JP4833825B2 - 圧力センサのチャージアンプ - Google Patents

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この発明は圧力センサのチャージアンプに関し、より詳しくはセンサ故障などを検知、即ち、自己診断できるようにしたものに関する。
圧力センサのセンシングデバイスとして圧電材料を用いる場合、通常、チャージアンプを利用して圧電材料の変位量に比例して発生する電荷量を、積分回路とコンデンサを組み合わせて電圧値に変換する。そのようなチャージアンプの例として下記の特許文献1記載の技術を挙げることができる。
その従来技術に係るチャージアンプは、オペアンプを正負の両電源によってではなく、一端を接地させて動作させることで、内燃機関など正電源のバッテリしか有しない機構に適した、安価で使い勝手の良いアナログ回路から構成されている。
特開2002−168719号公報
しかしながら、上記した従来技術は、圧力センサに異常が生じたとき、それがセンシングデバイス(圧電材料)と受信回路(チャージアンプ)間の断線故障なのか、あるいはセンシングデバイス自体の故障(ショート)なのかを自己診断する機能がない点で不満が残るものであった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、圧力センサに異常が生じたとき、それが断線故障なのかセンサ故障なのかを検知、即ち、自己診断できるようにした圧力センサのチャージアンプを提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、圧電型の圧力センサに信号線を介して接続され、その発生電荷を入力して電圧変換する第1のオペアンプを備えたチャージアンプにおいて、前記圧力センサにコンデンサを介して前記第1のオペアンプと並列に入力端子の一方が接続されると共に、前記入力端子の他方が接地された第2のオペアンプと、前記コンデンサと前記第2のオペアンプの出力端子に入力端子の一方が接続されると共に、前記入力端子の他方が接地された第3のオペアンプと、前記第2、第3のオペアンプの出力に基づき、前記圧力センサの故障あるいは前記信号線の断線故障を検知して出力する故障検知手段とを備える如く構成した。
請求項2に係る圧力センサのチャージアンプにあっては、前記故障検知手段は、前記第2のオペアンプの出力に基づいて前記圧力センサの故障を検知し、センサ故障信号を出力する如く構成した。
請求項3に係る圧力センサのチャージアンプにあっては、前記故障検知手段は、前記第3のオペアンプの出力に基づいて前記信号線の断線故障を検知し、断線故障信号を出力する如く構成した。
請求項1に係る圧力センサのチャージアンプにあっては、圧電型の圧力センサに信号線を介して接続され、その発生電荷を入力して電圧変換する第1のオペアンプと並列に、圧力センサにコンデンサを介して入力端子の一方が接続されると共に、入力端子の他方が接地された第2のオペアンプと、コンデンサと第2のオペアンプの出力端子に入力端子の一方が接続されると共に、入力端子の他方が接地された第3のオペアンプを備え、第2、第3のオペアンプの出力に基づき、圧力センサの故障あるいは信号線の断線故障を検知して出力する如く構成したので、圧力センサに異常が生じたとき、それが断線故障なのか、あるいはセンサ故障なのかを精度良く検知(自己診断)して出力することができる。
請求項2に係る圧力センサのチャージアンプにあっては、第2のオペアンプの出力に基づいて圧力センサの故障を検知し、センサ故障信号を出力する如く構成したので、上記した効果を一層良く得ることができる。
請求項3に係る圧力センサのチャージアンプにあっては、第3のオペアンプの出力に基づいて信号線の断線故障を検知し、断線故障信号を出力する如く構成したので、上記した効果を一層良く得ることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る圧力センサのチャージアンプを実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る圧力センサのチャージアンプを全体的に示す概略図である。
