JP6253014B2 - 暖房機能付き照明装置 - Google Patents

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本発明は暖房機能を有する照明装置に関するものである。
トイレや脱衣場、洗面所、浴室などは必要なとき以外は立ち入らないため、冬場は外気温にまで室内温が下がっていることがあり、使用者は不快な思いすることがあった。特に高齢者では寒さのために突発的に体に異常が起こることもあった。
そこで、本発明者は、照明と暖房を一つの装置で行うことができ、さらにそれらの部屋の既存の電気接続部に簡単に取り付けられると共に、同じ照明ランプを一年を通して使用できる、瞬暖性を有する暖房機能付きの照明装置を提案した(特許文献1を参照)。
特開2004-193098号公報
近年、消費電力が小さく、寿命が長いLEDランプの普及が急速に進んでいる。前記提案した照明装置においても照明ランプとしてLEDランプの使用が望まれる。
ところが、LEDランプの寿命は熱によって大きく左右される。LEDランプが高温に曝されると、素子間を接続している金ワイヤーの断線、素子固定用の銀ペーストの剥離などによって寿命が大幅に短くなる。このため、従来の暖房機能を有する照明装置の照明ランプを単にLEDランプに取り替えるだけではLEDランプの正規の寿命を確保できないおそれがある。
そこで本発明の目的は、暖房機能を有する照明装置においてLEDランプを用いて省エネルギー化を図ると共に、LEDランプの正規の寿命を確保することにある。
前記目的を達成する本発明に係る暖房機能付き照明装置は、下端開口の円周状の溝部を有する反射部材と、前記溝部の内周面から離隔して設けられた円周状の赤外線放射部材と、前記溝部で囲われた部分内に設けられた筒状の遮断部材と、前記遮断部材内に設けられたLEDランプとを備え、前記反射部材と前記遮断部材とが直接接触しておらず、前記遮断部材の下端部が前記溝部の内側下端部よりも上方に位置し、前記遮断部材の下端部と前記溝部の内側下端部との間に円周状の開口が形成されていることを特徴とする。
さらには、前記反射部材と前記遮断部材との間に隙間を形成するのが好ましい。
本発明に係る照明装置では、LEDランプを用いるので省エネルギー化が図れると共に、LEDランプの正規の寿命が確保される。
加えて、トイレや脱衣場などの点滅頻度が高い照明装置に用いた場合、蛍光灯などの従来の照明では寿命が短くなったが、本発明の照明装置によれば点滅頻度に拘わらず正規の寿命が確保される。
本発明の照明装置の一例を示す垂直断面図である。 図1の照明装置の斜め下方から見た斜視図である。 図1の照明装置の斜め上方から見た斜視図である。 本発明の照明装置の他の例を示す、斜め下方から見た斜視図である。 本発明の照明装置のさらに他の例を示す垂直断面図である。 図5の照明装置の斜め下方から見た斜視図である。 図5の照明装置の斜め上方から見た斜視図である。
以下、本発明に係る照明装置について図に基づいて説明するが本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明の照明装置の一つの実施形態例を示す垂直断面図を、図2に斜め下方から見た斜視図、図3に斜め上方から見た斜視図をそれぞれ示す。図1の照明装置は、下面開口の円筒状の筺体1と、筐体1の上面下に取り付けられた支持板2と、筐体1と同じ中心となるように支持板2に取り付けられた円筒状の遮断部材3と、支持板2の遮断部材内に取り付けられたソケット22と、ソケット22にねじ込み装着されるLEDランプ4と、支持板2の外周部に周方向に等間隔に取り付けられた複数の帯状の吊り下げ板21と、これらの吊り下げ板21によって保持された、下端開口の円周状の溝部51を有する反射部材5と、溝部51の内周面から離隔して設けられた円周状のカーボンヒーター(赤外線放熱部材)Hと、筐体1の外側面を覆うカバー9とを有する。なお、反射部材5の内周面は光を反射するように加工されている。
