JP4829635B2 - 通信装置、通信方法、ネットワークを構成する方法、通信システム - Google Patents

通信装置、通信方法、ネットワークを構成する方法、通信システム Download PDF

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Description

本発明は通信装置、通信方法、ネットワークを構成する方法、通信システムに関する。
近年、802.11(Institute of Electrical and Electronics Engineers)無線LANをはじめとする無線機能を搭載した機器が数多く登場し、製品化されている。
IEEE802.11無線LANの通信方法としては、アクセスポイント経由で通信するインフラストラクチャモードの他に、端末間で直接通信を行うアドホックモードがある。
IEEE802.11無線LANのアドホックモードでは、ネットワークを開設しようとする端末が、ビーコンと呼ばれる報知信号を送信することによってネットワークが開設される。ネットワークに参加する端末は、当該ビーコンに含まれる情報(ビーコン周期、伝送レート等)に基づいてネットワークに参加し、通信を行う。
また、ネットワークを構成する端末間では、通信チャネルやネットワーク識別子、暗号方式、暗号鍵等の無線通信パラメータを共通の値に設定しなければならない。IEEE802.11無線LANではSSID(Service Set Identification)とBSSID(Basic Service Set Identification)という2つのネットワーク識別子が存在する。
SSIDはユーザにより任意の値に設定することもできるし、予め端末に設定しておくことも可能な識別子である。一方、BSSIDはアドホックネットワークを開設する端末、すなわち最初にビーコンを送信する端末が自身のMAC(Media Access Control)アドレス等を基にして、任意に生成する識別子である。同一のネットワークで無線通信を行う場合、これら2つのネットワーク識別子を端末間で共通の値に設定しなければならない。
例えば、アドホックモードで無線通信を行うために、2つの端末間で共通のSSIDを予め設定しておくものとする。ここで、どちらか一方の端末がアドホックネットワークを開設するために、BSSIDを生成し、ビーコンの送信を開始すると、もう一方の端末は当該BSSIDを自機に設定することにより、アドホックモードでの通信が可能となる。
特開2004−254028
しかしながら、両方の端末がほぼ同時にアドホックネットワークを開設しようとすると、各端末がそれぞれBSSIDを生成し、ビーコンの送信を開始することにより、別々のアドホックネットワークが構成されてしまう可能性がある。この場合、同じSSIDが設定されているにも拘らず、端末間で無線通信をすることはできない。
本発明は、同一のネットワークに参加することを意図した複数の通信装置が、異なるネットワークを形成してしまった場合でも、同一のネットワークを構成できるようにすることを目的とする。
本発明は、第一のネットワーク識別子と第二のネットワーク識別子を用いて他の通信装置と通信する通信装置であって、報知信号の送信を開始することによってネットワークを形成する形成手段と、前記形成手段によりネットワークを形成後、周囲に存在するネットワークを検出する検出手段と、前記検出手段により検出したネットワークの第一のネットワーク識別子と第二のネットワーク識別子を判別する判別手段と、前記判別手段により判別した前記第一、第二のネットワーク識別子と、前記形成手段により前記通信装置が形成したネットワークの第一、第二のネットワーク識別子と、を比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に応じて、前記検出したネットワークに参加する手段と、を有することを特徴とする通信装置。
また、本発明は、ネットワーク識別子を用いて他の通信装置と通信する通信装置であって、
周囲に存在するネットワークを検出する検出手段と、前記検出手段により検出したネットワークのネットワーク識別子と、前記通信装置が属するネットワークのネットワーク識別子を比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に応じて、前記通信装置が属するネットワークによる通信を終了し、前記検出したネットワークに参加する手段と、を有することを特徴とする。
さらにまた、本発明は、第一の通信装置及び第二の通信装置に設定された第一のネットワーク識別子を用いて通信を行う通信システムにおいて、前記第一の通信装置は、報知信号の送信を開始することによってネットワークを形成する形成手段と、前記形成手段によりネットワークを形成後、前記第二の通信装置が属するネットワークを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出したネットワークの第二のネットワーク識別子と前記形成手段により形成したネットワークの第二のネットワーク識別子を比較する比較手段と、を有し、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置とが同一のネットワークに参加することを特徴とする。
さらにまた、本発明は、通信装置が他の通信装置とネットワークを構成する方法であって、前記他の通信装置の種別を判定する判定工程と、前記通信装置が形成したネットワークのネットワーク識別子と前記他の通信装置が形成したネットワークのネットワーク識別子との比較結果に応じて、前記通信装置が形成したネットワークを終了し、他の通信装置が形成したネットワークに前記通信装置が参加することによりネットワークを構成する構成工程と、を有し、前記判定工程における判定結果に応じて、前記構成工程におけるネットワーク構成を実行することを特徴とする。
さらにまた、本発明は通信装置であって、
ユーザからの指示に応じてネットワークを形成する形成手段と、
前記ユーザからの指示の検出後の所定の期間、他の通信装置から所定の信号の受信を判定する判定手段と、
前記判定手段により前記所定の期間の間に前記他の通信装置からの前記所定の信号の受信がないと判定された場合、探索要求を送信する送信手段と、
前記送信手段により送信した前記探索要求に対する応答信号に含まれる情報に応じて、該応答信号を送信した通信装置が形成したネットワークに参加する参加手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
さらにまた、本発明は、第一のネットワーク識別子と第二のネットワーク識別子を用いて他の通信装置と通信する通信方法であって、報知信号の送信を開始することによってネットワークを形成する形成工程と、前記形成工程においてネットワークを形成後、周囲に存在するネットワークを検出する検出工程と、前記検出工程において検出したネットワークの第一のネットワーク識別子と第二のネットワーク識別子を判別する判別工程と、前記判別工程において判別した前記第一、第二のネットワーク識別子と、前記形成工程において形成されたネットワークの第一、第二のネットワーク識別子と、を比較する比較工程と、前記比較工程における比較結果に応じて、前記検出したネットワークに参加する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、同一のネットワークに参加することを意図した複数の通信装置が異なるネットワークを形成してしまった場合でも、同一のネットワークに参加することが可能となり、通信の信頼性やユーザの利便性を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は係る実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における無線通信ネットワークの構成の一例を示す概略図である。本実施形態では、無線通信装置としてデジタルスチルカメラ(以下DSC)101とプリンタ102の間でアドホックネットワークを構成する場合について説明する。
