JP4824114B2 - 薄板スライサ用駆動システム - Google Patents

Description

本発明は薄板スライサに関する。

いろいろなタイプの薄板スライサが知られている。例えば、下記の特許類に薄板スライサが図示されかつ説明されている。米国特許：２，５７６，５２０；２，６７６，６２７；３，４４１，０６９；３，６５４，９７３；３，６８０，６１２；４，０６３，５７８；４，０６８，６９３；４，０６９，８５０；４，０８３，３９１；４，０８９，３５４；４，１０２，３７２；４，１３７，９５７；４，５０３，８９６；４，５８７，６１６；４，６０１，３１７；５，３８１，８４１；５，５１１，５９８；５，５６２，１３７；および５，５９０，７００、カナダ特許１，２０４，９８５、およびドイツ特許明細書：２，５０１，９３６；および２，５２３，４８１。さらに、下記の特許類が開示されている。米国特許：４，３９２，５１９；４，５０３，７４０；４，８３１，７４７；４，８９３，６６３；５，０６７，５３４；５，１０１，８７４；５，１４３，１２９；５，３８３，５０４；および５，４９０，５４８、ドイツ特許明細書：２，５２３，４８２；３，９１５，５１６；および３，９２８，９４１、および、イタリア特許明細書：１，０８４，６８３；および１，１２６，３７１。これら引例の開示事項は本発明に関する教示事項としてここに含まれるものである。このリストアップは、関連した従来技術の調査を余すところなく行ったこと、すなわちリストアップしたものより優れた技術が存在しないことを主張するものではなく、また、このような主張がなされていると推測すべきではない。このリストアップは、リスアップされたものが直接関連があるとの主張を構成するものではなく、また、このような主張がなされていると推測すべきではない。

本発明の一面としては、薄板スライサはフレームと、フリッチを支持するためのフリッチテーブルとを有し、フリッチから薄板を薄切りするものである。フリッチテーブルはフレームによって支持される。薄板スライサはさらにナイフを有する。フリッチテーブルとナイフは進路に沿って互いに近接離間するように相対的移動が可能である。フリッチテーブルはフレームに取り付けられて、フリッチを、切断と復帰の行程でナイフと交差するように運動させる。フリッチテーブルは、或るガイド部材と或るベアリング部材とによって支持される。このガイド部材は、フリッチテーブルとフレームとのどちらか１つに固定されている。また、ベアリング部材は、そのフリッチテーブルとフレームとのうちの残り１つに固定され、ガイド部材と協動するようになっている。ガイド部材およびベアリング部材はそれらの間に複数のベアリングのための少なくとも一つの溝を画成している。このベアリングはベアリング部材およびガイド部材に対して運動可能である。

例示的には、本発明では、ガイド部材は、フレームとフリッチテーブルとのどちらか１つに固定された複数のガイドレールを有する。ベアリング部材は、フレームとフリッチテーブルとのうちの残り１つに固定され、各ガイドレールと協動する複数のベアリング・キャリッジを有する。各ベアリング・キャリッジおよび対応するガイドレールとで、少なくとも一つの前記溝を画成している。

本発明によるさらなる例示では、ベアリングはローラベアリングである。

本発明による別法としての例示では、ベアリングはボールベアリングである。

本発明による例示では、ガイド部材とベアリング部材との少なくとも１つは、ボールベアリング用またはローラベアリング用の少なくとも一つの循環溝を画成する。

さらに、本発明による例示では、ナイフアセンブリがフリッチと接触し、フリッチから１枚の薄板を切断する間のフリッチテーブルの行程は上昇行程である。

本発明による別法としての例示では、ナイフアセンブリがフリッチと接触し、フリッチから１枚の薄板を切断する間のフリッチテーブルの行程は下降行程である。

本発明の他の一面によると、フリッチテーブルを往復動させる駆動機構は、出力端を有する駆動軸、駆動軸に連結され駆動軸を回転する原動機、駆動軸の出力端上のカプラ、および、フリッチテーブルとカプラに連結されたコネクティング・ロッドを有する。

本発明のこの面における例示では、駆動機構はさらにクラッチを含んでいる。

本発明のこの面における更なる例示では、クラッチは選択的に動作可能であって、駆動軸を回転させ、フリッチテーブルを往復動させる。

また、追加的に本発明のこの面における例示では、カプラはコネクティング・リンクを含む。駆動機構はさらに、フリッチテーブル、コネクティング・リンク、およびコネクティング・ロッドが往復運動／回転運動する質量と平衡をとらせるために、駆動軸に連結されたつり合い重りを含む。

