JP4834818B2 - カーボンナノチューブ集合体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カーボンナノチューブ集合体の製造方法に関する。
従来より、カーボンナノチューブ等のカーボンナノ構造物質を、微小電子素子の導体や電界放出電極、電気配線、ミクロ構造物、高強度材料吸着材等として利用する研究が数多くなされている。
このカーボンナノチューブは、グラファイトのシートが円筒状に丸まった形状を有し、シートが一重の単層カーボンナノチューブと、複数のシートが入れ子状に重なった多層カーボンナノチューブとに分類することができる。
下記特許文献1、2には、電子装置の各段間の配線にカーボンナノチューブを用いることが開示されている。カーボンナノチューブを形成する方法としては、特許文献1では、無電界メッキにより、ビアホールの底面に粒径0.4 〜20nmの遷移金属微粒子を基板上に形成して、これを触媒として、ビアホールに、プラズマCVD法などにより、カーボンナノチューブを成長させることが開示されている。
また、下記特許文献2では、高アスペクト比のビアホールの底部に、カーボンナノチューブを選択的に形成する方法が開示されている。その方法は、レーザアブレーションにより金属微粒子を生成して、粒径を選別した後に、ビアホールの高さ方向に平行に、微粒子流を得て、ビアホールの底部に、粒径5nmのNiナノ粒子を堆積させて、これを触媒として、カーボンナノチューブを成長させる方法である。
また、下記特許文献3には、カーボンナノチューブを形成する方法ではないが、ヘリコンプラズマを用いたスパッタリングにより、Siの超微粒子薄膜を形成する方法が開示されている。
また、下記特許文献4には、尖塔形の多層カーボンナノチューブを複数、根元部を共通にして、放射状に集合させた鋭端多層カーボンナノチューブ放射状集合体が開示されている。
特開2005−72171 特開2005−22886 特開2002−167671 特開2003−206116
しかしながら、上記特許文献1、2のカーボンナノチューブは、平行に形成されており、配線として用いることができるが、電界放出電極として用いることはできない。また、上記特許文献4は、電界放出電極として用いることを開示しているが、この文献のカーボンナノチューブは、本質的には、層数が多い多層カーボンナノチューブで、先端を鋭端としたものである。
しかし、さらに、電界放出効果の高い他の構造体の開発が期待されている。
本発明は、従来の構造とは異なり、一層又は二層のカーボンナノチューブの複数が、それらの先端部で集合した形状とした今までに存在しない全く新規な構造のカーボンナノチューブ集合体である。
この構造体とすることで、一例として、電界放出効果を高くすることができ、他の分野への応用が期待される。
そこで、本発明の目的は、新規な構造のカーボンナノチューブ集合体を提供することである。
請求項1の発明は、粒径が5nm以下の粒子状触媒を、1×10 -4 Torr以下の真空度において、プラズマガンを用いたパルスアークプラズマによるパルスアークのパルス数により、1×1012/cm2〜5×1013/cm2の密度の範囲に制御して基体に堆積し、その後、プラズマCVD法により、単層又は二層のカーボンナノチューブを成長させるとき、前記パルス数を制御することで、複数のカーボンナノチューブの先端部を錐形に集合させてカーボンナノチューブ集合体を自己組織化させることを特徴とするカーボンナノチューブ集合体の製造方法である。
基体上に多数のカーボンナノチューブを成長させた場合には、各領域毎に、その領域に含まれるカーボンナノチューブの先端部が錐形に集合される。したがって、多数のカーボンナノチューブ集合体が形成されることになる。しかしながら、成長領域を制限することにより、カーボンナノチューブ集合体の数は制御できるし、集合された先端部が1つである1つのカーボンナノチューブ集合体も本件発明の範囲内である。
本発明では、集合体を構成する各カーボンナノチューブは、単層又は二層であることが特徴である。この構造により、先端部を点状に集合させることが容易となる。
粒子状触媒を粒径が5nm以下、密度を1×1012/cm2〜5×1013/cm2の範囲とすることで、複数のカーボンナノチューブの先端部を錐形に集合させることが可能となる。粒子状触媒の密度の望ましい範囲は、3×1012/cm2〜3×1013/cm2である。さらに粒子状触媒の密度の望ましい範囲は、1×1013/cm2〜3×1013/cm2である。
請求項2の発明は、粒子状触媒は、コバルト又はコバルト合金であることを特徴とする請求項1に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法である。
