JP4833574B2 - 連結管及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、連結管及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、複数の鋼管が突合せ溶接された連結管及びその製造方法に関する。
石油や天然ガス等を輸送する海底パイプラインは、鋼管を敷設地の洋上に船で運搬し、船上で鋼管の管端同士を突合せ溶接した後、海底に敷設される。このような敷設方法は、S−レイ、J−レイと呼ばれる。S−レイやJ−レイといった敷設方法では、鋼管の現地溶接性が重要となる。現地溶接性の改善については、特開2001−198678号公報(特許文献1)等、複数報告されている。
ところで、S−レイ、J−レイ以外の他の海底パイプラインの敷設方法として、リールバージがある。リールバージでは、予め陸上で鋼管の管端同士を突合せ溶接により接合して連結管とする。さらに、連結管を大型のドラムに巻き取り(リーリング)、そのドラムを敷設地の洋上に搬送する。敷設場所の洋上でドラムに巻かれた連結管を巻き戻しながら海底に敷設する。
このように、リールバージでは、鋼管を溶接して連結管とするだけでなく、連結管を曲げてドラムに巻き取る。ドラム巻き取り時に連結管に曲げ応力が生じるため、連結管の一部が座屈する場合がある。そのため、リールバージにより海底パイプラインとして敷設される連結管では特に、耐座屈性の向上が求められる。
特開2001−198678号公報
本発明の目的は、耐座屈性に優れた連結管及びその製造方法を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明者らは、リーリング時の連結管の座屈現象を調査するために、連結管を用いた曲げ試験と、有限要素法によるシミュレーションとを実施した。その結果、座屈は、連結管のうち、突合せ溶接部の止端部で発生するのではなく、止端部から軸方向に所定距離離れた鋼管母材部分で発生することが判明した。
そこで、鋼管母材部分での座屈現象についてさらに調査した結果、以下の知見を得た。
(a)座屈は、突合せ溶接される鋼管端部の形状が異なることにより生じる目違いに起因して発生する。
図1に示すように、鋼管10及び20を突合せ溶接したとき、鋼管10の端部11と鋼管20の端部21との形状の相違に起因して、外面の目違いUOと、内面の目違いUIとが生じる。具体的には、端部11の外径DO1(mm)と、端部21の外径DO2(mm)との外径差ΔDO=|DO1−DO2|により外面目違いUOが生じる。また、端部11の内径DI1(mm)と、端部21の内径DI2(mm)との内径差ΔDI=|DI1−DI2|により内面目違いUIが生じる。
そこで、座屈が発生した連結管の外径差ΔDOと内径差ΔDIとを調査した。その結果、外面目違いUOにより生じる局部応力が、内面目違いUIにより生じる局部応力よりも過剰に大きくなった場合に座屈が発生することが判明した。具体的には、外径差ΔDOが内径差ΔDIの1.5倍以上となった場合に、外面目違いUOによる局部応力が内面目違いUIによる局部応力よりも過剰に大きくなり、座屈が発生した。
以上の調査結果に基づいて、本発明者らは、以下の式(1)を満足すれば、耐座屈性を向上できることを見出した。
|DO1−DO2|≦1.5×|DI1−DI2| (1)
(b)外径差ΔDO及び内径差ΔDIが式(1)を満足しても、内面目違いUIが過剰に大きければ、内面目違いUIのみに起因した局部応力により座屈が発生する。本発明者らは、内面目違いUIのみに起因した座屈は、鋼管10及び20の公称外径DA(mm)に対して内面目違いUIが過剰に大きくなった場合に発生すると考えた。
そこで、公称外径DA及び内径差ΔDIと、座屈との関係を調査した結果、本発明者らは、式(2)を満足すれば、内面目違いUIのみに起因した座屈の発生を防止できることを見出した。
|DI1−DI2|≦0.01×DA+2 (2)
(c)式(1)及び(2)を満たせば、目違いに起因した座屈は生じない。しかし、座屈は、上述した目違いに起因するものだけでなく、互いに突合せ溶接された鋼管の強度に起因して発生する場合もある。具体的には、鋼管10の降伏応力Y1(MPa)と、鋼管20の降伏応力Y2(MPa)との差が大きすぎれば、目違いが無くても座屈が発生する。したがって、突合せ溶接される鋼管10及び20の降伏応力差を小さくすることが必要である。
