JP4829030B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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本発明は、帯状台紙に仮着されているラベル片を剥離して、筒状の被着体に貼り付けるラベル貼付装置に関し、特に筒状の容器等を回転させながら、その外周にラベル片を貼着するラベル貼付装置に関するものである。
一般に、飲料等の内容物が充填する金属缶、プラスチックボトルや試験管等の円筒状または略円筒状の被着体の胴部には、各種所定の図柄や文字、バーコード等が印刷されたラベル片が貼付けられ、あるいはフィルム等が巻つけにより貼着されている。かかるラベル片を、個々の円筒状の被着体の胴部に貼り付けるには、手作業により容器に貼り付ける場合と、ラベル貼付装置を使用する場合とがあり、貼付作業の効率の点よりラベル貼着装置を使用するのが一般的である。
このため、従来からこの種の円筒状の被着体にラベル片を自動的に貼付けるラベル貼付装置が開発されており、特に、コンベアなどの搬送手段により搬送される被着体を回転させることにより、ラベル片を被着体に巻き付けるよう貼付けるラベル貼付装置が知られている。たとえば、円筒状の物品の表面にラベルを貼付するラベル貼付装置としては、ラベル搬送ドラムの外周面にラベルLを位置決め保持して搬送する一方、ラベル搬送ドラムの外周速度より速い速度でかつ同方向に回転する搬送ベルトで被着体を搬送し、この搬送過程でラベル搬送ドラムに被着体を圧着し、ラベル片の移動方向に対しその反対方向に被着体を移動しながらラベル搬送ドラムの面に被着体を転がし接触させてラベル片を貼付けするものである。(特許文献1)
また、さらに、観音開き可能な一対の扉部材と、一対の扉部材の片面に沿ってラベルを配設するラベル配設部材と、ラベルを配設した扉部材の片面側から、一対の扉部材の中間部にラベル貼付対象となる被着体を案内するガイド溝を備えた構成も提案されてあり、この種のラベル貼付装置を用いて、ガイド溝に沿って扉部材に向けて被着体を案内操作すると、ラベルが扉部材により被着体の側周面に押えられながら、被着体の側周面に対し、中央部から外側に向けて徐々に貼り付けするものである。(特許文献2)
特開平6−199327号公報 特開2005−263247号公報
ところで、上記のごとく搬送される円筒状の被着体にラベル片を貼着するには、搬送中の被着体に向けてラベル片を繰出し、該ラベル片の一方面に形成される粘着剤を介し、ラベル片を被着体に貼り付ける。しかし、ラベル片を貼着させる対象となる被着体が搬送状態であるため、ラベル片を被着体に貼付ける際に、被着体が揺れ動く等して不安定な状態となる場合があるので、ラベル片を被着体に対して安定して貼着させることができるラベル貼付装置が必要である。また、内容物が充填された被着体では、ラベル片の貼付けの際に、被着体がその内容物により揺れ動く等して不安定な状態となる場合もあり、ラベル片を被着体に対して安定して貼着させることができるラベル貼付装置が必要である。さらに、被着体の態様が異なるものであり、その外周径の大きさが異なる場合、被着体の大きさに応じて被着体を保持し、ラベル片を被着体に対して安定して貼着させることができるラベル貼付装置も求められている。
また、円筒状の被着体は、その形状や種類が多様化しており、被着体へのラベル片の貼付けは、被着体の形状や形態に応じ異なるが、上記の従来のラベル貼付装置では、コンベアで搬送されてきた円筒状の被着体は正面や裏面等、ある特定された方向性を有していないので、被着体の外周にラベル片の先端を貼る位置はどの位置であってもよく、ラベルの貼付位置を問わない円筒状の被着体(容器等)を対象とするものである。
しかしながら、被着体の形態、たとえば、被着体の胴部が平滑ではなく、その外周の一部に、凹凸や、色彩・模様によるレリーフ状の装飾等が設けられた部位を有する被着体の場合、特にレリーフ状の目盛りが形成される部位を有する場合には、この部位にラベル片が貼着すると、内容物の量等の確認作業に不都合であり、この部位にラベル片が貼着しないよう、ラベル片を貼り付ける必要がある。このためには、ラベル片の貼付け開始位置を一定にし、被着体の外周面の所定の位置よりラベル片の貼着を自動で行うことができるラベル貼付装置が求められている。
また、被着体を安定的に保持する受け台を回転させ、被着体にラベル片を貼り付けるその他従来のラベル貼付け装置が知られているが、その外周にレリーフ状の部位を有する円筒状の被着体にラベル片を貼着する場合において、回転している被着体の回転を規制・制御するとなると、被着体を回転させる部材や、回転制御のモーターなど、部品点数が多くなり、ラベル貼付装置の構成が複雑化、大型化が避けられず、かつコスト高を招くとともに、ラベル片の自動貼付け工程の複雑化を招いてしまう。
そこで、本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、簡単な構成で、装飾等の部位意を有する円筒状または略円筒状の被着体を回転させながら、その外周面にラベル片を自動的に安定して貼り付けることができるラベル貼付け装置を提供することを課題とする。
