JP2006100931A - 放送データ再生装置、方法及びプログラム - Google Patents

放送データ再生装置、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】安価で且つ視聴者の嗜好に合致したCM放送を視聴者の手を煩わせることなく提供する。
【解決手段】放送データ再生装置であるノード1−3において、割込区間検出手段53としてのCPUは、切換手段54に対して再生切り換え動作を指示することができるようになっており、放送データストリームの有するマーカー情報に基づいて割込区間が検出されると、切換手段54を動作させ、選択手段55によって読み出される割込放送パケットデータ21を再生する。また、割込区間検出手段53としてのCPUは、割込区間以外の本放送パケットデータが検出されているときには、放送データストリームを再生するように切換手段54を切り換え指示する。したがって、ノード1−3は、割込区間においてユーザの嗜好に合致した割込放送パケットデータの再生を行うことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、放送データ再生装置、方法及びプログラムに係り、特に、放送データストリームが有する割込区間において、例えば、CM、ニュース映像、スポーツ映像等の割込放送データを視聴者の嗜好に応じて再生する技術に関するものである。
一般的な無料のテレビ放送では、本放送の途中に割り込ませたCM(Commercial Message)放送を強制的に視聴者に見せ、かかるCM放送の広告主から得られる広告費用から収入を確保するというビジネス形態が採られている。そして、このようなビジネス形態に利用されるCM放送は、全ての視聴者に対して各放送局で同一のものが放送されている。
しかし、視聴者の嗜好が多様化する現代において、広告効果を最大限に高めるためには、視聴者の嗜好に合致したCM放送を視聴者ごとに提供することが必要である。例えば、犬好きで車嫌いな視聴者の場合にあっては、ドッグフードやペットショップのCM放送を提供することが適切な広告戦略である。逆に、このような視聴者に車のCM放送を提供するのは無駄であり、効率的な広告効果を得ることはできない。そこで、従来、このような問題に対処するために、例えば下記特許文献1〜3に開示されるような技術が提案されてきた。
下記特許文献1には、番組(本放送)と広告(CM放送)とを多重化して配信し、視聴者の好みの広告が配信されたら、番組の途中であっても広告アイコンを表示させ、視聴者が広告アイコンをクリックすると、広告詳細情報が表示されるという技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、番組と番組の間のCM時間帯に複数のCMを多重化して放送し、多重化されたCMから好みのCMを表示する技術が開示されている。
さらに、下記特許文献3には、番組と番組の間のCM時間帯にCMサーバから好みのCMデータを取得し、表示する技術が開示されている。
特開平11−017633号公報 特開2003−009111号公報 特開2003−179901号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の発明には、問題がある。すなわち、上記特許文献1に記載の発明は、単一の放送波で番組データとCMデータを多重化して送っているので、放送局側にはマルチプレクサが、受信機側にはデマルチプレクサが必要となってしまう。また、特許文献1に記載の発明は、CMデータが受信されたタイミングで広告アイコンを表示させるという構成を採っていることから、番組の邪魔になるとともに、視聴者にとって非常に煩わしいシステムとなっている。
上記特許文献2に記載の発明においても、特許文献1に記載の発明と同様に、放送局側にはマルチプレクサが、受信機側にはデマルチプレクサが必要となってしまう。また、番組とCMとの切換タイミングは、CMごとにそのCMの放送時間を指定することで判定しているが、放送時間の指定をすることは、視聴者の嗜好に合わせるための選択の幅を狭めることになってしまう。
さらに、上記特許文献3に記載の発明においては、ネットワークを用いた配信放送によって最適なCM放送の提供を実現しようとしている。しかし、CMを表示しようとするたびにCMサーバへデータの配信を要求する仕組みになっているため、特許文献3に記載の発明は、CMサーバの負荷が非常に高くなってしまうというシステム上の問題を抱えている。このような負荷に耐え得るサーバは高価なものとならざるを得ないので、コスト面で非常に不利である。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するために成されたものであって、その目的は、放送局側ではマルチプレクサを、受信機側ではデマルチプレクサを必要とせず、さらに高価なサーバを必要としない安価なシステムを実現するとともに、より視聴者の嗜好に合致したCM放送を視聴者の手を煩わせることなく視聴することができる放送データ再生装置、方法及びプログラムを提供することにある。
本発明に係る放送データ再生装置は、割込区間を有する放送データストリームを受信する第1の受信手段と、前記割込区間で放送するための割込放送データを複数有する割込放送データストリームを受信する第2の受信手段と、前記放送データストリームが有する割込区間を検出するための割込区間検出手段と、前記割込放送データストリームが有する複数の割込放送データを記憶保持する記憶バッファと、前記記憶バッファに記憶保持される複数の割込放送データから特定の割込放送データを選択読み出しする選択手段と、前記放送データストリームと前記割込放送データのどちらの再生を実施するかを切り換える切換手段と、を備え、前記切換手段は、常には前記放送データストリームの再生を実施するように切換を行い、前記割込区間検出手段により検出される前記割込区間のときには、前記選択手段によって選択読み出しされる割込放送データの再生を実施するように切換を行うことを特徴とする。
本発明に係る放送データ再生装置において、前記割込区間には割込開始位置情報を含むマーカー情報が設定されており、前記割込区間検出手段は、前記マーカー情報に基づいて前記割込区間を検出し、且つ、前記切換手段に対して再生切り換え動作を指示するようにすることができる。
また、本発明に係る放送データ再生装置において、前記割込区間検出手段は、前記放送データストリームにおけるステレオ/モノラルを判別することによって割込区間を検出し、且つ、前記切換手段に対して再生切り換え動作を指示するようにすることができる。
