JP4833157B2 - 光通信装置および光通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、高速な光信号の分散による劣化を補償する光通信装置および光通信システムに関するものである。
現在、インターネットの普及にともない、アクセスネットワークにおいては、更なる高速化を経済的な手段を用いて実現することが求められている。そこで、光ファイバの広帯域性を活用し、光ファイバを複数ユーザで共有することで経済化を図るPON(Passive Optical Network)システムなどの光通信システムが導入されつつある。このような光通信システムにおいては、光信号を入出力する光送受信器の伝送速度を上げることにより、ユーザ当りの伝送速度を上げることができる。
しかし、光信号の伝送速度が上昇すると、光ファイバを伝送した後の光信号は光ファイバの分散(波長分散や偏波モード分散)により劣化するという課題が、非特許文献1などにより一般的に知られている。
そこで、分散によって劣化した波形を元の波形に戻すために、これまで多くの手段が検討されてきた。従来、光ファイバ伝送路の分散特性に対して逆の特性を持つ分散補償ファイバや、光信号の波長で分散がゼロとなるようにゼロ分散波長をシフトした分散シフトファイバを用いることが一般的であった。
しかし、これらの光部品を用いた手法はコスト高であり、ネットワークの設計も煩雑であった。そこで、異なる距離の光ファイバ伝送路に対して自動的に補償分散量を変化させ、経済的な手段を用いて分散補償を行なう手段として、電気回路を用いた分散補償器(Electronic Dispersion Compensator:EDC)がある。この分散補償器は、非特許文献2にあるように、トランスバーサルフィルタ型のフィードフォワードイコライザ(FFE)や、ディシジョンフィードバックイコライザ(DFE)を用いる方法が一般的である。
図6に本方法を用いた従来の光通信システムの構成例を示す。この光通信システムは、一方の光通信装置であるリモートノード10と、他方の光通信装置であるセンターノード0と、その間を接続する光ファイバ伝送路601,60からなる。
センターノード20は、光ファイバ伝送路60へ下り光信号を出力する光送信器29と、光ファイバ伝送路60から入力された上り光信号を上り電気信号に変換する受光器24と、上り電気信号をモニタリングする波形モニタ回路25と、上り電気信号を等化する分散補償器26と、分散補償器26を制御する制御器27を備える。リモートノード10は、光ファイバ伝送路60へ上り光信号を出力する光送信器13と、光ファイバ伝送路60から入力された下り光信号を下り電気信号に変換する受光器1と、下り電気信号をモニタリングする波形モニタ回路17と、下り電気信号を等化する分散補償器18と、分散補償器18を制御する制御器19とを備える。
この構成において、本光通信システムは次のように動作する。センターノード20に入力された下り電気信号は、光送信器29にて下り光信号に変換され、光ファイバ伝送路602に出力される。光ファイバ伝送路60を伝送した下り光信号は、分散の影響を受け劣化し、リモートノード10に入力される。リモートノード10に入力された下り光信号は、受光器16にて下り電気信号に変換され、分散補償器18に入力される。この分散補償器18にて等化された下り電気信号は、波形モニタ回路17にてモニタリングされ、制御器19が分散補償器18に制御信号aを送信し、分散補償器18が下り電気信号を分散の影響を受けていない波形と同等の波形になるように等化する。
同様にリモートノード10に入力された上り電気信号は、光送信器13にて上り光信号に変換され、光ファイバ伝送路60に出力される。光ファイバ伝送路60を伝送した上り光信号は、分散の影響を受け劣化し、センターノード20に入力される。センターノード20に入力された上り光信号は、受光器24にて上り電気信号に変換され、分散補償器26に入力される。分散補償器26にて等化された上り電気信号は、波形モニタ回路25にてモニタリングされ、制御器27が分散補償器26に制御信号bを送信し、分散補償器26が上り電気信号を分散の影響を受けていない波形と同等の波形になるように等化する。