本発明のこの面における別法としての例示では、カプラはフライホイールを含んでいる。フライホイールは、フリッチテーブルおよびコネクティング・ロッドの往復動／回転動質量と平衡をとらせるためのつり合い重りを含む。

本発明の他の一面によると、フリッチテーブルを原動機に連結する駆動機構は、本質的に、駆動軸とスローとコネクティング・ロッドとのみからなる。駆動軸は原動機に連結され、それによって駆動されて回転する。スローは駆動軸の出力端に連結されている。コネクティング・ロッドはスローをフリッチテーブルに連結する。

本発明のこの面における例示によると、駆動軸はクラッチによって原動機に連結されている。クラッチは選択的に作動して、駆動軸を回転させ、フリッチテーブルを往復動させる。

本発明のこの面における更なる例示によると、つり合い重りが駆動軸に連結され、フリッチテーブル、スロー、およびコネクティング・ロッドの往復動／回転動質量と平衡をとるようになっている。

本発明の他の一面によると、フリッチテーブルを原動機に連結する駆動機構は、本質的に、駆動軸とフライホイールとコネクティング・ロッドとのみからなる。駆動軸は原動機に連結され、それによって駆動されて回転する。フライホイールは駆動軸の出力端に連結されている。コネクティング・ロッドはフライホイールをフリッチテーブルに連結している。

本発明のこの面におけるある例示として、フライホイールはつり合い重りを含み、よってフリッチテーブルおよびコネクティング・ロッドの往復動／回転質量と平衡をとるようになっている。

上記特許類のうちにおいて、あるいは、米国特許出願番号０９／０９６，３０８号、出願日１９９８年６月１１日、発明の名称「薄板スライサ」、および、米国特許出願番号０９／３２８，０８１号、出願日１９９９年６月８日、発明の名称「フリッチテーブルの取り付け」、譲受者は両方とも本出願人と同一、において記載されたタイプの薄板スライサは、フリッチ（図示しない）から薄板（図示しない）を切り取るためのものである。米国特許出願番号０９／０９６，３０８号および０９／３２８，０８１号は薄板スライサ機構を説明的に教示するものとしてここに参照として含まれるものである。フリッチ１１はフリッチテーブル取付装置１２上に取り付けられ、ナイフバー取付装置１３に対して概して上下方向に往復運動を行う。フリッチテーブル取付装置１２に向かって段階的に運動するナイフバー取付装置１３と協動する、フリッチテーブル取付装置１２の往復運動によって、薄板がフリッチ１１から切断される。

本発明によるフリッチテーブル取付装置１２は、フリッチテーブル１４を含み、フリッチテーブル１４の後側（ナイフバー取付装置１３から遠い方の側）には直線運動装置１５の、図１、２、６、７に最も良く示された多数のリニアベアリング１６が取り付けられている。直線運動装置１５は、さらに、図２に最も良く示されているように、アダプターフレーム２０上に支持されたガイドレール１８を含んでいる。アダプターフレーム２０のような共通支持体上にすべてのガイドレール１８を取り付けることによって、ガイドレール１８同志間の平行関係をより真っ直ぐ単純に維持することができる。アダプターフレーム２０はガイドレール１８を支持する多数の上下方向サポート２２を含んでいる。

図１を参照すると、モータ２９が駆動プーリ３０と被駆動プーリ３２を含む変速装置を介して作動する。駆動ギア３４が被駆動プーリ３２に連結されている。駆動ギア３４は第１および第２の被駆動ギア３６、３８とかみ合っている。種々のプーリとギア３０、３２、３４、３６、３８の相対的円周および／または歯数によってモータ２９の回転数がテーブル１２の所望の往復回数に減速される。便宜上、被駆動ギア３６、３８は床面３９の上方に一部があって、床下面３９の下方に一部があるように配置されている。

第１と第２のコネクティング・ロッド４０がポイント４２で被駆動ギア３６、３８に旋回可能に連結されている。コネクティング・ロッド４０はリストピン５０によって、フリッチテーブル１４の上方延在部近傍のポイント５２でフリッチテーブル１４に旋回可能に連結されている。

第１と第２の被駆動ギア３６、３８が回転すると、それらの回転は、コネクティング・ロッド４０とリストピン５０が連結されることによってフリッチテーブル１４の往復運動に変換される。フリッチテーブル１４は直線運動機構１５によって往復動するように取り付けられている。各直線運動機構１５は、フリッチテーブル１４を案内して動線５８に沿って往復運動させるため、３本のガイドレール１８のそれぞれに取り付けられたリニアベアリング１６を含んでいる。図１に示される実施例では、３本のガイドレール１８を有し、３個または４個のリニアベアリング１６が各ガイドレール１８に取り付けられている。何本の好適な数のガイドレール１８に取り付けられた何個の好適な数のリニアベアリング１６を有するフリッチテーブル取付装置であろうとすべて本発明の範囲に含まれるものである。

