JP4830745B2 - 異品かしめ防止機能を有するかしめ治具 - Google Patents

異品かしめ防止機能を有するかしめ治具 Download PDF

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本発明は、部品チェックとかしめとを、作業者の一つの作業動作で可能とし、併せて、治具の低コスト化を図った、異品かしめ防止機能を有するかしめ治具に関するものである。
従来、かしめ工程では、塑性加工によって、取り付けるべき部品を取り付けるようにしたもので、対象とする部品に対応して特に設計した治具を用いている。例えば、次のようなものがある。
特開2004−14252号
この文献におけるシェル加工治具では、オペレータの作業負担を軽減すると共に仮かしめ時の不具合の発生を防止することを課題としたもので、押圧機構を有し、この押圧機構は、支持台部の支持面に締結された押圧ベース体と、操作者に把持される把持部材と、把持部材の回動により、押圧方向に進退移動する押圧移動部材とを有している。
他方、図に示すような部品をかしめる工程においては、1工程目でいわゆるポカヨケ治具にて部品チェックを行い、2工程目で、部品をかしめ治具にセットして、かしめ加工を施している。
このように、上記かしめ治具では、部品のチェックとかしめ工程が2工程に分かれるため、作業の効率化、品質の向上、治具の低コスト化という点で、少なからず、障害となっていた。
本発明はこのような課題を改善するために提案されたものであって、手動でのトグル作動機構操作の一往復運動のみで、部品形状チェック及び部品を製品へ挿入、密着、かしめの複数作業が同時にできる点と、油圧、空圧、電気等の動力を使用することなく、複数の機構的組み合わせ構成のみで実現することができ、治工具の低コスト、小型化、短納期化、部品かしめ組み付け時間のサイクルタイムアップ、製品品質の向上は勿論、段取部を交換することにより、他品番に簡単に対応できる点を兼ね備えた、異品かしめ防止機能を有するかしめ治具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明における請求項1では、トグル作動機構3により作動棒9を駆動させることで、判別手段21により前記載置された部品Pを判別可能とすると同時に、前記かしめ具17によりかしめ作用を可能とする一方、前記部品Pを判別不能とすると同時に、かしめ作用を阻止する構成としたことで、1工程で取り付けるべき部品の判別とかしめ加工が可能となる。
また本発明における請求項では、トグル作動機構3により作動棒9を駆動させることで、前記ガイド4上を転動部材ユニット5と共にテーパシャフト15を連動させて、このテーパシャフト15に連動して、前記部品Pを載置する段取部20頂部から判別手段21を突出させて、前記載置された部品Pにおける部品判別穴Hに嵌入することで、前記かしめ具17のかしめ作用を行わせることができる。
また本発明における請求項では、判別手段21の先端側の嵌入部21tを、載置された部品Pにおける部品判別穴Hに嵌入することで、載置された部品Pがかしめ加工を施すべき部品であると判定する判別作用がなされる。
また本発明における請求項では、前記段取部20は、取り付けるべき部品Pに対応して交換可能に構成したことで、他製品の治具への展開が可能となり、設備を兼用することが可能となる。
さらに本発明における請求項4では、前記段取部20は、部品Pを判別するために、部品Pに応じて位置が異なる部品判別穴Hに合わせて、判別手段21を進退自在に介装する縦穴20Hの位置を異ならせた複数のものを交換可能とするべく備えたことで、異なる部品Pも取付けが可能となる。
以下、本発明にかかる異品かしめ防止機能を有するかしめ治具につき、一つの実施の態様を示し、添付の図面に基づいて説明する。
