JP2004187180A - データ放送受信装置 - Google Patents

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So Ishido
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Abstract

【課題】受信した地域関連データから、視聴者が所望する地理的範囲に密着した情報のものを選択して取得することが可能となるデータ放送受信装置を提供する。
【解決手段】地方、都道府県、市区町村、小学校区、自治会、町、番地により詳細に特定される地理的範囲に対応したコード体系をもつ地域コードを導入し、視聴者が所望する地理的範囲を示す地域コードを初期設定地域コード112として記憶部110に記憶する。また地域関連データには当該地域関連データの内容の地理的範囲を示す地域コードを組み込む。制御部108は、受信した地域関連データから地域コードを抽出し、初期設定地域コード112と合致すると、この受信した地域関連データの内容(コンテンツ)を表示部106により表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地上デジタルテレビジョン放送における地域に密着した情報を提供するデータ放送を受信するデータ放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地上波放送がアナログテレビジョン方式からデジタルテレビジョン方式に移行することによって、従来のニュース、ドラマ、スポーツ等の番組放送に加えてデータ放送が放送されるようになる。データ放送には、番組放送の内容に関係する情報を提供する番組内容データ放送(出演している俳優のプロフィール情報、撮影場所の情報等)や、地域に密着した情報を提供する地域関連データ放送(ガス工事、選挙、予防接種等の公共情報や、台風、地震、火災等の災害情報、大売り出しのお店情報等)が考えられている。
【0003】
以下、データ放送受信装置が、地域関連データ放送により送信される地域に密着した情報(地域関連データ)の中から自装置の設置場所(設置位置)に対応する情報(地域関連データ)を選択できるようにするための従来考えられている方法について説明する。
【0004】
「社団法人電波産業会(ARIB)」が策定した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定(ARIB TR−B14)」には、データ放送受信装置の初期設定時に、設置場所(設置位置)に対応した県域コード(「社団法人電波産業会」の策定した「デジタル放送に使用する番組配列情報の標準規格(ARIB STD−B10)」に定められた県域コード(ARIB STD−B10の付録G;第131頁参照。))や、郵便番号の設定を行うよう決められている。
【0005】
このことから、地域関連データ放送により送信される送信データ(地域関連データ)には、その送信データ(地域関連データ)の内容(地域に密着した情報)に対応する県域コードや郵便番号を示すヘッダーが設けられるものと考えられる。
【0006】
そこで、この県域コードや郵便番号を示すヘッダーとあらかじめ視聴者が設定した県域コードまたは郵便番号との合致判断を行い、設置場所(設置位置)に対応する情報(送信データ)を選択できるようにする方法が従来考えられている。
【0007】
以下、従来のデータ放送受信装置について説明する。図24は、従来のデータ放送受信装置の概略ブロック図である。図24において、2401は放送局からのデータ放送(トランスポートストリームによる送信データ)を受信するアンテナ、2402はアンテナ2401で受信するトランスポートストリームの中から視聴者が所望する放送局のトランスポンダから送信されるトランスポートストリームを選択する受信部、2403は受信部2402により選択されたトランスポンダから送信されるトランスポートストリームの中から視聴者が所望する放送局からのトランスポートストリームを選択してMPEG2データに復元するTSデコーダ部、2404はTSデコーダ部2403により復元されたMPEG2データをAVデータに復元するAVデコーダ部、2405はAVデコーダ部2404により復元されたAVデータをビデオ信号とオーディオ信号に再生する再生部、2406は再生部2405により再生されたビデオ信号を基に映像表示を行う表示部、2407は再生部2405により再生されたオーディオ信号を基に音声出力を行うスピーカーである。
【0008】
また、2408は当該データ放送受信装置全体の制御を司る制御部、2409は制御部2408に所定の制御を実行させるためのプログラムを格納する制御データ記憶部、2410は県域コード2412や郵便番号2413を記憶する記憶部、2411は視聴者が県域コードや郵便番号を入力するための指令入力部であり、指令入力部2411により入力された県域コードや郵便番号は、記憶部2410に記憶される。
【0009】
上述したように、「社団法人電波産業会」が策定した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」によれば、視聴者は、データ放送受信装置の初期設定時に、設置場所(設置位置)に対応した県域コードや郵便番号を設定するよう決められている。
【0010】
図25は、地域関連データ放送に使用されると考えられている送信データ(地域関連データ)のフォーマットを説明するための図である。図25において、2501は送信データ本体であり、内容(地域に密着した情報)を表示するときの書式、色、位置等を指定するヘッダー2502が設けられている。また、内容2503内には、その地域に密着した情報2505に対応する県域コードや郵便番号の組み込まれた情報ヘッダー2504が設けられている。
【0011】
上述した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」には、内容(地域に密着した情報)を表示するときの書式、色、位置等を指定するヘッダー2502を設けることのみが決められている。このヘッダー2502には地域に密着した情報に関する情報が含まれないので、内容2503内に、地域に密着した情報2505に対応する県域コードや郵便番号の組み込まれた情報ヘッダー2504が設けられているものと考えられている。
【0012】
以下、当該従来のデータ放送受信装置が、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域に密着した情報(送信データ)の中から自装置の設置場所(設置位置)に対応する情報(送信データ)を選択する際の動作について、図26に示すフローチャート図を用いて説明する。
【0013】
まず、視聴者が行う初期設定について説明すると、視聴者は、初期設定を行うか否かを選択することができる(STEP2601)。初期設定を行う場合(STEP2601のYES)、視聴者は、上述した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」で決められている県域コード(上述した「「デジタル放送に使用する番組配列情報の標準規格」に定められた県域コード」)と郵便番号を指令入力部から入力する。データ放送受信装置(制御部)は、視聴者が入力した県域コードと郵便番号を記憶部へ記憶する(STEP2602)。
【0014】
続いて、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域に密着した情報(送信データ)の中から自装置の設置場所(設置位置)に対応する情報(送信データ)を選択する際の動作について説明する。
【0015】
視聴者が所望する放送局からの地域関連データ放送(トランスポートストリームによる送信データ)を受信しMPEG2データに復元すると(STEP2603)、データ放送受信装置(制御部)は、まずこの送信データ(地域関連データ)の情報ヘッダーから県域コードと郵便番号を抽出する(STEP2604)。そして抽出した県域コードと記憶している県域コードとを比較し(STEP2605)、合致すれば(STEP2605のYES)、この送信データを取得して(STEP2607)、表示部やスピーカーにより表示や音声出力が行われるようにする(STEP2608)。県域コードが合致しなければ(STEP2605のNO)、郵便番号を比較し(STEP2606)、合致すれば(STEP2606のYES)、この送信データを取得して(STEP2607)、表示部やスピーカーにより表示や音声出力が行われるようにする(STEP2608)。郵便番号も合致しなければ(STEP2606のNO)この送信データは破棄する(STEP2609)。
【0016】
このように、都道府県に対応する県域コードや住所に対応する郵便番号などの情報を記憶しておくことで、受信した地域関連データ放送により送信される地域に密着した情報(地域関連データ)の中から、データ放送受信装置の設置場所(設置位置)に対応する情報(地域関連データ)を選択する方法が従来考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0017】
