JP4834460B2 - 電子機器用冷却装置 - Google Patents

電子機器用冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4834460B2
JP4834460B2 JP2006149800A JP2006149800A JP4834460B2 JP 4834460 B2 JP4834460 B2 JP 4834460B2 JP 2006149800 A JP2006149800 A JP 2006149800A JP 2006149800 A JP2006149800 A JP 2006149800A JP 4834460 B2 JP4834460 B2 JP 4834460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
conductive sheet
cooling device
high thermal
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006149800A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007324191A (ja
Inventor
憲治 荻路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006149800A priority Critical patent/JP4834460B2/ja
Publication of JP2007324191A publication Critical patent/JP2007324191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4834460B2 publication Critical patent/JP4834460B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

本発明は、電子機器の高発熱体部品を冷却するに適する小型で簡単な構造の電子機器用冷却装置に関する。
電子機器においては、取り扱う情報量の増大等からその情報の処理速度の高速化が要求されている。また、電子機器に使用される半導体集積回路は、急速に高集積化が進んできている。それらに伴って半導体から発生する発熱量もますます増大している。一方、液晶表示機器などの電子機器は、画面の高輝度化の要求によって、照射する光量が増大しており、表示素子部品における発熱量が増大している。
半導体は、発熱によって所定の温度以上になると半導体の持つ性能を確保できなくなるだけでなく、半導体自体が破損する。また、液晶プロジェクタ等では光の照射によって生じる熱によって液晶パネルの品質や寿命の劣化が促進される。よって、電子機器においてこれらの発熱体の冷却を効率良く行うことは必須要件とされている。しかも、電子機器の小型化、高性能化に対応するために小型で、高効率な冷却装置の開発が期待されている。
近年、この電子機器の冷却方式としては、冷却能力に比して小型化、静音性で優位性を持つと考えられている液冷システムが使用されている。この液冷システムを使用したノートPCの例として特許文献1が挙げられる。
また、液冷システムよりも冷却性能の向上が期待できる方法として、冷却液の蒸発及び凝縮の相変化を利用した潜熱冷却システムがある。潜熱冷却としてヒートパイプによる小型の冷却装置が特許文献2に記載されている。
電子機器における増大する発熱量に対し、効率良く冷却を行うための冷却方式の開発とともに、電子機器の小型化や、特殊性などに合わせて受熱部材と放熱部材までの熱伝達、熱移送の工夫などによる冷却装置の小型化、簡素化の開発がなされている。具体的には、特許文献1では、ノートPCの表示部側に放熱部材を設け、表示部の開閉に対して、受熱部材と放熱部材との間の冷媒液を循環する熱移送手段をフレキシブルチューブによって行っている。特許文献2では、キーボード部に配したヒートパイプと発熱部に接続したヒートパイプとを柔軟性を有する高熱伝導性シートで接続して、キーボード側のヒートパイプと発熱体側のヒートパイプの間を屈曲可能としてキーボードの開閉を行う構造に対応している。さらには、特許文献3では、液晶プロジェクタの光源の照射による液晶パネルの発熱をヒートシンク部に熱移送するための熱伝達手段として柔軟性高熱伝導材を使用している。
特許文献2および特許文献3に記載された高熱伝導性シートを熱移送部材から直接の放熱部材とした実施例として特許文献4がある。
特開平7−142886号公報 特開平10−39955号公報 特開平11−133389号公報 特開2005−311079号公報
特許文献1に開示されている冷却システムは、ノートPCの薄型の構造に対応した液冷システムである。この液冷システムは、放熱部材を表示部側の背面に配置し、本体側に配置された発熱部材との間で冷媒液を循環する構成としている。よって、冷媒液を封入したフレキシブルチューブで発熱体の熱を放熱しやすい場所に配置した放熱部材に熱移送を行えるので、発熱体に大形のヒートシンクを直接取り付ける必要も無く、電子機器内の部品配列などの影響を受けずに冷却できるメリットを有している。しかし、冷媒液を使用しているために液漏れの懸念は自ずとして有することになる。