図1に示す車載用熱交換器Eは、車体に組み付けるためのブラケットBを、かしめ加工によって取り付けるようにしたもので、例えば、図2に示すように、前記車載用熱交換器Eを、所定の位置にかしめ治具1を搭載した、治具基台2上に載置してかしめ加工を施すようにしている。
そこで、前記かしめ治具1について拡大して図3に示し、詳細に説明する。
すなわち前記かしめ治具1は、前記治具基台2上に固設したトグル作動機構3と、ガイド4上に、進退動可能に載置した転動部材ユニット5とかしめ具ユニット6とを備えている。
前記トグル作動機構3は、前記治具基台2上に立設したトグル基台7に、起伏操作可能に設けた操作レバー8と、操作レバー8の操作によって進退動可能に設けた作動棒9とで構成している。
前記ガイド4は、詳細は図示していないが、前記転動部材ユニット5およびかしめ具ユニット6の可動方向を、前記トグル作動機構3における作動棒9の動作方向と平行に設定している。
前記転動部材ユニット5は、前記ガイド4上において、前記トグル作動機構3寄りの位置にあり、前記ガイド4上に移動自在に配置してなる移動部材10上に立設した、転動部材支持基体11を有し、この転動部材支持基体11に、前記トグル作動機構3における作動棒9先端側を連結する一方、転動部材支持基体11頂部において、前記ガイド4上の転動部材ユニット5の移動部材10の進退動方向と直交する方向に、前記作動棒9先端側取付部を挟んで、両側、上下に配設した転動部材12を備えている。
また、前記かしめ具ユニット6は、前記ガイド4上の前記転動部材ユニット5の右方に移動可能に配置している。すなわち、前記かしめ具ユニット6は、前記ガイド4上に移動自在に配置してなる移動部材13上に立設した、かしめ具支持基体14を有している。なお、このかしめ具支持基体14は、詳細は後述するが前記転動部材ユニット5の転動部材支持基体11と、テーパシャフト15、ばね部材16を介して、所定の範囲で、間隔調節可能に連結している。
そして、前記かしめ具支持基体14の上部には、製品である車載用熱交換器Eにかしめ止めすべき部品Pを載置して、載置された部品Pを判別する段取部20を交換可能に載置する構成としている(図5参照)。
さらに、前記転動部材ユニット5および前記かしめ具支持基体14の上部の段取部20間には、前記転動部材ユニット5の転動部材支持基体11頂部に配設した転動部材12に末端側を当接して、前記トグル作動機構3における操作レバー8の操作によって進退動する作動棒9により前記転動部材12を介して開閉するかしめ具17を設けている。
このかしめ具17は、先端近傍において、開閉可能に軸止めした一対のレバー17a,17bで構成している。なお、これら一対のレバー17a,17bは、末端側近傍において、常時、閉じる方に付勢しているばね部材18を介在している。
またこのかしめ具17先端には、前記一対のレバー17a,17bを開くことにより、外方へ拡開してかしめ止めすべき部品Pにかしめ加工を施す、かしめ作用部19を設けている。
次に、前記かしめ具支持基体14についてさらに詳細に説明する。すなわち、前記かしめ具支持基体14には、テーパシャフト15を進退自在に介装する貫通穴14Hを形成している。前記テーパシャフト15には、先端側を末端側の基径部15aに比較して細径の細径部15bを設けている。これら基径部15aと細径部15bとの間には、所定角度の傾斜面を有するテーパ部15cを設けている。前記細径部15bの先端側は、前記かしめ具支持基体14外側に突没可能に構成している。そして前記貫通穴14Hには、前記テーパシャフト15に対応して、途中で前記細径部15bに対応した内径の貫通穴14Hとして段差形成している。
そして、前記かしめ具支持基体14内には、前記貫通穴14Hと連通する縦穴14Hvを設けてスライドピン22を介装している。このスライドピン22頂部には、後述する段取部20における判別手段21に伝達するための伝達板24を設けている。
次に、前記かしめ具支持基体14の上部の段取部20について説明する。