しかしながら、従来のデータ放送受信装置では、県域コードや郵便番号により特定される地理的範囲の情報(地域関連データ)を選択することはできるが、例えば、地方(近畿、中部、東海など)、都道府県、市町村、番地、自治会、学校区など、その他の地理的範囲を特定することができず、視聴者の所望する地理的範囲の情報(地域関連データ)を選択することができなかった。
【0018】
【特許文献1】
特開2000−111504号公報
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、例えば、地方(近畿、中部、東海など)、都道府県、市町村、番地、自治会、学校区など視聴者が所望する地理的範囲を示す地理的範囲情報を設定可能とすることにより、受信した地域関連データ放送により送信される地域に密着した情報(地域関連データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲に密着した情報(地域関連データ)を選択して取得することが可能となるデータ放送受信装置を提供することを目的とする。
【0020】
また、例えば、ガス工事、選挙、予防接種等の公共情報や、台風、地震、火災等の災害情報、大売り出しのお店情報など視聴者が所望するジャンルを示すジャンル情報を設定可能とすることにより、視聴者が所望する地理的範囲に密着した情報(地域関連データ)の中から、視聴者が所望するジャンルのものを選択して取得することが可能となるデータ放送受信装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のデータ放送受信装置は、地上デジタルテレビジョン放送方式によって地域に密着した情報である地域関連データを送信する地域関連データ放送を受信可能なデータ放送受信装置であって、当該データ放送受信装置の設置位置の情報として視聴者の指示により設定される視聴者所望の地理的範囲を示す設定地理的範囲情報を記憶する手段と、受信した地域関連データの地理的範囲を示す抽出地理的範囲情報を抽出する手段と、受信した地域関連データから抽出した前記抽出地理的範囲情報が、前記設定地理的範囲情報と合致すると、この地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段とを備え、視聴者所望の地理的範囲に係る地域関連データを取得することを特徴とする。
【0022】
本発明の請求項2記載のデータ放送受信装置は、請求項1記載のデータ放送受信装置であって、前記設定地理的範囲情報を記憶する手段は、初期設定時に設定される前記設定地理的範囲情報を記憶することを特徴とする。
【0023】
本発明の請求項3記載のデータ放送受信装置は、請求項1記載のデータ放送受信装置であって、前記設定地理的範囲情報を記憶する手段は、初期設定時も含めて随時設定される複数の前記設定地理的範囲情報を記憶し、前記設定地理的範囲情報を記憶する手段により記憶された前記設定地理的範囲情報のうちから視聴者の指示により選択された前記設定地理的範囲情報を示す選択地理的範囲情報を記憶する手段を具備し、前記地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段は、受信した地域関連データから抽出した前記抽出地理的範囲情報が、前記選択地理的範囲情報に基づき読み出した前記選択された前記設定地理的範囲情報と合致すると、この地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得することを特徴とする。
【0024】
本発明の請求項4記載のデータ放送受信装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ放送受信装置であって、前記設定地理的範囲情報と前記抽出地理的範囲情報は、地理的範囲の詳細な限定が可能となる地域コードにより構成されることを特徴とする。
【0025】
本発明の請求項5記載のデータ放送受信装置は、地上デジタルテレビジョン放送方式によって地域に密着した情報である地域関連データを送信する地域関連データ放送を受信可能なデータ放送受信装置であって、当該データ放送受信装置の設置位置の情報として初期設定時において視聴者の指示により設定される所定の地理的範囲を示す設定地理的範囲情報を記憶する手段と、受信した地域関連データの地理的範囲を示す抽出地理的範囲情報を抽出する手段と、視聴者の指示により前記設定地理的範囲情報における視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を有効とする有効範囲情報を記憶する手段と、前記有効範囲情報に基づき、前記設定地理的範囲情報、および前記抽出地理的範囲情報それぞれにおける前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求める手段と、受信した地域関連データから抽出した前記抽出地理的範囲情報から求めた前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報が、前記設定地理的範囲情報から求めたそれと合致すると、この地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段とを備え、視聴者所望の地理的範囲に係る地域関連データを取得することを特徴とする。
【0026】
本発明の請求項6記載のデータ放送受信装置は、請求項5記載のデータ放送受信装置であって、前記有効範囲情報を記憶する手段は、随時設定される複数の前記有効範囲情報を記憶し、前記有効範囲情報を記憶する手段により記憶された前記有効範囲情報のうちから視聴者の指示により選択された前記有効範囲情報を示す選択有効範囲情報を記憶する手段を具備し、前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求める手段は、前記選択有効範囲情報に基づき読み出した前記選択された前記有効範囲情報に基づき、前記設定地理的範囲情報、および前記抽出地理的範囲情報それぞれにおける前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求めることを特徴とする。
【0027】
本発明の請求項7記載のデータ放送受信装置は、請求項5もしくは6のいずれかに記載のデータ放送受信装置であって、前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求める手段は、前記有効範囲情報と、前記設定地理的範囲情報、および前記抽出地理的範囲情報それぞれとの論理積をとることにより、前記設定地理的範囲情報、および前記抽出地理的範囲情報それぞれにおける前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求めることを特徴とする。
【0028】
本発明の請求項8記載のデータ放送受信装置は、請求項5乃至7のいずれかに記載のデータ放送受信装置であって、前記設定地理的範囲情報と前記抽出地理的範囲情報は、地理的範囲の詳細な限定が可能となる地域コードにより構成されることを特徴とする。
【0029】
本発明の請求項9記載のデータ放送受信装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載のデータ放送受信装置であって、視聴者の指示により設定される視聴者所望のジャンルを示す設定ジャンル情報を記憶する手段と、受信した地域関連データの内容を表すジャンルを示す抽出ジャンル情報を抽出する手段と、受信した地域関連データから抽出した前記抽出ジャンル情報が、前記設定ジャンル情報と合致すると、このジャンル情報の合致する地域関連データを取得する手段とを備え、視聴者所望の地理的範囲に係る地域関連データであって、その地域関連データの内容を表すジャンルが視聴者所望のジャンルと一致するものを取得することを特徴とする。
【0030】
本発明の請求項10記載のデータ放送受信装置は、請求項9記載のデータ放送受信装置であって、前記設定ジャンル情報を記憶する手段は、初期設定時に設定される前記設定ジャンル情報を記憶することを特徴とする。
【0031】
本発明の請求項11記載のデータ放送受信装置は、請求項9記載のデータ放送受信装置であって、前記設定ジャンル情報を記憶する手段は、初期設定時も含めて随時設定される複数の前記設定ジャンル情報を記憶し、前記設定ジャンル情報を記憶する手段により記憶された前記設定ジャンル情報のうちから視聴者の指示により選択された前記設定ジャンル情報を示す選択ジャンル情報を記憶する手段を具備し、前記ジャンル情報の合致する地域関連データを取得する手段は、受信した地域関連データから抽出した前記抽出ジャンル情報が、前記選択ジャンル情報に基づき読み出した前記選択された前記設定ジャンル情報と合致すると、このジャンル情報の合致する地域関連データを取得することを特徴とする。
【0032】
本発明の請求項12記載のデータ放送受信装置は、請求項9乃至11のいずれかに記載のデータ放送受信装置であって、前記設定ジャンル情報と前記抽出ジャンル情報は、ジャンルの詳細な限定が可能となるデータ放送用ジャンル情報コードにより構成されることを特徴とする。
【0033】
本発明によれば、例えば、地方(近畿、中部、東海など)、都道府県、市町村、番地、自治会、学校区など視聴者が所望する地理的範囲を示す地理的範囲情報が設定可能となるので、受信した地域関連データ放送により送信される地域関連データ(地域に密着した情報)の中から、視聴者が所望する地理的範囲に係る地域関連データを選択して取得することが可能となる。
