JP4875169B2 - ホームネットワークに対するリモートアクセスのための方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、ホームネットワーク内のマルチメディアゲートウェイを用いてメディアを通信するために、リモートデバイスからホームネットワーク内のデバイスへのリモートアクセスを提供するための方法及び装置に関する。
今日、例えば固定の又は移動可能なコンピュータや電話のような、IP(インターネットプロトコル)を使用するパケットベースのマルチメディア通信に対応した多数の様々な通信端末及び通信デバイスを入手可能である。マルチメディアサービスは典型的には、様々なフォーマット及び組み合わせでのメディアの、IPネットワークを介した伝送を伴う。例えば、IP対応移動体端末は、オーディオ情報に加えてビジュアル情報を、他のIP対応移動体端末と交換したり、コンテンツサーバから何らかのフォーマットのメディアをダウンロードしたりすることができる。
「IPマルチメディア・サブシステム」(IMS)と呼ばれる、サービス及びサービス配信制御のアーキテクチャが、マルチメディアサービス及びマルチメディアセッションを管理するためのプラットフォーム(一般にIMSネットワークと呼ばれる)として、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって開発されてきた。こうして、IMSネットワークは、アクセス技術に関わらず、様々なアクセスネットワークに接続されたIMS対応端末のためのマルチメディアセッションを開始して制御するために使用可能である。移動体IP端末のためのマルチメディアサービスを可能にすることが主として考えられてきたが、IMSのコンセプトは固定IP端末によっても使用可能である。ETSI(欧州電気通信標準化協会)では、TISPAN(Telecom and Internet Services and Protocols for Advanced Networks)と呼ばれるワーキンググループが、現在、固定ネットワークにおけるIMSの採用について取り組んでいる。
マルチメディアセッションは、IMSネットワーク内の特定のセッション制御ノードによって処理され、このノードには、典型的には、P−CSCF(プロキシ呼セッション制御機能)、S−CSCF(サービング呼セッション制御機能)、及びI−CSCF(インテロゲーティング呼セッション制御機能)が含まれる。IMSネットワークは、多様なマルチメディアサービスを可能にする多様なアプリケーションサーバ、及び、加入者データ及び認証データを格納するためのHSS(ホーム加入者サーバ)というデータベースノードも含み得るものである。
「SIP」(セッション開始プロトコル)と呼ばれるシグナリングプロトコルが一般的に、IMSネットワークにおけるマルチメディアセッションのセットアップの間にメッセージをシグナリングするために使用される。標準的なSIPメッセージはそれゆえ、IP端末又はIPデバイスによって、マルチメディアセッションを確立するために使用可能である。例えば、セッションのセットアップ手順において(例えば、マルチメディアアプリケーションが端末において起動された時に)他の通信相手とのセッションを開始するために、端末は「SIP INVITE」と呼ばれるSIPメッセージを送信することができる。
SIPでは、「SDP」(セッション記述プロトコル)と呼ばれる追加プロトコルが、マルチメディアセッションを記述して指定するために使用され、SDPメッセージは、SIPメッセージ内の完結したボディとして埋め込み可能である。当技術分野においてよく知られている通り、SDPメッセージは、マルチメディアセッションに関するセッションパラメータを指定して交渉するために、デバイス能力及メディアプロパティに関する情報を提供するために通常は使用される。「セッションパラメータ」という用語は、ここでは、セッションを確立するために必要な、任意のデバイス能力、メディアプロパティ、及びアドレス情報を表すために使用される。上述したSIP INVITEメッセージと、その一般的な応答メッセージである「SIP 200 OK」とは一般的に、1以上のコーデック(コーダ/デコーダ)に関する情報、並びにセッションのために必要なIPアドレス及びポート番号のような他の通信パラメータを伴う埋め込みSDPメッセージを含む。
3GPPによれば、端末は、IMSネットワークに登録する際に必要な認証データ及び加入者データを提供するために、「ISIM」(IMS SIM)と通常は呼ばれる、IMSに対して有効なSIM(加入者IDモジュール)アプリケーションを持たなければならない。ISIMは、IMSプライベートアイデンティティ「IMPI」と、少なくとも1つのIMSパブリックアイデンティティ「IMPU」とを格納し、両者は共にIMSネットワークに知られている。IMPIは認証のために使用され、各IMPUは、典型的にはユーザに結び付けられているIMSサービスプロファイルに関連付けられている。
一般的にホームネットワーク、ホームLAN(ローカルエリアネットワーク)、又はローカルLANと呼ばれる、例えばレジデンシャルネットワークやオフィスネットワークのようなプライベートネットワークに接続された様々なIP端末に対して、IMSベースのサービスを提供することも、望ましいことである。本明細書では、そのようなあらゆるネットワークのために「ホームネットワーク」という一般用語が使用され、ホームネットワーク内のあらゆるIP端末のために「ホームデバイス」という用語が使用される。
ホームネットワークは一般的に、様々な種類のホームデバイスを含み、これには例えば、固定電話及び無線電話、コンピュータ、メディアプレーヤ、サーバ、及びテレビ受像機が含まれる。ホームネットワーク内のIMS非対応ホームデバイスにIMSサービスを提供するために、「ホームIMSゲートウェイ(HIGA)」と呼ばれるマルチメディアゲートウェイが定義されてきており、HIGAは、ホームネットワーク内のあらゆるホームデバイスに代理してIMSサービスにアクセスするIMS対応端末として動作可能である。
HIGAはとりわけ、IMS非対応ホームデバイスとIMSネットワークとの間の通信のためのブリッジとして基本的に動作する「バック・ツー・バック・ユーザエージェント」(B2BUA)を含む。B2BUAは、ISIMアプリケーションを備え、ホームデバイスに代理してIMSネットワークとのIMSシグナリングを処理する。例えば、SIPアイデンティティを含むがIMSアイデンティティを含まないSIP REGISTERメッセージをホームデバイスが送信する場合、HIGA内のB2BUAは、通常のIMS手順に従い、そのメッセージを、IMPI及びIMPUの両方を含むIMSに有効なREGISTERメッセージに変換する。
図1において、家庭内又はオフィス内に複数の様々なホームデバイスを含んだホームネットワーク100が示される。ここで示されるように、これらのデバイスには、無線電話、固定電話、TV受像機、PC(パーソナルコンピュータ)、及びサーバが含まれる。ホームネットワーク100はまた、ネットワーク100内のデバイスのために外部通信リンクを提供する外部のアクセスネットワーク104に接続された従来のレジデンシャルゲートウェイ(RGW)102も含む。当技術分野においてよく知られている通り、RGW104は典型的には、NAT(ネットワークアドレス変換)機能と、ホームネットワーク内でのみ有効なローカルIPアドレスをデバイスに提供するローカルDHCP(ダイナミック・ホスト・コンフィグレーション・プロトコル)サーバとを含む。
ホームネットワーク100は更に、IMSネットワーク108(その中にHSS110が示されている)に対する接続を提供するHIGA106を含む。HIGA106は、ネットワーク100内の様々なデバイスに対する、デバイスに適合したプロトコルを使用する適切なインタフェースを備える。本明細書においてHIGA106は個別の機能ユニットとして論理的には見なされているが、実際上は、HIGA106は、RGW102内に物理的に組み込まれていてもよい。
HIGA106において、プロファイルに関連付けられたID情報112が、ネットワーク100内の各ユーザのために格納されており、これは典型的には上述したIMPUであり、IMSネットワーク108に対するアクセスのために有効である。IMSネットワーク108においては、図に示す通り、同一のID情報が加入者情報114としてHSS110内に格納されている。ユーザが特定のデバイスを介してIMSネットワークに通常通りログオンする際に、そのデバイスのIPアドレスがそのユーザのIMPUに関連付けられる。それゆえ、ネットワーク100内の各ホームデバイスには、ユーザがその特定のデバイスにログオンした際に、特定のIMSアイデンティティに関連付けられ得るローカルIDが割り当てられていることになる。WO2006/045706は、ホームネットワーク内のホームデバイスが、IMPI及びIMPUの様々な組み合わせを使用するHIGAを用いてIMSサービスをどのようにして取得可能かを、概説する。