アドホックネットワークを構成するためには、SSID(Service Set Identification)とBSSID(Basic Service Set Identification)という2つのネットワーク識別子を共通の値に設定しなければならない。
SSIDはユーザにより任意の値に設定することもできるし、予め端末に設定しておくことも可能な識別子である。本実施形態では、DSC101とプリンタ102には予めSSIDとして「AdhocNet」が設定されている。
一方、BSSIDはアドホックネットワークを開設する端末、すなわち最初にビーコンを送信する端末が、自身のMAC(Media Access Control)アドレス等を基にして、任意に生成する識別子である。
DSC101、プリンタ102は、それぞれに設置された無線通信ボタンが押下されることによって、アドホックネットワークの構成処理が開始される。例えば、DSC101の無線通信ボタンが押下されると、SSIDが「AdhocNet」のネットワークが存在しているか、すなわちプリンタ102が既にネットワークを開設しているかを調べる。プリンタ102が既にネットワークを開設している場合は、DSC101はプリンタ102が生成したBSSIDに設定し、ネットワークに参加する。一方、ネットワークが開設されていない場合は、DSC101自身がネットワークを開設するため、BSSIDを生成し、ビーコンの送信を開始する。
図2に、第1の実施形態におけるDSC101の機能ブロック図を示す。
操作部210は、システムコントローラ211を介してCPU215に接続されており、操作部210にはシャッタースイッチや無線通信ボタン等、各種キーが含まれる。システムコントローラ211はタイマ部(図示せず)を有する。
撮像部202は、撮像部210のシャッタースイッチが押下されたときに画像を撮影するブロックであり、撮像部202が出力した撮像信号は撮像処理部203によって処理される。
表示部206は、LCD(Liquid Crystal Display)表示、LED(Light Emitting Diode)表示、音声表示など、ユーザに対する情報を表示するブロックである。表示部206は、表示処理部207によってその表示内容の制御処理が行われる。また表示部206に表示された情報から選択するなどの操作は、操作部210と連動して行われる。すなわち、表示部206と操作部210とがユーザインタフェースを構成する。
メモリカードインタフェース(以下I/F)208は、メモリカード209を接続する為のインタフェースである。USB(Universal Serial Bus)I/F212は、外部機器とUSBを用いて接続する為のインタフェースである。オーディオI/F214は、音信号を外部機器と接続する為のインタフェースである。
無線通信RF部205と無線通信コントローラ204とを合わせて無線部が構成される。無線通信RF部205では、アンテナから受信したアナログ信号をデジタル化し、逆にデジタル情報をアナログ化してアンテナより送信するためのハードウェアブロックが存在する。無線通信コントローラ204は、通信を制御するMAC(Media Access Control)層とそれを駆動させるファームウェアを処理するハードウェアより構成される。無線通信コントローラ204にはフラッシュROMが内蔵されており、MACアドレスなどを記憶することが可能である。
これらのブロック図に示される機能部分は、CPU215からの制御によって処理される。後述する図5、6、7、12のプログラムは、ROM(Read Only Memory)216、もしくは、フラッシュROM213に格納されており、CPU215はこのプログラムに従って処理を行う。ファームウェアは、無線通信コントローラ204内に存在するフラッシュROMなどに格納されているか、もしくはDSC101側が保持するフラッシュROM213もしくはROM216に格納されている。後者の場合には、無線部を利用する際に無線通信コントローラ204に、ファームウェアがロードされる。またフラッシュROM213には、無線通信に必要なSSIDや暗号鍵などのパラメータが格納されており、無線部を利用する際に、ドライバが無線通信コントローラ204にこれらの値を引き渡すことで無線通信が可能となる。
また、CPU215によって処理されるデータは、RAM(Random Access Memory)217、もしくは、フラッシュROM213に対して、書き込み、読み込みが行われる。フラッシュROM213は不揮発性の記憶領域である。なお、撮像した画像データはメモリカードI/F208を介し、メモリカード209に格納、記憶される。
図3は、第1の実施形態におけるプリンタ102の機能ブロックを示す図である。プリンタ操作部310は、システムコントローラ311を介してCPU315に接続されており、操作部310には無線通信ボタン等、各種キーが含まれる。システムコントローラ311はタイマ部(図示せず)を有する。
プリントエンジン302は、実際に用紙に画像をプリントする機能ブロックであり、プリント処理部303によって制御される。プリントエンジン302は上記機能を備えれば如何なるものでも良いが、図1に示すプリンタ102は、熱エネルギーによってインク液滴を記録紙等の記録媒体上に吐出するインクジェットプリンタである。
表示部306は、LCD表示、LED表示、音声表示等、ユーザに対する情報を表示するブロックであり、表示処理部307の制御によりその表示内容が制御される。また表示部306に表示された情報から選択するなどの操作は操作部310を介して行われる。つまり、表示部306及び操作部310がプリンタ102のユーザインタフェースとなる。
メモリカードI/F308は、脱着可能なメモリカード309を接続する為のインタフェースであり、DSCに搭載されたメモリカードを差し込むことで、撮像画像を印刷することも可能である。
USBI/F312は、外部機器とUSBを用いて接続する為のインタフェース、ETHERI/F314は、外部機器とETHER通信を用いて接続する為のインタフェースである。
無線通信RF部305と無線通信コントローラ304を合わせて無線部が構成される。無線通信RF部305では、アンテナから受信したアナログ信号をデジタル化し、逆にデジタル情報をアナログ化してアンテナより送信するためのハードウェアブロックが存在する。無線通信コントローラ304は、通信を制御するMAC層やそれを駆動させるファームウェアを処理するハードウェアより構成される。無線通信コントローラ304にはフラッシュROMが内蔵されており、MACアドレスなどを記憶することが可能である。
これらのブロック図に示される機能部分は、CPU315からの制御によって処理される。後述する図5、6、7、11のプログラムは、ROM316、もしくは、フラッシュROM313に格納されており、CPU315はこのプログラムに従って処理を行う。ファームウェアは、無線通信コントローラ304内に存在するフラッシュROMなどに格納されているか、もしくはプリンタ301側が保持するフラッシュROM313もしくはROM316に格納されている。後者の場合には、無線部を利用する際に無線通信コントローラ304が、ファームウェアがロードされる。またフラッシュROM313には、無線通信に必要なSSIDや暗号鍵などのパラメータが格納されており、無線部を利用する際に、ドライバが無線通信コントローラ304にこれらの値を引き渡すことで無線通信が可能となる。
また、CPU315によって処理されるデータは、RAM317、もしくは、フラッシュROM313に対して、書き込み、読み込みが行われる。
