JP4829350B2 - ローカルネットワークの両端にわたってマルチメディア通信を遠隔制御する方法及び配置構成 - Google Patents

ローカルネットワークの両端にわたってマルチメディア通信を遠隔制御する方法及び配置構成 Download PDF

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Description

本発明は一般に、異なるローカルネットワーク内にあるデバイス間においてメディア転送を遠隔制御する方法及び配置構成に関する。
IP(インターネットプロトコル)を用いる多数の異なるタイプの通信端末又はデバイスがパケットベースのマルチメディア通信を行うために開発された。マルチメディアサービスは一般に、IPネットワークを介して行われる、異なるフォーマットでの、並びに、これらのフォーマットを組み合わせた形でのメディアの伝送を含むものとなる。例えば、IPの使用が可能な移動端末は、ビジュアル情報とオーディオ情報の少なくともいずれかのようなメディアを別のIPが使用可能な端末と交換したり、インターネット上でコンテンツサーバからメディアをダウンロードしたりすることが可能である。
一般に、IMSネットワークと呼ばれる、マルチメディアサービス及びセッションを処理し、かつ制御するためのプラットフォームとして、IMS(IPマルチメディアサブシステム)と呼ばれるネットワークアーキテクチャが第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって開発された。この結果、使用されているアクセス技術に依存せずに、IMSネットワークを利用して、種々のアクセスネットワークと接続されたIMSが利用可能な端末のためのマルチメディアセッションの起動と制御とを行うことが可能になる。主として、モバイルIP端末用のマルチメディアサービスが利用できるように考え出されたものではあるが、IMSのコンセプトは固定IP端末用としても利用が可能である。
マルチメディアセッションは、例えば、P−CSCF(プロキシ呼セッション制御機能)、S−CSCF(サービング呼セッション制御機能)及びI−CSCF(インテロゲーティング呼セッション制御機能)ノードなどのような、IMSネットワーク内の特定のセッション制御ノードによって処理される。さらに、データベースノードHSS(ホーム加入者サーバ)が、加入者と認証データとを記憶するためにIMSネットワークにおいて利用される。IMSネットワークはまた、様々なマルチメディアサービスを提供するための種々のアプリケーションサーバを含むこともできる。
IMSプラットフォームによれば、SIP(セッション開始プロトコル)と呼ばれるセッションを制御するためのプロトコルを利用して、マルチメディアセッションの起動、処理、及び終了が行われる。したがって、セッション起動メッセージ「SIP INVITE」及び通常の応答メッセージ「SIP200OK」のような標準的SIPメッセージをIP端末又はデバイスによって用いて、マルチメディアセッションの確立を行うようにすることが可能となる。
SIPにおいて、SDP(セッション記述プロトコル)を自己完結したボディとしてSIPメッセージの内部に埋め込み、このSDPを用いて、来るべきマルチメディアセッションのために必要となる種々の通信パラメータの指定を行うようにすることも可能である。このプロトコルは一般に、当業において周知のようなデバイスの能力、メディアの属性、現在用いられているIPアドレス、などのセッション設定手順時に必要な情報を提供するために用いられる。
LAN(ローカルエリアネットワーク)又はPAN(パーソナルエリアネットワーク)とも呼ばれる宅内ネットワーク又はオフィスネットワークのような限定されたローカルネットワーク又はプライベートネットワーク内のデバイス用としてもIMSベースのサービスを一般に提供することが望ましい。本説明では、一般的用語「ローカルネットワーク」を用いて、任意のこのようなネットワークを表すことにし、さらに、用語「デバイス」を用いて、ローカルネットワーク内においてIP通信を行う能力を備えている任意の端末を表すことにする。このようなローカルネットワークにおいて、ローカルIPアドレスはネットワーク内での通信用として個々のデバイスに割り当てられているものではあるが、当該ネットワークの外ではこのIPアドレスをメッセージ及びデータのルーティングに用いることはできない。
ローカルネットワーク内のデバイスは、固定電話機及び無線電話機、コンピュータ、メディア・プレイヤ、サーバ並びにテレビボックスを含んでもよい。後者のテレビボックスは、STB(セットトップボックス)と呼ばれることが多い。ローカルネットワーク内のデバイスに対してIMSサービスを提供するために、ローカルネットワークからIMSネットワークへ向けてIMS端末のエミュレーションを行うことが可能なHIGA(ホームIMSゲートウェイ)と呼ばれるマルチメディアゲートウェイが定義されており、ローカルネットワーク内の任意のデバイスのためにIMSサービスにアクセスできるようになっている。HIGAは、IMSサービスプロファイルに関連づけられた認証に用いられるIMPI(IMSプライベート識別子)及び少なくとも1以上のIMPU(IMSパブリック識別子)のようなIMSネットワークに認知される有効なIMS識別子を有している。特許文献1には、ローカルネットワーク内のデバイスが異なるIMS識別子であるIMPUを用いてHIGAによってIMSサービスを取得できる方法についての記載がある。
UPnP(ユニバーサル・プラグアンドプレイ)は、異なるアクセス技術、オペレーティングシステム、プログラム言語、フォーマット規格及び通信プロトコルが用いられているローカルネットワーク内の異なるIPデバイス間での通信を行うための標準化されたデバイスプロトコルを確立するために、UPnPフォーラムと呼ばれる企業団体の協力で開発されたアーキテクチャである。UPnPは、さらに、機能、要件及び利用可能なサービスをデバイスの中に含むことができるデバイスプロファイルを記述し、交換するための標準化された方法を提供するものである。
UPnP及び他のプロトコルは、「ディスカバリ」(又は「ペアリング」)と呼ばれる処理もサポートする。この処理で、デバイスは、ローカルネットワークに参加し、ローカルIPアドレスを取得し、該デバイスの名称及びIPアドレスを告知し、次いで、能力及びサービスをネットワーク内の他のデバイスと交換することが可能となる。以下の説明において、「ディスカバリ情報」という用語は一般に、ディスカバリ処理中にデバイス間で通信される名称、識別子、ローカルIPアドレス、保存されているメディアコンテンツを表すURI(ユニバーサルリソースID)、デバイス能力及び利用可能なサービスなどのような任意の情報を表す用語である。ディスカバリ処理は、ブルートゥース通信などを用いて一時的に形成されるアドホックネットワーク内において実行することも可能である。デバイス及びそれらのサービスをディスカバリ処理の中で発見するための専用のサービス・ディスカバリ・プロトコルが標準化されている。
DLNA(デジタル・リビングネットワークアライアンス)は、ローカルネットワークからデバイスに保存されたデジタルメディアコンテンツにアクセスするための最近開発された技術である。UPnPプロトコルは、ローカルネットワーク内のデバイス間での通信用下位プロトコルとしてDLNAによって利用される。
リモートアクセスを可能にするためのアーキテクチャは、ローカルネットワークの外に配置されているリモート「UPnPデバイス」がネットワーク内のデバイスとのメディア通信を行うことができる場所についても定義する。IPSec(IPセキュリティ)などを用いて、このようなリモートUPnPアクセスのためのデータ/メディア移送チャネルとしてVPN(バーチャルプライベートネットワーク)トンネルを設定するためのソリューションについての記載がWO2006/079891A1にある。しかし、このソリューションは、IPアドレスの解決及びDNS(ドメインネームサーバ)技術の利用のみならず、プライベートネットワーク内の動的DNSクライアントへのアクセスも必要とするものである。
