JP4824485B2 - 周辺情報報知方法、基地局および移動機 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて基地局のセクタから移動機に報知する周辺情報を削減し、周辺セルサーチに要する時間を短縮することのできるチャネル識別子割当方法、周辺情報報知方法、基地局および移動機に関する。
図1は移動通信システムにおけるセルとセクタの概念を示す図である。
無線通信において、送信端から発信された電波は、空間を減衰しながら伝搬し、受信端に到達する。伝搬損失は送受信点間の距離が遠くなるほど増大する性質を有するため、送受信点間距離が遠くなると、所要受信品質を得るために送信電力を増大する必要が生じ、消費電力が増大する。消費電力の低減は、バッテリの長持続化、システムの経済化にとって重要である。
そこで、現在普及している携帯電話のような移動通信システムでは、サービスエリア内に基地局10を複数設置することでエリアを比較的小さな無線ゾーンであるセル30(図1において楕円形で示した部分)に分割し、移動機20が最寄りの基地局10と通信することで送受信点間の距離を縮め、消費電力を抑えている。また、1つの基地局10に指向性のあるアンテナを複数設け、セル30を複数のセクタ40(図1において扇形で示した部分)に分割することで、基地局設置箇所を増さずに効率的に伝搬損失を補っている。このとき、移動機20で最良のセクタ40を待ち受けおよび通信を行うセクタ40として選択することが重要となる。
ここで、実際の電波伝搬における減衰量は、距離のほか地形地物などの影響を受けるため、場所によって大きく変動する。従って、移動機20が移動すると、最良なセクタ40は刻々と変化する。このような環境下で、常に最良なセクタ40を選択できるよう、移動機20では周辺セクタを探索、捕捉し、電波伝搬状況を監視する必要が生じる。この移動機20の探索動作は、周辺セルサーチと呼ばれる。移動機20においては、なるべく多くのセクタ40の伝搬状況を監視できることが、常に最適なセクタ40を選択する上で重要となる。
また、周辺セルサーチは、各セクタ40から送信される報知情報チャネルを移動機20が探索、受信することで行われる。このとき、移動機20において検出された報知情報チャネルがどのセクタ40から送信されたものかを判断できるよう、各セクタ40の報知情報チャネルには、各チャネルを識別するためにアイデンティティーを持たせる必要が生じる。このアイデンティティーを「チャネル識別子」と呼ぶこととする。チャネル識別子を複数用意しておき、各セクタ40にチャネル識別子を割り当て、チャネル識別子によって特徴付けられる報知情報チャネルを各セクタ40から送信する。チャネル識別子は、例えば、TDMA/FDMA方式なら搬送波周波数、CDMA方式なら拡散符号という具合に、システムとの親和性が高いものとすることができる。
移動機20では、周辺セルサーチにおいて受信可能な報知情報チャネルがあるかを探索し、新たな報知情報チャネルを検出した場合、その報知情報チャネルのチャネル識別子を識別する。その結果により、移動機20においてセクタ40を識別でき、受信した報知情報チャネルの品質などから、待ち受け、通信を行うセクタ40を判断する。
ここで、同一のチャネル識別子を用いるセクタ40が近くに存在すると、セクタ40の誤認識、誤検出など、相互の影響が問題となる。同一のチャネル識別子が割り当てられたセクタ40が十分遠ければ、相互の影響を十分小さく抑えることができ、問題を生じることはない。従って、チャネル識別子数がシステムの全セクタ数より少なく、同一チャネル識別子を複数のセクタ40に繰り返し割り当てる必要があるシステムでは、繰り返しの間隔に十分注意する必要がある。ここで、チャネル識別子数が十分多ければ、繰り返し割り当てが容易となる。
ところが、チャネル識別子数が多くなると、周辺セルサーチの際にチャネル識別子識別における候補数が増すため、周辺セルサーチに要する時間が長くなる。従って、周辺セルサーチを高速化する観点からは、チャネル識別子数が少ない方がよい。
ここで、チャネル識別子数が多い場合にも周辺セルサーチを高速に行うために、チャネル識別子をあらかじめグループ化することができる。CDMA移動通信システムにおいては、チャネル識別子数、すなわち拡散符号が多い場合に周辺セルサーチを高速に行うための技術として、3段階セルサーチの手法が非特許文献1で提案されている。この技術によると、チャネル識別子をあらかじめグループ化しておき、移動機が周辺セルサーチを行う際に、まず報知情報チャネルのタイミングを検出し、次にチャネル識別子のグループを同定する。最後に該グループに属するチャネル識別子を同定することで、より素早くセクタを識別できる。
周辺セルサーチを高速に行うことは、移動に伴って刻々と変わる伝搬状況に順応すること、サーチに要する消費電力を低減することの2点において重要である。FDMA/TDMAの場合でも、搬送波周波数があらかじめグループ化されていれば、周辺セルサーチ時に掃引すべき周波数帯が限定され、周辺セルサーチを高速化できる。
ところで、各セクタにおいて、該セクタの周辺セクタに関する情報を報知情報チャネルにより移動機に通知し、この情報を基に移動機が周辺セルサーチを実行すると、チャネル識別子識別時の選択肢が減るため、より高速に周辺セルサーチを完了できる。移動機は、通信中のセクタや捕捉済みのセクタから周辺セクタの情報を受信できる。このとき、通知する情報量が多いと、送信電力が増大し、また、移動機で解読に要する電力も増大するため、効率的でない。より少ない情報で、周辺セルサーチの精度を高めることが重要となる。
このような移動通信システムにおいて、チャネル識別子の繰り返し割り当ての要求からチャネル識別子数を多くすると、周辺セルサーチにおけるチャネル識別子候補数が増大するため、周辺セルサーチの所要時間が増大するという問題点がある。周辺セルサーチの所要時間が増大すると、サーチの消費電力が増大するといった問題を生じるほか、刻々と変化する伝搬状況に対応できず、最良なセクタを選択できなくなるといった重大な問題を生じかねない。
さらに、最良なセクタを選択できないと所要送信電力が増大するため、他ユーザへ与える干渉が増大し、また、消費電力が増大するという問題がある。
さらにまた、移動機は通常在圏するセクタから周辺のセクタにおいてどのチャネル識別子が用いられているかを示す情報を受け取り、その情報に基づいてセルサーチを行うが、従来の技術では、セクタから移動機へ周辺セクタ全てのチャネル識別子を通知していたため、消費電力が大きくなり、非効率的になるという問題がある。
さらにまた、同一チャネル識別子を複数のセクタに繰り返し割り当てる際に、チャネル識別子1つ1つについて繰り返しの間隔に留意する必要があったため、設計、管理が煩雑になるという問題がある。
このような問題を解決するため、本発明者等は特許文献1に示すようなチャネル識別子の割り当て方法および移動通信システムを既に提案している。そこでは、同一の基地局内のセクタには同一のグループに属するチャネル識別子を割り当て、基地局から在圏する移動機に対して1つの周辺基地局についてセクタに割り当てられたチャネル識別子のうちのいずれか1つを通知することにより、移動機が周辺セルサーチに要する消費電力や時間を小さく抑え、設計上および管理上の煩雑性を低減するようにしている。