図4は第1の実施形態において、DSC101とプリンタ102がほぼ同時にアドホックネットワークを開設した場合のシーケンスを示した図である。ここでは、DSC101とプリンタ102の無線通信ボタンがほぼ同時に押下されることにより、このようなシーケンスが発生する場合について説明する。
プリンタ102の無線通信ボタンが押下されると、SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークを構成するよう、アプリケーションプログラムからドライバに対して要求が送信される(S401)。
アプリケーションプログラムからの要求を受信したドライバは、「AdhocNet」というSSIDを有するアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャン(検索処理)を開始する。まず、ドライバから無線通信コントローラ304に対してスキャンのための一連のコマンドが発行される(S402)。次に無線通信コントローラ304と無線通信RF部305でコマンドが処理され、Probe Request(探索要求)が送信される(S403)。そして、一定時間Probe Requestに対する応答(Probe Response)の受信を待機する。
Probe ResponseにはSSIDが含まれているので、受信したProbe ResponseからSSIDを抽出することにより、「AdhocNet」というSSIDを有するネットワークが既に存在しているかを確認することができる。
また、Probe RequestのSSIDに「AdhocNet」を指定して送信すれば、SSIDが「AdhocNet」のネットワークを構築している通信装置のみがProbe Responseを返信する。従って当該Probe Responseを受信したかに応じて、SSIDが「AdhocNet」のネットワークが既に構築されているか否かが分かる。
この時、DSC101はまだアドホックネットワークを開設していないので、プリンタ102はProbe Responseを受信しないまま応答待ち時間が経過する。
プリンタ102のドライバは、ネットワークが存在しないことを確認すると(S404)、「AdhocNet」というSSIDのアドホックネットワークを開設するための一連の設定用コマンドを無線通信コントローラ304に対して送信する(S405)。
無線通信コントローラ304はドライバから受信したコマンドを処理し、SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークを開設する。具体的には、プリンタ102自身のMACアドレスからBSSIDを生成し、ビーコンの送信を開始する。
次にDSC101の処理について説明する。
DSC101の無線通信ボタンが押下されると、SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークを構成するよう、アプリケーションプログラムからドライバに対して要求が送信される(S406)。
アプリケーションプログラムからの要求を受信したドライバは、「AdhocNet」というSSIDを有するアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを開始する。まず、ドライバから無線通信コントローラ204に対してスキャンのための一連のコマンドが発行される(S407)。
次に無線通信コントローラ204と無線通信RF部205でコマンドが処理され、Probe Requestが送信される(S408)。そして、一定時間Probe Responseの受信を待機する。
この時、プリンタ102はまだアドホックネットワークを開設していないので、DSC101はProbe Responseを受信しないまま応答待ち時間が経過する。
DSC101のドライバはネットワークが存在しないことを確認すると(S409)、「AdhocNet」というSSIDのアドホックネットワークを開設するための一連の設定用コマンドを無線通信コントローラ204に対して送信する(S410)。無線通信コントローラ204はドライバから受信したコマンドを処理し、SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークを開設する。具体的には、DSC101自身のMACアドレスからBSSIDを生成し、ビーコンの送信を開始する。
S410が終了した時点で、DSC101とプリンタ102は、「AdhocNet」という同一のSSIDであるにも拘らず、異なるBSSIDを持つ別々のアドホックネットワークを構成していることになる。
プリンタ102はアドホックネットワークを開設(S405)した後、システムコントローラ311が有するタイマに任意の値T1を設定する(S411)。同様に、DSC101はS410後、システムコントローラ211が有するタイマに任意の値T2を設定する(S412)。図4では、DSC101の設定する時間T2の方がプリンタ102の設定する時間T1よりも短く、DSC101のタイマ時間T2が先に終了する。
DSC101はタイマ時間T2が終了したら、自らが開設したアドホックネットワークのSSID「AdhocNet」と同一のSSIDを有するアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを行う。DSC101のドライバは、無線通信コントローラ204に対してスキャンのための一連のコマンドを送信する(S413)。そして、無線通信コントローラ204と無線通信RF部205でコマンドが処理され、Probe Requestが送信される(S414)。
この時は既にプリンタ102がSSIDに「AdhocNet」を指定してアドホックネットワークを開設しているので、プリンタ102からDSC101に対してProbe Responseが返信される(S415)。
DSC101がProbe Responseを受信すると、無線通信コントローラ204は、Probe Responseから得られた情報をドライバに渡す(S416)。ドライバは渡された情報から、DSC101が開設したネットワークと同じSSIDで、異なるBSSIDを持つ別のアドホックネットワークが存在していることが分かる。
すると、DSC101のドライバは、プリンタ102が開設したアドホックネットワークに参加するために、DSC101が開設したネットワークを終了するための一連の設定用コマンドを無線通信コントローラ204に対して発行する(S417)。
そして、DSC101のドライバは、SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークに参加するための一連の設定用コマンドを無線通信コントローラ204に対して発行する(S418)。こうして、DSC101はBSSIDをプリンタ102が開設したネットワークと同一の値に設定し、当該ネットワークに参加する。
プリンタ102はタイマ時間T1が終了したら、プリンタ102が使用しているSSID「AdhocNet」と同一のSSIDを有するアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを行う。プリンタ102のドライバは、無線通信コントローラ304に対してスキャンのための一連のコマンドを発行する(S419)。そして、無線通信コントローラ304と無線通信RF部305でコマンドが処理され、Probe Requestが送信される(S420)。
この時は既にDSC101がプリンタ102と同じアドホックネットワークに参加しているので、DSC101からプリンタ102に対してProbe Responseが返信される(S421)。
プリンタ102がProbe Responseを受信すると、無線通信コントローラ304は、Probe Responseから得られた情報をドライバに渡す(S422)。プリンタ102のドライバは、渡された情報とプリンタ102が開設したネットワークの情報とを比較し、DSC101がプリンタ102と同一のアドホックネットワークに参加していることが分かる。