また、分散補償器を、送信側に配置するプリディストーションと呼ばれる手段がある。非特許文献3に見られるように、光ファイバを伝送後の波形が、分散を受けずに伝送された波形と同じになるように、送信側で波形を意図的に予め劣化させる方法である。
図7に、本方法を用いた従来の光通信システムの構成例を示す。センターノード20は、入力された下り電気信号をプリディストーションする分散補償器21と、プリディストーションされた下り電気信号を下り光信号に変換する光源22と、光ファイバ伝送路60から入力された上り光信号を受信する光受信器30を備える。リモートノード10は、入力された上り電気信号をプリディストーションする分散補償器14と、プリディストーションされた上り電気信号を上り光信号に変換する光源15と、光ファイバ伝送路60から入力された下り光信号を受信する光受信器12とを備える。
この構成において、本光通信システムは次のように動作する。センターノード20に入力された下り電気信号は、分散補償器21にて波形劣化を受け、光源22にて下り光信号に変換されて、光ファイバ伝送路60に出力される。光ファイバ伝送路60を伝送した下り光信号は、分散の影響を受け、リモートノード10に入力される。リモートノード10に入力された下り光信号は、分散補償器21により受けた波形劣化と分散の影響による波形劣化が打ち消しあい、分散の影響を受けていない波形と同等の波形の状態に戻り、光受信器12にて受信される。
リモートノード10に入力された上り電気信号は、分散補償器14にて波形劣化を受け、光源15にて上り光信号に変換されて、光ファイバ伝送路60に出力される。光ファイバ伝送路60を伝送した上り光信号は、分散の影響を受け、センターノード20に入力される。センターノード20に入力された上り光信号は、分散補償器14により受けた波形劣化と分散の影響による波形劣化が打ち消しあい、分散の影響を受けていない波形と同等の波形の状態に戻り、光受信器30にて受信される。
この方法において、補償分散量を自動的に設定するためには、受信側の光受信器12,30側での波形をモニタして、送信側の分散補償器21,14の制御器にフィードバックする手段が必要となる。
Govind P.Agrawal 著 "Fiber-Optic Commnication Systems",Jobn Wiley & Sons,INC. Ali Ghiasi et al., "Experimental Results of EDC Based Receivers for 2400 ps/nm at lO.7Gb/s for Emerging Te1ecom Standards",OFC2006,0TuE3,2006. R.I.Li11ey et al.,"Electronic dispersion compensation by signal predistortion",OFC2006,OWB3,2006.
以上のように、電気回路による分散補償は、分散補償ファイバや分散シフトファイバ等の光ファイバを用いた分散補償に比べて経済的であり、補償分散量の設定が簡易になる。しかし、分散補償器を受信器側もしくは送信側に配置する方法は、両端のノードに制御器が必要となり、コスト高となるという課題があった。さらに、図7の分散補償器を送信側に配置する方法は、受信側での波形の状態を送信側にフィードバックする手段が必要であるという課題があった。
本発明の目的は、以上の点を鑑みて、経済的な手段を用いて、上り信号および下り信号の光ファイバ伝送路の分散を、片端の光通信装置側で、両端側の光通信装置の間の光ファイバの距離に応じて補償できるようにした光通信装置および光通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、光ファイバ伝送路の片端に接続される光通信装置であって、該光ファイバ伝送路から受信した受信光信号を受信電気信号に変換して取り出すとともに、送信電気信号を送信光信号に変換して前記光ファイバ伝送路に送出することにより、前記光ファイバ伝送路の他端側の装置と通信を行なう光通信装置において、前記受信光信号を前記受信電気信号に変換する受光器と、該受信電気信号の波形をモニタリングする波形モニタ回路と、前記受信電気信号を等化する受信用の第1の分散補償器と、前記送信電気信号を操作する送信用の第2の分散補償器と、前記第2の分散補償器から出力される送信電気信号を前記送信光信号に変換して前記光