さらに、本発明に係る放送データ再生装置は、ユーザの嗜好情報が記憶された嗜好情報記憶テーブルを有し、さらに、前記割込放送データが前記嗜好情報に対応して割込内容を示す割込カテゴリ情報を有することにより、前記選択手段は、前記嗜好情報記憶テーブルを参照して前記嗜好情報を取得し、前記嗜好情報と前記割込放送データごとの割込カテゴリ情報を参照することにより、ユーザの嗜好に応じた割込放送データを選択読み出しすることができる。
またさらに、本発明に係る放送データ再生装置は、記憶保持する割込放送データが前記記憶バッファの記憶保持容量を超えるとき、最も古い割込放送データに新たな割込放送データを上書きするバッファ制御手段を備えることとすることができる。
さらにまた、本発明に係る放送データ再生装置は、ツリー構造に形成されるネットワークに接続するノードであり、前記第1の受信手段によって受信する前記放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送する第1の転送手段と、前記第2の受信手段によって受信する前記割込放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送する第2の転送手段と、を備えることとすることができる。
また、本発明に係る放送データ再生装置は、前記放送データストリームを送信する複数の放送データ送信ノードと、前記割込放送データストリームを送信する複数の割込放送データ送信ノードとに接続可能であり、前記複数の放送データ送信ノードと前記複数の割込放送データ送信ノードとから、それぞれ1つの放送データ送信ノードと割込放送データ送信ノードを選局する選局手段を有することとすることができる。
さらに、本発明に係る放送データ再生装置において、前記割込放送データは、CM(Commercial Message)放送データであることが好適である。
本発明に係る放送データ再生方法は、コンピュータに、割込区間を有する放送データストリームを受信させる第1の受信ステップと、前記割込区間で放送させるための割込放送データを複数有する割込放送データストリームを受信させる第2の受信ステップと、前記割込放送データストリームが有する複数の割込放送データを記憶バッファに記憶保持させる記憶保持ステップと、前記記憶バッファに記憶保持される複数の割込放送データから特定の割込放送データを選択読み出しさせる選択ステップと、前記放送データストリームが有する割込区間を検出するための割込区間検出ステップと、を実行させ、さらに、前記放送データストリームと前記割込放送データのどちらの再生を実施するかを切り換える切換手段を動作させることにより、常には前記放送データストリームの再生を実施させ、前記割込区間検出ステップで検出される前記割込区間のときには、前記選択ステップによって選択読み出しされる割込放送データの再生を実施させる切換ステップを実行させることを特徴とする。
本発明に係る放送データ再生方法において、前記割込区間には割込開始位置情報を含むマーカー情報が設定されており、前記割込区間検出ステップでは、コンピュータに、前記マーカー情報に基づいて前記割込区間を検出させ、かかる割込区間に応じて再生切り換え動作を前記切換手段に実行させることとすることができる。
また、本発明に係る放送データ再生方法において、前記割込区間検出ステップでは、コンピュータに、前記放送データストリームにおけるステレオ/モノラルを判別させることによって割込区間を検出させ、かかる割込区間に応じて再生切り換え動作を前記切換手段に実行させることとすることができる。
さらに、本発明に係る放送データ再生方法において、コンピュータは、ユーザの嗜好情報が記憶された嗜好情報記憶テーブルを有し、さらに、前記割込放送データが前記嗜好情報に対応して割込内容を示す割込カテゴリ情報を有することにより、前記選択ステップでは、コンピュータに、前記嗜好情報記憶テーブルを参照させて前記嗜好情報を取得させ、前記嗜好情報と前記割込放送データごとの割込カテゴリ情報を参照させることにより、ユーザの嗜好に応じた割込放送データを選択読み出しさせる処理を実行させることができる。
またさらに、本発明に係る放送データ再生方法において、前記記憶保持ステップでは、コンピュータに、記憶保持される割込放送データが前記記憶バッファの記憶保持容量を超えるとき、最も古い割込放送データに新たな割込放送データを上書きする処理を実行させることとすることができる。
さらにまた、本発明に係る放送データ再生方法において、前記コンピュータは、ツリー構造に形成されるネットワークに接続するノードであり、コンピュータに、前記第1の受信ステップによって受信される前記放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送させる第1の転送ステップと、前記第2の受信ステップによって受信される前記割込放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送させる第2の転送ステップと、を実行させることとすることができる。
また、本発明に係る放送データ再生方法において、前記コンピュータは、前記放送データストリームを送信する複数の放送データ送信ノードと、前記割込放送データストリームを送信する複数の割込放送データ送信ノードとに接続可能であり、コンピュータに、前記複数の放送データ送信ノードと前記複数の割込放送データ送信ノードとから、それぞれ1つの放送データ送信ノードと割込放送データ送信ノードを選局させる選局ステップを実行させることとすることができる。
さらに、本発明に係る放送データ再生方法において、前記割込放送データは、CM(Commercial Message)放送データであることが好適である。
本発明に係る放送データ再生プログラムは、コンピュータに、割込区間を有する放送データストリームを受信させる第1の受信ステップと、前記割込区間で放送させるための割込放送データを複数有する割込放送データストリームを受信させる第2の受信ステップと、前記割込放送データストリームが有する複数の割込放送データを記憶バッファに記憶保持させる記憶保持ステップと、前記記憶バッファに記憶保持される複数の割込放送データから特定の割込放送データを選択読み出しさせる選択ステップと、前記放送データストリームが有する割込区間を検出するための割込区間検出ステップと、を実行させ、さらに、前記放送データストリームと前記割込放送データのどちらの再生を実施するかを切り換える切換手段を動作させることにより、常には前記放送データストリームの再生を実施させ、前記割込区間検出ステップで検出される前記割込区間のときには、前記選択ステップによって選択読み出しされる割込放送データの再生を実施させる切換ステップを実行させることを特徴とする。
