JP4828511B2 - バックアップ電源およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明はバックアップ電源およびその制御方法に関し、特に、交流電力を直流電力へ変換して負荷へ供給するとともに、蓄電池を備えて停電時にバックアップする直流バックアップ電源システムおよびその制御方法に関する。
一般に、直流負荷装置へ電力を供給する電源システムでは、商用交流電力を受け、直流48Vなどの直流電力を出力する整流器が用いられている。さらに、商用電力が停電した場合でも負荷装置への給電を継続するための蓄電池と、該蓄電池を、商用電力有効時に、整流器の出力によって充電する充電器とを備えている。蓄電池を直流電源システムに適用する場合には、通常、単セルと呼ばれる1本の蓄電池を複数個直列にしたものを1つ以上並列接続した組電池を用いる。
下記特許文献1、2、3には、複数の組電池と、充電制御手段と、放電制御手段とを備えた電源装置が記載され、特許文献1には、組電池の製造日付に基づいて組電池使用可能期間を算出して組電池交換日付を表示することが記載され、特許文献2には、組電池の放電容量試験を実行する電池監視手段を設けることが記載され、特許文献3には、前記電池監視手段が組電池の残存容量を算出し、その結果に基づいて当該組電池の補充電時期を決定することが記載されている。
特開2004−119112号公報 特開2004−120856号公報 特開2004−120857号公報
整流装置と蓄電池、充電器および放電器を組み合わせた直流バックアップ電源システムを図5に示す。
図5において、商用電源1の交流電力は整流器2に供給され、整流器2は交流電力を所定の直流電力に変換して充電器3と負荷6へ供給している。複数の電池を接続して組電池4を構成して、これを1系列とし、6系列を搭載する。組電池4はそれぞれ、商用電源1が有効であるときは充電器3を介して充電され、商用電源1の停電時に放電器5を介して負荷6への放電を行う。
負荷6は直流48V負荷であり、電圧許容範囲は57V〜40.5Vである。この範囲を超える電圧が印加されると負荷装置が故障する可能性があり、また許容範囲を下回ると負荷装置の動作が停止する。このため、整流器2および放電器5は負荷6が許容する電圧を出力する必要がある。商用電源1が有効であるときは整流器2から負荷6への給電が行われ、商用電源1の停電時に組電池4から放電器5を介して負荷6へ給電を行うため、放電器5の出力電圧は整流器2の出力電圧よりも低く設定される。
組電池4と放電器5の間には、切り離しスイッチ12が介挿され、組電池4が放電可能な最低電圧以下となったときに切り離すことにより組電池4の過放電を防止する。
整流器2の出力電圧を55V、組電池4をニッケル水素蓄電池セル(定格1.2V、100Ah)を36セル直列接続してなる組電池(定格43.2V、100Ah)とする。充電器3は、充電時に一定電流(20A)を出力し、満充電を検知して出力を停止する、いわゆる間欠充電を行っている。ニッケル水素蓄電池セルの電圧は、満充電時には1.6Vに達し、放電の可能な最低電圧(最低許容放電電圧)は1.0Vである。つまり、満充電時には組電池4の電圧は57.6Vに達し、また組電池4の最低許容放電電圧は36Vである。このように、組電池4の使用範囲が負荷6の許容電圧範囲を上下ともに逸脱しているため、放電器5は昇降圧型のDC/DCコンバータである。放電器5は、組電池4の電圧が54Vを上回るときは降圧動作により出力電圧を54Vに維持し(降圧モード)、54V以下であるときは入力電圧をそのまま出力し(直結モード)、42V以下であるときは昇圧動作により出力電圧を42Vに維持する(昇圧モード)。
放電器5は降圧と昇圧の両方の機能を有するため、降圧回路と昇圧回路の2つの回路が必要であり、放電器の複雑化やコストとスペースの増加の要因となり、また、直結モードでも降圧回路、昇圧回路を経由するため、損失を増大させるという問題がある。解決方法としては、降圧あるいは昇圧時にそれぞれの回路だけを通過させて出力し、さらに直結モードでは別のバイパス回路を介して出力する方法があるが、回路の切替時に出力電圧が瞬間的に変動して出力電圧が不安定化する要因となる。さらに、過放電防止のために介挿されている切り離しスイッチ12もコストとスペースの増加要因となっている。
