JP4833645B2 - レーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板 - Google Patents

レーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板 Download PDF

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本発明は、船舶建造用等として好適なレーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板に関する。
従来の造船分野における溶接方法は、サブマージアーク溶接に代表されるアーク溶接が主体である。これらの溶接方法では、板厚が増大するにつれて溶接パス数が増加する傾向にあり、溶接施工効率の向上を図るため、2電極、3電極及び4電極といった多電極サブマージドアーク溶接(SAW:Submerged Arc Welding)による大入熱溶接が行われている。しかしながら、従来のアーク溶接においては、一般に、溶接入熱量が増大すると、母材の溶接熱影響部の靭性が劣化し、また溶接変形及びひずみも大きくなるという欠点がある。
一方、大出力レーザー溶接機の開発と共に、厚鋼板をレーザー溶接する技術の実用化が活発に進められている。大出力レーザー溶接は、エネルギー密度が高いレーザービームを溶接熱源にしているため、深溶け込みの高速・高能率溶接が可能である。また、大出力レーザー溶接は、溶接変形の大幅低減、溶接部の形状・材質改善、並びにフィラーメタルの不使用又は使用量の低減によるコストメリット等も期待されている。しかしながら、レーザー溶接にも欠点があり、具体的には、大出力レーザー自体が高価であること、エネルギー変換効率が小さいこと、溶接部に溶接ワイヤから溶融金属が供給されないため、溶接部材間のギャップに対する許容度が小さいこと等が挙げられる。
そこで、1980年代より、レーザー溶接とアーク溶接とを組み合わせて複合化した溶接方法、所謂レーザー・アークハイブリッド溶接の開発が進められている(例えば、特許文献1〜3参照)。レーザー・アークハイブリッド溶接においては、レーザー光を照射した後で、アーク溶接を行うため、アーク溶接のみを行う場合と比較して、溶接部における最大溶け込み深さが増大する。これにより、突合せ溶接においては、開先を狭くすることが可能となり、すみ肉溶接においては、大きな脚長を保ちながら溶け込み深さを増大させ、条件によっては、板材の両面からの完全溶け込みとなるフルペネ溶接も可能となる。また、レーザー溶接のみを行う場合と比較すると、溶接部に溶接ワイヤから溶融金属が供給されるため、溶接部材間のギャップ(隙間)に対する許容度が大きくなると共に、耐高温割れ性が向上する。
また、特許文献1に記載の溶接方法では、アーク溶接の溶接電圧(電流)をパルス状又は交流にすることにより、アーク放電に起因するプラズマの発生を減少させて、レーザー光のパワー低減を防止している。更に、特許文献2に記載の溶接方法では、アーク電極に対する溶接進行方向の前方及び後方にレーザービームを照射することにより、高速溶接においてもアークを安定化させ、溶接ビードの形状を良好にしている。更にまた、特許文献3に記載の溶接方法では、溶接部の靭性を良好にするために、アーク溶接のシールドガスの組成及び流量の最適化して、溶接金属中に含まれる酸素量(酸化物量)を低減している。
特開2001−96365号公報 特開2001−205465号公報 特開2003−220481号公報
しかしながら、レーザー・アークハイブリッド溶接は、アーク溶接条件及びレーザーパワーとブローホール(溶接欠陥)とが密接に関係しており、ブローホールの発生を抑制し、健全な溶接部品質を得るためには、溶接条件に細心の注意を払わなければならないという問題点がある。そして、この問題点を母材である鋼材によって解決することができれば、その効果は大きい。
本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、レーザー・アークハイブリッド溶接時のブローホール発生を抑制することができるレーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板を提供することにある。