図1において、符号10はチャージアンプを示す。チャージアンプ10はチャージアンプ本体10aと、出力ECU10bと、自己診断回路10cとからなる。
チャージアンプ本体10aは、信号線12を介して圧電型の圧力センサ14に接続される。図示は省略するが、圧力センサ14は圧電セラミックなどの圧電材料(圧電素子。センシングデバイス)からなり、圧力が印加されて変位すると、結晶の表面に変位量に比例した量の電荷を発生する。
チャージアンプ本体10aは、後述するように第1のオペアンプ(オペレーショナル・アンプリファイア。演算増幅器。図示せず)を備え、第1のオペアンプは圧力センサ14の発生電荷を入力して電圧変換する。出力ECU10bはマイクロコンピュータからなり、チャージアンプ本体10aの出力を入力し、電源電圧Vcc(5V付近)と接地電圧Gnd(0V付近)の間の出力に変換して出力する。
自己診断回路10cは、検出回路10c1と、LPF(ローパスフィルタ)10c2と、微分回路10c3を備える。検出回路10c1と微分回路10c3の出力は出力ECU10bの比較器10b1に入力され、そこで後述するように故障が検知(自己診断)される。このように出力ECU10bと自己診断回路10cは、圧力センサ14に異常が生じたとき、それが圧力センサ14の故障なのか、あるいは信号線12の断線なのかを検知、即ち、自己診断する。
図1に示す構成は、例えば図2に示す如く、内燃機関の筒内圧を検出する圧力センサとして使用される。
図2において、圧力センサ14は4気筒の内燃機関16のそれぞれの気筒の点火プラグ20の座金に内蔵させられ、燃焼室内の圧力(筒内圧)に応じた出力を生じ、対応する信号線12を介してチャージアンプ10に送る。チャージアンプ10の出力は、CAN通信を介してマイクロコンピュータからなるECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)24に送られる。
ECU24において、チャージアンプ10の出力は、適宜なクランク角度(例えば1度)ごとにA/D変換され、検出された筒内圧などから燃料噴射量と噴射時期が算出され、駆動回路26を介してインジェクタ30が駆動される。図1に図2のECU24を想像線で示す。
尚、図2の構成において、ECU24に代え、チュージアンプ10の出力をシミュレータに接続し、ベンチに置かれた内燃機関16の筒内圧や燃料噴射制御アルゴリズムなどをシミュレーションで解析することも良く行われる。
図3は、図1に示すチャージアンプ10の内、チャージアンプ本体10aと自己診断回路10cのアナログ回路構成を示す回路図である。
図3の説明に入る前に、図4を参照してこの発明の課題を再説する。
図4は、前記した従来技術に係るチャージアンプ本体10aの構成を示す回路図である。尚、図4に示す従来技術の回路構成は、図3に示すこの実施例に係るチャージアンプ本体10aの回路構成と異ならない。
図4において、チャージアンプ本体10aは、入力端子の一方(反転入力端子)が圧力センサ14に信号線12を介して接続され、その発生電荷を入力して電圧変換する第1のオペアンプ10a1を備える。第1のオペアンプ10a1の電源端子の一方は正電源Vccが印加されると共に、その他方はGndに接地される。
第1のオペアンプ10a1の他方の入力端子(非反転入力端子)は正電源Vccに接続されると共に、出力端子はコンデンサ10a2と抵抗10a3を介して反転入力端子に負帰還される。その反転入力端子は、コンデンサ10a4,10a5からなるLPFを介して信号線12に接続される。尚、信号線12と接地(GND)の間には電荷チャージコンデンサ10a6が介挿される。かかる構成により、チャージアンプ本体10aは、圧力センサ14の変位量に比例した電荷量に応じた電圧値に変換する。
図4に示す回路構成において、信号線12が部位32で断線すると、第1のオペアンプ10a1からは図5に示すような信号が出力される。同様に、圧力センサ14にショートなどの故障が生じると、第1のオペアンプ10a1からは図6に示すような信号が出力される。図5、図6は、具体的には図2に関して説明したシミュレータにチャージアンプ10の出力を入力したときのシミュレーションデータである。