また、図5のシステムでは、3台の放電器5がそれぞれ昇降圧の判断を行っている。各系の組電池4にはわずかでも容量のばらつきがあるため、放電器5が降圧モードから直結モードへ切り替わるタイミングが異なる。先に直結モードに入った放電器5の出力電圧は、未だ降圧モードにある他の放電器5の出力電圧より高くなるため、負荷6への電力供給の多くを先に直結モードに入った放電器5が担うことになる。従って、先に直結モードに入った放電器5の配下にある電池系列は他よりも著しく容量低下が早い。その放電器5の系列は先に切り離された後、残りの系列の負担が大きくなり出力容量を超えるため残りの系列も切り離され、結果として蓄電池に蓄積された放電可能なエネルギーの一部を残したまま負荷への給電が停止し、停電時に負荷へ給電できる時間が短くなり、余分に蓄電池を増設する必要性が生じ、設置スペースやシステム構築にかかる費用を増大させる問題が生じる。
前記の問題は、ニッケル水素蓄電池システムの場合に限らず、鉛蓄電池やリチウムイオン電池などの二次電池を組み合わせてなる組電池を有する直流バックアップ電源システムにおいても生じる問題である。
本発明は前記の、昇降圧型の放電器により、回路の複雑化、コストとスペースの増加、出力電圧の不安定化があるという問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、コストとスペースを節約し、安定した電力を供給するバックアップ電源およびその制御方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明においては、請求項1に記載のように、
1つ以上の蓄電池を組み合わせてなる組電池と、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して負荷に供給する整流器と、前記組電池を充電する充電器と、前記組電池が出力する電力をそのまま、あるいはスイッチング素子のスイッチング動作によって降圧制御して前記負荷に供給する放電器とを構成要素とするバックアップ電源を制御する、バックアップ電源の制御方法であって、前記放電器は、出力する電力の電圧があらかじめ定められた最高放電電圧を上回るときは該電力を前記スイッチング素子のスイッチング動作によって降圧制御して前記最高放電電圧の電力として出力し、前記放電器が出力する電力の電圧が前記最高放電電圧を下回り、かつ、前記組電池が出力する電力の電圧があらかじめ定められた最低放電電圧以上のときは前記スイッチング素子を短絡状態にして前記組電池が出力する電力をそのまま出力し、前記組電池が出力する電力の電圧が前記最低放電電圧を下回るときは前記スイッチング素子を開放状態にして前記組電池の放電を終了するように制御し、前記負荷の許容上限電圧および許容下限電圧を、それぞれ、V およびV とし、前記整流器の出力電圧をVrとし、前記組電池の充電最高電圧をVmaxとし、前記あらかじめ定められた最高放電電圧および最低放電電圧を、それぞれ、VdおよびVsとしたとき、関係式:V ≧Vr≧Vd≧V 、および、関係式:Vmax≧Vd>Vs≧V が成立するように制御し、前記組電池の最低許容放電電圧をVminとしたとき、前記組電池において直列接続される蓄電池の個数を選んで、V とVminとの差の絶対値が前記蓄電池1個の最低許容放電電圧よりも小さくなるようにし、VsはV とVminのうちの小でない方に等しいとし、前記放電器は昇圧手段を具備しないことを特徴とするバックアップ電源の制御方法を構成する。
また、本発明においては、請求項に記載のように、
請求項1に記載のバックアップ電源の制御方法において、前記放電器は、前記組電池の放電を停止するための外部信号を受信するとき、前記スイッチング素子を開放状態に維持し、前記組電池の放電を停止するように制御することを特徴とするバックアップ電源の制御方法を構成する。
また、本発明においては、請求項に記載のように、