Slingbox、LocationFree、Orb and Soonrのような、ローカルホームネットワーク内の家庭用電気製品、サービス、及びメディアへのリモートアクセスのために利用可能ないくつかのいわゆる「垂直方向の」ソリューションが存在する。しかし、標準化されていないという問題があるため、追加される複雑さ及び限られた制御などに起因して、これらの垂直方向のソリューションはサービスプロバイダ及びネットワーク通信事業者が使用するには望ましいものではない。例えば、この場合、ネットワーク通信事業者は、セキュリティ、ルーティング、請求処理及びサービス品質QoSのような問題を制御する能力のない状態で単に「ビットパイプ」としての機能を果たすだけになる。したがって、リモートアクセスのための標準化された「広域的な」ソリューションであれば、エンドユーザが考えつくようなこのタイプのサービス、及び、一般に改善されたサービスのためのさらに広範囲のマーケットを対象とすることが可能となる。
図1に、家族用住宅又はオフィスに異なるデバイスを設けたローカルネットワーク100が示されている。本例では、これらのデバイスは、無線電話機、固定電話、TV装置、ラップトップ型コンピュータ、及びメディアサーバを含むものとする。ネットワーク100には、RGW(宅内ゲートウェイ)と呼ばれるゲートウェイがあり、このゲートウェイには、デバイス用としてネットワーク100の外部に通信リンクを設けるための外部アクセスネットワーク104と接続された従来方式の通常のゲートウェイ102も含まれている。この図には示されていないが、RGW104には、当業で周知のように、典型的にはポート番号とIPアドレスとのマッピングを行うためのNAT(ネットワークアドレス変換)機能と、ローカルIPアドレスをデバイスに割り当てるローカルDHCP(動的ホスト構成プロトコル)サーバとが含まれている。
ローカルネットワーク100は、HSS110が示されているIMSネットワーク108との接続を行うHIGA106をさらに含む。HIGA106は、デバイス専用プロトコルを用いる種々の好適なインタフェースを様々なデバイスへ向けてネットワーク100内に備えている。HIGA106は、RGW102の中に組み込むことができるが、本願では、論理的観点からHIGA106を個々の機能部と考えられることにする。
HIGA106は、IMS会員登録に関連づけられたIMS識別子情報112と、上述のIMPI及びIMPUのようなユーザ/サービスプロファイルとを保持する。このプロファイルは、対応する加入者情報114がHSSノード110に保存されているIMSネットワーク108にアクセスするために用いることができる。したがって、ユーザは、HIGA106によってローカルネットワーク100内のある特定の使用デバイスからIMSネットワークへログオンすることが可能となり、次いで当該使用デバイスのローカルIPアドレスはユーザプロファイルに関連づけられることになる。
HIGA106が、デバイス専用のインタフェース/プロトコルを用いてネットワーク100内のデバイスからマルチメディアサービス要求を受信するとき、HIGA106は、サービス要求を有効なIMS要求(典型的にはSIP INVITEメッセージ)に変換して、IMSネットワーク108との好適なSIPメッセージの通信に関与するIMSセッションの設定をデバイスのために行うようにする。同様に、HIGA106は、着信要求を受信すると、デバイスに関連づけられたIMS識別子112を用いることによって、ローカルネットワーク100内のデバイスとのセッションのためにIMSセッションを設定することができる。いずれの場合にせよ、通信されるメディアは、両方向の矢印によって示されているようにRGW102及びアクセスネットワーク104を介してセッション中にデバイスから又はデバイスへルーティングされる。
図1は、ローカルデバイス100aがローカルネットワーク100の外側で移動し、リモートデバイス100a’になることをさらに例示する図である。次いで、リモートデバイス100a’は、IMSネットワーク108を介してSIP INVITEメッセージをHIGA106へ送信して、ネットワーク100内の残りのデバイスのうちの1つとのメディア通信を起動するようにすることができる。上記を行うためには、リモートデバイスはIMSクライアントでなければならず、かつ、IMSネットワークにアクセスするために有効なIMS識別子を用いなければならない。
上述のDLNA技術もまたいわゆる「3ボックスモデル」を提供するものである。この場合、第1のデバイスは、第2のデバイスから第3のデバイスへのメディアの転送をローカルネットワーク内において制御するために用いることができる。例えば、小型の携帯用無線電話機は、ラップトップ型コンピュータと比べてさらに広いスクリーン上で、かつ、さらに高い品質でコンテンツを視聴するために、目に見えるメディアコンテンツをTVセットへストリームするようにラップトップ型コンピュータに命令するための制御部として使用することが可能である。この場合、TVセットは「メディアレンダラ」として用いられることになる。
しかし、端末が異なるローカルネットワークに配置されているとき、3ボックスモデルを適用するために利用可能なソリューションが存在しないというさらなる問題がある。したがって、例えば、異なるローカルネットワークの両端にわたってメディア転送を遠隔制御して、他のローカルネットワーク内のデバイスを用いてメディアコンテンツを通信できるように1つのローカルネットワーク内のデバイスに命令することは今日不可能である。
国際公開第2006/045706号パンフレット
以上略述した問題を解決することが本発明の目的である。さらに、異なるローカルネットワーク内のデバイス間におけるメディア通信の遠隔制御を可能にするソリューションを提供することが本発明の目的である。下記に添付された独立請求項に従う方法及び配置構成を提供することによってこれらの目的及び他の目的を達成することが可能となる。
1つの側面によれば、第1のローカルネットワーク内に存在している遠隔制御装置によって、第1のローカルネットワーク内の第1のデバイスと第2のローカルネットワーク内の第2のデバイスとの間でメディア通信を遠隔制御するための方法が提供される。第1及び第2のローカルネットワークは外部との接続用の宅内ゲートウェイを個々に備えている。本方法では、遠隔制御装置は、第1のローカルネットワークにおいてディスカバリ処理を実行することによって第1のデバイスにおいてディスカバリ情報を取得し、次いで、第2のローカルネットワーク内にある第2のデバイスと接続するために、マルチメディアサービスネットワークを介してリモートアクセス要求をホームマルチメディアゲートウェイへ送信する。次いで、上記遠隔制御装置は、リモートアクセス要求に応答してマルチメディアサービスネットワークを介して、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイ内の第2のデバイスに対して確立された通信パラメータをホームマルチメディアゲートウェイから受信する。遠隔制御装置は、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイ内の第2のデバイス用の受信済み通信パラメータを用いることによって、第2のデバイスとのマルチメディアセッションを実現するように第1のデバイスに命令することができる。これによって、異なるローカルネットワークの両端にわたって3ボックスモデルを実装することが可能となる。
別の側面によれば、第1のローカルネットワーク内に遠隔制御装置が存在するとき、第1のローカルネットワーク内の第1のデバイスと第2のローカルネットワーク内の第2のデバイスとの間でメディア通信を遠隔制御するための遠隔制御装置が提供される。第1及び第2のローカルネットワークは外部との接続用宅内ゲートウェイを個々に備える。遠隔制御装置は、第1のローカルネットワークにおいてディスカバリ処理を実行することによって第1のデバイスにおいてディスカバリ情報を取得するように適合されたディスカバリ部と、第2のデバイスと接続するために、マルチメディアサービスネットワークを介して、第2のローカルネットワーク内のホームマルチメディアゲートウェイへ向けてリモートアクセス要求を送信するように適合された送信部とを備える。遠隔制御装置は、リモートアクセス要求に応答して、マルチメディアサービスネットワークを介して第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイ内の第2のデバイスに対して確立された通信パラメータをホームマルチメディアゲートウェイから受信する受信部も備える。遠隔制御装置は、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイ内の第2のデバイス用の受信済み通信パラメータを用いることによって、第2のデバイスとのマルチメディアセッションを実行するように第1のデバイスに命令するように適合された命令部をさらに備える。
上記の遠隔制御装置内の方法及び配置構成において異なる実施形態が可能である。例えば、遠隔制御装置内のブラウジング部は、第2のデバイス内のメディアをブラウズするために受信済み通信パラメータを用いることができる。これによって、第1のデバイスへ転送するメディアコンテンツを第2のデバイスにおいて検知することが可能となる。
命令部は第2のデバイスからメディアコンテンツをフェッチするように第1のデバイスへ命令することができる。その場合、命令部は、受信済み通信パラメータと、第2のデバイス内の選択済みメディアコンテンツを指示するURL又はURIとを第1のデバイスへ送信することができる。上記とは別に、命令部はメディアコンテンツを第2のデバイスへ送信するように第1のデバイスへ命令することができる。これらの代替例によれば、メディアコンテンツは上記のように遠隔制御装置によって制御されていずれの方向へも転送することが可能である。
リモートアクセス要求はマルチメディアゲートウェイのIMS識別子へ向けられるIMSセッション招待メッセージであってもよい。SIPがマルチメディアサービスネットワークを介してホームマルチメディアゲートウェイとの通信に用いられる場合、IMSセッション招待メッセージはSIP INVITEメッセージとなる。
送信部は、第1のローカルネットワークの宅内ゲートウェイによって外部との通信を行うために用いられる外部IPアドレスをリモートアクセス要求の中に含んでもよい。次いで、第1のローカルネットワークのこの外部IPアドレスは来るべきメディアセッションのために用いることができる。
受信済み通信パラメータは、宅内ゲートウェイ内の第2のデバイスに対して確定されたNATバインディングすなわちポートマッピングに基づく、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイの外部IPアドレスとポート番号とを含んでもよい。第2のローカルネットワークのこのNATバインディングすなわちポートマッピングは同様に来るべきメディアセッションのために用いることができる。送信部はリモートアクセス要求時に第2のデバイスのローカル識別子をさらに含んでもよい。
さらに別の側面によれば、第1のローカルネットワーク内の第1のデバイスと第2のローカルネットワーク内の第2のデバイスとの間におけるメディア通信の遠隔制御を第1のローカルネットワーク内に存在している遠隔制御装置によって可能にするための、ホームマルチメディアゲートウェイも提供される。第1及び第2のローカルネットワークは外部との接続を行うための宅内ゲートウェイを個々に備え、ホームマルチメディアゲートウェイは第2のローカルネットワークの中に含まれている。ホームマルチメディアゲートウェイは、第2のデバイスとの接続を行うためのマルチメディアサービスネットワークを介して、遠隔制御装置からリモートアクセス要求を受信するように適合された受信部、並びに、受信済みのリモートアクセス要求に応答して、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイ内の第2のデバイス用の通信パラメータを取得するように適合されたポートマッピング部を備える。ホームマルチメディアゲートウェイは、通信パラメータを遠隔制御装置へ送信するように適合された送信部をさらに備え、該送信部によって、遠隔制御装置を作動可能にして、通信パラメータを用いることにより第2のデバイスとのマルチメディアセッションを実行するように第1のデバイスに命令する。
ポートマッピング部は、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイにおいて、NATバインディングとポートマッピングとを通信パラメータとして取得するように適合することが可能であり、第2のデバイスのローカルIPアドレスとポート番号とを、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイの外部パブリックIPアドレス及びポート番号とマップするものである。次いで、第2のローカルネットワークのこのNATバインディングすなわちポートマッピングは来るべきメディアセッションのために用いることができる。
本発明の更なる特徴および利点の可能性については以下の詳細記述の中で説明しよう。
次に、例示の実施形態によって、及び、添付図面を参照しながら本発明についてさらに詳細に説明する。
従来技術に従って、リモートデバイスがネットワークの外側に在る位置からネットワークにアクセスする際のローカルネットワークを示す概略図である。 1つの実施形態に従って、2つの異なるローカルネットワークの両端にわたってメディア通信の遠隔制御を行うための処理手順を示す概略ネットワークである。 別の実施形態に従って、2つの異なるローカルネットワークの両端にわたってメディア通信の遠隔制御を行うための本発明によるソリューションを実現できる方法についてさらに詳細に示すシグナリング図である。 さらに別の実施形態に従って、メディアコンテンツを別のローカルネットワーク内のデバイスと通信するために1つのローカルネットワーク内の装置の遠隔制御を行うための処理手順を示すフローチャートである。 さらに別の実施形態に従って、2つの異なるローカルネットワークの両端にわたって、メディア通信の遠隔制御を行うように適合された遠隔制御装置及びホームマルチメディアゲートウェイを示す概略ブロック図である。
簡単に説明すると、本発明は、例えば上述の3ボックスモデルに従って、異なるローカルネットワーク内のデバイス間におけるメディア通信を遠隔制御装置によって遠隔制御するために用いることができる。このソリューションでは、第1のローカルネットワーク内に存在している遠隔制御装置からマルチメディアサービスネットワークを介して制御メッセージングによって起動されるとき、第1のローカルネットワーク内のデバイスと、第2のローカルネットワーク内の他のデバイスとの間でのセッション時に、個々のローカルネットワーク内の宅内ゲートウェイによってメディアの通信を行うことが可能となる。1つの実施形態では、遠隔制御装置は、IMSネットワークを介してIMSメッセージを通信して、セッションの設定及び制御を行うようにする。
しかし、たとえ以下の実施形態が、説明を簡略にするためにIMS及びIMSのメッセージングに関して説明するものであっても、マルチメディアネットワーク及び通信のための他の任意の均等物又は類似するコンセプト並びに規格を本発明の範囲内において用いることも可能であることは明らかである。
本説明において、「遠隔制御装置」という用語は、2つのローカルネットワークの両端にわたって他のデバイス間でメディアの転送を起動するために用いられる任意の種類のデバイスを表す用語である。遠隔制御装置が2つのローカルネットワークのうちの一方に存在するとはいえ、遠隔制御装置それ自体はメディア通信に参加するものではない。IMSネットワークが用いられる場合、遠隔制御装置はIMS互換デバイスであることが望ましい。すなわち遠隔制御装置はIMSクライアント及び有効なIMS識別子を有することが望ましい。しかし、セッションの遠隔制御に用いられる他のデバイスの代わりに、IMSネットワークにアクセスするための別個のIMS互換デバイスを用いて、以下で説明する遠隔制御装置として一体に有効に機能するようにすることも可能である。
遠隔制御装置は、その存在を告知し、当該ネットワーク内に存在している他の任意のデバイスに関する情報を取得するために、第1のローカルネットワークにおいてまずディスカバリ処理を実行する。したがって、遠隔制御装置は、ネットワークへの登録を行う際に、ローカルIPアドレスを割り当てられることになる。ディスカバリ処理において、遠隔制御装置はその名称及びIPアドレスを告知し、さらに、ネットワーク内の他の任意のデバイスのID、IPアドレス、能力及びサービスに関する情報を取得する。これによって、遠隔制御装置のユーザは、第1のローカルネットワーク内の発見した第1のデバイスを選択して、相手側の第2のローカルネットワーク内の既知の第2のデバイスとのメディア通信を行うようにすることが可能となる。例えば、第1のローカルネットワークの中にあるTVセットは、第2のローカルネットワーク内のメディアサーバからメディアコンテンツを受信し、演奏するのに適したものとして選択することができる。あるいは、この選択は第1と第2のローカルネットワークを逆にした場合もまた同様に行うことが可能である。
次いで、遠隔制御装置は、第1のローカルネットワーク内の当該宅内ゲートウェイによって外部からの通信信号に対応して用いられるパラメータを取得することができる。このパラメータには当該宅内ゲートウェイの外部パブリックIPアドレスが含まれている。遠隔制御装置は、第2のデバイスと接続を行うために、(IMSネットワークなどの)マルチメディアサービスネットワークを介してリモートアクセス要求を第2のローカルネットワーク内の(HIGAなどの)ホームマルチメディアゲートウェイへ送信する。このリモートアクセス要求は、リモートアクセス専用のものとして割り当てられた(IMPUなどの)ホームマルチメディアゲートウェイのIMS識別子へ向けられるIMSセッション招待メッセージであってもよい。IMSセッション招待メッセージは、第2のデバイスの加入者IDと、第1のローカルネットワーク内の宅内ゲートウェイの取得済みの外部IPアドレスとをさらに含む。
次いで、ホームマルチメディアゲートウェイは、IMSネットワークを介して肯定応答メッセージを遠隔制御装置へ送信することにより応答し、第2のデバイスとの外部通信用として割り当てられた通信パラメータ(典型的にはIPアドレスとポート番号)を第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイの中に含むことになる。次いで、遠隔制御装置ユーザは、転送用の選択済みデバイスに保存されているメディアを選択するために、例えばVPNトンネルを用いて、第2のデバイス内のメディアコンテンツを求めてブラウズすることが可能である。IMSネットワークにおける好適なセッションを介して、定期的なSIPメッセージとして上記セッション招待メッセージ及び肯定応答メッセージの通信を行うことが可能となる。
次いで、遠隔制御装置は、第1のローカルネットワーク内の選択済みデバイスに命令して、例えば、第2のデバイスからメディアをフェッチするために、第2のローカルネットワーク内の第2のデバイスとのメディアセッションの設定を行うようにすることができる。次いで、この選択済みの第1のデバイスは、第2のデバイスを用いて、最終的に第1及び第2のローカルネットワークの両端にわたっていずれの方向へもメディアを通信することができる。上記とは別に、第1のローカルネットワーク内の遠隔制御装置は、第2のローカルネットワーク内の第2のデバイスへメディアを送信するように当該ネットワーク内の選択済みデバイスに命令することができる。
2つの異なるローカルネットワークの両端にわたってメディア通信の遠隔制御を行うための例示の処理手順について、第1のローカルネットワーク200と、ローカルデバイスを含む第2のローカルネットワーク202と、マルチメディアサービス用のIMSネットワーク204とを示す図2の概略ネットワークを参照しながら以下説明する。個々のローカルネットワーク200、202はそれぞれ、他のネットワークとつながる、ローカルデバイス用の通信リンクを個々に設けた宅内ゲートウェイRGW200aと202a及び上記記載のようなノードを備える。少なくとも第2のローカルネットワーク202は、IMSネットワーク204と通信を行うためのマルチメディアゲートウェイHIGA202bをさらに備える。
本図に図示のようにTVセット200cを含む各種のさらなるローカルデバイスを含むことができる第1のローカルネットワーク200の中に遠隔制御装置200bが存在する。第2のローカルネットワーク202はメディアサーバ202cを含むものであるが、このローカルネットワーク202には、種々の別のデバイス(図示せず)も同様に含み得ることは言うまでもない。例えば、装置200bのユーザは、ユーザのホームネットワークであってもよいネットワーク202内のサーバ202cに保存されているメディアに関する情報を持っている状態で、友人の家又はホテル内に在るネットワーク200を現在訪問中であってもよい。
デバイス200bは有効なIMS識別子を有するIMSクライアントであることが仮定されている。たとえIMSコンセプトが本実施形態において用いられる場合であっても、マルチメディアサービス用ネットワークとゲートウェイとのための他の任意の同様の規格及びプラットフォームも用いることが可能であり、本発明は、一般にこの点において限定されるものではない。異なるステップ又はアクションに関して図2の処理手順を以下説明する。これらのステップ又はアクションの各々は、使用されるプロトコルに依存して往復転送される1以上の特定のメッセージを表すことができる。
最初のステップ2:1a及び2:1bによれば、第1のローカルネットワーク200内のデバイス200bと200cによってディスカバリ情報の交換が行われる個々のネットワーク200、202において、第2のローカルネットワーク202内のHIGA202bとメディアサーバ202cとがディスカバリ情報を交換している間、ディスカバリ処理がローカルに実行される。このようにして、遠隔制御装置200bは、ローカルIPアドレスとポート番号とを含むデバイス200cにおいて、並びに、ローカルネットワーク200内に存在している他の任意のデバイスにおいてディスカバリ情報を取得する。次いで、HIGA202bは、少なくともメディアサーバ202cに関する同様のディスカバリ情報を取得する。当然のことであるが、ステップ2:1a及び2:1bは、互いに独立に実行することが可能である。すなわちこれらのステップは必ずしも同時に実行される必要はない。
本例では、装置200bのユーザは、メディアサーバ202cに保存されているメディアコンテンツの閲覧を望んでいて、メディアサーバ202cからメディアコンテンツを受信し、演奏するためにメディアレンダラとしてデバイス200cを選択することができる。ユーザからの或る適切な入力コマンドに応答して、次のステップ2:2において、遠隔制御装置200bは、RGW200aによって用いられる外部IPアドレスと、外部からの通信信号に対応する或る範囲のポート番号とを取得する。以上、ローカル通信用のUPnPプロトコル又は他の任意の適切なプロトコルを用いてステップ2:1a、2:1b、2:2を実行することができる。
次いで、遠隔制御装置200bは、次のステップ2:3においてリモートアクセス要求として、IMSネットワーク204内の適切なセッション制御ノード(図示せず)を介してセッション招待メッセージを第2のローカルネットワーク内のHIGA202bへ送信する。本例では、セッション招待メッセージは、第2のローカルネットワーク202、すなわちメディアサーバ202c内のある特定の選択済みデバイスとの接続を求める要求に対して有効である。次いで、ステップ2:3のセッション招待メッセージは、リモートアクセス専用のものとして割り当てられたHIGA202bのIMPUへ向けることができ、かつ、ネットワーク202内の選択済みデバイスの識別子を中に含むものである。セッション招待メッセージは、IMSネットワーク204を介して送信される或る一定レベルのセキュリティを自動的に導入することが可能である。このIMSネットワーク204では、遠隔制御装置200bが一般に信用できるものであると考えることができる正当なIMSクライアントであることを証明できるように認証が必要となる。
ある特定の選択済みデバイスとの接続を要求する前に、デバイス200bは、第2のローカルネットワーク202内のデバイスに関するディスカバリ情報を求める要求として、選択済みの装置識別子を欠いているいずれかの最初のセッション招待メッセージを有効なHIGA202bへ送信することができる。この時、HIGA202bからの応答はHIGA202b内のUPnPプロキシを指示することになり、遠隔制御装置200bは、IMSネットワーク204を介してネットワーク202内のデバイスに関するディスカバリ情報をこのHIGA202bから取得することができる。その後セッションは閉じられる。次いで、装置200bのユーザは、ネットワーク202内のある特定のデバイスを通信用として選択し、次いで、選択済みのデバイスとの接続を求める要求として、すなわち上記ステップ2:3の場合のように、新たなセッション時に他のセッション招待メッセージをHIGA202bへ送信することが可能となる。
さらに、所望の接続先である、ネットワーク202内のメディアサーバ202cは、例えばローカル識別子である、UPnP識別子などによってステップ2:3のセッション招待メッセージの中に示されることが望ましい。上述したように、ユーザは、来るべきメディアセッションのためにメディアサーバ202cを利用すべきであることを本例においてすでに知っている。さらに、この結果、いくつかの適切なユーザ入力コマンドによって、デバイス200bは、メディアサーバ202cのローカル(UPnP)識別子をステップ2:3のセッション招待メッセージの中にさらに含むことになる。
次いで、ステップ2:4で、上記セッション招待メッセージの受信に応答して、HIGA202bは、NATバインディング、すなわち、「ポートマッピング」をRGW202aにおいて取得する。「ポートマッピング」とは、メディアサーバ202cのローカルIPアドレスとポート番号をRGW202aの外部パブリックIPアドレス及びポート番号とマップする処理である。
次いで、適切な肯定応答メッセージがHIGA202bから送られ、さらに、ステップ2:5において、このメッセージは、IMSネットワーク204を介して遠隔制御装置200bへ返信される。上記肯定応答メッセージには、上記ステップ2:4においてメディアサーバ202cに対して確定されたNATバインディングすなわちポートマッピングに従って、RGW202aの少なくとも外部IPアドレスとポート番号とが中に含まれている。次いで、遠隔制御装置200bは、次のステップ2:6において、RGWの受信済み外部IPアドレス及びポート番号202aを用いて、RGW202aを介してメディアサーバ202c内のメディアコンテンツを求めてブラウズすることが可能となる。例えば、このステップにおいてピアツーピアブラウジングを行うためにRGW202aを介してデバイス200bと202cとの間でVPNトンネルを確立することができる。
ユーザがメディアサーバ202cから通信用メディアコンテンツを選択した後、遠隔制御装置200bは、次のステップ2:7において、相手側のネットワーク202内のメディアサーバ202cからメディアコンテンツをフェッチするようにTVセット200cに命令する。これはデバイス200bと200cとの間でのHTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)メッセージングによって行うことができる。その場合、デバイス200bは、メディアサーバ202c内の選択済みメディアコンテンツを指示するURL(ユニバーサルリソースロケータ)をデバイス200cへ送信する。さらに、ステップ2:5において受信された、メディアサーバ202c用の外部IPアドレス及びRGWのポート番号202aもここで提供され、上記メディアサーバ202cとの来るべきセッション時にこれらのIPアドレスとポート番号とはTVセット200cによって用いられる。
最後に、TVセット200cは、適宜受信済みURLを用いて通常の方法で(図示せず)メディアサーバ202cとのメディアセッションをセットアップし、次いで、ステップ2:8に示すように選択済みメディアコンテンツが転送される。例えば、デバイス200cは、受信済みのURLを含むHTTP GETメッセージをデバイス202cへ送信して、ストリーミングセッションを起動することができる。
訪問先リモートネットワークにおいて、ホームネットワークからデバイスへのメディアの転送を遠隔制御する本発明によるソリューションを実現できる方法に関するさらに詳細な例について、図3のシグナリング図を参照しながら以下説明する。図3に個々に示されているシグナリングステップが、プロトコルに従って往復転送される1以上の特定のメッセージを表すことができることは当業者であれば容易に理解できよう。
したがって、図3はローカルリモートネットワーク300、ローカルホームネットワーク302、及びIMSネットワーク内のIMSセッション制御ノード304を示すことになる。個々のネットワーク300、302は宅内ゲートウェイRGW1 300a及びRGW2 302aをそれぞれ備える。遠隔制御装置300bが現在リモートネットワーク300を訪問中であるが、実際にはこの遠隔制御装置はホームネットワーク302に属するものである。但しこのことは必要なことではない。さらに、リモートネットワーク300はTVセット300cを含み、かつ、ホームネットワーク302はマルチメディアゲートウェイHIGA302bと、メディアコンテンツが保存されているホームサーバ302cとを含む。プロトコルUPnPはネットワーク300、302内において通信用としてローカルに使用されるものと仮定されている。但し以下に説明する例では他のローカル通信プロトコルを使用することも可能である。
本例では、装置300bのユーザはネットワーク302内の少なくともホームサーバ302cとそのメディアコンテンツとに関する何らかの情報を有しているものとさらに仮定されている。デバイス300bは、ある時点において事前にディスカバリ処理をネットワーク302の中で実行したものであってもよい。それによって、デバイス300bのUPnP識別子を含むディスカバリ情報がホームサーバ302cに予め保存されることになる。したがって、遠隔制御装置300bが、ネットワーク300と302の両端にわたって、すなわち、ホームサーバ302cからTVセット300cへのメディア転送を起動するとき、以下のシグナリングステップ又はアクションが実行されることになる。点線矢印はオプションのステップを示す。
ステップ3:1− 遠隔制御装置300bは、ネットワーク300に登録を行い、ネットワーク300内のRGW1 300によってデバイス300bに対して通信用として割り当てられたローカルIPアドレスを取得する。デバイス300bは、UPnPプロトコルに基づいて、このステップにおいてディスカバリ処理をさらに実行して、TVセット300cを含むネットワーク300内に存在している他の任意のデバイスのローカルIPアドレス、能力及びサービス記述を取得する。同様のディスカバリ処理も、ホームネットワーク302において或る時点に実行される。その場合、HIGA302bは、ホームサーバ302cを含む、ネットワーク302内に存在しているデバイスのローカルIPアドレス、能力及びサービス記述を取得する。このステップは図2のステップ2:1a及び2:1に基本的に対応するものである。装置300bのユーザは今度は、図2の例の場合と同様に、ホームサーバ302cからメディアコンテンツをフェッチし、演奏のためにTVセット300cを用いることを決定する。
ステップ3:2− 適切なユーザ入力コマンドに応答して、遠隔制御装置300bは、UPnP又は他の手段を介して、RGW1 300aの外部IPアドレス及び来るべきメディアセッションのために用いることができるポート番号の可能な有効範囲を取得する。このステップは図2のステップ2:2に基本的に対応するものである。
ステップ3:3− 遠隔制御装置300bは、リモートアクセス要求として、リモートアクセスのために割り当てられたHIGA302bのIMPUへ向けてSIP INVITEメッセージを送出することによってホームサーバ302cとの接続を要求する。SIP INVITEメッセージがIMSノード304を介してルーティングされる。SIP INVITEメッセージは、特定のローカルデバイスとのDLNAベースの接続を確立するために一般に用いられる、ホームサーバ302cのUPnP識別子を含む。SIP INVITEメッセージは、RGW1 300aの外部IPアドレスと、ステップ3:2において取得された有効なポート番号の範囲の中から選択されたポート番号とをさらに含み、これらは、来るべきメディアセッションのためにネットワーク302において用いられる。このステップは図2のステップ2:3に基本的に対応するものである。ここで、選択済みホームサーバ302cを指示するユーザからの適切な入力が、デバイス300bにおいて、入力コマンドトリガステップ3:2又は個別の入力コマンドトリガステップ3:3などの、ステップ3:3よりも前の或る時点に好適に受信されるという点に留意されたい。
ステップ3:4− HIGA302bは例えば、いわゆる「P−Asserted−Identity」を介して装置300bのユーザ及びINVITEメッセージを認証する。IMSノード304を介してSIP INVITEメッセージが送信されたことに起因して、或る一定レベルのセキュリティが自動的に取得される。というのは、IMSネットワークへの登録を行うためには遠隔制御装置300bは正当なIMSクライアントでなければならず、認証済みのIMSクライアントは一般に信用できものと考えられることが仮定されているからである。例えば、既存のP−Asserted−Identityによる認証方法を用いれば、リモートアクセスを認めるための何らかの特別のセキュリティメカニズムの導入は不要となる。
ステップ3:5− 次いで、HIGA302bは、NATバインディングがUPnPプロトコルに基づいてRGW2 302aにおいて確立されることを要求する。その場合、ホームサーバ302cのIPアドレスとポート番号とは、RGW2 302aの外部IPアドレス及びポート番号とにマップされる。このステップは図2のステップ2:4に基本的に対応するものである。オプションとして、ステップ3:3のSIP INVITEメッセージの形で受信されたとき、リモートネットワーク300内のRGW1300aの外部IPアドレスと、選択済みポート番号とをNATバインディングの中に保存して、RGW2 302aが上記特定のかつ既知のソースIPアドレスとポート番号とから得られる着信トラフィックのみを許可するように指示する旨のルールを作成することによってセキュリティの向上を図るようにすることも可能である。
ステップ3:6− HIGA302bは、RGW2 302cの外部IPアドレスとポート番号とを中に含むSDPメッセージを有し、ステップ3:3のSIP INVITEメッセージに応答して、SIP200OKメッセージを遠隔制御装置300bへ送信する。このステップは図2のステップ2:5に基本的に対応するものである。
ステップ3:7− オプションとしてこの時点において、NATバインディングを確立することも可能である。その場合、TVセット300cのローカルIPアドレスとポート番号とは、RGW1 300aにおいて、UPnPプロトコルに基づいてRGW1 300aの外部IPアドレス及びポート番号にマップされる。本例のように、TVセット300cへメディアを配信するようにTVセット300cに命令するのではなく、遠隔制御装置300bがTVセット300cへメディアを配信するようにホームサーバ302cに対して直接送信勧誘するような場合には、このNATバインディングは必要となる。下記のステップ3:10〜3:13を参照のこと。しかし、これらのステップは線図には示していない。該ステップは代替の実装構成と考えることが望ましい。したがって、遠隔制御装置300bが有効にTVセット300cを起動し、トリガして、メディアセッションを開始するとき、ステップ3:10〜3:13を実行する代わりに、遠隔制御装置300bはホームサーバ302cを直接起動して、セッションの確立時にTVセット300cを必要とすることなく、メディアコンテンツのTVセット300cへのストリーミングを開始することが可能となる。しかし、このストリーミングの開始は、遠隔制御装置300bが何らかの形でTVセット300cのローカルIPアドレスとポート番号とを取得できること、並びに、これらのIPアドレスとポート番号とは、外部へのルーティングが可能な、RGW1 300a内のIPアドレス及びポート番号上へ正しくマッピングされることを要件とする。
別のオプションとして、上記ステップ3:5の場合と同様に、ホームネットワーク302内のRGW2 302aの外部IPアドレスとポート番号とに対応するルールを作成し、それによってRGW2 302aの特定のかつ既知のソースIPアドレスとポート番号とから到来する着信トラフィックのみが許可されるようにするオプションがある。
ステップ3:8− オプションとして、VPNトンネルは遠隔制御装置300bとRGW2 302aとの間でこの時点に確立されるものであってもよい。
ステップ3:9− 遠隔制御装置300bは、UPnPプロトコルを用いてホームサーバ302c内でメディアの探索を行うために、ホームサーバ302cとのピアツーピアブラウジングを実行することができる。
ステップ3:10− ユーザからの他の適切な入力コマンドに応答して、遠隔制御装置300bは、正しいコンテンツ/メディアをホームデバイスからフェッチすることを意図して、ホームサーバ302c内の選択済みメディアコンテンツを指示するURL又はURIをTVセット300cへ送信する。URL又はURIは、例えば「HTTP POST setAVTransport URI0」のようなHTTPメッセージの形で送信される。
ステップ3:11− TVセット300cはHTTP200OKメッセージを応答として送信する。
ステップ3:12− 遠隔制御装置300bはトリガをTVセット300cへ送信して、メッセージ「HTTP POST(AVTransport :: PlayO)」の形でコンテンツのストリーミングを起動する。
ステップ3:13− TVセット300cは再びHTTP200OKメッセージを応答として送信する。
ステップ3:14− TVセット300cは、HTTPメッセージ「HTTP GET URL」をホームサーバ302cへ送信することによってホームサーバ302cとのセッションを開始する。
ステップ3:15− ホームサーバ302cはHTTP200OKメッセージを応答として送信する。
ステップ3:16− ストリーミングセッションがHTTPに従って実行され、そこで、所望のメディアコンテンツがホームサーバ302cからTVセット300cへ転送される。
ステップ3:3の遠隔制御装置300bからのSIP INVITEメッセージを構成することができる方法を示す1例を下記に示す。本例では、遠隔制御装置300bのユーザはアリスという名前であり、higa_ra@operator.comはリモートアクセス要求として用いられるHIGA302bのアドレスである。
INVITE sip : higa_ra@operator.com SIP/2.0
Via:SIP/2.0/UDP wsl.operator2.com:5060;
branch=ufy7345hflwdsl
Max-Forwards:70
P-Asserted-Identity : Alice < sip:alice@operator.com>
From : Alice <sip:alice@operator.com> ; tag=8964dhdha8
To: HIGA_RA <sip : higara@operator.com>
Call-ID: 26498265027552@192.0.100.2
CSec: 1 INVITE
Contact: <sip : alice@192.0.100.2
Content-Type: application/sdp
Content length: 151
v=0
o=alice 375864989 590506500 IN IP4 wsl.operator2.com
s=-
C=IN IP4 192.0.100.2 (すなわち、RGW1 300aのIPアドレス)
t=0 0
m=message 20002(すなわち、ビデオストリームとして用いられるRGW1 300a内のポート番号)
a=deviceID:Media_server(すなわち、ホームサーバ302cのUPnP識別子)
図4のフローチャートを参照しながら、第1のローカルネットワーク内に存在している遠隔制御装置によって、第1のローカルネットワーク内の第1のデバイスと、第2のローカルネットワーク内の第2のデバイス間でのメディア通信の遠隔制御を可能にするための、メディア通信の制御処理手順について別の実施形態によって以下説明する。第1及び第2のローカルネットワークの各々は外部との接続用宅内ゲートウェイを個々に備える。以下のステップは一般に遠隔制御装置によって実行される。
第1のローカルネットワークにおいてディスカバリ処理に参加するとき、第1のステップ400において第1のデバイスに関するディスカバリ情報が取得される。このステップは基本的に、上記の例におけるステップ2:1a、b及び3:1にそれぞれ対応する。
次のステップ402において、第2のデバイスと接続を行うために、マルチメディアサービスネットワークを介してリモートアクセス要求が第2のローカルネットワーク内のホームマルチメディアゲートウェイへ送信される。このステップは基本的に、上記の例におけるステップ2:3及び3:3にそれぞれ対応する。
別のステップ404において、ステップ402のリモートアクセス要求に応答して、マルチメディアサービスネットワークを介して、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイ内のホームマルチメディアゲートウェイから第2のデバイス用の通信パラメータが受信される。
最終ステップ406において、第2のデバイス用の受信済み通信パラメータを用いることによって第2のデバイスとのマルチメディアセッションを実行するように第1のデバイスは命令される。したがって、上記の処理手順を利用して、選択済みのメディアコンテンツを第2のデバイスからフェッチするか、あるいは、メディアコンテンツを第2のデバイスへ送信するかのいずれかを行うように第1のデバイスに命令することが可能となる。
図5は、機能部を用いて、配置構成として上述の遠隔制御装置とホームマルチメディアゲートウェイとを構成することができる方法をさらに詳細に示すブロック図である。情報及びメッセージの流れは一般に図中の種々の矢印によって示されているが、この流れは当業者であれば適切なプロトコルとインタフェースとによって実現することができるため、これらのプロトコルとインタフェースとについては本明細書で詳細に説明する必要はない。この図は単に論理的意味での種々の機能単位を例示するものではあるが、一方で、当業者が実際には、任意の適切なソフトウェア及びハードウェア手段を用いて、これらの機能を自由に実現することが可能であるという点に留意されたい。したがって、本発明は一般に遠隔制御装置並びにホームマルチメディアゲートウェイの図示の構造のみに限定されるわけではない。
図中、遠隔制御装置500が、少なくとも第1のデバイスD1を備えた第1のローカルネットワーク502内に存在し、さらに、ホームマルチメディアゲートウェイ504は少なくとも第2のデバイスD2を備えた第2のローカルネットワーク506と接続されている。
遠隔制御装置500は、第1のローカルネットワーク502においてディスカバリ処理を実行することによって、少なくとも第1のデバイスD1に関するディスカバリ情報を取得するように適合されたディスカバリ部500aを備えている。遠隔制御装置500は、第2のデバイスD2と接続するために、マルチメディアサービスネットワーク(図示せず)を介して、ホームマルチメディアゲートウェイ504へ向けてリモートアクセス要求を送信するように適合された送信部500bをさらに備えている。
遠隔制御装置500は、リモートアクセス要求に応答して、マルチメディアサービスネットワークを介して第2のローカルネットワーク506の宅内ゲートウェイ(図示せず)内の第2のデバイスD2に対して確立された通信パラメータをホームマルチメディアゲートウェイ504から受信するように適合された受信部500cをさらに備える。遠隔制御装置500は、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイ内の第2のデバイス用の受信済み通信パラメータを用いることによって、第2のデバイスとのマルチメディアセッションを実行するように第1のデバイスD1に命令するように適合された命令部500dをさらに備える。遠隔制御装置500はまた、第2のデバイスD2内のメディアのブラウズを行うために受信済み通信パラメータを用いるように適合されたブラウジング部500eを備えてもよい。ホームマルチメディアゲートウェイ504は、第2のデバイスD2と接続を行うために、マルチメディアサービスネットワークを介して遠隔制御装置500からリモートアクセス要求を受信するように適合された受信部504aを備えている。
ホームマルチメディアゲートウェイ504は、受信済みのリモートアクセス要求に応答して、第2のローカルネットワーク506の宅内ゲートウェイ内の第2のデバイスD2用として通信パラメータを取得するように適合されたポートマッピング部504bをさらに備える。ポートマッピング部は、通信パラメータとしてNATバインディングとポートマッピングとを取得するように適合することが可能であり、第2のデバイスのローカルIPアドレスとポート番号とを、第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイの外部パブリックIPアドレス及びポート番号とマップするものである。
ホームマルチメディアゲートウェイ504は、通信パラメータを遠隔制御装置へ送信するように適合された送信部504cをさらに備え、該送信部によって、遠隔制御装置500を作動可能にして、与えられた通信パラメータを用いることにより、第2のデバイスD2とのマルチメディアセッションを実行するように第1のデバイスD1に命令する。
例えば上述の実施形態に従って本発明を利用することによって、ローカルネットワークを訪問する遠隔制御装置は、別のホームネットワーク内のデバイスからメディアコンテンツをフェッチするように当該ネットワーク内のデバイスに命令することができる。あるいは、ローカルネットワークと別のホームネットワークを逆にした場合もまた同様である。これによって、上述の3ボックスモデルを遠隔地において達成することが可能となり、1つのローカルネットワークにおいてメディアレンダラとしてデバイスを選択して、別のローカルネットワークのサーバ等から得られた選択済みメディアを演奏することが可能となる。別のローカルネットワークのサーバ等に保存するために選択済みメディアを1つのデバイスから転送する処理も遠隔制御によって行うことが可能である。遠隔制御装置は信用できるものと考えることもできる。というのは、セッション招待メッセージは、追加された自動セキュリティを提供する認証を必要とするマルチメディアサービスネットワークを介して送信されるからである。
本発明について、具体的な典型的実施形態を参照しながら記述したが、この記述は、一般に本発明のコンセプトを説明することが意図しているだけであって、本発明の範囲を限定していると考えるべきではない。上記の実施形態を説明するに際して、IMSのコンセプト、HIGA、UPnP及びDLNAを用いたが、本明細書に記載のように、ローカルネットワークの両端にわたって、メディア転送の遠隔制御を可能にするために他の任意の同様の適切な規格、プロトコル及びネットワーク要素を用いることは基本的に可能である。ブルートゥース、ZigBee、IrDA(赤外線データ協会)及びBonjourのような、UPnP以外の他のプロトコルに準拠して、以上説明したディスカバリ処理を実行することも可能である。本発明は一般に以下の独立請求項によって規定される。

Claims (22)

  1. 第1のローカルネットワーク(200)内の第1のデバイス(200c)と、第2のローカルネットワーク(202)内の第2のデバイス(202c)との間におけるメディア通信を、前記第1のローカルネットワーク内に存在している遠隔制御装置(200b)によって遠隔制御する方法であって、前記第1及び第2のローカルネットワークは外部との接続用の宅内ゲートウェイ(200a、202a)を個々に備え、
    前記方法は、前記遠隔制御装置が、
    前記第1のローカルネットワークにおいてディスカバリ処理(2:1a)を実行することによって、前記第1のデバイスに関するディスカバリ情報を取得する工程と、
    前記第2のデバイスとの接続のために、マルチメディアサービスネットワーク(204)を介して、前記第2のローカルネットワーク内のホームマルチメディアゲートウェイ(202b)へリモートアクセス要求を送信する工程(2:3)と、
    前記リモートアクセス要求に応答して、前記マルチメディアサービスネットワークを介して、前記第2のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイ(202a)内の前記第2のデバイスのために設定された通信パラメータを、前記ホームマルチメディアゲートウェイから受信する工程(2:5)と、
    前記第2のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイ内の前記第2のデバイス用の前記通信パラメータを用いて、前記マルチメディアサービスネットワークとは異なるネットワークを介して前記第2のデバイスとマルチメディアセッションを実行するように前記第1のデバイスに命令する工程(2:7)と、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記遠隔制御装置は、前記第2のデバイスにおいてメディアのブラウジングを行うために受信した前記通信パラメータを用いることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記遠隔制御装置は、メディアコンテンツを前記第2のデバイスからフェッチするように前記第1のデバイスに命令することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記遠隔制御装置は、受信した前記通信パラメータと、前記第2のデバイス内の選択された前記メディアコンテンツを指示するURL又はURIとを前記第1のデバイスへ送信することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記遠隔制御装置は、メディアコンテンツを前記第2のデバイスへ送信するように前記第1のデバイスに命令することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記リモートアクセス要求は、前記マルチメディアゲートウェイのIMS識別子へ向けたIMSセッション招待メッセージであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. SIPは、前記マルチメディアサービスネットワークを介した前記ホームマルチメディアゲートウェイとの通信に用いられ、かつ、前記IMSセッション招待メッセージはSIP INVITEメッセージであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記リモートアクセス要求は、前記第1のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイによって外部との通信を行うために用いられる外部IPアドレスを含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 受信した前記通信パラメータは、前記宅内ゲートウェイ内の前記第2のデバイスについて確定されたNATバインディング、または、ポートマッピングに従った、前記第2のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイの外部IPアドレスとポート番号とを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記リモートアクセス要求は前記第2のデバイスのローカル識別子を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 第1のローカルネットワーク(502)内の第1のデバイス(D1)と、第2のローカルネットワーク(506)内の第2のデバイス(D2)との間におけるメディア通信を、前記第1のローカルネットワーク内に存在する場合に遠隔制御する遠隔制御装置であって、前記第1及び第2のローカルネットワークは外部との接続用の宅内ゲートウェイを個々に備え、
    前記遠隔制御装置は、
    前記第1のローカルネットワークにおいてディスカバリ処理を実行することによって、前記第1のデバイスに関するディスカバリ情報を取得するように適合されたディスカバリ部(500a)と、
    前記第2のデバイスとの接続のために、マルチメディアサービスネットワークを介して、前記第2のローカルネットワーク内のホームマルチメディアゲートウェイへ向けてリモートアクセス要求を送信するように適合された送信部(500b)と、
    前記リモートアクセス要求に応答して、前記マルチメディアサービスネットワークを介して、前記第2のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイ内の前記第2のデバイスのために設定された通信パラメータを、前記ホームマルチメディアゲートウェイから受信するように適合された受信部(500c)と、
    前記第2のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイ内の第2のデバイス用の前記通信パラメータを用いて、前記マルチメディアサービスネットワークとは異なるネットワークを介して前記第2のデバイスとのマルチメディアセッションを実行するように前記第1のデバイスに命令するように適合された命令部(500d)と、
    を備えることを特徴とする遠隔制御装置。
  12. 前記遠隔制御装置は、前記第2のデバイス内のメディアのブラウジングを行うために受信した前記通信パラメータを用いるように適合されたブラウジング部(500e)をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の遠隔制御装置。
  13. 前記命令部は、選択されたメディアコンテンツを前記第2のデバイスからフェッチするように前記第1のデバイスに命令するようにさらに適合されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の遠隔制御装置。
  14. 前記命令部は、受信した前記通信パラメータと、前記第2のデバイス内の選択された前記メディアコンテンツを指示するURL又はURIとを前記第1のデバイスへ送信するようにさらに適合されていることを特徴とする請求項13に記載の遠隔制御装置。
  15. 前記命令部は、メディアコンテンツを前記第2のデバイスへ送信するように前記第1のデバイスに命令するようにさらに適合されることを特徴とする請求項10に記載の遠隔制御装置。
  16. 前記リモートアクセス要求は、前記マルチメディアゲートウェイのIMS識別子へ向けたIMSセッション招待メッセージであることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
  17. 前記送信部と前記受信部とは、前記マルチメディアサービスネットワークを介した前記ホームマルチメディアゲートウェイとの通信用SIPを用いるようにさらに適合され、かつ、前記IMSセッション招待メッセージはSIP INVITEメッセージであることを特徴とする請求項16に記載の遠隔制御装置。
  18. 前記送信部は、前記第1のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイによって外部と通信を行うために用いられる外部IPアドレスを前記リモートアクセス要求の中に含むようにさらに適合されていることを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
  19. 受信した前記通信パラメータは、前記宅内ゲートウェイ内の前記第2のデバイスについて確定されたNATバインディング、または、ポートマッピングに従った、前記第2のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイの外部IPアドレスとポート番号とを含むことを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
  20. 前記リモートアクセス要求は前記第2のデバイスのローカル識別子を含むことを特徴とする請求項11乃至19のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
  21. 第1のローカルネットワーク内に存在している遠隔制御装置(500)によって、前記第1のローカルネットワーク(502)内の第1のデバイス(D1)と、第2のローカルネットワーク(506)内の第2のデバイス(D2)との間におけるメディア通信の遠隔制御を可能とし、前記第2のローカルネットワークに接続されたホームマルチメディアゲートウェイであって、前記第1及び第2のローカルネットワークは外部との接続用宅内ゲートウェイを個々に備え、
    前記ホームマルチメディアゲートウェイは、
    前記第2のデバイスとの接続のために、マルチメディアサービスネットワークを介して前記遠隔制御装置からリモートアクセス要求を受信するように適合された受信部(504a)と、
    受信した前記リモートアクセス要求に応答して、前記第2のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイ内の前記第2のデバイスのための通信パラメータを取得するように適合されたポートマッピング部(504b)と、
    前記通信パラメータを前記遠隔制御装置へ送信し、それによって該遠隔制御装置が、前記第2のデバイスとのマルチメディアセッションを前記通信パラメータを用いて、前記マルチメディアサービスネットワークとは異なるネットワークを介して実行するように前記第1のデバイスに命令することを可能とするように適合された送信部(504c)と、
    を備えることを特徴とするホームマルチメディアゲートウェイ(504)。
  22. 前記ポートマッピング部は、NATバインディングとポートマッピングとを前記第2のローカルネットワークの前記宅内ゲートウェイにおける前記通信パラメータとして取得するように適合され、前記第2のデバイスの前記ローカルIPアドレスとポート番号とを、前記第2のローカルネットワークの宅内ゲートウェイの外部パブリックIPアドレス及びポート番号とマッピングすることを特徴とする請求項21に記載のホームマルチメディアゲートウェイ(504)。
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