降伏応力差と座屈との関係を調査した結果、本発明者らは、式(3)を満足すれば、降伏応力差に起因した座屈の発生を防止できることを見出した。
|Y1−Y2|≦120 (3)
以上の知見に基づいて、本発明者らは以下の発明を完成した。
本発明による連結管の製造方法は、敷設時に曲げ応力が生じる海底パイプラインとして利用される。本発明による連結管の製造方法は、降伏応力Y1(MPa)、突合せ溶接される側の外径DO1(mm)及び内径DI1(mm)が求められた第1の鋼管を準備する工程と、第1の鋼管と同じ公称外径DA(mm)を有し、降伏応力Y2、第1の鋼管と突合せ溶接される側の端部の外径DO2(mm)及び内径DI2(mm)が求められ、求められた降伏応力Y1,Y2、公称外径DA、外径DO1、DO2、内径DI1及びDI2を利用して、式(1)〜(3)を満足すると認定された第2の鋼管を準備する工程と、第1の鋼管の端部と第2の鋼管の端部とを突合せ溶接する工程とを備える。
|DO1−DO2|≦1.5×|DI1−DI2| (1)
|DI1−DI2|≦0.01×DA+2 (2)
|Y1−Y2|≦120 (3)
ここでいう第1の端部の外径DO1及び内径DI1は、たとえば以下の方法で求めることができる。管端から軸方向に200〜400mmまでの範囲内の異なる10箇所で外径及び内径を測定し、測定した外径の平均(mm)を外径DO1とし、測定した内径の平均(mm)を内径DI1とする。第2の端部の外径DO2及び内径DI2も同様の方法で求めることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
本実施の形態による連結管は、図2に示すように、同じ公称外径DA(mm)を有する鋼管10及び20を突合せ溶接することにより製造される。
まず、以下の各要件(A)〜(C)を満足する鋼管10及び鋼管20を準備する。
(A)端部11の外径DO1(mm)と、端部11の内径DI1(mm)と、端部21の外径DO2(mm)と、端部21の内径DI2(mm)とが、以下の式(1)を満足する。
|DO1−DO2|≦1.5×|DI1−DI2| (1)
要するに、座屈の発生を防止するために、鋼管10の端部11と鋼管20の端部21との外径差ΔDO=|DO1−DO2|を内径差ΔDI=|DI1−DI2|の1.5倍以下とする。これにより、外面目違いにより生じる局部応力が、内面目違いにより生じる局部応力よりも過剰に大きくなるのを防止でき、耐座屈性を向上できる。
なお、端部11の外径DO1及び内径DI1は、たとえば以下の様に求めることができる。管端から軸方向に200〜400mmまでの範囲R1内において、異なる10箇所で外径及び内径を測定する。測定した外径の平均を外径DO1とし、測定した内径の平均を内径DI1とする。端部21の外径DO2及び内径DI2も同様に求めることができる。具体的には、管端から軸方向に200〜400mmまでの範囲R2内において、異なる10箇所で外径及び内径を測定する。測定した外径の平均を外径DO2とし、測定した内径の平均を内径DI2とする。
(B)内径差ΔDI=|DI1−DI2|が式(2)を満足する。
|DI1−DI2|≦0.01×DA+2 (2)
外径差ΔDO及び内径差ΔDIが式(1)を満足しても、内径差ΔDIが大きければ、内面目違いのみに起因した局部応力により座屈が発生する。内径差ΔDIが式(2)を満たせば、内面目違いのみに起因した座屈の発生を防止でき、耐座屈性を向上できる。
(C)鋼管10の降伏応力Y1(MPa)と鋼管20の降伏応力Y2(MPa)とが式(3)を満足する。
|Y1−Y2|≦120 (3)
式(1)及び式(2)を満足すれば、目違いによる局部応力は発生しない。しかし、鋼管10及び20の降伏応力差が大きければ、低強度側の鋼管に応力集中が生じ、座屈が発生する。したがって、式(3)に示すように、鋼管10と鋼管20との降伏応力差を120MPa以下にする。好ましい降伏応力差は100MPa以下である。