ファイバ伝送路に送出する光源と、前記第1の分散補償器と前記第の分散補償器を前記波形モニタ回路の観測結果に基づき制御する制御器とを備え、前記制御器は、前記波形モニタ回路により観測された前記受信電気信号の波形から、前記光ファイバ伝送路の分散量を推定して前記第1の分散補償器を制御し、分散により劣化した受信電気信号を等化するとともに、前記推定した分散量をもとに、前記第2の分散補償器を制御し、前記他端側の装置にて正常に受信できる前記送信電気信号を生成することを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の光通信装置において、前記制御器は、前記分散量と送信用および受信用それぞれの分散補償器の設定値を対応させる情報を持つことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、第1の光通信装置と第2の光通信装置が光ファイバ伝送路を介して1対1に接続され、所定の波長をもつ光信号を用いて通信を行なう光通信システムにおいて、前記第1および第2の光通信装置の一方が、請求項1又は2に記載の光通信装置からなることを特徴とする
請求項4にかかる発明は、第1の光通信装置と複数の第2の光通信装置が、光合分波器および光ファイバ伝送路を介してスター型に接続され、それぞれの前記第2の通信装置はそれぞれに割り当てられた波長を用いて前記第1の光通信装置と通信を行なう光通信システムにおいて、それぞれの前記第2の光通信装置が、請求項1又は2に記載の光通信装置からなることを特徴とする
請求項5にかかる発明は、第1の光通信装置と複数の第2の光通信装置が、光合分波器および光ファイバ伝送路を介してスター型に接続され、それぞれの前記第2の通信装置はそれぞれに割り当てられた波長を用いて前記第1の光通信装置と通信を行なう光通信システムにおいて、前記第1光通信装置は、前記第2の光通信装置と同数の請求項1又は2に記載の光通信装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、経済的な手段を用いて、上り信号および下り信号の光ファイバ伝送路の分散を、片端の光通信装置側で、両端側の光通信装置の間の光ファイバの距離に応じて補償することが可能になる、という効果が得られる。従来の方法では、両端の光通信装置に制御器が必要であったが、本発明により、片端の光通信装置のみに分散補償器と制御器を配置することで、上り信号と下り信号の両方に対して分散補償が実現できる。また、従来のプリデイストーションの方法で必要であった、受信側から送信側へのフィードバック手段も不要とすることができる。
<第1の実施例>
図1に本発明の第1の実施例の光通信システムを示す。本実施例の光通信システムは、一方の光通信装置である1つのリモートノード10と、他方の光通信装置である1つのセンターノード20と、リモートノード10とセンターノード20とを1芯で接続する光ファイバ伝送路60とを備える。ここで、センターノード20からリモートノード10へ伝送される信号を「下り信号」、リモートノード10からセンターノード20へ伝送される信号を「上り信号」とする。
センターノード20は、入力された下り電気信号をプリディストーションする下り信号用の分散補償器21と、プリディストーションされた下り電気信号を下り光信号に変換する1つの光源22と、下り光信号と上り光信号を合分波する1つの波長フィルタ23と、分散により劣化した上り光信号を上り電気信号に変換する1つの受光器24と、上り電気信号の波形をモニタリングする1つの波形モニタ回路25と、上り電気信号の波形を等化する1つの上り信号用の分散補償器26と、波形モニタ回路25から補償分散量を計算し、上り信号用の分散補償器21および下り信号用の分散補償器26を最適な補償分散量に制御する1つの制御器27と、を備える。
ここで、「プリディストーション」とは下り光信号が光ファイバ伝送路60の分散の影響を受けても、リモートノード10において、分散の影響を受けていない波形と同等の波形として受信できるように、信号波形を予め劣化させておくことを指す。