1つ以上の蓄電池を組み合わせてなる組電池と、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して負荷に供給する整流器と、前記組電池を充電する充電器と、前記組電池が出力する電力をそのまま、あるいはスイッチング素子のスイッチング動作によって降圧制御して前記負荷に供給する放電器とを構成要素とするバックアップ電源であって、前記放電器は、出力する電力の電圧があらかじめ定められた最高放電電圧を上回るときは該電力を前記スイッチング素子のスイッチング動作によって降圧制御して前記最高放電電圧の電力として出力し、前記放電器が出力する電力の電圧が前記最高放電電圧を下回り、かつ、前記組電池が出力する電力の電圧があらかじめ定められた最低放電電圧以上のときは前記スイッチング素子を短絡状態にして前記組電池が出力する電力をそのまま出力し、前記組電池が出力する電力の電圧が前記最低放電電圧を下回るときは前記スイッチング素子を開放状態にして前記組電池の放電を終了し、前記負荷の許容上限電圧および許容下限電圧を、それぞれ、V およびV とし、前記整流器の出力電圧をVrとし、前記組電池の充電最高電圧をVmaxとし、前記あらかじめ定められた最高放電電圧および最低放電電圧を、それぞれ、VdおよびVsとしたとき、関係式:V ≧Vr≧Vd≧V 、および、関係式:Vmax≧Vd>Vs≧V が成立し、前記組電池の最低許容放電電圧をVminとしたとき、前記組電池において直列接続される蓄電池の個数が選ばれ、V とVminとの差の絶対値が前記蓄電池1個の最低許容放電電圧よりも小さくなり、VsはV とVminのうちの小でない方に等しく、前記放電器は昇圧手段を具備しないことを特徴とするバックアップ電源を構成する。
本発明に係るバックアップ電源を構成することによって、放電器の回路が簡素化され、コストとスペースの削減が可能となり、また放電器のモード切替時の出力電圧は連続的に変化するため出力電圧が安定化する。さらに、並列放電器間の放電電流の偏りが解消され、組電池に蓄積されたエネルギーが効率よく負荷へ供給される。
本発明に係るバックアップ電源においては、組電池の最低許容放電電圧と負荷の許容最低電圧を合わせ、放電器を降圧回路のみで構成し、降圧回路のスイッチング素子を、スイッチングによる降圧動作と直結動作を両立させ、さらに組電池からの放電を停止するときに開放とする。
以下に、本発明の実施の形態について、蓄電池がニッケル水素蓄電池であるバックアップ電源の場合を例として説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、鉛蓄電池等他の電池にも適用できる。
<実施の形態例1>
図1は、本発明の実施の形態例を説明する図である。
図1において、商用電源1から入力した交流電力を直流電力に変換する整流器2と、組電池4を充電する充電器3と、組電池4が出力する電力を変換して負荷6へ出力する放電器5を構成要素とするバックアップ電源を構成する。
商用電源1が有効であるとき、整流器2から出力される電力が負荷6へ供給され、充電器3は整流器2から出力される電力を用いて組電池4の充電を行う。
商用電源1が停電のとき、整流器2は直流電力を出力せず、組電池4の電力が放電器5を介して負荷6へ供給される。
充電器3は、充電を開始する信号を受信したとき、組電池4を一定電流(20A)による充電を開始し、満充電を検知して充電を終了する。
負荷6の許容電圧範囲は、57V〜40.5Vであり、整流器2および放電器5の出力電圧は、少なくともこの範囲内である必要がある。商用電源1からの給電を優先するため、整流器2の出力電圧は放電器5の出力電圧よりも高く設定する。ここでは、整流器2の出力電圧を55Vとする。放電器5は、整流器2の出力電圧より低く、かつ負荷6の許容電圧範囲にある電圧を出力する必要があるが、放電器5でどのような動作が必要であるかは、組電池4の使用電圧範囲により決まる。
組電池4は、ニッケル水素蓄電池セル(定格1.2V、100Ah)を複数直列接続して構成した組電池である。組電池4は、充電器3により充電されるが、充電に伴って電池電圧が上昇し、充電末期においては1セル当り1.6Vに達する。また、組電池4は、放電に伴って電圧が低下し、1セル当りの電圧が1.0Vに達するまで放電してよい。この電圧を下回って放電継続した場合には、ニッケル水素蓄電池の劣化が促進されるため、放電を禁止する必要がある。つまり、ニッケル水素蓄電池セルの使用電庄範囲は、1.6V(充電末期電圧)〜1.0V(最低許容放電電圧)である。