以上の(A)〜(C)の要件を満たす鋼管10及び20を準備した後、鋼管10の端部11と鋼管20の端部21とを突合せ溶接する。まず、突合せ溶接を行う前に、端部11と端部21とを開先加工する。加工後、鋼管20を鋼管10と同軸上に配置し、溶接材料を用いてTIG溶接により鋼管10と鋼管20とを突合せ溶接する。
以上の工程により図1に示した連結管が製造される。なお、鋼管10と鋼管20との突合せ溶接は、TIG溶接以外の他の溶接方法を採用してもよい。他の溶接方法としては、たとえば、MIG溶接や、MAG溶接、被覆アーク溶接、レーザ溶接等がある。溶接材料は鋼管10及び20と同程度の強度を有することが好ましい。
製造された連結管は、図1に示すように、鋼管10と鋼管20との間に突合せ溶接部30が形成される。図1では2つの鋼管部10及び20と、その間の突合せ溶接部30とを示したが、連結管が、2以上の鋼管と、隣接する鋼管の間にある複数の突合せ溶接部とで構成されてもよい。
公称外径DAが60.3mm、公称肉厚が5.3mm、長さが900mmであり、表1に示す降伏応力Y1(MPa)を有する鋼管1と、鋼管1と同じ公称外径、公称肉厚及び長さを有し、降伏応力Y2(MPa)を有する鋼管2とをそれぞれ複数本準備した。
Figure 0004833574
鋼管1及び2を突合せ、AWS A5.28 ER90S−Gに該当する溶接ワイヤを用いてTIG溶接により突合せ溶接を行い、複数の連結管を作製した。このとき、鋼管1及び2の端部に角度30°の開先を加工した後、TIG溶接を実施した。
溶接後、表2に示す各試験番号の連結管の外面及び内面を研削し、外径差ΔDO(mm)及び内径差ΔDI(mm)を人工的に作製した。
Figure 0004833574
具体的には、図3に示すように、突合せ溶接部3の中央から鋼管1側へ300mmの範囲R1において、鋼管1の外周面を切削し、外径差ΔDOを作製した。また、突合せ溶接部3の中央から鋼管2側へ300mmの範囲R2において、鋼管2の内周面を切削し、内径差ΔDIを作製した。切削には旋盤を使用した。
外径差ΔDO及び内径差ΔDIは以下のように求めた。範囲R1内の任意の10箇所で外径及び内径を測定し、測定した外径の平均を鋼管1の外径DO1(mm)とし、測定した内径の平均を鋼管1の内径DI1(mm)とした。また、範囲R2内の任意の10箇所で外径及び内径を測定し、測定した外径の平均を鋼管2の外径DO2(mm)とし、測定した内径の平均を鋼管2の内径DI2(mm)とした。測定にはノギスを用いた。求めた外径DO1及びDO2、内径DI1及びDI2とから外径差ΔDO=|DO1−DO2|、内径差ΔDI=|DI1−DI2|を求めた。
さらに、各試験番号の連結管に対して、以下の式(4)及び(5)に基づいてF1及びF2を求めた。
F1=1.5×ΔDI (4)
F2=0.01×DA+2 (5)
要するに、F1は式(1)の右辺であり、F2は式(2)の右辺である。求めたF1及びF2を表2に示す。
以上の工程により作製した各試験番号の連結管に対し、図4に示すような曲げ試験機を用いて曲げ試験を実施した。
図4を参照して、曲げ試験機は、チャック101と、図示しない油圧シリンダにより水平に駆動するローラ102と、曲げ治具103とを備える。曲げ治具103の表面104の縦断面は、半径1830mmの凸型の円弧とした。
曲げ試験は以下の方法で実施した。まず、各試験番号の連結管100をチャック101により縦に固定した。続いて、連結管100の上端から下端に向かって300mmの箇所P1をローラ102により水平方向に押した。連結管100がローラ102により曲げられ、表面104の上辺P2に連結管100が接触した時点でローラ102を停止し、曲げ試験を終了した。
曲げ試験後、連結管100に座屈が発生したか否かを調査した。具体的には、接触式の形状測定器で連結管の形状プロファイルを測定した。測定結果の一例を図5に示す。図5(a)は曲げ試験終了後の連結管100の一部の外観図であり、図5(a)中の領域200の連結管100の形状プロファイルが図5(b)中の曲線L1(波線)である。図5(b)に示すように、曲線L1に変曲点が発生した場合、座屈が発生したと判断した。
表2に座屈の有無の調査結果を示す。耐座屈性欄の「○」は座屈が発生しなかったことを示し、「×」は座屈が発生したことを示す。
表2を参照して、式(1)〜式(3)を満足した試験番号1〜5、及び8の連結管には座屈が発生しなかった。一方、試験番号6及び7の連結管は、式(2)及び(3)を満足したものの、式(1)を満足しなかったため、座屈が発生した。