ネットワーク100内のホームデバイスがHIGA106に対して自分の能力内のプロトコルを使用してIMSサービスの要求を送信すると、HIGA106はデバイスのローカルID(例えば、デバイスのローカルIPアドレス)を用いてデバイスを特定し、典型的には、デバイス自体又はそのデバイスにログオンしているユーザに関する対応するIMSアイデンティティ112を引き出す。次いで、HIGA106はデバイスに代理して、サービス要求を有効なIMS要求(例えば、SIP INVITE)に変換し、適切なSIPメッセージをIMSネットワーク108と適宜通信することにより、デバイスのためのセッションをセットアップする。同様に、ホームデバイスのうちの1つとのIMSセッションについての到来するメッセージは、そのデバイスに関連付けられたIMSアイデンティティ112を使用してHIGA106によってセットアップされ得る。いずれの場合も、図に示すように、アクセスネットワーク104を介してメディアを通信するために、セッションは、RGW102を介してデバイスから、又はデバイスへとルーティングされる。
UPnP(ユニバーサル・プラグアンドプレイ)は、UPnPフォーラムと呼ばれる複数ベンダの共同作業において開発された、ホームネットワーク内のIPデバイス間の通信のための標準的なデバイスプロトコルを確立するためのアーキテクチャである。UPnPはそれゆえ、デバイスによって使用される様々なアクセス技術、オペレーティングシステム、プログラミング言語、フォーマット標準、及び通信プロトコルに対して、ホームネットワーク内のデバイス間のピア・ツー・ピア接続を提供する。更に、UPnPは「ディスカバリ」(又は「ペアリング」)と呼ばれるプロセスをサポートする。このプロセスにおいて、デバイスはホームネットワークに動的に参加し、ローカルIPアドレスを取得し、自分の名前及びIPアドレスを告知し、他のホームデバイスと能力を交換することができる。UPnPフォーラムは現在、プライベートネットワークの外に位置するリモートUPnPデバイスがホームネットワーク内のホームデバイスとメディアを通信可能なような、リモートアクセスを可能にするアーキテクチャを規定する過程にある。
図1は更に、ホームデバイス100aがホームネットワーク100の外へ移動してリモートデバイス100a’になることを示している。そしてリモートデバイス100aは、ネットワーク100内のホームデバイスのうちの1つとのメディア通信を開始するために、IMSネットワーク108を介してINVITEメッセージをHIGA106へ送信するが、IMSネットワークにアクセスするためにはリモートデバイスが有効なIMSアイデンティティを持つことが必要とされる。WO2006/079891(ノキア)では、例えばIPSec(IPセキュリティ)を使用してリモートUPnPアクセスのためのデータ/メディアのトランスポートチャネルとしてVPN(仮想プライベートネットワーク)トンネルをセットアップするソリューションが説明されている。
ホームデバイスに遠隔的にアクセスするために、リモートデバイスは、ディスカバリプロセスにおいてどうにかして、ホームデバイスに関する知識を得ていなければならない。リモートデバイスは、最近ホームネットワーク100の中に位置していた間に、通常のディスカバリプロセスに参加していた可能性があり、典型的には、SSDP(シンプル・セッションディスカバリプロトコル)と呼ばれるプロトコルに従って或るディスカバリメッセージを交換することに関与している。しかしながら、そうでない場合(例えば、リモートデバイスが実際にネットワークの中にいたことが一切無い場合)は、ディスカバリメッセージを遠隔的に交換する必要がある。
図2は、ネットワーク内のホームデバイス(不図示)に対するリモートアクセスを可能にするための、リモートデバイス200とホームネットワークのレジデンシャルゲートウェイ202とにおける可能な論理構造を示す。リモートアクセスクライアント(RAC)200aがリモートデバイス200の中で設定されており、対応するリモートアクセスサーバ(RAS)202aがレジデンシャルゲートウェイ202の中で設定されている。RAC200a及びRAS202aはマッチングプロファイルを用いて設定されるべきであるので、これらは両者がホームネットワーク内に存在する際に設定可能であることが好ましい。
リモートアクセスクライアント200aは、リモートアクセスディスカバリエージェント(RADA)200bを含み、リモートアクセスサーバ202aは対応するリモートアクセスディスカバリエージェント(RADA)202bを含む。これらは、ホームネットワークとリモートデバイスとの間でディスカバリメッセージを交換するように構成される。リモートアクセスクライアント200aは更に、リモートアクセス伝送エージェント(RATA)200cを含み、リモートアクセスサーバ202aは対応するリモートアクセス伝送エージェント(RATA)202cを含む。これらは、リモートデバイスとリモートアクセスサーバ202aとの間でメディアのための伝送チャネルを確立するように構成される。RADA機能は、代わりに、「UPnPプロキシ」と呼ばれてもよく、RATA機能は、代わりに、「接続クライアント」と呼ばれてもよい。
RATA200c,202cの構成は、典型的には、使用される伝送チャネルの特性に適合している。動的IPアドレスの割り当てがレジデンシャルゲートウェイのために使用される場合、動的DNS(ドメイン名システム)のよく知られているソリューションが、レジデンシャルゲートウェイ202のIPアドレスを解決するために使用可能である。
或いは、RADA200b,202bは、ホームデバイス及びサービスのうちの少なくとも一方のリモートデバイスに対する(或いはその逆方向の)可視性を制限するために、フィルタなどを適用してもよい。各RADA200b,202bは、ホームデバイス及びサービスに関する情報を収集するSSDPプロキシと、リモートアクセスクライアント200a及びリモートアクセスサーバ202aを同期させるように構成されたディスカバリエージェントとを含み得る。
メディアの通信に関与する様々な種類のサービスは、受信側で満足のいく結果を提供するために、データ伝送の速度及び遅延のうちの少なくとも一方に関して様々な要求条件を持つことがよく知られている。例えば、音声又はビデオのリアルタイム通信を伴う従来のサービスは、極めて短い遅延しか許容できない。更に、受信側で同時に再生される大量のデータの伝送を伴うストリーミングサービスは、再生における中断を回避するために或るデータレート又は帯域(「スループット」と呼ばれることもある)がセッション中に維持されることを要求する、などがある。それゆえ、QoS(サービス品質)に関する様々なレベル又はクラスが使用され、そのうちの例えば「リアルタイム」は低遅延を保証し、「ストリーミング」は或る帯域を保証し、「ベストエフォート」は遅延及び帯域に関するいかなる保証も持たない。
図3は、概して、TISPANによって規定される固定ネットワーク内でのIMSセッションのためのQoS管理に関するアーキテクチャを概略的に示す。ユーザ装置300と呼ばれる通信端末が、固定ネットワーク内の固定アクセスノード302に接続されている。レイヤ2リンクが、アクセスノード302を適切なレイヤ2終端ポイントL2T304に接続させ、L2T304はレイヤ2通信とレイヤ3におけるIP通信との間の遷移におけるIPエッジを構成する。L2T304は、次に、他のネットワークとの通信のための、一般的に「ブローダ・ゲートウェイ機能(BGF)」306と呼ばれるゲートウェイに更に接続される。BGF306内には、一般的には、NAT機能が実装されている。
TISPANによれば、IMSセッションのためのQoSの制御/管理は、「リソース及びアドミッション制御サブシステム(RACS)」308と呼ばれる機能によって取り扱われる。RACS308は各セッションのためのQoSを確立するように構成され、次いで、L2T304において「リソース制御実施機能(RCEF)」310によって実施される。RACS308はまた、一般的に、通常はユーザに応じて、IMSセッションのためのポリシー制御、リソース予約、及びアドミッション制御も担う。例えばセッション制御のためのP−CSCFノード312aを使用してIMSネットワーク312によってIMSセッションが確立されると、上述の通り、要求されるセッションパラメータやメディアプロパティがSDPメッセージ内で規定され、P−CSCFノード312aはこれらをQoS要求情報へとマッピングし、QoS要求情報はRACS308へ送信されてRCEFによって実施される。ネットワーク内のセッションのために必要なあらゆるアドレス変換も、BGF306においてRACS308を介して確立される。RACSの現在の範囲は、概ね、アクセスネットワーク、及び、他のコアネットワークとの間の相互接続点をカバーする。