図7は、ECU24が入力する、第1のオペアンプ10a1の出力信号を示すデータである。図5などと同様に、図2に関して説明したシミュレータにチャージアンプ10の出力を入力したときのシミュレーションデータとして示す。
図示の如く、第1のオペアンプ10a1の出力はVccでもGndでもなく、0.3Vとなる。これは、コンデンサ10a2,10a6に帯電される電荷の影響により、第1のオペアンプ10a1の出力が浮遊するためである。このように故障時はGndおよびVccの飽和がないことから、故障検知が困難であった。
この発明はかかる課題を解決し、圧力センサ14に異常が生じたとき、それが断線故障なのかセンサ故障なのかを検知、即ち、自己診断するようにした圧力センサ14のチャージアンプ10を提供することにある。具体的には、「入力インピーダンスが無限大であり、かつ入力端子の+と−が同電位である」というオペアンプの特性に着目し、圧力センサ14から出力される電荷量の変換に影響を与えることなく、信号線12の断線あるいは圧力センサ14の故障が生じたときの電荷変動量を計測し、故障を検知(自己診断)するように構成した。
即ち、信号線12の断線あるいは圧力センサ14の故障を、第1のオペアンプ10a1の出力信号に影響を及ぼさないように、自己診断回路10cにおいてコンデンサ10a6から流れる電流(蓄電される電荷量)を計測し、出力ECU10bで故障を検知(自己診断)するように構成した。
上記を前提として図3を説明する。尚、図3において、信号線12に接続される第1のオペアンプ10a1などの構成は、図4のそれと異ならないので、同一の符号を用いて説明を省略する。
自己診断回路10cにおいて、検出回路10c1は、圧力センサ14にコンデンサ10a6(と抵抗10a7)を介して第1のオペアンプ10a1と並列に入力端子の一方(反転入力端子)が接続されると共に、入力端子の他方(非反転入力端子)が接地(GND)された第2のオペアンプ10c10からなる。第2のオペアンプ10c10の非反転入力端子は接地されると共に、電源端子の一方には図4で説明した正電源Vccが印加され、その他方は接地(Gnd)される。
LPF10c2は、コンデンサ10a6に抵抗10a7を介して第2のオペアンプ10c10と並列に接続されるコンデンサ10c20と、コンデンサ10c20に並列に接続される抵抗10c21からなる。
微分回路10c3は、前記したコンデンサ10a6(と抵抗10a7)と第2のオペアンプ10c10の出力端子に入力端子の一方(反転入力端子)が接続されると共に、入力端子の他方(非反転入力端子)が接地(GND)された第3のオペアンプ10c30を有する。
より具体的には、コンデンサ10a6と抵抗10a7が直列に接続された回路は、一方では途中で分岐して検出回路10c1の第2のオペアンプ10c10の反転入力端子に接続されると共に、他方ではLPF10c2に接続される。第3のオペアンプ10c30は反転入力端子がLPF10c2と第2のオペアンプ10c10の出力端子にコンデンサ10c31を介して接続されると共に、非反転入力端子はコンデンサ10c32を介して接地(GND)される。
第3のオペアンプ10c30の出力端子は、抵抗10c33を介して反転入力端子に負帰還される。尚、第3のオペアンプ10c30も、電源端子の一方には正電源Vccが印加されると共に、その他方は接地(Gnd)される。
自己診断回路10c(および出力ECU10b)の動作を説明すると、圧力センサ14が故障すると、破線で示すように電流i1が流れる。即ち、コンデンサ10a6は抵抗10a7を介して第2のオペアンプ10c10の反転入力端子に接続されるため、コンデンサ10a6にチャージされた電荷は、第2のオペアンプ10c10の反転入力端子と、それと同電位である第2のオペアンプ10c10の非反転入力端子を介してGndに帰還される。
入力インピーダンスが無限大というオペアンプの特性上、電流i1はコンデンサ10a6に流れこみ、第2のオペアンプ10c10の負帰還回路が成立する。それにより、圧力センサ14が故障したときは第2のオペアンプ10c10の出力端子がその故障信号を出力するので、出力ECU10bはその出力から圧力センサ14の故障を検知することができる。尚、電流i1は、基本的に、圧力センサ14が故障したときしか流れない。