本発明に係る放送データ再生プログラムにおいて、前記割込区間には割込開始位置情報を含むマーカー情報が設定されており、前記割込区間検出ステップでは、コンピュータに、前記マーカー情報に基づいて前記割込区間を検出させ、かかる割込区間に応じて再生切り換え動作を前記切換手段に実行させることとすることができる。
また、本発明に係る放送データ再生プログラムにおいて、前記割込区間検出ステップでは、コンピュータに、前記放送データストリームにおけるステレオ/モノラルを判別させることによって割込区間を検出させ、かかる割込区間に応じて再生切り換え動作を前記切換手段に実行させることとすることができる。
さらに、本発明に係る放送データ再生プログラムにおいて、コンピュータは、ユーザの嗜好情報が記憶された嗜好情報記憶テーブルを有し、さらに、前記割込放送データが前記嗜好情報に対応して割込内容を示す割込カテゴリ情報を有することにより、前記選択ステップでは、コンピュータに、前記嗜好情報記憶テーブルを参照させて前記嗜好情報を取得させ、前記嗜好情報と前記割込放送データごとの割込カテゴリ情報を参照させることにより、ユーザの嗜好に応じた割込放送データを選択読み出しさせる処理を実行させることとすることができる。
またさらに、本発明に係る放送データ再生プログラムにおいて、前記記憶保持ステップでは、コンピュータに、記憶保持される割込放送データが前記記憶バッファの記憶保持容量を超えるとき、最も古い割込放送データに新たな割込放送データを上書きする処理を実行させることとすることができる。
さらにまた、本発明に係る放送データ再生プログラムにおいて、前記コンピュータは、ツリー構造に形成されるネットワークに接続するノードであり、コンピュータに、前記第1の受信ステップによって受信される前記放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送させる第1の転送ステップと、前記第2の受信ステップによって受信される前記割込放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送させる第2の転送ステップと、を実行させることができる。
また、本発明に係る放送データ再生プログラムにおいて、前記コンピュータは、前記放送データストリームを送信する複数の放送データ送信ノードと、前記割込放送データストリームを送信する複数の割込放送データ送信ノードとに接続可能であり、コンピュータに、前記複数の放送データ送信ノードと前記複数の割込放送データ送信ノードとから、それぞれ1つの放送データ送信ノードと割込放送データ送信ノードを選局させる選局ステップを実行させることができる。
さらに、本発明に係る放送データ再生プログラムにおいて、前記割込放送データは、CM(Commercial Message)放送データであることが好適である。
なお上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明によれば、放送局側ではマルチプレクサを、受信機側ではデマルチプレクサを必要とせず、さらに高価なサーバを必要としないので、安価なシステムを実現することができる。また、視聴者の嗜好に合致したCM放送を視聴者の手を煩わせることなく提供することができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、ストリームデータの配信元である放送局としてのノードと、当該ノードに対して複数の階層を形成しつつツリー構造として接続される複数の他のノードと、を含んでストリームデータが配信される放送ネットワークシステムに対して本発明を適用する場合を例示するものである。ただし、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る放送データ再生装置が適用される放送ネットワークシステムの概要構成を示すブロック図である。本実施形態に係る放送ネットワークシステムは、放送局としてストリームデータを配信するノード0−1,0−2を頂点とした2系統のツリー構造として形成されており、第一階層を構成するノード1−1,1−2,1−3および1−4を含んでおり、第二階層を構成するノード2−1,2−2および2−3を含んでおり、第三階層を構成するノード3−1,3−2,3−3および3−4を含んでおり、第四階層を構成するノード4−1および4−2を含んでいる。そして、放送ネットワークシステムは、本放送局であるノード0−1を頂点として各々有線回線又は無線回線である回線Lにより接続されるノード1−1,1−2,1−3,2−1,2−2,2−3,3−1,3−2,3−3,4−1および4−2と、割込放送局であるノード0−2を頂点として各々有線回線又は無線回線である回線L’により接続されるノード1−3,1−4,2−1,2−2,3−3,3−4および4−2とによって構成されている。
ここで、各ノードの具体例につき、最上位にあるノード0−1および0−2は、例えばストリームデータの配信元となるサーバに相当するものであり、当該ノード0−1および0−2以外の他の全てのノードは、例えば各家庭に備えられたパーソナルコンピュータ等により構成されているものである。また、ノードは、各家庭内にあるセットトップボックス(Set Top Box)やルータであってもよい。
そして、図1に示す放送ネットワークシステムにおいては、ノード0−1および0−2を配信元として各ノードの視聴者により所望されているストリームデータが、回線L,L’上をそのノードの上位にある階層に含まれている他のノードを経由して配信される。このとき、当該ストリームデータは、いうまでもなくデジタル化された状態で配信されるのであり、いわゆるパケットを単位として配信されるものである。さらに、当該各パケットには、その再生やバッファメモリ32(図3参照)等への格納の順番を示す通番のパケット番号が付されて配信される。
最上位にある本放送局としてのノード0−1からは、図2(a)に示すような形式の放送データストリーム10が配信される。かかる放送データストリーム10は、音声のみ、映像のみ、あるいは音声と映像の両方を含むものである。また、放送データストリーム10は、本放送パケットデータ11と、この本放送パケットデータ11間に所定間隔で割込挿入される割込区間12とによって構成されている。1つの割込区間12の長さは、例えば15秒、30秒、1分などのように、最小割込時間(例えば15秒)の整数倍の時間が予め決定されており、その中身は、ダミーデータによって構成されている。ダミーデータは、無音で真っ黒な映像によって構成したり、通常のCM映像として構成したりすることができる。
また、割込区間12には、矢印(α)の位置にマーカー情報が設定されており、このマーカー情報には、割込開始位置情報や割込開始時間情報、割込区間12の長さに関する情報等が含まれている。これらの情報は、CM、ニュース映像、スポーツ映像等の割込放送パケットデータ21を割込区間12に割込挿入する際に利用されることになる。
一方、最上位にある割込放送局としてのノード0−2からは、図2(b)に示すような形式の割込放送データストリーム20が配信される。かかる割込放送データストリーム20は、前述した割込区間12に対応する割込放送パケットデータ21が複数集合することによって構成されている。各割込放送パケットデータ21の長さは、前述した割込区間12と同様に、例えば15秒、30秒、1分などのように、最小割込時間(例えば15秒)の整数倍の時間が予め決定されており、ちょうど割込区間12に割込挿入できるように、複数の割込放送パケットデータ21によって割込区間12の長さに対応するように、選択手段55であるCPU30が割込放送パケットデータ21を選択するようになっている。例えば、割込区間12が2分の場合、選択手段55であるCPU30は、15秒の割込放送パケットデータ21を8個としたり、または30秒の割込放送パケットデータ21を4個としたり、または1分の割込放送パケットデータ21を2個としたり、または15秒の割込放送パケットデータ21を2個と30秒の割込放送パケットデータ21を1個と1分の割込放送パケットデータ21を1個としたりする。各割込放送パケットデータ21の中身は、CM、ニュース映像、スポーツ映像等によって構成されているが、さらに、各割込放送パケットデータ21には、矢印(β)の位置に自己の内容を示す割込カテゴリ情報が設定されている。この割込カテゴリ情報については、視聴者の嗜好に応じて割込放送パケットデータ21の選択を行う際に利用されることになる。
次に、本実施形態に係る放送データ再生装置であるノードの具体的な構成について、図3、図4および図5を用いて説明する。図3は、本実施形態に係る放送データ再生装置であるノードの全体構成を示すブロック図であり、図4は、当該ノードの細部構成を示す図である。また、図5は、本実施形態に係る放送データ再生装置の機能・動作を説明するための図である。なお、以下の説明では、図1に示す放送ネットワークシステムにおけるノード1−3について、その細部構成を示すが、他のノードについても、それらの細部構成はノード1−3と全く同様である。
図3に示すように、ノード1−3は、第1の受信手段50、第2の受信手段51、割込区間検出手段53、選択手段55、切換手段54、第1の転送手段59、第2の転送手段60および選局手段61としてのCPU30と、嗜好情報記憶テーブル56としてのテーブルメモリ31と、記憶バッファ52としてのバッファメモリ32と、LANインタフェース33と、ビデオデコーダ34と、オーディオデコーダ35と、タイマ36と、CRT(Cathode Ray Tube)37と、スピーカ38とにより構成されており、CPU30、テーブルメモリ31、バッファメモリ32、LANインタフェース33、ビデオデコーダ34、オーディオデコーダ35およびタイマ36は、相互にバス39を介して接続されている。
次に、本実施形態に係る放送データ再生装置の機能について説明する。まず、LANインタフェース33は、回線L,L’に直接接続されているものであり、ノード1−3の場合には、図1に示すように、その上位階層にあるノード0−1,0−2に含まれているLANインタフェース33と、インターネット網40を介して回線Lまたは回線L’により接続されている。また、同様にその下位階層にあるノード2−1,2−2および2−3の各々に含まれているLANインタフェース33と、インターネット網40を介して回線Lまたは回線L’により接続されている。そして、各ノード間で、コンテンツの授受やそのために必要な制御情報の授受がパケット単位で可能となっている。
次に、不揮発性のメモリであるテーブルメモリ31内には、図4に例示するような、トポロジテーブルTが記憶されている。このとき、当該トポロジテーブルTは、それが記憶されているテーブルメモリ31が含まれているノードの放送ネットワークシステム内の位置に応じて、その上位階層又は下位階層にある他の各ノード自体を識別するためのノード番号および放送ネットワークシステムにおけるIP(Internet Protocol)アドレスが、階層を表すレベル情報とともに含まれている。図4に例示されるトポロジテーブルTは、ノード1−3に対応するものであるため、その内容としては、図1に示すように当該ノード1−3から見て一つ上位の階層(レベル「1」)にあるノード0−1(ノード種別「本放送上位」)を示すレベル情報と、当該ノード0−1のノード番号と、ノード0−1を示すIPアドレス(例えば、「100.100.10.01」)と、が含まれている。
また、同様に、トポロジテーブルTには、ノード1−3から見て一つ上位の階層(レベル「1」)にあるノード0−2(ノード種別「割込放送上位」)を示すレベル情報、当該ノード0−2のノード番号およびノード0−2を示すIPアドレス(例えば、「100.100.10.02」)と、ノード1−3から見て一つ下位の階層(レベル「−1」)にあるノード2−1(ノード種別「割込放送下位」)を示すレベル情報、当該ノード2−1のノード番号およびノード2−1を示すIPアドレス(例えば、「100.100.10.20」)と、ノード1−3から見て一つ下位の階層(レベル「−1」)にあるノード2−2(ノード種別「本放送下位」且つ「割込放送下位」)を示すレベル情報、当該ノード2−2のノード番号およびノード2−2を示すIPアドレス(例えば、「100.100.10.21」)と、ノード1−3から見て一つ下位の階層(レベル「−1」)にあるノード2−3(ノード種別「本放送下位」)を示すレベル情報、当該ノード2−3のノード番号およびノード2−3を示すIPアドレス(例えば、「100.100.10.22」)と、が含まれている。
次に、揮発性のメモリである記憶バッファ52としてのバッファメモリ32は、配信されてきた割込放送パケットデータ21を配信されてきた順に予め設定されている記憶容量だけ蓄積し、それを選択手段55としてのCPU30の制御の下、読み出しされることになる。なお、本実施形態における記憶バッファ52としてのバッファメモリ32においては、記憶保持する割込放送パケットデータ21が記憶バッファ52の記憶保持容量を超えたとき、CPU30が記憶バッファ52を制御して、最も古い割込放送パケットデータ21に新たな割込放送パケットデータ21を上書きするように設定されている。
ビデオデコーダ34は、バス39を介してバッファメモリ32から出力されてくるコンテンツのデータを復号し、当該データのうちの画像データについてCRT37に出力して表示する。
