JP4828493B2 - 静電気評価回路および半導体集積回路装置 - Google Patents

静電気評価回路および半導体集積回路装置 Download PDF

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本発明は、静電気評価回路および半導体集積回路装置に関し、特に、CMOSアナログ回路向けの静電気評価回路に関する。
従来、外界からの静電気による破壊を防ぐ信号用I/Oセルには、デジタル用I/Oセルとアナログ用I/Oセルがあり、前者はI/Oマクロ内に静電気保護素子および入出力バッファを搭載し、後者は静電気保護素子のみを搭載している。
これらのI/Oセルを評価する際には、I/Oの保護能力を評価できるような配置を取る必要もあるが、それとは別に、印加した静電気を流しきる保護回路と、保護回路によって保護される回路(被保護回路)の両方が搭載されている必要がある。
すなわち、例えば、デジタル信号用I/Oセルの静電気評価を行う場合、I/Oセルそのものが入力または出力バッファを備えているため、それら自体が実際の被保護回路として機能することになる。
しかしながら、アナログ信号用I/Oセルの場合、I/Oセルそのものは被保護回路を持たないため、I/Oマクロとは別に、評価用の回路として被保護回路を搭載する必要がある。
図1は従来の静電気評価回路の一例を示すブロック図であり、アナログ信号用I/Oセルを評価するための回路の一例を示している。図1において、参照符号101および103はアナログ信号用I/Oセル、102は静電気評価回路、104はアナログ電源・グランド用I/Oセルを示している。
従来、アナログ信号用I/Oセルに関して、評価用回路(静電気評価回路102)としては、図1に示されるような入力端子inとグランド(GND:低電位電源端子pt0)間をプルダウン抵抗121で繋いだバッファ回路が用いられていた。
すなわち、アナログ信号用I/Oセル101および103は、それぞれ低電位電源端子(GND端子)pt0と高電位電源端子(電源端子)pt1との間に準方向に接続されたダイオード111,112および131,132を備え、それら各ダイオードの接続ノードが入力端子inおよび出力端子outに接続されるようになっている。なお、アナログ電源・グランド用I/Oセル104は、電源クランプ部141を備えて構成されている。
静電気評価回路102において、入力端子inは、インバータ122を介して、アナログ回路の外部出力部に見立てたnチャネル型MOSトランジスタ(nMOSトランジスタ)123およびpチャネル型MOSトランジスタ(pMOSトランジスタ)124の各ゲートに接続されている。また、nMOSトランジスタ123およびpMOSトランジスタ124の各ドレインは出力端子outに共通接続され、nMOSトランジスタ123のソースはGND端子(pt0)に接続され、そして、pMOSトランジスタ124のソースは電源端子(pt1)に接続されている。
図2は図1に示す静電気評価回路において、GND端子(pt0)を基準として信号端子(out)に正の静電気を印加したときのサージ電流経路を説明するための図であり、また、図3は図1に示す静電気評価回路において、電源端子(pt1)を基準として信号端子(out)に負の静電気を印加したときのサージ電流経路を説明するための図である。
なお、図2および図3において、破線の矢印は、静電気サージ電流経路を示し、また、破線の円で囲んだトランジスタ(アナログ回路の外部出力部に見立てたトランジスタ)は、各静電気の印加条件において最も負荷のかかっているトランジスタを示している。そして、この破線矢印間にかかる電圧と最も負荷のかかっているトランジスタのソース−ドレイン間耐電圧の大小により静電気破壊に対する評価を行うようになっている。
図2に示されるように、図1の回路において、GND端子pt0を基準として出力端子outに正の静電気が印加された場合、破線の矢印で示されるような経路(出力端子out→ダイオード132→電源クランプ部141→GND端子pt0)を介して電流がサージされ、それに対して、nMOSトランジスタ123の破壊/非破壊を調べることにより、静電気に対する評価を行うようになっている。
また、図3に示されるように、図1の回路において、電源端子pt1を基準として出力端子outに負の静電気が印加された場合、破線の矢印で示されるような経路(電源端子pt1→電源クランプ部141→ダイオード131→出力端子out)を介して電流がサージされ、それに対して、pMOSトランジスタ124の破壊/非破壊を調べることにより、静電気に対する評価を行うようになっている。
ここで、nMOSトランジスタ123およびpMOSトランジスタ124の破壊/非破壊を調べて行う静電気に対する評価は、例えば、入力端子inへ入力する制御信号により各トランジスタのオン/オフ制御を行い、そのときに流れる電流(漏れ電流)を測定することにより行うDC試験(DC評価)である。