図5はDSC101およびプリンタ102の動作フローを示した図である。DSC101、プリンタ102それぞれの動作フローは同一であるので、ここではDSC101の動作を例として説明する。
DSC101の無線通信ボタンが押下されることにより、アドホックネットワークの構成を指示されると(S501)、DSC101は「AdhocNet」というSSIDのアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを行う。具体的には、SSIDに「AdhocNet」を指定したProbe Requestをブロードキャストで送信し(S502)、応答としてProbe Responseが送信されてくるのを一定時間待機する(S503)。ここで、ブロードキャストとは、不特定多数の相手に対して送信することをいう。
スキャンの結果、SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークを検出した場合(S504のYes)、検出したアドホックネットワークに参加する処理を行い(S512)、処理を終了する。
SSIDが「AdhocNet」のネットワークが存在しない場合(S504のNo)、DSC101はSSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークの開設処理を行う(S505)。具体的には、DSC101は自機のMACアドレスを基にBSSIDを生成し、ビーコンの送信を開始する。
DSC101はアドホックネットワークを開設後、タイマに任意の値Tを設定し(S506)、タイマが終了するまで待機する(S507)。タイマが終了したら(S507のYes)、DSC101が開設したネットワークと同一のSSIDを有するアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを行う(S508、S509)。
スキャンの結果、同一のSSIDを有するネットワークが検出されなかった場合は(S510のNo)、S506からの処理を繰り返す。
スキャンの結果、同一のSSIDを有するネットワークを検出した場合(S510のYes)、検出したネットワークのBSSIDが、DSC101の開設したネットワークのBSSIDと同一か否かを調べる(S511)。BSSIDが同一であれば(S511のYes)、同一のネットワークに他の通信装置(プリンタ102)が存在していることが分かるため、処理を終了する。
BSSIDが同一でない場合は(S511のNo)、DSC101が開設したアドホックネットワークを終了し(S512)、検出したネットワークに参加する処理を行う(S513)。すなわち、BSSIDを検出したネットワークのBSSIDと同じ値に設定する。
なお、DSC101はネットワーク参加後(図5のS513)、再度スキャンを行って、同一ネットワークに他の通信装置(プリンタ102)が存在することを確認する処理を実行してもよい。この処理によりDSC101とプリンタ102が同一のネットワークを形成したことを確認できるので、より通信の信頼性を高めることができる。
本実施例では、自機が開設したネットワークと同一のBSSIDを有するネットワークを検出した場合は、開設したネットワークを終了してまでも、検出したネットワークに参加する。したがって、同一のネットワークに参加することを意図した通信装置の間でネットワークを構成することができる。
このように本実施形態では、2つの通信装置がそれぞれSSIDが同一であるにも拘らず、BSSIDが異なるネットワークを開設してしまった場合でも、一方の通信装置が他の通信装置が開設したネットワークに参加することができる。従って、通信の信頼性、及びユーザの利便性を高めることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、ネットワーク構成やDSC101及びプリンタ102のハードウェア構成は上述した第1の実施形態と同様なので(図1、2、3)、説明を省略する。
本実施形態ではSSIDが同一でBSSIDの異なるアドホックネットワークを検出した場合の処理が第1の実施形態と異なる。
図6は本実施例におけるDSC101およびプリンタ102の動作フローを示した図である。DSC101、プリンタ102の動作フローは同一であるので、ここではDSC101を例にとって説明する。S601〜S610の処理は図5のS501〜S510の処理と同一であるため、説明を省略する。
DSC101は、DSC101が開設したネットワークのSSIDと同一のSSIDを有するネットワークを検出した場合(S610のYes)、検出したネットワークのBSSID と自機が開設したネットワークのBSSIDを所定の規則に従って比較する(S611)。
比較するときの規則としては、BSSIDを数字として扱ったときの値の小さい方を劣性、値の大きい方を優性とする方法や、それとは反対に、値の小さい方を優性、値の大きい方を劣性とする方法などがあげられる。
BSSIDを比較した結果、DSC101が開設したネットワークのBSSIDが劣性と判定した場合(S611のYes)、DSC101が開設したネットワークを終了し(S612)、検出したネットワークに参加する処理を実行する(S613)。すなわち、検出したネットワークのBSSIDと同一のBSSIDに設定することにより、DSC101は他の通信装置(プリンタ102)と同一のネットワークを構成することができる。
BSSIDを比較した結果、DSC101が開設したネットワークのBSSIDが優性、もしくは検出したネットワークのBSSIDと同一であると判定した場合(S611のN)、処理を終了する。この場合は、検出したネットワークを開設した装置(プリンタ102)がDSC101の開設したネットワークに参加することになる。
なお、S611においてBSSIDの優劣を判定する前に、BSSIDが同一か否かを調べ、同一のときは処理を終了し、同一でなかったときに優劣の判定を行ってもよい。
図7は、DSC101とプリンタ102が、最終的に同一のネットワークを構成できたか否かを確認する処理を追加したときの動作フローを示した図である。S701〜S710の処理は、図6のS601〜S610の処理と同一の処理であるため、説明を省略する。
S710においてDSC101が開設したネットワークと同一のSSIDを有するネットワークを検出した場合(S710のYes)、検出したネットワークのBSSIDと自機が開設したネットワークのBSSIDを所定の規則に従って比較する(S711)。
比較の結果、DSC101が開設したネットワークのBSSIDが劣性と判定した場合(S711のYes)、DSC101が開設したネットワークを終了し(S712)、検出したネットワークに参加する処理を実行する(S713)。そして、DSC101が参加したネットワークに他の通信装置(プリンタ102)が存在するかどうか確認するため、S708に戻りスキャンを行う。
BSSIDを比較した結果、DSC101が開設したネットワークのBSSIDと検出したネットワークのBSSIDが同一であると判断した場合(S711のNo、S714のYes)、他の通信装置(プリンタ102)が同一のネットワークに参加していることが分かるため、処理を終了する。
DSC101が開設したネットワークのBSSIDが優性であると判定した場合(S711のNo、S714のNo)、S706に戻り、DSC101が開設したネットワークに他の通信装置(プリンタ102)が参加したことを確認する処理を行う。他の通信装置がネットワークに参加するためにはある程度の時間が必要であるため、スキャン実施前にタイマに任意の値Tを設定し(S706)、タイマが終了後(S507のYes)にスキャン(S508、S509)を行う。