請求項3の発明は、パルスアークプラズマにより形成される粒子状触媒の基体の上方における気相密度を吸収分光により測定して、その測定された気相密度からパルスアークプラズマのパルス数を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法である。
吸収分光の光源にはレーザやホローカソードランプを用いることができる。基体上に堆積された粒子状触媒の密度と、パルスアークプラズマにより雰囲気中に飛散した気相粒子状触媒の密度およびパルス数(一般的には、気相粒子状触媒密度×パルス数)との関係を予め測定しておく。そして、実際に粒子状触媒を基体上に堆積する場合には、気相粒子状触媒密度を吸収分光により測定し、基体上に粒子状触媒の所定の密度が得られるように、パルス数を制御する。これにより、基体上に粒子状触媒の所望の最適な密度を得ることができる。この時、パルス幅や、パルス電圧の大きさを制御するようにしても良い。
プラズマCVDはカーボンナノチューブの原料ガスをプラズマ化してプラズマ雰囲気を形成し、基体上に堆積された粒子状触媒を用いて、カーボンナノチューブを基体上に成長させる方法である。プラズマ雰囲気とは、当該雰囲気を構成する物質の少なくとも一部が電離した状態(すなわち、原子や分子のイオンや電子などの荷電粒子や、原子や分子のラジカルなどの中性粒子などが混在した状態( プラズマ化した状態)) にある雰囲気をいう。
請求項4の発明は、カーボンナノチューブの先端部を除く部分は、基体に対して略垂直に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法である。
すなわち、複数のカーボンナノチューブの根元や中間部は、基体に対して略垂直に形成され、相互に平行に形成されており、複数の各カーボンナノチューブの先端部が点状に集合されたものである。
請求項5の発明は、粒子状触媒を、粒径が2nm以上4nm以下に形成することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法である。
この構成により、先端部を点状に集合させることが容易となる。
また請求項6の発明は、カーボンナノチューブの直径は、2nm以上5nm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法である。
また、請求項7の発明は、カーボンナノチューブの平均外径は4nm、平均内径は3nmであることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法である。
本発明の製造方法により得られるカーボンナノチューブ集合体は、複数のカーボンナノチューブの先端部が錐形に集合したカーボンナノチューブ集合体としたことにより、電界放出電極に用いた場合には、その先端部からの電界電子放出効率が向上する。また、多数のカーボンナノチューブを点状に集合させていることから、その電界放出電極の機械的な強度が向上する。
また、カーボンナノチューブは、単層又は二層であることから、各カーボンナノチューブの電気的特性が均一となり、特性が均一のカーボンナノチューブ集合体を得ることができる。
また、カーボンナノチューブは、基体上に形成された粒径が5nm以下の粒子状触媒により形成することで、単層又は二層のカーボンナノチューブとすることができる。各カーボンナノチューブの外径を5nm以下にすることができ、先端部を点状に集合させることができる。
また、カーボンナノチューブを、基体上に形成された粒径が2nm以上4nm以下の粒子状触媒により形成したことにより、各カーボンナノチューブの単層又は二層の割合を高くすることができ、先端部が点状に集合したカーボンナノチューブ集合体の電気的特性を均一にすることができる。
また、粒子状触媒の密度は、1×1012/cm2〜5×1013/cm2とすることで、先端部を点状に集合させることができる。ターゲットと基板との距離を調整することで、複数のカーボンナノチューブの先端部が錐形に集合したカーボンナノチューブ集合体を形成することが可能となる。望ましくは、3×1012/cm2〜3×1013/cm2である。さらに、望ましくは、1×1013/cm2〜3×1013/cm2である。この範囲の時には、確実に、先端部を点状に集合させることができる。
また、カーボンナノチューブの直径は、2nm以上5nm以下とすることで、各カーボンナノチューブの単層又は二層の割合を高くすることができ、先端部が点状に集合したカーボンナノチューブ集合体の電気的特性を均一にすることができる。