上記課題を達成するため、以下の構成とした。
すなわち、本発明に係るラベル貼付装置は、
コンベアによって搬送される被着体の外周に、帯状の台紙に複数のラベル片が連続して仮着されたラベル連続体より前記ラベルを剥離して貼付けするラベル貼付装置であって、前記コンベアの所定経路を搬送された前記被着体に向け進退自在であり、前記被着体を回転可能に保持する第一および第二貼付けユニットと、前記第一および第二貼付けユニットに保持される前記被着体の近傍に配設される剥離部と、前記剥離部の近傍に配置されてあり、前記剥離部に移送されるラベル片を検出するラベル検出部と、前記剥離部に移送するとともに、当該剥離部の先端部で前記帯状台紙を転向させることによって前記ラベル片を前記帯状台紙から剥離し、前記被着体へラベル片の繰出しを行う台紙巻取部と、前記被着体の外周面にラベル片の繰出しを行うタイミングの制御を開始するタイミング手段と、を有し前記タイミング手段は、前記コンベアによって搬送され前記被着体を検出し、検出信号を発する第一の位置検知センサーと、前記第一の位置検出センサーの検出する検出信号に基づき、前記第一および第二貼付けユニットが前記被着体に向け進出動作を行い、前記被着体を回転可能に保持するとともに、前記被着体を回転動作により、前記被着体の外周に形成される画設部を検出し、検出信号を発する第二の位置検出センサーと、前記第二の位置検出センサーの検出信号に基づきタイマーを作動させ、このタイマーに応じた所定のタイミングで、前記台紙巻取部は回転駆動して前記剥離部の先端部で前記帯状台紙を転向させ、前記ラベル片を剥離するとともに、前記被着体への繰出しを行うことを特徴とする。
た、上記タイミング手段では、上記ラベル検出部がラベル片の先端を検出し、上記ラベル検出部の検出する検出信号に基づいて、上記台紙巻取部は回転駆動を停止させるとともに、所定のタイミングで上記被着体の回転を停止させることを特徴とする。
また、上記第一貼付けユニットは、上記被着体に対し進退自在に設けられた基台と、上記基台に立設するとともに、上記被着体の外周に係合可能に配置された第1ローラーと、第2ローラーと、を有し、上記第1および第2ローラーのいずれか一方が回転駆動可能に配置されることを特徴とする。
また、上記第二貼付けユニットは、上記被着体に対し進退自在に設けられた基台と、上記基台に立設するとともに、上記被着体の外周に係合可能に配置された第3ローラーと、上記第3ローラーに設けられるとともに、上記被着体の外周に係合可能に配置される第4ローラーと、を有することを特徴とする。
また、上記第一貼付けユニットの有する上記第1ローラーおよび上記第2ローラーと、前記第二貼付けユニットの有する前記第3ローラーおよび前記第4ローラーと、のすくなくとも一方は、上記基台に対し、上記被着体から離間する方向にスライド可能に配置されることを特徴とする
本発明のラベル貼付装置によれば、コンベアで搬送された被着体を第一および第二貼り付けユニットに保持するとともに、回転させ、被着体の画設部を検出することによって、被着体に貼着するラベル片の先端を所定タイミングで繰出すことができる。その結果、コンベアで搬送されてきた円筒状の被着体は正面や裏面等、ある特定された方向性を有していなくとも、被着体の外周面に対しラベル片を貼付ける基準の位置を設けることができる。
また、本発明のラベル貼付装置によれば、コンベアで搬送された被着体を保持し、回転させるよう制御する第一の位置検出センサーと、回転する被着体の画設部を検出する第二の位置検出センサーと、を設けることにより、被着体に対するラベル片の貼付けを自動で行うことができる。その結果、被着体を回転させながらラベル片を被着体の外周面の所望の位置に貼着することができ、被着体に対しラベル片の貼付作業を容易に行うことができる。また、画設部の高さ位置が異なる被着体が搬送された場合にも、第1と第2の位置検出センサーが別々に設けられているため、被着体の画設部の高さに応じた検出を行うよう構成することが可能であり、被着体に対し、作業性がよく、効率的かつ容易なラベル片の貼付作業を行うことができる。
また、本発明のラベル貼付装置によれば、コンベアで搬送された被着体を、第一および第二貼り付けユニットにより挟み込んで保持するとともに、回転させるので、被着体の画設部を検出することによって被着体に貼着するラベル片の先端を所定タイミングで繰出し、貼付けを行っても、被着体は安定した状態を確保でき、ラベル片を被着体に対して安定して貼着させることができる。
また、本発明のラベル貼付装置によれば、回転する被着体の画設部を検出し、この検出に応答し作動するタイマーを設けているので、被着体に貼着するラベル片の先端を所定タイミングでスムーズに繰出すことができる。また、ラベル片の繰り出しタイミングの設定を容易に変更できるため、ラベル片の繰出しタイミングの時間を短縮または延長することでスムーズにラベル片の繰り出しが可能となり、被着体に応じ、その外周面に対しラベル片を貼付ける基準の位置である貼付基準位置を容易に設けることができ、ラベル片の貼付け工程の作業性を容易に向上させることができる。しかも構成が簡易でコスト的にも有利である。