【0034】
また、例えば、ガス工事、選挙、予防接種等の公共情報や、台風、地震、火災等の災害情報、大売り出しのお店情報など視聴者が所望するジャンルを示すジャンル情報が設定可能となるので、視聴者が所望する地理的範囲に係る地域関連データの中から、視聴者が所望するジャンルのものを選択して取得することが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施の形態はあくまでも一例であって、必ずしも以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0036】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1によるデータ放送受信装置の概略ブロック図である。当該データ放送受信装置は、地上デジタルテレビジョン放送方式によって地域に密着した情報(地域関連データ)を送信する地域関連データ放送を受信可能な装置である。
【0037】
図1において、101は放送局からのデータ放送(トランスポートストリームによる送信データ)を受信するアンテナ、102はアンテナ101で受信するトランスポートストリームの中から視聴者が所望する放送局のトランスポンダから送信されるトランスポートストリームを選択する受信部、103は受信部102により選択されたトランスポンダから送信されるトランスポートストリームの中から視聴者が所望する放送局からのトランスポートストリームを選択してMPEG2データに復元するTSデコーダ部、104はTSデコーダ部103により復元されたMPEG2データをAVデータに復元するAVデコーダ部、105はAVデコーダ部104により復元されたAVデータをビデオ信号とオーディオ信号に再生する再生部、106は再生部105により再生されたビデオ信号を基に映像表示を行う表示部、107は再生部105により再生されたオーディオ信号を基に音声出力を行うスピーカーである。なお、データ放送によっては映像のみ、音声のみの放送もあるが、無論、本実施の形態ではこれらを排除するものではないことは言うまでもない。
【0038】
また、108は当該データ放送受信装置全体の制御を司る制御部、109は制御部108に所定の制御を実行させるためのプログラムを格納する制御データ記憶部、110は視聴者が設定する初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)112等を記憶する記憶部、111は視聴者が初期設定地域コード112等を入力するための指令入力部である。本実施の形態1によるデータ放送受信装置では、指令入力部111により初期設定時に入力された初期設定地域コード112が、記憶部110に記憶される。但し、本実施の形態1では初期設定時に設定地理的範囲情報の設定を行うものとするが、初期設定時以外でも無論よい。
【0039】
また、本実施の形態1によるデータ放送受信装置の制御部108は、初期設定時に入力された初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)112を記憶部110へ記憶する機能(設定地理的範囲情報を記憶する手段)に加えて、受信した地域関連データ(送信データ)から地理的範囲を示す地域コード(抽出地理的範囲情報)を抽出する機能(抽出地理的範囲情報を抽出する手段)と、この抽出した地域コードが、初期設定時に記憶部110に記憶した初期設定地域コード112と合致すると、この受信した地域関連データを取得する機能(地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段)とを有する。
【0040】
まず、本実施の形態1による地域コード(地理的範囲情報)について説明する。図2は、本実施の形態1による地域コードを説明するための図である。この地域コードのコード体系は、概略コード体系表202に示すように、地方、都道府県、市区町村、小学校区、自治会、町、番地により特定される地理的範囲(地域名)それぞれに地域コードが割り当てられた構造となっており、例えば1番からの通し番号でよい。このようなコード体系をもつ地域コードを導入すれば、地理的範囲を詳細に限定することが可能となる。
【0041】
続いて、本実施の形態1による地域関連データ放送により送信される送信データ(地域関連データ)のフォーマットについて説明する。図3は地域関連データ放送により送信される送信データのフォーマットを説明するための図である。図3において、301は送信データ本体であり、内容(地域に密着した情報)を表示するときの書式、色、位置等を指定するヘッダー302が設けられている。また、内容303内には、その地域に密着した情報305の地理的範囲(地域名)を示す地域コード(抽出地理的範囲情報)の組み込まれた情報ヘッダー304が設けられている。
【0042】
以下、当該データ放送受信装置が、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲(地域名)に係る地域関連データを選択する際の動作について、図4に示すフローチャート図を用いて説明する。
【0043】
まず、視聴者が行う初期設定について説明すると、視聴者は、初期設定を行うか否かを選択することができる(STEP401)。初期設定を行う場合(STEP401のYES)、視聴者は、上述した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」で決められている県域コード(上述した「「デジタル放送に使用する番組配列情報の標準規格」に定められた県域コード」)と、郵便番号を指令入力部から入力する。データ放送受信装置(制御部)は、視聴者が入力した県域コードと郵便番号を記憶部へ記憶する(STEP402)。そして、さらにSTEP403において視聴者が当該データ放送受信装置の設置位置の情報として指令入力部から入力した視聴者所望の地理的範囲を示す初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)を記憶する。
【0044】
続いて、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲(地域名)に係る地域関連データを選択する際の動作について説明する。
【0045】
視聴者が所望する放送局からの地域関連データ放送(トランスポートストリームによる送信データ)を受信しMPEG2データに復元すると(STEP404)、データ放送受信装置(制御部)は、まずこの送信データ(地域関連データ)の情報ヘッダーから地域コード(抽出地理的範囲情報)を抽出する(STEP405)。
【0046】
そして、この抽出した地域コードと初期設定地域コードを比較し(STEP406)、合致すれば(STEP406のYES)、この送信データを取得して(STEP407)、表示部やスピーカーにより表示や音声出力が行われるようにする(STEP408)。合致しなければ(STEP406のNO)、この送信データは破棄する(STEP409)。
【0047】
以上のように、本実施の形態1によれば、地方、都道府県、市区町村、小学校区、自治会、町、番地により詳細に特定される地理的範囲(地域名)に対応したコード体系をもつ地域コード(地理的範囲情報)を導入することにより、地域関連データ放送により送信される地域関連データ(地域に密着した情報)の中から、視聴者が所望する地理的範囲に係る地域関連データを容易に選択することが可能となり、利便性を高めることができる。
【0048】
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2によるデータ放送受信装置の概略ブロック図である。なお、前述した実施の形態1と同じ構成を有する部材には同一の番号を付記して、説明を省略する。
【0049】
本実施の形態2によるデータ放送受信装置は、図5に示すように、初期設定地域コード112に加えて、初期設定時以外の時においても随時、任意に設定される複数の任意設定地域コード501を記憶部110に記憶し、これら(初期設定時のものを含む。)の中から選択された地域コードにより特定される地理的範囲(地域名)に係る地域関連データ(地域に密着した情報)を、地域関連データ放送により送信される地域関連データの中から選択することが可能となる点が実施の形態1によるデータ放送受信装置とは異なる。
【0050】
すなわち、本実施の形態2によるデータ放送受信装置の制御部108は、前述した実施の形態1によるデータ放送受信装置の制御部が有する機能に加えて、随時、任意に設定される複数の地域コード(設定地理的範囲情報)を記憶部110に記憶する機能(設定地理的範囲情報を記憶する手段)と、これら(初期設定時に記憶したものを含む。)の中から選択された地域コードを示す比較コード選択情報502(選択地理的範囲情報)を記憶する機能(選択地理的範囲情報を記憶する手段)と、受信した地域関連データ(送信データ)から抽出した地域コード(抽出地理的範囲情報)が、比較コード選択情報502に基づき記憶部110から読み出した地域コードと合致すると、この受信した地域関連データを取得する機能(地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段)とを有する。
【0051】