請求項1の発明では、粒径が5nm以下の粒子状触媒を、1×10 -4 Torr以下の真空度において、プラズマガンを用いたパルスアークプラズマによるパルスアークのパルス数により、1×1012/cm2〜5×1013/cm2の密度の範囲で基体に堆積し、その後、プラズマCVD法により、単層又は二層のカーボンナノチューブを成長させるとき、パルス数を制御することで、複数のカーボンナノチューブの先端部を錐形に集合させてカーボンナノチューブ集合体を自己組織化させて、カーボンナノチューブ集合体を製造方法することができる。粒子状触媒の径が大きくなる程、多層となり、粒径が小さい程、単層となる。本発明では、二層以下とすると、先端が集合したピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体が製造し易くなる。
この方法により、先端部が点状に集合したカーボンナノチューブ集合体を容易且つ均質に製造することができる。粒子状触媒の密度が1×1012/cm2〜5×1013/cm2の範囲の場合には、ターゲットと基板との距離を調整することで、複数のカーボンナノチューブの先端部が錐形に集合したカーボンナノチューブ集合体を形成することが可能となる。望ましくは、3×1012/cm2〜3×1013/cm2である。さらに、望ましくは、1×1013/cm2〜3×1013/cm2である。この範囲の時には、確実に、先端部を点状に集合させることができる。
また、粒子状触媒が、1×10-4Torr以下の真空度において、パルスアークプラズマにより生成されることで、粒子状触媒の粒径を5nm以下とすることができ、各カーボンナノチューブを単層又は二層として、その先端を点状に集合させることが可能となる。
また、請求項2の発明では、粒子状触媒を、コバルト又はコバルト合金としたことにより、先端部が点状に集合したカーボンナノチューブ集合体を均質且つ高速に製造することが可能となる。
また、請求項3の発明によると、基体の上方における粒子状触媒の気相密度を吸収分光により測定して、その測定値からパルス数を制御しているので、基体上に堆積される粒子状触媒の密度を正確に制御することが可能となり、高品質のカーボンナノチューブを製造することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書において特に言及している内容以外の技術的事項であって本発明の実施に必要な事項は、従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書によって開示されている技術内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
カーボンナノチューブの製造に用いる原料物質としては、少なくとも炭素を構成元素とする種々の物質を選択することができる。炭素とともに原料物質を構成し得る元素の例としては、水素、フッ素、塩素、臭素、窒素、酸素等から選択される一種または二種以上が挙げられる。好ましい原料物質としては、実質的に炭素と水素から構成される原料物質、実質的に炭素とフッ素から構成される原料物質、実質的に炭素と水素とフッ素から構成される原料物質が例示される。飽和または不飽和のハイドロカーボン(例えばCH4 、C22)、フルオロカーボン(例えばC26)、フルオロハイドロカーボン(例えばCHF3 )等を好ましく用いることができる。直鎖状、分岐状、環状のいずれの分子構造のものも使用可能である。通常は、常温常圧において気体状態を呈する原料物質(原料ガス)を用いることが好ましい。原料物質として一種類の物質のみを用いてもよく、二種以上の物質を任意の割合で用いてもよい。使用する原料物質の種類(組成)は、カーボンナノチューブの製造段階(例えば成長過程)の全体を通じて一定としても良く、製造段階に応じて異なるようにしても良い。目的とするカーボンナノ構造体の性状および/または特性(例えば電気的特性)に応じて、使用する原料物質の種類(組成)や供給方法等を適宜選択することができる。
ラジカル源物質としては、少なくとも水素を構成元素とする物質を好ましく用いることができる。常温常圧において気体状態を呈するラジカル源物質(ラジカル源ガス)を用いることが好ましい。特に好ましいラジカル源物質は水素ガス(H2 )である。また、ハイドロカーボン(CH4 等)のように、分解によりHラジカルを生成し得る物質をラジカル源物質として用いることも可能である。ラジカル源物質として一種類の物質のみを用いてもよく、二種以上の物質を任意の割合で用いてもよい。
製造方法の一つの好ましい態様では、原料物質を反応室内でプラズマ化することによって該プラズマ雰囲気を形成する。あるいは、反応室の外部で原料物質をプラズマ化し、そのプラズマを反応室に導入して該反応室内にプラズマ雰囲気を形成してもよい。
