソルダーレジストを露光して形成する場合では、パッド及びパッドに対するソルダーレジスト開口の形状がともに矩形のため、従来の技術のように、X方向、Y方向の位置ずれ量を、各々予め設定された許容値と比較し判定して合格としている。
【0013】
図11に示すソルダーレジスト105を形成したQFPなどのパッド部では、部品をハンダ付け実装する基板101上に配列して設けた複数のパッド106に対し、それぞれソルダーレジスト開口107が形成されている。図11では、パッド106に対するソルダーレジスト開口107の位置ずれの許容値が片側0.05mmの場合に、X方向に0.05mm、Y方向に0.05mmの相対位置ずれが生じた場合を表している。各パッドの上辺と右辺はソルダーレジストが接した良品限度となっており、X、Y方向のいずれかがこれを超えた位置ずれを生じるとソルダーレジスト被りを生じて不良となる。このように、QFPなどの矩形のパッドに矩形のソルダーレジスト開口を設けるような場合では、X方向、Y方向の位置ずれ量を各々予め設定された許容値と比較して判定するアルゴリズムで、必要十分であった。
【0014】
しかし、最近のプリント配線基板にあるCSP(Chip Size Package)のパッドやインターポーザー基板上にあるハンダバンプを形成用パッドとする円形パッドに対して円形のソルダーレジスト開口を設けた設計の場合において、位置ずれの斜め方向にはX、Y方向のずれ量を合成した位置ずれ量が発生するので、X、Y方向のずれ量を各々予め設定された許容値と比較して判定するアルゴリズムでは、ソルダーレジスト被りが生じてしまうという不具合が生じる。図12に示すように、ソルダーレジスト105を形成した円形のパッドでは、部品をハンダ付け実装する基板101上に配列した複数のパッド108に対してそれぞれソルダーレジスト開口109が形成されている。図12では、パッド108に対するソルダーレジスト開口109の位置ずれの許容値が片側0.05mmの場合に、X方向に0.05mm、Y方向に0.05mmの相対位置ずれが生じた場合を表している。この結果、図12に示すように、パッドの右上側でソルダーレジスト被りが生じている。これは、斜め45°方向では、X、Y方向のずれ量が合成されて0.071mmの位置ずれが発生してしまっているからである。
【0015】
このような斜め方向のソルダーレジスト被りを避けるために、厳しい許容値を設けることが行われる。図12のケースでは位置ずれの許容値をX、Y方向共に0.035mmにする必要がある。しかし、許容値を厳しく設定すると、実際にはソルダーレジスト被りを発生させないような位置ずれをも不良判定してしまうという不具合がある。例えば、X方向に0.040mm,Y方向に0mmの相対位置ずれのケースでは、パッドにソルダーレジストが接しないので良品であるにもかかわらず、合わせマークの差分△x>0.035mmのために不良判定となる。
【0016】
このような不具合は、円形パッドのケースに限らず、基板設計上、常用的に使用される、平面形状が八角形のパッドでも同様である。このような不具合を生じる根本的な原因は、パターン設計された基板のパッドとソルダーレジスト開口の形状からくる製品の位置精度の要求品質に対して、露光機での位置合わせのためのアルゴリズムが必要十分でないためといえる。更に、上述したような基板あるいはマスクの変形に対して十分に対応できないことによる。
【0017】
本発明の主目的は、基板とマスクとの位置合わせを簡便な方法でもって高精度に且つ自動的にできるようにすることにある。また、本発明の他の目的は、上記基板あるいはマスクが製造工程において変形する場合にも、上記位置合わせを効率的にできるようにすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明の位置合わせ方法では、基板の合わせマークとマスクの合わせマークとを重ね合わせる位置合わせ方法において、前記基板とマスクとを位置合わせした後、前記基板の合わせマークの中心座標と前記マスクの合わせマークの中心座標とを計測し、両者の中心座標間のそれぞれのX、Y座標の差分△x、△yを計算し、
基板上に重ね合わせて形成する円形の下層パターンと円形の上層パターン間の位置ずれ許容値をkとし、基板上の前記合わせマーク位置の前記基板の有効エリアの最外部位置に対するX、Y座標での相対比をそれぞれRx、Ryとし、A=k×Rx、且つ、B=k×Ryとした係数A、Bに関して、