組電池4を構成するニッケル水素蓄電池セルの直列数によって、組電池4の使用電圧範囲が決定されるが、以下のように直列数の設定よって放電器5に必要な機能が大きく変化する。
(ケース1)
60セル直列の場合。使用電圧範囲は96V〜60Vであり、負荷6の許容電圧範囲を超えている。よって、放電器5は組電池4の電圧によらず常に降圧動作を行い出力電圧を54Vに維持する。
(ケース2)
40セル直列の場合。使用電圧範囲は64V〜40Vであり、負荷6の許容電圧範囲が使用電圧範囲に含まれているため、降圧も昇圧も必要としない場合がある。放電器5の最高出力電圧を54Vとし、出力電圧が54Vを上回ろうとするときは出力電圧を54Vに維持し、組電池4の電圧が低く出力電圧が54V以下であるときは降圧動作をしないことによって組電池4が出力する電力をそのまま負荷6へ供給することができる。負荷6の最低許容電圧(40.5V)が組電池4の最低許容放電電圧(40V)より高いが、40.5Vから40Vまでの放電容量は実用上ほとんど無視できるため、組電池4の出力電圧が40.5Vを下回るときは、放電は行わず、昇圧も不要としても、実用上の支障は無い。
(ケース3)
30セル直列の場合。使用電圧範囲は48V〜30Vとなる。負荷6の許容電圧範囲の一部が含まれている。放電器5は、出力電圧が42Vを超えているときは昇圧動作をしないことによって組電池4が出力する電力をそのまま負荷6へ供給し、42Vを下回るときは昇圧動作により出力電圧を42Vに維持する。このケースにおける放電器5の最低出力電圧42Vは、出力放電器5の出力から負荷6への電圧降下を考慮した値である。
以上3つのケースのうち、ケース1では、放電器5は常時降圧であり、ケース2では、組電池4の電圧が高い場合のみ降圧で他は組電池4をそのまま出力し、ケース3では組電池4の電圧が低い場合のみ昇圧で他は組電池4をそのまま出力する。
放電効率を高めるためには、ケース2あるいは3のように、組電池4をそのまま出力できるのが望ましい。この2つのケースの違いは、組電池4の電圧が負荷6の許容範囲を逸脱したときに放電器5で昇圧と降圧のどちらを用いるかということである。
放電器5が降圧、昇圧の機能を有するには、それぞれ図3(降圧)、図4(昇圧)の回路が必要である。降圧回路(図3)、昇圧回路(図4)は、それぞれリアクトル7、コンデンサ8、ダイオード9、スイッチング素子10、および制御部11(11a、11b)から構成されている。
降圧回路(図3)において、組電池4と負荷6とを結ぶプラス側の電路(上の水平線)とマイナス側の電路(下の水平線)とが設けられ、マイナス側の電路には、組電池4に近い側にスイッチング素子10aが、負荷6に近い側にリアクトル7が、それぞれ挿入され、スイッチング素子10aとリアクトル7との間の電路とプラス側の電路との間には、マイナス側の電路からプラス側の電路へ電流を流す向きのダイオード9が挿入され、リアクトル7と負荷6との間の電路とプラス側の電路との間にはコンデンサ8が挿入されているが、スイッチング素子10aとリアクトル7とを、それぞれ、プラス側の電路の対応する位置に移しても、回路の動作に変わりは無い。
スイッチング素子10としては、この場合には、エンハンスメント型FET(電界効果トランジスタ)を用いる。エンハンスメント型FETとは、ゲート−ソース間に電位差がないときはドレイン−ソース間が開放であり、ゲート−ソース間の電位差増加にしたがってドレイン−ソース間の抵抗が減少し、一定の電位差以上では導通(短絡状態)とみなすことができるスイッチング素子である。
制御部11は、出力電圧を監視し、降圧回路(図3)においては出力電圧が上限値を上回らないように、昇圧回路(図4)においては出力電圧が下限値を下回らないように、スイッチング素子10へのPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号に係るデューティー比を設定する。ここで、デューティー比とは、PWM信号のON時間の比率のことである。ここでの降圧回路においては、エンハンスメント型FETが使われているので、デューティー比を下げる(OFF時間の比率を上げる)ことにより出力電圧は低下し、デューティー比を上げる(ON時間の比率を上げる)ことにより出力電圧は上昇する。