ところで、従来、静電気評価回路を直接開示するものではないが、サージ電流による出力バッファの静電破壊を防止するものとして、外部端子に高圧サージが印加されたとき、サージ電流が静電保護素子から電源ラインに流れると、電源ラインを瞬間的に数ボルトにして内部論理回路および制御回路等を一瞬だけ電源が投入されたと同じ状態とし、内部論理回路の信号ノードが論理的な中間レベルになっても制御回路が所定時間出力バッファを高出力インピーダンス状態に制御するようにした半導体集積回路および電子機器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−207662号公報
図4はnMOSトランジスタのソース−ドレイン間静電気耐圧を説明するための図である。
静電気に対する実質的なトランジスタのソース−ドレイン間耐圧はゲートの状態で決定され、nMOSトランジスタ(123)の場合、図4(a)に示されるように、トランジスタがオンしている状態で耐圧が最小となり、逆に、図4(b)に示されるように、トランジスタがオフしている状態で耐圧が最大となる。なお、pMOSトランジスタに関しても、nMOSトランジスタと同様であり、トランジスタのソース−ドレイン間耐圧は、トランジスタがオンしている状態で最小となり、また、トランジスタがオフしている状態で最大となる。
次に、図4に示すnMOSトランジスタのソース−ドレイン間静電気耐圧を踏まえて図2の場合を考えると、静電気の印加により過渡的にGNDノード(pt0)に対して電源ノード(pt1)の電位が上昇している上で、バッファの入力(in)がプルダウンされて低レベル『L』の状態になっていることから、出力(out)も低レベル『L』の状態、すなわち、nMOSトランジスタ123がオンしている状態となり、その結果、ワースト状態での検証が可能になっている。
これに対して、図4に示すnMOSトランジスタのソース−ドレイン間静電気耐圧を踏まえて図3の場合を考えると、過渡的にGNDノード(pt0)に対して電源ノード(pt1)の電位が上昇している状態であっても、pMOSトランジスタ124がオフしている状態で静電気が印加されるため、ワースト状態ではない検証となってしまっている。すなわち、ワースト状態での評価を行えないことになっている。
本発明は、上述した従来技術が有する課題に鑑み、常に、ワーストのトランジスタ状態で静電気の評価を行うことのできる静電気評価回路および半導体集積回路装置の提供を目的とする。
本発明によれば、静電気を印加したときに、アナログ回路の外部出力部に見立てたトランジスタをオンに制御する制御手段を備え、前記外部出力部に見立てたトランジスタは、各々のドレインが第1の端子に共通接続され、ソースが高電位電源線に接続されたpチャネル型MOSトランジスタと、ソースが低電位電源線に接続されたnチャネル型MOSトランジスタと、を備え、前記制御手段は、前記第1の端子とは異なる第2の端子と前記pチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間に挿入された偶数段のインバータと、前記第2の端子と前記nチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間に挿入された奇数段のインバータと、を備え、前記nMOSトランジスタおよび前記pMOSトランジスタが両方ともオン状態となる前記アナログ回路におけるワースト条件での静電気評価を行うことを特徴とする静電気評価回路が提供される。
本発明によれば、常に、ワーストのトランジスタ状態で静電気の評価を行うことのできる静電気評価回路および半導体集積回路装置を提供することができる。
まず、本発明に係る静電気評価回路および半導体集積回路装置の実施例を詳述する前に、図5を参照して本発明の概略を説明する。
図5は本発明に係る静電気評価回路を概略的に示すブロック図である。図5において、参照符号1および3はアナログ信号用I/Oセル、2は静電気評価回路、4はアナログ電源・グランド用I/Oセルを示している。ここで、静電気評価回路は、ESD(Electrostatic Discharge:静電気放電)検出および制御部21を備えている。
図5に示されるように、本発明に係る静電気評価回路は、静電気印加の対象となる出力端子OUTに接続されたnMOSトランジスタ23およびpMOSトランジスタ24に対して、ESD検出および制御部21を設け、このESD検出および制御部21によりnMOSトランジスタ23およびpMOSトランジスタ24が両方ともオン状態で静電気が印加されるように(静電気の印加によるサージ電流がされるように)して、ワースト状態での評価を行えるようになっている。
