JP4827575B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4827575B2 JP4827575B2 JP2006090844A JP2006090844A JP4827575B2 JP 4827575 B2 JP4827575 B2 JP 4827575B2 JP 2006090844 A JP2006090844 A JP 2006090844A JP 2006090844 A JP2006090844 A JP 2006090844A JP 4827575 B2 JP4827575 B2 JP 4827575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- light
- emitting diode
- room
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、光量の少ない発光ダイオードを使用して、十分な明るさを有する照明器具を得ることを目的とする。
第一の発光ダイオードを備え、上記第一の発光ダイオードが出す光により部屋の床面を照射する第一の光源と、
第二の発光ダイオードを備え、上記第二の発光ダイオードが出す光により上記部屋の壁面を照射する第二の光源と、
を有することを特徴とする。
実施の形態1について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具100の外観を示す斜視図である。
なお、この図は、斜め下方向から見上げたところを示している。
第一の光源120は、本体110の底面中央に位置する。第一の光源120は、第一の発光ダイオード121と反射板122とを有する。
第一の発光ダイオード121は、通電することにより発光する白色ダイオード素子である。なお、第一の発光ダイオード121は、他の色の発光ダイオード素子でもよいし、複数の発光ダイオードの集合体であってもよい。第一の発光ダイオード121は、本体110の正面方向を照射する。
反射板122は、第一の発光ダイオード121が出した光を反射して、本体110の正面方向に集める。反射板122は、本体110の底面を、回転楕円体状あるいは回転放物面状あるいは回転双曲面状に削った形状を有し、内部を鏡面状に形成してある。
これにより、第一の光源120は、第一の発光ダイオード121が出す光により、本体110の正面方向を照射する。
例えば、照明器具100を部屋の天井あるいは天井付近に設置した場合には、第一の光源120は、部屋の床面を照射する。
第二の光源130は、本体110の底面を囲む四辺にそれぞれ位置する。第二の光源130は、第二の発光ダイオード131と反射板132とを有する。
第二の発光ダイオード131は、通電することにより発光する白色ダイオード素子である。なお、第二の発光ダイオード131は、第一の発光ダイオード121と同様、他の色の発光ダイオード素子でもよいし、複数の発光ダイオードの集合体であってもよい。
第二の発光ダイオード131は、本体110の正面方向(すなわち、第一の光源120が照射する方向)に対して、略45度方向を照射する。なお、第二の発光ダイオード131が照射する方向は、第一の光源120が照射する方向に対して鋭角の角度を有する方向であれば、45度方向でなくともよい。
反射板132は、第二の発光ダイオード131が出した光を反射して、本体110の正面方向に対して略45度方向に集める。反射板132は、本体110の底面を囲む四辺を、回転楕円体状あるいは回転放物面状あるいは回転双曲面状に削った形状を有し、内部を鏡面状に形成してある。
これにより、第二の光源130は、第二の発光ダイオード131が出す光により、第一の光源120が照射する方向に対して鋭角の角度を有する方向を照射する。
例えば、照明器具100を部屋の天井あるいは天井付近に設置した場合には、第二の光源130は、部屋の壁面を照射する。
また、第二の光源130は、4つでなくてもよい。例えば、部屋の四方のうち一方向が窓である場合、その方向を照射する第二の光源130はなくてもよい。その他、部屋の形状に合わせて、第二の光源130の数および照射方向を変えてもよい。
図2は、この実施の形態における照明器具100の使用状況を示す斜視図である。
この図は、第一の光源120が照射する光によって照らされる部分を示している。
なお、この図は、図1と同様、斜め下方向から見上げたところを示している。また、説明の都合により、部屋800の壁面は省略してあり、床面820を半透明に描いている。
したがって、照明器具100を天井810に設置する場合、光源が床面820を真上から照射すれば、床面820からの距離がもっとも近く、かつ、床面820に対して垂直方向から照射することとなるので、床面820の照度がもっとも高くなる。
この図は、第二の光源130が照射する光によって照らされる部分を示している。
なお、この図は、図2と同様、斜め下方向から見上げたところを示している。また、説明の都合により、部屋800の床面820は省略してあり、壁面830を半透明に描いており、天井810に固定した照明器具100が壁面830ごしに見えている。