本発明に係るレーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板は、質量%で、C:0.04〜0.21%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.30〜1.8%、Al:0.008〜0.08%、O:0.001〜0.04%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物のうち、P:0.025%以下、S:0.015%以下に規制し、Al含有量(%)を[Al]、Alのうち非固溶Alの含有量(%)を[insol.Al]、Si含有量(%)を[Si]としたとき、下記数式(1)及び下記数式(2)を満たすことを特徴とする。
Figure 0004833645
Figure 0004833645
この鋼板は、更に、質量%で、Nb:0.001〜0.06%及び/又はTi:0.001〜0.08%を含有していてもよい。
更に、質量%で、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.10〜2.0%、Cr:0.03〜2.0%、Mo:0.05〜1.0%、V:0.01〜0.40%及びB:0.0002〜0.0020%からなる群から選択された1種又は2種以上の元素を含有していてもよい。
更に、質量%で、Ca:0.0005〜0.006%、Mg:0.0005〜0.003%及びREM:0.0005〜0.003%からなる群から選択された1種又は2種以上の元素を含有することもできる。
本発明によれば、C、Si、Mn、Al、O、P及びSの含有量並びに全Alに対する非固溶Alの割合を最適化すると共に、Al及びSiの含有量を可能な範囲で増加させているため、レーザー・アークハイブリッド溶接の際に、溶接部にブローホールが発生することを防止でき、溶接施工効率がよい鋼板を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、詳細に説明する。本発明者は、種々の組成の鋼板を試作し、それをレーザー切断したものを突き合わせ開先として、種々のレーザー出力及びアーク溶接条件で溶接し、溶接部のブローホール発生を詳細に調査した。その結果、ブローホール発生は鋼成分、特にAl及びSiに影響されることを知見し、本発明に至った。
先ず、本発明の鋼板を構成する各成分の添加理由及び数値限定理由について説明する。なお、以下の説明においては、組成における質量%は、単に%と記載する。
Cは、鋼板の強度を安価に向上するために、最も有効な元素である。しかしながら、C含有量が0.21%を超えると、母材(鋼材)の低温靱性が阻害されると共に、溶接部の硬化が著しく促進される。一方、C含有量が0.04%未満の場合は、レーザー溶接により形成された溶接金属の凝固割れ感受性が増す。また、C含有量が0.04%未満の場合、レーザー切断、プラズマ切断又はガス切断した状態のままで供される開先面(以下、切断まま開先面という)の粗さが増し、その結果、この切断まま開先面を突き合わせた溶接部において、ブローホールの発生が促進される。よって、C含有量は0.04〜0.21%とする。
Siは、鋼板の強度向上に有効な元素であり、安価に溶鋼を脱酸できる元素でもある。しかしながら、Si含有量が0.5%を超えると、切断まま開先面が粗くなり、その結果、これらを突き合わせた溶接部で、ブローホールの発生が促進される。これに対して、Si含有量が0.5%以下の場合は、ブローホールの抑制に有効であり、この効果はSi含有量が0.05%までの範囲で得られる。そして、Si含有量が0.05%未満では、ブローホールの抑制効果は得られない。よって、Si含有量は0.05〜0.5%とする。なお、レーザー、プラズマ又はガス等により切断された状態のままでレーザー溶接に供され、且つ耐ブローホール性が厳しく要求される場合はSi含有量を0.4%以下とすることが望ましい。
Mnは、鋼板の強度向上に有用な元素である。しかしながら、Mn含有量が0.30%未満では、その効果が得られない。一方、Mn含有量が1.8%を超えると、ブローホールの発生が促進される。よって、Mn含有量は0.30〜1.8%とする。
Alは、溶鋼を脱酸する上で必要な元素である。しかしながら、Al含有量が0.002%未満の場合、脱酸効果が得られない。一方、Al含有量が0.08%を超えると、溶接部の靱性が損なわれる。よって、Al含有量は0.002〜0.08%とする。
Oは、溶接金属中において酸化物を形成し、粒内変態フェライトの核として作用し、組織の微細化に効果がある元素である。しかしながら、O含有量が0.04%を超えると、溶接金属の低温靭性が劣化すると共に、スラグ巻きこみ等の溶接欠陥を起こす。一方、O含有量が0.001%未満では、組織を微細化する効果が得られない。よって、O含有量は0.001〜0.04%とする。