なお、スイッチング素子10として、ディプリーション型FETを用いることもできる。ディプリーション型FETとは、ゲート−ソース間に電位差がないときはドレイン−ソース間が短絡であり、ゲート−ソース間の電位差増加にしたがってドレイン−ソース間の抵坑が増加し、一定の電位差以上では遮断(開放状態)とみなすことができるスイッチング素子である。この場合には、降圧回路において、デューティー比を下げると出力電圧は上昇し、デューティー比を上げると出力電圧は低下する。
降圧回路(図3)において、降圧する必要がない場合(ケース2で組電池4の電圧が低い場合)は、スイッチング素子10aを導通(短絡状態)に維持することによって、降圧動作をせずに組電池4からの入力をそのまま負荷6へ出力することができる。
また、昇圧回路(図4)において、昇圧する必要がない場合(ケース3で組電池4の電圧が高い場合)は、スイッチング素子10bを開放に維持することによって、昇圧動作をせずに組電池4からの入力をそのまま負荷6へ出力することができる。
降圧回路(図3)の動作は、降圧回路の出力電圧が、予め定めた上限値を上回ろうとするとき、スイッチング素子10aのスイッチング動作により降圧され、出力電圧は上限値に維持される。出力電圧が上限値以下であるときは、スイッチング素子10aはスイッチング動作ではなく導通に維持されることにより、組電池4を負荷6へそのまま接続(直結)する。よって、動作モードが降圧から直結に変化するとき、デューティー比は100%よりも小さな値から連続的に100%に到達するので、出力電圧は急激な変動がなく連続となる。
昇圧回路(図4)の動作は、昇圧回路の出力電圧が、予め定めた下限値を下回ろうとするとき、スイッチング素子10bのスイッチング動作により昇圧され出力電圧は下限値に維持される。出力電圧が下限値以上であるときは、スイッチング素子10bはスイッチング動作ではなく開放に維持されることにより、組電池4を負荷6へそのまま接続(直結)する。よって、直結から昇圧に変化するときに出力電圧は急激な変動がなく連続となる。
降圧回路(図3)では、スイッチング素子10aを開放とすることにより、組電池4と負荷6を切り離すことが可能である。つまり、スイッチング素子10aは、降圧動作だけではなく、放電の停止をも可能にする。この場合に、スイッチング素子10aを開放とする制御は、制御部11aが独自に行ってもよいし、放電を停止するための外部信号を受信して行ってもよい。電池を用いるバックアップ電源では、電池の過放電を防ぐため、放電の切り離し機能を含めて構成されるが、図3の降圧回路を用いることによって、放電切り離し機能を具備した放電器5とすることが可能となり、別に切り離し装置(例えば、図5における切り離しスイッチ12)を搭載する必要がない。
放電効率を高めるために、放電動作中に断続的に降圧あるいは昇圧をして他は直結とする方法が有効であるが、降圧回路を用いる方が、降圧回路中に使われているスイッチング素子を放電切り離しも同時に行うことになり、別に切り離しスイッチを追加する必要はないという点で優れる。また、放電器は出力上限値を超えて電力を出力することを防ぐ必要があるが、降圧回路の降圧機能を利用し、出力電流が出力上限値を超えたときに急激に電圧を低下させるようにすれば(垂下制御)、別に保護回路は不要となる。よって、降圧回路を用いれば保護機能と両立でき、効率の向上とコスト低減につながる。
したがって、本実施の形態例においては、ニッケル水素蓄電池セルを40セル直列接続して組電池4を構成するケース2とし、昇圧回路は用いない。
図1の放電器5は図3の降圧回路を有し、放電器5が出力する電力の電圧が、あらかじめ定められた最高放電電圧である54Vを上回ろうとするときは、スイッチング素子10aのスイッチング動作により出力電圧を54Vに維持し(降圧モード)、
組電池4の電圧が低下し、放電器5の出力電圧が54Vを下回り、かつ、あらかじめ定められた最低放電電圧である40.5V(負荷6の最低許容電圧に等しく設定されている)以上であるときはスイッチング素子10aを短絡することによって組電池4が出力する電力をそのまま負荷6へ供給し(直結モード)、
さらに、組電池4の電圧が低下して、前記最低放電電圧である40.5Vを下回るときは、スイッチング素子10aを開放状態にして組電池4の放電を終了する。
この場合に、負荷6の最低許容電圧(40.5V)が組電池4の最低許容放電電圧(40V)より高いが、40.5Vから40Vまでの放電容量は実用上ほとんど無視できるため、上記のように、上記最低放電電圧を負荷6の最低許容電圧と同じ値(40.5V)に設定し、組電池4の出力電圧が、負荷6の最低許容電圧である40.5Vを下回るときは放電を停止し、昇圧は不要としても、実用上の支障は無い。
直結モードの期間が長いほど放電効率は改善されるため、放電器5の出力上限電圧(上記あらかじめ定められた最高放電電圧)Vd(54V)を高く設定するのが望ましいが、整流器2の出力電圧Vr(55V)以下である必要があり、また負荷6の許容電圧範囲(許容上限電圧V:57V〜許容下限電圧V:40.5V)内とする条件があるため、以下の式を満たすように電圧を設定する。
≧Vr≧Vd≧V (1)
本実施の形態例において、V=57V、Vr=55V、Vd=54V、V=40.5Vであるから、式(1)は成立している。
放電器5の動作が降圧モードと直結モードだけで足りるためには、降圧モード時の出力電圧Vdは組電池4の充電最高電圧Vmax以下であり、直結モード時の出力電圧は、上記あらかじめ定められた最低放電電圧Vs(上記のように、かならずしも組電池4の最低許容放電電圧Vminとは一致しない)以上であり、Vsが負荷6の許容下限電圧V以上であるように、すなわち、関係式
Vmax≧Vd≧Vs≧V (2)
が成立するようにすればよい。
上記のように、組電池4の最低許容放電電圧Vmin(40V)が負荷6の許容下限電圧V(40.5V)より低い場合でも、組電池4のVからVminまでの放電容量を実用上無視できるときは、Vs=Vとして、組電池4の放電を、組電池4の出力電圧が負荷6の許容下限電圧Vを下回るときに終了するようにすれば、放電器5の動作を降圧と直結だけの動作とすることができる。
いかなる場合においても、VsはV以上であり、かつ、Vmin以上であるように設定しておく必要がある。そのためには、V≧Vminである場合にはVs=Vとし、Vmin>Vである場合にはVs=Vminとすればよい。
上記のようにVsを設定する場合に、V≧Vminである場合には、両電圧間の差(V−Vmin=Vs−Vmin)が小さいほど、組電池4に蓄積されたエネルギーの利用効率が向上するので、その差は、単セル(蓄電池1個)の最低許容放電電圧(1.0V)よりも小とすること(これは必ず可能)が望ましく、また、Vmin>Vである場合にも、両電圧間の差(Vmin−V=Vs−V)が小さいほど、直結モードの期間が長くなって放電効率が改善されるので、その差は、単セルの最低許容放電電圧(1.0V)よりも小とすること(これも必ず可能)が望ましい。すなわち、直列接続される単セルの個数を選んで、(負荷の)許容下限電圧Vと(組電池の)最低許容放電電圧Vminとの差の絶対値が単セルの最低許容放電電圧よりも小さくなるようにし(これは必ず可能)、Vsは、VとVminのうちの小でない方に等しいとすればよい。
また、放電器5が持つ降圧回路を使って、電流制限機能と放電切り離し機能を構成することができる。
放電器5の出力電流が50A(出力上限値として設定した値Imax)を上回るとき、スイッチング素子10aへのPWM信号にかかるデューティー比を低下させることにより出力電圧を低下させ(垂下制御)、過電流出力を防止する。
また、放電器5が外部から組電池4の放電を停止するための外部信号を受信したとき、制御部11aはスイッチング素子10aの制御用電極を無電圧とすることにより、スイッチング素子10aは開放され組電池4からの放電は停止する。故障により制御部11aが停止した場合もスイッチング素子10aの制御用電極は無電圧であるため、故障時には組電池4の放電が切り離される安全な機構である。
以上のように、組電池の最低使用電圧と負荷の許容最低電圧を合わせ、放電器を降圧回路のみで構成し、降圧回路のスイッチング素子を、スイッチングによる降圧動作だけでなく直結動作させ、さらに組電池からの放電を停止するときに開放とすることによって、放電器内の損失を低減し、コストとスペースを節約し、動作の移行時にも出力電圧が不連続的には変化しないバックアップ電源を構築することができる。
<実施の形態例2>
実施の形態例1においては、組電池4、充電器3、放電器5が1つずつのバックアップ電源について適用しているが、図2に示すように、組電池4を6系列搭載するバックアップ電源においても適用可能である。組電池4ごとに充電器3と放電器5を接続し、組電池4はニッケル水素蓄電池セルを40セル直列接続したものとし、充電器3、放電器5および整流器2は実施の形態例1と同じ構成とすればよい。
6台の放電器5が出力において並列接続されているが、出力電圧はモード切替時に急激には変動せず連続であるため、組電池4間の放電電流は容量に応じて分担され、自然に各組電池4の電池容量が揃うようになり、蓄電池の能力を有効に引き出し、蓄電池を余分に増設する必要がなく、結果として設置スペースと費用を抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態について、蓄電池がニッケル水素蓄電池であるバックアップ電源の場合を例として説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
以下に、本発明によって生じる効果について説明する。
(1)放電器が昇圧と降圧と両方の機能を有する場合、2つの回路を構成することにより回路が複雑化し、コストとスペースの増加を招くという問題がある。 本発明により、放電器は降圧回路のみであるため、回路を単純化し、コスト、スペースを節約するバックアップ電源を提供することが可能となる。
(2)蓄電池で構成されるバックアップ電源では、蓄電池の過放電を防止するため、放電を停止させる機能が必要であるが、切り離し回路といった放電停止手段の追加により回路損失の増加やコスト、スペースの増加という問題がある。
本発明により、放電停止手段を、放電器内の降圧回路に含まれるスイッチング素子により実現するため、回路部品の節約により回路損失、コスト、スペースを低減することができる。
(3)動作モードが変化する放電器、例えば降圧動作時と直結動作時の放電経路が異なる放電器の場合、動作モードの変化時に出力電圧が急激に変動し、負荷への出力電圧が不安定化するという問題がある。
本発明により、動作モードの変化時には出力電圧は急激には変動せず連続であるため、安定した出力電圧により給電を行うことができる。
(4)組電池を入力に持つ放電器の複数を出力において並列接続するバックアップ電源において、動作モードの変化時に出力電圧が変動する放電器を用いる場合、組電池間にわずかでも容量ばらつきがあると切替のタイミングの差により組電池間で放電電流の偏りが発生し、蓄電池に蓄積された放電可能なエネルギーの一部を残したまま負荷への給電が停止し、蓄電池を余分に増設する必要から設置スペースと費用を増加させるという問題がある。
本発明により、動作モードの変化時に出力電圧が急激には変化せず連続となる放電器を用いるため、組電池間の放電電流は容量に応じて分担され、自然に各組電池の電池容量が揃うようになり、蓄電池の能力を有効に引き出し、蓄電池を余分に増設する必要がなく結果として設置スペースと費用を抑えることができる。
本発明の実施の形態例を説明する図である。 本発明の実施の形態例を説明する図である。 降圧回路の構成を説明する図である。 昇圧回路の構成を説明する図である。 整流器と組電池、充電器および放電器を組み合わせたバックアップ電源を説明する図である。
符号の説明
1:商用電源、2:整流器、3:充電器、4:組電池、5:放電器、6:負荷、7:リアクトル、8:コンデンサ、9:ダイオード、10(10a、10b):スイッチング素子、11(11a、11b):制御部、12:切り離しスイッチ。

Claims (3)