リモートノード10は、下り光信号と上り光信号を合分波するフィルタ11と、上り信号用の光送信器13と、下り信号用の光受信器12をそれぞれ1つずつ備える。リモートノード10およびセンターノード20で用いられる上り光信号用および下り光信号用の光源は、外部変調器と半導体レーザを用いてもよいが、コストを下げるために、半導体レーザに注入する電流量を変化させることによって送信光信号を生成する直接変調型半導体レーザを用いることが多い。
分散補償器21,26は、光ファイバ伝送路60の分散により劣化した波形を、分散を受けていない波形と同等の波形に戻すことが可能な電気回路から構成される。分散補償器21,26としては、例えば、Maximum Likelihood Sequence Estimation(MLSE)法(文献A:M.Rubsamen et al.,"MLSE Receivers for Narrow-band Optical Filtering",OFC2006,OWB6,2006.)や、トランスバーサルフィルタからなるフィードフォワードイコライザ(FFE)や、ディシジョンフィードバックイコライザ(DFE)(非特許文献2)等がよく知られている。FFEやDFEは、そのタップ係数を変化させることにより、補償分散量を変化させることができ、一般的に用いられることが多い。また、ここで補償する分散とは、波長分散、偏波モード分散(PMD)のいずれかもしくは両方を指す。
このような構成において、本光通信システムは次のように動作する。リモートノード10から出力された上り光信号は、光ファイバ伝送路60を伝送し、分散により波形劣化を受けた後、センターノード10の受光器24にて上り電気信号に変換される。上り電気信号は分岐され、一方は波形モニタ回路25に入力される。分岐された上り電気信号のもう一方は上り信号用の分散補償器26に入力される。
制御器27は、波形モニタ回路25に入力された上り電気信号をモニタリングし、それをもとに補償すべき分散量を求め、それに対応する下り信号用と上り信号用の分散補償器21,26の設定値を算出できる。なぜなら、センターノード20とリモートノード11は1芯の光ファイバ伝送路60で通信を行い、上り光信号と下り光信号は同じ距離を伝送するため、上り電気信号の波形をモニタリングすることで、下り信号の補償分散量を求めることが可能となるからである。
制御器27は波形モニタ回路25のモニタ結果から、上り信号用および下り信号用の分散補償器21,26に対して補償すべき分散量に対応した分散設定値を制御信号A,Bとして送信する。分散設定値を決定する方法として、制御器27は補償分散量と分散設定値の対応表をもち、それをもとに分散設定値を求める。すなわち、波形モニタ回路25では分散を受けてアイ開口が小さくなったことを示す波形劣化量βが測定できるので、ここで測定した波形劣化量βと、実測等によって事前に作成した波形劣化量と伝達距離との対応から、伝送距離を推定し、その推定した距離から分散補償量を算出し、この分散補償量に基づき分散設定値を決める。
上り信号用の分散補償器26は、制御器27からの制御信号Aをもとに分散設定値を設定し、分散により劣化した上り電気信号を等化して出力する。下り信号用の分散補償器21は制御器27からの制御信号Bをもとに分散設定値を設定し、光ファイバ伝送路60を伝送して分散により劣化する量を補正するように伝送前にプリディストーションを施して、出力する。
プリデイストーションされた下り電気信号は、光源22により下り光信号に変換され、光ファイバ伝送路60に出力され、リモートノード10内の光受信器12にて受信される。光受信器12にて受信された下り光信号は、プリディストーションと光ファイバ伝送路60の分散が打ち消しあい、分散の影響を受けない波形と同等の波形となって受信される。従って、両端のノードに分散補償のための手段が必要なく、センターノード20のみで上り信号、下り信号両方の分散補償が、光ファイバ伝送路60の距離に応じて自動的に可能となる。ここで、光ファイバ伝送路60は1芯の光ファイバとしたが、伝送する距離が同じであれば、上り光信号用および下り光信号用光ファイバは2芯の光ファイバを用いてもよい。
以上のような構成にすることで、経済的な手段を用いて、上り信号および下り信号の光ファイバ伝送路60の分散を、片端のノード20側で、センターノード20と各リモートノード10間の光ファイバ伝送路60の距離に応じて補償することが可能になる。
<第2の実施例>