第二の光源130は、壁面830の略中央を照射する。なお、部屋800の形状に合わせて、第二の光源130が壁面830の略中央を照射するよう、第二の光源130が照射する方向を調整できるような構成としてもよい。
そうすれば、部屋の形状にかかわらず同一の照明器具100を使用することができ、好ましい。
上述したように、照射対象の照度は光源からの距離の二乗に反比例するので、照明器具100をどちらかの壁面830の近くに設置した場合には、近くなった側の壁面830は明るくなるが、遠くなった側の壁面830は逆に暗くなる。部屋800のなかの明るさを総合して考えた場合、どちらか一方の壁面830に偏ることなく、照明器具100を中央に配置するほうが、全体として明るくなり、好ましい。
しかし、例えば、部屋800の一方に壁面830がないなど、その方向を照射する第二の光源130がない場合には、必ずしも照明器具100を部屋800の略中央に設置しなくてもよい。
この図は、第一の光源120が照射する光と第二の光源130が照射する光とを総合して、照明器具100が全体として部屋800の内部を照らす様子を示している。
なお、この図は、図2・図3と同様、斜め下方向から見上げたところを示している。また、説明の都合により、床面820および壁面830を半透明に描いており、天井810に固定した照明器具100が壁面830ごしに見えている。
図2を用いて説明したように、第一の光源120は床面820を照射する。また、図3を用いて説明したように、4つの第二の光源130は部屋800の四方にある4つの壁面830をそれぞれ照射する。これにより、照明器具100は、部屋800の床面820および壁面830をすべて照射する。
したがって、この実施の形態における照明器具100によれば、第一の発光ダイオード121および第二の発光ダイオード131の輝度が比較的低くても、人が感じる部屋800の明るさを所望の明るさとすることができるので、照明器具100が消費する電力を抑えることができる。
また、高出力の発光ダイオードは発熱が大きいので、高出力の発光ダイオードを用いた照明器具は、放熱のための構成を有する必要があり、照明器具が大型化し、製造コストが高くなる。この実施の形態における照明器具100によれば、低出力の発光ダイオードを用いることができるので、照明器具100を小型・軽量にすることができ、製造コストも抑えることができる。
例えば、机上での作業をする場合には、第一の光源120のみを点灯して手元を明るく照らし、第二の光源130を消灯することにより、消費電力を抑えることができる。また、食卓テーブルなどを照らせば、雰囲気を演出することもできる。
逆に、机上での作業がない場合には、第二の光源130のみを点灯して部屋全体の明るさ感を確保し、第一の光源120を消灯することにより、消費電力を抑えることができる。
実施の形態2について、図5〜図7を用いて説明する。
図5は、この実施の形態における照明器具100の外観を示す斜視図である。
なお、この図は、斜め下方向から見上げたところを示している。
それ以外の点は、実施の形態1で説明したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
第三の光源140は、本体110の底面の四つの頂点にそれぞれ位置する。第三の光源140は、第三の発光ダイオード141と反射板142とを有する。
第三の発光ダイオード141は、通電することにより発光する白色ダイオード素子である。なお、第三の発光ダイオード141は、第一の発光ダイオード121・第二の発光ダイオード131と同様、他の色の発光ダイオード素子でもよいし、複数の発光ダイオードの集合体であってもよい。
第三の発光ダイオード141は、両隣にある第二の光源130が照射する方向の略中間方向を照射する。なお、第三の発光ダイオード141が照射する方向は、さらに第一の光源120も含めた3つの光源が照射する方向の略中間方向を照射することとしてもよいし、第一の光源120が照射する方向と第二の光源130のうちの一つが照射する方向との略中間方向を照射することとしてもよい。
反射板142は、第三の発光ダイオード141が出した光を反射して、両隣の第二の光源130が照射する方向の略中間方向に集める。反射板142は、本体110の底面の頂点を、回転楕円体状あるいは回転放物面状あるいは回転双曲面状に削った形状を有し、内部を鏡面状に形成してある。
これにより、第三の光源140は、第三の発光ダイオード141が出す光により、両隣の第二の光源130が照射する方向の略中間方向を照射する。
例えば、照明器具100を部屋の天井あるいは天井付近に設置した場合には、第三の光源140は、部屋の壁面と壁面との境界付近(部屋の隅)を照射する。
また、第三の光源140は、4つでなくてもよい。例えば、部屋の四隅のうち一方向が窓である場合、その方向を照射する第三の光源140はなくてもよい。その他、部屋の形状に合わせて、第三の光源140の数および照射方向を変えてもよい。
図6は、この実施の形態における照明器具100の使用状況を示す斜視図である。