しかしながら、ホームネットワークへのリモートアクセス中にメディアセッションのための適切な又は正確なサービス品質(QoS)を提供するという課題に対しては、未だに取り組みが行われていない。リモートデバイスがマルチメディアセッションを実行するためにホームネットワーク内のデバイスにアクセスする際には、使用されるサービスが比較的高い要求を伴うQoSレベルを必要とするかもしれないにも関わらず、QoS実施機能が存在しないために、そのセッションのためにベストエフォート・タイプのQoSしか得られないであろう。
上で概説した課題に取り組むことが、本発明の目的である。より具体的には、ホームネットワークへのリモートアクセス中にメディアセッションのための適切なQoSを確保するためのメカニズムを提供することが、本発明の目的である。これらの目的などは、以下に添付する独立請求項に従う方法及び構成を提供することにより、達成可能である。
一態様によれば、ホームネットワークと前記ホームネットワークの外に位置するリモートデバイスとの間のマルチメディアセッションのためにアクセスネットワークにおいてQoSを確立する方法であって、前記リモートデバイス及び前記ホームネットワークのうちの少なくとも一方が前記アクセスネットワークに接続される方法が提供される。前記方法において、前記セッションの最初の部分の最中の、デバイスディスカバリと前記ホームネットワーク内のメディアの任意的な閲覧とのために、前記リモートデバイスからセッション招待メッセージが受信される。そして、前記セッションの前記最初の部分のために前記アクセスネットワークにおいてQoSが実施される。前記セッションの2番目の部分の最中の、前記ホームネットワーク内の選択されたホームデバイスとのメディア通信のために、前記QoSを更新するために、前記リモートデバイスからセッション再招待メッセージが受信されると、前記メディア通信のためのセッションパラメータに基づいて、前記セッションの前記2番目の部分のためのQoS要求条件が判定される。そして、前記判定されたQoS要求条件を満足するために、前記セッションの前記2番目の部分における前記メディア通信のために、前記アクセスネットワークにおいて更新されたQoSが実施される。
他の態様によれば、ホームネットワークの外に位置する時にリモートデバイスとして動作することにより前記ホームネットワークにアクセスするように構成される通信デバイスが提供される。前記通信デバイス及び前記ホームネットワークのうちの少なくとも一方がアクセスネットワークに接続される。前記リモートデバイスは、前記通信デバイスは、マルチメディアセッションの最初の部分の最中の、デバイスディスカバリと前記ホームネットワーク内のメディアの任意的な閲覧とのために、前記ホームネットワーク内のマルチメディアゲートウェイへセッション招待メッセージを送信するように構成される送信ユニットを備え、前記セッションの前記最初の部分のために前記アクセスネットワークにおいてQoSが実施される。前記リモートデバイスは、前記セッションの2番目の部分の最中の、前記ホームネットワーク内の選択されたホームデバイスとのメディア通信のために、前記QoSを更新しなければならないか否かを判定するように構成される判定ユニットも備える。前記送信ユニットは、前記選択されたホームデバイスとの前記メディア通信のために前記QoSを更新するために、前記マルチメディアゲートウェイへセッション再招待メッセージを送信するように更に構成され、前記更新されたQoSは、前記セッションの前記2番目の部分のために前記アクセスネットワークにおいて実施される。
更に他の態様によれば、マルチメディアサービスネットワーク内の、ホームネットワークの外に位置するリモートデバイスのためにホームネットワークへのアクセスを可能にするように構成されるセッション制御ノードが提供される。前記リモートデバイス及び前記ホームネットワークのうちの少なくとも一方が前記マルチメディアサービスネットワークに接続されたアクセスネットワークに接続される。前記セッション制御ノードは、セッションの最初の部分の最中の、デバイスディスカバリと前記ホームネットワーク内のメディアの任意的な閲覧とのための、前記ホームネットワークへ宛てられたセッション招待メッセージを前記リモートデバイスから受信するように構成され、前記セッションの2番目の部分の最中の、前記ホームネットワーク内の選択されたデバイスとのメディア通信のための、前記ホームネットワークへ宛てられたセッション再招待メッセージを前記リモートデバイスから受信するように更に構成される受信ユニットを備える。前記セッション制御ノードは、前記セッションの前記最初の部分のために前記アクセスネットワークにおいてQoSを実施するように構成されるQoS実施ユニットと、前記メディア通信のためのセッションパラメータに基づいて前記セッションの前記2番目の部分のために前記QoSを更新するように構成されるQoS更新ユニットとも備える。前記QoS実施ユニットは、前記2番目のセッションのために前記アクセスネットワークにおいて前記更新されたQoSを実施するように更に構成される。
本発明の更なる可能な特徴及び利点は、以下の詳細な説明において説明されるであろう。
好適な実施形態を用いて、そして添付の図面を参照して、本発明を更に詳細に説明する。
先行技術に従う、ホームデバイスとのメディア通信のためにリモートデバイスがホームネットワークにアクセスする際のホームネットワークを示す概略図である。 先行技術に従う、リモートデバイス及びレジデンシャルゲートウェイにおけるリモートアクセス特徴を示すブロック図である。 先行技術に従う、固定ネットワーク内でIMSセッションのためにQoSを提供するためのネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。 一実施形態に従う、リモートデバイスとホームネットワーク内のホームデバイスとの間のマルチメディアセッションのために適切な又は正確なQoSが確立される際の概略的なネットワーク概観図である。 他の実施形態に従う、リモートデバイスとホームネットワーク内のホームデバイスとの間のマルチメディアセッションをセットアップする手順におけるステップを伴うフローチャートである。 他の実施形態に従う、リモートデバイス、レジデンシャルゲートウェイ(RGW)、及びマルチメディアゲートウェイ(HIGA)の機能アーキテクチャを示す概略ブロック図である。 他の実施形態に従う、リモートデバイスがホームネットワーク内のホームデバイスとメディアを通信する際に或るQoSを確保する本発明のソリューションをどのようにして実装可能であるかを示すシグナリング図である。 更に他の実施形態に従う、リモートデバイスを示す概略ブロック図である。 更に他の実施形態に従う、セッション制御ノードを示す概略ブロック図である。
本明細書において、HIGAという用語は、IMSネットワークに接続されるホームネットワーク内のマルチメディアゲートウェイを一般的に表すために使用され、UPnPという用語は、ホームネットワークアーキテクチャを一般的に表すために使用される。しかしながら、本発明はこれらの特定の用語に限定されないし、以下で言及されるいかなる特定のプロトコル及び標準にも限定されない。
短く説明すると、本発明は、ホームネットワーク内のHIGAを使用して、ホームネットワーク外に位置するリモートデバイスのために、ホームネットワーク内のホームデバイスとのマルチメディア通信にとって適切な又は必要なQoSを確保するために使用可能である。ホームネットワークとのセッションにおけるディスカバリプロセスを実行し、例えばホームネットワーク内のメディアコンテンツを閲覧するために、リモートデバイスが最初にHIGAにアクセスする際に、HIGAとの最初のセッションのための或るQoSが選択される。最初のセッションのためのQoSは、IMSネットワークを介してリモートデバイスとHIGAとの間で交換されるセッションセットアップメッセージを用いて選択され得る。IMSネットワーク内のセッション制御ノード(例えば、P−CSCF)が次に、セッションのセットアップ中のリモートデバイスとHIGAとの間でのセッションパラメータ又はメディアプロパティ(典型的には、リモートデバイスからのINVITEメッセージ内に、そしてHIGAからの200 OK応答メッセージ内にも埋め込まれる、SDPメッセージ)の交換に基づいて、必要なQoSを決定する。