(△x) 2 /A 2 +(△y) 2 /B 2 ≦1
とした判定式に当てはめて位置合わせの良否判定を行う。
【0023】
基板の合わせマークとマスクの合わせマークとを重ね合わせる位置合わせ方法において、前記基板とマスクとを位置合わせした後、前記基板の合わせマークの中心座標と前記マスクの合わせマークの中心座標とを計測し、両者の中心座標間のそれぞれのX、Y座標の差分△x、△yを計算し、
基板上に重ね合わせて形成する八角形の下層パターンと八角形の上層パターン間の位置ずれの許容値をkとし、基板上の合わせマーク位置の前記基板の有効エリアの最外部の位置に対するX、Y座標での相対比をそれぞれRx、Ryとし、A=k×Rx、且つ、B=k×Ryとした係数A、Bに関して、
|(△x/A√2)|+|(△y/B√2)|≦1、
且つ、|△x/A|≦1、|△y/B|≦1
とした判定式に当てはめて位置合わせの良否判定を行う。
【0026】
このようにして、本発明では、プリント配線基板上のパッドにソルダーレジスト被りが発生して不良が混入したり、不良の混入を避けるために厳しい判定基準を設けて歩留を低下させることなく、基板上のレジスト膜にマスクパターンを、精度良く、且つ、高い歩留で、転写露光することができるようになる。これは、上述したようなアルゴリズムで判定することにより、基板のパッドとソルダーレジスト開口の設計形状からくる製品の要求品質に対して、必要十分な判定ができるようになるからである。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に本発明の第1の実施の形態について、以下に、図1乃至図5に基づいて説明する。図1は、自動露光機での位置合わせ機構の概略図である。ここでは、プリント配線基板の四隅の4箇所に合わせマークを設置して、マスクには基板の合わせマークに対応した位置に合わせマークを設置した、4箇所の合わせマークにより位置合わせを行う例を示した。
【0028】
図示しない枠に固定されたマスク1は、基板テーブル2上に固定された図示しない基板に当接している。上方にあるCCDのカメラ3は、基板およびマスクに設けられた4箇所の合わせマークを読み取る。カメラ3が読み取った基板上およびマスク上の合わせマークの画像は、画像処理部4で二値化され、演算部5で中心座標が計算される。さらに、演算部5では補正量の計算と、判定式による位置合わせの良否判定が行われ、露光の可否判定がなされる。計算された上記合わせマークのX、Y、θ(回転)の補正量に応じて、制御部6はX方向駆動部7、Y方向駆動部8、基板の回転をするθ方向駆動部9を制御する。なお、図示しない露光ランプはカメラ3のさらに上方に据え付けられており、演算部5で良判定を得た時には、制御部6を通じて、マスクパターンを基板上の感光性レジスト膜に転写露光する。
【0029】
次に、本発明での位置合わせの方法について図1および図2乃至図5に基づいて説明する。ここで、図2は、位置合わせのための作業工程を示すフローチャートである。図3は、円形状をした位置合わせマークの一例である。そして、図4と図5は、基板上の下層パターンであるパッドのパターン形状と、上層パターンとなるソルダーレジスト開口パターンと、これらのパターン間の位置ずれの許容値とを示し、後述する判定式を説明するための図である。ここで、上記パッドおよびソルダーレジスト開口の形状は円形あるいは正八角形となっているが、この他の点対称の平面形状のものが一般的に用いられる。以下、図2のフローチャートに示す作業工程に基づいて順に説明する。
【0030】
[基板をマスクに当接させる]
まず、観光レジスト膜を塗布した基板は板端を押し当てて位置決めする手段で粗位置決めされ、適当な移送手段を用いて、図1に示す基板テーブル2上に移載して、真空吸着などの手段により固定される。次に、図示しない枠に固定されたマスク1を前記基板に重ねて当接させる。
【0031】
[合わせマークの読み取り]
次に、マスクの上方から4箇所のCCDのカメラ3で基板上の合わせマークを読み取る。
【0032】
[座標の計測]