一方、オーディオデコーダ35は、バス39を介してバッファメモリ32から出力されてくるコンテンツのデータを復号し、当該データのうちの音声データについてスピーカ38を介して放音する。
また、タイマ36は、放送データストリーム10内にある割込区間12のマーカー情報に基づいて認識される割込開始時間情報や割込区間12の長さを確認するための計時を行うものである。
次に、本実施形態に係る放送データ再生装置の動作について、図2〜図7を用いて説明する。なお、図6は、本実施形態に係る放送データ再生装置の本放送受信処理動作を説明するためのフローチャートであり、図7は、本実施形態に係る放送データ再生装置の割込放送受信処理動作を説明するためのフローチャートである。
本実施形態に係る放送データ再生装置であるノード1−3は、割込区間12を有する放送データストリーム10を受信する第1の受信手段50と、割込区間12で放送するための割込放送パケットデータ21を複数有する割込放送データストリーム20を受信する第2の受信手段51と、放送データストリーム10が有する割込区間12を検出するための割込区間検出手段53と、割込放送データストリーム20が有する複数の割込放送パケットデータ21を記憶保持する記憶バッファ52としてのバッファメモリ32と、記憶バッファ52としてのバッファメモリ32に記憶保持される複数の割込放送パケットデータ21から特定の割込放送パケットデータ21を選択読み出しする選択手段55と、放送データストリーム10と割込放送パケットデータ21のどちらの再生を実施するかを切り換える切換手段54と、を備えており、これらの手段50,51,53,54,55は、CPU30が放送データ再生プログラムを実行することによって実現されている。また、放送データ再生装置であるノード1−3は、ユーザの嗜好情報が記憶された嗜好情報記憶テーブル56と、デコーダ34,35、CRT37およびスピーカ38を備えている。
また、本実施形態に係る放送データ再生装置は、第1の受信手段50によって受信する放送データストリーム10を下位側に接続するノードに対して転送する第1の転送手段59と、第2の受信手段51によって受信する割込放送データストリーム20を下位側に接続するノードに対して転送する第2の転送手段60と、を備えており、これらの手段59,60は、CPU30が放送データ再生プログラムを実行することによって実現されている。かかる構成によって、本実施形態に係る放送データ再生装置(ノード1−3)は、ツリー構造に形成されるネットワークの下位側に接続するノード2−1,2−2,2−3に対して、放送データストリーム10又は割込放送データストリーム20を転送することができる。
まず、図6を用いて本放送受信処理について説明すると、本実施形態に係る放送データ再生装置では、第1の受信手段50としてのCPU30がトポロジテーブルTを参照することによって、本放送上位ノード(この例の場合は本放送局)であるノード0−1の認識を行い、放送データストリーム10を受信する(ステップS10)。また一方で、ノード1−3が有するCPU30は、トポロジテーブルTを参照することによって放送データストリーム10を転送すべきノード2−2,2−3を認識する(ステップS11)。ノード1−3は、第1の転送手段59を動作させ、認識した転送先のノード2−2,2−3に対して放送データストリーム10を転送する(ステップS12)。
また、受信した放送データストリーム10には、前述したように、割込区間12を認識するためのマーカー情報が含まれている。このマーカー情報を割込区間検出手段53であるCPU30が検出することによって、割込開始位置情報や割込開始時間情報、割込区間12の長さに関する情報等が取得され、CPU30は割込区間を判定することになる(ステップS13,ステップS14)。
割込区間検出手段53としてのCPU30は、ステップS14において割込区間12でないと判定された場合には、切換手段54を放送データストリーム10が再生される側に切り換えるように動作させる(ステップS15)。
逆に、ステップS14において割込区間12であると判定された場合には、CPU30は、この割込区間12が割込区間の開始位置であるか否かを確認し(ステップS16)、開始位置である場合には、嗜好情報記憶テーブル56を参照することによってユーザの嗜好情報を取得し(ステップS17)、この嗜好情報と記憶バッファ52中の割込カテゴリ情報とから、ユーザの嗜好に応じた最適な割込放送パケットデータ21を選択する(ステップS18)。そして、CPU30は、切換手段54を割込放送パケットデータ21が再生される側に切り換えるように動作させることになるので(ステップS19)、本実施形態に係る放送データ再生装置によれば、割込区間12においてユーザの嗜好に応じた最適な割込放送パケットデータ21を再生することができる。
ここで、割込放送パケットデータ21がどのようにして記憶バッファ52に記憶されるのかについて、図7を用いて説明する。まず、本実施形態に係る放送データ再生装置では、第2の受信手段51としてのCPU30がトポロジテーブルTを参照することによって本放送上位ノード(この例の場合は割込放送局)であるノード0−2の認識を行い、割込放送データストリーム20を受信する(ステップS20)。また、ノード1−3が有するCPU30は、トポロジテーブルTを参照することによって割込放送データストリーム20を転送すべきノード2−1,2−2を認識する(ステップS21)。さらに、ノード1−3は、第2の転送手段60を動作させ、認識した転送先のノード2−1,2−2に対して割込放送データストリーム20を転送する(ステップS22)。そして、受信した割込放送データストリーム20については、この割込放送データストリーム20を構成する割込放送パケットデータ21が有する割込カテゴリ情報とともに記憶バッファ52に記憶されることになるのである(ステップS23)。
なお、記憶バッファ52であるバッファメモリ32は、前述したとおり、配信されてきた割込放送パケットデータ21を配信されてきた順に予め設定されている記憶容量だけ蓄積するが、記憶保持される割込放送パケットデータ21が記憶バッファ52の記憶保持容量を超えたときには、CPU30が記憶バッファ52であるバッファメモリ32を制御して、最も古い割込放送パケットデータ21に新たな割込放送パケットデータ21を上書きするように設定されている。
なお、割込放送パケットデータ21は、割込区間12のみで再生されるものであるから、記憶バッファ52に対してゆっくり記憶させていけば良い。このようにすることによって、CPU30の負荷を軽減させることができ、また回線速度も低くすることができるので、安価なシステムとすることができる。
以上説明したように、割込区間検出手段53としてのCPU30は、切換手段54に対して再生切り換え動作を指示することができるようになっており、放送データストリーム10の有するマーカー情報に基づいて割込区間12が検出されると、切換手段54を動作させ、選択手段55によって読み出される割込放送パケットデータ21を再生するように設定されている。また、割込区間検出手段53としてのCPU30は、割込区間12以外の本放送パケットデータ11が検出されているときには、放送データストリーム10を再生するように切換手段54を切り換え指示している。
したがって、切換手段54としてのCPU30は、常には放送データストリーム10の再生を実施するように切り換えを行い、割込区間検出手段53により検出される割込区間12のときには、選択手段54によって選択読み出しされるユーザの嗜好に合致した割込放送パケットデータ21の再生を実施するように切換を行うよう設定されているのである。
以上説明したような本実施形態に係る放送データ再生装置によれば、視聴者の嗜好に合致した割込放送を視聴者の手を煩わせることなく提供することができる。特に、これまで説明した割込放送パケットデータ21がCM(Commercial Message)放送データである場合には、従来の放送サービスにはない、効率的で無駄のない広告効果を得ることができる。
なお、本実施形態に係る割込区間検出手段53については、マーカー情報に基づいて割込区間12を検出し、そしてこの割込区間12に応じた切換手段54への動作指示をCPU30が行う場合について例示したが、本発明の範囲は、この実施形態には限られず、例えば、割込区間検出手段53であるCPU30が放送データストリーム10におけるステレオ/モノラルを判別することによって割込区間12を検出し、この割込区間12に応じて切換手段54への動作指示を行うようにしても良い。この技術は、割込区間12(CM放送)でステレオ/モノラルが切り替わるというテレビ放送の特色を生かしたものである。
また、本実施形態に係る放送データ再生装置では、本放送局であるノード0−1と割込放送局であるノード0−2とを頂点として形成される2系統の回線L,L’に接続される場合を例示して説明した。しかしながら、本発明に係る放送データ再生装置は、放送データストリーム10を送信する複数の放送データ送信ノードと、割込放送データストリーム20を送信する複数の割込放送データ送信ノードとに接続可能である。そして、これら複数のノード群の選択は、例えば図5に例示されるように、放送データ再生装置としてのノード1−3が選局手段61を備えることによって実現できる。これは、かかる選局手段61としてのCPU30が、複数の放送データ送信ノードと複数の割込放送データ送信ノードとから、それぞれ1つの放送データ送信ノードと割込放送データ送信ノードを選局するようにすれば良い。選局手段61の具体的な実施態様としては、チャンネルごとのトポロジテーブルをあらかじめROMに用意しておくか、あるいは、全チャンネルのトポロジを管理している図示しない管理サーバに、トポロジテーブルを要求して取得する方法が用いられる。CPU30が放送データ再生プログラムを実行することによって、この選局手段61としてのトポロジ変更処理が実行され、チャンネルの選局が可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、本実施形態では、ストリームデータの配信元である放送局としてのノードと、当該ノードに対して複数の階層を形成しつつツリー構造として接続される複数の他のノードと、を含んでストリームデータが配信される放送ネットワークシステムに対して本発明を適用する場合を例示したが、本発明は、既存の電波放送であっても適用可能である。
また、本実施形態に係る割込放送パケットデータ21は、記憶バッファ52に対して配信されてきた順に記憶されるように設定されていたが、選択手段55であるCPU30が予め嗜好情報記憶テーブル56を参照し、ユーザの嗜好に合致した割込放送パケットデータ21のみを記憶バッファ52に対して記憶するようにしても良い。
さらに、本実施形態に係るマーカー情報は、割込開始位置情報や割込開始時間情報、割込区間12の長さに関する情報として例示され、割込区間検出手段53としてのCPU30は、タイマ36を用いることによって割込区間12の認識を行うように構成されていた。しかしながら、マーカー情報については、スタートマーカーとエンドマーカーを用意しておき、割込区間12の長さを認識することなく、スタートマーカーとエンドマーカーの間に割込放送パケットデータ21を割込挿入するようにしても良い。
以上の様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本実施形態に係る放送データ再生装置が適用される放送ネットワークシステムの概要構成を示すブロック図である。 本放送局としてのノードから配信される放送データストリームと、割込放送局としてのノードから配信される割込放送データストリーム20の構成を示す図である。 本実施形態に係る放送データ再生装置であるノードの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る放送データ再生装置であるノードの細部構成を示す図である。 本実施形態に係る放送データ再生装置の機能・動作を説明するための図である。 本実施形態に係る放送データ再生装置の本放送受信処理動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る放送データ再生装置の割込放送受信処理動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
0−1 (本放送局)ノード、0−2 (割込放送局)ノード、1−1,1−2,1−3,1−4,2−1,2−2,2−3,3−1,3−2,3−3,3−4,4−1,4−2 ノード、L,L’ 回路、10 放送データストリーム、11 本放送パケットデータ、12 割込区間、20 割込放送データストリーム、21 割込放送パケットデータ、30 CPU、31 テーブルメモリ、32 バッファメモリ、33 LANインタフェース、34 ビデオデコーダ、35 オーディオデコーダ、36 タイマ、37 CRT、38 スピーカ、39 バス、40 インターネット網、T トポロジテーブル、50 第1の受信手段、51 第2の受信手段、52 記憶バッファ、53 割込区間検出手段、54 切換手段、55 選択手段、56 嗜好情報記憶テーブル、59 第1の転送手段、60 第2の転送手段、61 選局手段。

Claims (24)

  1. 割込区間を有する放送データストリームを受信する第1の受信手段と、
    前記割込区間で放送するための割込放送データを複数有する割込放送データストリームを受信する第2の受信手段と、
    前記放送データストリームが有する割込区間を検出するための割込区間検出手段と、
    前記割込放送データストリームが有する複数の割込放送データを記憶保持する記憶バッファと、
    前記記憶バッファに記憶保持される複数の割込放送データから特定の割込放送データを選択読み出しする選択手段と、
    前記放送データストリームと前記割込放送データのどちらの再生を実施するかを切り換える切換手段と、
    を備え、
    前記切換手段は、常には前記放送データストリームの再生を実施するように切換を行い、前記割込区間検出手段により検出される前記割込区間のときには、前記選択手段によって選択読み出しされる割込放送データの再生を実施するように切換を行うことを特徴とする放送データ再生装置。
  2. 請求項1に記載の放送データ再生装置において、
    前記割込区間には割込開始位置情報を含むマーカー情報が設定されており、
    前記割込区間検出手段は、前記マーカー情報に基づいて前記割込区間を検出し、且つ、前記切換手段に対して再生切り換え動作を指示することを特徴とする放送データ再生装置。
  3. 請求項1に記載の放送データ再生装置において、
    前記割込区間検出手段は、前記放送データストリームにおけるステレオ/モノラルを判別することによって割込区間を検出し、且つ、前記切換手段に対して再生切り換え動作を指示することを特徴とする放送データ再生装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の放送データ再生装置において、
    ユーザの嗜好情報が記憶された嗜好情報記憶テーブルを有し、さらに、
    前記割込放送データが前記嗜好情報に対応して割込内容を示す割込カテゴリ情報を有することにより、
    前記選択手段は、前記嗜好情報記憶テーブルを参照して前記嗜好情報を取得し、前記嗜好情報と前記割込放送データごとの割込カテゴリ情報を参照することにより、ユーザの嗜好に応じた割込放送データを選択読み出しすることを特徴とする放送データ再生装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の放送データ再生装置において、
    記憶保持する割込放送データが前記記憶バッファの記憶保持容量を超えるとき、最も古い割込放送データに新たな割込放送データを上書きするバッファ制御手段を備えたことを特徴とする放送データ再生装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の放送データ再生装置において、
    かかる放送データ再生装置は、ツリー構造に形成されるネットワークに接続するノードであり、
    前記第1の受信手段によって受信する前記放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送する第1の転送手段と、
    前記第2の受信手段によって受信する前記割込放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送する第2の転送手段と、
    を備えることを特徴とする放送データ再生装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の放送データ再生装置において、
    かかる放送データ再生装置は、前記放送データストリームを送信する複数の放送データ送信ノードと、前記割込放送データストリームを送信する複数の割込放送データ送信ノードとに接続可能であり、
    前記複数の放送データ送信ノードと前記複数の割込放送データ送信ノードとから、それぞれ1つの放送データ送信ノードと割込放送データ送信ノードを選局する選局手段を有することを特徴とする放送データ再生装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の放送データ再生装置において、
    前記割込放送データは、CM(Commercial Message)放送データであることを特徴とする放送データ再生装置。
  9. コンピュータに、
    割込区間を有する放送データストリームを受信させる第1の受信ステップと、
    前記割込区間で放送させるための割込放送データを複数有する割込放送データストリームを受信させる第2の受信ステップと、
    前記割込放送データストリームが有する複数の割込放送データを記憶バッファに記憶保持させる記憶保持ステップと、
    前記記憶バッファに記憶保持される複数の割込放送データから特定の割込放送データを選択読み出しさせる選択ステップと、
    前記放送データストリームが有する割込区間を検出するための割込区間検出ステップと、
    を実行させ、さらに、
    前記放送データストリームと前記割込放送データのどちらの再生を実施するかを切り換える切換手段を動作させることにより、
    常には前記放送データストリームの再生を実施させ、前記割込区間検出ステップで検出される前記割込区間のときには、前記選択ステップによって選択読み出しされる割込放送データの再生を実施させる切換ステップを実行させることを特徴とする放送データ再生方法。
  10. 請求項9に記載の放送データ再生方法において、
    前記割込区間には割込開始位置情報を含むマーカー情報が設定されており、
    前記割込区間検出ステップでは、コンピュータに、
    前記マーカー情報に基づいて前記割込区間を検出させ、
    かかる割込区間に応じて再生切り換え動作を前記切換手段に実行させることを特徴とする放送データ再生方法。
  11. 請求項9に記載の放送データ再生方法において、
    前記割込区間検出ステップでは、コンピュータに、
    前記放送データストリームにおけるステレオ/モノラルを判別させることによって割込区間を検出させ、
    かかる割込区間に応じて再生切り換え動作を前記切換手段に実行させることを特徴とする放送データ再生方法。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載の放送データ再生方法において、
    コンピュータは、ユーザの嗜好情報が記憶された嗜好情報記憶テーブルを有し、さらに、
    前記割込放送データが前記嗜好情報に対応して割込内容を示す割込カテゴリ情報を有することにより、
    前記選択ステップでは、コンピュータに、
    前記嗜好情報記憶テーブルを参照させて前記嗜好情報を取得させ、前記嗜好情報と前記割込放送データごとの割込カテゴリ情報を参照させることにより、ユーザの嗜好に応じた割込放送データを選択読み出しさせる処理を実行させることを特徴とする放送データ再生方法。
  13. 請求項9〜12のいずれか1項に記載の放送データ再生方法において、
    前記記憶保持ステップでは、コンピュータに、
    記憶保持される割込放送データが前記記憶バッファの記憶保持容量を超えるとき、最も古い割込放送データに新たな割込放送データを上書きする処理を実行させることを特徴とする放送データ再生方法。
  14. 請求項9〜13のいずれか1項に記載の放送データ再生方法において、
    前記コンピュータは、ツリー構造に形成されるネットワークに接続するノードであり、コンピュータに、
    前記第1の受信ステップによって受信される前記放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送させる第1の転送ステップと、
    前記第2の受信ステップによって受信される前記割込放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送させる第2の転送ステップと、
    を実行させることを特徴とする放送データ再生方法。
  15. 請求項9〜14のいずれか1項に記載の放送データ再生方法において、
    前記コンピュータは、前記放送データストリームを送信する複数の放送データ送信ノードと、前記割込放送データストリームを送信する複数の割込放送データ送信ノードとに接続可能であり、
    コンピュータに、
    前記複数の放送データ送信ノードと前記複数の割込放送データ送信ノードとから、それぞれ1つの放送データ送信ノードと割込放送データ送信ノードを選局させる選局ステップを実行させることを特徴とする放送データ再生方法。
  16. 請求項9〜15のいずれか1項に記載の放送データ再生方法において、
    前記割込放送データは、CM(Commercial Message)放送データであることを特徴とする放送データ再生方法。
  17. コンピュータに、
    割込区間を有する放送データストリームを受信させる第1の受信ステップと、
    前記割込区間で放送させるための割込放送データを複数有する割込放送データストリームを受信させる第2の受信ステップと、
    前記割込放送データストリームが有する複数の割込放送データを記憶バッファに記憶保持させる記憶保持ステップと、
    前記記憶バッファに記憶保持される複数の割込放送データから特定の割込放送データを選択読み出しさせる選択ステップと、
    前記放送データストリームが有する割込区間を検出するための割込区間検出ステップと、
    を実行させ、さらに、
    前記放送データストリームと前記割込放送データのどちらの再生を実施するかを切り換える切換手段を動作させることにより、
    常には前記放送データストリームの再生を実施させ、前記割込区間検出ステップで検出される前記割込区間のときには、前記選択ステップによって選択読み出しされる割込放送データの再生を実施させる切換ステップを実行させることを特徴とする放送データ再生プログラム。
  18. 請求項17に記載の放送データ再生プログラムにおいて、
    前記割込区間には割込開始位置情報を含むマーカー情報が設定されており、
    前記割込区間検出ステップでは、コンピュータに、
    前記マーカー情報に基づいて前記割込区間を検出させ、
    かかる割込区間に応じて再生切り換え動作を前記切換手段に実行させることを特徴とする放送データ再生プログラム。
  19. 請求項17に記載の放送データ再生プログラムにおいて、
    前記割込区間検出ステップでは、コンピュータに、
    前記放送データストリームにおけるステレオ/モノラルを判別させることによって割込区間を検出させ、
    かかる割込区間に応じて再生切り換え動作を前記切換手段に実行させることを特徴とする放送データ再生プログラム。
  20. 請求項17〜19のいずれか1項に記載の放送データ再生プログラムにおいて、
    コンピュータは、ユーザの嗜好情報が記憶された嗜好情報記憶テーブルを有し、さらに、
    前記割込放送データが前記嗜好情報に対応して割込内容を示す割込カテゴリ情報を有することにより、
    前記選択ステップでは、コンピュータに、
    前記嗜好情報記憶テーブルを参照させて前記嗜好情報を取得させ、前記嗜好情報と前記割込放送データごとの割込カテゴリ情報を参照させることにより、ユーザの嗜好に応じた割込放送データを選択読み出しさせる処理を実行させることを特徴とする放送データ再生プログラム。
  21. 請求項17〜20のいずれか1項に記載の放送データ再生プログラムにおいて、
    前記記憶保持ステップでは、コンピュータに、
    記憶保持される割込放送データが前記記憶バッファの記憶保持容量を超えるとき、最も古い割込放送データに新たな割込放送データを上書きする処理を実行させることを特徴とする放送データ再生プログラム。
  22. 請求項17〜21のいずれか1項に記載の放送データ再生プログラムにおいて、
    前記コンピュータは、ツリー構造に形成されるネットワークに接続するノードであり、コンピュータに、
    前記第1の受信ステップによって受信される前記放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送させる第1の転送ステップと、
    前記第2の受信ステップによって受信される前記割込放送データストリームを下位側に接続するノードに対して転送させる第2の転送ステップと、
    を実行させることを特徴とする放送データ再生プログラム。
  23. 請求項17〜22のいずれか1項に記載の放送データ再生プログラムにおいて、
    前記コンピュータは、前記放送データストリームを送信する複数の放送データ送信ノードと、前記割込放送データストリームを送信する複数の割込放送データ送信ノードとに接続可能であり、
    コンピュータに、
    前記複数の放送データ送信ノードと前記複数の割込放送データ送信ノードとから、それぞれ1つの放送データ送信ノードと割込放送データ送信ノードを選局させる選局ステップを実行させることを特徴とする放送データ再生プログラム。
  24. 請求項17〜23のいずれか1項に記載の放送データ再生プログラムにおいて、
    前記割込放送データは、CM(Commercial Message)放送データであることを特徴とする放送データ再生プログラム。
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