そのプラズマ雰囲気中に、該雰囲気の外部からラジカルを注入することが望ましい。反応室を形成するチャンバーの外部のラジカル発生室でラジカル源物質を分解してラジカルを生成し、それを反応室内のプラズマ雰囲気中に注入することが好ましい。あるいは、反応室と同一チャンバー内のラジカル発生室であってプラズマ雰囲気の外部でラジカル源物質を分解し、これにより生成したラジカルをプラズマ雰囲気中に注入してもよい。要は、原料物質のプラズマにより成膜したり処理したりする加工領域とは、異なる領域でラジカルを生成して、このラジカルのみを加工領域に注入して、成膜や処理を制御してカーボンナノチューブを成長させても良い。
ラジカル源物質からラジカルを生成する好ましい方法としては、該ラジカル源物質に電磁波を照射する方法が挙げられる。この方法に使用する電磁波としては、マイクロ波および高周波(UHF波、VHF波またはRF波)のいずれも選択可能である。VHF波またはRF波を照射することが特に好ましい。かかる方法によると、例えば周波数および/または入力電力を変更することによって、ラジカル源物質の分解強度(ラジカルの生成量)を容易に調整することができる。したがって、カーボンナノチューブの製造条件(プラズマ雰囲気中へのラジカルの供給量等)が制御し易いという利点がある。
ここで、周知のように、「マイクロ波」とは1GHz程度以上の電磁波を指すものとする。また、「UHF波」とは300〜3000MHz程度の、「VHF波」とは30〜300MHz程度の、「RF波」とは3〜30MHz程度の電磁波を、それぞれ指すものとする。
ラジカル源物質からラジカルを生成する他の好ましい方法としては、該ラジカル源物質に直流電圧を印加する方法が挙げられる。また、該ラジカル源物質に光(例えば可視光、紫外線)を照射する方法、電子線を照射する方法、該ラジカル源物質を加熱する方法等を採用することも可能である。あるいは、触媒金属を有する部材を加熱し、その部材にラジカル源物質を接触させて(すなわち、熱と触媒作用によって)ラジカルを生成してもよい。ラジカルを発生させるための触媒金属としては、Pt,Pd,W,Mo,Ni等から選択される一種または二種以上を用いることができる。
プラズマ雰囲気中に注入するラジカルは、少なくとも水素ラジカル(すなわち水素原子。以下、「Hラジカル」ということもある。)を含むことが好ましい。少なくとも水素を構成元素とするラジカル源物質を分解してHラジカルを生成し、そのHラジカルをプラズマ雰囲気中に注入することが好ましい。このようなラジカル源物質として特に好ましいものは水素ガス(H2 )である。
特に、Hラジカルのみを供給すると、カーボンナノチューブを良好に生成することができる。また、適度にOHラジカルやOラジカルが存在すると、カーボンナノチューブの形成が容易となると思われる。
反応室内における少なくとも一種類のラジカルの濃度(例えば、炭素ラジカル、水素ラジカル、フッ素ラジカルのうち少なくとも一種類のラジカルの濃度)に基づいて、カーボンナノチューブの製造条件の少なくとも一つを調整することが望ましい。かかるラジカル濃度に基づいて調整し得る製造条件の例としては、原料物質の供給量、原料物質のプラズマ化強度(プラズマ化条件の厳しさ)、ラジカル(典型的にはHラジカル)の注入量等が挙げられる。このような製造条件を、上記ラジカル濃度をフィードバックして制御することが好ましい。かかる製造方法によると、目的に応じた性状および/または特性を有するカーボンナノチューブを、より効率よく製造することが可能である。
ラジカルの測定方法としては、ラジカルの発光線(すなわち炭素原子の発光線)を反応室内に出射し、出射された発光線を受光して、光吸収スペクトルから、ラジカル濃度を測定することができる。したがって、目的に応じた性状および/または特性を有するカーボンナノチューブを効率よく製造することができる。上記の炭素ラジカル(炭素原子)に固有の発光線は、例えば、少なくとも炭素を構成元素とするガスに適当なエネルギーを加えることで得ることができる。炭素ラジカル(炭素原子)に固有の発光線を出射するように構成することができる。
モニタ、制御対象としては、C,H,Fラジカルに限定されず、この他、対象ラジカルとしてC2 ,CF,CF2 ,CF3 ,Cxy(x≧1,y≧1)でも良い。かかる測定結果に基づいて調整し得る製造条件の例としては、原料物質の供給量、原料物質のプラズマ化強度、ラジカル(典型的にはHラジカル)の注入量、ラジカル源物質の供給量、ラジカル源物質のラジカル化強度等が挙げられる。このような製造条件を、上記ラジカル濃度測定結果をフィードバックして制御することが好ましい。かかる製造方法によると、目的に応じた性状および/または特性を有するカーボンナノチューブを、均質に、より効率よく製造することが可能となる。