読み取った合わせマーク画像は、画像処理部4で二値化され、演算部5で合わせマークの中心座標が計算される。図3(a)に示すように、基板11上の有効エリア12の最外部に対応するところに、基板とマスクの合わせマーク位置となる第1マーク位置13a、第2マーク位置13b、第3マーク位置13c、第4マーク位置13dが存在する。そして、図3(b)に示すように、第1マーク13a乃至第4マーク13dには、それぞれ基板上合わせマーク14aとマスク上合わせマーク15a、基板上合わせマーク14bとマスク上合わせマーク15b、基板上合わせマーク14cとマスク上合わせマーク15c、基板上合わせマーク14dとマスク上合わせマーク15dが存在することになる。
【0033】
そこで、上記基板上合わせマーク14a乃至14dの中心座標p(xi,yi)とマスク上合わせマーク15a乃至15dの中心座標P(Xi,Yi)を計測する。つまり、基板上の4箇所の合わせマークの中心座標p1(x1,y1)、p2(x2,y2)、p3(x3,y3)、p4(x4,y4)と、マスクの4箇所の合わせマークの中心座標P1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)、P3(X3,Y3)、P4(X4,Y4)を計測する。
【0034】
[補正量の計算]
次に、基板の合わせマークの中心座標pi(xi,yi)とマスクの合わせマークの中心座標Pi(Xi,Yi)より距離Liを(2)式で計算する。すなわち、
Li=((△xi)2 +(△yi)21/2 (2)
ここで、△xi=Xi−xi、△yi=Yi−yi
そして、Liの最大値Lmaxが最も小さくなる時の、X方向の移動量tx、Y方向の移動量ty、回転量をθを最適な補正量とする。
【0035】
[基板の位置調整]
得られた最適な補正量に応じて、制御部6は、X方向駆動部7によりX方向の移動量txを、Y方向駆動部8によりY方向の移動量tyを、θ方向駆動部9により回転量をθで移動させて、基板位置を調整する。すなわち、X方向の移動量tx、Y方向の移動量ty、回転量をθとして、回転移動と平行移動を行うと、計算上、基板の合わせマークの中心座標pi(xi,yi)は次の(3)に示す一連の式に従い、座標pi’(xi’,yi’)へ移動する。
【0036】
xi’=xi×cosθ−yi×sinθ+tx、
yi’=xi×sinθ+yi×cosθ+ty(3)
この調整後は、再度、座標の計測を行い、移動後の基板の合わせマークの実際座標pi’(xi’,yi’)とマスクの合わせマークの座標Pi(Xi,Yi)を計測する。
【0037】
[判定式による計算]
図4あるいは図5に示しているような基板のパッドとソルダーレジスト開口の設計形状に応じて、判定式を設定しておく。移動後の基板の合わせマーク中心の実際座標p’(xi’,yi’)とマスクの合わせマーク中心の座標P(Xi,Yi)を判定式に当てはめて図1に示した演算部5で計算し、位置合わせの良否を判定する。
【0038】
図4に示すように、基板上の円形パッド16に円形ソルダーレジスト開口17を形成する設計の場合で、上層パターンであるソルダーレジスト開口17の下層パターンである円形パッド16に対する位置ずれの許容値が、図4に示すように片側kmmとすると、判定式は(4)式のようになる。
【0039】
(△xi’)2 /k2 +(△yi’)2 /k2 ≦1(4)
ここで、△xi’=Xi−xi’、△yi’=Yi−yi’
また、図5に示すように、八角形パッド18に八角形ソルダーレジスト開口19を形成する設計の場合で、ソルダーレジスト開口の上記位置ずれの許容値が、図5に示すように片側kmmとすると、判定式は(5)に示すような一連の式になる。
【0040】
|(△x’/√2)|+|(△y/√2)|≦k、
且つ、|△x’|≦k、|△y’|≦k(5)
[露光の開始と中止]
4箇所の合わせマークの全てが上記判定式を満足する場合には、基板全体の範囲において、基板のパッドとソルダーレジスト開口部の設計形状からくる製品の要求品質を満足できる位置合わせが完了していることになるので、露光を開始する。そして、判定式を満足しない場合は、製品の要求品質を満足できないので、再度、補正量の計算を行って基板位置を調整する。尚、再調整の回数は限度を設け、N回繰り返し調整しても判定式を満足しない場合には、露光を中止し、適当な手段により基板を排出する。このような転写露光の可否判定は図1に示す演算部5で行う。以上、合わせマークが4箇所のケースについて説明したが、2箇所以上あれば同様に行えることは明らかである。