他方、コンデンサ10a6からは電荷がチャージされる度に実線で示すように電流i2が流れるが、電流i2はLPF10c2によってブロックされ、微分回路10c3の第3のオペアンプ10c30には流れない。
しかしながら、信号線12が断線すると、第1のオペアンプ10a1のコンデンサ10a2のチャージ電流も流れるため、電流i2はLPF10c2を通過して微分回路10c3の第3のオペアンプ10c30に流れる。即ち、第3のオペアンプ10c30が信号線12が断線したことを示す故障信号を出力する。従って、出力ECU10bはその出力から信号線12の断線を検知することができる。
図8は信号線12が断線故障したときの図3の回路の出力を示す、図4と同様のシミュレーションデータであり、図9は圧力センサ14が故障したときの図3の回路の出力を示す、図5などと同様のシミュレーションデータである。
図4の第1のオペアンプ10a1の出力を丸付き数字1で、図3の第1のオペアンプ10a1の出力を丸付き数字2で、図3の第2、第3のオペアンプ10c10,10c30の出力を丸付き数字3,4で示す。
図8、図9の(a)は図3、図4の第1のオペアンプ10a1の出力のマッチングを示す(2つの信号が出力されているが、重なり合って1つの信号のように見える)。図8,9の(b)は図4の第1のオペアンプ10a1の出力を、(c)は図3の第1のオペアンプ10a1の出力を示す。(a)から明らかなように両者は完全に一致する。
図8(d)(e)は断線故障のときの第2、第3のオペアンプ10c10,10c30の出力を、図9(d)(e)はセンサ故障のときの第2、第3のオペアンプ10c10,10c30の出力を示す。図示の如く、断線故障とセンサ故障に応じて第2のオペアンプ10c10と第3のオペアンプ10c30の出力は相違する。
尚、それに先立ち、出力ECU10bは、第1のオペアンプ10a1の出力に異常が生じたとき、それを検知して図8、図9の(f)に示す如く、故障開始フラグ(flag)のビットを1にセットする。
従って、出力ECU10bにおいて比較器10b1は、故障開始フラグのビットが1にセットされたとき、圧力センサ14に異常が生じたと判断し、図8の(e)あるいは図9の(d)の出力から信号線12が断線したのか、あるいは圧力センサ14に故障が生じたのかを検知(自己診断)し、検知結果を図2に示すECU24にCAN通信を介して送信する。
より具体的には、図8に示す如く、故障開始フラグのビットが1にセットされた後、(e)の出力を監視し、所定値(微小値)以上変動したときは、信号線12が断線したと判断(検知)する。即ち、(e)の出力は通常であれば変動しない筈であるので、(e)が所定値以上変動したときは、信号線12が断線したと判断する。
また、図9に示す如く、故障開始フラグのビットが1にセットされた後、(d)の出力を監視し、その面積(積分)値が適宜設定されるしきい値を超えるまでの時間が所定時間を超えるとき、圧力センサ14が故障したと判断する。所定時間は、例えば0.1secとする。
尚、図2に示す構成においてECU24のセンサ信号読み取り時に許容する信号は、1.0Vから4.0Vの間である。そこで、出力ECU10bは、断線故障を検出したとき、例えば4.65Vの出力をECU24に送信すると共に、センサ故障を検出したとき、例えば0.3Vの出力をECU24に送信し、ECU24は、このような出力が送信されたとき、断線故障あるいはセンサ故障が生じたと判断するように構成される。
このように、検出された圧力を示すセンサ信号に許容された電圧の範囲外の電圧を使用することにより、信号線12で断線故障あるいはセンサ故障が生じた旨の情報をECU24に送ることができる。
尚、図1において自己診断回路10cをチャージアンプ本体10aと並列に接続したが、図10に示す如く、チャージアンプ本体10aの後段に接続しても良い。
この実施例に係る圧電型の圧力センサ14に信号線12を介して接続され、その発生電荷を入力して電圧変換する第1のオペアンプ10a1を備えたチャージアンプ10において、前記圧力センサ14にコンデンサ10a6を介して前記第1のオペアンプ10a1と並列に入力端子の一方が接続されると共に、前記入力端子の他方が接地された第2のオペアンプ10c10(より具体的にはそれを備えた検出回路10c)と、前記コンデンサ10a6に接続されるLPF10c2と、前記コンデンサ10a6と前記第2のオペアンプ10c3の出力端子にLPF10c2を介して入力端子の一方が接続されると共に、より具体的には入力端子の一方が前記コンデンサ10a6にLPF10c2を介して接続されると共に前記第2のオペアンプ10c3の出力端子に接続される一方、前記入力端子の他方が接地された第3のオペアンプ10c30(より具体的にはそれを備えた微分回路10c3)と、前記第2、第3のオペアンプ10c10,10c30の出力に基づき、前記圧力センサ14の故障あるいは前記信号線12の断線故障を検知して出力する故障検知手段(出力ECU10bの比較器10b1)とを備える構成した。これにより、圧力センサ14に異常が生じたとき、それが断線故障なのか、あるいはセンサ故障なのかを精度良く検知(自己診断)して出力することができる。
また、前記故障検知手段は、前記第2のオペアンプ10c10の出力に基づいて前記圧力センサ14の故障を検知し、センサ故障信号(図9(d))を出力する如く構成したので、上記した効果を一層良く得ることができる。
また、前記故障検知手段は、前記第3のオペアンプ10c30の出力に基づいて前記信号線12の断線故障を検知し、断線故障信号(図8(e))を出力する如く構成したので、上記した効果を一層良く得ることができる。
尚、上記において、圧力センサ14を内燃機関の筒内圧を検出する場合を例にとって説明したが、この発明はそれに限定されるものではなく、それ以外の圧力を検出するセンサにも妥当する。
この発明の実施例に係る圧力センサのチャージアンプを全体的に示す概略図である。 図1に示す構成を例えば内燃機関の筒内圧を検出する圧力センサとして使用するときの構成を示す説明図である。 図1に示すチャージアンプの内、チャージアンプ本体と自己診断回路の構成を示す回路図である。 従来技術に係るチャージアンプ本体の構成を示す回路図である。 図4に示す回路構成において信号線が断線したときの第1のオペアンプの出力を示す、シミュレーションデータである。 同様に、図4に示す回路構成において圧力センサが故障したときの第1のオペアンプの出力を示す、シミュレーションデータである。 ECUが入力する、第1のオペアンプの出力信号を示すシミュレーションデータである。 図3に示す構成において、信号線が断線故障したときの第2、第3オペアンプの出力を示すシミュレーションデータである。 同様に、図3に示す構成において、圧力センサが故障したときの第2、第3のオペアンプの出力を示すシミュレーションデータである。 この実施例に係る圧力センサのチャージアンプの変形例を示す、図1と同様の概略図である。
符号の説明
10 チャージアンプ、10a チャージアンプ本体、10a1 第1のオペアンプ、10a6 コンデンサ、10b 出力ECU、10c 自己診断回路、10c1 検出回路、10c10 第2のオペアンプ、10c3 微分回路、10c30 第3のオペアンプ、12 信号線、14 圧力センサ、16 内燃機関、24 ECU

Claims (3)

  1. 圧電型の圧力センサに信号線を介して接続され、その発生電荷を入力して電圧変換する第1のオペアンプを備えたチャージアンプにおいて、前記圧力センサにコンデンサを介して前記第1のオペアンプと並列に入力端子の一方が接続されると共に、前記入力端子の他方が接地された第2のオペアンプと、前記コンデンサと前記第2のオペアンプの出力端子に入力端子の一方が接続されると共に、前記入力端子の他方が接地された第3のオペアンプと、前記第2、第3のオペアンプの出力に基づき、前記圧力センサの故障あるいは前記信号線の断線故障を検知して出力する故障検知手段とを備えたことを特徴とする圧力センサのチャージアンプ。
  2. 前記故障検知手段は、前記第2のオペアンプの出力に基づいて前記圧力センサの故障を検知し、センサ故障信号を出力することを特徴とする請求項1記載の圧力センサのチャージアンプ。
  3. 前記故障検知手段は、前記第3のオペアンプの出力に基づいて前記信号線の断線故障を検知し、断線故障信号を出力することを特徴とする請求項1または2記載の圧力センサのチャージアンプ。
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