JP4832784B2 - 放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法 - Google Patents

放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4832784B2
JP4832784B2 JP2005106815A JP2005106815A JP4832784B2 JP 4832784 B2 JP4832784 B2 JP 4832784B2 JP 2005106815 A JP2005106815 A JP 2005106815A JP 2005106815 A JP2005106815 A JP 2005106815A JP 4832784 B2 JP4832784 B2 JP 4832784B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast content
broadcast
receiving
multicast
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005106815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006287750A (ja
Inventor
純 村井
剛朗 石田
広太郎 片岡
寛明 木村
伸悟 猪澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Keio University
Original Assignee
KDDI Corp
Keio University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp, Keio University filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2005106815A priority Critical patent/JP4832784B2/ja
Publication of JP2006287750A publication Critical patent/JP2006287750A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4832784B2 publication Critical patent/JP4832784B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

この発明は、放送コンテンツを伝送及び受信するする放送コンテンツ伝送装置及び放送コンテンツ受信装置に関し、特に、通信網と放送網のいずれからも共通な放送コンテンツをユーザに伝送できる放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法に関する。
従来、地上波放送等の放送網を介して放送される放送番組はデジタル放送等のデジタル化が進むと共に、インターネット等においても大容量で高速な通信網の特性を活かした放送コンテンツの配信が活発になってきている。
近年のデジタル放送においては、データの送受信を送出側と受信側との間で双方向通信が可能な構成となっている。この技術は、インターネットを介してデータの送受信を行うことができるものであり、デジタル放送を受信したデジタル放送受信装置は、該当する放送コンテンツにかかわる双方向webサーバの情報を得て、インターネット等を介してwebサーバとの間で通信を行う(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−78830号公報
しかしながら、上記の従来技術は、放送コンテンツの送出側では放送コンテンツ自体を放送網あるいは通信網毎に異なる各種伝送媒体に適した形式に変更する必要があり、そのままの状態では各種伝送媒体を介して放送コンテンツをユーザに伝送することができなかった。現状では、放送網を介して放送する放送番組と、インターネット等の通信網を介して配信する放送コンテンツは、それぞれ独立して制作されることが多く、番組内容がそれぞれの伝送媒体毎に限定されており、放送網と通信網とにおいて共通の放送コンテンツ送出することができなかった。さらに、通信網を介して配信されたコンテンツを再生するコンピュータ装置等の機器と、放送網を介して受信したコンテンツを再生する機器とは互いに異なる機器が必要であった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、放送網と通信網との間の制約を解消でき、通信網と放送網のいずれからも共通な放送コンテンツをユーザに伝送できる放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる放送コンテンツ伝送装置は、コンテンツにIPヘッダを付してIPパケット化するIPパケット化手段と、前記IPパケット化手段によりIPパケット化されたコンテンツのIPパケットをデジタル放送の放送波に用いる所定の伝送パケットにカプセル化するカプセル化手段と、前記カプセル化手段によりカプセル化されたIPパケットを含む伝送パケットを放送網を介してIPマルチキャストにより送出する送出手段と、前記コンテンツ毎にIPマルチキャストグループアドレスと前記放送コンテンツの受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を作成するIPマルチキャスト対応情報作成手段を備え、前記送出手段は、前記IPマルチキャスト対応表を任意の受信側ノードへ送ることを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる放送コンテンツ受信装置は、放送コンテンツがIPヘッダを付してIPパケット化されたIPパケットがカプセル化された伝送パケットを放送網を介して受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記伝送パケットのカプセル化を解除し、前記IPパケットに含まれる放送コンテンツを抽出する手段と、前記放送コンテンツ毎にIPマルチキャストグループアドレスと前記放送コンテンツの受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を受信するIPマルチキャスト対応情報受信手段と、前記IPマルチキャスト対応情報受信手段により受信した前記IPマルチキャスト対応表に設定されている受信推奨者の情報が、予め設定されている条件に一致するときに対応した前記IPマルチキャストグループアドレスを前記受信手段に送出し、前記受信手段の受信インターフェースのIPアドレスとして設定させるIPアドレス設定手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる放送コンテンツ受信装置は、請求項2に記載の発明において、前記放送コンテンツを、所定の通信網を介してネットワーク接続された外部機器に伝送するルーティング手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる放送コンテンツ伝送方法は、コンテンツにIPヘッダを付してIPパケット化するIPパケット化工程と、前記IPパケット化工程によりIPパケット化されたコンテンツのIPパケットをデジタル放送の放送波に用いる所定の伝送パケットにカプセル化するカプセル化工程と、前記カプセル化工程によりカプセル化されたIPパケットを含む伝送パケットを放送網を介してIPマルチキャストにより送出する送出工程と、前記コンテンツ毎にIPマルチキャストグループアドレスと前記放送コンテンツの受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を作成するIPマルチキャスト対応情報作成工程とを含み、前記送出工程は、前記IPマルチキャスト対応表を任意の受信側ノードへ送ることを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる放送コンテンツ受信方法は、放送コンテンツがIPヘッダを付してIPパケット化されたIPパケットがカプセル化された伝送パケットを放送網を介して受信する受信工程と、前記受信工程により受信した前記伝送パケットのカプセル化を解除し、前記IPパケットに含まれる放送コンテンツを抽出する工程と、前記放送コンテンツ毎にIPマルチキャストグループアドレスと前記放送コンテンツの受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を受信するIPマルチキャスト対応情報受信工程と、前記IPマルチキャスト対応情報受信工程により受信した前記IPマルチキャスト対応表に設定されている受信推奨者の情報が、予め設定されている条件に一致するときに、対応した前記IPマルチキャストグループアドレスを受信インターフェースのIPアドレスとして設定させるIPアドレス設定工程と、を含むことを特徴とする。
本発明にかかる放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法によれば、通信網と放送網のいずれからも共通な放送コンテンツをユーザに伝送できるようになるという効果を奏する。また、受信者の属性等に応じて受信者別のコンテンツを送出および受信できるという効果を奏する。
(実施の形態)
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる放送コンテンツ伝送装置および放送コンテンツ伝送方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の放送コンテンツ伝送装置を示す構成図である。放送コンテンツ100は、送出側101の地上デジタル等の放送網110、あるいはインターネット等の通信網111を介して受信側102の端末装置112に伝送される。
放送コンテンツ100は、送出側101から通信網111を介してIPヘッダ100bが付与されたIPパケット100aとして伝送される。また、デジタルの放送網110を介した伝送時には、デジタル放送の放送波に用いる所定形式の伝送パケット105内部に、IPパケット100aをカプセル化して伝送される。端末装置112側では、放送網110および通信網111から伝送された放送コンテンツ100を受信できる。通信網111から伝送されたIPパケット100aは、IPヘッダ100bの情報(IPアドレス)を識別子として放送コンテンツ100を選択的に取得することができる。また、放送網110から伝送された伝送パケット105は、カプセル化を解除した後のIPパケット100aについて、IPヘッダ100bの情報(IPアドレス)を識別子として放送コンテンツ100を選択的に取得することができる。伝送パケット105のカプセル化については後述する。