本実施形態によれば、2つの通信装置がそれぞれSSIDが同一で、BSSIDが異なる別々のネットワークを開設してしまった場合、BSSIDの比較結果に応じて、どちらの通信装置がもう一方の通信装置が開設したネットワークに参加するかを決定する。従って、ネットワークに参加する通信装置を一意に決めることができ、効率的に同一ネットワークを構成することができ、更に利便性を高めることができる。
また、図7の処理によれば、同一のネットワークに参加したかを確認するまで処理を続けるため、より確実にDSC101とプリンタ102が同一ネットワークを構成することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。なお、ネットワーク構成やDSC101及びプリンタ102のハードウェア構成は上述した第1、第2の実施形態と同様なので(図1、2、3)、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、DSC101がプリンタ102と一時的に無線接続して、プリンタ102の情報を登録する場合の処理方法について説明する。
通信相手の情報を登録するために構成する一時的なアドホックネットワークのSSIDは、通常の無線通信に用いるSSIDとは異なる値を用いるものとする。通信相手の情報の登録に用いるSSIDを「SetNet」とし、DSC101およびプリンタ102は予めこのSSIDをフラッシュROM213、313に記憶しているものとする。
図8は通信相手の情報を登録する場合のDSC101、プリンタ102の表示部206、306の一例を示した図である。ここではDSC101から通信相手としてプリンタ102を登録する場合の表示例について説明する。
図8(a)はネットワークを介して無線通信を行うことを選択した場合に表示される画面の例である。801は既に登録してある通信相手を選択して通信を行う場合に選択する項目、802は通信相手の情報を登録する時に選択する項目、803は既に登録してある通信相手の情報を削除する場合に選択する項目、804はネットワークを介した無線通信をキャンセルするときに選択する項目である。ユーザは、通信相手の情報を登録するために、操作部210を用いて802を選択する。
図8(b)は802を選択したときの表示部206の一例である。805は、通信相手の種別としてDSCの情報を登録する場合に選択する項目、806は通信相手の種別としてプリンタの情報を登録する場合に選択する項目である。ここでは、DSC101が通信相手としてプリンタの情報を登録するため、ユーザは操作部210を用いて806を選択するものとする。
図8(c)は図8(b)で登録する通信相手の種別を選択したとき(すなわち805または806を選択した後)の表示部206の一例である。この画面が表示されている時、DSC101はプリンタ102との間で登録用の無線通信ネットワークを構成し、後述する図9のような機器情報の登録処理を行う。なお、登録処理の詳細については後述する。
図8(d)はDSC101とプリンタ102との間で情報登録作業が終了した後の表示部206の一例である。807は処理の確認を促すボタンである。ユーザが操作部210を用いて807を選択すると表示部206の表示は図8(a)に戻る。
図9は各通信装置が有する自機の情報の一部を示したものである。上記の登録処理を行うことにより、各通信装置は通信相手の情報を自機に登録することができる。901は当該通信装置がアドホックネットワークを開設する場合に使用するSSID、902は当該通信装置の種別である。
図9(a)はDSC101が有する情報の例、図9(b)はプリンタ102が持つ情報の例である。例えば、DSC101はプリンタ102の情報(図9(b))を登録後、図8(a)の画面表示より801を選択し、表示された通信相手先一覧の中からプリンタ102を選択すれば、SSIDが「Printernet」に設定され、プリンタ102と無線通信することができる。
図10はDSC101とプリンタ102がそれぞれ通信相手の登録処理を行う場合のシーケンス図である。なお、通信相手の登録用アドホックネットワーク構成方法としては、図7の方法を用いるものとする。
プリンタ102は、ユーザの操作によって通信相手登録処理が起動されると、SSIDが「SetNet」のアドホックネットワークを構成するよう、アプリケーションプログラムからドライバに対して、要求が発行される(S1001)。
アプリケーションプログラムからの要求を受信したドライバは、「SetNet」というSSIDを有するアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを行う。まず、ドライバから無線通信コントローラ304に対してスキャンのための一連のコマンドが発行される(S1002)。次に無線通信コントローラ304と無線通信RF部305でコマンドが処理され、Probe Requestが送信される(S1003)。そして、一定時間Probe Responseの受信を待機する。
この時、DSC101はまだアドホックネットワークを開設していないので、プリンタ102はProbe Responseを受信しないまま応答待ち時間が経過する。
プリンタ102のドライバは、ネットワークが存在しないことを確認すると(S1004)、「SetNet」というSSIDのアドホックネットワークを開設するための一連の設定用コマンドを無線通信コントローラ304に対して送信する(S1005)。
無線通信コントローラ304はドライバから受信したコマンドを処理し、SSIDが「SetNet」のアドホックネットワークを開設する。具体的には、プリンタ102自身のMACアドレスからBSSIDを生成し、ビーコンの送信を開始する。
ここで、プリンタ102が通信相手登録処理を開始したのとほほ同じタイミングで、DSC101側でも通信相手登録処理が開始されたものとする。
DSC101は、ユーザの操作によって通信相手登録処理が起動されると、SSIDが「SetNet」のアドホックネットワークを構成するよう、アプリケーションプログラムからドライバに対して要求が送信される(S1006)。
アプリケーションプログラムからの要求を受信したドライバは、「SetNet」というSSIDを有するアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを開始する。まず、ドライバから無線通信コントローラ304に対してスキャンのための一連のコマンドが発行される(S1007)。
次に無線通信コントローラ304と無線通信RF部305でコマンドが処理され、Probe Requestが送信される(S1008)。そして、一定時間Probe Responseの受信を待機する。
この時、プリンタ102はまだアドホックネットワークを開設していないので、DSC101はProbe Responseを受信しないまま応答待ち時間が経過する。
DSC101のドライバはネットワークが存在しないことを確認すると(S1009)、「SetNet」というSSIDのアドホックネットワークを開設するための一連の設定用コマンドを無線通信コントローラ204に対して送信する(S1010)。
無線通信コントローラ204はドライバから受信したコマンドを処理し、SSIDが「SetNet」のアドホックネットワークを開設する。具体的には、DSC101自身のMACアドレスからBSSIDを生成し、ビーコンの送信を開始する。
S1010が終了した時点で、DSC101とプリンタ102は、「SetNet」という同一のSSIDであるにも拘らず、異なるBSSIDを持つ別々のアドホックネットワークを構成していることになる。
プリンタ102はアドホックネットワークを開設(S1005)した後、システムコントローラ311が有するタイマに任意の値T1を設定する(S1011)。同様に、DSC101はS410後、システムコントローラ211が有するタイマに任意の値T2を設定する(S1012)。図12では、DSC101の設定する時間T2の方がプリンタ102の設定する時間T1よりも短く、DSC101のタイマ時間T2が先に終了する。