このように随時、任意に設定される複数の地域コード(設定地理的範囲情報)を選択できるようにすることで、視聴者は地理的範囲を任意に変更することができるようになる。
【0052】
以下、当該データ放送受信装置が、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲(地域名)に係る地域関連データを選択する際の動作について、図6、7に示すフローチャート図を用いて説明する。
【0053】
まず、視聴者が行う初期設定について説明すると、視聴者は、初期設定を行うか否かを選択することができる(STEP601)。初期設定を行う場合(STEP601のYES)、視聴者は、上述した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」で決められている県域コード(上述した「「デジタル放送に使用する番組配列情報の標準規格」に定められた県域コード」)と、郵便番号を指令入力部から入力する。データ放送受信装置(制御部)は、視聴者が入力した県域コードと郵便番号を記憶部へ記憶する(STEP602)。そして、さらに視聴者が当該データ放送受信装置の設置位置の情報として指令入力部から入力した視聴者所望の地理的範囲を示す初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)を記憶する(STEP603)。
【0054】
その後、視聴者が指令入力部から視聴者所望の地理的範囲を示す任意設定地域コード(設定地理的範囲情報)を随時、任意に入力した場合には(STEP604のYES)、この任意設定地域コードを記憶する(STEP605)。
【0055】
次に、視聴者が、記憶部に記憶されている初期設定地域コードおよび任意設定地域コードの中から任意の一つを選択するための比較コード選択情報(選択地理的範囲情報)を指令入力部から入力すると(STEP606のYES)、この選択された地域コードを示す比較コード選択情報を記憶する(STEP607)。
【0056】
続いて、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲(地域名)に係る地域関連データを選択する際の動作について説明する。
【0057】
視聴者が所望する放送局からの地域関連データ放送(トランスポートストリームによる送信データ)を受信しMPEG2データに復元すると(STEP608)、データ放送受信装置(制御部)は、まずこの送信データ(地域関連データ)の情報ヘッダーから地域コード(抽出地理的範囲情報)抽出する(STEP609)。
【0058】
そして、比較コード選択情報を記憶している場合には、この比較コード選択情報を基に、記憶しているものの中から該当する地域コードを選択して読み出し(STEP610)、抽出した地域コードと比較する(STEP611)。なお、比較コード選択情報を記憶していない場合には、例えば初期設定地域コードのみを用いるなどしてもよい。
【0059】
その結果、合致すれば(STEP611のYES)、この送信データを取得して(STEP612)、表示部やスピーカーにより表示や音声出力が行われるようにする(STEP613)。合致しなければ(STEP611のNO)、破棄する(STEP614)。
【0060】
以上のように、本実施の形態2によれば、視聴者は、初期設定時以外においても隋時、任意の数の地域コード(設定地理的範囲情報)を設定することができ、これらの中から任意に選択することができるので、利便性をより高めることができる。
【0061】
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3によるデータ放送受信装置の概略ブロック図である。なお、前述した実施の形態1と同じ構成を有する部材には同一の番号を付記して、説明を省略する。
【0062】
本実施の形態3によるデータ放送受信装置は、図8に示すように、初期設定時に、視聴者所望の地理的範囲を示す初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)112に加えて、視聴者所望のジャンルを示す初期設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)801を記憶部110に記憶し、この初期設定地域コード112により特定される地理的範囲(地域名)に係る地域関連データ(地域に密着した情報)であって、かつ初期設定ジャンルコード801により特定されるジャンルの地域関連データを、地域関連データ放送により送信される地域関連データの中から選択することが可能となる点が実施の形態1によるデータ放送受信装置とは異なる。
【0063】
すなわち、本実施の形態3によるデータ放送受信装置の制御部108は、前述した実施の形態1によるデータ放送受信装置の制御部が有する機能に加えて、初期設定時に入力された視聴者所望のジャンルを示す初期設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)801を記憶部110に記憶する機能(設定ジャンル情報を記憶する手段)と、受信した地域関連データからその内容を表すジャンルを示すジャンルコード(抽出ジャンル情報)を抽出する機能(抽出ジャンル情報を抽出する手段)と、この抽出したジャンルコードが、初期設定時に記憶部110に記憶した初期設定ジャンルコード801と合致すると、この受信した地域関連データを取得する機能(ジャンル情報の合致する地域関連データを取得する手段)とを有し、視聴者所望の地理的範囲に係る地域関連データであって、かつその地域関連データの内容を表すジャンルが視聴者所望のジャンルと一致するものを取得するようにする。なお、本実施の形態3では初期設定時に設定地理的範囲情報と設定ジャンル情報の設定を行うものとするが、初期設定時以外でも無論よい。
【0064】
まず、本実施の形態3によるジャンルコード(ジャンル情報)について、図9を用いて説明する。このジャンルコードは、「社団法人電波産業会」が策定した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」定められた番組放送に使用される番組放送用のジャンルコード(ARIB TR−B14(第二分冊)の第4編第259頁)とは異なるデータ放送用ジャンルコード(データ放送用ジャンル情報コード)である。
【0065】
このジャンルコードのコード体系は、概略コード体系表902に示すように、地震、火災、電気工事、ガス工事などジャンルごとにジャンルコードが割り当てられた構造となっており、例えば1番からの通し番号でよい。なお、0番はジャンルを問わないということを意味している。このようなコード体系をもつジャンルコードを導入すれば、ジャンルを詳細に限定することが可能となる。
【0066】
続いて、本実施の形態3による地域関連データ放送により送信される送信データ(地域関連データ)のフォーマットについて説明する。図10は地域関連データ放送により送信される送信データのフォーマットを説明するための図である。図10において、1001は送信データ本体であり、内容(地域に密着した情報)を表示するときの書式、色、位置等を指定するヘッダー1002が設けられている。また、内容1003内には、その地域に密着した情報1005を表すジャンルを示すジャンルコード(抽出ジャンル情報)および地理的範囲(地域名)を示す地域コード(抽出地理的範囲情報)の組み込まれた情報ヘッダー1004が設けられている。
【0067】
以下、当該データ放送受信装置が、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲(地域名)に係る地域関連データであって、かつ視聴者が所望するジャンルの地域関連データを選択する際の動作について、図11、12に示すフローチャート図を用いて説明する。
【0068】
まず、視聴者が行う初期設定について説明すると、視聴者は、初期設定を行うか否かを選択することができる(STEP1101)。初期設定を行う場合(STEP1101のYES)、視聴者は、上述した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」で決められている県域コード(上述した「「デジタル放送に使用する番組配列情報の標準規格」に定められた県域コード」)と、郵便番号を指令入力部から入力する。データ放送受信装置(制御部)は、視聴者が入力した県域コードと郵便番号を記憶部へ記憶する(STEP1102)。そして、さらに視聴者が当該データ放送受信装置の設置位置の情報として指令入力部から入力した視聴者所望の地理的範囲を示す初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)と、視聴者所望のジャンルを示す初期設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)を記憶する(STEP1103、STEP1104)。なお、初期設定ジャンルコードと初期設定地域コードの設定順は逆であってもよい。
【0069】
続いて、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲(地域名)に係る地域関連データであって、かつ視聴者が所望するジャンルの地域関連データを選択する際の動作について説明する。
【0070】
視聴者が所望する放送局からの地域関連データ放送(トランスポートストリームによる送信データ)を受信しMPEG2データに復元すると(STEP1105)、データ放送受信装置(制御部)は、まずこの送信データ(地域関連データ)の情報ヘッダーからジャンルコード(抽出ジャンル情報)と地域コード(抽出地理的範囲情報)を抽出する(STEP1106、STEP1107)。なお、無論、情報ヘッダー内での抽出ジャンル情報と抽出地理的範囲情報の順序が逆であれば、抽出順も逆となる。
【0071】
次に、データ放送受信装置(制御部)は、視聴者設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)と‘0’とを比較し(STEP1108)、合致しなければ(STEP1108のNO)、抽出したジャンルコード(抽出ジャンル情報)と初期設定ジャンルコードとの比較処理に進み(STEP1109)、合致すれば(STEP1108のYES)、抽出した地域コード(抽出地理的範囲情報)と初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)との比較処理に進む(STEP1110)。
【0072】
STEP1109による比較の結果、合致しなければ(STEP1109のNO)、この送信データを破棄する(STEP1113)。合致すれば(STEP1109のYES)、抽出した地域コードと初期設定地域コードとを比較し(STEP1110)、合致すれば(STEP1110のYES)、この送信データを取得して(STEP1111)、表示部やスピーカーにより表示や音声出力が行われるようにする(STEP1112)。合致しなければ(STEP1110のNO)、破棄する(STEP1113)。
【0073】
なお、比較処理の順序は上述した順序に限るものでないことは言うまでもない。
以上のように本実施の形態3によれば、例えば、ガス工事、選挙、予防接種等の公共情報や、台風、地震、火災等の災害情報、大売り出しのお店情報などのジャンルごとに対応したコード体系をもつデータ放送用のジャンルコード(ジャンル情報)を導入することにより、地域関連データ放送により送信される地域関連データ(地域に密着した情報)の中から、視聴者が設定した視聴者所望の地理的範囲(地域名)に係る地域関連データであって、かつ視聴者が設定した視聴者所望のジャンルの地域関連データを容易に選択することが可能となるので、視聴者が得たい情報をより詳細に限定することが可能となり、利便性をより高めることができる。
【0074】
(実施の形態4)
図13は本発明の実施の形態4によるデータ放送受信装置の概略ブロック図である。なお、前述した実施の形態1〜3と同じ構成を有する部材には同一の番号を付記して、説明を省略する。
【0075】
本実施の形態4によるデータ放送受信装置は、図13に示すように、初期設定地域コード112と初期設定ジャンルコード801に加えて、初期設定時以外の時においても随時、任意に設定される複数の任意設定地域コード501と任意設定ジャンルコード1301を記憶部110に記憶し、これら地域コード(初期設定時のものを含む。)の中から選択された地域コードにより特定される地理的範囲(地域名)に係る地域関連データ(地域に密着した情報)であって、かつこれらジャンルコード(初期設定時のものを含む。)の中から選択されたジャンルコードにより特定されるジャンルの地域関連データを、地域関連データ放送により送信される地域関連データの中から選択することが可能となる点が実施の形態3によるデータ放送受信装置とは異なる。
【0076】
すなわち、本実施の形態4によるデータ放送受信装置の制御部108は、前述した実施の形態3によるデータ放送受信装置の制御部が有する機能に加えて、随時、任意に設定される複数の地域コード(設定地理的範囲情報)とジャンルコード(設定ジャンル情報)を記憶部110に記憶する機能(設定地理的範囲情報を記憶する手段、設定ジャンル情報を記憶する手段)と、これら(初期設定時に記憶したものを含む。)の中から選択された地域コードおよびジャンルコードを示す比較コード選択情報1302(選択地理的範囲情報、選択ジャンル情報)を記憶する機能(選択地理的範囲情報を記憶する手段,選択ジャンル情報を記憶する手段)と、受信した地域関連データ(送信データ)から抽出した地域コード(抽出地理的範囲情報)およびジャンルコード(抽出ジャンル情報)が、比較コード選択情報1302に基づき記憶部110から読み出した地域コードおよびジャンルコードと合致すると、この受信した地域関連データを取得する機能(地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段、ジャンル情報の合致する地域関連データを取得する手段)とを有する。
【0077】
このように随時、任意に設定される複数の地域コード(設定地理的範囲情報)とジャンルコード(設定ジャンル情報)を選択できるようにすることで、視聴者は地理的範囲およびジャンルを任意に変更することができるようになる。
【0078】
以下、当該データ放送受信装置が、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲(地域名)に係る地域関連データであって、かつ視聴者が所望するジャンルの地域関連データを選択する際の動作について、図14〜図16に示すフローチャート図を用いて説明する。
【0079】
まず、視聴者が行う初期設定について説明すると、視聴者は、初期設定を行うか否かを選択することができる(STEP1401)。初期設定を行う場合(STEP1401のYES)、視聴者は、上述した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」で決められている県域コード(上述した「「デジタル放送に使用する番組配列情報の標準規格」に定められた県域コード」)と、郵便番号を指令入力部から入力する。データ放送受信装置(制御部)は、視聴者が入力した県域コードと郵便番号を記憶部へ記憶する(STEP1402)。そして、さらに視聴者が当該データ放送受信装置の設置位置の情報として指令入力部から入力した視聴者所望の地理的範囲を示す初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)と、視聴者所望のジャンルを示す初期設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)を記憶する(STEP1403、STEP1404)。なお、初期設定ジャンルコードと初期設定地域コードの設定順は逆であってもよい。
【0080】
その後、視聴者が指令入力部から視聴者所望のジャンルを示す任意設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)を随時、任意に入力した場合には(STEP1405のYES)、この任意設定ジャンルコードを記憶する(STEP1406)。また、視聴者が指令入力部から視聴者所望の地理的範囲を示す任意設定地域コード(設定地理的範囲情報)を随時、任意に入力した場合には(STEP1407のYES)、この任意設定地域コードを記憶する(STEP1408)。なお、任意設定ジャンルコードと任意設定地域コードの設定はいつでもよく、設定順が逆であってもよい。
【0081】
次に、視聴者が、記憶部に記憶されている地域コード(初期設定地域コードと任意設定地域コード)およびジャンルコード(初期設定ジャンルコードと任意設定ジャンルコード)の中からそれぞれ任意の一つを選択するための比較コード選択情報(選択地理的範囲情報と選択ジャンル情報)を指令入力部から入力すると(STEP1409のYES)、この選択された地域コードとジャンルコードを示す比較コード選択情報を記憶する(STEP1410)。
【0082】
続いて、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲(地域名)に係る地域関連データであって、かつ視聴者が所望するジャンルの地域関連データを選択する際の動作について説明する。
【0083】
視聴者が所望する放送局からの地域関連データ放送(トランスポートストリームによる送信データ)を受信しMPEG2データに復元すると(STEP1411)、データ放送受信装置(制御部)は、まずこの送信データ(地域関連データ)の情報ヘッダーからジャンルコード(抽出ジャンル情報)と地域コード(抽出地理的範囲情報)を抽出する(STEP1412、STEP1413)。なお、無論、情報ヘッダー内でのジャンル情報と地理的範囲情報の順序が逆であれば、抽出順も逆となる。
【0084】
そして、比較コード選択情報を記憶している場合には、この比較コード選択情報を基に、記憶しているものの中から該当するジャンルコードと地域コードを選択して読み出す(STEP1414)。なお、比較コード選択情報を記憶していない場合には、例えば初期設定地域コードと初期設定ジャンルコードを用いて比較を行うようにするなどすればよい。
【0085】
次に、データ放送受信装置(制御部)は、選択されたジャンルコード(設定ジャンル情報)と‘0’とを比較し(STEP1415)、合致しなければ(STEP1415のNO)、抽出したジャンルコード(抽出ジャンル情報)と選択されたジャンルコードとの比較処理に進み(STEP1416)、合致すれば(STEP1415のYES)、抽出した地域コード(抽出地理的範囲情報)と選択された地域コード(設定地理的範囲情報)との比較処理に進む(STEP1417)。