特許文献2に開示されている冷却システムは、ヒートパイプをノートPCに搭載した冷却装置である。この冷却装置は、開閉自在なキーボードや、ディスプレー部の筐体を放熱部材として利用するために、ヒンジ部における熱接続を高熱伝導性シートで行っている。ヒンジ部を柔軟性のある高熱伝導性シートで接続しているので、回動自在な装置においてもヒートパイプを使用可能として冷却効率を上げることができる。しかし、連結する二つのヒートパイプは蒸発温度を異にして管理される必要がある上に、両ヒートパイプの熱接続部分を完全に外気と断熱する構造等を必要とする。これらの管理が不十分であると、冷却装置として機能しない場合が生じる。
特許文献3に記載の冷却方式は、基本的にはヒートシンクによる空冷方式であるが、液晶プロジェクタの液晶パネルに発生した熱をヒートシンクに熱伝達移送する手段として柔軟性熱伝導部材を使用している。液晶パネルの配置状態のようにヒートシンクを配置するスペースなどに十分な余裕がない場合に置かれた発熱体の冷却や、液晶パネルに応力等を付加したくない場合の熱接続手段としてシート状のメリットは大いに期待できる。しかし、特許文献2同様に、単なる熱伝導移送手段として使用しているに過ぎず、放熱のための大形のヒートシンクを有するために電子機器の小型化は実現出来ていない。
特許文献4には、高熱伝導シートを単に熱伝導手段として利用しただけではなく、その高熱伝導性を活かして熱移送と放熱を行う冷却装置が記載されている。ただ、高熱伝導シートの熱伝導率が優れるのは、平面内における熱伝導であるため、発熱体とヒートシンクの間に介在させての熱伝達方法では、逆にヒートシンクへの熱伝達効率は阻害されることになる。よって、熱伝導の方法も、まず、発熱体とヒートシンクを接触させて発熱体の熱を一旦ヒートシンクに伝達し、次にヒートシンクと熱伝導シートを接触している部分によってヒートシンクに伝達された熱を熱伝導シートに伝達して放熱しなければならない。したがって、ヒートシンクからの放熱とともに熱伝導シートからも放熱する補助機能として作用させるものでしかない。
本発明は、上述した冷却装置の問題を解決して、小型、薄型の電子機器に対応できる簡素構造の小型で、高効率な冷却装置を提供することにある。
本発明の冷却装置は、上記のような小型の電子機器における発熱体の形状や配置状態に関する冷却上の課題を解決するために、発熱体の状況に容易に対応できるように冷却装置を構成するものである。即ち、発熱体から熱を受熱する受熱部と受熱した熱を放熱部まで移送する移送部と移送された熱を放熱する放熱部とを少なくとも1つの高熱伝導シートの平面上に構成され、受熱部と移送部と放熱部とが前記高熱伝導シートの熱伝達平面内で熱接続される構成としている。
さらには、受熱部を第1の高熱伝導シートで構成し、放熱部を複数の第2の高熱伝導シートで構成して、移送部を第1の高熱伝導シート、または第2の高熱伝導シートのどちらか一方に配置し、複数の第2の高熱伝導シートと第1の高熱伝導シートを熱接続する熱接続部材を有し、熱接続部材を操作することによって、第1の高熱伝導シートと複数の第2の高熱伝導シートのどれか1つとの熱接続について前記熱接続部材を介して切り替え可能とする構成を有している。
また、この切り替え可能な熱接続部材は、同一の高熱伝導シートで構成されるものであり、この熱接続部材の切り替え速度を制御することが可能な構成とすれば、電子機器に対応したさらに最適な冷却装置とすることが可能である。
上記のような構成とした本発明によれば、冷却装置をシート状の高熱伝導材で構成するため、発熱体で発生する熱を小スペースで簡単な構成で冷却することができる。即ち、薄型、小型の電子機器において空冷による冷却方式しか採り難かった限られた領域に配置される発熱体や、特殊な形状や場所に配置される発熱体においても冷却可能とする小型で高効率な冷却装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照にして説明する。なお、以下に説明する実施例では電子機器としてノートPCを説明するが、電子機器はノートPCに限定されない。
実施例1を図1および図2を参照して説明する。ここで、図1は冷却装置が搭載されたノートPCの構成を説明する透視側面図である。図2は冷却装置の展開図である。
図1において、ノートPC1は、筐体4の内部にプリント基板6に実装された半導体集積回路である発熱体2と冷却装置3とを有する。冷却装置3の受熱部31は発熱体2に接触して熱伝達されてて受熱する。熱移送部32は受熱部31で受熱した熱を放熱部33に熱伝導する。放熱部33は移送部32によって伝導された熱を表示部5から放熱する。
次に冷却装置3の構成の詳細と作用について、図2を用いて説明する。図2において、受熱部31、熱移送部32、放熱部33は、1枚の高熱伝導シート(カーボングラファイトシート)で構成されている。ここで、受熱部31や放熱部33の表面積は、発熱体2の形状や発熱温度、電子機器(ノートPC)としての冷却温度の仕様、発熱体の発熱温度や電子機器の冷却温度の仕様に対する放熱量などによって定められる。一般的には、放熱部33の面積は冷却効果をあげるために受熱部31の面積より広くなり、図2に示す各部31〜33の形状はそれを概念的に示した。