図2に本発明の第2の実施例を示す。本実施例の光通信システムは、一方の光通信装置である1つのセンターノード20と、1つの波長スプリッタ40と、他方の光通信装置である複数のリモートノード10〜10と、センターノード20と波長スプリッタ40を1芯で接続する1本の光ファイバ伝送路60と、波長スプリッタ40と複数のリモートノード10〜10を1芯で接続する複数本の光ファイバ伝送路50〜50とを備える。ここで、センターノード20からリモートード10〜10へ伝送される信号を「下り信号」、リモートノード10〜10からセンターノード20へ伝送される信号を「上り信号」とする。
センターノード20は、入力された下り電気信号をプリディストーションする下り信号用の分散補償器21〜21と、プリディストーションされた下り電気信号を下り光信号に変換する複数の光源22〜22と、下り光信号と上り光信号を合分波する1つの波長フィルタ23と、分散により劣化した上り光信号を上り電気信号に変換する複数の受光器24〜24と、上り電気信号の波形をモニタリングする複数の波形モニタ回路25〜25と、上り電気信号の波形を等化する複数の上り信号用の分散補償器26〜26と、波形モニタ回路25〜25のモニタ結果により補償分散量を計算し、上り信号用の分散補償器21〜21および下り信号用の分散補償器26〜26を最適な補償分散量に制御する複数の制御器27〜27と、異なる波長で出力された下り光信号を波長多重するWDMフィルタ28と、波長多重された上り光信号を分波するWDMフィルタ28とを備える。
ここで、「プリディストーション」とは、下り光信号が光ファイバ伝送路60および50〜50の分散の影響を受けても、リモートノード10〜10において、分散の影響を受けていない波形と同等の波形として受信できるように信号波形を劣化させておくことを指す。
各リモートノード10〜10は、それぞれ上り光信号と下り光信号を合分波する波長フィルタ11〜11と、下り光信号用の光受信器12〜12と、上り光信号用の光送信器13〜13とを備える。上り光信号用の光送信器13〜13はそれぞれ異なる波長の光信号を出力する。他は、第1の実施例と同じである。
このような構成において、本光通信システムは次のように動作する。リモートノード10〜10の光送信器13〜13から出力された異なる波長をもつ上り光信号は、光ファイバ伝送路50〜50を伝送し、波長スプリッタ40によりリモートノード10〜10の他のものの上り光信号と波長多重され、さらに光ファイバ伝送路60を伝送し、分散により波形劣化を受けた後、センターノード20に入力される。
センターノード20に入力された上り光信号は、波長フィルタ23により分波され、各リモートノード10〜10に対応した受光器24〜24にて上り電気信号に変換される。上り電気信号は分岐され、一方は波形モニタ回路25〜25に入力される。分岐された上り電気信号のもう一方は上り信号用の分散補償器26〜26に入力される。制御器25〜25は波形モニタ回路25〜25に入力された上り電気信号をモニタリングし、そのモニタ結果をもとに補償すべき分散量を求め、それに対応する下り信号用および上り信号用の分散補償器21〜21、26〜26の設定値を算出できる。なぜなら、センターノード20とリモートノード10〜10は1芯の光ファイバ伝送路で通信を行い、上り光信号と下り光信号は同じ距離を伝送するため、上り電気信号の波形をモニタリングすることで、下り信号の補償分散量を求めることが可能となるからである。
制御器27〜27は、波形モニタ回路25〜25のモニタ結果から、上り信号用および下り信号用の分散補償器26〜26、21〜21に対して、補償すべき分散量に対応した分散設定値を制御信号A〜A、B〜Bとして送信する。分散設定値を決定する方法として、制御器27〜27は補償分散量と分散設定値の対応表をもち、それをもとに分散設定値を求める。すなわち、波形モニタ回路25〜25では分散を受けてアイ開口が小さくなったことを示す波形劣化量βが測定できるので、ここで測定した波形劣化量βと、実測等によって事前に作成した波形劣化量と伝達距離との対応から、伝送距離L〜Lを推定し、その推定した距離から分散補償量d〜dを算出し、この分散補償量に基づき分散設定値を決める。図8に制御器27〜27に保存されている情報を示した。