同様に、注入するラジカルを発生するラジカル発生室内や反応室にラジカルを注入する注入口におけるラジカル、特に、Hラジカルを測定して、反応室に注入されるラジカルの量が所定値になるように、ラジカル源物質の供給量やラジカル源物質に印加する電力を制御することが望ましい。このようにすれば、反応室内へ注入されるラジカル、特に、Hラジカルの量を成長過程においてリアルタイムに制御することができ、良質なカーボンナノチューブを生成することができる。
ラジカルを発生するための金属触媒(Pt,Pd,W,Mo,Ni等)を有する部材を前記ラジカル発生室に面して配置し、その金属触媒を加熱し得るようにラジカル発生手段を構成してもよい。例えば、波状のNi製ワイヤ(触媒金属部材)をラジカル発生室の内部に配置した構成とすることができる。上記ワイヤに電流を流したヒータに、ラジカル源物質としてのH2 を導入して接触させる。これにより、Niの触媒作用によってHラジカルを発生させることができる。触媒金属の加熱温度は、例えば300〜800℃程度とすることができ、通常は400〜600℃程度とすることが好ましい。また、プラズマ放電手段は、容量結合プラズマ(CCP)発生機構として構成されていることが好ましい。
カーボンナノチューブを成長させるための粒子状触媒としては、Ni,Fe,Co,Pd,Pt等の遷移金属や、それらの遷移金属同士の合金や、それらの遷移金属と他の金属や半導体との合金を用いることができる。粒子状触媒を基体上に堆積させる方法としては、パルスアークプラズ堆積法を用いることが望ましい。例えば、10-4Torr以下の真空度において、Coなどの遷移金属からなるターゲットに対してアークを発生させて、遷移金属のプラズマを発生させて、基体上に5nm以下の粒径の粒子状触媒を堆積することができる。10-4Torr以下とするのは、原子や分子の衝突確率を低下させて、粒子径を小さくするためである。また、基体をSiとした場合には、触媒粒子とSiが合金化してシリサイドが生成されるので、TiN、Al23などのバッファ層を形成することが望ましい。また、CoTiを触媒粒子に用いた場合には、Siとは反応しないので、Si基板上に直接、粒子状触媒を堆積させることが可能となる。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
まず、基体である基板には、Si基板が用いられた。図1に示す同軸型真空アーク蒸着装置により、Si基板上に、TiNバッファ層と、そのTiNバッファ層の上に、Coから成る粒子状触媒が堆積された。図1において、反応室10内に、サセプタ11が設けられ、その上にSi基板12が設けられる。サセプタ11の下には、Si基板12を加熱するためのハロゲンランプ13が設けられている。反応室10の上方に、プラズマガン14が設けられている。図2は、プラズマガン14の原理図である。中心に円柱状の陰極15が設けられており、その周囲には円筒状の絶縁体16が設けられ、その外側にリング状のトリガー電極17が設けられている。また、陰極15と同軸に、絶縁体16の外側に、円筒状の陽極18が設けられている。陰極15の端面には、Coから成るターゲット19が設けられており、そのターゲット19の端面にはキャップ30が設けられている。また、トリガー電極17の端面には、板状の絶縁体31が設けられている。陰極15と陽極18との間に電界を印加して、トリガー電極17にパルス電圧を印加することにより、パルスアークが発生し、ターゲット19の構成原子が飛散する。本実施例ではターゲット19には、バッファ層の形成時には、Tiを、粒子状触媒の形成時には、金属Coを用いた。
図3は、TiNバッファ層と、粒子状触媒の形成条件を示している。TiNバッファ層を形成するには、ターゲット19とSi基板12との間隔を10cmとし、Si基板12の温度を400℃とし、反応室10内の圧力を3×10-2Torr、N2 を反応室10に流しながら、パルス電圧を印加して900回のパルスアークプラズマを発生させた。これにより、Si基板12上に、厚さ20nmのTiNバッファ層が形成された。バッファ層を用いるのは、粒子状触媒とSiが反応してシリサイドとなることを防止するためである。
また、Coから成る粒子状触媒の堆積には、Si基板12の温度を室温とし、ガスを流すことなく、反応室10内の圧力を1×10-5Torr、パルス電圧を30〜100回印加してパルスアークプラズマを生成した。これにより、TiNバッファ層上に、粒径が5nm以下のCoナノ粒子が、密度1×1012/cm2〜5×1013/cm2範囲で堆積された。
図4に10回のパルスアークを用いて、Co粒子を基板上に堆積させた時の基板表面の原子間力顕微鏡による像(AFM像)を示す。この像から、粒径は2〜3nmで、密度は、3×1012/cm2と測定された。したがって、1回のパルスアークで、堆積されるCoナノ粒子の密度は、3×1011/cm2であることが分かった。
