JP4767976B2 - 直流電源システム - Google Patents

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本発明は直流電源システムに関し、特に、交流電力を直流電力へ変換して負荷へ供給する、蓄電池を備えて停電時のバックアップとする直流電源システムに関する。
一般に、直流負荷装置へ電力を供給する電源システムでは、商用交流電力を受け、直流48Vなどの直流電力を出力する整流器が用いられている。さらに、商用電力が停電した場合でも負荷装置への給電を継続するために、蓄電池と、蓄電池を充電するための充電器とを備えている。蓄電池を直流電源システムに適用する場合には、通常、単セルと呼ばれる1本の蓄電池を複数個直列にしたものを1つ以上並列接続した組電池を用いる。
下記特許文献1、2には、複数の組電池が出力する電力を放電器を介して負荷に供給する電池システムが記載され、特許文献1には、組電池と放電器中のコンバータとの間の電路が共通導線によって互いに電気的に接続されていることが記載され、特許文献2には、放電器の各動作を、制御部が発信する同一の動作信号に基づいて行わせることが記載されている。
特開2007−143266号公報 特開2007−143291号公報
図6は、直流電源システムの基本構成を説明する図である。図において、商用電源1の交流電力は整流器2に供給され、整流器2は交流電力を所定の直流電力に変換して負荷6へ供給している。組電池4は、複数の蓄電池を組み合わせてなる組電池であり、商用電源1が有効であるときは充電器3を介して充電され、商用電源1の停電時に放電器14を介して負荷6への放電を行う。
充電器3は、組電池4が満充電になると停止し、組電池4が放電して蓄電量が低下するまで再び充電を行わない。このため、充電器3は組電池4の充電時にしか動作せず、機器の利用率が低下するという問題がある。
本発明は、充電時にしか充電器を利用できないという問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、充電していない時でも充電器を有効利用して機器の利用率を向上させることが可能な直流電源システムを提供することにある。すなわち、従来技術においては、整流器と充電器が各々独立動作してきたところを、充電器が具備する整流器と前記電力供給用整流器とを協調動作させることにより、整流機能と充電機能とを一体化して、整流機能の高効率化を図り、整流器の冗長分を減らすことを解決課題とする。
本発明においては、上記課題を解決するために、請求項1に記載のように、
1つ以上の蓄電池を組み合わせてなる組電池と、交流電力を直流電力に変換して負荷へ給電する整流器と、整流機能を有する充電器と、スイッチング手段とを構成要素とする直流電源システムであって、前記充電器は、前記交流電力を直流電力に変換して出力し、前記スイッチング手段は、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続と、該出力を前記負荷へ供給する接続との間の切替を行い、前記組電池は、前記交流電力の停電時に、放電方向にのみ電流を通すダイオードを介して、前記負荷に直流電力を供給することを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項2に記載のように、
請求項1に記載の直流電源システムにおいて、前記充電器の出力電圧は前記整流器の出力電圧以下の第1の電圧以下であり、前記充電器の出力電流は上限として設定された電流値以下であり、前記スイッチング手段による接続が、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続である場合、前記充電器の出力電圧が前記第1の電圧以下の第2の電圧以上となったとき、前記スイッチング手段は、接続を、前記充電器の出力を前記負荷へ供給する接続に切替え、前記スイッチング手段による接続が、前記充電器の出力を前記負荷へ供給する接続である場合、前記組電池の電圧が前記第2の電圧より低い第3の電圧以下となったとき、あるいは、前記組電池の蓄電容量が一定量よりも低下したとき、前記スイッチング手段は、接続を、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続に切替えることを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項3に記載のように、