Pは、不可避的不純物であり、凝固時の偏析率が高く、レーザー・アークハイブリッド溶接したときに、溶接部の凝固割れを引き起こす主原因の1つとなる元素である。P含有量が0.025%を超えると、割れ感受性が高くなり、溶接部に凝固割れが発生する。よって、P含有量は0.025%以下に規制する。また、コストとの兼ね合いもあるが、割れ感受性を極めて低くするためには、P含有量を0.010%以下とするが好ましい。
Sは、不可避的不純物であり、Pと同様に、レーザー・アークハイブリッド溶接時の溶接割れ感受性を高める元素である。このため、S含有量が0.015%を超えると、溶接部に凝固割れが発生する。よって、S含有量は0.015%以下に規制する。また、割れ感受性を極めて低くするためには、S含有量を0.008%以下とするが好ましい。
鋼材に含まれる全Al含有量(%)を[Al]とし、Alのうち固溶していない非固溶Alの含有量(%)を[insol.Al]としたとき、[insol.Al]が[Al]の0.1倍(0.1×[Al])よりも少ないと、溶鋼の脱酸が適正に行われない。一方、[insol.Al]が[Al]の0.7倍(0.7×[Al])を超えると、溶接時のブローホール発生を抑制することができない。よって、[insol.Al]は、[Al]の0.1倍以上で且つ[Al]の0.7倍以下とする。
本願発明者は、レーザー・アークハイブリッド溶接時のブローホールの発生を、鋼板成分の観点から解析した結果、脱酸元素、特に、Si及びAlの含有量を増す程、ブローホールの発生が低減することを知見した。そこで、本願発明者は、これらの実験結果を回帰的に解析し、ブローホール低減に有効な鋼板成分の指標として、{[Al]+([Si]/2.5)}を得た。なお、[Al]はAl含有量(%)、[Si]はSi含有量(%)である。そして、{[Al]+([Si]/2.5)}の値が大きい程、溶接時のブロー発生傾向は小さいことが判明した。しかしながら、{[Al]+([Si]/2.5)}の値が0.05未満の場合、ブローホールの発生を低減する効果が得られない。よって、{[Al]+([Si]/2.5)}の値は0.05以上とする。これにより、ブローホールの発生を極めて少なくすることができる。
また、本発明の鋼板は、上記各成分に加えて、Nb及び/又はTiを添加することもできる。
Nbは、鋼板の強度及び靭性の両立する極めて重要な元素である。また、溶接熱影響部(HAZ)の硬化性の主要因であるC及びNを固定する働きもある。しかしながら、Nb含有量が0.06%を超えると、析出による母材硬化を促進する。一方、Nb含有量が0.001%未満の場合、前述した効果が得られない。よって、Nbを添加する場合は、その含有量が0.001〜0.06%になるようにする。
Tiは、脱酸元素として有効な元素であると共に、Nbと同様に、母材の強度及び靭性の両立に重要な元素である。更に、本願発明者は、Tiを添加することにより、ブローホール発生及びHAZ硬化が抑制されることを知見した。しかしながら、Ti含有量が0.08%を超えると、母材及び溶接部共に靭性が劣化する。よって、Tiを添加する場合は、その含有量が0.001〜0.08%になるようにする。
更に、本発明の鋼板は、母材強度の向上並びに低温靱性及び溶接性の改善を目的とした低炭素等量化のために、上記各成分に加えて、要求される品質特性又は鋼材の大きさ及び鋼板厚に応じて、Cu、Ni、Cr、Mo、V及びBからなる群から選択された1種又は2種以上の元素を含有していてもよい。これらの合金元素を添加した場合でも、前述した本発明の効果を何ら損なうことなく、強度、低温靱性及び溶接性を向上することができる。
しかしながら、Cu含有量が0.05%未満、Ni含有量が0.10%未満、Cr含有量が0.03%未満、Mo含有量が0.05%未満、V含有量が0.01%未満、B含有量が0.0002%未満の場合は、これらの元素を添加したとしても、上述した効果は得られない。一方、Cu含有量が1.0%を超えるか、Ni含有量が2.0%を超えるか、Cr含有量が2.0%を超えるか、Mo含有量が1.0%を超えるか、V含有量が0.40%を超えるか、又はB含有量が0.0020%を超えると、耐溶接割れ性の低下が顕著になる。よって、これらの元素を添加する場合は、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.10〜2.0%、Cr:0.03〜2.0%、Mo:0.05〜1.0%、V:0.01〜0.40%、B:0.0002〜0.0020%とする。