次に、図5のマイクロ波プラズマCVD装置を用いてカーボンナノチューブをTiNバッファ層の形成されたSi基板12上に成長させた。反応室20内には、Moから成るサセプタ21が設けられており、その上に、基板12が設けられる。また、サセプタ21の下には、基板12を加熱するための炭素ヒータ22が設けられている。反応室20の上部からは、2.45GHzのマイクロ波が反応室20に導入される。反応室20には排気ポート24が設けられ、真空ポンプにより排気されて、反応室20内は一定の真空度が得られるようになっている。また、反応室20に設けられた吸気ポート23からは、H2 と、CH4 ガスが、それぞれ、マスフローコントローラ25、26を介して反応室20に導入される。
次に、Coから成る粒子状触媒を基板12上に堆積するに際して、パルスアークの数を変化させた試料を各種準備した。そして、それぞれの試料に対して、カーボンナノチューブを成長させた。複数のカーボンナノチューブの先端が集合して、ピラミッド状となった自己組織化されたカーボンナノチューブ集合体が得られたのは、パルスアークの数が3回〜150回程度の場合であることが分かった。すなわち、Coナノ粒子の密度としては、基板とターゲットとの距離にも依存するが、1×1012/cm2〜5×1013/cm2の場合に、ピラミッド状の自己組織化が起こることが分かった。また、パルスアークの数が30回〜100回の時に、すなわち、粒子状触媒の密度が1×1013/cm2〜3×1013/cm2の時には、確実に複数のカーボンナノチューブの先端が集合したピラミッド状となった自己組織化されたカーボンナノチューブ集合体を得ることができた。また、パルスアークの数が10回〜100回の時、すなわち、粒子状触媒の密度が3×1012/cm2〜3×1013/cm2の時には、品質良く、ピラミッド状の自己組織化されたカーボンナノチューブ集合体を得ることができた。図6にパルスアークの回数とカーボンナノチューブの成長速度との関係を示す。
図7は、50回のパルスアークでCo粒子を基板に堆積させた後に、基板温度700℃、マイクロ波電力900W、圧力70Torr、CH4 の流量50sccm、H2 の流量70sccm、成長時間5sec の条件で、カーボンナノチューブを成長させた時の、表面の走査型電子顕微鏡による像(SEM像)である。複数のカーボンナノチューブの先端部がピラミッド状に点状に集合しているのが分かる。このピラミッドの密度は、3×108 /cm2で、平均間隔は、約0.5μmである。図7の拡大像を図8に示す。また、側面のSEM像を図9に示す。カーボンナノチューブは、基板に対して略垂直に成長して、先端が錐形に集合しているのが分かる。また、成長時間を変化させて、表面のSEM像を撮像した結果、先端が錐形に集合する自己組織化は、成長の初期段階から見られることが分かった。したがって、成長の初期においてピラミッド状の自己組織化が発生し、その後、カーボンナノチューブは、その根元部から基板に対して垂直に成長することが分かった。
次に、Coナノ粒子を堆積させるパルスアークの回数、すなわち、Coナノ粒子の密度を変化させて、カーボンナノチューブを成長させた時の表面のSEM像を撮像した。その結果、Coナノ粒子の密度が高くなる程、カーボンナノチューブは密に成長し、複数のカーボンナノチューブの先端が錐形に集合する自己組織化は、発生し難くなることが分かった。図10、図11にその時のSEM像を示す。図10は、パルスアークが250回、図11は、パルスアークが50回のものである。
次に、先端がピラミッド状に集合したカーボンナノチューブ集合体の側面のSEM像を図12に示す。ピラミッドを形成している先端部は、真っ直ぐに成長しているが、それ以外の中間部と根元部は、基板に対して垂直に成長しているが、曲がりくねっていることが分かる。
次に、カーボンナノチューブの成長温度を変化させた。SEM像が図7に示される試料は成長温度が700℃であるが、成長温度だけを600℃にして、他の成長条件を全く同一にして、カーボンナノチューブを成長させた。その時の表面のSEM像を図13に示す。先端がピラミッド状に集合したカーボンナノチューブ集合体が均質に得られていることが理解される。
次に、カーボンナノチューブの成長時間を変化させた。成長時間を5sec から5min にして、カーボンナノチューブを成長させた時の表面のSEM像を図14に、側面の透過型電子顕微鏡による像(TEM像)を図15に示す。成長時間を長くしても、一旦、形成されたピラミッドは、消滅することなく、中間部と根元部が長くなった先端が錐形に点状に集合したカーボンナノチューブ集合体が得られているのが理解される。
粒子状触媒の密度を変化させた。Co微粒子を堆積させる時のパルスアークの回数を、30回(密度9×1012/cm2)、50回(密度1.5×1013/cm2)、70回(密度2.1×1013/cm2)、100回(密度3×1013/cm2)、200回(密度6×1013/cm2)として、カーボンナノチューブを成長させた時のそれぞれの表面のSEM像を図16〜図20に示す。パルスアークの回数が30回から100回の場合には、いずれも、先端が錐形に点状に集合したカーボンナノチューブ集合体が観測されている。その集合体の密度もCoナノ粒子の密度の増加に応じて増加していることが分かる。しかし、図20に示すように、パルスアークが200回となると、ピラミッド状の自己組織化は起こっていないことが分かる。
このようにして、パルスアークの回数を、他にも、各種変化させて、カーボンナノチューブの成長速度、表面のSEM像を撮像した結果、3回〜150回程度のパルスアークによりCo粒子を堆積させた場合に、ピラミッド状の自己組織化が発生することが分かった。
次に、このようにして製造されたカーボンナノチューブ集合体の電子の電界放出特性を図21に示す装置を用いて測定した。その結果を図22、図23に示す。先端が錐形に点状に集合したピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体の特性をA、ピラミッドが形成されていない平行に成長した高密度カーボンナノチューブの特性をBとして示す。本実施例のピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体の場合には、1V/μmの電界で5μA、2V/μmの電界で400μAの電流が流れていることが分かる。一方、ピラミッドの形成されていない高密度カーボンナノチューブの場合には、3V/μmの電界で4μA、6.5V/μmの電界で400μAの電流が流れていることが分かる。明らかに、電子の電界放出特性が改善されていることが分かる。
次に、本実施例のピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体のラマン分光測定を行った。結果を図24に示す。Gバンドと、Dバンドが観測されている。
〔原理に関する考〕
先端が錐形に点状に集合したピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体が形成される理由は、次のように考えられる。Coナノ粒子の密度が低いと、その粒径も2〜3nmと小さく、それを触媒として成長するカーボンナノチューブの直径も小さいために、それぞれのカーボンナノチューブが独立して立つことができず、成長の初期段階において、ファンデルワールス力を受けて、先端が錐状に統合するものと思われる。そして、その後の成長において、集合体は多数のカーボンナノチューブを多数の足として基板に立脚するために、その集合体の機械的な強度が増加して、先端が統合したまま、根元部から成長し続けて、先端がピラミッド形状に統合したカーボンナノチューブ集合体が形成されるものと思われる。この時の成長メカニズムの模式図を図25に示す。
また、Coナノ粒子を堆積させる時のパルスアークの回数、したがって、Coナノ粒子の密度に応じて、成長するカーボンナノチューブの形状の変化は、次のように考えられる。Coナノ粒子の密度があまりにも低過ぎると、隣接するカーボンナノチューブの間隔が空きすぎ、相互作用がないために、乱雑に成長し、基板に対して整然と垂直には成長しない。一方、Coナノ粒子の密度があまりにも高過ぎると、微粒子自体が連続して、大きな塊となるため、基板に対して垂直に整然とは成長しない。Coナノ粒子の密度が適正な場合には、隣接するカーボンナノチューブが相互に作用しい補い合って、基板に対して垂直に、相互に平行に整然と成長するものと思われる。この時の成長メカニズムの模式図を図26に示す。
このような先端が錐形に点状に集合したピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体は、電界放出電極、電界放出電極アレイ、次世代超LSIの段間配線、平面配線、微細容量、ダイオード、トランジスタなどにも応用できるものである。
本発明のカーボンナノチューブ集合体は、例えば、電界電子放出電極として用いることができ、ディスプレイや、その他の電子デバイスに用いることが可能である。