また、本発明のラベル貼付装置によれば、第一貼付ユニットには第1および第2ローラーとを有し、第二貼付ユニットは第3および第4ローラーを有する構成であるため、被着体を保持し安定的に回転させるとともに、被着体の回転するごとに、ラベル片を被着体に押圧することができるので、被着体に対するラベル片の精度のある貼着を行うことができる。また、被着体の外周径の大きさが異なる場合、前記第一貼付ユニットの有する前記第1ローラーおよび前記第2ローラーと、前記第二貼付ユニットの有する前記第3ローラーおよび前記第4ローラーと、のすくなくとも一方をスライド可能としたので、被着体の外径の大きさにあわせて、被着体を容易に保持できるとともに、汎用性を大幅に増加させることができ、ラベル片の貼付け工程の作業性を容易に向上させることができる。かつ、構成が簡易でコスト的にも有利である。
また、本発明のラベル貼付装置によれば、ラベル片の先端を検出できるラベル検出部を設け、ラベル片の先端を検出後も、ラベル片の長さより所定量だけ多く被着体の回転を行うようにしたので、ラベル片の長さに応じ、ラベル片を被着体に押圧することができるので、被着体に対するラベル片の確実な貼着を行うことができる。


以下に、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を図1乃至図4を用いて以下に詳細に説明する。
図1は、本発明に係るラベル貼付装置1の実施の形態の構成を示す全体概略図であり、図2は本発明に係るラベル貼付装置1のラベル貼付機構3の構成を示す斜視図であり、図3は、図2に示す円筒状の被着体37にラベルを貼付けるまでのラベル貼付機構3の各工程を示す説明図であり、図4は、ラベル貼付装置1におけるラベル片Lの貼付動作を説明するフローチャート図であり、図5は、図3に示す被着体37にラベル片Lが貼り付けられた状態を示すもので、ラベル片Lが装着された被着体37の斜視図である。
先ず、ラベル片Lが貼られる対象である被着体37について以下説明する。http://www6.ipdl.ncipi.go.jp/Tokujitu/tjitemdrw.ipdl?N0000=233&N0500=4E_N/;%3e7??7%3e:%3c///&N0001=111&N0552=9&N0553=000003
図5に示すように、被着体37は、種々の内容物が収容可能に、胴部39と底部40、ならびに口部41を有する円筒状または略円筒状に成型されており、例えばプラスチック製のボトルやガラス瓶等が用いられる。
被着体37の胴部39には、その外周面38の一部には装飾やデザイン等からなるレリーフ状の部位として画設部42が設けられているとともに、胴部39の外周面38の周方向に沿うようにラベル片Lが貼りつけられている。ラベル片Lは、先端44と後端45を有しており、この先端44と後端45が、胴部39の外周面38に設けられた画設部42にオーバーラップしないように貼着してある。すなわち、ラベル片Lは、その先端44から後端45までの長さは、ラベル片Lが貼着する対象である被着体37の外周所定寸法より、短いものである。なお、本実施例では、被着体37の胴部39には画設部42が設けられており、例えばレリーフ状に形成された目盛が図面に開示されているが、これに限られるものではなく、被着体37の胴部39の形状やデザイン等に応じ、凹部及びまたは凸部など平滑でない部位として設けられていてもよい。
次に、図1に示す通り、ラベル貼付装置1は、被着体37を搬送するコンベア2と、このコンベア2に沿うよう配置されるラベル貼付機構3と、ラベル供給機構4と、制御部16と、を有する。制御部16はラベル貼付機構3と、ラベル供給機構4と、の動作を制御するものであり、このラベル供給機構4には、ラベル供給部5と、剥離部10と、ラベル検出部13と、複数の搬送ローラー15a、15b,15cと、台紙巻取部8と、が備えられている。なお、本実施例では図示していないが、ラベル供給機構4に印字部を備えてもよい。
ラベル供給部5は、帯状台紙Sに複数のラベル片Lが仮着されているラベル連続体Cがロール状に巻かれた状態で装填される供給軸6を有し、ロール状に巻回されたラベル連続体Cは、供給軸6に回転可能に保持されている。なお、図示していないが、この供給軸6には、この供給軸6に装填されたラベル連続体Cの端面をガイドするガイド板をもうけてもよい。
搬送ローラー15a、15b,15cは、ラベル連続体Cに加わるテンションの変化を吸収する搬送ローラー15aと、剥離部10により転向された帯状台紙Sに加わるテンションの変化を吸収する搬送ローラー15cと、搬送ローラー15aと搬送ローラー15cによりラベル連続体Cと帯状台紙Sを挟持するとともに、図示しない駆動モーターによって回転駆動可能である搬送ローラー15bとからなり、剥離部10を介しラベル供給部5から台紙巻取部8までの移送路中にそれぞれ配置されてある。なお本実施例では、テンションの変化を吸収する搬送ローラー15a、15cが開示されているが、これに限らず複数設けられてもよい。また、図示しない駆動モーターを搬送ローラー15a、15b,15cに連結して駆動するように変更してもよく適宜変更して構わない。