この図は、第三の光源140が照射する光によって照らされる部分を示している。
なお、この図は、図1と同様、斜め下方向から見上げたところを示している。また、説明の都合により、部屋800の床面820および壁面830を半透明に描いており、天井810に固定した照明器具100が壁面830ごしに見えている。
第三の光源140は、両隣の第二の光源130が照射する方向の略中間方向を照射する。第二の光源130はそれぞれ部屋800の壁面830を照射するので、第三の光源140は2つの壁面830の境界部分を照射する。また、第二の光源130はそれぞれ壁面830の略中央を照射するので、第三の光源140は壁面830と床面820との境界付近(部屋800の隅)を照射する。
この図は、第一の光源120が照射する光と第二の光源130が照射する光と第三の光源140が照射する光とを総合して、照明器具100が全体として部屋800の内部を照らす様子を示している。
なお、この図は、図6と同様、斜め下方向から見上げたところを示している。また、説明の都合により、床面820および壁面830を半透明に描いており、天井810に固定した照明器具100が壁面830ごしに見えている。
実施の形態3について、図8〜図11を用いて説明する。
図8は、この実施の形態における照明器具100の外観を示す図である。
図8(a)は正面図、図8(b)は底面図である。
透光性カバー161は、例えば、プラスチックなどにより形成された透明なカバーであり、内部に第一の光源120がある。第一の光源120が照射した光は、透光性カバー161を通り、部屋の内部を照射する。この例では、透光性カバー161は、化粧カバー160の底面の頂点付近、中心に対して点対称な位置に2つある。
透光性カバー162は、透光性カバー161と同様、プラスチックなどにより形成された透明なカバーであり、内部に第二の光源130がある。第二の光源130が照射した光は、透光性カバー162を通り、部屋の内部を照射する。この例では、透光性カバー162は、化粧カバー160の四方側面の中央に4つある。
吸気口163は、部屋の内部の空気を吸い込むための開口部である。この例では、吸気口163は細長い長方形状であり、4つ並んで形成されている。
吸気口163から吸い込まれた空気は、本体110のケージング111を通り、排気口112から排出される。
図9(a)は図8(b)のA−A断面図、図9(b)は図8(b)のB−B断面図、図10は、化粧カバー160を外した状態における底面図である。
放熱板170は、薄い板を折り曲げた形状を有する。中央には、比較的広い長方形状の部分(放熱部171)がある。放熱部171には、楕円状の開口部(放熱口172)が8つ形成されている。
放熱口172を、照明器具100が吸気口163から吸い込んだ空気が通ることにより、放熱板170から熱を奪い、放熱板170が効率よく放熱する。
放熱板170は、長方形状の放熱部171の各辺中央付近から腕状に伸びた第二基板取付部174を有する。この例では、第二基板取付部174が4つある。第二基板取付部174は、先端が「く」字状に鋭角に折り曲げられており、その外側に、取付け基板133が取り付けられている。取付け基板133には、第二の発光ダイオード131(第二の光源130)が取り付けられている。
また、放熱板170は、放熱部171の対角線上の2頂点の付近の長辺側に、腕状に伸びた第一基板取付部173を有する。この例では、第一基板取付部173が2つある。第一基板取付部173は、先端が「コ」字状に折り曲げられており、その先端外側に、取付け基板123が取り付けられている。取付け基板123には、第一の発光ダイオード121(第一の光源120)が取り付けられている。
第二の光源130は、第一の光源120が照射する方向に対して鋭角の角度を有する方向を照射する。第二の光源130は、照明器具100を天井に埋め込んだ際に、壁面の略中央を照射する角度に調整されている。
制御装置150は、制御回路151、交流直流変換回路152、直流直流変換回路153〜155を有する。
直流直流変換回路153が出力した直流電圧は、第一の発光ダイオード121に供給され、第一の発光ダイオード121を点灯する。
直流直流変換回路154が出力した直流電圧は、第二の発光ダイオード131に供給され、第二の発光ダイオード131を点灯する。
直流直流変換回路155が出力した直流電圧は、モータ182に供給され、モータ182を回転駆動する。
なお、モータ182を交流駆動型のモータとし、直流直流変換回路155の代わりに、インバータ回路を設けてもよい。
交流電源200と照明器具100との間に設けられた図示していないスイッチをオンして、交流電源200から照明器具100に電力が供給されると、交流直流変換回路152が直流電圧を生成して、制御回路151に供給する。制御回路151は、第一光源制御信号・第二光源制御信号・モータ制御信号として、それぞれ所望の直流電圧を生成するよう設計されたデューティ比を有する矩形波を生成する。直流直流変換回路153〜155は、制御回路151から入力した制御信号により、直流電圧を生成し、第一の発光ダイオード121・第二の発光ダイオード131・モータ182に供給する。これにより、第一の発光ダイオード121及び第二の発光ダイオード131が点灯し、モータ182が回転する。