【0086】
STEP1416による比較の結果、合致しなければ(STEP1416のNO)、この送信データを破棄する(STEP1420)。合致すれば(STEP1416のYES)、抽出した地域コードと選択された地域コードとを比較し(STEP1417)、合致すれば(STEP1417のYES)、この送信データを取得して(STEP1418)、表示部やスピーカーにより表示や音声出力が行われるようにする(STEP1419)。合致しなければ(STEP1417のNO)、破棄する(STEP1420)。
【0087】
なお、比較処理の順序は上述した順序に限るものでないことは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態4によれば、視聴者は、初期設定時以外においても随時、任意の数の地域コード(設定地理的範囲情報)とジャンルコード(設定ジャンル情報)を設定することができ、これらの中からそれぞれ一つずつ任意に選択することができるので、利便性をより高めることができる。
【0088】
(実施の形態5)
図17は本発明の実施の形態5によるデータ放送受信装置の概略ブロック図である。なお、前述した実施の形態1〜4と同じ構成を有する部材には同一の番号を付記して、説明を省略する。
【0089】
本実施の形態5によるデータ放送受信装置は、初期設定時に設定された所定の地理的範囲を示す初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)と、受信した地域関連データ(送信データ)から抽出した地域コード(抽出地理的範囲情報)それぞれの、視聴者が所望する地理的範囲に係る地域コード(地理的範囲情報)を有効にし、これら有効な地域コードが合致すれば、この受信した地域関連データを取得するようにした点が実施の形態1〜4によるデータ放送受信装置と異なる。
【0090】
具体的には、図17に示すように、随時、任意に設定される複数の、視聴者所望の地理的範囲に係る地域コードを有効にする有効範囲データ(有効範囲情報)1701を、記憶部110に記憶し、これらの中から選択された有効範囲データによって有効とされる地域コード(有効範囲データによって有効とされる地域コードを、以下、選別コードと称す。)を、初期設定地域コード112、および受信した地域関連データから抽出した地域コードそれぞれから求め、合致すれば、この受信した地域関連データを取得するようにする。
【0091】
このようにして、有効範囲データにより有効とされた初期設定地域コードにおける選別コード(以下、初期設定地域コードにおける選別コードを視聴者選別コードと称す。)に対応する地理的範囲に係る地域関連データ(地域に密着した情報)を、地域関連データ放送によって送信される地域関連データの中から選択するようにしている。
【0092】
また、本実施の形態5によるデータ放送受信装置においては、図17に示すように、随時、任意に設定される複数の任意設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)1301を記憶部110に記憶し、前述した実施の形態4と同様に、これらの中から選択された任意設定ジャンルコードにより特定されるジャンルの地域関連データを、地域関連データ放送によって送信される地域関連データの中から選択するようにもしている。つまり、視聴者選別コードに対応する地理的範囲に係る地域関連データ(地域に密着した情報)であって、かつ選択された任意設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)により特定されるジャンルの地域関連データを、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データの中から選択するようにしている。
【0093】
このように随時、任意に設定される複数の有効範囲データ(有効範囲情報)とジャンルコード(設定ジャンル情報)を選択できるようにすることで、視聴者は地理的範囲およびジャンルを任意に変更することができるようになる。なお、本実施の形態5では初期設定時に設定地理的範囲情報の設定を行うものとするが、初期設定時以外でも無論よい。また、設定ジャンル情報については、無論、初期設定時に設定を行えるようにしてもよい。
【0094】
また、本実施の形態5によるデータ放送受信装置の制御部108は、当該データ放送受信装置の設置位置の情報として初期設定時に入力された所定の地理的範囲を示す初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)112を記憶部110に記憶する機能(設定地理的範囲情報を記憶する手段)と、随時、任意に設定される複数の有効範囲データ(有効範囲情報)1701および任意設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)1301を記憶部110に記憶する機能(有効範囲情報を記憶する手段、設定ジャンル情報を記憶する手段)と、受信した地域関連データ(送信データ)から地理的範囲を示す地域コード(抽出地理的範囲情報)とその地域に密着した情報の内容を表すジャンルを示すジャンルコード(抽出ジャンル情報)を抽出する機能(抽出地理的範囲情報を抽出する手段、抽出ジャンル情報を抽出する手段)と、記憶部110に記憶されている有効範囲データと任意設定ジャンルコードの中からそれぞれ選択された有効範囲データと任意設定ジャンルコードを示す比較コード選択情報(選択有効範囲情報、選択ジャンル情報)1702を記憶部110に記憶する機能(選択有効範囲情報を記憶する手段、選択ジャンル情報を記憶する手段)と、比較コード選択情報(選択有効範囲情報)1702に基づき記憶部110から読み出した有効範囲データに基づき、初期設定地域コード112、および受信した地域関連データから抽出した地域コードそれぞれから選別コード(以下、受信した地域関連データから抽出した地域コードにおける選別コードをデータ選別コードと称す。)を求める機能(視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求める手段)と、初期設定地域コード112、および受信した地域関連データから抽出した地域コードそれぞれから求めた視聴者選別コードとデータ選別コードが合致し、かつ、受信した地域関連データから抽出したジャンルコードが、比較コード選択情報1702(選択ジャンル情報)に基づき記憶部110から読み出したジャンルコードと合致すると、この受信した地域関連データを取得する機能(地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段、ジャンル情報の合致する地域関連データを取得する手段)とを有する。
【0095】
以下、まず、本実施の形態5による地域コード(地理的範囲情報)について説明する。図18は本実施の形態5による地域コードを説明するための図である。この地域コード1801のコード体系は、概略コード体系表1810に示すように、地方範囲、都道府県範囲、市区町村範囲、小学校区範囲、自治会範囲、町範囲、番地範囲からなるツリー構造となっており、各範囲に含まれる各地域名にはこのツリー構造を考慮した番号が割り当てられている。
【0096】
続いて、本実施の形態5による有効範囲データ(有効範囲情報)について説明する。図19は本実施の形態5による有効範囲データを説明するための図である。有効範囲データ1901は、図18に示す地域コード1801と同じ構成であり、地域コード1801を構成する各範囲のうちのいずれの範囲を有効にするかについて決定するデータである。具体的には、例えば概略コード体系表1910に示すようなデータとなる。すなわち、1911は地方範囲が有効であることを示す有効範囲データ、1912は地方から都道府県範囲が有効であることを示す有効範囲データ、1913は地方から市区町村範囲が有効であることを示す有効範囲データ、1914は地方から区範囲が有効であることを示す有効範囲データ、1915は地方から小学校区範囲が有効であることを示す有効範囲データ、1916は地方から自治会範囲が有効であることを示す有効範囲データ、1917は地方から町範囲が有効であることを示す有効範囲データ、1918は地方から番地範囲が有効であることを示す有効範囲データである。なお、‘1’が有効を、‘0’が無効を示す。但し、この概略コード体系表1910は、図18に示す概略コード体系表1810に対応している。
【0097】
続いて、後述する本実施の形態5による選別コード(データ選別コード、視聴者選別コード)について説明する。図20は本実施の形態5による選別コードを説明するための図である。選別コード2001は、図18に示す地域コード1801と同じ構成であり、図18に示す地域コード1801と図19に示す有効範囲データ1901との論理積により算出されるデータからなる。
【0098】
以下、当該データ放送受信装置が、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲に係る地域関連データであって、かつ視聴者が所望するジャンルの地域関連データを選択する際の動作について、図21〜図23に示すフローチャート図を用いて説明する。
【0099】
まず、視聴者が行う初期設定について説明すると、視聴者は、初期設定を行うか否かを選択することができる(STEP2101)。初期設定を行う場合(STEP2101のYES)、視聴者は、上述した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」で決められている県域コード(上述した「「デジタル放送に使用する番組配列情報の標準規格」に定められた県域コード」)と、郵便番号を指令入力部から入力する。データ放送受信装置(制御部)は、視聴者が入力した県域コードと郵便番号を記憶部へ記憶する(STEP2102)。そして、さらに視聴者が指令入力部から入力した所定の地理的範囲を示す初期設定地域コード(設定地理的範囲情報)を記憶する(STEP2103)。
【0100】
その後、視聴者が指令入力部から視聴者所望のジャンルを示す任意設定ジャンルコード(設定ジャンル情報)を随時、任意に入力した場合には(STEP2104のYES)、この任意設定ジャンルコードを記憶する(STEP2105)。また、視聴者が指令入力部から視聴者所望の地理的範囲に係る地域データを有効とする有効範囲データ(有効範囲情報)を随時、任意に入力すると(STEP2106のYES)、この有効範囲データを記憶する(STEP2107)。
【0101】
次に、視聴者が、記憶部に記憶されている有効範囲データと任意設定ジャンルコードの中からそれぞれ任意の一つを選択するための比較コード選択情報(選択有効範囲情報と選択ジャンル情報)を指令入力部から入力すると(STEP2108のYES)、この選択された有効範囲データと任意設定ジャンルコードを示す比較コード選択情報を記憶する(STEP2109)。
【0102】
続いて、ある放送局による地域関連データ放送によって送信される地域関連データ(送信データ)の中から、視聴者が所望する地理的範囲に係る地域関連データであって、かつ視聴者が所望するジャンルの地域関連データを選択する際の動作について説明する。
【0103】
視聴者が所望する放送局からの地域関連データ放送(トランスポートストリームによる送信データ)を受信しMPEG2データに復元すると(STEP2110)、データ放送受信装置(制御部)は、まずこの送信データ(地域関連データ)の情報ヘッダーからジャンルコード(抽出ジャンル情報)と地域コード(抽出地理的範囲情報)を抽出する(STEP2111、STEP2112)。なお、無論、情報ヘッダー内でのジャンル情報と地理的範囲情報の順序が逆であれば、抽出順も逆となる。
【0104】
そして、比較コード選択情報を記憶している場合には、この比較コード選択情報を基に、記憶しているものの中から該当する有効範囲データと任意設定ジャンルコードを選択して読み出す(STEP2113)。なお、比較コード選択情報を記憶していない場合には、例えば初期設定地域コードのみを用いるなどしてもよい。
【0105】
次に、データ放送受信装置(制御部)は、選択された任意設定ジャンルコードと‘0’とを比較する(STEP2114)。なお、STEP2108において任意設定ジャンルコードが選択されていない場合には、‘0’が選択されているものとして処理を続行する。STEP2114の結果、合致しなければ(STEP2114のNO)、抽出したジャンルコードと選択された任意設定ジャンルコードとの比較処理に進み(STEP2115)、合致すれば(STEP2114のYES)、抽出した地域コードと選択された有効範囲データからデータ選別コードを算出する処理へ進む(STEP2116)。
【0106】
STEP1715による比較の結果、合致しなければ(STEP2115のNO)、この送信データを破棄する(STEP2121)。合致すれば(STEP2115のYES)、抽出した地域コードと選択された有効範囲データからデータ選別コードを算出する処理へ進む(STEP2116)。
【0107】
STEP2116において、抽出した地域コードと選択された有効範囲データの論理積をとり、データ選別コードを算出し、初期設定地域コードと選択された有効範囲データの論理積をとり、視聴者選別コードを算出する(STEP2117)。なお、データ選別コードと視聴者選別コードを算出する処理は、いずれを先行させても無論よい。
【0108】
データ選別コードと視聴者選別コード算出すると、これらを比較し(STEP2118)、その結果、合致しなければ(STEP2118のNO)、この送信データを破棄する(STEP2121)。合致すれば(STEP2118のYES)、この送信データを取得して(STEP2119)、表示部やスピーカーにより表示や音声出力が行われるようにする(STEP2120)。
【0109】
なお、データ選別コードと視聴者選別コードを比較する処理を、抽出したジャンルコードと選択された任意設定ジャンルコードを比較する処理に先行して行うようにしても無論よい。
【0110】
以上のように、本実施の形態5によれば、地方範囲、都道府県範囲、市区町村範囲、小学校区範囲、自治会範囲、町範囲、番地範囲からなる地域コード(地理的範囲情報)と、この地域コードの各範囲のいずれを有効にするかについて示す有効範囲データ(有効範囲情報)を導入し、地域コードと有効範囲データの論理積をとることで地域コードの有効ビットを可変させることにより、1つの地域コードで7種類の地理的範囲を特定することが可能となり、データ放送受信装置をより使い勝手のよいものとすることが可能となる。
【0111】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、例えば、地方(近畿、中部、東海など)、都道府県、市町村、番地、自治会、学校区など視聴者が所望する地理的範囲を示す地理的範囲情報が設定可能となるので、受信した地域関連データ放送により送信される地域関連データ(地域に密着した情報)の中から、視聴者が所望する地理的範囲に係る地域関連データを選択して取得することが可能となる。
【0112】
また、例えば、ガス工事、選挙、予防接種等の公共情報や、台風、地震、火災等の災害情報、大売り出しのお店情報など視聴者が所望するジャンルを示すジャンル情報が設定可能となるので、視聴者が所望する地理的範囲に係る地域関連データであって、視聴者が所望するジャンルのものを選択して取得することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるデータ放送受信装置の概略ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1〜4による地域コードを説明するための図
【図3】本発明の実施の形態1、2による送信データ(地域関連データ)のフォーマットを説明するための図
【図4】本発明の実施の形態1によるデータ放送受信装置の動作を説明するためのフローチャート図
【図5】本発明の実施の形態2によるデータ放送受信装置の概略ブロック図
【図6】本発明の実施の形態2によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第1フローチャート図
【図7】本発明の実施の形態2によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第2フローチャート図
【図8】本発明の実施の形態3によるデータ放送受信装置の概略ブロック図
【図9】本発明の実施の形態3〜5によるジャンルコードを説明するための図
【図10】本発明の実施の形態3〜5による送信データ(地域関連データ)のフォーマットを説明するための図
【図11】本発明の実施の形態3によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第1フローチャート図
【図12】本発明の実施の形態3によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第2フローチャート図
【図13】本発明の実施の形態4によるデータ放送受信装置の概略ブロック図
【図14】本発明の実施の形態4によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第1フローチャート図
【図15】本発明の実施の形態4によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第2フローチャート図
【図16】本発明の実施の形態4によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第3フローチャート図
【図17】本発明の実施の形態5によるデータ放送受信装置の概略ブロック図
【図18】本発明の実施の形態5による地域コードを説明するための図
【図19】本発明の実施の形態5による有効範囲データを説明するための図
【図20】本発明の実施の形態5による選別データを説明するための図
【図21】本発明の実施の形態5によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第1フローチャート図
【図22】本発明の実施の形態5によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第2フローチャート図
【図23】本発明の実施の形態5によるデータ放送受信装置の動作を説明するための第3フローチャート図