特開2001−119745号公報 Higuchi, Sawahashi, Adachi, "Fast CellSearch Algorithm in Inter-Cell Asynchronous DS-CDMA Mobile Radio," IEICE Trans. Commun., Vol. E81-B, No. 7,July 1998
上述した特許文献1に示される技術では、報知情報量を減らすことで周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えられる等の利点があるが、1つの周辺基地局についてセクタに割り当てられたチャネル識別子のうちのいずれか1つを通知するのみであったため、セクタ数の異なるセルが隣接する場合に不要なセクタについてサーチを行ってしまうという問題があった。例えば、6セクタ構成のセルと3セクタ構成のセルとが混在する場合、移動機は通知されたセクタのチャネル識別子に基づいてそのセル内の隣接するセクタをサーチすることになるが、実際は3セクタしかないにもかかわらず、設計上割り当てられた他の3セクタについてもサーチすることとなり、その分の時間や消費電力が無駄になるという問題があった。
例えば、今後の移動通信システムでは、より高い伝送速度が要求されることから、より高い周波数を用いることが予想される。高周波数になると伝搬減衰量が増大するため、設計上セル半径を小さくする必要がある。従って、セル数が増大することが予想される。また、伝搬減衰量が増大するため、通常のセルではカバーできない電波不感地が増える可能性があり、これらを張出しセルなどのスポットセルでカバーする必要が出てくる。このようセル数が増した場合に効率的にシステムを構築するために、アンテナ張出しを用いて積極的に複数のセルを一基地局装置に集約することなどが考えられる。集約されたセルは同一基地局配下となるため、従来のセクタと同様に扱うこともできる。このような状況から、一基地局が管理するセクタの数は従来よりも増す傾向にあり、よって特許文献1を適用した場合にグループ内の識別子の数を多くする必要が出てくる。しかし、グループ内の識別子が多い場合にセクタ数が少ないセルへグループを割り当ててしまうと、不要なセクタをサーチする確率が高くなってしまう。また、基地局設置スペースなどの問題から、設置スペースを多く確保できる局舎に積極的に張出しセルを集約することも考えられ、同一基地局に集約されたセルが必ずしも連続的なエリアを構成しない場合もある。このような場合には、必ずしも同一グループに属する識別子をサーチする必要はなくなる。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、移動通信システムにおいて基地局のセクタから移動機に報知する周辺情報の削減の効果を維持しつつ、よりいっそうの周辺セルサーチの時間短縮等を図ることのできるチャネル識別子割当方法、周辺情報報知方法、基地局および移動機を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、移動通信システムの基地局により形成されるセルのセクタを捕捉した移動機に対して当該基地局から周辺情報を報知する方法であって、各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、上記移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを、上記移動機に対する周辺情報として報知する周辺情報報知方法を要旨としている。
また、本発明は、移動通信システムの基地局により形成されるセルのセクタを捕捉した移動機に対して当該基地局から周辺情報を報知する方法であって、各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、上記移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、上記移動機が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを、上記移動機に対する周辺情報として報知する周辺情報報知方法を要旨としている。
また、本発明は、移動通信システムを構成する基地局であって、各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、当該基地局により形成されるセルのセクタを捕捉した移動機に対し、当該移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを周辺情報として報知する手段を備える基地局を要旨としている。
また、本発明は、移動通信システムを構成する基地局であって、各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、当該基地局により形成されるセルのセクタを捕捉した移動機に対し、当該移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該移動機が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを周辺情報として報知する手段を備える基地局を要旨としている。
また、本発明は、移動通信システムにおいて使用される移動機であって、各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、当該移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを、捕捉したセクタの基地局から周辺情報として受信する手段と、上記セルの識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行う手段とを備える移動機を要旨としている。
また、本発明は、移動通信システムにおいて使用される移動機であって、各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、当該移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該移動機が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを、捕捉したセクタの基地局から周辺情報として受信する手段と、上記セルの識別子、チャネル識別子の識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行う手段とを備える移動機を要旨としている。
また、上記の移動機において、基地局のセクタから何も報知情報を受信していない場合に、マッピング上の各グループまたはセルの第1のチャネル識別子からサーチを開始し、チャネル識別子を捕捉するまで順次にマッピング上の各グループまたはセルにおける次の順位のチャネル識別子のサーチを行う手段を備えるようにすることができる。
本発明の実施形態によれば、移動通信システムにおいて基地局のセクタから移動機に報知する周辺情報の削減の効果を維持しつつ、報知情報に含めたセクタ数に基づいて効率的な周辺セルサーチを行うことができ、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<第1実施形態>