  1. 1つ以上の蓄電池を組み合わせてなる組電池と、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して負荷に供給する整流器と、前記組電池を充電する充電器と、前記組電池が出力する電力をそのまま、あるいはスイッチング素子のスイッチング動作によって降圧制御して前記負荷に供給する放電器とを構成要素とするバックアップ電源を制御する、バックアップ電源の制御方法であって、
    前記放電器は、出力する電力の電圧があらかじめ定められた最高放電電圧を上回るときは該電力を前記スイッチング素子のスイッチング動作によって降圧制御して前記最高放電電圧の電力として出力し、
    前記放電器が出力する電力の電圧が前記最高放電電圧を下回り、かつ、前記組電池が出力する電力の電圧があらかじめ定められた最低放電電圧以上のときは前記スイッチング素子を短絡状態にして前記組電池が出力する電力をそのまま出力し、
    前記組電池が出力する電力の電圧が前記最低放電電圧を下回るときは前記スイッチング素子を開放状態にして前記組電池の放電を終了するように制御し、
    前記負荷の許容上限電圧および許容下限電圧を、それぞれ、V およびV とし、前記整流器の出力電圧をVrとし、前記組電池の充電最高電圧をVmaxとし、前記あらかじめ定められた最高放電電圧および最低放電電圧を、それぞれ、VdおよびVsとしたとき、
    関係式:V ≧Vr≧Vd≧V 、および、
    関係式:Vmax≧Vd>Vs≧V が成立するように制御し、
    前記組電池の最低許容放電電圧をVminとしたとき、
    前記組電池において直列接続される蓄電池の個数を選んで、
    とVminとの差の絶対値が前記蓄電池1個の最低許容放電電圧よりも小さくなるようにし、
    VsはV とVminのうちの小でない方に等しいとし、
    前記放電器は昇圧手段を具備しないことを特徴とするバックアップ電源の制御方法。
  2. 請求項1に記載のバックアップ電源の制御方法において、
    前記放電器は、前記組電池の放電を停止するための外部信号を受信するとき、前記スイッチング素子を開放状態に維持し、前記組電池の放電を停止するように制御することを特徴とするバックアップ電源の制御方法。
  3. 1つ以上の蓄電池を組み合わせてなる組電池と、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して負荷に供給する整流器と、前記組電池を充電する充電器と、前記組電池が出力する電力をそのまま、あるいはスイッチング素子のスイッチング動作によって降圧制御して前記負荷に供給する放電器とを構成要素とするバックアップ電源であって、
    前記放電器は、出力する電力の電圧があらかじめ定められた最高放電電圧を上回るときは該電力を前記スイッチング素子のスイッチング動作によって降圧制御して前記最高放電電圧の電力として出力し、
    前記放電器が出力する電力の電圧が前記最高放電電圧を下回り、かつ、前記組電池が出力する電力の電圧があらかじめ定められた最低放電電圧以上のときは前記スイッチング素子を短絡状態にして前記組電池が出力する電力をそのまま出力し、
    前記組電池が出力する電力の電圧が前記最低放電電圧を下回るときは前記スイッチング素子を開放状態にして前記組電池の放電を終了し、
    前記負荷の許容上限電圧および許容下限電圧を、それぞれ、V およびV とし、前記整流器の出力電圧をVrとし、前記組電池の充電最高電圧をVmaxとし、前記あらかじめ定められた最高放電電圧および最低放電電圧を、それぞれ、VdおよびVsとしたとき、
    関係式:V ≧Vr≧Vd≧V 、および、
    関係式:Vmax≧Vd>Vs≧V が成立し、
    前記組電池の最低許容放電電圧をVminとしたとき、
    前記組電池において直列接続される蓄電池の個数が選ばれ、
    とVminとの差の絶対値が前記蓄電池1個の最低許容放電電圧よりも小さくなり、
    VsはV とVminのうちの小でない方に等しく、
    前記放電器は昇圧手段を具備しないことを特徴とするバックアップ電源。
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