上り信号用の分散補償器26〜26は制御器27〜27からの制御信号A〜Aをもとに分散設定値を設定し、分散により劣化した上り電気信号を等化して出力する。下り信号用の分散補償器21〜21は制御器27〜27からの制御信号B〜Bをもとに分散設定値を設定し、光ファイバ伝送路60および50〜50を伝送して分散により劣化する量を補正するように伝送前にプリディストーションを施して出力する。
プリディストーションされた下り電気信号は、光源22〜22により下り光信号に変換される。各リモートノード10〜10に対応する異なる波長の下り光信号は、WDMフィルタ28にて波長多重され、光ファイバ伝送路60に出力される。光ファイバ伝送路60を伝送した波長多重された下り光信号は、波長スプリッタ40にて分波され、リモートノード10〜10に対応した波長を持つ下り光信号のみがリモートノード10〜10内の光受信器12〜12に入力される。光受信器12〜12に入力された下り光信号は、プリディストーションと光ファイバ伝送路60,50〜50の分散が打ち消しあい、分散の影響を受けない波形と同等の波形となって受信される。
従って、両端のノードに分散補償のための手段が必要なく、片端のノード20で上り信号、下り信号両方の分散補償が自動的に可能となる。ここで、光ファイバ伝送路60,50〜50は1芯の光ファイバとしたが、伝送する距離が同じであれば、上り光信号用および下り光信号用光ファイバは2心の光ファイバを用いてもよい。
以上のような構成にすることで、経済的な手段を用いて、上り信号および下り信号の光ファイバ伝送路50〜50、60の分散を、片端のノード20側で、センターノード20と各リモートノード10〜10間の光ファイバ伝送路60、50〜50の距離に応じて補償することが可能になる。
<第3の実施例>
図3に本発明の第3の実施例を示す。本実施例の光通信システムは、第2の実施例における波長スプリッタ40に代えて、光パワースプリッタ(光分配器)40Aを使用したものである。
<第4の実施例>
図4に本発明の第4の実施例を示す。本実施例の光通信システムは、一方の光通信装置である1つのセンターノード20と、1つの波長スプリッタ40と、他方の光通信装置である複数のリモートノード10〜10と、センターノード20と波長スプリッタ40を1芯で接続する一本の光ファイバ伝送路60と、波長スプリッタ40と複数のリモートノード10〜10を1芯で接続する複数本の光ファイバ伝送路50〜50とを備える。ここで、センターノード20からリモートノード10〜10へ伝送される信号を「下り信号」、リモートノード10〜10からセンターノード20へ伝送される信号を「上り信号」とする。
リモートノード10〜10は、入力された上り電気信号をプリディストーションする上り信号用の分散補償器14〜14と、プリディストーションされた上り電気信号を上り光信号に変換する光源15〜15と、上り光信号と下り光信号を合分波する波長フィルタ11〜11と、波長分散により劣化した下り光信号を下り電気信号に変換する受光器16〜16と、下り電気信号の波形をモニタする波形モニタ回路17〜17と、下り電気信号の波形を等化する下り信号用の分散補償器18〜18と、波形モニタ回路17〜17から補償分散量を計算し、下り信号用の分散補償器18〜18および上り信号用の分散補償器14〜14を最適な補償分散量に制御する制御器19〜19とを備える。ここで、「プリディストーション」とは上り光信号が光ファイバ伝送路60および50〜50の波長分散の影響を受けても、正常に受信できるように信号波形を劣化させておくことを指す。
センターノード20は、下り光信号と上り光信号を合分波する波長フィルタ23と、異なる波長を出力する複数の下り信号用の光送信器29〜29と、異なる波長で出力された下り光信号を波長多重するWDMフィルタ28と、波長多重された上り光信号を分波するWDMフィルタ28と、分波された上り光信号を受信する複数の光受信器30〜30とを備える。また、上り光信号用および下り光信号用の光源は、外部変調器と半導体レーザを用いてもよいが、コストを下げるために、半導体レーザに注入する電流量を変化させることによって送信光信号を生成する直接変調型半導体レーザを用いることが多い。他は、第1の実施例と同じである。