図2は本発明の一実施形態にかかるチャネル識別子割当方法の例を示す図であり、移動通信システムを構成する複数のセル中から、3つの隣接するセルにのみ着目している。
図2において、亀甲状に示した各セルの中心には基地局10が配置されており、各セルは6つのセクタにおのおの分割されている。なお、図示のセクタ数はあくまでも一例であって、セルごとに異なるセクタ数とすることができる。
ここで、本実施形態のチャネル識別子割当方法は次の手順によって実行される。
(1)利用可能なチャネル識別子を番号順にm個ずつにグループ分けし、各基地局のセルにグループを割り当てる。すなわち、グループの識別子をGで表し、チャネル識別子の識別子をCで表すと、
={C,C,・・・・C
={Cm+1,Cm+2,・・・・Cm+m


={Cmi+1,Cmi+2,・・・・Cmi+m


とし、各基地局のセルにグループの識別子Gを割り当てる。
(2)各グループ内で上記チャネル識別子を番号順に第1セクタから第mセクタまで割り当てる。すなわち、
グループG:C→セクタ1、C→セクタ2、・・・
グループG:Cm+1→セクタ1、Cm+2→セクタ2、・・・


グループG:Cmi+1→セクタ1、Cmi+2→セクタ2、・・・


とする。なお、各基地局に実際に設けられるセクタ数を越える場合であっても、チャネル識別子を設計上割り当てる。
図2ではm=10とし、各セルのセクタ数が6の場合を示しているが、mの値および各セルのセクタ数はこれに限られない。
<第1実施形態:その1>
図3は基地局のセクタから移動機20に送信される報知情報の例を示す図である。この例では、図2で説明したグループおよびチャネル識別子の割り当てがされている前提の上で、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられたグループの識別子(G,G)と、当該他のセルに含まれるセクタ数(いずれもM=6)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB:System Information Block)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、グループの識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,M=6、G,M=6」からセクタ数が6のグループGとセクタ数が6のグループGが周辺にあることを認識し、グループGについては識別子C〜Cに対応するチャネル識別子を、グループGについては識別子C21〜C26に対応するチャネル識別子に対象を絞ってサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。また、チャネル識別子が番号順に割り当てられていることから、例えば、グループGの識別子Cに対応するチャネル識別子を受信した場合には、その両脇に識別子C、Cに対応するチャネル識別子が存在することが容易に把握でき、優先的にサーチを行うことができる。
また、図2で説明したようなグループおよびチャネル識別子の割り当てがされていることにより、移動機20が何も報知情報を受信していない状態においては、多数のチャネル識別子を頭から逐一サーチする必要はなく、グループ単位でサーチすることにより、高速に処理を行うことができる。より具体的には、移動機20は何も報知情報を受信していない状態においては、各セルに割り当てられたグループの先頭の識別子に対応するチャネル識別子C,C11,C21,・・・からサーチを開始し、続いてC,C12,C22,・・・というように順次にサーチを行えばよい。
<第1実施形態:その2>
図4は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、図2で説明したグループおよびチャネル識別子の割り当てがされている前提の上で、移動機20が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子(C,C22)と、当該他のセルに含まれるセクタ数(いずれもM=6)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、チャネル識別子の識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「C,M=6、C22,M=6」から、セクタ数が6のグループGの識別子Cに対応するセクタが自分を向き、セクタ数が6のグループGの識別子C22に対応するセクタが自分を向いていることを認識し、グループGについては識別子C、C、C・・・に対応するチャネル識別子の順に、グループGについては識別子C22、C21、C23・・・に対応するチャネル識別子の順に優先順位を付けてサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。
また、移動機20は何も報知情報を受信していない状態においては、各セルに割り当てられたグループの先頭の識別子に対応するチャネル識別子C,C11,C21,・・・からサーチを開始し、続いてC,C12,C22,・・・というように順次にサーチを行う。これにより、イニシャルサーチを高速に行うことができる。
<第1実施形態:その3>
図5は同じ組み合わせのチャネル識別子が割り当てられる例を示す図であり、次世代通信方式として開発の進められているS3G(Super 3 Generation)ないしはLTE(Long Term Evolution)において想定されるチャネル識別子の割り当て例である。すなわち、基地局のセルにはユニークなスクランブリングコードが割り当てられ、その識別子(便宜上、「セルの識別子」と記述)が付されるが、各セル内のセクタには直交パイロットパターン等のショートコードによるチャネル識別子が同じ組み合わせで割り当てられる。なお、図ではセルの識別子としてG,G,・・・と示してあるが、この例ではチャネル識別子をグループ化する意味はない。
図6は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、図5で説明したセルおよびチャネル識別子の割り当てがされている前提の上で、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられたセルの識別子(G,G)と、当該他のセルに含まれるセクタ数(いずれもM=6)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、セルの識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,M=6、G,M=6」からセクタ数が6のセルGとセクタ数が6のセルGが周辺にあることを認識し、セルGについては識別子C〜Cに対応するチャネル識別子を、セルGについては識別子C〜Cに対応するチャネル識別子に対象を絞ってサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。また、チャネル識別子が番号順に割り当てられていることから、例えば、セルGの識別子Cに対応するチャネル識別子を受信した場合には、その両脇に識別子C、Cに対応するチャネル識別子が存在することが容易に把握でき、優先的にサーチを行うことができる。