この段取部20は、部品Pを判別する手段としての判別手段21を備えたもので、この判別手段21は、前記かしめ具支持基体14内に設けたテーパシャフト15に連動して、スライドピン22を介し、部品Pを載置する段取部20頂部から突没可能としている。
この場合、前記判別手段21は前記スライドピン22と、ばね部材23と、判別手段21の動作範囲を規制する伝達板24とを介して動力的に連結する構成としている。
その際、このスライドピン22は、下端側を前記テーパシャフト15のテーパ部15cに当接している。
さらに、前記判別手段21の先端側には、フランジ部fを介して前記載置された部品Pにおける部品判別穴Hに嵌入可能な嵌入部21tを設けている。
すなわち、前記段取部20は、部品Pを判別するために、部品Pに応じて位置が異なる部品判別穴Hに合わせて、判別手段21を進退自在に介装する縦穴20Hの位置を異ならせた複数のものを交換可能としている。
以上のように段取部20は構成されることにより、トグル作動機構3における操作レバー8によって、前記ガイド4上を移動する前記転動部材ユニット5と共に連動するテーパシャフト15と、このテーパシャフト15に連動して、前記スライドピン22を介し、部品Pを載置するかしめ具支持基体14頂部から判別手段21が連動突出して、前記載置された部品Pにおける部品判別穴Hに、前記判別手段21の先端側の嵌入部21tを嵌入することで、前記載置された部品Pがかしめ加工を施すべき部品であると判定すると同時に、前記転動部材ユニット5における転動部材12によって、前記かしめ具17における一対のレバー17a,17bを開いて、先端部のかしめ作用部19を外方に拡開させ、かしめ作用を許容する構成としている。
以上のような構成の異品かしめ防止機能を有するかしめ治具1において、製品に対し、部品を取り付けるかしめ工程について説明する。以下の手順でなされる。
先ず、トグル作動機構3における操作レバー8を操作して、作動棒9を図6中、矢印方向、すなわち転動部材ユニット5側へ突出させる(図6参照)。
前記作動棒9を、転動部材ユニット5側へ突出させていくと、転動部材ユニット5における転動部材支持基体11が作動棒9によって押圧され、ガイド4上を、移動部材10を介して、かしめ具ユニット6側へ移動する。
その際、転動部材支持基体11の移動と共に、かしめ具支持基体14は、上記テーパシャフト15およびばね部材16の反発力によって、転動部材ユニット5とかしめ具ユニット6との離隔距離を一定に保ったまま、ガイド4上を、移動部材13を介して連動移動して、製品である車載用熱交換器Eにおける取付位置に至る。
そうすると、転動部材支持基体11とかしめ具支持基体14とは、機械的に一体化した状態となり、かしめ具17先端側のかしめ作用部19は、部品Pにおけるかしめ部位と共に、車載用熱交換器Eにおける取付位置に圧入密着させることができる。
そして、さらに、トグル作動機構3における操作レバー8を操作して、作動棒9を突出させていくと、テーパシャフト15が、ばね部材16の反発力に抗して、かしめ具支持基体14内の貫通穴14H内を進行して、基径部15aと細径部15bとの間のテーパ部15cが、貫通穴14Hの段差部に突き当たる一方、細径部15b側は、かしめ具支持基体14から外方へ突出する。
そして、さらに前記作動棒9が、転動部材ユニット5側へ移動することで、転動部材支持基体11頂部において、前記作動棒9先端側取付部、両側上下の転動部材12が、かしめ具17における一対のレバー17a,17b末端側を押圧するので、一対のレバー17a,17bは、ばね部材18に抗して開いていく。
このようにして、最終的には、かしめ具17先端側のかしめ作用部19が、部品Pにおけるかしめ部位を、車載用熱交換器Eにおける取付位置にかしめ固定することができる(図8参照)。
ところで、前記かしめ具17によるかしめ固定がなされるのは、載置された部品Pがかしめ加工されるべき部品であることを前提としている。その際の部品Pを判別する工程について説明する。