図６〜９を参照すると、図示された実施例では、各リニアベアリング１６はフリッチテーブル１４に取り付られる背壁部７０および二つの側部７２を含むように形成されている。図４、５、６、および８に最も良く示されているように、ガイドレール１８は上面８０、底面８２、および２つの対向側面８４を含むように形成されている。各側面８４は、図４、５、６、および８に図示されるように、凹部すなわち溝８６を含むように形成されている。リニアベアリング１６の側部７２はガイドレール１８の各側面８４に形成された各溝８６内にそれぞれ受け入れられるように形成されている。例示的には、回転ローラベアリング９０がリニアベアリング１６の側部７２とガイドレール１８の各溝８６の対向面との間に設けられている。ローラベアリング９０はリニアベアリング１６においてベアリング９０を回転させるために設けられた各小通路９１内で循環する。例示的には、リニアベアリング１６はシュニーバーガー（Ｓｃｈｎｅｅｂｅｒｇｅｒ）・リニア・テクノロジー・タイプＭＲＢ６５リニアベアリングでよい。もちろん、ボールベアリングあるいはスライドブッシュをローラベアリング９０の代わりとすることもできる。ボールベアリングあるいはローラベアリングが直線運動装置１５に使用される場合には、ベアリングは、例示のように、循環するか、あるいは非循環でも差し支えない。同様に、ボールベアリングあるいはローラベアリングは、循環あるいは非循環であろうとも、リニアベアリング１６上ではなくレール１８上に取り付けられてもよい。

図３を参照すると、フリッチテーブル１４の上に取り付けられたフリッチ１１が示されている。フリッチ１１は上下ドッグ９４、９６によってそれぞれ支持されている。上下ドッグ９４、９６の両方ともフリッチ１１を把持するための歯９８を含むように形成されている。上下ドッグ９４、９６は、フリッチテーブル１４およびフリッチ１１がフリッチ１１から薄板を薄切りするためナイフバー取付装置１３に取り付けられたナイフ１００のところを通って往復動するときに、フリッチ１１を確実に把持するために、レール９９に沿って油圧により移動可能とされている。他のドック機構としては、例えば、米国特許第５，１５０，７４６号に図示されかつ説明された一般的なタイプの一つ、あるいは他のすべての好適な構成のものが、図示されたものの代わりに、あるいはその図示されたものと組み合わせることで使用することができる。

図１０〜１６に図示された他の実施例は、フリッチテーブル取付装置１２の第１および第２の被駆動ギア３６、３８によるのではなく、シングルクランクによって駆動されるフリッチテーブル取付装置１１２を含んでいる。シングルクランクの回転は、１コネクティング・ロッドおよびリストピンの連結によってフリッチテーブル１１４の往復動に変換される。フリッチテーブル１１４は、いくつかの好適な数の直線運動装置１１５、例えば、リニアベアリング１６の大体の構造を有するリニアベアリングあるいは他のどのような好適な形態のリニアベアリングをも含む直線運動装置１１５によって、また、ガイドレール１８の大体の構造、または他のすべての好適な形態の、どのような好適な数のガイドレールによってもよいが、よって往復運動をするように取り付けられる。

図１０〜１６に図示されたフリッチテーブル取付装置１１２は、駆動機構１１０と、駆動機構１１０に連結されたクランクアームとかクランクスローすなわち連結リンク１２０と、連結リンク１２０に取り付けられ図１０にその位置の二つが図示されたコネクティング・ロッドすなわちアーム１２２と、コネクティングアーム１２２に連結されたフリッチテーブル１１４とを含んでいる。駆動機構１１０は、原動機すなわち主駆動モータ（不図示）、遊星歯車装置１１６、および遊星歯車装置１１６に連結された主駆動軸１１８を含んでいる。連結リンク１２０は、主駆動軸１１８の前端すなわち出力端に連結されている。コネクティングアーム１２２はピン１２３とローラベアリング１２５によって連結リンク１２０に連結されている。フリッチテーブル１１４はピン１２７とローラベアリング１２９によってコネクティングアーム１２２に連結されている。

フリッチテーブル取付機構１１２は、さらに、フリッチテーブル１１４の直線運動を可能とする直線運動装置１１５を含んでいる。直線運動装置１１５はフリッチテーブル１１４の後側に取り付けられた多数のリニアベアリング１２６を含んでいる。直線運動装置１１５は多数の上下方向サポート１３０に支持されたガイドレール１２８を含んでいる。これらの上下方向サポート１３０およびガイドレール１２８は、両方とも、ガイドレール１２８を平行に維持する１つのフレーム１３２によって支持されている。