また、移動機20は何も報知情報を受信していない状態においては、各セルごとに先頭の識別子に対応するチャネル識別子からGのC→GのC・・・というようにサーチを開始し、続いてGのC→GのC・・・というように順次にサーチを行う。これにより、イニシャルサーチを高速に行うことができる。
<第1実施形態:その4>
図7は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、図5で説明したセルおよびチャネル識別子の割り当てがされている前提の上で、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられたセルの識別子(G,G)と、移動機20が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子(C,C)と、当該他のセルに含まれるセクタ数(いずれもM=6)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、セルの識別子、チャネル識別子の識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,C,M=6、G,C,M=6」から、セクタ数が6のセルGの識別子Cに対応するセクタが自分を向き、セクタ数が6のセルGの識別子Cに対応するセクタが自分を向いていることを認識し、セルGについては識別子C、C、C・・・に対応するチャネル識別子の順に、セルGについては識別子C、C、C・・・に対応するチャネル識別子の順に優先順位を付けてサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。
また、移動機20は何も報知情報を受信していない状態においては、各セルごとに先頭の識別子に対応するチャネル識別子からGのC→GのC・・・というようにサーチを開始し、続いてGのC→GのC・・・というように順次にサーチを行う。これにより、イニシャルサーチを高速に行うことができる。
<第1実施形態:基地局の構成例>
図8は本発明の一実施形態にかかる基地局10の構成例を示す図であり、基地局10の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
図8において、基地局10は、少なくともユーザインタフェース102、報知情報設定制御部104、チャネル識別子設定制御部106、報知情報格納部108、チャネル識別子発生部110、報知情報チャネル情報構成部112、変調部114、多重化部116、増幅部118、アンテナ120、他チャネル信号処理部122およびネットワークインタフェース124から構成される。
ユーザインタフェース102は、報知情報設定制御部104およびチャネル識別子設定制御部106に接続され、運用者と基地局10とのマン・マシン・インタフェース機能を有する。報知情報設定制御部104は、各セクタに対応する報知情報格納部108に接続され、報知情報を各セクタ毎に設定することを制御する機能を有する。ここで、「報知情報」とは、図3、図4、図6、図7で説明した方法に基づいて、基地局が各セクタに在圏する移動局に対して報知するための情報である。チャネル識別子設定制御部106は、各セクタに対応するチャネル識別子発生部110に接続され、ユーザインタフェース102を介して入力されるセクタ毎に割り当てるチャネル識別子番号をグループ(セル)から選択して設定し、チャネル識別子発生部110を制御する機能を有する。報知情報格納部108は、セクタ毎に報知情報設定制御部104で設定された報知情報を格納し、報知情報チャネル情報構成部112に各セクタに対応する報知情報を送信する機能を有する。チャネル識別子発生部110は、各セクタに対応するチャネル識別子を発生し、該チャネル識別子を変調部114に送信する機能を有する。ここで、「チャネル識別子」は、TDMA/FDMA方式の場合には例えば搬送波周波数としてもよく、またCDMA方式の場合は例えば拡散符号としてもよい。報知情報チャネル情報構成部112は、報知情報格納部108より受信した報知情報に基づいて報知情報チャネル情報を構成し、変調部114に送信する機能を有する。変調部114は、報知情報チャネル情報構成部112において構成された報知情報チャネル情報とチャネル識別子発生部110により発生したチャネル識別子とを入力して変調する機能を有する。例えば、チャネル識別子が拡散符号である場合は、チャネル識別子である拡散符号で報知情報チャネル信号を拡散変調し、またチャネル識別子が搬送波周波数である場合は報知情報チャネル信号でチャネル識別子である搬送波周波数の搬送波を変調する。多重化部116は、変調部114により変調された信号と他チャネル信号処理部122により処理された他チャネル信号とを多重化する機能をする。増幅部118は、アンテナ120に接続され、信号を増幅する機能を有する。アンテナ120は、移動機20との通信を行う機能を有する。他チャネル信号処理部122は、ネットワークインタフェース124に接続され、他チャネル信号を処理し多重化部116に送信する機能を有する。ネットワークインタフェース124は、上位ネットワークとの接続のインタフェース機能を有する。
次に、このように構成された基地局10の動作の一例について以下に説明する。
まず、運用者がユーザインタフェース102を介してセクタ毎に割り当てるチャネル識別子を、グループから選んでセクタ毎に設定する。設定内容は図2または図5に示した方法に従う。なお、この設定は自動的に行うようにしてもよい。
次に、チャネル識別子設定制御部106は、各セクタのチャネル識別子発生部110に、どの番号の識別子を発生するかを通達し、チャネル識別子発生部110は、この番号に応じたチャネル識別子を発生する。
次に、ユーザインタフェース102を介して報知情報設定制御部104において設定され、各セクタ毎に報知情報格納部108に格納された、周辺セルのグループ番号、チャネル識別子番号、セクタ数等の報知情報を含む各セクタの報知情報チャネル情報は、変調部114においてチャネル識別子で特徴付けられる。
次に、多重化部116で他チャネル信号と多重化され、増幅部118において増幅後にアンテナ120から移動局に対して送信される。
なお、本実施形態では、報知情報は、ユーザがユーザインタフェース102を介してセクタ毎または基地局毎に周辺セルのグループ番号、チャネル識別子番号、セクタ数等を設定する構成となっている。しかし、報知情報はユーザが設定しなくても、自セクタからハンドオーバする移動局が最も多い周辺セクタの統計結果などをネットワークを経由して受け取り、自動的にこれらの周辺セクタのチャネル識別子番号を報知情報として各セクタに設定するような構成としてもよい。
<第1実施形態:移動機の構成例>
図9は本発明の一実施形態にかかる移動機20の構成例を示す図であり、移動機20の構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
図9において、移動機20は、少なくともアンテナ202、無線受信部204、チャネル識別子サーチ部206、制御部210およびメモリ部212から構成される。
アンテナ202は、チャネル識別子サーチ部206および無線受信部204と接続され、基地局10から送信される電波を受信する機能を有する。チャネル識別子サーチ部206は、アンテナ202、制御部210および無線受信部204に接続され、アンテナ202を介して受信された信号から、チャネル識別子をサーチする機能を有し、捕捉したチャネル識別子を制御部210と無線受信部204へ報告する機能を有する。無線受信部204は、アンテナ202を介して受信した信号より、該報告されたチャネル識別子を用いて、該チャネル識別子を用いるセクタからの報知情報を解読し、解読された周辺セクタのグループ、チャネル識別子、セクタ数等を制御部210に報告する機能を有する。制御部210は、チャネル識別子サーチ部206、無線受信部204およびメモリ部212と接続され、捕捉されているチャネル識別子および周辺セクタのチャネル識別子等をメモリ部212へ記録し、また、次にサーチすべきチャネル識別子を選定してチャネル識別子サーチ部206へ該チャネル識別子を優先的にサーチするように制御する機能を有する。メモリ部212は、制御部210と接続され、捕捉済みチャネル識別子、基地局10から受信された報知情報による周辺セクタのグループ、チャネル識別子、セクタ数等を記憶するメモリ機能を有する。
次に、このように構成された移動機20の動作について、以下に説明する。
まず、チャネル識別子サーチ部206において受信信号から新規にチャネル識別子を捕捉した際に、制御部210は該セクタのチャネル識別子を捕捉済みのチャネル識別子としてメモリ部212に登録する。
次に、チャネル識別子サーチ部206は、該セクタのチャネル識別子を無線受信部204に報告する。
次に、無線受信部204は、アンテナ202を介して受信される信号からチャネル識別子において該捕捉されたチャネル識別子を用いて該セクタからの報知情報を解読し、その結果を制御部210へ報告する。
次に、制御部210において該報知情報、すなわち周辺セクタのグループ、チャネル識別子、セクタ数等をメモリ部212に登録する。
次に、制御部210は、チャネル識別子サーチ部206から報告されるチャネル識別子と無線受信部204から報告される周辺セクタのグループ、チャネル識別子、セクタ数等を判断材料として、将来捕捉する可能性の高いチャネル識別子をあらかじめ選択する。
次に、制御部210は、チャネル識別子サーチ部206に対し将来捕捉する可能性の高いチャネル識別子を優先的にサーチするように制御する。これにより、移動機20が周辺セルサーチを行う際に、移動機20でサーチすべきグループ等が限定されるため、周辺セルサーチの所要時間が短縮され、消費電力が低減されるという効果が得られる。また、捕捉済みのセクタが属する基地局10の他のセクタは、地理的位置関係から有力な接続切替先候補であるから、これらのセクタを効率的に捕捉できることは、移動機20が待ち受け、通信を行うセクタとして常に最適なセクタを選択することにおける精度を向上させる。
<第2実施形態>
図10は本発明の一実施形態にかかるチャネル識別子割当方法の例を示す図であり、移動通信システムを構成するセルに張り出しセルと呼ばれる子セルが存在する場合を示している。張り出しセルとは、トラヒックが集中する部分や、電波が届きにくい不感地に基地局からアンテナを光ファイバなどを使って張り出すことにより構成されたセル(又はセクタ)である。子セルに対応して、基地局自体に設置されたアンテナで構成されるセルを親セルと呼ぶ。なお、図10では、子セルが1セクタで構成されているが、複数のセクタで構成されてもよい。
図10のように子セルが親セルから遠い場合には、子セルとその親セルとの双方がハンドオーバの候補になるとは限らない。移動機20が子セルのチャネル識別子Cを検出した際に、その親セルのチャネル識別子C〜Cを検出する必要はない。同様に、移動機20が親セルのチャネル識別子C〜Cを検出した際に、その子セルのチャネル識別子Cを検出する必要はない。
従って、子セルに親セルと同じセルの識別子を割り当てて「G,C」とするチャネル識別子割当方法と、子セルに親セルと異なるセルの識別子を割り当てて「G,C31」とするチャネル識別子割当方法が考えられる。このチャネル識別子割当方法のうちいずれかを使用して、図3、図4、図6、図7の報知情報は以下のように変更する必要がある。
<第2実施形態:その1>
図3に示す報知情報の例では、グループの識別子とセクタ数とを移動機20に報知しているため、親セルと子セルとに同じグループの識別子を割り当てると、検出する必要のないチャネル識別子まで検出することになる。従って、子セルに別のグループの識別子Gを割り当てる。更に、子セルのチャネル識別子はグループ内で番号順に割り当てられなければならないため、子セルのチャネル識別子はCではなく、C31になる。
図11は基地局のセクタから移動機20に送信される報知情報の例を示す図である。この例では、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられたグループの識別子(G,G)と、当該他のセルに含まれるセクタ数(M=1,M=6)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB:System Information Block)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、グループの識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,M=1、G,M=6」からセクタ数が1のグループGとセクタ数が6のグループGが周辺にあることを認識し、グループGについては識別子C31に対応するチャネル識別子を、グループGについては識別子C21〜C26に対応するチャネル識別子に対象を絞ってサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。親セルには子セルと別のグループの識別子Gが割り当てられているため、親セルのチャネル識別子を検出する必要なく、ハンドオーバの候補とならないチャネル識別子を検出する必要がなくなる。
<第2実施形態:その2>
図4に示す報知情報の例では、チャネル識別子とセクタ数とを移動機20に報知しているため、親セルのセクタ数と子セルのセクタ数とを合計したセクタ数を報知すると、検出する必要のないチャネル識別子まで検出することになる。従って、親セルのチャネル識別子と共に報知するセクタ数は、親セルのセクタ数とし、子セルのチャネル識別子と共に報知するセクタ数は、子セルのセクタ数とする。
図12は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、移動機20が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子(C,C22)と、当該他のセルに含まれるセクタ数(M=1,M=6)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、チャネル識別子の識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「C,M=1、C22,M=6」から、セクタ数が1のグループGの識別子Cに対応するセクタが自分を向き、セクタ数が6のグループGの識別子C22に対応するセクタが自分を向いていることを認識し、グループGについては識別子Cに対応するチャネル識別子に対象を絞ってサーチを行い、グループGについては識別子C22、C21、C23・・・に対応するチャネル識別子の順に優先順位を付けてサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。子セルのセクタ数には親セルのセクタ数が含まれないため、親セルのチャネル識別子を検出する必要がなく、ハンドオーバの候補とならないチャネル識別子を検出する必要がなくなる。
<第2実施形態:その3>
図6に示す報知情報の例では、セルの識別子とセクタ数とを移動機20に報知しているため、親セルと子セルとに同じセルの識別子を割り当てると、検出する必要のないチャネル識別子まで検出することになる。従って、子セルに別のセルの識別子Gを割り当てる。更に、子セルのチャネル識別子はセル内で番号順に割り当てられなければならないため、子セルのチャネル識別子はCではなく、Cになる。
図13は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられたセルの識別子(G,G)と、当該他のセルに含まれるセクタ数(M=1,M=6)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、セルの識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,M=1、G,M=6」からセクタ数が1のセルGとセクタ数が6のセルGが周辺にあることを認識し、セルGについては識別子Cに対応するチャネル識別子を、セルGについては識別子C〜Cに対応するチャネル識別子に対象を絞ってサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。親セルには子セルと別のセルの識別子Gが割り当てられているため、親セルのチャネル識別子を検出する必要なく、ハンドオーバの候補とならないチャネル識別子を検出する必要がなくなる。
<第2実施形態:その4>
図7に示す報知情報の例では、セルの識別子とチャネル識別子とセクタ数とを移動機20に報知しているため、親セルのセクタ数と子セルのセクタ数とを合計したセクタ数を報知すると、検出する必要のないチャネル識別子まで検出することになる。従って、親セルのチャネル識別子と共に報知するセクタ数は、親セルのセクタ数とし、子セルのチャネル識別子と共に報知するセクタ数は、子セルのセクタ数とする。
図14は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられたセルの識別子(G,G)と、移動機20が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子(C,C)と、当該他のセルに含まれるセクタ数(M=1,M=6)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、セルの識別子、チャネル識別子の識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,C,M=1、G,C,M=6」から、セクタ数が1のセルGの識別子Cに対応するセクタが自分を向き、セクタ数が6のセルGの識別子Cに対応するセクタが自分を向いていることを認識し、セルGについては識別子Cに対応するチャネル識別子に絞ってサーチを行い、セルGについては識別子C、C、C・・・に対応するチャネル識別子の順に優先順位を付けてサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。子セルのセクタ数には親セルのセクタ数が含まれないため、親セルのチャネル識別子を検出する必要がなく、ハンドオーバの候補とならないチャネル識別子を検出する必要がなくなる。
第2実施形態の基地局及び移動機は第1実施形態と同様に構成することができる。
<第3実施形態>
図15は本発明の一実施形態にかかるチャネル識別子割当方法の例を示す図であり、移動通信システムを構成するセルに張り出しセルと呼ばれる子セルが存在する場合を示している。
この場合には、上記の実施形態で説明したように、基地局毎にグループ分けするのではなく、地理的に区切られたセクタの集合を一塊のエリアとしてグループ分けすることが好ましい。このようなセクタの集合をランプエリア(Lump Area)と呼ぶ。
ランプエリアとは、隣接する少なくとも1つのセクタの集合のことをいい、ランプエリアの最小単位はセクタである。例えば張り出しセルの場合には、図16Aの点線で示すようにランプエリアを定義することができる。また、図16Bの点線で示すように、ランプエリアは基地局のセルと同一のエリアとして定義することもできる。図16Cの点線で示すように、ランプエリアは複数の基地局のセルから構成することもできる。図16Dの点線で示すように、ランプエリアは複数の基地局のセクタの集合として定義することもできる。更に、1つのセクタが複数のランプエリアに属してもよい。
例えば今後の移動通信システムで張出しセルを積極的に用いて複数のセルを集約した場合にも、ランプエリアを柔軟に組むことができる。
なお、ランプエリアと基地局のセルとが一致する場合、同一基地局で報知情報の送信を容易に同期させることができるため、複数のセクタ(又は親セルと子セル)から受信した共通の報知情報を合成受信することができる。特に3GPPで標準化が進められているEvolved UTRA and UTRAN(Super3G)のような下り送信方式にOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を適用したシステムでは、同一情報シンボルを同一周波数(OFDMサブキャリア)かつ同一タイミングで送信した場合、無線伝搬上でシンボルが自然に合成されてしまうため、移動局では特別な合成処理を行う必要がない。従って、より積極的に張出しセルなどを同一基地局に集約し、集約したセル間で報知情報を同期送信することが有益となる。一方、ランプエリアと基地局のセルとが一致しない場合には、必ずしも報知情報の送信が同期しているとは限らない。合成受信を可能にするためには、ランプエリア内で報知情報の送信を同期させる必要がある。同期方法には、GPSを利用した同期方法、ネットワークの信号を利用した同期方法等が考えられる。しかしながら、本実施形態はランプエリア内のセル間やランプエリア間の同期を必須とせず、非同期システムの場合にも適用可能である。
ここで、本実施形態のチャネル識別子割当方法は次の手順によって実行される。
(1)利用可能なチャネル識別子を番号順にm個ずつにグループ分けし、各ランプエリアにグループを割り当てる。すなわち、グループの識別子をGで表し、チャネル識別子の識別子をCで表すと、
={C,C,・・・・C
={Cm+1,Cm+2,・・・・Cm+m


={Cmi+1,Cmi+2,・・・・Cmi+m


とし、各ランプエリアにグループの識別子Gを割り当てる。
(2)各グループ内で上記チャネル識別子を番号順に第1セクタから第mセクタまで割り当てる。すなわち、
グループG:C→セクタ1、C→セクタ2、・・・
グループG:Cm+1→セクタ1、Cm+2→セクタ2、・・・


グループG:Cmi+1→セクタ1、Cmi+2→セクタ2、・・・


とする。チャネル識別子をセクタに割り当てるときに、なるべく近くのセクタに近い番号の識別子を割り当てる。なお、各基地局に実際に設けられるセクタ数を越える場合であっても、チャネル識別子を設計上割り当てる。
このように各ランプエリアにグループの識別子を割り当てることにより、張り出しセル等にも柔軟に対応が可能になる。周辺情報(SIB)の削減効果も基地局単位より大きくすることができる。また、ランプエリア内で報知情報の送信が同期している場合には、1セクタを検出した場合にランプエリア内の他のセクタも同期関係にあるため、検出が容易になる。
<第3実施形態:その1>
図17は基地局のセクタから移動機20に送信される報知情報の例を示す図である。この例では、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のランプエリアに割り当てられたグループの識別子(G)と、当該他のランプエリアに含まれるセクタ数(M=7)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB:System Information Block)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、グループの識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,M=7」からセクタ数が7のグループGが周辺にあることを認識し、グループGについて識別子C11〜C17に対応するチャネル識別子に対象を絞ってサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。
<第3実施形態:その2>
図18は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、移動機20が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のランプエリアのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子(C15)と、当該他のランプエリアに含まれるセクタ数(M=7)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、チャネル識別子の識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「C15,M=7」から、セクタ数が7のグループGの識別子C15に対応するセクタが自分を向いていることを認識し、グループGについては識別子C15、C14、C16・・・に対応するチャネル識別子の順に優先順位を付けてサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。
<第3実施形態:その3>
図19は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のランプエリアに割り当てられたランプエリアの識別子(G)と、当該他のランプエリアに含まれるセクタ数(M=7)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、ランプエリアの識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,M=7」からセクタ数が7のランプエリアGが周辺にあることを認識し、ランプエリアGについて識別子C〜Cに対応するチャネル識別子に対象を絞ってサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。
<第3実施形態:その4>
図20は移動機20に送信される報知情報の他の例を示す図である。この例では、移動機20が捕捉したセクタに隣接する他のランプエリアに割り当てられたランプエリアの識別子(G)と、移動機20が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のランプエリアのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子(C)と、当該他のランプエリアに含まれるセクタ数(M=7)とを、移動機20に対する周辺情報(SIB)として報知するようにしている。
この報知情報を受信した移動機20は、ランプエリアの識別子、チャネル識別子の識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行うことで、周辺セルサーチに要する時間や消費電力を小さく抑えることができる。すなわち、移動機20は「G,C,M=7」から、セクタ数が7のランプエリアGの識別子Cに対応するセクタが自分を向いていることを認識し、ランプエリアGについて識別子Cに対応するチャネル識別子に絞ってサーチを行うことで、短時間に処理を行うことができる。
<第3実施形態:ランプエリア毎の制御装置の構成例>
図21は本発明の一実施形態にかかるランプエリア毎の制御装置50の構成例を示す図である。制御装置50はランプエリア毎に設置される。ランプエリアが基地局のセルと一致する場合には、制御装置50は基地局内に設置されてもよい。
図21において、制御装置50は、少なくとも報知情報設定制御部504、チャネル識別子設定制御部506から構成される。各セクタは、少なくとも報知情報格納部508、チャネル識別子発生部510、報知情報チャネル情報構成部512、変調部514、多重化部516、増幅部518、アンテナ520、他チャネル信号処理部522およびネットワークインタフェース524から構成される。
報知情報設定制御部504は、各セクタに対応する報知情報格納部508に接続され、報知情報を各セクタ毎に設定することを制御する機能を有する。ここで、「報知情報」とは、図17、図18、図19、図20で説明した方法に基づいて、基地局が各セクタに在圏する移動局に対して報知するための情報である。チャネル識別子設定制御部506は、各セクタに対応するチャネル識別子発生部510に接続され、セクタ毎に割り当てるチャネル識別子番号をグループ(ランプエリア)から選択して設定し、チャネル識別子発生部510を制御する機能を有する。報知情報格納部508、チャネル識別子発生部510、報知情報チャネル情報構成部512、変調部514、多重化部516、増幅部518、アンテナ520、他チャネル信号処理部522およびネットワークインタフェース524の機能は、図8で説明した機能と同一であるため、説明を省略する。
なお、ランプエリア内で報知情報の送信を同期させる場合には、報知情報チャネル情報構成部512に同期信号を入力する。同期信号は、GPSを利用して生成してもよく、上位ネットワークの信号を利用して生成してもよい。
第3実施形態の移動機は第1実施形態と同様に構成することができる。なお、ランプエリア内で報知情報の送信が同期している場合には、無線受信部204で報知情報の合成受信を行うことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
移動通信システムにおけるセルとセクタの概念を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるチャネル識別子割当方法の例を示す図である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その1)である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その2)である。 同じ組み合わせのチャネル識別子が割り当てられる例を示す図である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その3)である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その4)である。 本発明の一実施形態にかかる基地局の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる移動機の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるチャネル識別子割当方法の例を示す図である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その1)である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その2)である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その3)である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その4)である。 本発明の一実施形態にかかるチャネル識別子割当方法の例を示す図である。 ランプエリアの一例を示す図である。 ランプエリアの一例を示す図である。 ランプエリアの一例を示す図である。 ランプエリアの一例を示す図である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その1)である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その2)である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その3)である。 移動機に送信される報知情報の例を示す図(その4)である。 本発明の一実施形態にかかるランプエリア毎の制御装置の構成例を示す図である。
符号の説明
10 基地局
20 移動機
30 セル
40 セクタ
50 制御装置
102 ユーザインタフェース
104 報知情報設定制御部
106 チャネル識別子設定制御部
108 報知情報格納部
110 チャネル識別子発生部
112 報知情報チャネル情報構成部
114 変調部
116 多重化部
118 増幅部
120 アンテナ
122 他チャネル信号処理部
124 ネットワークインタフェース
202 アンテナ
204 無線受信部
206 チャネル識別子サーチ部
210 制御部
212 メモリ部
504 報知情報設定制御部
506 チャネル識別子設定制御部
508 報知情報格納部
510 チャネル識別子発生部
512 報知情報チャネル情報構成部
514 変調部
516 多重化部
518 増幅部
520 アンテナ
522 他チャネル信号処理部
524 ネットワークインタフェース

Claims (7)

  1. 移動通信システムの基地局により形成されるセルのセクタを捕捉した移動機に対して当該基地局から周辺情報を報知する方法であって、
    各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、
    上記移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、
    当該他のセルに含まれるセクタ数とを、
    上記移動機に対する周辺情報として報知することを特徴とする周辺情報報知方法。
  2. 移動通信システムの基地局により形成されるセルのセクタを捕捉した移動機に対して当該基地局から周辺情報を報知する方法であって、
    各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、
    上記移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、
    上記移動機が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子と、
    当該他のセルに含まれるセクタ数とを、
    上記移動機に対する周辺情報として報知することを特徴とする周辺情報報知方法。
  3. 移動通信システムを構成する基地局であって、
    各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、
    当該基地局により形成されるセルのセクタを捕捉した移動機に対し、当該移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを周辺情報として報知する手段を備えたことを特徴とする基地局。
  4. 移動通信システムを構成する基地局であって、
    各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、
    当該基地局により形成されるセルのセクタを捕捉した移動機に対し、当該移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該移動機が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを周辺情報として報知する手段を備えたことを特徴とする基地局。
  5. 移動通信システムにおいて使用される移動機であって、
    各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、
    当該移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを、捕捉したセクタの基地局から周辺情報として受信する手段と、
    上記セルの識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行う手段とを備えたことを特徴とする移動機。
  6. 移動通信システムにおいて使用される移動機であって、
    各基地局のセルのセクタに同じ組み合わせのチャネル識別子を割り当てた前提の上で、
    当該移動機が捕捉したセクタに隣接する他のセルに割り当てられた識別子と、当該移動機が捕捉したセクタと頻繁にハンドオーバの生じる隣接する他のセルのセクタに割り当てられたチャネル識別子の識別子と、当該他のセルに含まれるセクタ数とを、捕捉したセクタの基地局から周辺情報として受信する手段と、
    上記セルの識別子、チャネル識別子の識別子およびセクタ数に基づき対象を絞って周辺セルサーチを行う手段とを備えたことを特徴とする移動機。
  7. 請求項5又は6に記載の移動機において、
    基地局のセクタから何も報知情報を受信していない場合に、マッピング上の各グループまたはセルの第1のチャネル識別子からサーチを開始し、チャネル識別子を捕捉するまで順次にマッピング上の各グループまたはセルにおける次の順位のチャネル識別子のサーチを行う手段を備えたことを特徴とする移動機。
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