この端末装置112は、例えば携帯電話やPDA等の携帯端末、固定設置されるパーソナル・コンピュータ(PC)、専用のセットトップボックス(STB)等を用いることができる。また、この端末装置112は、受信した放送コンテンツ100のIPアドレスに対応して出力機器をルーティングすることができる。端末装置112にはあらかじめIPアドレス対応のルーティングテーブルが格納されており、IPアドレスに基づいてホームネットワーク120とモバイルネットワーク130のいずれか、あるいはいずれも選択して放送コンテンツ100をルーティングすることができる。
図1に示すように、端末装置112が家庭内のLAN等のホームネットワーク120にアクセスし、このホームネットワーク120に接続されているテレビ121や、パーソナル・コンピュータ122、情報家電123等に放送コンテンツ100を送出することができる。また、端末装置112は、他に、車内LAN等のモバイルネットワーク130にアクセスし、このモバイルネットワーク130に接続されているカーオーディオ131や、カーナビ(カーナビゲーション装置)132等に放送コンテンツ100を送出することができる。
このように、放送コンテンツ100のIPアドレスを識別子として、送出側101と受信側102とがEnd−to−Endの通信を行うことができるようになる。特に、一つの送出側101から、複数の端末装置112をグループ指定したり、あるいは端末装置112を介してルーティングされる機器(121,122,123,131,132)を指定して放送コンテンツ100を送出できるようになる。なお、IPアドレスを用いた選択的なルーティングおよび受信の詳細については後述する。
図2−1、図2−2は、それぞれ放送コンテンツのIP化を示す説明図である。図2−1は、送出側101の図、図2−2は、受信側102の図である。図2−1に示すように、放送コンテンツの送出側101では、放送網110や通信網111の違いを考慮せずとも、単一の放送コンテンツ100を制作すればよい。この放送コンテンツ100は、送出側101が汎用のプラットフォームであるIPプロトコルにしたがってIP化する。IP化された放送コンテンツ100は、そのまま放送網110、あるいは通信網111であるFTTHやADSL通信網、Mobile通信網を介して伝送することができる。
このように、放送網110と通信網111は、IPが共通のレイヤとなり、IPプロトコル上で放送コンテンツ100を共有化することができる。これにより、例えば、従来インターネットの通信網111だけで独自に伝送されていた放送コンテンツ100を放送網110を介して伝送することもできるようになる。このようなIP化と、後述するIPマルチキャスト化によって多数の放送番組の同時配信も可能となる。
図2−2に示すように、放送コンテンツ100を受信するユーザ側では、放送コンテンツ100の伝送媒体の違いを意識することなく、取得可能な伝送網(放送網110あるいは通信網111)から放送コンテンツ100を取得することができる。放送コンテンツ100は、IP化によって多数の番組の同時配信が可能である。また、ユーザが事前に入力しておいた属性情報や受信位置の状況に応じた番組を自動的に受信できるようになる。また、送出側101においてもあらかじめIPアドレスの設定によって取得ユーザを設定して放送コンテンツ100を送出することができる。
図3は、コンテンツのカプセル化の構成を示すブロック図である。送出側101(図1参照)のコンテンツ入力部301には、放送コンテンツ100(図1参照)として送出するソースが入力される。放送コンテンツ100は、例えば、放送番組や、DVD等の記録媒体に格納されている再生情報等がある。これらは、カメラ、マイクからの情報TV等の映像信号と音声信号の組み合わせに限らず、静止画や動画の映像信号のみで構成したり、音声信号だけで構成したり、データだけで構成することもできる。
この実施の形態におけるコンテンツ入力部301は、放送網110と、通信網111のいずれから送出するための放送コンテンツ100が入力されるようになっている。サービス再生部302は、通信網111における、例えばインターネット用コンテンツのサービス再生機(例えばWEBサーバ)により構成されている。このサービス再生部302は、コンテンツ入力部301に入力された放送コンテンツ100をIPパケット100aとしてパケット化し、IPヘッダ100bを付与してインターネット等の通信網111を介して受信側102の端末装置112に伝送する。
従来、放送網110と、通信網111とではそれぞれ独立したコンテンツ入力部301、サービス再生部302が必要であったが、この実施の形態では、放送網110および通信網111のいずれに対して送出する放送コンテンツ100であっても、この放送コンテンツ100を共通のコンテンツ入力部301に入力し、共通のサービス再生部302によりIPパケット化するようになっている。これにより、従来、放送網110において用いていた放送用のサービス再生機、例えば、放送用再生機器や放送用中継機器(具体的にはテープデッキやデジタルプレイヤー等)を不要にできる。