遮断部材3は、反射部材5の溝部51で囲われた部分内に配置され、遮断部材3の外側面と溝部51の外側面との間には隙間62が形成されている。また、遮断部材3の下端部が溝部51の内側下端部よりも上方に位置し、遮断部材3の下端部と溝部51の内側下端部との間に円周状の開口61が形成されている。
また、カバー9の外周面には、カーボンヒーターHの入切スイッチS(図2及び図3に図示)が設けられている。そして図示していないが、ソケット22の上端には、照明装置の固定と電気接続が同時に可能な既存のプラグ(電気接続部)が形成されている。このプラグを、部屋の天井に取り付けられている既存の差し込み口(引掛シーリング)に係合させることによって、照明装置は天井に取り付けられると同時に電気の取り入れが可能となる。
点灯したLEDランプ4から放射される可視光線は、直接又は遮断部材3の内周面で反射し、そして遮断部材3の下端開口部ら外へ出射し部屋を照明する。一方、点灯したカーボンヒーターHから放射される赤外線は、直接又は溝部51の内周面で反射して、下端開口から外部に出射される。ここで重要なことは、図1から理解されるように、反射部材5と遮断部材3とは直接接触していないことにある。これにより、カーボンヒーターHによって加熱された反射部材5からの熱が、遮断部材3に伝わることが大幅に抑えられる。
また、遮断部材3の下端部が溝部51の内側下端部よりも上方に位置している場合には、カーボンヒーターHから放射された赤外線は、反射部材5に遮られて遮断部材3には当たらず、カーボンヒーターHによって遮断部材3が直接加熱されることもない。したがって、遮断部材3内の温度上昇が抑制される。
加えて、遮断部材3の下端部と溝部51の内側下端部との間に形成される円周状の開口61から、カーボンヒーターHによって加熱され、溝部51から溢れ出た空気の多くが、開口61を通って遮断部材3の外側を上昇し装置外に流れ出るようになる。これにより、加熱された空気の遮断部材3内への進入が少なくなり、遮断部材3内の温度上昇が大幅に抑えられる。
そしてまた、反射部材5と遮断部材3との間に隙間62が形成されていることも重要である。この隙間62すなわち空気層が形成されていることによって反射部材5から遮断部材3への伝熱が大幅に抑制される。また、前述のように、この隙間62によって、加熱された空気が反射部材5と遮断部材3との間を通って上方に円滑に流れ出る。これにより、遮断部材3内のLEDランプ4が加熱空気によって加熱されることが抑制される。
以上のような構成によって、遮断部材3内の温度は通常約40℃以下に抑えられ、LEDランプ4の正規の寿命が確保されるようになる。
本発明で使用する遮断部材3としては、熱を遮断するものであれば特に限定はないが、熱輻射(赤外線)を反射する部材や断熱性の部材が好適に使用される。赤外線を反射する部材としては、光反射性を有する、例えばアルミニウムやステンレス鋼などの金属材料、あるいはプラスチック材料などの表面に金やクロムなどを金属メッキする又は白色塗料を塗布するなどの表面加工を行った部材が例示される。
本発明で使用する赤外線放射部材として、図1の照明装置ではカーボンヒーターを用いているが、これに限定されるものではなく、ハロゲンヒーターなど赤外線を放射するものであれば従来公知のものが使用できる。赤外線としては波長2.5μm以下の近赤外線、波長2.5〜25μmの(中間)赤外線、波長25μm以上の遠赤外線のいずれであっても瞬暖性を有するので構わないが、この中でも、波長領域が人体を構成する有機物質や水分子の固有振動数と一致して人体に吸収されやすく、また皮膚表面から深部までの分子を一様に共鳴振動させてほぼ同時に発熱させる上、生じた温熱は真皮の上層に分布する、暖かさを感じるルッフィニ小体で瞬間的に感知されることから、遠赤外線が好適である。なお、赤外線放射部材からの放射光には赤外線の他、可視光線が含まれていても構わない。この場合、赤外線放射部材から放射される可視光線を補助的な照明として用いることもできる。