台紙巻取部8は、搬送ローラー15bと連動し、回転駆動可能である巻取軸9と、を有しており、この巻取軸9が回転することにより、供給軸6からも追従するよう回転しラベル連続体Cは繰出され、繰出されたラベル連続体Cを剥離部10の方向へ搬送するとともに、剥離部10で転向された帯状台紙Sを台紙巻取部8の方向へ搬送し、巻取軸9の回転により、帯状台紙Sを巻き取る構成になっている。
ラベル連続体Cは、ラベル供給部5に設けられた供給軸6から、搬送ローラー15a、15bを介し、剥離部10へと繰り出される。
剥離部10は、その先端部12が略鋭角に形成された板状の部材11であり、この先端部12がコンベア2上に搬送される被着体37の近傍に位置するよう配置されてある。剥離部10は、ラベル連続体Cを折り返し、帯状台紙Sは、剥離部10の先端部12で転向され、帯状台紙Sより剛性の高いラベル片Lは、帯状台紙Sから剥離され、剥離部10から前方へと繰出される。
ラベル片Lは、その一方面には粘着剤Aが塗布された貼着面46を形成してあり、貼着面46を被着体37に向けた状態で剥離部10より繰出される。剥離部10から繰り出されたラベル片Lは、剥離部10のラベル繰り出し方向の前方に設けられた、後述する第二貼付ユニット23の第3ローラー28によって、被着体37の外周面38に押圧され、被着体37の外周面38の所定位置に貼着される。
ラベル検出部13は、帯状台紙Sに仮着されたラベル片Lの先端を検出するラベル検出センサー14からなり、剥離部10へのラベル連続体Cの移送方向上流側に配置されてある。ラベル検出センサー14によってラベル片Lの先端44を検出することにより、剥離部10から繰り出すラベル片Lの先端44を、被着体37の外周面38の所定位置に貼着可能に配置する。
次に、ラベル貼付機構3には、図1と図2に示すように、被着体37を回転可能に支持する第一と第二貼付ユニット(18,23)と、被着体37の繰出し間隔を調整可能な切出部30と、タイミング手段31と、を有している。
第一貼付ユニット18には、基台19と、この基台19に立設して設けられる対を成すローラー軸20と、これら各ローラー軸20に環装される第1ローラー21と第2ローラー22と、を備えてなる。図示しない駆動モーターの回転駆動力は、ローラー軸20を介し第1ローラー21と第2ローラーに伝達され、第1ローラー21と第2ローラー22とが、その各々が環装されるローラー軸20とともに回転する。なお、好ましくは、第1ローラー21と第2ローラー22のいずれか一方が回転駆動するようにしてもよい。
第二貼付ユニット23には、基台24と、この基台24に立設して設けられるローラー軸25と、第一貼付けユニット18の第1ローラー21および第2ローラー22の回転に追従して回転可能な、第3ローラー28と第4ローラー29と、を備えてなる。なお、図示する通り、第4ローラー29は、基台24に対し平行に配置されるアーム26が有するアーム軸27に環装されている。
切出部30は、コンベア2で搬送する被着体37の搬送方向の上流側に配置されてあり、第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23に搬送される被着体37の移送路を開閉する。
タイミング手段31は、コンベア2に沿うよう配置される第1の位置検出センサー32と第2の位置検出センサー33と、制御部16(図1参照)およびタイマーと、から構成され、コンベア2で搬送される被着体37を検出するようにしてある。この第1の位置検出センサー32と第2の位置検出センサー33が被着体37を検出すると、制御部16(図1参照)に信号を供給するようにしてあり、これら信号により、コンベア2上の被着体37を第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23とで保持される保持位置34に到達したことを判定するよう制御し、また、被着体37の外周にラベル片Lを貼り付ける貼付開始位置35を判定するための動作のトリガーとなるように制御してある。
以上のような構成のラベル貼付装置1では、コンベア2で搬送される被着体37を、タイミング手段31で検出し、制御して、ラベル貼付機構3にて保持する。すなわち、第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23がコンベア2の幅方向に進退自在に移動できるため、第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23が進出移動することで、被着体37を挟み込み、第一と第二貼付ユニット18、23で保持することとなる。この第一と第二貼付ユニット18、23で保持される被着体37は、安定した状態(姿勢)を保持しつつ、ラベル片Lを貼着するため連続した回転をなす。