サービス再生部302によりIPパケット化されたIPパケット100aは、インターネット等の通信網111を介してパーソナル・コンピュータ(PC)やPDA等の通信網受信端末112aによって受信することができる。また、サービス再生部302によってIPパケット化されたIPパケット100aは、カプセル化部303によって放送網110に伝送可能な形式に変換することができる。
カプセル化部303は、放送網110においてIPパケット100aを伝送するために、このIPパケット100aを放送網110において用いる所定形式の伝送パケット105にカプセル化する。例えば、MPEG2−TSの伝送形式の場合、このMPEG2−TSのペイロード105a部分にIPパケット100a全体(IPヘッダ100bを含む)を挿入し、MPEG2−TSのヘッダ105bを付与して放送網110から受信側102の放送網受信端末112bに伝送する。放送網受信端末112bは、このMPEG2−TSの伝送パケット105をデコードしてIPパケット100aを抽出した後、放送コンテンツ100を再生する。
上述した端末装置112は、通信網端末装置112a、あるいは放送網端末装置112bのいずれか一方に対応した装置であってもよいし、これら通信網端末装置112aおよび放送網端末装置112bのいずれの受信機能を有する装置であってもよい。
次に、上述したIPヘッダを付してIPパケット化し、送出する構成をより具体的に説明する。放送コンテンツをIP化することにより、宛先のIPアドレスをグループ化して複数のグループを対象として各グループに適した放送コンテンツを選択的に提供できるようになる。以下、放送コンテンツをグループ別に受信するための構成について説明する。
図4は、送出側における放送コンテンツのグループ化を行うグループ化送出部の構成を示すブロック図である。このグループ化送出部800は、送出側101(図1参照)に設けられる。上述した放送コンテンツ100は、放送コンテンツ作成部801によって複数作成される。放送コンテンツ作成部801に対して外部から作成済みの放送コンテンツ100を順次、複数入力することもできる。
IPマルチキャスト対応表作成部802は、後述するが一つ一つの放送コンテンツ100に対応するIPマルチキャストグループアドレスと、受信推奨者の情報とを関連付ける情報であるIPマルチキャスト対応表を作成する。送出部803は、IPマルチキャスト対応表作成部802によって作成されたIPマルチキャスト対応表を放送網110および通信網111を介して任意の受信ノード(受信側102の端末装置112)に送出する。
図5は、送出側におけるグループ別の放送コンテンツの送出処理の一例を示すフローチャートである。放送コンテンツをIP化することにより、受信側102の端末装置112(図1参照)をグループ化し、グループ毎に異なる番組を伝送(放送)できるようになる。
送出側101では、受信者グループ毎に異なる放送コンテンツやCMを複数作成しておく(ステップS901)。そして、それぞれの放送コンテンツ100に対してIPマルチキャストグループアドレスと、受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を作成する(ステップS902)。そして、このIPマルチキャスト対応表は、最重要なアドレス制御情報として、定期的に放送網110および通信網111を介して任意の受信側102の端末装置112に送出する(ステップS903)。これにより、受信側102の任意の端末装置112がこのIPマルチキャスト対応表を受信する。
図6は、IPマルチキャスト対応表の一例を示す図表である。IPマルチキャスト対応表1000は、IPマルチキャストグループアドレスをAとBの2つに設定したものである。IPマルチキャストグループアドレスAについては、放送コンテンツは山沿い向け番組であり、受信推奨者は、山側のGPS情報(他に属性情報など)である。IPマルチキャストグループアドレスBについては、放送コンテンツは海沿い向け番組であり、受信推奨者は、海側のGPS情報(他に属性情報など)である。
図7は、受信側において放送コンテンツをグループ毎に受信するグループ化受信部の構成を示すブロック図である。このグループ化受信部1100は、端末装置112(図1参照)に設けられる。
IPマルチキャスト対応表受信部1101は、送出側101(図1参照)から送出されるIPマルチキャスト対応表を受信する。受信推奨者情報比較部1102は、比較情報入力部1103を介して入力される端末装置112側の情報と、送出側101から送出されたIPマルチキャスト対応表に設定されている受信推奨者の情報とを比較する。このため、比較情報入力部1103には、受信推奨者に相当する情報が入力される。図7に示した例では、比較情報入力部1103には、不図示のGPS部が接続されて、端末装置112の現在の位置情報が入力される。
受信推奨者情報比較部1102による比較の結果は、放送コンテンツグループアドレス選択部1104に出力される。この際、受信推奨者情報比較部1102は、図6に示したIPマルチキャスト対応表1000に設定されているIPマルチキャストグループアドレスA,Bのいずれかを比較結果に基づいて選択して放送コンテンツグループアドレス選択部1104に出力する。
図7に示す放送コンテンツグループアドレス選択部1104は、受信推奨者情報比較部1102から出力されたIPマルチキャストグループアドレスA,Bのいずれかに対応する放送コンテンツ100を受信部600から選択し、端末装置112によって受信可能にする。図7の構成では、受信部600が全ての放送コンテンツ100を受信した後に、IPマルチキャストグループアドレスA,Bのいずれかを選択する構成としたが、これに限らず、放送コンテンツグループアドレス選択部1104は、受信部600に入力されるIPパケット100aについて、選択したIPマルチキャストグループアドレスA,Bに対応するいずれかだけを取得し他を捨てる構成とすることもできる。
図8は、受信側におけるグループ別の放送コンテンツの受信処理の一例を示すフローチャートである。受信側102の端末装置112(図1参照)では、送られてくるIPマルチキャスト対応表を受信する(ステップS1201)。この際、受信する端末装置112の受信インターフェースのIPアドレスの設定にかかわらずこのIPマルチキャスト対応表を受信する。
次に、IPマルチキャスト対応表の受信推奨者の情報と、端末装置112の情報を比較する(ステップS1202)。例えば、端末装置112はGPS等により現在の位置情報を取得できる構成であれば、この現在の位置情報と、受信推奨者の情報として設定されている位置情報とを比較する。
そして、設定に最も近い受信推奨者の情報を指定する放送コンテンツのIPマルチキャストグループアドレスを取得し、受信インターフェースのIPアドレスとして設定する(ステップS1203)。これにより、設定したIPマルチキャストグループアドレスで流されている放送コンテンツ100が受信可能となり(ステップS1204)、この放送コンテンツ100を視聴することができる。この際、受信側102の端末装置112は、送出側101が設定した受信推奨者に適合した放送コンテンツ100を受信することができる。具体的には、端末装置112の現在位置が山沿いに位置していれば、山沿い向け番組を受信することができる一方、同じ端末装置112の現在位置が海沿いに位置していれば、海沿い向け番組を受信することができるようになる。
この後、IPマルチキャスト対応表1000(図6参照)、または端末装置112の位置情報や属性情報に変更がないかどうかを判断し(ステップS1205)、変更がなければ(ステップS1205:Yes)、ステップS1204において受信していた放送コンテンツ100を継続受信(放送コンテンツの再生)する。一方、変更があれば(ステップS1205:No)、ステップS1202に戻ってIPマルチキャスト対応表を用いた受信推奨者の情報の比較以降の処理を再実行する。以上によりグループ別の放送コンテンツの受信処理を終了する。
図9−1は、放送コンテンツをユニキャストにより送出する場合の説明図である。IPユニキャストにおいては、同じ情報(放送コンテンツ100)を送出する場合であっても、送出側101(図中の送信局1301)は、それぞれ受信側102の受信機A〜D(1302a〜1302d)に対応したIPアドレスA〜Dに送付する処理を行う。ユニキャストにより送信する場合には、それぞれのアドレスA〜Dのパケットがルータ等を介して独立して受信側102まで伝送される。
図9−2は、放送コンテンツをマルチキャストにより送出する場合の説明図である。IPマルチキャストの場合には、あるマルチキャストアドレスグループにアドレス(図示のIPアドレス:X)で同報することにより、該当するマルチキャストアドレスグループ(IPアドレス:X)に設定されている複数の受信側102の受信機A〜D(1303a〜1303d)がいずれも同じ情報(放送コンテンツ100)を受信する。マルチキャストは、ユニキャストに比して送出側101(送信局1301)における処理が一つのマルチキャストアドレスによる単一のパケットとして送出でき、伝送帯域を節約できるため、送出側101および途中経路のルータ等における処理負担を軽減できる。
放送コンテンツをアドレスグループで送出することにより、受信側102の端末装置112をグループ化し、グループ毎に異なる放送コンテンツ100を受信できるようになる。このグループ毎に放送コンテンツ100を受信する構成例としては、上述したように、海沿いや山沿い等の地域別のグループ化に限らず他にも各種のグループ化が可能である。
例えば、上述した端末装置112の属性情報として、端末装置112の機種別や機能別のグループ化や、端末装置112を所有する年齢別、男女別等のグループ化が可能である。これらグループ別に適した放送コンテンツを受信できるようになる。また、送出側101では、受信側102の端末装置112に設けられた不図示のGPS部が検出した位置情報を双方向通信により受信して地域限定の放送網110を介して独自の放送コンテンツ100を送出することもできる。また、災害時には被災地の端末装置112に対して緊急情報を局所的に送出することもできる。
また、放送コンテンツ100は、放送番組と独立したCMでもよく、放送番組は共通であってもCMだけは上述した地域別のCMを行ったり、端末装置112の機種別や機能別のCMとしたり、端末装置112を所有する年齢別、男女別等のCMを行うこともできる。これによりCMの広告効果をより高めることもでき放送コンテンツ100に対するCMの付加価値を向上することもできるようになる。
近年、端末装置112としての携帯電話やPDA、ノート型パーソナル・コンピュータは個人所有の傾向がより高まっている。したがって、端末装置112を所有する個人に関する情報を送出側101が管理することによって、端末装置112を所有する年齢別、男女別、あるいは嗜好別の放送コンテンツ100の送出が可能となる。