図2の冷却装置3は、その基本形として1枚のシート状の高熱伝導材に一体的に受熱部31、熱移送部32、放熱部33を形成した。しかし、1枚の高熱伝導シートで形の異なる受熱部31、熱移送部32および放熱部33を一体的に形成すると、高熱伝導シートの素材の無駄部分が生じることになる。このため、各部31〜33を個別に分離して形成して接続しても良い。また、熱移送部32を受熱部31、放熱部33のどちらかに一体的に形成して2つの部材として接続しても良い。
さらに、熱移送部32は、移送を行う特別な形状を特定するものものでもなく、熱移送部32においても放熱作用が働くことから、放熱部33と熱移送部32を区別して形成するのではなく、熱移送部32としての形状を割愛して形成しても良い。よって、電子機器における受熱部31と放熱部33の配置された状態に対応させて熱伝達するのに最適な形状、構成を用いれば良い。
ただ、複数の高熱伝導シートを接続する場合には、分離形成した各部は、異方性を有する高熱伝導性の特性を考慮して熱伝導面同志を接触させることが好ましい。なぜならば、高熱伝導シート(カーボングラファイトシート)は、一般的に熱伝導効率に異方性を有しているからである。すなわち、平面方向の熱拡散率は銅の約2倍程度に優れるものであるが、厚さ方向の熱拡散率は銅の約数10分の1程度になり、厚さ方向への熱伝導は逆に熱抵抗として作用するからである。ここで、発熱体2の熱を受熱部31から受熱し、熱伝導して放熱部33から放熱して発熱体2を冷却する作用は、この異方性の高熱伝導性の特性を利用している。
本実施例の冷却装置3は、前述のように非常に熱伝導率に優れるために、発熱体2の熱を受熱部31によって受熱して、熱移送部32から放熱部33に向けて非常に速やかに熱伝達する。よって、放熱部33よりの放熱量が十分であれば、薄型で簡単な冷却装置が実現できる。
実施例2について図3を参照して説明する。ここで、図3は冷却装置の構成を説明する斜視図である。
なお、図3を説明する前に、一般的な冷却装置において使用される部材の物性から、放熱部の必要面積を求める。
表1 冷却装置の部材の物性
--------------------------------------------------------------------
カーボン アルミ
グラファイト 水 銅 ニウム
--------------------------------------------------------------------
比熱(J/g/K) 0.75〜0.85 4.22 0.379 0.88
密度(kg/m3) 1.55〜1.80 1 8.9 2.8
熱伝導率(W/m/K) 600〜800 0.58 350〜400 200〜240
--------------------------------------------------------------------

表1は、一般的な冷却装置において使用される物質の物性を比較して示したものである。カーボングラファイトの熱伝導性が優れることは上述した通りである。よって、熱伝導の問題はない。一方、カーボングラファイトシートの比熱は、銅やアルミニウム等の放熱部材の材質と比較しても見劣りのない、小さくない値を有する。これから、十分な受熱作用と、放熱作用を発揮できるものである。
このことは、冷媒液による冷却装置において対応されているような、受熱部を熱伝導の良い銅などの材質で構成し発熱体の熱を受熱しながら、比熱が大きくて温まり難い冷媒液に熱伝達するために冷媒液との接触面積を増大するフィン等を流路内に設ける構成としたり、放熱部を冷め難い冷媒液から放熱するためにアルミニウム等による材質で外気と接触面積を増大させるフィンを設ける構成としたりする等の複雑で大形の構造が不要となる。このことからも冷却装置の簡素化と小型が可能である。
ここで、所定の発生熱量Qを所定の温度に冷却する場合、発熱温度と冷却温度との温度差ΔTとすると、熱容量Cとの関係は(1)式に示すものであるから、放熱部には所定の熱容量Cを必要とすることである。
Q=ΔT・C………(1)
また、熱容量Cは、物質の比熱Cpと質量Mとの関係において(2)式に示されるものである。
C=Cp・M………(2)
即ち、カーボングラファイトシートと冷媒液との熱容量の比率は、表1に示される比熱と密度とから算出すると、おおよそ、カーボングラファイトシート:水=1:4である。よって、発生熱量Qと、冷却温度差ΔTと物質の特性Cp、Mの関係は(3)式に示されるため、液冷の冷媒液による冷却と同性能の冷却を行うには冷媒液の単位あたり時間に放熱部を通流する流量体積の4倍程度の放熱部面積を有すればよいこととなる。
Q=ΔT・Cp・M………(3)
図3を参照して、小型の電子機器における放熱部面積を確保するための構成を説明する。図3に示す冷却装置3Aは、放熱部33として、2面の放熱部33a、33bを併設して設けている。冷却装置3Aは、図1に示した冷却装置3と置き換えることが可能であり。ノートPC1において薄型のシート状の放熱部33a、33bを併設することによって、ノートPC1内の放熱部の投影面積を拡大することなく放熱面積を等価的に拡大することを図ったものである。