或いは、一般的にディスカバリ及び閲覧のプロセスに伴う通常のシグナリング及び限定的なメディア交換にとっては十分であると見なされる比較的低レベルのデフォルトQoSが選択されてもよい。例えば、デフォルトQoSはベストエフォート・タイプのものであってもよい。
いずれの場合でも、選択されたQoSは、リモートデバイスによって使用されるアクセスネットワークにおいて実施され、ホームネットワーク及びHIGAが接続されるアクセスネットワークにおいても実施される。ディスカバリプロセス及び任意的なメディアの閲覧が完了してリモートデバイスがメディア通信のためのホームデバイスを選択すると、例えばSDPメッセージの中で2つのデバイスのためのセッションパラメータ又はメディアプロパティの更なる交換を伴う新しいセッションが、ホームデバイスと確立される。次いで、交換されたセッションパラメータに基づいて、新しいセッションのためにQoSが更新されなければならないか否かが判定される。換言すれば、使用されるアクセスネットワークにおいて以前のQoSレベルよりも高いQoSレベルが必要とされるか否かが判定される。その場合、リモートアクセス中にデバイス間の適切なメディア通信を確保するために、新しいQoSがアクセスネットワーク内で実施される。
図4は、一実施形態に従う、リモートデバイス400とホームネットワーク402内のホームデバイス402aとの間のHIGA402bを介したマルチメディアセッションのために適切な又は必要とされるQoSがどのようにして確立可能であるかを示すネットワーク概観図である。この例において、リモートデバイス400は現在、第1のアクセスネットワーク404に接続されており、ホームネットワーク402は、第2のアクセスネットワーク406に接続されており、ネットワーク404及び406は、任意の(単数又は複数の)中間ネットワークと一般的に「バックボーン」ネットワーク408と呼ばれる(これは伝送ネットワークと呼ばれる場合もある)通信リンクとを介して通信可能である。更に、ネットワーク404は第1のIMSネットワーク410に接続されており、ネットワーク406は第2のIMSネットワーク412に接続されている。但し、ネットワーク404及び406は同一のIMSネットワークに接続されていても構わない。
リモートデバイス400とホームネットワーク402との間の相互接続は、それゆえ、基本的にデータ伝送のための3つの主な通信リンクを伴う。即ち、第1のアクセスネットワーク404を介した第1のリンク4:1、バックボーンネットワーク408を介した第2のリンク4:2、及び第2のアクセスネットワーク406を介した第3のリンク4:3である。もちろん、主なリンクの各々は、様々なルータ及びスイッチの間での複数のサブリンクを含んでもよい。
図に示すように、アクセスネットワーク上の第1のリンク4:1及び第2のリンク4:3は、セッションのために適切なQoSを確立することを必要とするが、第2のリンク4:2はこれを必要としない。一般的には、無線インタフェースが関与する場合に特に、限られた伝送リソースしか持たないアクセスネットワークがデータ伝送に関する「ボトルネック」を構成してQoSが重要になり得ると考えられており、一方で、バックボーンネットワークはいかなるQoS要件に対しても十分な伝送リソースを提供するものであると期待される。
アクセスネットワーク404,406上のリンク4:1及び4:3の各々に対する適切なQoSは、基本的には以下のように確立可能である。リモートデバイス400は、ディスカバリプロセスを実行し、任意的なものとしてホームネットワーク402内のメディアを閲覧するために、例えば埋め込みSDPメッセージ内に提案セッションパラメータを含むセッション招待メッセージ(例えば、SIP INVITE)を送信することにより、HIGA402bとのセッションを開始する。HIGA402bは次いで、応答メッセージ(例えば、SIP 200 OK)を送信するが、これも例えば埋め込みSDPメッセージ内に提案セッションパラメータを含む。これらのセッションセットアップメッセージは、第1のIMSネットワーク410内のセッション制御ノード410aと第2のIMSネットワーク412内のセッション制御ノード412aとを通過する。
セッション制御ノード410a,412aの各々は、最初は、ディスカバリ及び任意的な閲覧のために十分であると見なされるデフォルトQoSをセッションのために選択してもよいし、セッションセットアップメッセージのSDP内に含まれる提案セッションパラメータに基づいて適切なQoSを選択してもよい。
いずれの場合も、ノード410a及び412aは次に、選択されたQoSをそれぞれ、アクセスネットワーク404及び406の中の伝送制御機能404a及び406aへと送信する。伝送制御機能404a及び406aは、QoSを設定して実施し、個々のセッションにおけるデータ伝送のために各アクセスネットワークにおいてリソースを割り当てることを一般的に担う。「伝送制御機能」という用語は、ここでは汎用的な意味で使用されており、各機能404a,406aは、QoSの実施及び伝送リソースの割り当てのためのRCEFと、アドレス変換のためのBGFという、上述したノードを含み得る。
リモートデバイス400が確立されたセッションを用いてディスカバリプロセス及び任意的な閲覧を実行し、メディア通信のためのホームデバイス402aを選択すると、リモートデバイス400は、進行中のセッションの2番目の部分の最中に、選択されたホームデバイスとメディアを通信するために、セッション再招待メッセージを送信して新しいQoS設定を確立する。セッションの2番目の部分のためのQoS更新手順は、セッションの最初の部分のためのQoS確立に類似しており、ここでも、選択されたデバイスとの通信のためのメディアプロパティなどをこの時点で反映するセッションパラメータ又はメディアプロパティを例えばSDPメッセージ内で交換することを伴う。しかしながら、今回は、セッション制御ノード410a,412aは交換されたセッションパラメータに基づいて適切なQoSを選択する。ここで、対話ダイアログ及び大量のメディアデータの伝送のうちの少なくとも一方が、遅延及び帯域のうちの少なくとも一方に関する更に高い要求をもたらすので、QoSの要求条件は一般的に、セッションの最初の部分のためのものよりも高い。
QoSは次に、交換されたセッションパラメータ又はメディアプロパティに基づいて、伝送制御機能404a及び406aにおいてセッションの2番目の部分のために更新され、新しいQoSは、セッション中にデバイス間の適切なメディア通信を確保するために、アクセスネットワークにおいて実施される。アクセスネットワーク404,406が共に同一のIMSネットワーク(例えば、ネットワーク410)に接続されている場合、その中のセッション制御ノード(例えば、P−CSCF)が、点線の双方向矢印によって示されるように、伝送制御機能404a及び406aの両方においてQoSを選択して実装する。
図5において、他の実施形態に従う、リモートデバイスとホームネットワーク内のホームデバイスとの間のマルチメディアセッションのために、IMSネットワークに接続されるアクセスネットワークにおける適切なQoSを確保する手順に関するフローチャートを示す。図5の手順は、リモートデバイス及びホームネットワークの接続先である1又は2のアクセスネットワークにおいて実装可能であるものとする。それゆえ、リモートデバイス及びホームネットワークは、別々のアクセスネットワークに接続されていてもよいし、同一のアクセスネットワークに接続されていてもよい。各アクセスネットワークは、別々のIMSネットワークに接続されていてもよいし、同一のIMSネットワークに接続されていてもよい。図5に関する以下の説明は、リモートデバイス及びホームネットワークのうちの少なくとも1つの接続先である1つのアクセスネットワークのみを参照するが、2つのアクセスネットワークに対しても適切であって、適用可能であればこの手順を基本的に同時に実行する。
最初のステップ500で、ホームネットワークとのセッションの最初の部分の最中にデバイスディスカバリ及び任意的な閲覧のプロセスを実行するための、セッション招待メッセージがリモートデバイスから受信される。セッション招待メッセージは、IMSネットワーク内のセッション制御ノード(例えば、P−CSCF)において最初に実際に受信され、次にホームネットワーク内のHIGAにおいて受信される。次のステップ502において、セッション制御ノードは、アクセスネットワーク(適用可能な場合はいずれかの側)においてセッションのために実施されるデフォルトQoSを選択する。上述の通り、交換されたセッションパラメータ又はメディアプロパティに基づいて、この時点でセッションのために適切なQoSをデフォルトQoSの代わりに選択することも可能である。