遊星歯車装置１１６はベースに取り付けられ、かつ、原動機と主駆動軸１１８との間に連結されている。また、主駆動軸の駆動系はクラッチ・ブレーキアセンブリ１３８を含んでいる。このクラッチアセンブリ１３８が係合すると主駆動軸１１８が原動機によって駆動される。クラッチアセンブリが離脱し、ブレーキがかかると、主駆動軸は回転を停止する。ベアリング・ハウジング１４４が主駆動軸１１８に沿って配置されている。ベアリング・ハウジング１４４は主駆動軸１１８の回転を促進するローラベアリング１４５を収容している。各ベアリング・ハウジング１４４は、フロア１５２に支持された、例えば溶接Ｉ型鋼ベース１５０上に取り付けられている。主駆動軸１１８に沿ってつり合い重り１４６が配置されている。つり合い重り１４６は、フリッチテーブル１１４、連結リンク１２０、およびコネクティングアーム１２２の往復運動／回転運動質量とつり合いをとる。

連結リンク１２０は、駆動軸１１８の、遊星歯車装置１１６からは反対側の端部に連結されている。連結リンク１２０の第一端１５４は主駆動軸１１８に連結され、連結リンク１２０の第二端１５６は旋回ポイント１５８でコネクティングアーム１２２に連結されている。コネクティングアーム１２２は、図示のごとく、１６０でフリッチテーブル１１４に旋回可能に連結されている。連結リンク１２０はアームあるいはロッドとして図示されているが、例えば、フライホイールを公知の原理に応じて、連結リンク１２０の代用となるようにするか、あるいは連結リンク１２０およびつり合い重り１４６の両者の代用となるようにして、採択できることを理解すべきである。

このようにして、主駆動軸１１８が回転するに伴い、破線１６２で示されるように、旋回ポイント１５８が主駆動軸１１８の軸線回りの或る環状軌跡をたどるように、連結リンク１２０が回転する。この運動がコネクティングアーム１２２によってフリッチテーブル１１４の往復運動に変換される。フリッチテーブル１１４は、フリッチテーブル１１４を動線１６４に沿って往復運動を行うように案内するための直線運動装置１１５によって往復運動をなすように取り付けられる。図１０〜１６に示された実施例において、４本のガイドレール１２８には、各ガイドレール１２８上に各３個取り付けられたリニアベアリング１２６が具備されている。例えば図１０および図１２に示された残り２つの「リニアベアリングの位置」１２６は、フリッチテーブル１１４が最上または最下位置になったときに各上または下のリニアベアリング１２６によって占められる位置である。どのような好適な数のガイドレール１２８に取り付けられたどのような好適な数のリニアベアリング１２６を有するフリッチテーブル取付装置も本発明の範囲に含まれるものである。

本発明は、上記の説明および本発明を図示した添付図を参照することによって最も良く理解されるであろう。添付図において、

図１は、本発明による薄板スライサのフリッチテーブルおよび往復運動機構の部分・仮想正面図である。 図２は、図１に示されたフリッチテーブルおよび往復運動機構の図１の線２−２に略沿った部分断面図である。 図３は、フリッチを把持するために配置された上下ドッグによってフリッチテーブルに取り付けられたフリッチを有するフリッチテーブルおよび往復運動機構の一部を示す前面側からの斜視図である。 図４は、図１〜３に示された装置の詳細を示す斜視図である。 図５は、図１〜３に示された装置の詳細を示す他の斜視図である。 図６は、図１〜３に示された装置の詳細を示す平面図である。 図７は、図１〜３に示された装置の詳細を示す正面図である。 図８は、図６〜７に示された詳細に代わる詳細の平面図である。 図９は、図８に示された詳細の正面図である。 図１０は、本発明による他の薄板スライサのフリッチテーブルおよび往復運動機構の部分・仮想正面図である。 図１１は、図１０に示されたフリッチテーブルおよび往復運動機構の図１０の線１１−１１に略沿った断面図である。 図１２は、図１０に示されたフリッチテーブルおよび往復運動機構の図１０の線１２−１２に略沿った端面図である。 図１３は、図１０と図１１に示されたフリッチテーブルおよび往復運動機構の詳細を示す拡大図である。 図１４は、図１０〜１２に示されたフリッチテーブルおよび往復運動機構の詳細を示す部分拡大・部分縦断面側面図である。 図１５は、図１４に示された詳細の、断面線１５−１５に略沿った部分正面図である。そして、 図１６は、図１１に示された詳細の、断面線１６−１６に略沿った部分正面図である。