以下、本発明に係る静電気評価回路の実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図6は本発明に係る静電気評価回路の第1実施例を示すブロック図である。
図6と前述した図1との比較から明らかなように、本第1実施例では、静電気評価回路2において、前述した図1の静電気評価回路102における抵抗121を容量211に置き換えると共に、nMOSトランジスタ123およびpMOSトランジスタ124のゲートに設けたインバータ122を、nMOSトランジスタ23のゲートに1段のインバータ212を設け、且つ、pMOSトランジスタ24のゲートに2段のインバータ213,214を設けるように構成している。ここで、nMOSトランジスタ23およびpMOSトランジスタ24は、アナログ回路の外部出力部に見立てたトランジスタである。
なお、他の構成は、実質的に図1と同様であり、アナログ信号用I/Oセル1および3は、それぞれ低電位電源端子(GND端子)PT0と高電位電源端子(電源端子)PT1との間に準方向に接続されたダイオード11,12および31,32を備え、それら各ダイオードの接続ノードが入力端子INおよび出力端子OUTに接続されるようになっている。なお、アナログ電源・グランド用I/Oセル4は、電源クランプ部41を備えて構成されている。
また、nMOSトランジスタ23およびpMOSトランジスタ24の各ドレインは出力端子OUTに共通接続され、nMOSトランジスタ23のソースはグランドGND(PT0)に接続され、そして、pMOSトランジスタ24のソースは電源(PT1)に接続されている。
図7は図6に示す静電気評価回路において、GND端子(PT0)を基準として信号端子(OUT)に正の静電気を印加したときのサージ電流経路を説明するための図であり、また、図8は図6に示す静電気評価回路において、電源端子(PT1)を基準として信号端子(OUT)に負の静電気を印加したときのサージ電流経路を説明するための図である。
なお、図7および図8において、破線の矢印は、静電気サージ電流経路を示し、また、破線の円で囲んだトランジスタ(アナログ回路の外部出力部に見立てたトランジスタ)は、各静電気の印加条件において最も負荷のかかっているトランジスタを示している。そして、この破線矢印間にかかる電圧と最も負荷のかかっているトランジスタのソース−ドレイン間耐電圧の大小により静電気破壊に対する評価を行うようになっている。
図7に示されるように、図6の回路において、GND端子PT0を基準として出力端子OUTに正の静電気が印加された場合、破線の矢印で示されるような経路(出力端子OUT→ダイオード32→電源クランプ部41→GND端子PT0)を介して電流がサージされる。このとき、入力端子INは、入力ノード(ダイオード11,12および容量211の共通接続ノード)とグランドGND(PT0)間に配置した容量211によりグランド側にACショートされるため、低レベル『L』の状態となる。
ここで、nMOSトランジスタ23は、前述した図2の回路におけるnMOSトランジスタ123と同様に、そのゲートには1段のインバータ212を介して入力ノードの信号と反対の論理の信号(高レベル『H』)が印加される。その結果、nMOSトランジスタ23はオンし、そのオンしている状態で静電気が印加される(静電気の印加によるサージ電流が流れる)ことになり、ワースト状態での評価を行うことができる。なお、pMOSトランジスタ24も、そのゲートには2段のインバータ213,214を介して入力ノードの信号と同じ論理の信号(低レベル『L』)が印加されるため、オン状態になっている。
次に、図8に示されるように、図6の回路において、電源端子PT1を基準として出力端子OUTに負の静電気が印加された場合、破線の矢印で示されるような経路(電源端子PT1→電源クランプ部41→ダイオード31→出力端子OUT)を介して電流がサージされる。このとき、入力端子INは、入力ノードとグランド間に配置した容量211によりグランド側にACショートされるため、低レベル『L』の状態となる。
ここで、図3を参照して説明した従来の静電気評価回路において、pMOSトランジスタ124はオフしている状態で静電気が印加されていたが、本実施例において、pMOSトランジスタ24はオンしている状態で静電気が印加されるようになっている。
すなわち、本実施例における静電気評価回路2におけるpMOSトランジスタ24は、前述した図3の回路におけるpMOSトランジスタ124とは異なり、そのゲートには2段のインバータ213,214を介して入力ノードの信号と同じ論理の信号(低レベル『L』)が印加される。その結果、pMOSトランジスタ24はオンし、そのオンしている状態で静電気が印加されることになり、ワースト状態での評価を行うことができる。なお、nMOSトランジスタ23も、そのゲートには1段のインバータ212を介して入力ノードの信号と反対の論理の信号(高レベル『H』)が印加されるため、オン状態になっている。