また、端末装置112が放送網110および通信網111のいずれの放送コンテンツ100に対しても受信可能な構成であるため、この機能を有する端末装置112、例えば携帯電話が放送コンテンツ100を受信するゲートウェイとして機能する。すなわち、図1に示したホームネットワーク120やモバイルネットワーク130が放送網110、例えば、地上デジタル放送などの放送波を受信できる機能を有していなくても、1台の携帯電話さえあれば地上デジタル放送などの放送波を受信し、放送コンテンツ100をホームネットワーク120やモバイルネットワーク130の各種機器に伝送して放送コンテンツを視聴することが可能となる。
送出側101から受信側102(端末装置112)に対する下りトラフィックは放送網110や通信網111を介して放送コンテンツ100を端末装置112に送出する。下りトラフィックは、トラフィック容量が大きい。このため、通常の放送番組を放送する他に、生じた空き帯域を利用して上述した放送コンテンツ100の送出に利用することもできる。これにより、送出側101は新たにISP型の放送事業を展開することが可能となる。なお、受信側102(端末装置112)から送出側101に対する経路の上りトラフィックについては、通信網111である携帯網や固定網を利用して双方向通信が可能である。さらに、送出側101では、下りトラフィックの空き帯域をISPに容量貸しをすることもできる。
また、受信側102の端末装置112は、複数の端末装置112同士が互いに通信を行う構成にもできる。この通信は、インターネット等の通信網111を介して行う構成に限らず、携帯電話等の複数の端末装置112が基地局を介さずに直接、相互に通信を行うアドホックネットワークの構成にもできる。この場合、各端末装置112は、それぞれIPアドレスを有しているとする。これにより、放送網110あるいは通信網111を介して端末装置112が受信した放送コンテンツ100を、端末装置112同士の通信により他の端末装置112に転送することもできるようになる。端末装置112同士の通信は、1回の転送に限らず、複数の端末装置112同士が直接通信可能な範囲で、末端の端末装置112まで放送コンテンツ100を転送することができるようになる。このような構成においては、災害時等基地局が使用できない状態にある端末装置112に対しても他の端末装置112を介して災害時の放送コンテンツを転送できる等、新たなサービスが提供できるようになる。
以上説明したように、本発明の放送コンテンツ伝送装置および放送コンテンツ伝送方法によれば、放送網と通信網との間の制約を受けずに共通な一つの放送コンテンツを放送網あるいは通信網のいずれかを介してユーザに伝送できるようになる。これにより放送コンテンツの制作者および送出側の手間を省くことができるとともに、受信側においても網毎に送出の制約を受けていた放送コンテンツを自由に受信できるようになる。また、放送コンテンツをIP化することにより送出側では希望する端末装置を指定した受信が行え、受信側においても端末の位置や属性、所有者の属性等に適合した放送コンテンツを選択して受信できるようになる。これにより、複数の放送コンテンツをそれぞれ必要とするユーザに伝送できるようになる。
なお、本実施の形態で説明した放送コンテンツ伝送方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、放送コンテンツ受信方法は、放送番組を多数の端末装置に同時配信する放送網および通信網に有用であり、特に、衛星デジタル放送や地上デジタル放送等の放送網、およびインターネット等の通信網を介して放送コンテンツを伝送する送出側の装置および受信側の端末機器に適している。
この発明の放送コンテンツ伝送装置を示す構成図である。 放送コンテンツのIP化を示す説明図である(送出側)。 放送コンテンツのIP化を示す説明図である(受信側)。 コンテンツのカプセル化の構成を示すブロック図である。 送出側における放送コンテンツのグループ化を行うグループ化送出部の構成を示すブロック図である。 送出側におけるグループ別の放送コンテンツの送出処理の一例を示すフローチャートである。 IPマルチキャスト対応表の一例を示す図表である。 受信側において放送コンテンツをグループ毎に受信するグループ化受信部の構成を示すブロック図である。 受信側におけるグループ別の放送コンテンツの受信処理の一例を示すフローチャートである。 放送コンテンツをユニキャストにより送出する場合の説明図である。 放送コンテンツをマルチキャストにより送出する場合の説明図である。
符号の説明
100 放送コンテンツ
100a IPパケット
100b IPヘッダ
101 送出側
102 受信側
105 伝送パケット
110 放送網
111 通信網
112 端末装置
120 ホームネットワーク
130 モバイルネットワーク

Claims (5)

  1. コンテンツにIPヘッダを付してIPパケット化するIPパケット化手段と、
    前記IPパケット化手段によりIPパケット化されたコンテンツのIPパケットをデジタル放送の放送波に用いる所定の伝送パケットにカプセル化するカプセル化手段と、
    前記カプセル化手段によりカプセル化されたIPパケットを含む伝送パケットを放送網を介してIPマルチキャストにより送出する送出手段と、