トグル作動機構3における操作レバー8を操作して、作動棒9を突出させていくと、テーパシャフト15が、ばね部材16の反発力に抗して、かしめ具支持基体14側へ移動し、かしめ具支持基体14内の貫通穴14H内を進行していく。これによって、テーパシャフト15におけるテーパ部15cが、スライドピン22を押し上げ、この結果、判別手段21は、部品Pを載置するかしめ具支持基体14頂部から連動突出して、載置された部品Pにおける部品判別穴Hに、前記判別手段21の先端側の嵌入部21tを嵌入することで、載置された部品Pがかしめ工程を施すべき部品であるとして(図9(1))、前述のかしめ具17先端側のかしめ作用部19による、部品Pのかしめ固定が許容され、かしめ固定が達成されるのである(図8参照)。
一方、載置された部品Pがかしめ工程を施すべき部品でないときは、部品の部品判別穴Hが異なる位置にあるため、判別手段21が、部品Pを載置するかしめ具支持基体14頂部から突出しようとしても、部品Pによって阻止され、前記段取部20におけるテーパシャフト15はそれ以上動かすことができず、結果、かしめ具17によるかしめ動作は阻止されるので、これを以って、載置された部品Pは異品であるとして、かしめ操作を阻止することができるのである(図9(2))。
前述のかしめ工程がなされた後は、トグル作動機構3における操作レバー8を戻し操作して、作動棒9を退動させると、かしめ具17作動棒9先端側取付部、両側上下の転動部材12から、かしめ具17における一対のレバー17a,17b末端側への押圧力が解除されるので、一対のレバー17a,17bは、ばね部材18により閉じていき、これによって、かしめ具17先端のかしめ作用部19も閉じて、かしめ加工した部品のかしめ部位から解放される。
それと同時に、かしめ具支持基体14内のテーパシャフト15が貫通穴14Hを退動し、これによって、スライドピン22を押し上げていたテーパシャフト15のテーパ部15cが退動するので、スライドピン22が伝達板24と共に、ばね部材23の反発力によって下降し、結果、判別手段21が下降し、部品Pの部品判別穴Hから先端側の嵌入部21tが離脱する。
そして、さらに、作動棒9を退動させていくことにより、転動部材支持基体11の移動と共に、かしめ具支持基体14は、上記テーパシャフト15およびばね部材16によってガイド4上を移動部材13を介して、連動移動して、転動部材ユニット5およびかしめ具ユニット6を当初の位置に復帰させることができる。
以上の工程は、特定の部品Pをかしめる場合の工程であるが、ここで、別の部品Pをかしめるときは、その部品Pに対応した段取部20に交換することによって可能となる(図5参照)。
以上のように、本発明のかしめ治具1によれば、手動でのトグル作動機構3による、一往復運動のみで、部品P形状チェック及び部品Pを製品へ挿入、密着、かしめの複数作業が同時にでき、油圧、空圧、電気等の動力を使用することなく、複数の機構的組み合わせ構成のみで実現することができ、治工具の低コスト、小型化、短納期化、さらには、部品かしめ組み付け時間の短縮化が可能となる。
さらに、異なる部品Pをかしめ組み付けるときは、部品Pに対応した段取部20を交換することで、他品番に簡単に対応できるという、格別な効果を奏することができる。
本発明にかかる異品かしめ防止機能を有するかしめ治具を使用する対象としての、車載用熱交換器の一例を示す、平面説明図である。 図1に示すかしめ治具を使用するために、車載用熱交換器を治具基台に配置した、平面図である。 本発明にかかるかしめ治具の側面図である。 図3に示すかしめ治具の平面的説明図である。 図3に示すかしめ治具において、かしめ具ユニットにおけるかしめ具支持基体の拡大的要部断面説明図である。 本発明にかかるかしめ治具による動作を説明するための側面図である。 本発明にかかるかしめ治具による動作を説明するための側面図である。 本発明にかかるかしめ治具による動作を説明するための側面図である。 本発明にかかる異品かしめ防止機能を説明するための、要部断面説明図である。 本発明にかかるかしめ治具による動作を説明するための側面図である。