DSC101はタイマ時間T2が終了したら、自らが開設したアドホックネットワークのSSID「SetNet」と同一のSSIDを有するアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを行う。まず、DSC101のドライバは、無線通信コントローラ204に対してスキャンのための一連のコマンドを送信する(S1013)。そして、無線通信コントローラ204と無線通信RF部205でコマンドが処理され、Probe Requestが送信される(S1014)。
この時は既にプリンタ102がSSIDに「SetNet」を指定してアドホックネットワークを開設しているので、プリンタ102からDSC101に対してProbe Responseが返信される(S1015)。
DSC101がProbe Responseを受信すると、無線通信コントローラ204は、Probe Responseから得られた情報をドライバに渡す(S1016)。ドライバは渡された情報から、DSC101が開設したネットワークと同じSSIDで、異なるBSSIDを持つ別のアドホックネットワークが存在することを検出する。
DSC101は、自機が開設したネットワークのBSSIDと、検出したネットワーク、すなわちプリンタ102が開設したネットワークのBSSIDとの比較を行い、BSSIDの優劣を判定する。図10はDSC101が開設したネットワークのBSSIDが劣性である場合の例である。
BSSID優劣判定の結果、DSC101は自機が開設したネットワークのBSSIDが劣性であるので、プリンタ102が開設したネットワークへの参加処理を行う。
まず、DSC101のドライバはネットワークを終了するための一連の設定用コマンドを無線通信コントローラ204に対して発行する(S1017)。
そして、DSC101のドライバは、SSIDが「SetNet」のアドホックネットワークに参加するための一連の設定用コマンドを無線通信コントローラ204に対して発行する(S1018)。こうして、DSC101はBSSIDをプリンタ102が開設したネットワークのBSSIDと同一の値に設定し、ネットワークに参加する。
そしてDSC101が参加したアドホックネットワークに他の無線通信装置、つまりプリンタ102が存在するかどうか確認するために再びスキャンを行う。DSC101のドライバは、無線通信コントローラ204に対してスキャンのための一連のコマンドを送信する(S1019)。そして、無線通信コントローラ204と無線通信RF部205でコマンドが処理され、Probe Requestが送信される(S1020)。
この時は既にプリンタ102がSSIDに「SetNet」を指定してアドホックネットワークを開設しているので、プリンタ102よりDSC101にProbe Responseが返信される(S1021)。
DSC101がProbe Responseを受信すると、無線通信コントローラ204は、Probe Responseから得られた情報をドライバに渡す(S1022)。ドライバは渡された情報からDSC101が属するネットワークのBSSIDと、検出したネットワークのBSSIDが同一であることが分かる。従って、DSC101が属するアドホックネットワークに他の無線通信装置、つまりプリンタ102が存在することが確認できる。そこで、ドライバは通信相手登録処理用のアドホックネットワークの構成が完了したことを示す信号をアプリケーションに通知する(S1023)。通知を受けたアプリケーションは、通信相手としてプリンタ102の登録処理を行う(S1024)。
一方、プリンタ102はタイマに設定した時間T1が終了したら、自らが開設したネットワークのSSID「SetNet」と同一のSSIDを有するネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを行う。まず、プリンタ102のドライバは、無線通信コントローラ304に対してスキャンのための一連のコマンドを発行する(S1025)。そして、無線通信コントローラ304と無線通信RF部305でコマンドが処理され、Probe Requestが送信される(S1026)。
この時は既にDSC101がプリンタ102の開設したアドホックネットワークに参加しているので、DSC101からプリンタ102に対してProbe Responseが返信される(S1027)。
プリンタ102がProbe Responseを受信すると、無線通信コントローラ304は、Probe Responseから得られた情報をドライバに渡す(S1028)。プリンタ102のドライバは渡された情報とプリンタ102が開設したネットワークの情報とを比較し、DSC101がプリンタ102と同一のアドホックネットワークに参加していることを確認する。
そこで、プリンタ102のドライバは通信相手登録処理用のアドホックネットワークの構成が完了したことを示す信号をアプリケーションに通知する(S1029)。通知を受けたアプリケーションは通信相手としてDSC101の登録処理を行う(S1030)。
本実施形態では通信相手登録用のアドホックネットワーク構成方法として図7で示した方法を用いたが、図4や図6に示した方法を用いてもよい。
このように本実施形態では通信相手登録処理を行うために一時的なアドホックネットワークを構成する場合、ネットワークが構成されてから通信相手の登録処理が実行されるため、確実に登録処理を行うことができる。
また本実施形態では、通信相手登録処理を行う場合を例に取って説明したが、アドホックネットワーク構成後の処理は通信相手の登録処理に限らない。例えばDSCとプリンタとの間の印刷処理や、DSC同士での画像ファイルの転送処理、またDSCとコンピュータとを接続して行うファイル転送処理など、さまざまな処理に対して適応することが可能である。
また本実施形態では、プリンタ102は表示部306に図8で示したような表示がされる場合を例に取って説明したが、図8のような表示は必ずしも必要なものではない。例えば、表示部306としてLEDしか備えていないプリンタであれば、電源投入時は「PrinterNet」というSSIDのネットワークを開設しておく。そして、操作部310のスイッチ(図示せず)が押し下げられた場合に通信相手登録用のネットワーク(SSIDが「SetNet」)を構成するという方法を用いてもよい。
(第4の実施形態)
第1、第2の実施形態では、DSC101とプリンタ102がほぼ同時にアドホックネットワークを構成する場合を例に取って説明をおこなった。DSCの場合、バッテリー駆動であり電力消費が問題となるため、無線通信が必要なときのみ無線ネットワークを構成することが望ましい。一方、プリンタの場合、AC電源に接続して使用されることが多いため、無線通信による電力消費はさほど問題にはならない。従って、プリンタでは電源投入直後から無線ネットワークを開設する場合も考えられる。
この場合、上記実施形態の方法(図5、6、7)を用いると、プリンタはネットワーク開設後、他の通信装置がネットワークに参加するまでの間、一定時間毎にスキャン(図5のS506〜S510、図6のS606〜S610、図7のS706〜710)を行わなければならない。従って、本実施形態では、各通信装置の機能によってネットワーク構築方法を変更する場合について説明する。
図11は本実施形態におけるプリンタ102の動作フローを示した図である。プリンタ102は、アドホックネットワークの構成を指示されると(S1101)、「AdhocNet」というSSIDのアドホックネットワークが存在するかどうか確認するためにスキャンを行う(S1102、S1103)。
スキャンの結果、SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークを検出した場合(S1104のYes)、検出したアドホックネットワークに参加する処理を行い(S1113)、処理を終了する。
SSIDが「AdhocNet」のネットワークが存在しない場合(S504のNo)、プリンタ102はSSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークの開設処理を行う(S1105)。
図12は本実施形態におけるDSC101の動作フローを示した図である。
ユーザによって指定された通信装置とのアドホックネットワークの構成指示があると(S1201)、指定された通信相手の種別が自機と同等か否かによって処理が分かれる(S1202)。通信相手の種別が自機と同等だった場合、例えばDSCであった場合は(S1202のYes)、図7のS702以降の処理を実行する。なお、図5のS502以降の処理、図6のS602以降の処理を行っても構わない。
通信相手の種別が自機と同等でなかった場合、例えばプリンタであった場合は(S1202のNo)、ネットワークのスキャンを行う(S1203、S1204)。スキャンの結果、同一のSSIDを有するアドホックネットワークがあるかどうかを調べ(S1205)、SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークが検出された場合は(S1205のYes)、当該ネットワークへの参加処理を行う(S1208)。
SSIDが「AdhocNet」のアドホックネットワークを検出しなかった場合は(S1205のNo)、タイマに任意の値Tを設定し(S1206)、タイマが終了するのを待つ(S1207)。タイマが終了したら(S1207のYes)、ネットワークのスキャンを再度行う(S1203、S1204)。こうして、SSIDが「AdhocNet」を有するアドホックネットワークが検出できるまでS1203〜S1207の処理を繰り返す。ただし、所定回数、もしくは所定時間上記の処理を行っても、当該ネットワークを検出することができない場合は、処理を強制終了させてもよい。
本実施形態によれば、通信装置はアドホックネットワークを構成する際に、通信相手の種別によって接続方法を変えることが可能となり、効率よくアドホックネットワークを構成することが可能となる。プリンタは自機が開設したネットワークにDSCが参加してくるまで待機していればよく、ネットワークのスキャンを行う必要がない。また、DSCは通信相手がプリンタであれば、プリンタがネットワークを開設するのを待てばよいため、BSSIDが異なるネットワークを開設することはなくなる。
なお、上記実施例では通信相手の種別によって接続方法を変えたが、通信相手の機能、種類、属性、などによって接続方法を変えてもよい。
以上のように、上記各実施形態によれば、同一のネットワークに参加することを意図した複数の通信装置が、異なるネットワークを構成してしまった場合でも、自機が開設したネットワークを終了してまでも、もう一方が開設したネットワークに参加する。従って、確実に同一のネットワークを構成することができる。また、指定した通信装置との間でネットワークが構成されたことを確認した後に通信相手の登録を行うので、無線通信が不可能な通信装置を登録することがなく、ユーザの利便性を向上させることができる。さらに、通信相手の種別等に応じて、ネットワークの構成方法を変更させるので、余計な処理を行うする必要がなく、効率的に所望の相手とネットワークを構成することができる。
なお、上記各実施形態にでは、BSSIDはMACアドレス等を基にして任意に生成されるものとして説明したが、他の方法によって生成してもよい。例えば、通信装置がランダムな値を生成してもよく、通信装置の製造番号等をそのまま用いてもよい。
また、上記各実施形態ではProbe Request/Probe Responseを送受信することにより他のネットワークを検索する場合(アクティブスキャン)を例に取って説明したが、他の方法でネットワークのスキャンを行ってもよい。例えば、他の無線通信装置が送信するビーコンを監視するパッシブスキャン等がある。パッシブスキャンの場合、受信したビーコンにSSIDやBSSID等のネットワーク情報が含まれている。
また、本実施形態ではDSCとプリンタとの接続を例に取って説明したが、DSC同士の接続や、DSCとPCとの接続、プリンタとPCとの接続等、アドホックネットワークを構成できる機能を有する通信装置であれば、本発明は適用可能である。
また、本発明は無線通信として、802.11無線LAN、BLUETOOTH、UWB、Wireless USB、Wireless 1394、Wimax等いかなる無線通信方式においても適用可能である。また、無線通信だけでなく、有線通信であっても本発明は適用可能である。
第1〜第4の実施形態における無線通信ネットワークの構成図 第1〜第4の実施形態におけるDSC101機能ブロック図 第1〜第4の実施形態におけるプリンタ102の機能ブロック図 第1の実施形態におけるアドホックネットワークを構成する手順を示すシーケンス図 第1の実施形態におけるDSC101、プリンタ102の動作フロー 第2の実施形態におけるDSC101、プリンタ102の動作フロー 第2の実施形態におけるDSC101、プリンタ102の動作フロー 第3の実施形態におけるDSC101、プリンタ102の表示部206、306の一例 第3の実施形態におけるDSC101、プリンタ102の情報の一部を示した一例 第3の実施形態における通信相手情報の登録を行う場合のシーケンス図 第4の実施形態におけるプリンタ102の動作フロー 第4の実施形態におけるDSC101の動作フロー
符号の説明
101 DSC
102 プリンタ
204、304 無線通信コントローラ
205、305 無線通信RF部
213、313 フラッシュROM
215、315 CPU(中央演算装置)
216、316 ROM

Claims (21)

  1. 第一のネットワーク識別子と第二のネットワーク識別子を用いて他の通信装置と通信する通信装置であって、
    報知信号の送信を開始することによってネットワークを形成する形成手段と、
    前記形成手段によりネットワークを形成後、周囲に存在するネットワークを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出したネットワークの第一のネットワーク識別子と第二のネットワーク識別子を判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別した前記第一、第二のネットワーク識別子と、前記形成手段により前記通信装置が形成したネットワークの第一、第二のネットワーク識別子と、を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に応じて、前記検出したネットワークに参加する手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記比較手段による比較の結果、前記判別手段により判別した前記第一のネットワーク識別子と前記形成手段により前記通信装置が形成したネットワークの第一のネットワーク識別子とが同一であり、前記判別手段により判別した前記第二のネットワーク識別子と前記形成手段により前記通信装置が形成したネットワークの第二のネットワーク識別子とが異なる場合に、前記検出したネットワークへ参加することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記比較手段による比較の結果、前記判別手段により判別した前記第一のネットワーク識別子と前記形成手段により前記通信装置が形成したネットワークの第一のネットワーク識別子とが同一であり、前記判別手段により判別した前記第二のネットワーク識別子と前記形成手段により前記通信装置が形成したネットワークの第二のネットワーク識別子とが異なる場合に、前記判別した前記第二のネットワーク識別子と、前記通信装置が形成したネットワークの前記第二のネットワーク識別子と、の関係を判定する判定手段を備え、
    前記判定手段による判定に応じて、前記検出したネットワークへ参加することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記判定手段による判定に応じて、前記形成手段により前記通信装置が形成したネットワークに他の通信装置が参加したことを確認する手段を有することを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 前記通信装置が参加したネットワークに他の通信装置が属していることを確認する手段を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記形成手段は、前記通信装置に設定された第一のネットワーク識別子を用いてネットワークを形成することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記形成手段は、通信相手の種別に応じて、ネットワークを形成することを特徴とする請求項6記載の通信装置。
  8. 前記設定された第一のネットワーク識別子を有するネットワークを検索する検索手段を有し、
    前記形成手段は、前記検索手段による検索結果に基づいて、ネットワークを形成することを特徴とする請求項6又は7記載の通信装置。
  9. 前記第一のネットワーク識別子は、前記通信装置に予め設定されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記第二のネットワーク識別子は、ネットワークを形成する通信装置により生成される
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記第二のネットワーク識別子は、ネットワークを形成する通信装置が、ネットワーク形成の際に生成することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. ネットワーク識別子を用いて他の通信装置と通信する通信装置であって、
    周囲に存在するネットワークを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出したネットワークのネットワーク識別子と、前記通信装置が属するネットワークのネットワーク識別子を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に応じて、前記通信装置が属するネットワークによる通信を終了し、前記検出したネットワークに参加する手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  13. 第一の通信装置及び第二の通信装置に設定された第一のネットワーク識別子を用いて通信を行う通信システムにおいて、
    前記第一の通信装置は、
    報知信号の送信を開始することによってネットワークを形成する形成手段と、
    前記形成手段によりネットワークを形成後、前記第二の通信装置が属するネットワークを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出したネットワークの第二のネットワーク識別子と前記形成手段により形成したネットワークの第二のネットワーク識別子とを比較する比較手段と、を有し、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置とが同一のネットワークに参加することを特徴とする通信システム。
  14. 前記第一の通信装置と前記第二の通信装置とが同一のネットワークに参加したことを確認する手段と、
    前記確認後に前記第一の通信装置は前記第二の通信装置の情報を登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする請求項13記載の通信システム。
  15. 前記登録手段により登録する情報は、前記第二の通信装置が形成するネットワークのネットワーク識別子を含むことを特徴とする請求項14記載の通信システム。
  16. 通信装置が他の通信装置とネットワークを構成する方法であって、
    前記他の通信装置の種別を判定する判定工程と、
    前記通信装置が形成したネットワークのネットワーク識別子と前記他の通信装置が形成したネットワークのネットワーク識別子との比較結果に応じて、前記通信装置が形成したネットワークを終了し、他の通信装置が形成したネットワークに前記通信装置が参加することによりネットワークを構成する構成工程と、
    を有し、
    前記判定工程における判定結果に応じて、前記構成工程におけるネットワーク構成を実行することを特徴とするネットワークの構成方法。
  17. 第一のネットワーク識別子と第二のネットワーク識別子を用いて他の通信装置と通信する通信方法であって、
    報知信号の送信を開始することによってネットワークを形成する形成工程と、
    前記形成工程においてネットワークを形成後、周囲に存在するネットワークを検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出したネットワークの第一のネットワーク識別子と第二のネットワーク識別子とを判別する判別工程と、
    前記判別工程において判別した前記第一、第二のネットワーク識別子と、前記形成工程において形成されたネットワークの第一、第二のネットワーク識別子と、を比較する比較工程と、
    前記比較工程における比較結果に応じて、前記検出したネットワークに参加する工程と、
    を有することを特徴とする通信方法。
  18. 請求項16又は17記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  19. 通信装置であって、
    ユーザからの指示に応じてネットワークを形成する形成手段と、
    前記ユーザからの指示の検出後の所定の期間、他の通信装置から所定の信号の受信を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記所定の期間の間に前記他の通信装置からの前記所定の信号の受信がないと判定された場合、探索要求を送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信した前記探索要求に対する応答信号に含まれる情報に応じて、該応答信号を送信した通信装置が形成したネットワークに参加する参加手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  20. 通信装置の制御方法であって、
    ユーザからの指示に応じてネットワークを形成する形成工程と、
    前記ユーザからの指示の検出後の所定の期間、他の通信装置から所定の信号の受信を判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記所定の期間の間に前記他の通信装置からの前記所定の信号の受信がないと判定された場合、探索要求を送信する送信工程と、
    前記送信工程において送信した前記探索要求に対する応答信号に含まれる情報に応じて、該応答信号を送信した通信装置が形成したネットワークに参加する参加工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  21. 請求項20記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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