リモートデバイスがセッションの最初の部分においてホームネットワークとのディスカバリプロセスを実行し、選択されたホームデバイスとメディアを通信するために任意的なこととしてメディアコンテンツを閲覧すると、更なるステップ504においてセッションの2番目の部分におけるメディア伝送のためにQoSを更新するために、セッション再招待メッセージがリモートデバイスから受信される。同様に、再招待メッセージはIMSセッション制御ノードにおいて受信され、次にHIGAにおいて受信される。
一実施形態において、リモートデバイスは、セッション再招待メッセージを送信する前に、関与するメディアパラメータに応じてセッションの2番目の部分のためのQoS要求条件が異なることが原因で、セッションのために既に最初に確立されているQoSが更新されなければならないか否かをチェックしていてもよい。以前に実施されたQoSが、セッションの2番目の部分の最中のメディア伝送のために十分であれば、セッション再招待メッセージは不要である。
他の実施形態において、メディア通信のためにホームデバイスが選択された際に、リモートデバイスは、更新されたセッションパラメータを含むセッション再招待メッセージを常に送信する。そして、アクセスネットワークにおいてQoS設定を更新するか否かの決定を行うのは、IMSセッション制御ノード次第である。
図5に戻って、次のステップ506で、来るべきメディア伝送のためのQoS要求条件が、再招待メッセージ及びHIGAからの応答メッセージに含まれてリモートデバイスと(ホームデバイスの代理としての)HIGAとの間で交換されたセッションパラメータ又はメディアプロパティに基づいて、IMSセッション制御ノードによって決定される。上述の通り、そのようなセッションパラメータ又はメディアプロパティは、SIPメッセージ(INVITE及び200 OK)に埋め込まれるSDPメッセージ内に含まれ得る。
次に、ステップ508で、デバイス間の適切なメディア通信を確保するために、セッションのために最初に実施されたQoSが、セッションの2番目の部分のために更新される必要があるか否かが判定される。必要が無ければ、ステップ510で、セッションの最初の部分の最中に使用されたデフォルトQoSが、セッションの2番目の部分の最中に維持される。しかしながら、ステップ508においてデフォルトQoSがセッションの2番目の部分のために十分ではない、又は「概ね十分(good enough)」ではないと判断された場合、最後のステップ512で、上のステップ506で決定されたQoS要求条件を満足する更新されたQoSが選択され、これがセッションの2番目の部分の最中にメディア伝送のために実施される。
図6は、一方の側のリモートデバイス600と、他方の側のホームネットワークのレジデンシャルゲートウェイ(RGW)602及びマルチメディアゲートウェイ(HIGA)604とに、UPnPアーキテクチャに基づいて上述のソリューションを達成する様々な機能をどのようにして実装可能かに関する例を示す概略ブロック図である。マルチメディアゲートウェイ(HIGA)604は、IMSネットワーク(不図示)に接続されており、HIGA604及びリモートデバイス600の両方は、IMSクライアントとして登録されている。なお、図6は、様々な構成を単に論理的に示しており、当業者であれば、任意の適切なハードウェア及びソフトウェアを用いてこれらの機能を実際に実装することができるであろう。
リモートデバイス600は、ホームネットワーク内のホームデバイスと遠隔的に通信するリモートアクセスアプリケーション(RAA)600aを備える。ホームネットワークの外に在る場合、IMS UA(ユーザエージェント)600bが、IMSサービスにアクセスするために一般的に使用される。この文脈において、IMS UA600bは、ホームネットワーク内のホームデバイスと通信する際に、RGW602の接続パラメータ(例えば、ルーティング可能なIPアドレス/ポート番号の組)を取得するためにも使用される。
リモートデバイス600は更に、UPnPデバイスを制御するUPnP CP(コントロールポイント)600cと、ホームネットワークとの遠隔的な接続及びアクセスを取得するUPnPリモートアクセスクライアント(RAC)600dとを内包する、UPnPプロトコルスタックを備える。UPnP RAC600dの中で、リモートデバイスとホームネットワークとの間でUPnPディスカバリメッセージを同期させるために、RADA600eが使用され、IMSを介して通常のSIPメッセージを用いて引き出し可能なRGW602のIPアドレスに基づいて接続を確立するために、RATA600fが使用される。リモートデバイス600は、受信したメディアを処理するUPnP DMR(デジタルメディアレンダラ)(不図示)も備え得る。
RGW602は、NAT機能602a及びUPnPインターネットゲートウェイデバイス(IGD)602bのような、NAT IPアドレス及びポートマッピングを制御するための標準的なレジデンシャルゲートウェイ機能を備える。RGW602は更に、デバイス600を含むリモートデバイスのためにリモートアクセスを可能にするUPnPリモートアクセスサーバ(RAS)602cを備え、これは同様にRADA602d及びRATA602eを含む。
HIGA604は、ホームネットワーク内のホームデバイスのプライベートIPアドレスを含むデバイスデータベース(DB)604aを備え、ここでは、ディスカバリプロセスにおいてホームデバイス情報も収集可能である。DB604aに格納されるホームデバイスのディスカバリ情報はまた、ホームデバイスの名前及び能力も含み得る。HIGA604は更に、HIGA論理機能604bと、ホームデバイスとIMSネットワークとの間の通信のための(ISIMアプリケーションを持つ)B2BUA604cと、ホームネットワーク内のローカルUPnPデバイス(例えば、RGW602内のNAT602a)を管理するUPnP CP604dと、を備える。
図7は、更なる実施形態に従い、リモートデバイス700とホームネットワーク内に位置するホームデバイス702との間のマルチメディアセッションのために適切なQoSを実現するために、様々なノード及びコンポーネント間のシグナリング手順をどのようにして実装可能かを更に詳細に示す。関与するノードには更に、IMSネットワーク内に位置するセッション制御ノード(P−CSCF)702、及びアクセスネットワーク内に位置する伝送制御機能(BGF/RCEF)704が含まれ、加えて、レジデンシャルゲートウェイ(RGW)706、マルチメディアゲートウェイ(HIGA)708、及びホームデバイス710が含まれ、これら3つは全てホームネットワーク内に位置する。
この文脈において、機能P−CSCF702及びBGF/RCEF704は基本的に、それぞれ、上の図4で説明したセッション制御ノード(410a,412a)、及び伝送制御機能(404a,406a)と同等のものである。図7においては、1つのみのアクセスネットワークと1つのみのIMSネットワークが関与するものとするが、ここでの例は、2つのアクセスネットワーク及び2つのIMSネットワークが関与する場合、即ち、上述のようにリモートデバイス及びホームネットワークが別々のIMSネットワークによってサービス提供される別々のアクセスネットワークに接続されている場合にも、有効である。その場合、このシグナリングスキームにおいて、機能P−CSCF702及びBGF/RCEF704は、それぞれ、各アクセス/IMSネットワークにおいて動作するように二重にされる。
ここでも、リモートデバイス700及びHIGA708の両方がIMSクライアントとして登録されているということが前提条件である。リモートデバイス700は、基本的には図6に示した対応する機能のように、RAA700a、IMS UA700b、及びUPnP機能700cを備え、UPnP機能700cの中にはリモートアクセスクライアント(RAC)が実装されている。同様に、基本的には図6に示すように、RGW706も、UPnP機能(不図示)を備え、その中にはリモートアクセスサーバ(RAS)が実装されている。或いは、UPnP機能及びRASは、HIGA708の中に存在してもよいが、ここの例ではそうではないように示されている。図示されているシグナリングステップを、以下に簡潔に説明する。