【0041】
このようにして、本発明では、プリント配線基板上のパッドにソルダーレジスト被りが発生して不良が混入したり、不良の混入を避けるために厳しい判定基準を設けて歩留を低下させることなく、基板上のレジスト膜にマスクパターンを、精度良く、且つ、高い歩留で、転写露光することができるようになる。これは、上述したようなアルゴリズムで判定することにより、基板のパッドとソルダーレジスト開口の設計形状からくる製品の要求品質に対して、必要十分な判定ができるようになるからである。
【0042】
次に本発明の第2の実施の形態について、図6と図7に基づいて説明する。第1の実施の形態では、基板とマスクの合わせマークの存在する4箇所のマーク位置が、基板上において上述した上層パターンあるいは下層パターン等のパターン形成される領域(基板の有効エリアという)の最外部に対応するところに形成される場合について説明した。第2の実施の形態では、上記マーク位置が基板の有効エリアの最外部に対応するところに形成されない場合および基板とマスクの変形を考慮する場合のように、更に一般的なアルゴリズムで位置合わせの良否あるいは転写露光の可否を判定する場合について説明する。
【0043】
位置ずれは基板とマスクの相対寸法差と整合精度の合計として生じるので、通常、位置ずれ量は基板の中央付近より周辺部で大きくなる。第1の実施の形態では、合わせマークの差分△x、△yが最も大きくなる最外部に対応するところに形成されているので、合わせマークが基板の有効エリアを代表してしていると考えてよい。しかし、実際の基板には、様々な理由により、有効エリアの四隅の最外部に対応するところに合わせマークを配置できないケースがある。例えば、四隅に他の用途のパイロット類が配置済みである場合や、四隅の角部の基板仕上がりが悪い場合などである。このような時には、四隅の最外部に対応するところから若干量ずらして、基板の縦横いずれかの二辺に合わせマークを配置することがある。このようなケースでは合わせマークに囲まれた範囲の内側について良品が得られるが、有効エリアのうちで、合わせマークに囲まれた範囲の外側についてはソルダーレジスト被りの発生することがある。
【0044】
例えば、図6(a)のように、基板21の有効エリア22の周辺に設ける第1マーク位置23a、第2マーク位置23b、第3マーク位置23c、第4マーク位置23dにおいて、X方向では、基板21の有効エリア22の最外部位置に対する相対比(Rx)で1.05の位置に合わせマークが設置してあり、Y方向では基板の有効エリア22の最外部位置に対する相対比(Ry)で0.8の位置に合わせマークが配置されている。このようなケースでは、合わせマークで判定すると、有効エリアでは、X方向については厳しく、Y方向では甘いものとなってしまう。そこで、このような場合では、図2、図4,図5に基づき説明した判定式は(6)式のようになる。すなわち、図4に対応する場合では、
(△xi’)2 /(kRx)2 +(△yi’)2 /(kRy)2 ≦1(6)
ここで、△xi’=Xi−xi’、△yi’=Yi−yi’
そして、図5に対応する場合では判定式は(7)に示す一連の式のようになる。
【0045】
|(△x’/Rx√2)|+|(△y/Ry√2)|≦k、
且つ、|△x’/Rx|≦k、|△y’/Ry|≦k(7)
なお、ここで、Rx=1.05 , Ry=0.8である。
【0046】
このような判定式にすることで、X、Y方向の合わせマーク位置と有効エリアの最外部に対応するところの位置との相対比を反映して、ほとんど必要十分な判定ができるので、基板全体について、精度良く、且つ、高い歩留で、露光することできるようになる。
【0047】