粒子状触媒を堆積させるための装置を示した構成図。 その装置のアークガンの原理を示した構成図。 バッファ層と粒子状触媒とを堆積する場合の条件を示した表図。 Coナノ粒子を堆積させた基板表面のAFM像。 カーボンナノチューブを成長させる装置を示した構成図。 Coナノ粒子を堆積させる時のパルスアークの回数に対するカーボンナノチューブの堆積速度との関係を示した測定図。 50回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 図7のSEM像の拡大像。 50回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の側面構造を示したSEM像。 250回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 50回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の側面構造を示したSEM像。 先端がピラミッド状に集合したカーボンナノチューブ集合体の側面のSEM像。 50回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に600℃で成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 50回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に700℃で5分間成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 そのカーボンナノチューブ集合体の側面のTEM像。 30回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 50回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 70回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 100回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 200回のパルスアークにより粒子状触媒を形成した基板に成長させたカーボンナノチューブ集合体の表面構造を示すSEM像。 本実施例のピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体の先端からの電界電子放出効果を測定するための装置を示した構成図。 その装置により測定された電界と放出電流との関係を示した測定図。 その装置により測定された電界と放出電流との関係を示した測定図。 本実施例のピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体のラマン分光による測定図。 本実施例のピラミッド形状のカーボンナノチューブ集合体が形成される原理を説明した模式図。 粒子状触媒の密度と、形成されるカーボンナノチューブの性状との関係を示した模式図。
符合の説明
10…反応室
11…サセプタ
12…Si基板
13…ハロゲンランプ
15…陰極
16…絶縁体
17…トリガー電極
18…陽極

Claims (7)

  1. 粒径が5nm以下の粒子状触媒を、1×10 -4 Torr以下の真空度において、プラズマガンを用いたパルスアークプラズマによるパルスアークのパルス数により、1×1012/cm2〜5×1013/cm2の密度の範囲に制御して基体に堆積し、その後、プラズマCVD法により、単層又は二層のカーボンナノチューブを成長させるとき、前記パルス数を制御することで、複数のカーボンナノチューブの先端部を錐形に集合させてカーボンナノチューブ集合体を自己組織化させることを特徴とするカーボンナノチューブ集合体の製造方法。
  2. 前記粒子状触媒は、コバルト又はコバルト合金であることを特徴とする請求項1に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法。
  3. 前記パルスアークプラズマにより形成される前記粒子状触媒の前記基体の上方における気相密度を吸収分光により測定して、その測定された気相密度から、前記パルスアークプラズマのパルス数を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法。
  4. 前記カーボンナノチューブの前記先端部を除く部分は、前記基体に対して略垂直に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法。
  5. 前記粒子状触媒を、粒径が2nm以上4nm以下に形成することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法。
  6. 前記カーボンナノチューブの直径は、2nm以上5nm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法。
  7. 前記カーボンナノチューブの平均外径は4nm、平均内径は3nmであることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のカーボンナノチューブ集合体の製造方法。
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