ステップ7:1 − リモートデバイス700からホームネットワーク内のデバイスへアクセスすることを望むユーザが、適切な入力コマンドを用いて、RAA700aを起動する。
ステップ7:2 − RAA700aがIMS UA700bに対して、HIGA708のIMPUに宛てられたIMSベースのセッション招待メッセージ(SIP INVITE)を送信するようにトリガする。SIP INVITEメッセージ内に埋め込まれるSDPメッセージは、上では概ねセッションパラメータと呼ばれた所望のメディアプロパティに関する情報を、含んでもよいし、含まなくてもよい。
ステップ7:3 − これに応えて、IMS UA700bはSIP INVITEメッセージを送信し、これはIMSネットワーク内のP−CSCFノード708によって最初に受信される。
ステップ7:4 − P−CSCFノード708は、INVITEメッセージをHIGA708へ転送する。INVITEメッセージは、HIAG708内のB2BUA(不図示)によって受信されて処理される。SIP INVITEメッセージ内に埋め込まれるSDPメッセージは、リモートデバイス700によって使用されるIPアドレス及びポート番号を含む。
ステップ7:5 − HIGA708内のB2BUAは、SIP INVITEメッセージ内に含まれるリモートデバイスのIMSユーザアイデンティティと、HIGA708に事前に格納されている許可されたユーザのアイデンティティとを比較することにより、ユーザを認証する。例えば、SIP INVITEヘッダは、IMSユーザアイデンティティとして所謂P-Asserted-Identityを含むことができる。
ステップ7:6 − HIGA708内のUPnP CP(不図示)を使用して、リモートデバイス700のIPアドレス及びポート番号と、RGW706内(或いは、HIGA708内)のUPnP RASのローカルアドレスとについての、NATバインディングがRGW706内で要求される。
ステップ7:7 − RGW706内のUPnP IGD(不図示)がNATバインディングを確認する。
ステップ7:8 − HIGA708内のB2BUAが、リモートデバイス700に対して、RGW706内のUPnP RASのIPアドレス及びポート番号を含む取得されたNATバインディング情報を伴うSIP 200 OKメッセージを送信する。SIP 200 OKメッセージは、P−CSCFノード702によって最初に受信される。
ステップ7:9 − P−CSCFノード702は、(基本的にはBGFを通る接続である)BGF704内の所謂「ピンホール」を確立するための関係するSDPパラメータを抽出し、「UPnPリモートアクセスシグナリング」と呼ばれるサービス(即ち、上述したように、ディスカバリプロセスを実行し、任意的にメディアを閲覧するための、セッションの最初の部分)をサポートするために、最初のQoSポリシー設定を決定する。P−CSCFノード702は次に、BGF/RCEF機能704に対して(例えば図3に示すRACS機能を介して)、ディスカバリプロセスのために必要なQoSを有効に実施するための、ピンホール確立に関するQoS/ポリシー設定及びIPアドレスを含んだ標準のH.248メッセージを送信する。好ましくは、上述の通り、デフォルトQoSがセッションの最初の部分のために選択される。2つのIMSネットワークが関与する場合、このステップは、各IMSネットワークにおけるユーザサービスプロファイルに基づいて、2つのP−CSCFノードによって並行して実行され得る。
ステップ7:10 − BGF/RCEF機能704は、(例えばRACS機能を用いて、)P−CSCFノード702に対して確認メッセージによる応答を行う。
ステップ7:11 − P−CSCFノード702は、ステップ7:8において受信されたSIP 200 OKメッセージをリモートデバイス700内のIMS UA700bへ転送する。SIP 200 OKメッセージは、RGW706内のUPnP RASにアクセスするために使用されるIPアドレス及びポート番号を含むNATバインディング情報を伴う埋め込みSDPメッセージを含む。
ステップ7:12 − IMS UA700bは、受信したSDP情報をRAA700aへ送信する。
ステップ7:13 − RAA700aは、ホームネットワークとのリモートアクセスを確立するために、UPnP機能700cのRAC内のUPnP RATAを開始させるか又はトリガする。
ステップ7:14 − UPnP機能700cのRAC内のUPnP RATA、及びRGW706のRAS内のRATAは、ステップ7:11−12のSDP内で受信されたIPアドレス及びポート番号を使用して、リモートデバイス700とRGW706との間のVPNトンネル(例えば、IPSec)を確立する。
ステップ7:15 − VPNトンネルの確立が成功した後に、UPnP機能700cのUPnP RADAは、上述したようにセッションの最初の部分の最中にディスカバリプロセスを実行することによりホームネットワーク上のデバイス及びサービスを発見するために、RGW706のRAS内の(或いは、HIGA708内の)対応するUPnP RADAと同期することができる。
ステップ7:16 − リモートデバイス700のUPnP機能700c内のUPnP CPは、この時点で、ホームデバイス710を選択し、選択されたデバイスにおいて入手可能なコンテンツを閲覧する。これは、例えばUPnP ContentDirectory Browseアクションを使用することにより、実行可能である。BrowseFlagをBrowseMetadataにセットすれば、選択されたUPnPデバイスからの結果応答には、閲覧されたコンテンツのメディアプロパティ(例えば、Item type: imageltem, audioltem 又は videoltem、加えて、選択されたコンテンツのサイズ及び符号化ビットレート)が含まれる。
ステップ7:17 − ユーザはこの時点で、適切な入力コマンドを用いて、セッションの2番目の部分においてホームデバイス710から引き出すべきコンテンツ/サービスを選択する。
ステップ7:18 − UPnP機能700c内のRACは、選択されたコンテンツの関連メディアプロパティに関して、RAA700aに通知する。関連メディアプロパティは、QoS決定に影響を与えるであろうものであり、また、ステップ7:16において引き出されたものであり、例えば、選択されたコンテンツのメディアタイプ、サイズ、及び符号化ビットレートである。
ステップ7:19 − RAA700aは、メディアプロパティを、ステップ7:12において受信されたSDP情報(これは、ステップ7:14においてVPN接続をセットアップするためにも使用されたものである)と比較する。選択されたコンテンツのメディアプロパティが受信されたSDP情報と著しく異なる場合、セッションのVPN接続のためにステップ7:9において選択され実施されたデフォルトQoSは、セッションの2番目の部分の最中に適切なメディア伝送を確保するために、更新/修正されなければならない。ステップ7:18において受信されたUPnPパラメータに基づいて、更新の決定は、例えばメディアタイプ、又はサイズ及び/又は符号化ビットレートとの組み合わせによって、トリガ可能である。
ステップ7:20 − RAA700aは、HIGA708へと送信される、選択されたメディアコンテンツに基づく現在のメディアプロパティを少なくとも含むSDPメッセージを伴うSIP RE−INVITEメッセージをトリガする。ステップ7:18及び7:19において例として与えられたUPnPパラメータは、SDPメッセージ内で対応するメディア及び属性の記述(m=及びa=)の行にマッピングされる。
ステップ7:21 − SIP RE−INVITEメッセージが、IMS UA700bからHIGA708へ向かって送信され、P−CSCFノード702によって最初に受信される。
ステップ7:22 − P−CSCFノード702によってSIP RE−INVITEメッセージがHIGA708へと転送される。
ステップ7:23 − HIGA708内のB2BUAは、SIP 200 OKメッセージをP−CSCFノード702へ返す。HIGA708は、必要であれば、ホームネットワーク内で何らかのQoS設定を適用するために、更新されたメディアプロパティを伴うSDPメッセージ内の情報を使用することができる。
ステップ7:24 − P−CSCFノード702は、QoSポリシー設定に関係するSDPパラメータ(例えば、メディアタイプ、帯域要件、及び、IPアドレス及びポート番号に関する情報)を抽出することにより、新しいQoSを決定する。