曲げ試験後の連結管の形状プロファイルを有限要素法によるシミュレーションにより求め、座屈の有無を調査した。シミュレーションには、汎用の有限要素法解析用ソフトMARC Ver.2003を使用した。シミュレーションの条件となる連結管の形状は実施例1と同じとした。具体的には、鋼管1及び鋼管2の各々の公称外径を60.3mm、公称肉厚を5.3mm、長さを900mmに設定した。
初めに、有限要素法によるシミュレーションが実際の曲げ試験結果と一致するか否かを確認した。具体的には、シミュレーションの条件として、鋼管1及び2の降伏応力を表1に示すY1、Y2と同じ値に設定し、かつ、表1中の試験番号6と同じΔDO、ΔDIに設定してシミュレーションを実施した。シミュレーション結果を図5に示す。図5中の曲線L2(実線)がシミュレーションにより求めた形状プロファイルであり、曲線L1が実施例1の試験番号6で得られた形状プロファイルである。図5(b)より、シミュレーションにより求めた形状プロファイル(曲線L2)は、実施例1で求めた形状プロファイル(曲線L1)とほぼ同じであり、シミュレーションに再現性があることを確認した。
続いて、表3に示すシミュレーション番号の連結管ごとに、公称外径DA、公称肉厚、鋼管1の降伏応力Y1及び鋼管2の降伏応力Y2、ΔDO、ΔDIを設定し、式(4)及び(5)に基づいてF1及びF2を求めた。さらに、表3に示した各シミュレーション番号の連結管に対してシミュレーションを実施し、シミュレーションにより得られた形状プロファイルに座屈が発生したか否かを調査した。
Figure 0004833574
シミュレーション結果を表3に示す。耐座屈性欄の「○」は座屈が発生しなかったことを示し、「×」は座屈が発生したことを示す。
表3を参照して、シミュレーション番号3〜9、12〜16及び19は、いずれも式(1)〜(3)式を満足したため、座屈が発生しなかった。
一方、シミュレーション番号1及び2は、式(1)及び(2)を満足するものの、鋼管1と鋼管2との降伏応力差が120MPaを超えたため、座屈が発生した。また、シミュレーション番号10、11、17及び18は、式(2)及び式(3)を満足するものの、ΔDO及びΔDIが式(1)を満足しなかったため、座屈が発生した。シミュレーション番号20〜23は、式(1)及び式(3)を満足するものの、ΔDIが式(2)を満足しなかったため、座屈が発生した。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明による連結管は、パイプラインとして利用可能であり、特に、リールバージによる敷設されるパイプラインとして有用である。
本発明の実施の形態による連結管の縦断面図である。 図1に示した連結管の製造方法中の一工程を示す図である。 実施例での曲げ試験の試験片の縦断面図である。 曲げ試験機の概略図である。 曲げ試験後の連結管の形状を示す図である。
符号の説明
10、20 鋼管
11,21 端部
30 突合せ溶接部

Claims (1)

  1. 敷設時に曲げ応力が生じる海底パイプラインとして利用される耐座屈性に優れた連結管の製造方法であって、
    降伏応力Y1(MPa)、突合せ溶接される側の端部の外径DO1(mm)及び内径DI1(mm)が求められた第1の鋼管を準備する工程と、
    記第1の鋼管と同じ公称外径DA(mm)を有し、降伏応力Y2(MPa)、前記第1の鋼管と突合せ溶接される側の端部の外径DO2(mm)及び内径DI2(mm)が求められ、求められた前記降伏応力Y1,Y2、前記公称外径DA、前記外径DO1、DO2、前記内径DI1及びDI2を利用して、式(1)〜式(3)を満足すると認定された第2の鋼管を準備する工程と、
    前記第1の鋼管の端部と前記第2の鋼管の端部とを突合せ溶接する工程とを備えることを特徴とする連結管の製造方法。
    |DO1−DO2|≦1.5×|DI1−DI2| (1)
    |DI1−DI2|≦0.01×DA+2mm (2)
    |Y1−Y2|≦120MPa (3
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