更には、合わせマーク位置は、基板の有効エリアのブランク周囲に設けた製造用取代に配置したり、有効エリアの範囲内にある製品の内部に配置されたりして、有効エリアの最も外側位置とは異なる位置に存在するものである。例えば、図6(b)のように、基板21の有効エリア24の周辺に設ける第1マーク位置25a、第2マーク位置25b、第3マーク位置25c、第4マーク位置25dにおいて、合わせマーク位置と有効エリアの最外部位置との相対比を、X方向について変数Rx、Y方向について変数Ryとし、変数Rx、Ryは、複数ある合わせマーク位置について、すなわち、第1マーク位置25a、第2マーク位置25b、第3マーク位置25c、第4マーク位置25dにおいて別々の値を与えることになる。図6(b)に示すように、各マーク位置は対称でないところに配置され、各合わせマークの近傍の有効エリアも一様な形状でない場合は、第1マーク位置25a、第2マーク位置25b、第3マーク位置25c、第4マーク位置での上記判定式における変数Rx、Ryは、順に、Rx1=4.0 、Ry1=1.3、Rx2=1.2 、Ry2=0.7、Rx3=0.6、Ry3=0.6、Rx4=1.2、Ry4=1.1となる。
【0048】
また、従来の技術で述べたように、一般に基板あるいはマスクは変形している。このために、基板とマスクのある実際の平面と、上述した自動露光機の位置合わせ機構に於いて計測に用いるX,Y座標からなる平面が同一平面でない場合も存在する。このような場合には、一般の係数A、係数Bを用い、以下のような更に一般的となる判定式を用いると有効である。すなわち、図4に対応する場合では、判定式は(8)式となる。
【0049】
(△xi’)2 /A2 +(△yi’)2 /B2 ≦1(8)
ここで、△xi’=Xi−xi’、△yi’=Yi−yi’
そして、図5に対応する場合では、判定式は(9)に示す一連の式となる。
【0050】
|(△x’/A√2)|+|(△y/B√2)|≦1、
且つ、|△x’/A|≦1、|△y’/A|≦1(9)
以下、具体的な例について図7を参照して説明する。図7(a)に示すように、基板およびマスク平面26と計測座標のX,Y平面27がX方向で傾きを生じている場合,図1で述べたCCDのカメラ3を介して認識する合わせマークすなわち基板上合わせマーク28、マスク上合わせマーク29は、図示するように、X方向に縮んた楕円形状に変形する。必然、基板の有効エリア内にある製品のパッド、ソルダーレジスト開口の形状も同様の変形を示しており、この時、位置ずれの許容値はX方向に小さくなる。このような状態で、計測座標上の合わせマークの中心座標差を用いて判定を行うと、実際にはもっと大きい位置ずれが生じているので、ソルダーレジスト被りが発生してしまう可能性がある。従って、上述したように、このような場合には適切な係数Aを与えることで、傾き分を補正して正確に位置合わせができるようになる。
【0051】
同様に、図7(b)に示すのは、基板およびマスク平面26aと計測座標のX,Y平面27aがY方向で傾きを生じた場合である。この場合、基板上合わせマーク28a、マスク上合わせマーク29aは、Y方向に縮んた楕円形状に変形するので、適切な係数Bを与えることで補正を行うことができるようになる。
【0052】
ここで、図6に基づいて説明した判定式、すなわち、(6)あるいは(7)に示す条件式は、上記最も一般的な判定式、すなわち、(8)あるいは(9)に示す条件式において、上述したようにkを基板の下層パターンと上層パターン間の位置ずれの許容値とし、Rx、Ryをそれぞれ基板上の合わせマーク位置の基板の有効エリアの最外部の位置に対するX、Y座標での相対比として、
A=k×Rx、且つ、B=k×Ry
として導出されるものである。
【0053】
次に、こ本発明の第3の実施の形態について、図8と図9に基づいて説明する。第1および第2の実施の形態では、合わせマーク位置が4箇所のケースについて主に説明した。合わせマーク位置の数は、第1の実施の形態で触れたように、少なくとも2箇所以上あれば同様に行えることは明かであるが、3箇所以上を配置すると歩留まりの向上において非常に効果的になる。
【0054】
合わせマーク位置が2箇所の場合、X、Y方向で異なる比で伸縮差が生じていると、合わせマーク部分を最適化することにより合わせマークから遠い距離の部分では大きな位置ずれを生じてしまう可能性がある。そして、不良品を良品として転写露光する。例えば、図8(a)では、基板31上に、マスク32が重ねて当接している。合わせマークは図の右上に各々の基板上合わせマーク33a、マスク上合わせマーク34a、と図の左下に基板上合わせマーク33b、マスク上合わせマーク34bに配置されている。また、図に表現しているように基板はマスクに対してY方向に伸びており、X方向には縮んでいる。これを本発明の第1の実施の形態のごとく補正して位置調整すると、上記合わせマーク33aと34a、合わせマーク33bと34bの距離が最も小さくなるように調整されるので、調整後は図8(b)のように、補助線α上に各合わせマークが並ぶようになる。そして、位置合わせの良判定がなされ転写露光がなされる。しかし、図の左上、図の右下では大きな位置ずれが生じており、結果として不良品が製造されることになる。このように、合わせマークが2箇所の場合では、伸縮変形によるずれ分を回転による補正で調整してしまうことで、合わせマークの部分は最適化できても、合わせマークから遠い距離の部分では逆により大きな位置ずれを生じることになる。