ステップ7:25 − それに応じて、P−CSCFノード702は、ステップ7:9において送信されたメッセージと同様に、H.248メッセージをRCEF704へ送信することにより(RACSを介して)RCEF704におけるQoS/ポリシー設定を更新し、セッションの2番目の部分の最中の来るべきメディア伝送のために必要なQoSを有効に実施する。2つのIMSネットワークが関与する場合、このステップは、各IMSネットワークにおけるユーザサービスプロファイルに基づいて、2つのP−CSCFノードによって並行して実行され得る。
ステップ7:26 − BGF/RCEF機能704は、ステップ7:10と同様に、(例えばRACS機能を用いて、)P−CSCFノード702に対して確認メッセージによる応答を行う。
ステップ7:27 − P−CSCFノード702は、ステップ7:11と同様に、ステップ7:23において受信された、埋め込みSDPメッセージを含むSIP 200 OKメッセージをリモートデバイス700内のIMS UA700bへ転送する。
ステップ7:28 − IMS UA700bは、ステップ7:12と同様に、受信されたSDP情報をRAA700aへ送信する。
ステップ7:29 − 次にRAA700aは、UPnP機能700c内のUPnP CPに対して、選択されたメディアをホームデバイス710からフェッチ又はダウンロードするHTTP GETコマンドを送信するようにトリガする。
ステップ7:30 − UPnP機能700c内のUPnP CPは、HTTP GETコマンドをホームデバイス710へ送信する。
ステップ7:31 − 選択されたメディアが最終的に、例えばストリーミングアプリケーションを用いて、ホームデバイス710からUPnP機能700cを使用するリモートデバイス700へと、セッションの2番目の部分においてダウンロードされる。ステップ7:25におけるQoSの実施の結果として、このステップの間に、アクセスネットワークを介した伝送の最中に必要なQoSが保証される。上述した通り、QoSの実施は、適用可能であれば2つのアクセスネットワークにおいて同時に実行可能である。
図7に関して上で説明した例は、リモートデバイスがホームネットワーク内のホームデバイス(例えば、メディアサーバ)からメディアをフェッチ又はダウンロードする事例に関するものである。しかしながら、図示される手順は、例えばリモートデバイスからホームデバイスへメディアを転送する時や、双方向におけるメディア伝送を伴うダイアログセッションの最中のように、いずれの方向での通信に対しても適用可能である。それゆえ、当業者によって容易に理解可能な通り、ホームデバイスからのメディアの閲覧及びメディアのフェッチを伴う説明された手順は、少々違うものとなるであろう。
図8は、例えば図4、5、及び7に関して上で説明したような手順においてホームネットワークの外に位置する場合にホームネットワーク(不図示)にアクセスするように構成されたリモートデバイス800を示す概略ブロック図である。リモートデバイス及びホームネットワークのうちの少なくとも一方が、QoSを実施可能なアクセスネットワーク(不図示)に接続されている。
リモートデバイス800は、マルチメディアセッションの最初の部分の最中のホームネットワークにおけるデバイスディスカバリ及び任意的なメディアの閲覧のために、ホームネットワーク内のマルチメディアゲートウェイ804へセッション招待メッセージを送信するように構成される送信ユニット800aを備える。そして、基本的に上述したように、セッションの最初の部分のために、アクセスネットワークにおいてQoSが実施される。マルチメディアゲートウェイ804は、図に示すように、HIGAであってもよい。
リモートデバイス800は更に、セッションの2番目の部分の最中の、ホームネットワーク内の選択されたホームデバイスとのメディア通信のために、QoSを更新しなければならないか否かを判定するように構成される、判定ユニット800bを備える。送信ユニット800aは更に、選択されたホームデバイスとのメディア通信のためにQoSを更新するために、マルチメディアゲートウェイに対してセッション再招待メッセージを送信するように構成される。次に、基本的に上述したように、更新されたQoSがアクセスネットワークにおいて実施される。
判定ユニット800bは更に、メディア通信のメディアプロパティに基づいて、セッションの2番目の部分の最中のメディア通信のためにQoSを更新しなければならないか否かを判定するように構成されてもよい。
図9は、例えば図4、5、及び7に関して上で説明した手順において前記ホームネットワークの外に位置するリモートデバイス902に対してホームネットワーク(不図示)へのアクセスを可能にするように構成された、マルチメディアサービスネットワーク内のセッション制御ノード900を示す概略ブロック図である。リモートデバイス及びホームネットワークのうちの少なくとも一方が、伝送制御ノード906を用いてQoSを実施可能なアクセスネットワーク904に接続されている。
セッション制御ノード900は、セッションの最初の部分の最中のホームネットワークにおけるデバイスディスカバリ及び任意的なメディアの閲覧のために、ホームネットワークへ宛てられたセッション招待メッセージを、リモートデバイス902から受信するように構成される受信ユニット900aを備える。
セッション制御ノード900は更に、セッションの最初の部分のためにアクセスネットワーク904の伝送制御ノード906においてQoSを実施するように構成されるサービス品質(QoS)実施ユニット900bを備える。
受信ユニット900aは更に、セッションの2番目の部分の最中におけるホームネットワーク内の選択されたホームデバイスとのメディア通信のために、ホームネットワークに宛てられたセッション再招待メッセージを、リモートデバイス902から受信するように構成される。
セッション制御ノード900は、最後に、メディア通信のためのセッションパラメータに基づいてセッションの2番目の部分のためにQoSを更新するように構成されるQoS更新ユニット900cを備え、QoS実施ユニット900bは更に、2番目のセッションのためにアクセスネットワーク904の伝送制御ノード906において更新されたQoSを実施するように構成される。
セッション制御ノード900は、マルチメディアサービスネットワークであるIMSネットワーク内のP−CSCFノードであってもよい。QoS実施ユニット900bは更に、セッションの最初の部分のためのQoSをデフォルトQoSとして選択するように構成されてもよいし、セッションの最初の部分のセットアップ中に交換されたセッションパラメータに基づいて選択するように構成されてもよい。
QoS更新ユニット900cは更に、セッションの2番目の部分のためのセッションパラメータを、リモートデバイスからのセッション再招待メッセージの中、又はホームネットワークからの応答メッセージの中、又はその両方の中に埋め込まれたSDPメッセージから抽出するように構成されてもよい。交換されるセッションパラメータは、デバイス能力、及びメディアプロパティのうちの少なくとも一方を指し示してもよい。伝送制御ノードは、RCEF機能を含んでもよい。
図8及び図9はそれぞれ、内部で本発明を使用可能なリモートデバイス900及びセッション制御ノード900の中の多様な可視論理機能ユニットを示す。しかしながら、当業者は、適切なソフトウェア及びハードウェアを使用することにより、特定の図示される構造に限定されることなく、ここで説明される機能を実装することができるはずである。
上述した実施形態はこうして、例えばアプリケーション及び使用される装置のうちの少なくとも一方、並びに通信されるメディアに応じて、リモートデバイスとホームネットワーク内のホームデバイスとの間のメディア通信において満足のいく結果をもたらすように適合された適切な又は正確なQoSを確立するために使用可能である。
特定の典型的な実施形態を参照して本発明を説明してきたが、この説明は概して、発明のコンセプトを示すことを意図したのみであり、本発明の範囲を限定するものとして受け取られるべきではない。上の実施形態を説明する際に全体を通してIMS、HIGA、及びUPnPというコンセプトが使用されてきたが、マルチメディア通信を可能にする任意の他の標準及びネットワークエレメントを基本的には使用することができる。例えば、IMS、TISPAN、及び/又はUPnPという標準が使用されているか否かに関わらず、汎用シグナリングプロトコルとしてSIPを使用可能である。本発明は、概して、以下の独立請求項によって規定される。

Claims (17)