このような構成において、本光通信システムは次のように動作する。センターノード20の光送信器29〜29から出力された異なる波長の下り光信号は、WDMフィルタ28により波長多重され、光ファイバ伝送路60に出力される。光ファイバ伝送路60を伝送した波長多重された下り光信号は、波長スプリッタ40にて分波され、各リモートノード10〜10に対応した波長の下り光信号が光ファイバ伝送路50〜50に出力される。波長分散により波形劣化を受けた下り光信号は、リモートノード10〜10の受光器16〜16にて下り電気信号に変換される。下り電気信号は分岐され、一方は波形モニタ回路17〜17に入力される。分岐された下り電気信号のもう一方は下り信号用の分散補償器18〜18に入力される。
制御器19〜19は、波形モニタ回路17〜17に入力された下り電気信号をモニタリングし、それをもとに補償すべき分散量を求め、それに対応する下り信号用および上り信号用の分散補償器18〜18、14〜14の分散設定値を算出できる。なぜなら、センターノード20とリモートノード10〜10は1芯の光ファイバ伝送路で通信を行い、上り光信号と下り光信号は同じ距離を伝送するため、下り電気信号の波形をモニタリングすることで、上り信号の補償分散量を求めることが可能となるからである。
制御器19〜19は波形モニタ回路17〜17のモニタ結果から、上り信号用および下り信号用の分散補償器14〜14、18〜18に対して補償すべき分散量に対応した分散設定値を制御信号C〜C、D〜Dnとして送信する。分散設定値を決定する方法として、制御器19〜19は補償分散量と分散設定値の対応表をもち、それをもとに分散設定値を求める。すなわち、波形モニタ回路17〜17では分散を受けてアイ開口が小さくなったことを示す波形劣化量βが測定できるので、ここで測定した波形劣化量βと、実測等によって事前に作成した波形劣化量と伝達距離との対応から、伝送距離L〜Lを推定し、その推定した距離から分散補償量d〜dを算出し、この分散補償量に基づき分散設定値を決める。図9に制御器19〜19に保存されている情報を示した。
下り信号用の分散補償器18〜18は、制御器19〜19からの制御信号C〜C1をもとに分散設定値を設定し、分散により劣化した下り電気信号を等化して出力する。上り信号用の分散補償器14〜14は、制御器19〜19からの制御信号D〜Dnをもとに分散設定値を設定し、光ファイバ伝送路50〜50および60を伝送して分散により劣化する量を補正するように伝送前にプリディストーションを施して、出力する。
プリディストーションされた上り電気信号は、光源15〜15により上り光信号に変換され、光ファイバ伝送路50〜50に出力される。光ファイバ伝送路50〜50を伝送した上り光信号は、波長スプリッタ40にて合波され、光ファイバ伝送路60へ出力される。光ファイバ伝送路60からセンタノード20へ入力された上り光信号は、波長フィルタ23を通過後、WDMフィルタ28にて分波され、各リモートノード10〜10に対応した波長を持つ上り光信号が光受信器30〜30に入力される。光受信器30〜30に入力された上り光信号は、プリデイストーションと光ファイバ伝送路の分散が打ち消しあい、分散の影響を受けない波形と同等の波形となって受信される。
従って、両端のノードに分散補償のための手段が必要なく、片端のノード10〜10で上り信号、下り信号両方の分散補償が自動的に可能となる。ここで、光ファイバ伝送路60,50〜50は1芯の光ファイバとしたが、伝送する距離が同じであれば、上り光信号用および下り光信号用光ファイバは2心の光ファイバを用いてもよい。
以上のような構成にすることで、経済的な手段を用いて、上り信号および下り信号の光ファイバ伝送路50〜50、60の分散を、片端のノード10〜10側で、センターノード20と各リモートノード10〜10間の光ファイバ伝送路60、50〜50の距離に応じて補償することが可能になる。
<第5の実施例>
図5に本発明の第5の実施例を示す。本実施例の光通信システムは、第4の実施例における波長スプリッタ40に代えて、光パワースプリッタ40Aを使用したものである。
<他の実施例>
以上に述べた第1〜第5の実施例は、本発明をpoint-to-point型およびスター型のネットワークに適用した例であるが、上り光信号と下り光信号が伝送する光ファイバ伝送路の距離が同じであれば、バス型ネットワーク、リング型ネットワークに適用することも可能である。
本発明の第1の実施例の光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例の光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例の光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施例の光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施例の光通信システムの構成を示すブロック図である。 従来の光通信システムの構成を示すブロック図である。 従来の別の光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例の光通信システムの制御器に保存されている情報の説明図である。 本発明の第4の実施例の光通信システムの制御器に保存されている情報の説明図である。
符号の説明
10,10〜10:リモートノード
11,11〜11:波長フィルタ
12,12〜12:光受信器
13,13〜13:光送信器
14〜14:分散補償器
15〜15:光源
16〜16:受光器
17〜17:波形モニタ回路
18〜18:分散補償器
20:センターノード
21,21〜21:分散補償器
22,22〜22:光源
23:波長フィルタ
24,24〜42:受光器
25,25〜25:波形モニタ回路
26,26〜26:分散補償器
27,27〜27:制御器
28,28:WDMフィルタ
29,29〜29:光送信器
30,30〜30:光受信器
40:波長スプリッタ
40A:光パワースプリッタ
50〜50:光ファイバ伝送路
60,60、60:光ファイバ伝送路

Claims (5)

  1. 光ファイバ伝送路の片端に接続される光通信装置であって、該光ファイバ伝送路から受信した受信光信号を受信電気信号に変換して取り出すとともに、送信電気信号を送信光信号に変換して前記光ファイバ伝送路に送出することにより、前記光ファイバ伝送路の他端側の装置と通信を行なう光通信装置において、
    前記受信光信号を前記受信電気信号に変換する受光器と、該受信電気信号の波形をモニタリングする波形モニタ回路と、前記受信電気信号を等化する受信用の第1の分散補償器と、前記送信電気信号を操作する送信用の第2の分散補償器と、前記第2の分散補償器から出力される送信電気信号を前記送信光信号に変換して前記光ファイバ伝送路に送出する光源と、前記第1の分散補償器と前記第の分散補償器を前記波形モニタ回路の観測結果に基づき制御する制御器とを備え
    前記制御器は、前記波形モニタ回路により観測された前記受信電気信号の波形から、前記光ファイバ伝送路の分散量を推定して前記第1の分散補償器を制御し、分散により劣化した受信電気信号を等化するとともに、前記推定した分散量をもとに、前記第2の分散補償器を制御し、前記他端側の装置にて正常に受信できる前記送信電気信号を生成することを特徴とする光通信装置。
  2. 請求項1に記載の光通信装置において、
    前記制御器は、前記分散量と送信用および受信用それぞれの分散補償器の設定値を対応させる情報を持つことを特徴とする光通信装置。
  3. 第1の光通信装置と第2の光通信装置が光ファイバ伝送路を介して1対1に接続され、所定の波長をもつ光信号を用いて通信を行なう光通信システムにおいて、
    前記第1および第2の光通信装置の一方が、請求項1又は2に記載の光通信装置からなることを特徴とする光通信システム
  4. 第1の光通信装置と複数の第2の光通信装置が、光合分波器および光ファイバ伝送路を介してスター型に接続され、それぞれの前記第2の通信装置はそれぞれに割り当てられた波長を用いて前記第1の光通信装置と通信を行なう光通信システムにおいて、
    それぞれの前記第2の光通信装置が、請求項1又は2に記載の光通信装置からなることを特徴とする光通信システム
  5. 第1の光通信装置と複数の第2の光通信装置が、光合分波器および光ファイバ伝送路を介してスター型に接続され、それぞれの前記第2の通信装置はそれぞれに割り当てられた波長を用いて前記第1の光通信装置と通信を行なう光通信システムにおいて、
    前記第1光通信装置は、前記第2の光通信装置と同数の請求項1又は2に記載の光通信装置を備えることを特徴とする光通信システム。
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