【0055】
そこで、合わせマーク位置を3箇所にすると上記のような不具合は完全に解消される。例えば、図9では、基板31上に、マスク32が重ねて当接している。合わせマークは図9の右上の各々の合わせマーク33a,34a、と図の左下の33b,34bに加えて、図の左上に合わせ33c,34cが配置されている。これを本発明のごとく補正して位置調整しても、図2において説明したように、判定式を満足することはなく転写露光は否判定され中止されることになる。
【0056】
上述した本発明の実施の形態で、図2で説明した自動露光機での位置合わせ方法においては、全ての合わせマーク位置で合わせマークの差分△x、△yが上述した判定式を満足してから転写露光する場合について説明した。本発明は、このような場合に限定されるものではない。例えば、4箇所の合わせマーク位置で計測していて判定式が満たされない場合に、4箇所の合わせマーク位置のうち3箇所の合わせマーク位置を採用し、この3箇所の合わせマーク位置での合わせマークの差分△x、△yが上記判定式を満足する場合には、上記露光作業に入るようにしてもよい。更には、4箇所以上に合わせマークを形成する場合でも、ある箇所の合わせマークの差分△x、△yが上記判定式を満足しない場合にはその箇所を省いて位置合わせの良否を判定してもよい。
【0057】
また、上記の実施の形態では、円形状の合わせマークにおいて、差分△x、△yは合わせマークの中心座標から求めているが、本発明はこれに限定されるものでない。この合わせマークの形状はその他の点対称形状であってもよい。更には、合わせマークが点対称の形状でないでもよくその場合には、合わせマークの重心座標、あるいは合わせマークに予め定めた特定の位置座標から差分△x、△yを求めても同様の効果が生じることに言及しておく。
【0058】
また、上記の実施の形態では、プリント配線基板上にソルダーレジスト開口を形成する場合について説明したが、本発明は、プリント基板に配線を形成するためのレジスト膜に配線パターンを露光転写する場合でも同様に適用できる。更には、プリント基板以外にタブ等のテープ基板上のレジスト膜にパターンを転写露光する場合にも本発明は適用できるものである。
【0059】
更には、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態が適宜変更され得る。
【0060】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明では、基板にマスクのパターンを転写露光する自動露光において、基板とマスクとを位置合わせした後、基板の位置合わせマークの座標とマスクの位置合わせマークの座標とをそれぞれ計測して両者の座標の差分△x、△yを計算し、△xおよび△yを含んでなる判定式に当てはめて位置合わせの良否判定あるいは露光の可否判定を行う。ここで、上記判定式は、
(△x)2 /A2 +(△y)2 /B2 ≦1
但し、A、Bは係数
あるいは、
|(△x/A√2)|+|(△y/B√2)|≦1
且つ、|△x/A|≦1、|△y/B|≦1
ここで、A、Bは係数
を用いる。
【0061】
このようにすることで、プリント配線基板上のパッドにソルダーレジスト被りが発生して不良が混入したり、不良の混入を避けるために厳しい判定基準を設けて歩留を低下させることなく、基板上のレジスト膜にマスクパターンを、精度良く、且つ、高い歩留で、転写露光することができるようになる。
【0062】