    前記コンテンツ毎にIPマルチキャストグループアドレスと前記放送コンテンツの受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を作成するIPマルチキャスト対応情報作成手段を備え、
    前記送出手段は、前記IPマルチキャスト対応表を任意の受信側ノードへ送ることを特徴とする放送コンテンツ伝送装置。
  2. 放送コンテンツがIPヘッダを付してIPパケット化されたIPパケットがカプセル化された伝送パケットを放送網を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記伝送パケットのカプセル化を解除し、前記IPパケットに含まれる放送コンテンツを抽出する手段と、
    前記放送コンテンツ毎にIPマルチキャストグループアドレスと前記放送コンテンツの受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を受信するIPマルチキャスト対応情報受信手段と、
    前記IPマルチキャスト対応情報受信手段により受信した前記IPマルチキャスト対応表に設定されている受信推奨者の情報が、予め設定されている条件に一致するときに対応した前記IPマルチキャストグループアドレスを前記受信手段に送出し、前記受信手段の受信インターフェースのIPアドレスとして設定させるIPアドレス設定手段と、
    を備えることを特徴とする放送コンテンツ受信装置。
  3. 前記放送コンテンツを、所定の通信網を介してネットワーク接続された外部機器に伝送するルーティング手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の放送コンテンツ受信装置。
  4. コンテンツにIPヘッダを付してIPパケット化するIPパケット化工程と、
    前記IPパケット化工程によりIPパケット化されたコンテンツのIPパケットをデジタル放送の放送波に用いる所定の伝送パケットにカプセル化するカプセル化工程と、
    前記カプセル化工程によりカプセル化されたIPパケットを含む伝送パケットを放送網を介してIPマルチキャストにより送出する送出工程と、
    前記コンテンツ毎にIPマルチキャストグループアドレスと前記放送コンテンツの受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を作成するIPマルチキャスト対応情報作成工程とを含み、
    前記送出工程は、前記IPマルチキャスト対応表を任意の受信側ノードへ送ることを特徴とする放送コンテンツ伝送方法。
  5. 放送コンテンツがIPヘッダを付してIPパケット化されたIPパケットがカプセル化された伝送パケットを放送網を介して受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信した前記伝送パケットのカプセル化を解除し、前記IPパケットに含まれる放送コンテンツを抽出する工程と、
    前記放送コンテンツ毎にIPマルチキャストグループアドレスと前記放送コンテンツの受信推奨者の情報を含んだIPマルチキャスト対応表を受信するIPマルチキャスト対応情報受信工程と、
    前記IPマルチキャスト対応情報受信工程により受信した前記IPマルチキャスト対応表に設定されている受信推奨者の情報が、予め設定されている条件に一致するときに、対応した前記IPマルチキャストグループアドレスを受信インターフェースのIPアドレスとして設定させるIPアドレス設定工程と、
    を含むことを特徴とする放送コンテンツ受信方法。
JP2005106815A 2005-04-01 2005-04-01 放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法 Active JP4832784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005106815A JP4832784B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005106815A JP4832784B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006287750A JP2006287750A (ja) 2006-10-19
JP4832784B2 true JP4832784B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=37409155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005106815A Active JP4832784B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4832784B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5049151B2 (ja) * 2008-01-31 2012-10-17 日本放送協会 受信装置及び伝送システム
JP5534579B2 (ja) * 2008-11-30 2014-07-02 ソフトバンクBb株式会社 コンテンツ放送システム及びコンテンツ放送方法