ここで、発熱体2の発熱を受熱部31によって受熱し、受熱した熱を放熱部33に伝達する方法として、熱伝達部材34を矢印A方向、あるいはB方向にスライドして、受熱部31と放熱部33a(熱移送部32a)の熱接続状態と、受熱部31と放熱部33b(熱移送部32b)の熱接続状態とに切り替え可能な構造としている。この伝達部材34のスライド操作手段は、モータ7の軸の回転運動を複数のリンク機構8a〜8cを介して往復運動とすることにより、周期的に切り替える。この往復スライド操作を行う手段は、リニアモーションモータ、タイミングベルト等の他の機構で行っても良い。
接続部材34が、高熱伝導シートのとき、受熱部31と接続部材34、および接続部材34と放熱部33a、(33b)の熱接続は熱伝達平面で接触させる。この放熱部33a、あるいは放熱部33bとの熱接続部材34による熱接続の切り替え操作によって、放熱部33aまたは放熱部33bのどちらか一方の放熱部が熱接続された状態では、他方の放熱部は受熱部31と熱接続を開放されるようにする。この熱接続が開放された側の放熱部は、高熱伝導シートの熱伝導性の特性を利用して外気温度まで急速に下がる。即ち、受熱部31と放熱部33a、33bの熱接続のON・OFFの作用は、液冷システムにおいて放熱部材で放熱された冷媒液を循環して受熱部材に通流する作用に相当することを示すものである。さらには、受熱部31と放熱部33a、33bとの熱接続のON・OFFの切り替え速度は放熱部材で放熱した冷媒液を循環して受熱部材に通流する流量に相当することを示すものである。したがって、熱接続部材の切り替え速度(頻度)を制御することで、冷却装置の冷却性能を制御可能である。
図3における熱接続部材34の切り替え操作は、2面の放熱部33a、33bを切り替えのためにスライド操作によって行っているが、3面以上の放熱部33を切り替えることによって放熱量を増大させる効果を得たい場合には、回動操作や回転操作等の切り替え操作方法を行うことが好都合である。
本実施例においては、熱熱移送部32a、32bを放熱部33a、33bに一体的に設けているが、特別に熱移送部32a、32bとしての形状を形成しないで、受熱部31と放熱部33を接続部材34で直接熱接続する構成としても良い。また、切り替え操作の時間を制御する装置を設けることで、電子機器対するより好的な冷却性能を実現できうる。勿論、受熱部と放熱部は、薄型の高熱導電性シートにて構成されるため発熱体の形状や放熱部の形状によって適宜最適な形状を選定できる。これらのことからも、小型で高性能な電子機器用の小型で簡略構造の冷却装置が可能である。
接続部材34は、銅板またはアルミニウム板等の金属であっても良い。この場合、熱移送部32と受熱部31を近接させ、面的に接続部材34と熱移送部32と受熱部31と接触させる。
冷却装置が搭載されたノートPCの構成を説明する透視側面図である。 冷却装置の展開図である。 冷却装置の構成を説明する斜視図である。
符号の説明
1…ノートPC(電子機器)、2…発熱体、3…冷却装置、4…筐体、5…表示部、6…プリント基板、7…モータ、8…リンク、31…受熱、32…熱移送部、33…放熱部、34…熱接続部材。

Claims (3)

  1. 電子機器の発熱体を冷却する冷却装置において、
    前記発熱体に熱接続して受熱する受熱面と、該受熱面より伝達された熱を熱伝達する第1の熱接続面とが、同一面に設けられ、面方向に高熱拡散性をもつ一枚の第1の高熱伝導シートと、
    前記第1の熱接続面からの伝導熱を受熱する第2の熱接続面と、該第2の熱接続面より伝達された熱を放熱する第1の放熱面が、同一面に設けられ、面方向に高熱拡散性をもつ一枚の第2の高熱伝導シートと、
    前記第1の熱接続面からの伝導熱を受熱する第3の熱接続面と、該第3の熱接続面より伝達された熱を放熱する第2の放熱面が、同一面に設けられ、面方向に高熱拡散性をもつ一枚の第3の高熱伝導シートと、
    前記第1の熱接続面への接続面と、前記第2の熱接続面または前記第3の熱接続面への接続面とが同一面に設けられ、面方向に高熱拡散性をもつ一枚の第4の高熱伝導シートと、
    前記第4の高熱伝導シートの移動手段と、を備え、
    前記第4の高熱伝導シートの移動により、前記発熱体の発生熱は、前記第1の高熱伝導シート、前記第4の高熱伝導シート、前記第2の高熱伝導シートの順と、前記第1の高熱伝導シート、前記第4の高熱伝導シート、前記第3の高熱伝導シートの順と、を切り替えて熱伝達されることを特徴とする電子機器用冷却装置。
  2. 請求項に記載の電子機器用冷却装置であって、
    前記放熱部は前記電子機器内に併設して設けられることを特徴とする電子機器用冷却装置。
  3. 請求項または請求項に記載の電子機器用冷却装置であって、
    前記第4の高熱伝導シートの切り替え速度を制御可能としたことを特徴とする電子機器用冷却装置。