ここで、nMOSトランジスタ23およびpMOSトランジスタ24の破壊/非破壊を調べて行う静電気に対する評価は、例えば、入力端子INへ入力する制御信号により各トランジスタのオン/オフ制御を行い、そのときに流れる電流(漏れ電流)を測定することにより行うDC試験(DC評価)である。
このように、本実施例の静電気評価回路によれば、静電気の印加条件に関係なく、常に、静電気印加時にワーストのトランジスタ状態を出力部において再現することが可能になる。また、本実施例の静電気評価回路によれば、静電気印加後のDC評価により、トランジスタの破壊/非破壊の状態を容易に調査して評価を行うことができる。さらに、本実施例の静電気評価回路によれば、出力部のトランジスタサイズ(出力端子OUTに接続されたトランジスタ23,24のサイズ)による静電気のワーストケースの評価が一種類の回路で可能となるため、汎用的なアナログI/Oセルの評価を確実に行うことが可能になる。
以上において、本実施例では、nMOSトランジスタ23のゲートに1段のインバータ212を設けると共に、pMOSトランジスタ24のゲートに2段のインバータ213,214を設けるように構成したが、同様の信号論理が得られればインバータに限定されるものではなく、また、その段数等も適宜変更することができるのは言うまでもない。
図9は本発明に係る静電気評価回路の第2実施例を示すブロック図である。
図9と前述した図6との比較から明らかなように、本第2実施例の静電気評価回路は、図6に示す第1実施例の静電気評価回路における容量211を抵抗215に置き換えたものに対応している。このように、本発明に係る静電気評価回路は、様々な変形が可能である。なお、本第2実施例は、抵抗215に常に電流が流れることになるため、消費電力の面では前述した第1実施例の方が好ましい。また、本第2実施例の回路動作および効果等は、実質的に前述した第1実施例と同様である。
図10は本発明に係る静電気評価回路の第3実施例を示すブロック図である。
図10に示されるように、本第3実施例は、入力端子INおよびアナログ信号用I/Oセル1を不要とするもので、図6に示す第1実施例の静電気評価回路において、入力ノードと高電位電源線(PT1)との間に抵抗216を追加したものに対応している。
本第3実施例では、入力端子INを不要とすることができ、例えば、外部入力端子INとして使用可能なピン数が限られている場合等に好ましいものである。なお、本第3実施例の回路動作および効果等も、実質的に前述した第1実施例と同様である。
このように、本実施例の静電気評価回路を用いることにより、ワーストのトランジスタ状態を出力部において再現することで、静電気の印加条件に関わりなく、常に、ワーストのトランジスタ状態で静電気破壊に対する評価を行うことができる。
以下に本発明の諸態様を付記としてまとめる。
(付記1)
静電気を印加したときに、アナログ回路の外部出力部に見立てたトランジスタをオンに制御する制御手段を備え、前記アナログ回路におけるワースト条件での静電気評価を行うことを特徴とする静電気評価回路。
(付記2)
付記1に記載の静電気評価回路において、
前記アナログ回路は、CMOSアナログ回路であり、
前記外部出力部に見立てたトランジスタは、各々のドレインが第1の端子に共通接続され、ソースが高電位電源線に接続されたpチャネル型MOSトランジスタと、ソースが低電位電源線に接続されたnチャネル型MOSトランジスタと、を備えることを特徴とする静電気評価回路。
(付記3)
付記2に記載の静電気評価回路において、
静電気が印加されていない状態では、前記第1の端子とは異なる第2の端子から所定の信号を入力して前記pチャネル型MOSトランジスタおよび前記nチャネル型MOSトランジスタの破壊/非破壊を調べて静電気に対する評価を行うことを特徴とする静電気評価回路。
(付記4)
付記3に記載の静電気評価回路において、前記制御手段は、
前記第2の端子と前記pチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間に挿入された2段のインバータと、
前記第2の端子と前記nチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間に挿入された1段のインバータと、を備えることを特徴とする静電気評価回路。
(付記5)
付記3または4に記載の静電気評価回路において、前記第2の端子と前記高電位電源線または前記低電位電源線との間に容量素子を設けることを特徴とする静電気評価回路。
(付記6)