請求項1または2に記載の直流電源システムにおいて、前記スイッチング手段は、前記充電器から前記組電池に到る電路に介挿されたスイッチング素子と、前記充電器から前記負荷に到る電路に介挿されたスイッチング素子とを構成要素とし、前記スイッチング素子の一方のみが閉成されることにより前記スイッチング手段による切替が行われることを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項4に記載のように、
請求項1、2または3に記載の直流電源システムにおいて、前記充電器は、整流器と降圧手段とを具備し、前記交流電力を前記整流器によって直流電力に変換し、前記降圧手段を介して出力することを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項5に記載のように、
請求項4に記載の直流電源システムにおいて、前記降圧手段である降圧回路には、入力端と出力端とを結ぶプラス側の電路とマイナス側の電路とが設けられ、該2つの電路の一方の電路には、前記入力端に近い側に前記スイッチング素子が、前記出力端に近い側にリアクトルが、それぞれ、挿入され、前記スイッチング素子と前記リアクトルとの間の電路と他方の電路との間には、マイナス側の電路からプラス側の電路へ電流を流す向きのダイオードが挿入され、前記リアクトルと前記出力端との間の電路と他方の電路との間にはコンデンサが挿入されていることを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項6に記載のように、
請求項1ないし5のいずれかに記載の直流電源システムにおいて、前記スイッチング手段による接続が、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続である場合、前記充電器の出力電流値が第1の電流値を下回ったとき、前記スイッチング手段は、接続を、前記充電器の出力を前記負荷へ供給する接続に切替えることを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項7に記載のように、
請求項1ないし6のいずれかに記載の直流電源システムにおいて、複数組の前記組電池がそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され、それぞれの前記組電池に前記充電器が接続されていることを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項8に記載のように、
請求項7に記載の直流電源システムにおいて、同時に充電される前記組電池の組数は前記組電池の全組数よりも少ないことを特徴とする直流電源システムを構成する。
本発明に係る直流電源システムによれば、以下のごとき効果を奏することができる。
充電器が充電をしていないとき、整流器とともに負荷への供給を担うため、充電器は予備用の整流器として有効利用され、整流器の冗長分を減らすことができ、コストとスペースを節約することが可能となる。
本発明に係る直流電源システムは、1つ以上の蓄電池を組み合わせてなる組電池と、交流電力を直流電力に変換して負荷へ給電する整流器と、整流機能を有する充電器と、スイッチング手段とを構成要素とする直流電源システムであって、前記充電器は、前記交流電力を直流電力に変換して出力し、前記スイッチング手段は、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続と、該出力を前記負荷へ供給する接続との間の切替を行い、前記組電池は、前記交流電力の停電時に、放電方向にのみ電流を通すダイオードを介して、前記負荷に直流電力を供給する。
以下に、本発明の実施の形態について、蓄電池が鉛蓄電池あるいはニッケル水素蓄電池である直流電源システムを例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態例を説明する図である。図において、整流器2は商用電源1から入力した交流電力を直流電力に変換して直流51Vを出力し、負荷6へ給電する。
組電池4は、鉛蓄電池セル(定格電圧2.0V、定格容量200Ah)を23セル直列接続して構成した組電池(定格電圧46V、定格容量200Ah)である。組電池4は、充電されると電圧が上昇するが、鉛蓄電池セルの満充電電圧は2.2Vであり、組電池4の満充電電圧は50.6V(第1の電圧)である。この第1の電圧(50.6V)は整流器2の出力電圧(51V)以下であるようにする。また組電池4は、放電方向にのみ電力を通すダイオード5が接続されている給電線を介して負荷6へ放電する。
充電器3は、商用電源1から入力した交流電力を直流電力に変換して直流50.6V(第1の電圧)を出力するが、出力電流の上限として設定された電流値が10Aであり、出力電流が10Aを超えると出力電圧が垂下する。
充電器3の出力は、スイッチング手段の構成要素であるスイッチング素子7a、7bの動作により、組電池4へ充電用として供給されるか、または負荷6へ供給される。スイッチング素子7aが閉成、7bが開放であるとき、充電器3の出力は組電池4へ供給され、それによって組電池4が充電される。スイッチング素子7aが開放、7bが閉成であるとき、充電器3の出力は負荷6へ供給可能であるが、充電器3の出力電圧(50.6V)よりも整流器2の出力電圧(51V)の方が高いため、整流器2の出力が優先して負荷6へ供給される。このように、スイッチング素子7a、7bを構成要素とするスイッチング手段は、充電器3の出力を組電池4へ供給する接続と、該出力を負荷6へ供給する接続との間の切替を行う。
充電器3は、商用電源1から入力した交流電力を直流電力に変換するのみならず、直流電力の電圧制御も行う。このような電圧制御は組電池4の充電に際して必要となる。この電圧制御のためには、例えば、充電器3は整流器と降圧手段を具備し、充電器3が具備する整流器が商用電源1から入力した交流電力を直流電力に変換して出力し、これを充電器3が具備する降圧手段(例えば降圧回路)が降圧して充電器3の出力とすればよい。
上記降圧回路の一例を図2に示す。図において、入力端と出力端とを結ぶプラス側の電路(上の水平線)とマイナス側の電路(下の水平線)とが設けられ、マイナス側の電路には、入力端に近い側にスイッチング素子11が、出力端に近い側にリアクトル8が、それぞれ挿入され、スイッチング素子11とリアクトル8との間の電路とプラス側の電路との間には、マイナス側の電路からプラス側の電路へ電流を流す向きのダイオード10が挿入され、リアクトル8と出力端との間の電路とプラス側の電路との間にはコンデンサ9が挿入されているが、スイッチング素子11とリアクトル8とを、それぞれ、プラス側の電路の対応する位置に移しても、回路の動作に変わりは無い。
スイッチング素子11としては、この場合には、エンハンスメント型の電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor:FET)を用いる。エンハンスメント型FETとは、ゲート−ソース間に電位差がないときはドレイン−ソース間が開放であり、ゲート−ソース間の電位差増加にしたがってドレイン−ソース間の抵抗が減少し、一定の電位差以上では導通(短絡状態)とみなすことができるスイッチング素子である。
制御部12は出力電圧を監視し、出力電圧を制御するために、スイッチング素子11へのPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号に係るデューティー比を設定する。ここで、デューティー比とは、PWM信号のON時間の比率のことである。ここでの降圧回路においては、エンハンスメント型FETが使われているので、デューティー比を下げる(OFF時間の比率を上げる)ことにより出力電圧は低下し、デューティー比を上げる(ON時間の比率を上げる)ことにより出力電圧は上昇する。
商用電源1が有効であるとき、整流器2は直流51Vを出力して負荷6への給電を行い、スイッチング素子7aを閉成、7bを開放とし、充電器3は組電池4を充電する。充電により組電池4の電圧が上昇し、充電器3の出力電圧が50.5V(第2の電圧)に達すると、スィッチング素子7aを開放、7bを閉成として充電を終了し、かつ充電器3は負荷6への給電が可能となる。この第2の電圧(50.5V)は第1の電圧(50.6V)以下であるようにする。
ここで、充電器3は直流50.6V(第1の電圧)を出力し、その電圧(50.6V)は整流器2の出力電圧51Vより低いため、負荷6への給電を行っていないが、予備用の整流器として働く。
整流器2は、複数台の整流器ユニットを並列接続して構成されているが、ユニットの一部が故障により停止し、残りのユニットでは負荷6への給電をまかなえないとき、不足分を充電器3が担うことにより、組電池4からの放電を防ぐことができる。
商用電源1が停電した場合は、組電池4がダイオード5を介して負荷6への給電を行い、その後停電から復帰したとき、スイッチング素子7aを閉成、7bを開放として組電池4の充電を行う。
ここで、スイッチング素子7a、7bを、エンハンスメント型電界効果トランジスタとし、そのゲート電極に電圧が印加されることにより閉成され、電圧がリセットされることにより開放されるものとし、図3に示すフローチャートに従ってスイッチング素子7a、7bを制御するものとする。
図3において、初期状態においては、スイッチング素子7a、7bともにゲート電極に電圧が印加されないため開放である。
ステップ11(S11で表す、以下同様)において、スイッチング素子7aを閉成し(組電池4が充電される)、ステップ12へ進む。
ステップ12において、充電器3の出力電圧(Vc)が第2の電圧(V=50.5V)以上である場合はステップ13へ進み、そうでない場合はステップ12に戻る。
ステップ13において、スイッチング素子7aを開放し、ステップ14へ進む。
ステップ14において、スイッチング素子7bを閉成し、ステップ15へ進む。
ステップ15において、組電池4の電圧(Vb)が第3の電圧(V=50.0V)以下である場合はステップ16へ進み、そうでない場合はステップ15へ戻る。ここで、第3の電圧(V=50.0V)は第2の電圧(V=50.5V)よりも低いものとする。
ステップ16において、スイッチング素子7bを開放し、ステップ11へ戻り、商用電源1が有効であれば、組電池4の充電が開始させる。
以上のように、充電器3は、組電池4が満充電近く充電されたとき出力が負荷6へと切り替わり、予備用の整流器として働くため、余分に整流器を搭載する必要がなく、コストとスペースを節約することが可能となる。
本実施の形態例においては、鉛蓄電池を用いているが、ニッケル水素蓄電池を用いることも可能である。ただし、ニッケル水素蓄電池では、一定電流による充電が適しているため、充電器3が組電池4を充電しているとき、出力電流値が8A(第1の電流値)を下回った段階で充電を終了し、充電器3の出力を負荷6へ切り替えるようにすればよい。
また、本実施の形態例においては、充電器3の出力を組電池4へ切り替えて充電を開始する条件を、組電池4の電圧が第3の電圧以下となったときとしているが、組電池4の充放電量の積算や自己放電量の見積を行い、組電池4の蓄電容量が一定量よりも低下したときに充電を開始することも可能である。
さらに、本実施の形態例においては、組電池4は1組であるが、図4に示すように、複数組の組電池4を放電方向にのみ電力を通すダイオード5を介して並列接続したシステムにおいても適用できる。それぞれの組電池4に充電器3を備え、スイッチング素子7a、7bにより組電池4の充電と負荷6への給電ができるようにすればよい。図4においては、3台の充電器3が予備用の整流器として利用できるので、1組ずつ組電池4を充電するようにすれば、常時2台以上の予備用整流器が確保できるため、負荷6への給電信頼度を高めることができる。すなわち、同時に充電される組電池4の組数を組電池4の全組数よりも少なくし、停電時の対応も含めて、負荷6への給電信頼度を高めることができる。
図5は、整流機能と充電機能との一体化を、上記の実施の形態例よりもさらに進めた実施の形態例を示す図である。図において、充電器3が具有する機能とスイッチング手段が具有する機能とを、整流器2が具有している。すなわち、整流器2は、n(複数)個の整流器ユニット:2−1、… …2−nとスイッチング素子7a、7bとを具備し、整流器ユニット制御部13の一部分と、整流器ユニット2−nとが、充電器3と同じ機能を具有するように構成され、スイッチング素子7a、7bは、整流器ユニット制御部13によって、上記と同じ動作を行うスイッチング手段を構成している。
以上、本発明の実施の形態について、蓄電池が鉛蓄電池あるいはニッケル水素蓄電池である直流電源システムである場合を例として説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
以下に、本発明によって生じる効果について説明する。
整流器と蓄電池を組み合わせた直流バックアップ電源システムでは、整流器の故障時にも給電能力を確保するため、整流器は必要な台数より多く搭載(冗長構成)しているが、本発明では、蓄電池を用いる充電器を、充電する必要がないときは出力を負荷へ接続して予備用の整流器として有効利用できるため、整流器の冗長分を減らすことが可能となる。
本発明の実施の形態例を説明する図である。 降圧回路の一例を説明する図である。 本発明の実施の形態例における制御フローチャートを説明する図である。 本発明の実施の形態例を説明する図である。 本発明の実施の形態例を説明する図である。 整流器と蓄電池、充電器および放電器を組み合わせた直流電源システムを説明する図である。
符号の説明
1:商用電源、2:整流器、3:充電器、4:組電池、5:ダイオード、6:負荷、7a、7b:スイッチング素子、8:リアクトル、9:コンデンサ、10:ダイオード、11:スイッチング素子、12:制御部、13:整流器ユニット制御部、14:放電器。

Claims (8)

  1. 1つ以上の蓄電池を組み合わせてなる組電池と、交流電力を直流電力に変換して負荷へ給電する整流器と、整流機能を有する充電器と、スイッチング手段とを構成要素とする直流電源システムであって、
    前記充電器は、前記交流電力を直流電力に変換して出力し、
    前記スイッチング手段は、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続と、該出力を前記負荷へ供給する接続との間の切替を行い、
    前記組電池は、前記交流電力の停電時に、放電方向にのみ電流を通すダイオードを介して、前記負荷に直流電力を供給することを特徴とする直流電源システム。
  2. 請求項1に記載の直流電源システムにおいて、
    前記充電器の出力電圧は前記整流器の出力電圧以下の第1の電圧以下であり、
    前記充電器の出力電流は上限として設定された電流値以下であり、
    前記スイッチング手段による接続が、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続である場合、前記充電器の出力電圧が前記第1の電圧以下の第2の電圧以上となったとき、前記スイッチング手段は、接続を、前記充電器の出力を前記負荷へ供給する接続に切替え、
    前記スイッチング手段による接続が、前記充電器の出力を前記負荷へ供給する接続である場合、前記組電池の電圧が前記第2の電圧より低い第3の電圧以下となったとき、あるいは、前記組電池の蓄電容量が一定量よりも低下したとき、前記スイッチング手段は、接続を、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続に切替えることを特徴とする直流電源システム。
  3. 請求項1または2に記載の直流電源システムにおいて、
    前記スイッチング手段は、前記充電器から前記組電池に到る電路に介挿されたスイッチング素子と、前記充電器から前記負荷に到る電路に介挿されたスイッチング素子とを構成要素とし、前記スイッチング素子の一方のみが閉成されることにより前記スイッチング手段による切替が行われることを特徴とする直流電源システム。
  4. 請求項1、2または3に記載の直流電源システムにおいて、
    前記充電器は、整流器と降圧手段とを具備し、前記交流電力を前記整流器によって直流電力に変換し、前記降圧手段を介して出力することを特徴とする直流電源システム。
  5. 請求項4に記載の直流電源システムにおいて、
    前記降圧手段である降圧回路には、入力端と出力端とを結ぶプラス側の電路とマイナス側の電路とが設けられ、該2つの電路の一方の電路には、前記入力端に近い側に前記スイッチング素子が、前記出力端に近い側にリアクトルが、それぞれ、挿入され、前記スイッチング素子と前記リアクトルとの間の電路と他方の電路との間には、マイナス側の電路からプラス側の電路へ電流を流す向きのダイオードが挿入され、前記リアクトルと前記出力端との間の電路と他方の電路との間にはコンデンサが挿入されていることを特徴とする直流電源システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の直流電源システムにおいて、
    前記スイッチング手段による接続が、前記充電器の出力を前記組電池へ供給する接続である場合、前記充電器の出力電流値が第1の電流値を下回ったとき、前記スイッチング手段は、接続を、前記充電器の出力を前記負荷へ供給する接続に切替えることを特徴とする直流電源システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の直流電源システムにおいて、
    複数組の前記組電池がそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され、それぞれの前記組電池に前記充電器が接続されていることを特徴とする直流電源システム。
  8. 請求項7に記載の直流電源システムにおいて、
    同時に充電される前記組電池の組数は前記組電池の全組数よりも少ないことを特徴とする直流電源システム。
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