JP2006149800A 2006-05-30 2006-05-30 電子機器用冷却装置 Expired - Fee Related JP4834460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149800A JP4834460B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 電子機器用冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149800A JP4834460B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 電子機器用冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007324191A JP2007324191A (ja) 2007-12-13
JP4834460B2 true JP4834460B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=38856756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006149800A Expired - Fee Related JP4834460B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 電子機器用冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4834460B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5295631B2 (ja) * 2008-01-18 2013-09-18 株式会社カネカ 多層グラファイトフィルムおよびその製造方法、電子機器、ディスプレイならびにバックライト

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3934405B2 (ja) * 2001-01-18 2007-06-20 大成ラミネーター株式会社 グラファイトシートおよびグラファイトシートを用いた放熱装置
JP2003188323A (ja) * 2001-12-19 2003-07-04 Sony Corp グラファイトシート及びその製造方法
JP2005000370A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Canon Inc X線撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007324191A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4859823B2 (ja) 冷却装置およびそれを用いた電子機器
JP3766830B2 (ja) ポータブル・コンピュータの冷却能力を高めるための方法およびポータブル・コンピュータ構造
JP4234722B2 (ja) 冷却装置および電子機器
JP5353577B2 (ja) ヒートシンク
WO2003043397A1 (en) Electronic apparatus
US7447025B2 (en) Heat dissipation device
JP2005167102A (ja) 電子ユニットおよびその放熱構造
JP4201762B2 (ja) 電子機器
JP2005229030A (ja) 液冷システムを備えた電子機器
JP2004295718A (ja) 情報処理装置の液例システム
JP5262473B2 (ja) 電子機器及びそのコンポーネント
JP3979531B2 (ja) 電子冷却装置
JP2008014528A (ja) ヒートシンク用部品
JP5874935B2 (ja) 平板型冷却装置及びその使用方法
JP2000002493A (ja) 冷却ユニットとそれを用いた冷却構造
JP4834460B2 (ja) 電子機器用冷却装置
JP2009193350A (ja) 電子装置
WO2005060370A2 (en) Cooling of high power density devices by electrically conducting fluids
JP2005136212A (ja) 熱交換装置
JP5100165B2 (ja) 冷却基板
JP2006046868A (ja) 放熱器およびヒートパイプ
JPH09293985A (ja) 電子機器
JP3700881B2 (ja) 冷却構造
JP5056036B2 (ja) 電子部品装置の放熱構造
JP2006074029A (ja) 熱輸送デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110824

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4834460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees