JP4825706B2 - 水計量器および電子レンジ調理用即席麺並びに電子レンジ調理用即席麺の調理方法 - Google Patents

水計量器および電子レンジ調理用即席麺並びに電子レンジ調理用即席麺の調理方法 Download PDF

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本発明は、計量カップを用いることなく正確に計量を行うことが可能な水計量器、およびその水計量器を備える電子レンジ調理用即席麺、並びにその電子レンジ調理用即席麺の調理方法に関する。
上述した水計量器として、即席麺の容器の上に被せられる上方に向けて突出した凸状蓋を、上下逆にして水量を計測するものが知られている(例えば特許文献1等参照)。
上記特許文献1の水計量器は、凸状蓋を上下逆にした状態で高さ方向の途中に水抜き孔を有し、水抜き孔で規定される水位で所定量の水を計量できるように構成されている。
実開昭62−177670号公報
ところで、上記特許文献1の水計量器による場合には、水計量の後に即席麺の容器の上に凸状蓋(水計量器)を移動させる必要があり、その移動の際に水面が揺れて、計量に用いた水抜き孔から水がこぼれ出し易く、即席麺の調理に用いる水が不足するという難点があった。特に、電子レンジで調理する即席焼きそばのように、即席麺塊を調理するために用いられる水の量に関しては、調理後に余分な水を排出して調整するようなことができず、適正量の水を最初から加えておくことが厳密に要求される。
そこで、上記特許文献1の水計量器を即席麺の容器の上にセットして水量を計量することが考えられる。
しかしながら、その場合には、水抜き孔から水を溢れ出させることなく即席麺の容器に所定量の水を供給しようとすると、少しずつ水を水計量器に注ぐために長時間を要し、一方、水計量器に短時間で水を注ぐと水抜き孔から水を溢れ出させることになり、誰もが容易にかつ正確に即席麺の容器に所定量の水を供給し難いという難点があった。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、誰もが容易かつ正確に水量を計量でき、しかもその計量した水をこぼすことなく即席麺の容器に供給することができる水計量器、およびその水計量器を用いた電子レンジ調理用即席麺、並びにその電子レンジ調理用即席麺の調理方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る水計量器は、即席麺に調理用の所定量の水を供給するために即席麺の容器に装備される水計量器であって、上記水計量器は、容器の上面部に着脱可能に装着されるものであり、上記水計量器の上面に、外周の壁よりも低い堰を挟んで水計量室とオーバーフロー水を受ける水受室とが形成された計量器本体が設けられるとともに、上記水計量室の底にのみ開閉可能な水落し部が設けられて、上記容器の上面部に上記水計量器を装着した状態で、上記水計量室に上記所定量以上の水が供給されたときに余剰の水が上記堰をオーバーフローして上記水受室に貯留されるとともに、上記水計量室に上記所定量の水が残されて、その所定量の水が上記水落し部を下向きに押し下げることで開状態とすることにより、容器の内部に供給されるようになっていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る水計量器は、請求項1に記載の水計量器において、前記堰は、その上端の一部または全体にわたって概略V字状に窪ませたオーバーフロー部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る水計量器は、請求項2に記載の水計量器において、前記オーバーフロー部の上面は、水計量室側が高く、水受室側が低い傾斜面に形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る水計量器は、請求項1乃至3のいずれかに記載の水計量器において、前記水計量室の底面は、前記水落し部の部位を上向き湾曲状に形成した可撓性部材からなり、その水落し部は前記部位に並設したスリットの間の下向きに湾曲可能な変形部分を有し、その変形部分のスリット端部がスリット外側の上向き湾曲部分に一致する閉状態と、上記変形部分を下向きに湾曲させて上記変形部分のスリット端部とスリット外側の上向き湾曲部分との間に隙間が形成される開状態とにわたって変位する構成となっていることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る電子レンジ調理用即席麺は、請求項1乃至4のいずれかに記載の水計量器を上面部に着脱可能に装備するとともに、内部に少なくとも即席麺塊を収容する容器を備える。
本発明の請求項6に係る電子レンジ調理用即席麺の調理方法は、請求項5に記載の電子レンジ調理用即席麺を調理する方法であって、前記容器の上に水計量器をセットする工程と、上記水計量器の前記水計量室に前記堰をオーバーフローする状態に水を供給する工程と、上記水計量室に残った所定量の水を、上記水落し部を開状態として上記容器に落とす工程と、上記水計量器の水受室に貯留されたオーバーフロー水を排除した後、再度上記容器の上に水計量器をセットする工程と、上記所定量の水および即席麺塊が入った容器を電子レンジにて調理する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の水計量器および電子レンジ調理用即席麺にあっては、計量器本体を即席麺の容器の上にセットし、その状態で水計量室に水を、堰をオーバーフローする状態で供給する。これにより、水受室に余剰の水が貯留されて、水計量室には調理用の所定量の水が残るため、誰が行っても容易かつ正確に水量を計量できる。そして、水計量室の底に設けられた水落し部を開状態にすると、水計量室に残った所定量の水をこぼすことなく即席麺の容器に供給できる。
請求項2の発明による場合には、堰の上端に概略V字状のオーバーフロー部が形成されているため、水がオーバーフロー部の一番低い箇所に集中して零れ落ちる状態になる。これに伴い、水の表面張力が抑えられて、水を堰からスムーズにオーバーフローさせることが可能になり、その結果として計量精度を向上させ得る。
請求項3の発明による場合には、オーバーフロー部の上面が水受室側を低くした傾斜面に形成され、堰の上面に到達した水をこぼれ落ち易くするようになっているので、これによっても水の表面張力が抑えられて、水を堰からスムーズにオーバーフローさせることが可能になり、その結果として計量精度を向上させ得る。
請求項4の発明による場合には、水落し部の変形部分が、閉状態のときに上向きに湾曲していて、その状態で水を供給した後に、変形部分を上から箸等で押し下げることで開状態にすることができる。つまり、水計量器を即席麺の容器から持ち上げることなく、水計量器の上からの操作により容器に水を供給することができる。
本発明の調理方法による場合には、請求項1と同様の効果に加えて、水計量室に残った所定量の水が即席麺の容器にこぼれることなく供給されるため、水計量室の容積を即席麺の電子レンジによる調理に最適となる水量に合致させておくことで、即席麺を丁度よい状態に調理することができる。
以下に、本発明を具体的に説明する。なお、本発明はこれらの記載に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る電子レンジ調理用即席麺を示す分解斜視図である。
この電子レンジ調理用即席麺1は、容器2と、その容器2の内部に収容された即席麺塊3と、容器2の上面部2aに装備される水計量器6と、水計量器6の上に置かれたスープ4および具材5と、容器2を覆うカバー7とを有する。上記即席麺塊3としては、本実施形態では即席焼きそばが用いられていて、スープ4および具材5は即席焼きそばに対応したものが使用されている。また、スープ4および具材5は、例えば袋詰めされていて、使用に際し開封して用いられる。
ここで、本実施形態の即席麺塊3は、図1に示すようにその一部が欠損した形状を有している。この欠損部は、後述する調理の際、具材を入れる場所になる。
上記容器2および水計量器6は共に合成樹脂製のものである。水計量器6は、容器2の上面部2aに着脱可能に装着され、その装着状態で水を計量して容器2の内部に供給するようになっている。水計量器6により計量する水は、電子レンジにより即席麺塊3および具材5を調理するために用いられる。また水計量器6は調理するときに容器2の上面部2aに装備されて落とし蓋としても機能するようになっている。
図2は水計量器6を示す平面図で、図3は図2のIII−III線による断面図、図4は図2のIV−IV線による断面図である。
水計量器6は、外周の壁11よりも低い堰12を挟んで水計量室13とオーバーフロー水を受ける水受室14とが設けられた計量器本体10を備える。この計量器本体10の水計量室13の底には、開閉可能な水落し部15が設けられている。
この水計量器6は、水計量室13に所定量以上の水が供給されたときに余剰の水が堰12をオーバーフローして水受室14に貯留されるとともに、水計量室13に所定量の水が残されて、その水が水落し部15を開状態とすることにより排水され、調理に用いられるようになっている。
上記堰12は、その上端の全体にわたって概略V字状に窪ませたオーバーフロー部20が形成され、かつそのオーバーフロー部20の上面20aは、水計量室13側が高く、水受室14側が低い傾斜面に形成されている。
水計量室13の底面は、上記水落し部15が設けられた中央部を上向き湾曲状に形成した可撓性部材からなる。そして、水落し部15は、図5(a)に示すように並設したスリット16の間の下向きに湾曲可能な変形部分17を有し、その変形部分17のスリット端部16aがスリット外側の上向き湾曲部分16bに一致する閉状態と、図5(b)に示すように変形部分17を下向きに湾曲させて変形部分17のスリット端部16aとスリット外側の上向き湾曲部分16bとの間に隙間18が形成される開状態とにわたって変位する構成となっている。
なお、水落し部15の構成は、上向きに湾曲した閉状態の変形部分17に、下向きに押し下げる力を付与しているときにだけ変形部分17が下向きに湾曲した開状態となり、前記押し下げる力を外すと変形部分17が上向きに湾曲した閉状態に自ずと戻る第1タイプであっても、或いは、前記下向きに押し下げる力を付与すると、変形部分17に上向きの力を付与しない限り変形部分17が下向きに湾曲した開状態を保持し、かつ上向きに押し上げる力を付与して上向きに湾曲した閉状態に戻るとその上向きに湾曲した状態を保持する第2タイプであってもよい。上記第1タイプの場合には、水計量器6を即席麺の容器2から持ち上げることなく、水計量器6の上からの操作により容器2に水を供給することができる。一方、上記第2タイプの場合には、変形部分17は開状態になるとその開状態を保持するので、水落し部15から水を落とし終わる前に、変形部分17を押し下げる力を除いても、最後まで水を落とすことができるという利点がある。
次に、このように構成された電子レンジ調理用即席麺(即席焼きそば)1の調理方法につき説明する。なお、本発明の調理方法は、ここに記載した方法に限定されるものではない。
まず、容器2を覆うカバー7を外し、スープ4および具材5を取り出すとともに水計量器6を持ち上げて具材5を開封して、図6に示すように具材本体5aを容器2内の即席麺塊3の欠損部3aに入れ、容器2の上に水計量器6をセットする。
次に、水計量器6の水落し部15の変形部分17が閉状態であるのを確認して、水計量室13に堰12をオーバーフローするように水を供給する。このとき、水平度を確保する上で、容器2をほぼ水平な台の上に置き、かつコップ等により水計量室13へ水を供給することが好ましい。
続いて、水落し部15の変形部分17を下側に、例えば箸等により押さえて、下向きに湾曲させ、前記隙間18を形成して開状態となし、水計量室13に残った水を容器2に落とす。
次に、容器2から水計量器6を持ち上げて、水受室14に残った水を排除し、再度水計量器6を容器2の上にセットし、落とし蓋として利用する。
その後、所定量の水、具材5および即席麺塊3が入り、かつ落とし蓋が被せられた容器2を図示しない電子レンジに入れて加熱する。
続いて、電子レンジで加熱調理後、水計量器6を容器2から取外し、スープ4を開封して容器2内に入れ、即席麺塊3とスープ4と具材5とをよくかき混ぜる。
このように調理される本実施形態の電子レンジ調理用即席麺(即席焼きそば)1にあっては、調理後に水が容器2内に残っていたり、或いは水分が多すぎになっていたりすると、即席麺が柔らかくなり過ぎる。一方、水分が少な過ぎると、即席麺が十分に調理されずに硬くなるため、容器2に供給する水の量を正確に計量し、かつ容器2に供給する必要がある。
そこで、本実施形態の水計量器6は、上述したように構成している。つまり、水計量室13に水を供給し、余剰の水が堰12をオーバーフローして水受室14に貯留されるようにし、水計量室13に所定量の水が残されるようにし、誰が行っても容易かつ正確に水量を計量できるようにしている。そして、水計量室13の所定量の水を水落し部15を開状態とすることにより落として、容器2に供給するという方式を採用している。
この方式により、本実施形態による場合には、誰が行っても容易かつ正確に水量を計量できるとともに、計量した水をこぼすことなく容器に供給させ得る。
また、堰12を単に設けただけでは、水の表面張力により水計量室13に供給した水が堰12をオーバーフローし難く、水受室14へスムーズに移動しないため、堰12の上端の全体にわたって概略V字状に窪ませたオーバーフロー部20を形成し、かつそのオーバーフロー部20の上面20aを、水計量室13側が高く、水受室14側が低い傾斜面に形成している。
次に、概略V字状のオーバーフロー部20を設けた理由と、そのオーバーフロー部20の上面20aを傾斜面とした理由を、以下に詳述する。
(概略V字状のオーバーフロー部20を設けた理由)
水計量室13に水を供給しても、図3に二点鎖線で示すように堰12の上端が平坦な場合には、表面張力により水が堰12をオーバーフローし難い。つまり、水面高さが、堰12の上端高さ位置から実際にオーバーフローするときの高さ位置までの間にあるときには、オーバーフローが起こり難く、その間で調理に要する水量に誤差が発生することになる。
これに対し、本実施形態のように堰12の上端に概略V字状のオーバーフロー部20を設けることで、堰12をオーバーフローしようとする水がオーバーフロー部20のV字状底部に集中するために、堰12をオーバーフローし易くすることができ、調理に要する水量の誤差を小さくすることができる。
例えば、堰12の上端が平坦でオーバーフロー部20が無い場合には、21回計量し、その平均が232ccであるとき、最大が255cc、最小が207ccとなって、約±25ccの計量誤差であった。これに対し、本実施形態のように堰12の上端に概略V字状のオーバーフロー部20を設けた場合には、10回計量し、その平均が193ccであるとき、最大が196cc、最小が187ccとなって、約±5ccの計量誤差にすることができた。
したがって、堰12の上端にオーバーフロー部20を設けることで、計量精度を向上させている。特に、本実施形態のように容器2が、上端の開口部の直径よりも深さ寸法が短いようなものである場合は、水の高さ変動による誤差が大きくなるので、オーバーフロー部20を設けて計量誤差を小さくすることは、非常に有効である。
(オーバーフロー部20の上面20aを傾斜面とした理由)
オーバーフロー部20の上面20aが水平である場合には、図4(b)に示すように堰12の上面20aに到達した水には水平方向に移動する力F1が作用するだけであるが、オーバーフロー部20の上面20aを傾斜面とした場合には、前記水平方向に移動する力F1だけでなく、傾斜面に応じた落下方向の力F2も作用することとなる。このため、オーバーフロー部20の上面20aを傾斜面とすることにより、堰12の上面20aに到達した水をこぼれ落ち易くすることができる。よって、これによっても水の表面張力が抑えられて、水を堰12からスムーズにオーバーフローさせることが可能になる。
よって、オーバーフロー部20の上面20aを傾斜面とすることで、計量精度を更に向上させている。なお、傾斜面の水平に対する角度は、大きくする方がオーバーフローを起こし易くできる点で好ましい。
本実施形態では、このように堰12の上端に概略V字状のオーバーフロー部20を設け、かつそのオーバーフロー部20の上面20aを傾斜面とすることにより、計量した水の量を即席麺の調理に丁度よい量に一致させることができ、即席麺をおいしい状態に調理し得ることとなる。
なお、上述した実施形態では堰12の上端に概略V字状のオーバーフロー部20を、その上端の全体にわたって設けているが、本発明はこれに限らず、図7に示すように概略V字状のオーバーフロー部20を堰12の上端の一部に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では調理前に水受室14に残った水を排除しているが、排除せずに水受室14に残った水を、水受室14でスープ4を溶かしたり、或いは具材5を調理したりする用途に用いてもよい。
更に、上述した実施形態では調理に水を用いているが、水の代わりに、温かいお湯や沸騰した湯などを用いてもよい。この場合、電子レンジでの調理時間を水を用いるときに比べて短くすることが可能になる。
更にまた、上述した実施形態では即席麺塊3とは別にスープ4および具材5を用いる電子レンジ調理用即席焼きそばについて説明しているが、本発明はこれに限らず、スープ4および具材5の少なくとも一方が省略された電子レンジ調理用即席焼きそばに対しても適用することができる。
更にまた、上述した本実施形態では電子レンジ調理用即席焼きそばを例に挙げているが、本発明はこれに限らず、スパゲティー、あんかけ麺等、汁なしタイプで電子レンジ調理に好適な水の計量の正確性が要求されるものにも好適に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る電子レンジ調理用即席麺を示す分解斜視図である。 図1の即席麺に用いた水計量器を示す平面図である。 図2のIII−III線による断面図である。 図2のIV−IV線による断面図である。 水落し部を示す斜視図で、(a)は水落し部が閉状態のとき、(b)は水落し部が開状態のときを示す。 欠損部を有する即席麺塊と具材本体とを容器に入れた状態を示す斜視図である。 堰に設けるオーバーフロー部の別形態を示す図である。
符号の説明
1 電子レンジ調理用即席麺
2 容器
2a 上面部
3 即席麺塊
6 水計量器
10 計量器本体
11 外周の壁
12 堰
13 水計量室
14 水受室
15 水落し部
16 スリット
16a スリット端部
16b 上向き湾曲部分
17 変形部分
18 隙間
20 オーバーフロー部
20a 上面

Claims (6)

  1. 即席麺に調理用の所定量の水を供給するために即席麺の容器に装備される水計量器であって、
    上記水計量器は、容器の上面部に着脱可能に装着されるものであり、
    上記水計量器の上面に、外周の壁よりも低い堰を挟んで水計量室とオーバーフロー水を受ける水受室とが形成された計量器本体が設けられるとともに、上記水計量室の底にのみ開閉可能な水落し部が設けられて、
    上記容器の上面部に上記水計量器を装着した状態で、上記水計量室に上記所定量以上の水が供給されたときに余剰の水が上記堰をオーバーフローして上記水受室に貯留されるとともに、上記水計量室に上記所定量の水が残されて、その所定量の水が上記水落し部を下向きに押し下げることで開状態とすることにより、容器の内部に供給されるようになっていることを特徴とする水計量器。
  2. 請求項1に記載の水計量器において、
    前記堰は、その上端の一部または全体にわたって概略V字状に窪ませたオーバーフロー部が形成されていることを特徴とする水計量器。
  3. 請求項2に記載の水計量器において、
    前記オーバーフロー部の上面は、水計量室側が高く、水受室側が低い傾斜面に形成されていることを特徴とする水計量器。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の水計量器において、
    前記水計量室の底面は、前記水落し部の部位を上向き湾曲状に形成した可撓性部材からなり、その水落し部は前記部位に並設したスリットの間の下向きに湾曲可能な変形部分を有し、その変形部分のスリット端部がスリット外側の上向き湾曲部分に一致する閉状態と、上記変形部分を下向きに湾曲させて上記変形部分のスリット端部とスリット外側の上向き湾曲部分との間に隙間が形成される開状態とにわたって変位する構成となっていることを特徴とする水計量器。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の水計量器を上面部に着脱可能に装備するとともに、内部に少なくとも即席麺塊を収容する容器を備える電子レンジ調理用即席麺。
  6. 請求項5に記載の電子レンジ調理用即席麺を調理する方法であって、
    前記容器の上に水計量器をセットする工程と、
    上記水計量器の前記水計量室に前記堰をオーバーフローする状態に水を供給する工程と、
    上記水計量室に残った所定量の水を、上記水落し部を開状態として上記容器に落とす工程と、
    上記水計量器の水受室に貯留されたオーバーフロー水を排除した後、再度上記容器の上に水計量器をセットする工程と、
    上記所定量の水および即席麺塊が入った容器を電子レンジにて調理する工程とを含むことを特徴とする電子レンジ調理用即席麺の調理方法。
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