  1. ホームネットワーク(402)と前記ホームネットワークの外に位置するリモートデバイス(400)との間のマルチメディアセッションのためにアクセスネットワーク(404,406)においてサービス品質(QoS)を確立する方法であって、前記リモートデバイス及び前記ホームネットワークのうちの少なくとも一方が前記アクセスネットワークに接続され、前記方法は、
    前記セッションの最初の部分の最中の、デバイスディスカバリと前記ホームネットワーク内のメディアの任意的な閲覧とのために、前記リモートデバイスからセッション招待メッセージを受信するステップと、
    前記セッションの前記最初の部分のために前記アクセスネットワークにおいてQoSを実施するステップと、
    前記セッションの2番目の部分の最中の、前記ホームネットワーク内の選択されたホームデバイスとのメディア通信のために、前記QoSを更新するために、前記リモートデバイスからセッション再招待メッセージを受信するステップと、
    前記メディア通信のためのセッションパラメータに基づいて、前記セッションの前記2番目の部分のためのQoS要求条件を判定するステップと、
    前記判定されたQoS要求条件を満足するために、前記セッションの前記2番目の部分における前記メディア通信のために、前記アクセスネットワークにおいて更新されたQoSを実施するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記セッションの前記最初の部分のための前記QoSは、デフォルトQoSとして選択されるか、又は、前記セッションの前記最初の部分のセットアップ中に交換されるセッションパラメータに基づいて選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記セッションの前記2番目の部分又は前記最初の部分のための前記セッションパラメータは、前記リモートデバイスからの前記セッション招待メッセージ/前記セッション再招待メッセージの中に、又は、前記ホームネットワークからの応答メッセージの中に、若しくはその両方の中に埋め込まれた、SDPメッセージから抽出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記交換されるセッションパラメータは、デバイス能力及びメディアプロパティのうちの少なくとも一方を指し示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記QoS要求条件は、前記2番目のセッションのために判定され、前記QoSは、前記アクセスネットワークの接続先であるマルチメディアサービスネットワーク内のセッション制御ノードによって更新されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記マルチメディアサービスネットワークはIMSネットワークであり、前記セッション制御ノードはP−CSCFノードであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記QoSは、前記アクセスネットワーク内の伝送制御ノードにおいて実施されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記伝送制御ノードはRCEF機能を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. ホームネットワークの外に位置する時にリモートデバイスとして動作することにより前記ホームネットワークにアクセスするように構成される通信デバイス(800)であって、前記通信デバイス及び前記ホームネットワークのうちの少なくとも一方がアクセスネットワークに接続され、
    前記通信デバイスは、マルチメディアセッションの最初の部分の最中の、デバイスディスカバリと前記ホームネットワーク内のメディアの任意的な閲覧とのために、前記ホームネットワーク内のマルチメディアゲートウェイ(804)へセッション招待メッセージを送信するように構成される送信ユニット(800a)を備え、
    前記セッションの前記最初の部分のために前記アクセスネットワークにおいてサービス品質(QoS)が実施され、
    前記通信デバイスは、前記セッションの2番目の部分の最中の、前記ホームネットワーク内の選択されたホームデバイスとのメディア通信のために、前記QoSを更新しなければならないか否かを判定するように構成される判定ユニット(800b)を備え、
    前記送信ユニット(800a)は、前記選択されたホームデバイスとの前記メディア通信のために前記QoSを更新するために、前記マルチメディアゲートウェイへセッション再招待メッセージを送信するように更に構成され、
    前記更新されたQoSは、前記セッションの前記2番目の部分のために前記アクセスネットワークにおいて実施される
    ことを特徴とする通信デバイス。
  10. 前記判定ユニットは、前記セッションの前記2番目の部分の最中の、前記メディア通信のために、前記QoSを更新しなければならないか否かを、前記メディア通信のメディアプロパティに基づいて判定するように更に構成されることを特徴とする請求項9に記載の通信デバイス。
  11. マルチメディアサービスネットワーク(906)内の、ホームネットワークの外に位置するリモートデバイスのためにホームネットワークへのアクセスを可能にするように構成されるセッション制御ノード(900)であって、前記リモートデバイス及び前記ホームネットワークのうちの少なくとも一方が前記マルチメディアサービスネットワークに接続されたアクセスネットワークに接続され、前記セッション制御ノードは、
    セッションの最初の部分の最中の、デバイスディスカバリと前記ホームネットワーク内のメディアの任意的な閲覧とのための、前記ホームネットワークへ宛てられたセッション招待メッセージを前記リモートデバイスから受信するように構成され、前記セッションの2番目の部分の最中の、前記ホームネットワーク内の選択されたデバイスとのメディア通信のための、前記ホームネットワークへ宛てられたセッション再招待メッセージを前記リモートデバイスから受信するように更に構成される受信ユニット(900a)と、
    前記セッションの前記最初の部分のために前記アクセスネットワークにおいてサービス品質(QoS)を実施するように構成されるQoS実施ユニット(900b)と、
    前記メディア通信のためのセッションパラメータに基づいて前記セッションの前記2番目の部分のために前記QoSを更新するように構成されるQoS更新ユニット(900c)と、
    を備え、
    前記QoS実施ユニット(900b)は、前記2番目のセッションのために前記アクセスネットワークにおいて前記更新されたQoSを実施するように更に構成される
    ことを特徴とするセッション制御ノード。
  12. 前記セッション制御ノードはP−CSCFノードであり、前記マルチメディアサービスネットワークはIMSネットワークであることを特徴とする請求項11に記載のセッション制御ノード。
  13. 前記QoS実施ユニット(900b)は、前記セッションの前記最初の部分のための前記QoSを、デフォルトQoSとして選択するか、又は、前記セッションの前記最初の部分のセットアップ中に交換されるセッションパラメータに基づいて選択するように更に構成されることを特徴とする請求項11又は12に記載のセッション制御ノード。
  14. 前記QoS更新ユニット(900c)は、前記リモートデバイスからの前記セッション再招待メッセージの中に、又は、前記ホームネットワークからの応答メッセージの中に、若しくはその両方の中に埋め込まれた、SDPメッセージから、前記セッションの前記2番目の部分のための前記セッションパラメータを抽出するように更に構成されることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のセッション制御ノード。
  15. 前記交換されるセッションパラメータは、デバイス能力及びメディアプロパティのうちの少なくとも一方を指し示すことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のセッション制御ノード。
  16. 前記QoS実施ユニット(900b)は、前記アクセスネットワーク内の伝送制御ノードにおいて前記QoSを実施するように更に構成されることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載のセッション制御ノード。
  17. 前記伝送制御ノードはRCEF機能を含むことを特徴とする請求項16に記載のセッション制御ノード。
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