【図24】従来のデータ放送受信装置の概略ブロック図
【図25】従来の送信データ(地域関連データ)のフォーマットを説明するための図
【図26】従来のデータ放送受信装置の動作を説明するためのフローチャート図
【符号の説明】
101、2401 アンテナ
102、2402 受信部
103、2403 TSデコーダ部
104、2404 AVデコーダ部
105、2405 再生部
106、2406 表示部
107、2407 スピーカー
108、2408 制御部
109、2409 制御データ記憶部
110、2410 記憶部
111、2411 指令入力部
112 初期設定地域コード
201 地域コード(地理的範囲情報)
202 地域コードの概略コード体系表
301 送信データ(地域関連データ)
302 ヘッダー
303 送信データの内容(地域に密着した情報)
304 情報ヘッダー(地域コード)
305 地域に密着した情報
501 任意設定地域コード
502 比較コード選択情報
801 初期設定ジャンルコード
901 ジャンルコード(ジャンル情報)
902 ジャンルコードの概略コード体系表
1001 送信データ(地域関連データ)
1002 ヘッダー
1003 送信データの内容(地域に密着した情報)
1004 情報ヘッダー(ジャンルコードと地域コード)
1005 地域に密着した情報
1301 任意設定ジャンルコード
1302 比較コード選択情報
1701 有効範囲データ
1702 比較コード選択情報
1801 地域コード(地理的範囲情報)
1810 地域コードの概略コード体系表
1901 有効範囲データ
1910 有効範囲データの概略コード体系表
2001 選別コード
2412 県域コード
2413 郵便番号
2501 送信データ(地域関連データ)
2502 ヘッダー
2503 送信データの内容(地域に密着した情報)
2504 情報ヘッダー(県域コードと郵便番号)
2505 地域に密着した情報

Claims (12)

  1. 地上デジタルテレビジョン放送方式によって地域に密着した情報である地域関連データを送信する地域関連データ放送を受信可能なデータ放送受信装置であって、
    当該データ放送受信装置の設置位置の情報として視聴者の指示により設定される視聴者所望の地理的範囲を示す設定地理的範囲情報を記憶する手段と、
    受信した地域関連データの地理的範囲を示す抽出地理的範囲情報を抽出する手段と、
    受信した地域関連データから抽出した前記抽出地理的範囲情報が、前記設定地理的範囲情報と合致すると、この地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段と
    を備え、視聴者所望の地理的範囲に係る地域関連データを取得することを特徴とするデータ放送受信装置。
  2. 前記設定地理的範囲情報を記憶する手段は、初期設定時に設定される前記設定地理的範囲情報を記憶することを特徴とする請求項1記載のデータ放送受信装置。
  3. 請求項1記載のデータ放送受信装置であって、
    前記設定地理的範囲情報を記憶する手段は、初期設定時も含めて随時設定される複数の前記設定地理的範囲情報を記憶し、
    前記設定地理的範囲情報を記憶する手段により記憶された前記設定地理的範囲情報のうちから視聴者の指示により選択された前記設定地理的範囲情報を示す選択地理的範囲情報を記憶する手段を具備し、
    前記地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段は、受信した地域関連データから抽出した前記抽出地理的範囲情報が、前記選択地理的範囲情報に基づき読み出した前記選択された前記設定地理的範囲情報と合致すると、この地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する
    ことを特徴とするデータ放送受信装置。
  4. 前記設定地理的範囲情報と前記抽出地理的範囲情報は、地理的範囲の詳細な限定が可能となる地域コードにより構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ放送受信装置。
  5. 地上デジタルテレビジョン放送方式によって地域に密着した情報である地域関連データを送信する地域関連データ放送を受信可能なデータ放送受信装置であって、
    当該データ放送受信装置の設置位置の情報として初期設定時において視聴者の指示により設定される所定の地理的範囲を示す設定地理的範囲情報を記憶する手段と、
    受信した地域関連データの地理的範囲を示す抽出地理的範囲情報を抽出する手段と、
    視聴者の指示により前記設定地理的範囲情報における視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を有効とする有効範囲情報を記憶する手段と、
    前記有効範囲情報に基づき、前記設定地理的範囲情報、および前記抽出地理的範囲情報それぞれにおける前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求める手段と、
    受信した地域関連データから抽出した前記抽出地理的範囲情報から求めた前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報が、前記設定地理的範囲情報から求めたそれと合致すると、この地理的範囲情報の合致する地域関連データを取得する手段と
    を備え、視聴者所望の地理的範囲に係る地域関連データを取得することを特徴とするデータ放送受信装置。
  6. 請求項5記載のデータ放送受信装置であって、
    前記有効範囲情報を記憶する手段は、随時設定される複数の前記有効範囲情報を記憶し、
    前記有効範囲情報を記憶する手段により記憶された前記有効範囲情報のうちから視聴者の指示により選択された前記有効範囲情報を示す選択有効範囲情報を記憶する手段を具備し、
    前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求める手段は、前記選択有効範囲情報に基づき読み出した前記選択された前記有効範囲情報に基づき、前記設定地理的範囲情報、および前記抽出地理的範囲情報それぞれにおける前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求める
    ことを特徴とするデータ放送受信装置。
  7. 前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求める手段は、前記有効範囲情報と、前記設定地理的範囲情報、および前記抽出地理的範囲情報それぞれとの論理積をとることにより、前記設定地理的範囲情報、および前記抽出地理的範囲情報それぞれにおける前記視聴者所望の地理的範囲に係る地理的範囲情報を求めることを特徴とする請求項5もしくは6のいずれかに記載のデータ放送受信装置。
  8. 前記設定地理的範囲情報と前記抽出地理的範囲情報は、地理的範囲の詳細な限定が可能となる地域コードにより構成されることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のデータ放送受信装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のデータ放送受信装置であって、
    視聴者の指示により設定される視聴者所望のジャンルを示す設定ジャンル情報を記憶する手段と、
    受信した地域関連データの内容を表すジャンルを示す抽出ジャンル情報を抽出する手段と、
    受信した地域関連データから抽出した前記抽出ジャンル情報が、前記設定ジャンル情報と合致すると、このジャンル情報の合致する地域関連データを取得する手段と
    を備え、視聴者所望の地理的範囲に係る地域関連データであって、その地域関連データの内容を表すジャンルが視聴者所望のジャンルと一致するものを取得することを特徴とするデータ放送受信装置。
  10. 前記設定ジャンル情報を記憶する手段は、初期設定時に設定される前記設定ジャンル情報を記憶することを特徴とする請求項9記載のデータ放送受信装置。
  11. 請求項9記載のデータ放送受信装置であって、
    前記設定ジャンル情報を記憶する手段は、初期設定時も含めて随時設定される複数の前記設定ジャンル情報を記憶し、
    前記設定ジャンル情報を記憶する手段により記憶された前記設定ジャンル情報のうちから視聴者の指示により選択された前記設定ジャンル情報を示す選択ジャンル情報を記憶する手段を具備し、
    前記ジャンル情報の合致する地域関連データを取得する手段は、受信した地域関連データから抽出した前記抽出ジャンル情報が、前記選択ジャンル情報に基づき読み出した前記選択された前記設定ジャンル情報と合致すると、このジャンル情報の合致する地域関連データを取得する
    ことを特徴とするデータ放送受信装置。
  12. 前記設定ジャンル情報と前記抽出ジャンル情報は、ジャンルの詳細な限定が可能となるデータ放送用ジャンル情報コードにより構成されることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載のデータ放送受信装置。
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