更にまた、本発明の鋼板は、必要に応じて、Ca、Mg及びREMからなる群から選択された1種又は2種以上の元素を添加することもできる。Ca、Mg及びREMは、溶鋼中で強力な脱酸力を有し、鋼板製造時及び溶接溶融プール中で脱酸元素として作用する。加えて、これらの元素は強力な脱硫元素でもあり、Sの偏析に起因する溶接金属の凝固割れを抑制する働きを有する。更に、本願発明者は、これらの元素を添加すると、溶接時のブローホールの発生、並びに溶接金属及びHAZの焼入れ硬化を抑える効果があることも知見した。しかしながら、Ca含有量、Mg含有量又はREM含有量が0.003%を超えると、レーザー溶接時にキーホール内でのプラズマの安定性が損なわれると共に、溶接部靭性が劣化する。一方、Ca、Mg及びREMは、その含有量が0.0005%未満の場合、前述した脱酸効果が得られない。よって、これらの元素を添加する場合は、その含有量を、Ca:0.0005〜0.003%、Mg:0.0005〜0.003%、REM:0.0005〜0.003%とする。
以上詳述したように、本発明の鋼板においては、鋼材に含まれる全Alの含有量に対する非固溶Alの割合を最適化すると共に、Al及びSiの含有量を、靭性等の物性を低下させない範囲で増加させているため、レーザー・アークハイブリッド溶接の際に、溶接部にブローホールが発生することを防止できる。
以下、本発明の実施例及び比較例により、本発明の効果について具体的に説明する。先ず、下記表1に示す組成の鋼を溶製した後、連続鋳造、スラブ加熱、熱間圧延及び制御冷却の各工程を経て、引張強度が490MPa級(50kg/mm級)、板厚が20mmの鋼板を作製した。なお、下記表1に示す鋼組成における残部は、Fe及び不可避的不純物(P,Sを除く)である。次に、前述の方法で作成した実施例及び比較例の各鋼板に対して、I形開先の突合せレーザー・アークハイブリッド溶接を行った。その際の溶接条件としては、供試材の板厚に合わせて、レーザー出力を15〜25kW、焦点位置でのビーム径を0.5mm、溶接速度を1〜10m/分とした。そして、溶接後に、溶接金属部のブローホール発生状況を調査した。その結果を下記表1に併せて示す。なお、下記表1に示すブローホール発生の有無は、溶接長さ500mmをX線で検査し、明らかにブローホールと認められる欠陥が1個以上あれば「ブローホール有」とした。
Figure 0004833645
上記表1に示すNo.1〜9の鋼板は、本発明の範囲内の実施例であり、No.10〜15の鋼板は、本発明の範囲から外れる比較例である。上記表1に示すように、実施例No.1〜9の鋼板は溶接性が良好で、ブローホールは発生しなかった。一方、比較例No.10〜13の鋼板は、{[Al]+([Si]/2.5)}が本発明の範囲を下回ったため、ブローホールが発生し、溶接性が劣っていた。また、比較例No.14及びNo.15の鋼板は、夫々非固溶Alの割合([insol.Al])が、本発明の範囲から外れているため、ブローホールが発生し、溶接性が劣っていた。

Claims (4)

  1. 質量%で、
    C:0.04〜0.21%、
    Si:0.05〜0.5%、
    Mn:0.30〜1.8%、
    Al:0.008〜0.08%、
    O:0.001〜0.04%を含有し、
    残部がFe及び不可避的不純物からなり、
    前記不可避的不純物のうち、P:0.025%以下、S:0.015%以下に規制し、
    Al含有量(%)を[Al]、Alのうち非固溶Alの含有量(%)を[insol.Al]、Si含有量(%)を[Si]としたとき、下記数式(A)及び下記数式(B)を満たすことを特徴とするレーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板。
    Figure 0004833645
  2. 更に、質量%で、Nb:0.001〜0.06%及び/又はTi:0.001〜0.08%を含有することを特徴とする請求項1に記載のレーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板。
  3. 更に、質量%で、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.10〜2.0%、Cr:0.03〜2.0%、Mo:0.05〜1.0%、V:0.01〜0.40%及びB:0.0002〜0.0020%からなる群から選択された1種又は2種以上の元素を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板。
  4. 更に、質量%で、Ca:0.0005〜0.006%、Mg:0.0005〜0.003%及びREM:0.0005〜0.003%からなる群から選択された1種又は2種以上の元素を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーザー・アークハイブリッド溶接性が優れた鋼板。
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