例えば、制御回路151は、マイクロコンピュータが、交流直流変換回路152から入力した直流電圧の電圧値を判断して、直流直流変換回路153〜155が出力する直流電圧が所望の電圧となるよう、直流直流変換回路153〜155に対して出力する第一光源制御信号・第二光源制御信号・モータ制御信号のデューティ比を変化させる構成としてもよい。
そうすれば、交流電源200の電圧が異なる環境でも、同一の照明器具100を用いることができ、好ましい。
実施の形態4について、図12〜図16を用いて説明する。
図12は、この実施の形態における照明器具100の外観を示す図である。
図12(a)は正面図、図12(b)は底面図である。
それ以外の点は、実施の形態3で説明した照明器具100と同様なので、ここでは説明を省略する。
この実施の形態における照明器具100は、実施の形態3で説明した照明器具100と比較して、タイマ156、人感センサ191、照度センサ192を有する点が、回路構成において異なる。
それ以外の点は、実施の形態3で説明した照明器具100と同様なので、ここでは説明を省略する。
検出信号は、例えば、人が存在する場合に高電位、人が存在しない場合に低電位となり、その電位の高低によって人の存在非存在を示す。あるいは、人が存在しない場合に一定の電位、人が存在する場合に変動する電位となり、その電位の変化によって人の存在非存在を示すものであってもよい。
人感センサ191は、例えば、焦電素子、赤外線センサなどを用いて構成する。
人感センサ191が出力した検出信号は、制御回路151に入力される。
照度信号は、例えば、部屋のなかの明るさに比例して電位が高くなり、その電位によって部屋のなかの明るさを示す。
照度センサ192は、例えば、フォトダイオード、フォトトランジスタなどにより構成する。
照度センサ192が出力した照度信号は、制御回路151に入力される。
経過時間信号は、例えば、8ビットあるいは16ビットの2進数(電位の高低により「1」と「0」を示す)によって数値を示すパラレル信号あるいはシリアル信号である。
タイマ156は、例えば、制御回路151を構成するマイクロコンピュータのクロック信号(例えば、4MHz)を入力し、入力したクロック信号を分周して、分周した信号(例えば、1Hz)を出力する分周回路と、分周回路が出力した信号を入力し、記憶した経過時間をカウントアップして、記憶した経過時間を出力するカウンタ回路とにより構成する。
タイマ156は、タイマ制御信号を入力する。入力したタイマ制御信号は、例えば、カウンタ回路のリセット端子に入力され、カウンタ回路が記憶した経過時間をリセットする。これにより、タイマ制御信号を入力した時刻を計測開始時刻として、計測開始時刻からの経過時間を計測する。
なお、分周回路は、マイクロコンピュータのクロック信号ではなく、例えば、交流電源(例えば、50Hzまたは60Hz)から入力した交流電圧から生成した信号(例えば、ゼロクロス信号)を入力することとしてもよい。
タイマ156が入力するタイマ制御信号は、制御回路151が出力する。また、タイマ156が出力した経過時間信号は、制御回路151に入力される。
図14及び図15及び図16は、この実施の形態における制御装置150による照明制御処理の流れを示すフローチャート図である。
照明制御処理は、制御装置150が、第一の光源120及び第二の光源130及びファン181の動作を制御する処理である。
なお、制御装置150の制御回路151は、マイクロコンピュータを用いて構成するものとし、ここで説明する処理は、ROMなどの記憶装置が記憶したプログラムをマイクロコンピュータが実行することにより実現する。
しかし、これらの処理のすべてあるいは一部を、論理回路などのデジタル回路やアナログ回路が実行してもよい。例えば、第一光源制御信号など制御回路151が直流直流変換回路153〜155に対して出力する制御信号は、あるデューティ比を有する矩形波であるが、マイクロコンピュータからこれらの制御信号を直接出力し、制御信号が高電位である期間及び低電位である期間を、マイクロコンピュータが管理することとしてもよい。あるいは、マイクロコンピュータから制御信号のデューティ比を示す信号を出力し、その信号を入力した論理回路が、その信号により示されたデューティ比を有する制御信号を出力する構成としてもよい。
S502において、制御回路151は、S501で入力した検出信号に基づいて、部屋のなかに人が存在するか否かを判断する。
部屋のなかに人が存在すると判断した場合には、S503へ進む。
部屋のなかに人が存在しないと判断した場合には、S501に戻る。
S505において、制御回路151は、S504で入力した照度信号に基づいて、部屋のなかの明るさが所定の明るさより暗いか否かを判断する。例えば、照度信号の電位と所定の電位とを比較して、照度信号の電位のほうが低い場合に、部屋のなかが暗いと判断する。
部屋のなかが暗いと判断した場合には、S511へ進む。