Claims (13)

1. フリッチテーブルの駆動機構であって、出力端を有する駆動軸と、前記駆動軸に連結され前記駆動軸を回転する原動機と、前記駆動軸の前記出力端上のカプラと、前記カプラを前記フリッチテーブルに接続する手段とを備え、前記カプラを前記フリッチテーブルに接続する前記手段は、前記フリッチテーブルおよび前記カプラに連結される１本のみのコネクティング・ロッドを有することを特徴とする駆動機構。
2. 前記フリッチテーブルの駆動機構はさらにクラッチを含む請求項１のフリッチテーブルの駆動機構。
3. 前記クラッチは、前記駆動軸の回転及び前記フリッチテーブルの往復動を選択的に生じさせるように、選択的に動作可能である請求項２のフリッチテーブルの駆動機構。
4. 前記カプラはコネクティング・リンクを含み、前記フリッチテーブルの駆動機構は、さらに、前記フリッチテーブルと前記コネクティング・リンクと前記コネクティング・ロッドとの移動質量と平衡をとらせるために前記駆動軸に連結されたつり合い重り、を含む請求項１のフリッチテーブルの駆動機構。
5. 前記カプラはフライホイールを含み、前記フライホイールは、前記フリッチテーブルおよび前記コネクティング・ロッドの移動質量の平衡をとるつり合い重りを含む請求項１のフリッチテーブルの駆動機構。
6. 前記フリッチテーブルは、フレーム及び前記フリッチテーブルのうちの一方に設けられるガイド部材と、前記フレーム及び前記フリッチテーブルのうちの他方に設けられる、前記ガイド部材と協働するベアリング部材とによって前記フレームに支持され、前記ガイド部材及び前記ベアリング部材はそれらの間に溝を形成し、前記溝の中にベアリングが配置される、請求項１のフリッチテーブルの駆動機構。
7. フリッチテーブルを原動機に連結するフリッチテーブルの駆動機構であって、１本のみの駆動軸と、１つのみのスローと、１本のみのコネクティング・ロッドとを有し、前記駆動軸は前記原動機に連結され、それによって駆動されて回転し、前記スローは前記駆動軸の出力端に連結され、前記コネクティング・ロッドは前記スローを前記フリッチテーブルに連結することを特徴とするフリッチテーブルの駆動機構。
8. 前記フリッチテーブルの駆動軸はクラッチによって前記原動機に連結され、前記クラッチは、前記駆動軸の回転及び前記フリッチテーブルの往復動を選択的に生じさせるように、選択的に動作する請求項７のフリッチテーブルの駆動機構。
9. さらに、前記フリッチテーブルと前記スローと前記コネクティング・ロッドとの移動質量と平衡をとらせるために前記駆動軸に連結されたつり合い重り、を含む請求項７のフリッチテーブルの駆動機構。
10. 前記フリッチテーブルは、フレーム及び前記フリッチテーブルのうちの一方に設けられるガイド部材と、前記フレーム及び前記フリッチテーブルのうちの他方に設けられる、前記ガイド部材と協働するベアリング部材とによって前記フレームに支持され、前記ガイド部材及び前記ベアリング部材はそれらの間に溝を形成し、前記溝の中にベアリングが配置される、請求項７のフリッチテーブルの駆動機構。
11. フリッチテーブルを原動機に連結するフリッチテーブルの駆動機構であって、１本のみの駆動軸と、１つのみのフライホイールと、１本のみのコネクティング・ロッドとを有し、前記駆動軸は前記原動機に連結され、それによって駆動されて回転し、前記フライホイールは前記駆動軸の出力端に連結され、前記コネクティング・ロッドは前記フライホイールを前記フリッチテーブルに連結することを特徴とするフリッチテーブルの駆動機構。
12. 前記フライホイールは、前記フリッチテーブルおよび前記コネクティング・ロッドの移動質量と平衡をとらせるためのつり合い重りを含むことを特徴とする請求項１１のフリッチテーブルの駆動機構。
13. 前記フリッチテーブルは、フレーム及び前記フリッチテーブルのうちの一方に設けられるガイド部材と、前記フレーム及び前記フリッチテーブルのうちの他方に設けられる、前記ガイド部材と協働するベアリング部材とによって前記フレームに支持され、前記ガイド部材及び前記ベアリング部材はそれらの間に溝を形成し、前記溝の中にベアリングが配置される、請求項１１のフリッチテーブルの駆動機構。

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