付記3または4に記載の静電気評価回路において、前記第2の端子と前記高電位電源線または前記低電位電源線との間に抵抗素子を設けることを特徴とする静電気評価回路。
(付記7)
付記1〜6のいずれか1項に記載の静電気評価回路において、静電気が印加されていない状態では、前記外部出力部に見立てたトランジスタがオフすることを特徴とする静電気評価回路。
(付記8)
付記1〜7のいずれか1項に記載の静電気評価回路を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
本発明は、例えば、静電気評価回路および半導体集積回路装置に関するものであり、特に、CMOSアナログ回路向けの静電気評価回路として好適なものであり、テクノロジーの開発当初における半導体集積回路装置、或いは、実際に販売する半導体集積回路装置に搭載して静電気破壊に対する評価を行う静電気評価回路として幅広く適用することができる。
従来の静電気評価回路の一例を示すブロック図である。 図1に示す静電気評価回路において、GND端子を基準として信号端子に正の静電気を印加したときのサージ電流経路を説明するための図である。 図1に示す静電気評価回路において、電源端子を基準として信号端子に負の静電気を印加したときのサージ電流経路を説明するための図である。 nMOSトランジスタのソース−ドレイン間静電気耐圧を説明するための図である。 本発明に係る静電気評価回路を概略的に示すブロック図である。 本発明に係る静電気評価回路の第1実施例を示すブロック図である。 図6に示す静電気評価回路において、GND端子を基準として信号端子に正の静電気を印加したときのサージ電流経路を説明するための図である。 図6に示す静電気評価回路において、電源端子を基準として信号端子に負の静電気を印加したときのサージ電流経路を説明するための図である。 本発明に係る静電気評価回路の第2実施例を示すブロック図である。 本発明に係る静電気評価回路の第3実施例を示すブロック図である。
符号の説明
1,3,101,103 アナログ信号用I/Oセル
2,102 静電気評価回路
4,104 アナログ電源・グランド用I/Oセル
21 ESD検出および制御部
41,141 電源クランプ部

Claims (5)

  1. 静電気を印加したときに、アナログ回路の外部出力部に見立てたトランジスタをオンに制御する制御手段を備え、
    前記外部出力部に見立てたトランジスタは、各々のドレインが第1の端子に共通接続され、ソースが高電位電源線に接続されたpチャネル型MOSトランジスタと、ソースが低電位電源線に接続されたnチャネル型MOSトランジスタと、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の端子とは異なる第2の端子と前記pチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間に挿入された偶数段のインバータと、前記第2の端子と前記nチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間に挿入された奇数段のインバータと、を備え、
    前記nMOSトランジスタおよび前記pMOSトランジスタが両方ともオン状態となる前記アナログ回路におけるワースト条件での静電気評価を行うことを特徴とする静電気評価回路。
  2. 請求項1に記載の静電気評価回路において、
    前記アナログ回路は、CMOSアナログ回路であることを特徴とする静電気評価回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の静電気評価回路において、
    静電気が印加されていない状態では、前記第2の端子から所定の信号を入力して前記pチャネル型MOSトランジスタおよび前記nチャネル型MOSトランジスタの破壊/非破壊を調べて静電気に対する評価を行うことを特徴とする静電気評価回路。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の静電気評価回路において、
    記第2の端子と前記pチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間に挿入されたインバータは、2段であり
    前記第2の端子と前記nチャネル型MOSトランジスタのゲートとの間に挿入されたインバータは、1段であることを特徴とする静電気評価回路。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の静電気評価回路において、前記第2の端子と前記高電位電源線または前記低電位電源線との間に容量素子を設けることを特徴とする静電気評価回路。
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