部屋のなかが明るいと判断した場合には、S541へ進む。
S512において、制御回路151は、第二光源制御信号の出力を開始する。直流直流変換回路154は、制御回路151が出力した第二光源制御信号を入力し、第二の発光ダイオード131(第二の光源130)に対する電力供給を開始する。これにより、第二の発光ダイオード131が点灯する。
S522において、制御回路151は、S521で入力した検出信号に基づいて、部屋のなかに人が存在するか否かを判断する。
部屋のなかに人が存在すると判断した場合には、S521に戻る。
部屋のなかに人が存在しないと判断した場合には、S523へ進む。
S525において、制御回路151は、S524で入力した検出信号に基づいて、部屋のなかに人が存在するか否かを判断する。
部屋のなかに人が存在すると判断した場合には、S521に戻る。
部屋のなかに人が存在しないと判断した場合には、S526へ進む。
S527において、制御回路151は、S526で入力した経過時間信号に基づいて、計測開始時刻(S523)から5分経過したか否かを判断する。
計測開始時刻から5分経過したと判断した場合には、S531へ進む。
計測開始時刻から5分経過していないと判断した場合には、S524に戻る。
S532において、制御回路151は、第二光源制御信号の出力を停止する。直流直流変換回路154は、第二の発光ダイオード131(第二の光源130)に対する電力の供給を停止する。これにより、第二の発光ダイオード131が消灯する。
その後、S542へ進む。
S543において、制御回路151は、S542で入力した検出信号に基づいて、部屋のなかに人が存在するか否かを判断する。
部屋のなかに人が存在すると判断した場合には、S504に戻る。
部屋のなかに人が存在しないと判断した場合には、S544へ進む。
S545において、制御回路151は、S544で入力した経過時間信号に基づいて、計測開始時刻(S523またはS541)から10分経過したか否かを判断する。
計測開始時刻から10分経過したと判断した場合には、S546へ進む。
計測開始時刻から10分経過していないと判断した場合には、S542に戻る。
その後、S501に戻る。
その後、部屋のなかに人を検出しなくなった場合、5分経過するのを待ち、その間、部屋のなかに人を検出しなかった場合には、第一の光源120及び第二の光源130の少なくともいずれかを消灯する。更に、5分(合計10分)経過するのを待ち、その間、部屋のなかに人を検出しなかった場合には、ファン181の回転も停止する。
なお、「5分」「10分」は一例であり、他の経過時間を待つこととしてもよい。
Claims (12)
- 第一の発光ダイオードを備え、上記第一の発光ダイオードが出す光により部屋の床面を照射する第一の光源と、
第二の発光ダイオードを備え、上記第二の発光ダイオードが出す光により上記部屋の壁面を照射する第二の光源と、
一枚の板を折り曲げて形成された放熱板であって、放熱部と、上記放熱部から腕状に伸び「コ」字状に折り曲げられた先端に上記第一の光源が取り付けられた第一基板取付部と、上記放熱部から腕状に伸び「く」字状に鋭角に折り曲げられた先端に上記第二の光源が取り付けられた第二基板取付部とを備えた放熱板とを有することを特徴とする照明器具。 - 上記第一の光源は、上記床面の略中央を照射し、
上記第二の光源は、上記壁面の略中央を照射する
ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 上記照明器具は、更に、
第三の発光ダイオードを備え、上記第三の発光ダイオードが出す光により上記床面と上記壁面との境界部分を照射する第三の光源
を有することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 本体と、
第一の発光ダイオードを備え、上記第一の発光ダイオードが出す光により上記本体の略正面方向を照射する第一の光源と、
第二の発光ダイオードを備え、上記第二の発光ダイオードが出す光により上記第一の光源が照射する方向に対して鋭角の角度を有する方向を照射する第二の光源と、
一枚の板を折り曲げて形成された放熱板であって、放熱部と、上記放熱部から腕状に伸び「コ」字状に折り曲げられた先端に上記第一の光源が取り付けられた第一基板取付部と、上記放熱部から腕状に伸び「く」字状に鋭角に折り曲げられた先端に上記第二の光源が取り付けられた第二基板取付部とを備えた放熱板とを有することを特徴とする照明器具。 - 上記照明器具は、
上記第二の光源を複数有し、
上記複数の第二の光源が照射する方向が互いに略直角をなすことを特徴とする請求項4に記載の照明器具。 - 上記照明器具は、更に、
第三の発光ダイオードを備え、上記第三の発光ダイオードが出す光により上記第一の光源が照射する方向と上記第二の光源が照射する方向との略中間方向を照射する第三の光源
を有することを特徴とする請求項4に記載の照明器具。 - 上記照明器具は、
上記第二の光源を複数有し、更に、
第三の発光ダイオードを備え、上記第三の発光ダイオードが出す光により上記複数の第二の光源のうちの一つが照射する方向と上記複数の第二の光源のうちの他の一つが照射する方向との略中間方向を照射する第三の光源