図2及び図3に示すように、カーボンヒーターHからの熱によって装置内温度が上昇するのを防止すると共に、装置の軽量化を図るなどの観点から、筺体1及びカバー9に通風孔を形成するのが好ましい。通風孔としては、メッシュやスリット、孔などの形状が例示される。このメッシュやスリット、孔などの通風孔を通って外気が装置内に流入して装置全体が空冷されるので、装置内温度の上昇が効果的に抑えられる。なお、熱気は装置内の上部に溜まりやすいので、通風孔は装置の上面や上側面に形成するのが好ましい。
このような照明装置の使用状態について次に説明する。照明装置が取り付けられた部屋に使用者が入る場合には、部屋の扉の近傍に配設されている照明装置のスイッチを使用者はオンにする。すると、照明装置のLEDランプ4が点灯し部屋が明るくなる。同時に、カーボンヒーターHも点灯するのでカーボンヒーターHから放射される赤外線が使用者に当射し、使用者は瞬時に暖かさを感じる。もちろん、照明装置のスイッチの代わりに、赤外線センサーや振動検知センサーなどの人検知センサを設けておき、人検知センサーが検知することによって本発明の照明装置が作動するようにしてもよい。反対に、照明装置のスイッチがオフになると、カーボンヒーターHも同時にオフとなるので、カーボンヒーターHの切り忘れが防止される。
一方、夏場など暖房を必要としない場合には、入切スイッチSをオフにすることにより、照明装置の電源がオンされてもカーボンヒーターHが点灯しないようにする。もちろん、室内温度を検知するセンサーを設けて、センサーの検知温度が所定温度以上になればカーボンヒーターHのスイッチをオフし、他方検知温度が所定温度以下になると前記スイッチをオンするようにしても構わない。
図4に、本発明に係る照明装置の他の実施形態を示す斜視図を示す。この図に示す照明装置が、図1〜図3に示した照明装置と異なる点は、カーボンヒーターの入切スイッチSをカバー9の下面外周部に設けた点にある。入切スイッチSをカバー9の下面に設けたことによって、入切スイッチを使用者が下方から操作しやすくなる。
図5〜図7に、本発明に係る照明装置のさらに他の実施形態を示す斜視図を示す。図5は、照明装置の垂直断面図であり、図6は、図5の照明装置を斜め下方から見た斜視図であり、図7は、図5の照明装置を斜め上方から見た斜視図である。これらの図に示す照明装置は、天井等への埋込型の照明装置である。このため、照明装置を天井等に取付後、人目に触れる筐体1の外側面の下部はカバー9aで覆われ、筐体1の、天井等に埋め込まれる部分はカバーで覆われず露出している。そして、照明装置を天井等に取り付けるための板状の金具91が、筐体1の外側面に周方向に等間隔で複数個設けられている。照明装置を天井等に埋め込んだ後、これらの金具91を外方に展開させることによって、照明装置が天井等に固定される。また、カバー9aの下面にはカーボンヒーターHの入切スイッチSが設けられている。
1 筐体
3 遮断部材
4 LEDランプ
5 反射部材
9 カバー
9a カバー
H カーボンヒーター(赤外線放射部材)
S 入切スイッチ
51 溝部
61 開口
62 隙間

Claims (2)

  1. 下端開口の円周状の溝部を有する反射部材と、前記溝部の内周面から離隔して設けられた円周状の赤外線放射部材と、前記溝部で囲われた部分内に設けられた筒状の遮断部材と、前記遮断部材内に設けられたLEDランプとを備え、
    前記反射部材と前記遮断部材とが直接接触しておらず、
    前記遮断部材の下端部が前記溝部の内側下端部よりも上方に位置し、前記遮断部材の下端部と前記溝部の内側下端部との間に円周状の開口が形成されている
    ことを特徴とする暖房機能付き照明装置。
  2. 前記反射部材と前記遮断部材との間に隙間が形成されている請求項記載の照明装置。
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