そして、本発明により、基板に転写するパターンの微細化あるいは複雑化に対して十分に対応できるようになり、その製造歩留まりは大幅に向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するための自動露光機での位置合わせ機構の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態を説明するための合わせマークの平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を説明するためのパッドおよびソルダーレジスト開口部の平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を説明するためのパッドおよびソルダーレジスト開口部の平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を説明するための基板上の合わせマーク位置の平面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を説明するための基板上の合わせマーク位置の平面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を説明するための基板上およびマスク上の合わせマーク位置の平面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を説明するための基板および合わせマーク位置の平面図である。
【図10】従来の技術を説明するための合わせマーク位置の平面図である。
【図11】従来の技術での課題を説明するためのパッドおよびソルダーレジスト開口部の平面図である。
【図12】従来の技術での課題を説明するためのパッドおよびソルダーレジスト開口部の平面図である。
【符号の説明】
1,32 マスク
2 基板テーブル
3 カメラ
4 画像処理部
5 演算部
6 制御部
7 X方向駆動部
8 Y方向駆動部
9 θ方向駆動部
11,21,31 基板
12,22,24 有効エリア
13a,23a,25a 第1マーク位置
13b,23b,25b 第2マーク位置
13c,23c,25c 第3マーク位置
13d,23d,25d 第4マーク位置
14a,14b,14c,14d,28,28a 基板上合わせマーク
33a,33b,33c 基板上合わせマーク
15a,15b,15c,15d,29a,29b マスク上合わせマーク
34a,34b,34c マスク上合わせマーク
16 円形パッド
17 円形ソルダーレジスト開口
18 八角形パッド
19 八角形ソルダーレジスト開口
26,26a 基板上およびマスク平面
27,27a 計測座標のX,Y平面

Claims (2)

  1. 基板の合わせマークとマスクの合わせマークとを重ね合わせる位置合わせ方法において、前記基板とマスクとを位置合わせした後、前記基板の合わせマークの中心座標と前記マスクの合わせマークの中心座標とを計測し、両者の中心座標間のそれぞれのX、Y座標の差分△x、△yを計算し、
    基板上に重ね合わせて形成する円形の下層パターンと円形の上層パターン間の位置ずれ許容値をkとし、基板上の前記合わせマーク位置の前記基板の有効エリアの最外部位置に対するX、Y座標での相対比をそれぞれRx、Ryとし、A=k×Rx、且つ、B=k×Ryとした係数A、Bに関して、
    (△x) 2 /A 2 +(△y) 2 /B 2 ≦1
    とした判定式に当てはめて位置合わせの良否判定を行うことを特徴とする位置合わせ方法。
  2. 基板の合わせマークとマスクの合わせマークとを重ね合わせる位置合わせ方法において、前記基板とマスクとを位置合わせした後、前記基板の合わせマークの中心座標と前記マスクの合わせマークの中心座標とを計測し、両者の中心座標間のそれぞれのX、Y座標の差分△x、△yを計算し、
    基板上に重ね合わせて形成する八角形の下層パターンと八角形の上層パターン間の位置ずれ許容値をkとし、基板上の前記合わせマーク位置の前記基板の有効エリアの最外部位置に対するX、Y座標での相対比をそれぞれRx、Ryとし、A=k×Rx、且つ、B=k×Ryとした係数A、Bに関して、
    |(△x/A√2)|+|(△y/B√2)|≦1、
    且つ、|△x/A|≦1、|△y/B|≦1
    とした判定式に当てはめて位置合わせの良否判定を行うことを特徴とする位置合わせ方法。
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