符号の説明
1 かしめ治具
2 治具基台
3 トグル作動機構
4 ガイド
5 転動部材ユニット
6 かしめ具ユニット
7 トグル基台
8 操作レバー
9 作動棒
10 移動部材
11 転動部材支持基体
12 転動部材
13 移動部材
14 かしめ具支持基体
14H 貫通穴
14Hv 縦穴
15 テーパシャフト
15a 基径部
15b 細径部
15c テーパ部
16 ばね部材
17 かしめ具
17a,17b レバー
18 ばね部材
19 かしめ作用部
20 段取部
20H 縦穴
21 判別手段
21t 嵌入部
22 スライドピン
23 ばね部材
24 伝達板
E 車載用熱交換器
B ブラケット
P 部品
f フランジ部
H 部品判別穴

Claims (4)

  1. トグル作動機構(3)の操作により、ガイド(4)上を進退動可能に設けた転動部材ユニット(5)とかしめ具ユニット(6)とを備え、
    前記転動部材ユニット(5)は、前記トグル作動機構(3)における作動棒(9)先端側と連結する構成とすると共に、前記かしめ具ユニット(6)と、所定の範囲で間隔変動可能とすると共に、連動可能に連結する構成とし、前記転動部材ユニット(5)と前記かしめ具ユニット(6)との間において、前記転動部材ユニット(5)における転動部材(12)を介して末端側を当接して、前記トグル作動機構(3)による作動棒(9)の往復動駆動によって開閉するかしめ具(17)を設け、
    このかしめ具(17)先端側に、かしめ具(17)の開閉動作により開閉するかしめ作用部(19)を備え、
    前記かしめ具ユニット(6)には、製品にかしめ止めすべき部品(P)を載置する段取部(20)とを備え、
    この段取部(20)は、前記載置された部品(P)を判別する判別手段(21)を備えていて
    前記転動部材ユニット(5)と前記かしめ具ユニット(6)とは、前記トグル作動機構(3)により前記作動棒(9)を駆動させることで、前記ガイド(4)上を移動する前記転動部材ユニット(5)と共に連動するテーパシャフト(15)と、このテーパシャフト(15)に連動して、前記部品(P)を載置する前記段取部(20)頂部から突没可能に設けた前記判別手段(21)とを有し、この判別手段(21)が、前記載置された部品(P)における部品判別穴(H)に嵌入することで、前記かしめ具(17)のかしめ作用を許容する構成とするとともに、
    前記トグル作動機構(3)により前記作動棒(9)を駆動させることで、前記判別手段(21)により前記載置された部品(P)を判別可能とすると同時に、前記かしめ具(17)によりかしめ作用を可能とする一方、前記部品(P)を判別不能とすると同時に、かしめ作用を阻止する構成としたことを特徴とする異品かしめ防止機能を有するかしめ治具。
  2. 前記判別手段(21)の先端側には、前記載置された部品(P)における前記部品判別穴(H)に嵌入可能な嵌入部(21t)を設ける構成としたことを特徴とする請求項記載の異品かしめ防止機能を有するかしめ治具。
  3. 前記段取部(20)は、取り付けるべき部品(P)に対応して交換可能に構成したことを特徴とする請求項1または2記載の異品かしめ防止機能を有するかしめ治具。
  4. 前記段取部(20)は、部品(P)を判別するために、部品(P)に応じて位置が異なる部品判別穴(H)に合わせて、判別手段(21)を進退自在に介装する縦穴(20H)の位置を異ならせた複数のものを交換可能とするべく備えたことを特徴とする請求項1ないし3記載のうち、いずれか一項に記載の異品かしめ防止機能を有するかしめ治具。
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