を有することを特徴とする請求項4に記載の照明器具。 - 上記照明器具は、更に、
上記部屋のなかの人の存在を検出し、上記人の存在非存在を示す検出信号を出力する人感センサと、
上記検出信号を入力し、入力した上記検出信号が上記人の存在を示す場合に、上記第一の光源及び上記第二の光源の少なくともいずれかに対して電力を供給する制御装置と、
を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の照明器具。 - 上記制御装置は、
入力した上記検出信号が上記人の非存在を示す場合に、所定の時間が経過するまで待ち、上記所定の時間の間に、入力した上記検出信号が上記人の存在を示さない場合に、上記第一の光源及び上記第二の光源の少なくともいずれかに対する電力の供給を停止する
ことを特徴とする請求項8に記載の照明器具。 - 上記照明器具は、更に、
上記部屋のなかの明るさを検出し、上記部屋のなかの明るさを示す照度信号を出力する照度センサを有し、
上記制御装置は、
上記検出信号と上記照度信号とを入力し、入力した上記検出信号が上記人の存在を示す場合に、入力した上記照度信号によって示される上記部屋のなかの明るさが所定の明るさより暗いか否かを判断し、上記部屋のなかの明るさが所定の明るさより暗いと判断した場合に、上記第一の光源及び上記第二の光源の少なくともいずれかに対して電力を供給する
ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の照明器具。 - 上記照明器具は、更に、
吸気口と、
排気口と、
上記吸気口から室内の空気を吸気し、吸気した空気を上記排気口から排気する気流を発生させる送風部を有し、
上記放熱板の放熱部は、上記送風部が発生させた気流の通り道に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の照明器具。 - 上記照明器具は、更に、
吸気口と、
排気口と、
上記吸気口から室内の空気を吸気し、吸気した空気を上記排気口から排気する気流を発生させる送風部と、
上記第一の光源及び上記第二の光源の少なくともいずれかと上記送風部とに対して電力を供給し、上記第一の光源及び上記第二の光源の少なくともいずれかに対する電力の供給を停止したのち、所定の時間が経過した場合に、上記送風部に対する電力の供給を停止する制御装置を有し、
上記放熱板の放熱部は、上記送風部が発生させた気流の通り道に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006090844A JP4827575B2 (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006090844A JP4827575B2 (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007265861A JP2007265861A (ja) | 2007-10-11 |
JP4827575B2 true JP4827575B2 (ja) | 2011-11-30 |
Family
ID=38638648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006090844A Expired - Fee Related JP4827575B2 (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4827575B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008117865A1 (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-02 | Kyocera Corporation | 照明装置および照明ユニット |
JP5760181B2 (ja) * | 2010-12-21 | 2015-08-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
JP5809007B2 (ja) * | 2011-10-12 | 2015-11-10 | 株式会社中野エンジニアリング | 点灯面切替型led照明器具 |
JP5584795B2 (ja) * | 2013-04-23 | 2014-09-03 | 鹿島建設株式会社 | 照明装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07130203A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-05-19 | F C Soken Kk | ハロゲン投光器 |
JP3899529B2 (ja) * | 1994-12-15 | 2007-03-28 | 松下電工株式会社 | 照明器具 |