詳しくは、図3に示すラベル片Lを被着体37に貼り付ける工程に基づき、以下に説明する。
図3(a)には、コンベア2により搬送され、第一貼付けユニット18と第二貼付けユニット23に到達した被着体37は、タイミング手段31の第1の位置検出センサー32で検出され、被着体37を第一貼付けユニット18と第二貼付けユニット23で保持する保持位置34でコンベアを停止させ、被着体37が位置決めされた状態を示している。
図3(b)には、コンベア2の幅方向に進出した第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23が、保持位置34に位置決めされた被着体37を挟持し、これら第一貼付けユニット18と第二貼付けユニット23により被着体37が回転(図示矢印方向)している状態で示されている。
図3(c)には、第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23により回転可能に保持される被着体37を回転させながら、その外周面38に設けられた画設部42を検出し、ラベル片Lの先端12が貼付く位置となる、被着体37の外周面38における貼付開始位置35に、ラベル片Lが、その貼着面46を被着体37に向けた状態で剥離部10により繰出される状態で示されている。
図3(d)には、第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23により被着体37は保持され、図3(c)に示す被着体37の外周面38にラベル片Lが貼付けられる貼付開始位置35から、被着体37の回転に追従して、ラベル片Lが被着体37の外周面38に貼り付けられた状態で示されている。
図3(e)には、被着体37の外周面38の所定位置にラベル片Lが貼り付けられ、図3(b)ならびに図3(d)に示す、被着体37を挟持する第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23が退出して、図3(a)に示す基位置に復帰し、被着体37がコンベア2により搬送可能である状態で示されている。
図3(a)から(e)に示すとおり、被着体37は、コンベア2により搬送され保持位置34に達する。被着体37が保持位置34に達すると、第1の位置検出センサー32が被着体37を検出し、制御部16に信号を供給する。そして、この制御部からの指示に基づき、コンベア2の搬送動作を停止し、このコンベア2の搬送動作の停止と相俟って、第一貼付ユニット18と第二貼付けユニット23が、コンベア2の幅方向に進出する。そして、図3(b)に示すとおり、第一と第二貼付ユニット(18,23)は、被着体37を挟持する。この被着体37の挟持において、第1と第2ローラー(21、22)ならびに第3と第4ローラー(28、29)は、被着体37の外周面38と係合するとともに、被着体37を四方から支承する。この際、第4ローラー29は、図2に示すように被着体37の近傍に配置されてなる剥離部10の上方を横切るよう配置されてある。
その次に、図3(b)および図3(c)に示すように、第1ローラー21が、図示しない駆動モーターにより、ローラー軸20を通して反時計方向に回転駆動すると、この第1ローラー21の回転に追従して第2ローラー22ならびに第3ローラー28および第4ローラー29が反時計方向に回転する。すなわち、この第1ローラー21と被着体37は係合しているので、第1ローラー21の回転駆動は被着体37に伝わり、被着体37は時計方向(図示矢印方向)に回転駆動する。被着体37の回転は、被着体37に係合する第2ローラー22、ならびに第3および第4ローラー29に伝わり、反時計方向の回転をするようになる。
被着体37が回転すると、被着体37の胴部39の外周面38に設けられた画設部42も回転(公転)する。コンベア2に沿うよう設けられた第2の位置検出センサー33が、被着体37の画設部42を検出し、制御部16(図1参照)に信号を供給する。そして、この制御部から供給される指示に基づき、ラベル貼付機構3の台紙巻取部8を回転駆動させ、剥離部10よりラベル片Lを繰出す。
すなわち、第一と第二貼付ユニット(18,23)を介し回転する被着体37の画設部42が、第2の位置検出センサー33を介して検出されると、被着体37の回転動作に同期するよう、ラベル連続体Cを供給部5(図1参照)より繰出し、搬送し、ラベル片Lを剥離部10から剥離しつつ被着体37の外周面38に貼着させることとなる。
ここでは、被着体37を回転させ、被着体37の画設部42を第2の位置検出センサー33が検出すると、制御部16(図1参照)は、台紙巻取部8の巻取軸9と連動する搬送ローラー15bを回転駆動するための指示を、所定のタイミングで周期的に出力することとなる。
詳しくは、図4に基づき、ラベル貼付装置の動作について以下説明する。
まず、ラベル貼付装置1においては、制御部16(図1参照)の指示に従い動作し、ステップS1において、コンベア2で搬送される被着体37が保持位置34に到達したことを第1の位置検出センサー32で検出し、第一と第二貼付ユニット(18,23)で挟持し、第一貼付ユニット18の第1ローラー21を駆動して、被着体37を回転させる。
なお、被着体37への回転駆動は第1ローラー21だけでなく、第2ローラー22、第3ローラー28の、全て、または、いずれか、またはいずれかの組を成し駆動できるよう、図示しない複数の駆動モーターを設けた構成でもよく、1つの駆動モーターで回転駆動可能にギアを設けた構成にしてもよい。
そして、ステップS2で、回転する被着体37の画設部42を第2の位置検出センサー33で検出し、第2の位置検出センサー33が画設部42を検出したか否かを判別する。その結果、画設部42を検出していない場合、ステップS2の画設部42を検出する判別動作を繰り返し行う。一方で、ステップS2で画設部42を検出すると、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、ステップS2にて画設部42が検出されると、制御部16(図1参照)が、後述するステップS5でラベル片Lを繰出すための所定タイミングを生成するタイマー(図示せず)をセット(起動)し、タイマーがセットされステップS4に進む。そして、ステップ4では、タイマーが所定時間をカウントし、タイムアウトであるかどうかの判別を行う。
タイムアウトではないと判別した場合には、タイマーがステップS4を所定の周期で繰り返しカウントし続けている。一方で、タイムアウトであると判別された場合、タイミング信号を生成し、出力する。そして、出力されたタイミング信号に基づき、ステップS5に進む。なお、このタイマーは、被着体37の態様に対応し、あらかじめ所定の時間を任意設定ができるように構成されている。
ステップS5では、出力されたタイミング信号に基づき、巻取軸9と連動する搬送ローラー15bを駆動して、ラベル連続体Cをラベル供給部5より繰り出し、剥離部10側へ搬送する。剥離部10でラベル連続体Cを折り返し、帯状台紙Sは剥離部10の先端部12で転向され、帯状台紙Sから剥離されたラベル片Lを剥離部10から前方へと所定のタイミングで繰り出す。そして、ラベル片Lは、その貼着面46を剥離部10の先端部12側に向けた状態で繰出され、ラベル片Lの先端44が被着体37の外周面38の貼付開始位置35に装着される。この際に、被着体37は回転しているため、図3(c)に示すように、ラベル片Lは、第3ローラー28を介し、その先端44から徐々に被着体37の外周面38に貼り付けられる。
すなわち、被着体37は、ラベル片Lが帯状台紙Sから剥離されるのと同期して回転しているので、被着体37と帯状台紙Sとが同期して移動することによりラベル片Lは牽引され、ラベル片Lはその先端44から徐々に、第3ローラー28により被着体37へ押圧されながら、被着体37の外周面38に貼りつけられる。そして、被着体37の貼付開始位置35に貼着されたラベル片Lの先端44は、被着体37の回転に従い被着体37の外周を公転することができるので、ラベル片Lは、第3ローラー28に押圧されるとともに被着体37の外周面38に貼り付けら、かつ、第3ローラー28を通過後に第1ローラー21と、第2ローラー22、第4ローラー29を通過する。
ラベル片Lは、図示において、第2ローラー22と、第1ローラー21、第4ローラー29の順番で通過するとともに、押圧され、被着体37への確実な貼着を行うことができる。また、さらに、剥離部10上流のラベル検出センサー14が、次のラベル片Lの先端44を把握して、ラベル片Lを剥離部10に待機する状態とする。そして、ステップS6に進む。
ステップS6では、ラベル検出センサー14によってラベル片Lの先端44を検出し、検出信号を制御部16(図1参照)に発信すると、制御部16のタイミング信号が出力され、この出力されたタイミング信号に基づき、搬送ローラー15bを回転させる図示しない駆動モーターの駆動を停止するとともに、搬送ローラー15bに連動する巻取軸9の回転を停止し、帯状台紙Sを巻取ることによるラベル連続体Cの繰出し動作を停止させ、ラベル片Lの先端44が剥離部10の先端部12に対応するよう配置する。そしてステップS7に進み、制御部16により、被着体37を回転させる第1ローラー21は、予め設定された時間に対応して所定量回転させ、その回転駆動を所定のタイミングで停止するよう制御することで、被着体37の回転を停止する。こうして、被着体37に対するラベル片Lの貼付け動作は終了することとなる。
そして次に、図3に示すように、制御部16(図1参照)は、被着体37の回転駆動を停止するよう制御するとともに、被着体37を挟持する第一貼付ユニット18の基台19と、第二貼付ユニット23の基台24と、を、被着体37から離間する方向に退出するよう制御する。さらにまた、被着体37を搬送するコンベア2の搬送動作を駆動させ、ラベル片Lを貼着した被着体37を搬送するよう制御する。そして、このコンベア2の搬送動作駆動と相俟って、切出部30を開閉動作させることで、新たな被着体37をコンベア2で搬送し、第一と第二貼付ユニット(18,23)が挟持できる保持位置34に被着体37を配置する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、被着体37を第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23で挟持し、回転させるとともに、被着体37の画設部42の検出ならびにラベル片Lの先端44を検出することによって、被着体37に対するラベル片Lの貼付動作を行うようにしているので、被着体37に対するラベル片Lの貼付けを開始する位置、詳細には、被着体37の外周面38に定められる貼付開始位置35を、一定にするとともに、被着体37の外周面38の貼付開始位置37より、ラベル片Lの長さ以上の被着体37の回転動作が確保され、被着体37へのラベル片Lの貼着を自動で行う。
すなわち、被着体37の外周に凹凸または継ぎ目などの画設部42を検出し、この検出に応答して所定のタイミングでラベル片Lの繰出しを行うよう設定してあるので、コンベア2で搬送された被着体37を回転させ、その回転動作に応じてラベル片Lの貼付開始位置35を一定の位置に確保でき、被着体37の外周の画設部42がどのような方向を向いているとしても、ラベル片Lの貼付開始位置35を決めることができるようになる。また、ラベル片Lの先端44を検出に応答し、被着体37は所定量回転した後に停止するように設定されているので、被着体37に対するラベル片Lの確実の貼付けができるようになる。
また、本実施の形態では、被着体37の回転は、第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23により、その四方を回転可能に保持されているので、ラベル片Lの貼付けの際に、被着体37が不安定な姿勢や状態になることはなく、被着体37に対しラベル片Lを安定的に貼着することができる。
さらに、上記の本実施例では、安定した状態で被着体37は連続して回転しており、この回転に応じて、被着体37の画設部42の検出ならびにラベル片Lの先端44の検出を行うことによって、ラベル貼付装置1は、被着体37に対するラベル片Lの貼付動作を行うようにしているので、ラベル片Lの貼付け動作の際に、被着体を安定的に保持する受け台を回転させ、被着体にラベル片を貼り付ける従来のラベル貼付装置と比べ、被着体37の回転を制御する構成や部材が必要ではなく、ラベル貼付装置1自体の部品点数を増やさずに、簡易な構成で、コスト低減を図ることができる。
なお、本実施例においては図示していないが、他の実施例として、第一貼付ユニット18の第1と第2ローラー(21、22)を、基台19に対して、図示しない弾性部材等を介し、被着体37に向かい付勢可能に、またはスライド可能に構成してもよい。また、第二貼付ユニット23の第3と第4ローラー(28、29)は基台25に対して、図示しない弾性部材等を介し、被着体37に向かい付勢可能に、またはスライド可能に構成してもよい。以上のように、基台(19、25)にたいして、図示しない弾性部材等を介し、被着体37に向かい付勢可能で、かつスライド可能に構成することで、被着体37の外径の大きさに対応して被着体37を安定的に保持することができる効果も奏する。
しかし、被着体37を安定的に保持し、かつ経済的で簡易な構成にするうえで、好ましくは、回転駆動しないローラー、すなわち本実施例における第3および第4ローラー(28,29)が基台25をスライドできるほうがよい。
たとえば、本実施例に基づいて、好ましくは、第二貼付ユニット23の第3と第4ローラー(28、29)のみを基台25に対しスライドできるよう構成した場合、ラベル片Lを貼着した従前の被着体37とその外周径が異なる被着体37がコンベア2で搬送され保持位置34に到達すると、第一貼付ユニット18と第二貼付ユニット23が、ラベル片を貼着した従前の被着体37の外径に合うようにコンベア2の幅方向に進出したとしても、第3と第4ローラー(28、29)は、被着体37に向かう付勢に抗する方向、すなわち被着体37から退避する方向に、基台25の上をスライドすることができる。
また、本実施例においては、被着体37に凹凸やレリーフ状の装飾等からなる画設部42が形成されるものを対象として説明をしたが、単なる円筒状の被着体37であっても、その外周面38に段差となるスポットや目印を設けたものを使用してもよい。
また、本実施例におけるラベル貼付装置1では、被着体37の画設部42の検出ならびにラベル片Lの先端44を検出することによって、被着体37に対するラベル片Lの貼付動作を行うようにしているので、たとえば、被着体37の外周径に応じた、長さが異なるラベル片Lを使用する場合、被着体37の画設部42の検出ならびにラベル片Lの先端44の検出に対応したラベル片Lの繰出しタイミングの設定と、被着体37の回転動作の設定と、をラベル片Lの先端44から後端45までの長さに応じて容易に変更でき、被着体37に対するラベル片Lの貼付動作を行うよう構成してもよい。
さらに本実施例においては、被着体37の高さや大きさ等の態様が異なる場合、被着体37の画設部42を検出する第2の位置検出センサーの位置を、被着体37の外周面38に設けられる画設部42の位置に応じて、移動可能に構成してもよい。
本発明に係るラベル貼付装置の実施形態の構成を示す全体概略図である。 同装置のラベル貼付機構3の構成を示す斜視図である。 図2に示すラベル貼付機構3のラベル貼付けの各工程を示す説明図である。 ラベル片Lの貼付動作を説明するフローチャート図である。 図3に示す、ラベル片Lが装着された被着体の斜視図である。
符号の説明
1 ラベル貼付装置
2 コンベア
3 ラベル貼付機構
4 ラベル供給機構
5 ラベル供給部
6 ラベル供給部5の供給軸
8 台紙巻取部
9 巻取軸
10 剥離部
11 板状の部材
12 剥離部10の先端部
13 ラベル検出部
14 ラベル検出センサ
15a 搬送ローラー
15b 搬送ローラー
15c 搬送ローラー
16 制御部
18 第一貼付ユニット
19 第一貼付ユニット18の基台
20 第一貼付ユニット18に設けた各ローラー軸
21 第1ローラー
22 第2ローラー
23 第二貼付ユニット
24 第二貼付ユニット23の基台
25 第二貼付ユニット23のローラー軸
26 アーム
27 アーム軸
28 第3ローラー
29 第4ローラー
30 切出部
31 タイミング手段
32 第1の位置検出センサー
33 第2の位置検出センサー
34 保持位置
35 貼付開始位置
37 被着体
38 被着体37の外周面
39 被着体37の胴部(被着体)
40 被着体37の底部
41 被着体37の口部
42 外周面38に設けられた画設部
44 ラベル片Lの先端
45 ラベル片Lの後端
46 ラベル片Lの貼着面
C ラベル連続体
S 帯状台紙
L ラベル片
A ラベル片Lの粘着剤

Claims (5)

  1. コンベアによって搬送される被着体の外周に、帯状の台紙に複数のラベル片が連続して仮着されたラベル連続体より前記ラベルを剥離して貼付けするラベル貼付装置であって、
    前記コンベアの所定経路を搬送された前記被着体に向け進退自在であり、前記被着体を回転可能に保持する第一および第二貼付けユニットと、
    前記第一および第二貼付けユニットに保持される前記被着体の近傍に配設される剥離部と、
    前記剥離部の近傍に配置されてあり、前記剥離部に移送されるラベル片を検出するラベル検出部と、
    前記剥離部に移送するとともに、当該剥離部の先端部で前記帯状台紙を転向させることによって前記ラベル片を前記帯状台紙から剥離し、前記被着体へラベル片の繰出しを行う台紙巻取部と、
    前記被着体の外周面にラベル片の繰出しを行うタイミングの制御を開始するタイミング手段と、を有し
    前記タイミング手段は、
    前記コンベアによって搬送され前記被着体を検出し、検出信号を発する第一の位置検知センサーと、
    前記第一の位置検出センサーの検出する検出信号に基づき、前記第一および第二貼付けユニットが前記被着体に向け進出動作を行い、前記被着体を回転可能に保持するとともに、前記被着体を回転動作により、前記被着体の外周に形成される画設部を検出し、検出信号を発する第二の位置検出センサーと、
    前記第二の位置検出センサーの検出信号に基づきタイマーを作動させ、
    このタイマーに応じた所定のタイミングで、前記台紙巻取部は回転駆動して前記剥離部の先端部で前記帯状台紙を転向させ、前記ラベル片を剥離するとともに、前記被着体への繰出しを行うことを特徴とするラベル貼付け装置。
  2. 前記タイミング手段では、前記ラベル片が前記剥離部の先端部に到達すると、前記台紙巻取部の回転駆動を停止させるとともに、所定のタイミングで前記被着体の回転を停止させることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 前記第一貼付けユニットは、前記被着体に対し進退自在に設けられた基台と、前記基台に立設するとともに、前記被着体の外周に係合可能に配置された第1ローラーと、第2ローラーと、を有し、前記第1および第2ローラーのいずれか一方が回転駆動可能に配置されることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  4. 前記第二貼付けユニットは、前記被着体に対し進退自在に設けられた基台と、前記基台に立設するとともに、前記被着体の外周に係合可能に配置された第3ローラーと、前記第3ローラーの近傍に設けられるとともに、前記被着体の外周に係合可能に配置される第4ローラーと、を有することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  5. 前記第一貼付けユニットの有する前記第1ローラーおよび前記第2ローラーと、前記第二貼付けユニットの有する前記第3ローラーおよび前記第4ローラーと、のすくなくとも一方は、前記基台に対し、前記被着体から離間する方向にスライド可能に配置されることを特徴とする請求項および請求項記載のラベル貼付装置
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