JP5357839B2 (ja) * 2010-07-02 2013-12-04 日本放送協会 送信装置及び送信プログラム
JP5973746B2 (ja) * 2012-02-24 2016-08-23 日本放送協会 送信装置及び受信装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4003989B2 (ja) * 1997-03-06 2007-11-07 株式会社東芝 通信装置および通信方法
JP2001111504A (ja) * 1999-10-01 2001-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信装置
JP2002109383A (ja) * 2000-10-04 2002-04-12 Nec Corp マルチキャストを用いたコマーシャル配信方法
JP3693978B2 (ja) * 2001-05-10 2005-09-14 日本電信電話株式会社 マルチキャストデータ通信方法、マルチキャストデータ通信システム、中継装置、中継方法、中継プログラム、中継プログラムを記録した媒体
JP2003258835A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd アドレス割り当て装置及びアドレス割り当て方法
JP2004187180A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ放送受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006287750A (ja) 2006-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100998687B1 (ko) 방송 콘텐츠 전송장치 및 방송 콘텐츠 전송방법
JP4443833B2 (ja) 情報再生方法、送信装置および受信装置
WO2012011467A1 (ja) データ配信システム、データ配信方法、配信側データ中継装置、及び受信側データ中継装置
JP2005516558A (ja) 携帯通信端末機用インターネット放送中継システムおよび放送中継方法
JP2005175715A (ja) テレビ受信装置、ネットワーク端末及びネットワーク制御システム
CN102577416B (zh) 用于选择性输出多媒体内容的方法、装置和系统
JP4832784B2 (ja) 放送コンテンツ伝送装置、放送コンテンツ受信装置、放送コンテンツ伝送方法、及び放送コンテンツ受信方法
KR100966363B1 (ko) 중계장치, 통신단말 및 통신방법
JP4695146B2 (ja) コンテンツ送出装置、コンテンツ受信装置、コンテンツ送出方法およびコンテンツ受信方法
JP4340084B2 (ja) 送信装置および送信方法
JP2008085500A (ja) 受信機、送信機及び同期制御方法
JP4933594B2 (ja) テレビ受信装置、ネットワークシステム及びこれらの制御方法
WO2018180572A1 (ja) 情報処理装置、受信装置、及び情報処理方法
JP2008016894A (ja) 送信装置及び受信装置
US20080133545A1 (en) Terminal devices with function of distributing data and method and system for distributing multimedia data using the same
JPWO2007032384A1 (ja) 情報送出装置、情報受信装置および情報伝送方法
JPWO2006006219A1 (ja) コンテンツ送信装置およびコンテンツ配信システム
JP3855910B2 (ja) ネットワーク端末及びネットワークシステムの運用方法
JP4157774B2 (ja) 送受信システムおよび当該システムを構成する送信装置、受信装置
JP4321172B2 (ja) ネットワーク音声画像再生システム
JP5885726B2 (ja) ストリーム伝送システム、送信装置、受信装置及びストリーム伝送方法
JP2014053950A (ja) ストリーム伝送システム、送信装置、受信装置及びストリーム伝送方法
TW200906185A (en) A network unit, a central distribution control unit and a computer program product
Gilberton D3. 1.1 Home Architecture

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4832784

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S633 Written request for registration of reclamation of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313633

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113