KR100702273B1 (ko) * | 1998-09-28 | 2007-03-30 | 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 조명 시스템 |
JP2004200102A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Kankyo Shomei:Kk | 白色発光ダイオード屋外照明器具 |
JP4418692B2 (ja) * | 2004-02-12 | 2010-02-17 | トヨタ自動車株式会社 | 照明装置 |
JP2006059625A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Led照明装置、ペンダント照明器具および街路灯 |
JP2007027072A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Nobuichi Tsubota | 天井用led照明器具 |
JP4638340B2 (ja) * | 2005-12-19 | 2011-02-23 | エアサイクルハウジング株式会社 | 照明装置 |
JP4655952B2 (ja) * | 2006-02-13 | 2011-03-23 | パナソニック電工株式会社 | 照明器具 |
-
2006
- 2006-03-29 JP JP2006090844A patent/JP4827575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007265861A (ja) | 2007-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5832274B2 (ja) | 照明装置 | |
US20060261741A1 (en) | Energy saving lamp with sensor | |
US20120098437A1 (en) | Automatically Adjusting Task Light | |
KR101125750B1 (ko) | 욕실 조명장치 및 그 제어 방법 | |
KR101868383B1 (ko) | 환경 감지 기능을 갖는 엘이디 조명장치 및 그 제어방법 | |
JP4827575B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5796186B2 (ja) | 照明器具 | |
KR101174002B1 (ko) | Led 조명장치 | |
JP2010071085A (ja) | シーリングファン | |
JP2012015035A (ja) | センサ内蔵型led電球 | |
JP4547736B2 (ja) | 照明方法および照明器具 | |
JP2019510359A (ja) | 照明装置及びその制御方法 | |
JP2004362887A (ja) | 照明装置 | |
JP2003293405A (ja) | 照明付手洗水栓 | |
CN108506825B (zh) | 照明器具 | |
JP3212032U (ja) | 照明装置 | |
JP6952262B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5760181B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2004347156A (ja) | レンジフード | |
KR200423355Y1 (ko) | 다용도 조명등 | |
JP2004349027A (ja) | 浴室照明装置 | |
JP6300073B2 (ja) | 照明システム | |
JP3219496U (ja) | 有機el照明パネル付厨子 | |
CN210069714U (zh) | 多功能投影灯 | |
JP2004152508A (ja) | 浴室照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100713 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100909 |
|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20110324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110329 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110324 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110913 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110913 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |