JP3212032U - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トイレや脱衣場など冬場に気温の下がる部屋の照明と暖房とを一つの装置で行うことができると共に、同じ照明ランプを一年を通して使用でき、気温の高い夏場には暖房機能だけを簡単に停止することができる照明装置を提供する。【解決手段】埋め込み型の照明装置であって、装置本体11と、装置本体11に設けられたLEDランプ2と、装置本体11に設けられたカーボンヒーター3とを備え、LEDランプ2及びカーボンヒーター3へは商用電源から電力が供給され、LEDランプ2への電力供給は、装置本体11以外に設けられた第1スイッチによって入切可能であり、カーボンヒーター3への電力供給は、第1スイッチ又は装置本体11に設けられた第2スイッチ5によって入切可能で、第1スイッチが入状態で且つ第2スイッチ5が入状態のときのみカーボンヒーター3へ電力が供給される。【選択図】図2
Description
本考案は照明装置に関し、より詳細には暖房機能と照明機能とを備えた埋め込み型の照明装置に関するものである。
トイレや洗面所、脱衣場などは必要なとき以外は立ち入らないため、冬場は外気温にまで室内温度が下がっていることがあり、使用者は不快な思いすることがあった。特に高齢者では寒さのために突発的に体に異常が起こることもあった。そこで暖房器具をトイレや脱衣場などに配置することがこれまでから行われている。例えば、特許文献1では、トイレに温風発生部を設け使用者を直接温める技術が提案されている。しかしながら、温風により温める方法では、使用者が暖かく感じるまでに時間がかかるため、快適温度に達するまでに用を足し終わることも珍しくなかった。また、風が体に直接当たることにより逆に寒さを感じることもあった。
一方、特許文献2では、瞬暖性を得るために赤外線ランプヒーターを用いた暖房装置が提案されている。しかしながら、この提案されている暖房装置では、赤外線ランプヒーターを暖房と照明とに利用するものであり、所定の明るさを確保するために複数個のランプヒーターを使用する必要があった。また、夏場は暖房が不要となるため照明のみの別のランプを使用しなければならない。さらに、提案されている装置は天井の全面を覆うほど大きく、設置するためには大がかりな施工工事が必要と考えられる。
本考案はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トイレや洗面所、脱衣場など冬場に気温の下がる部屋の照明と暖房とを一つの装置で行うことができると共に、同じ照明ランプを一年を通して使用でき、気温の高い夏場には暖房機能だけを簡単に停止することができる埋め込み型の照明装置を提供することにある。
本考案に係る照明装置は、埋め込み型の照明装置であって、装置本体と、前記装置本体に設けられた照明部材と、前記装置本体に設けられた暖房部材とを備え、前記照明部材及び前記暖房部材へは商用電源から電力が供給され、前記照明部材への電力供給は、前記装置本体以外に設けられた第1スイッチによって入切可能であり、前記暖房部材への電力供給は、第1スイッチ又は前記装置本体に設けられた第2スイッチによって入切可能で、第1スイッチが入状態で且つ第2スイッチが入状態のときのみ前記暖房部材へ電力が供給されることを特徴とする。
前記構成の照明装置において、前記照明部材はLEDランプであるのが好ましい。
また、前記構成の照明装置において、前記暖房部材が赤外線放射部材であるのが好ましい。
また、前記構成の照明装置において、第1スイッチが壁スイッチであるのが好ましい。
また、前記構成の照明装置は、底面視において前記照明部材が装置本体の中央に配置され、前記暖房部材が前記照明部材を囲むように配置されているのが好ましい。
また、前記構成の照明装置は、底面視において第2スイッチが装置本体の外縁部に配置されているのが好ましい。
本考案の埋め込み型の照明装置によれば、部屋の照明と暖房を一つの装置で行うことができると共に、同じ照明ランプを一年を通して使用できる。また、気温の高い夏場には照明部材を機能させたまま暖房部材を簡単に停止することができる。
以下、本考案を図に基づいてさらに詳しく説明するが本考案はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本考案に係る埋め込み型の照明装置(以下、単に「照明装置」と記すことがある。)の一実施形態を示す回路図を示す。本考案の照明装置Lの装置本体1には照明部材2と暖房部材3とが設けられている。照明部材2及び暖房部材3へは商用電源から電力が供給される。商用電源から照明部材2への第1電力供給路81には第1スイッチ4が設けられている。この第1スイッチ4を入切することによって照明部材2が点灯及び消灯する。第1スイッチ4の設置場所は装置本体1以外であり、通常は、本考案の照明装置Lが取り付けられている部屋の入り口付近である。すなわち第1スイッチ4は、通常、壁スイッチである。
商用電源から暖房部材3への第2電力供給路82は第1電力供給路81から分岐し、第2電力供給路82には第2スイッチ5が設けられている。この第2スイッチ5を入切することによって暖房部材3がオン及びオフする。第2スイッチ5の設置場所は装置本体1である。
第1スイッチ4及び第2スイッチ5の入切によって照明部材2及び暖房部材3の状態変化を下記表1に示す。
表1から理解されるように、第1スイッチ4と第2スイッチ5の入切の組み合わせは4パターンある。順に説明すると、第1パターンである第1スイッチ4が「入」で第2スイッチ5が「入」のとき、照明部材2が点灯し暖房部材3はオンとなる。第2パターンである第1スイッチ4が「入」で第2スイッチ5が「切」のとき、照明部材2が点灯し暖房部材3はオフとなる。第3パターンである第1スイッチ4が「切」で第2スイッチ5が「入」のとき、及び第4パターンである第1スイッチ4が「切」で第2スイッチ5が「切」のときはいずれも、照明部材2が消灯し暖房部材3はオフとなる。
つまり、照明部材2の点灯・消灯は第1スイッチ4の入・切によって行われ、暖房部材3のオン・オフは第1スイッチ4及び第2スイッチ5の入・切によって行われる。ただし、第2スイッチ5の入・切は第1スイッチ4が「入」のときのみ有効となる。換言すると、第1スイッチ4が「入」で且つ第2スイッチ5が「入」のときのみ暖房部材3はオンとなる。
このような構成の照明装置Lによれば、気温の低い冬場には第2スイッチ5を「入」にしておくことにより、壁スイッチとしての第1スイッチ4の入・切によって照明部材2が点灯・消灯すると同時に暖房部材3もオン・オフされ、照明部材2と暖房部材3とが第1スイッチ4で入・切できる。また、気温の高い夏場には第2スイッチ5を「切」にしておけば、壁スイッチとしての第1スイッチ4の入・切によって照明部材2だけが点灯・消灯し、暖房部材3はオフのままとなるので無駄な電力消費が防止される。加えて、第2スイッチ5は装置本体1に設けられているので使用者は第2スイッチ5の入切操作を簡単に行える。
本考案で使用する照明部材2としては、可視光領域の波長を有する光を放射するものであれば従来公知のものが使用でき、照明する部屋の環境や得たい雰囲気などから適宜決定すればよい。例えばLED(Light Emitting Diode)ランプ、白熱電球、蛍光ランプ、水銀ランプ、ナトリウムランプ、メタルハライドランプなどが挙げられる。これらの中でも省エネルギーの観点からはLEDランプが推奨される。
また本考案で使用する暖房部材3としては従来公知のものが使用できる。瞬暖性の観点から暖房部材3としては赤外線放射部材が好ましく、例えばカーボンヒーターやハロゲンヒーターが好適である。赤外線放射部材から放射される赤外線は、波長2.5μm以下の近赤外線、波長2.5〜25μmの(中間)赤外線、波長25μm以上の遠赤外線のいずれであっても瞬暖性を有するので構わないが、これらの中でも遠赤外線が好適である。赤外線放射部材からの放射光には赤外線の他、可視光線が含まれていても構わない。この場合、赤外線放射部材から放射される可視光線を補助的な照明として用いることもできる。
図2及び図3に、本考案に係る照明装置Lの実施形態を示す斜視図を示す。図2は照明装置Lを斜め下方から見た斜視図、図3は照明装置Lを斜め上方から見た斜視図である。これらの図に示す照明装置Lは、装置本体1と、LEDランプ(照明部材)2と、円周形状のカーボンヒーター(暖房部材)3とを有する。装置本体1は、下面開口の円筒状の筺体11と、筐体11の外側面の下部を覆うカバー12と、筐体11の下端開口に形成された円周状に凹んだ反射部13と、筐体11の外側面に周方向に等間隔で複数個設けられた板状の金具14とを有する。なお、反射部13の内周面は光を反射するように加工されている。また、金具14は下端部が筐体11に取り付けられ上端部は自由端とされており、下端部を中心として上端部が筐体11の外側面に近接した状態と筐体11から離れた状態とに揺動可能とされ、後述のように、照明装置Lを天井等に取り付ける際に使用される。
LEDランプ2は、筐体11内に取り付けられたソケット(不図示)にねじ込み装着され、底面視において筐体11の反射部13に囲まれた下面中央に配置されている。また、カーボンヒーター3は、円周状の反射部13内に内周面から離隔して配置されている。
カバー12の下面縁部には、カーボンヒーター3の入切スイッチ(第2スイッチ)5が設けられている。また、筐体11の上面には商用電源の電源線9を接続するため端子台15が設けられている。この端子台15を介して商用電源からLEDランプ2及びカーボンヒーター3に供給される。
図4に、このような構成の照明装置Lの天井面への取り付け状態を示す。照明装置Lを取り付ける天井面には、照明装置Lの筐体11の外径よりも大きく且つカバー12の外径よりも小さい貫通孔が形成される。照明装置Lを天井面に取り付ける際には、金具14の上端部を筐体11の外側面に接近した状態とし、貫通孔に対して筐体11及び金具14を下方から上方に向かって挿通させる。次いで、金具14の上端部を筐体11から離れる方向すなわち筐体11の半径方向外方向に押し広げて照明装置Lを天井に取り付ける。天井に埋め込み固定された照明装置Lは下方から見るとカバー12だけが天井から露出した状態となる。
そして、天井に埋め込み固定された照明装置Lの端子台15に、図3に示すように商用電源の電源線9が接続される。この電源線9の途中には第1スイッチが設けられる。通常、第1スイッチは部屋の壁に設けられたいわゆる壁スイッチとされる。
次に、照明装置Lの使用方法について説明する。気温の低い冬場などには照明装置Lの入切スイッチ5は「入」とされる。照明装置Lが取り付けられた部屋に使用者が入る場合には、部屋の扉の近傍に配設されている壁スイッチ(第1スイッチ)が使用者によって「入」とされる。すると、照明装置のLEDランプ2が点灯し部屋が明るくなる同時にカーボンヒーター3も点灯する。点灯したカーボンヒーター3から放射される赤外線は、直接又は反射部13の内周面で反射して、下端開口から外部に出射され使用者に当射して使用者は瞬時に暖かさを感じる。もちろん、壁スイッチの代わりに、第1スイッチとして赤外線センサーや振動検知センサーなどの人検知センサーを用いてもよい。一方、使用者が部屋を出る場合には、照明装置Lの壁スイッチを「切」にする。すると、LEDランプ2が消灯すると同時にカーボンヒーター3もオフとなり、カーボンヒーター3の切り忘れが防止される。
夏場など暖房を必要としない場合には、入切スイッチ5は「切」とされる。これにより、壁スイッチが「入」となった場合、LEDランプ2は点灯するがカーボンヒーター3はオフの状態を維持し無駄な電力消費が防止される。なお、第2スイッチと共に室内温度を検知する温度検知センサーを設置し、温度検知センサーによる検知温度に基づいて入切スイッチ5の入切を行うようにしてもよい。すなわち、温度検知センサーの検知温度が所定温度以上になればカーボンヒーター3の入切スイッチ5をオフする一方、温度検知センサーの検知温度が所定温度以下になると入切スイッチ5をオンする。
以上説明した実施形態では、装置本体1の底面視においてLEDランプ2が中央に配置され、カーボンヒーター3がLEDランプ2を囲むように配置されていたが、これに限定されるものではなく、例えばカーボンヒーター3が中央に配置され、その周囲にLEDランプ2が配置されていてもよい。また、装置本体1の底面形状は円形状の外、長方形状など従来公知の形状を取り得る。
本考案の埋め込み型の照明装置は、部屋の照明と暖房を一つの装置で行うことができると共に、同じ照明ランプを一年を通して使用でき、また気温の高い夏場には照明部材を機能させたまま暖房部材を簡単に停止することができ有用である。
L 照明装置
1 装置本体
2 LEDランプ(照明部材)
3 カーボンヒーター(暖房部材)
4 壁スイッチ(第1スイッチ)
5 入切スイッチ(第2スイッチ)
9 電源線
11 筐体
12 カバー
13 反射部
14 金具
15 端子台
81 第1電力供給路
82 第2電力供給路
1 装置本体
2 LEDランプ(照明部材)
3 カーボンヒーター(暖房部材)
4 壁スイッチ(第1スイッチ)
5 入切スイッチ(第2スイッチ)
9 電源線
11 筐体
12 カバー
13 反射部
14 金具
15 端子台
81 第1電力供給路
82 第2電力供給路
Claims (6)
- 埋め込み型の照明装置であって、
装置本体と、
前記装置本体に設けられた照明部材と、
前記装置本体に設けられた暖房部材と、
を備え、
前記照明部材及び前記暖房部材へは商用電源から電力が供給され、
前記照明部材への電力供給は、前記装置本体以外に設けられた第1スイッチによって入切可能であり、
前記暖房部材への電力供給は、第1スイッチ又は前記装置本体に設けられた第2スイッチによって入切可能で、
第1スイッチが入状態で且つ第2スイッチが入状態のときのみ前記暖房部材へ電力が供給される
ことを特徴とする照明装置。 - 前記照明部材がLEDランプである
請求項1記載の照明装置。 - 前記暖房部材が赤外線放射部材である
請求項1又は2に記載の照明装置。 - 第1スイッチが壁スイッチである
請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置。 - 底面視において前記照明部材が装置本体の中央に配置され、前記暖房部材が前記照明部材を囲むように配置されている
請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置。 - 底面視において第2スイッチが装置本体の外縁部に配置されている
請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002533U JP3212032U (ja) | 2017-06-06 | 2017-06-06 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017002533U JP3212032U (ja) | 2017-06-06 | 2017-06-06 | 照明装置 |
Publications (1)
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JP3212032U true JP3212032U (ja) | 2017-08-17 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019153450A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | 三菱電機株式会社 | 照明器具 |
-
2017
- 2017-06-06 JP JP2017002533U patent/JP3212032U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7180082B2 (ja) | 2018-03-02 | 2022-11-30 | 三菱電機株式会社 | 照明器具 |
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