JP4824082B2 - 制御式コンバーターロックアップクラッチを装備した流体式トルクコンバーター用の流体圧制御システム - Google Patents

制御式コンバーターロックアップクラッチを装備した流体式トルクコンバーター用の流体圧制御システム Download PDF

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Description

本発明は、特許請求の範囲の請求項1の上位概念部分に詳細に定義された方式に従う、自動変速機の制御式コンバーターロックアップクラッチを装備した流体式トルクコンバーター用の流体圧制御システムに関する。
自動車のパワートレインを、流体式トルクコンバーターとして形成されている発進要素を備えて形成することは、実践から良く知られている。この場合、大半のケースでは、いわゆる2系統コンバーターが使用され、それぞれに内蔵されたコンバーターロックアップクラッチが装備されている。このコンバーターロックアップクラッチは、流体式トルクコンバーターの液圧損失を低減ないしは消去するために設けられている。
一般に、コンバーターロックアップクラッチを作動させるために設けられ、流体圧で作動可能なコンバータークラッチピストンが、2系統コンバーター内で、フレキシブルなディスクとして形成されている。そのハブは、回転しないように、流体式トルクコンバーターのタービンと結合されている。
コンバーターロックアップクラッチが解放されている場合、前記コンバータークラッチピストンは、流体式トルクコンバーターの供給側から流れ出て流体式トルクコンバーターの逆流側の方向に流れるオイル流によって作用される、ないしは、このオイル流によって押される。コンバーターロックアップクラッチを締結するためには、流体式トルクコンバーターの供給圧は、本質的に、ゼロに減圧ないしは切り換えられる。この結果、流体式トルクコンバーター内に存在する静的な圧力の全体も、同じように本質的にゼロに降下する。コンバーターロックアップクラッチの締結方向にばね(弾性)が効いているコンバータークラッチピストンは、流体式トルクコンバーターとは逆の側では摩擦ライニングでコーティングされているが、流体式トルクコンバーターの最後に述べた作動状態では、コンバータークラッチピストンのスプリング装置によって、流体式トルクコンバーターのポンプ側のハウジングに対して、押されている。
コンバーターロックアップクラッチの伝達能力と、それに伴ってコンバーターロックアップクラッチを介して導き得るトルクと、を高めるために、コンバーターロックアップクラッチの供給圧が高められる。コンバーターロックアップクラッチの供給圧の上昇は、流体式トルクコンバーターのポンプ側のハウジングに対するコンバータークラッチピストンの接触圧力を高める。さらに、コンバータークラッチピストンは、コンバーターロックアップクラッチが締結しているとき、流体式トルクコンバーターを通るオイル流を阻止する。このため、コンバーターロックアップクラッチのコンバータークラッチピストンには、本質的に、従来の油圧式チェックバルブの機能が根底にある。
走行の快適性が損なわれることを防ぐために、コンバーターロックアップクラッチは、好ましくは、パワートレインの内燃機関の回転(不)均一性の結果として運転者に感知され得る車内の異音が発生していないようなパワートレインの運転状況においてのみ締結される。しかし、これとは異なり、コンバーターロックアップクラッチが解放されているときに流体式トルクコンバーター内で発生する液体圧の損失率を低下させるために、発進過程の間にコンバーターロックアップクラッチを可能な限り早く締結する、という試みがある。
これは特に、流体式トルクコンバーター内でトルクコンバーターのタービンホイールとインペラーとの間の回転数差が大きい場合でも、コンバーターロックアップクラッチは締結されなければならない、ということにつながる。
流体式トルクコンバーターの構成に応じて、流体式トルクコンバーター内での回転数差が大きい場合、コンバーターロックアップクラッチの締結過程に、場合によって、コンバーターロックアップクラッチが予め考慮された形態で締結されることができない、あるいはまったく締結されない、というような悪い影響を及ぼす、流体力学的作用が生じる。これは特に、流体式トルクコンバーターの供給圧が、予定された態様でゼロに減圧されるのではなく、タービンホイールとインペラーとの間の回転数差に応じて、コンバーターロックアップクラッチの供給圧より大きいあるいはそれどころか小さい、ということにつながる。この流体式トルクコンバーターの供給側は、コンバーターロックアップクラッチが締結されているときは、コンバータークラッチピストンによってトルクコンバーターから分離されているので、前記流体力学的作用は、コンバーターロックアップクラッチの供給側と比べ、かなり小さく発生する。
コンバータークラッチピストンには、実際の運転状況に応じてそのつど存在するすべての力の成分が作用する。例えば、トルクコンバーターの供給圧がコンバーターロックアップクラッチの供給圧より小さい、という流体式トルクコンバーターの作動状態の場合、不都合なことに、コンバーターロックアップクラッチが予定された締結時点の前に突然締結する、という可能性がある。これは、いわゆるコンバーターロックアップクラッチのスナッピング(Zuschnappen)と呼ばれる。さらに、コンバータークラッチピストンに実際に作用しているすべての力の成分に基づいて、コンバーターロックアップクラッチが締結されない、という可能性もある。このようなコンバーターロックアップクラッチの誤作動は、当該誤作動が主にコンバーターロックアップクラッチの締結過程の間にインペラーの回転数が高い場合に発生するために、問題である。
コンバーターロックアップクラッチの誤作動に至る望ましからぬ流体力学的作用の一つは、いわゆる疑似(unecht)キャビテーションである。これは、流体式トルクコンバーター内で温度に依存したある圧力レベルを下回る際に、発生する。この場合、当該圧力レベルを下回る前に、流体式トルクコンバーターを通って導かれる作動流体の中に溶けている空気がガス状に変わる。これは、不都合なことに、トルクコンバーター内及びコンバーターロックアップクラッチの供給側で、空気の集積となる。
このとき、前述のトルクコンバーター内の圧力レベルは、コンバーターロックアップクラッチを締結するためのトルクコンバーターの供給圧が連続的にゼロにまで減圧されることによって、下げられる。続いて、コンバーターロックアップクラッチの供給圧は、コンバーターロックアップクラッチの伝達能力を調整するために、予定された圧力値に高められる。これによって、トルクコンバーター内の静的圧力は、トルクコンバーターの供給圧がそれ以下では作動流体の中に溶けている空気が出てくるという圧力レベルを下回る時点と、コンバーターロックアップクラッチの供給圧が当該圧力レベルを上回る時点と、の間の時間内において、空気が流体式トルクコンバーター内で集積するというように、減圧される。この空気は、流体式トルクコンバーター内に存在する作動流体を当該トルクコンバーターから押し出す
しかしながら、この押し出しが、不都合なことに、流体式トルクコンバーター内での突然の圧力上昇につながり、コンバータークラッチピストンに一時的に総合的力成分が作用する。それは、コンバーターロックアップクラッチの締結をもたらすが、この状態のコンバーターロックアップクラッチを介しては、本質的に、トルクを導くことができない。コンバーターロックアップクラッチの望ましい伝達能力を調整するために、トルクコンバーターがさらに作動して、コンバーターロックアップクラッチの供給圧が連続的に高められる。しかしながら、コンバーターロックアップクラッチの伝達能力が上昇する前に、まず、前記疑似キャビテーションのためにトルクコンバーター内に集積された空気体積が、供給される作動流体によって排出される必要がある。その結果、コンバーターロックアップクラッチの供給圧の上昇にも関わらず、コンバーターロックアップクラッチの伝達能力の上昇までには、コンバーターロックアップクラッチの制御(Austeuerung)中にある程度の無駄時間(Totzeit)が生じてしまう。
コンバーターロックアップクラッチの供給圧の上昇に基づいて空気の集積が完全にトルクコンバーターから押し出されるという時点で、コンバーターロックアップクラッチは、突然、伝達能力が備わる。そのとき、コンバーターロックアップクラッチによって、そこに存在する(適用されている)トルクが少なくとも部分的に伝達される。その結果、自動車の運転者に、コンバーターロックアップクラッチの領域でのトルク伝達の推移の中での不連続性に基づく、感知され得る運転手にとっての不快な揺れが生じる。これによって、全体的に望ましからざる不快な走行特性が車両に生じる。
それ故、本発明は、より高い走行快適性が達成できるような、オートマチックトランスミッション(自動変速機)の制御式コンバーターロックアップクラッチを装備した流体式トルクコンバーター用の流体圧制御システムを提供すること、を課題とする。この課題は、本発明によって、特許請求の範囲の請求項1の特徴に従う流体圧制御システムで解決される。
本発明に従う、オートマチックトランスミッションの制御式コンバーターロックアップクラッチを装備した本流体式トルクコンバーター用の流体圧制御システムは、トルクコンバーターの供給圧を制御するためのコンバーター圧力バルブと、コンバーターロックアップクラッチの供給圧を制御するためのコンバータークラッチバルブと、を装備している。コンバーター圧力バルブ及びコンバータークラッチバルブのバルブロッドは、少なくともパイロット圧とシステム圧で作動可能である。トルクコンバーターの供給圧がコンバーターロックアップクラッチの供給圧の所定の圧力値より小さい場合に、コンバーターロックアップクラッチは締結される。
コンバータークラッチバルブのバルブロッドは、コンバーターロックアップクラッチが解放されているとき、トルクコンバーターの全作動領域に亘って少なくともトルクコンバーターの供給圧あるいはコンバーターロックアップクラッチの供給圧が所定の圧力レベルより高くなるように、作用面においてトルクコンバーターの逆流圧で作用され、また、コンバーターロックアップクラッチが締結されているとき、同様にトルクコンバーターの全作動領域に亘って少なくともトルクコンバーターの供給圧あるいはコンバーターロックアップクラッチの供給圧が所定の圧力レベルより高くなるように、前記作用面においてコンバーターロックアップクラッチの供給圧で作用される。このことによって、簡単な態様で、トルクコンバーター内の疑似キャビテーションに基づく走行快適性を損なう空気の集積が回避される。
本発明に従う流体圧制御システムの場合、コンバータークラッチバルブのバルブ特性曲線と、コンバーター圧力バルブのバルブ特性曲線との間の、いわゆる底が、従来の制御システムと比べて高められる。当該底を引き上げることによって高められる静的圧力は、流体式トルクコンバーターの供給側でも制御式コンバーターロックアップクラッチの供給側でも生じるものであるが、その圧力では、トルクコンバーターを通って導かれる作動流体の中に溶けている空気の発生(湧出)は、トルクコンバーターの全作動領域に亘って、確実に起こらない。
図1には、制御式コンバーターロックアップクラッチ2付きの流体式トルクコンバーター1の大幅に図式化された図が示されており、当該コンバーター1は、それ自体知られている態様で、タービンホイール3、インペラー4、そしてステーター5を備えている。さらに、コンバータークラッチピストン6が設けられており、当該ピストンは、回転しないようにタービンホイール3と結合されている。さらに、コンバータークラッチピストン6は、インペラー4に関して、軸方向に移動するよう形成されている。その際、コンバータークラッチピストン6の軸方向の位置は、コンバータークラッチピストン6に作用してコンバーターロックアップクラッチ2の締結方向に作用するスプリング装置7と、トルクコンバーターの供給圧p_WD_zuと、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuと、に応じて生じる。つまり、これら3つの力の成分から生じ、コンバータークラッチピストン6に作用する総合的力成分に応じて生じる。
コンバーターロックアップクラッチ2が締結されるとき、前記コンバータークラッチピストン6は、タービンホイール3とは逆の側に配置されている摩擦ライニング8によって、ハウジング9に設けられているもう1つの摩擦ライニング10に接する。このとき、このハウジング9は、回転しないようにインペラー4と結合している。これとは対照的に、コンバーターロックアップクラッチ2が解放されているとき、コンバータークラッチピストン6は、ハウジング9のもう1つの摩擦ライニング10と接触しておらず、その結果、トルクコンバーター1は、図2に示されるコンバーター圧力バルブWDVから始まってコンバーターロックアップクラッチ2を介して、同様に図2に示されるコンバータークラッチバルブWKVの方向へと、作動流体によって貫流される。このとき、作動流体は、コンバーター圧力バルブWDVを介して調整されたトルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuでトルクコンバーター1に流入し、そして、逆流圧p_WD_abで、トルクコンバーター1内の流体比率に応じて変化した高さに応じて、トルクコンバーター1からコンバータークラッチバルブWKVの方向へ流出する。
トルクコンバーター1の逆流圧p_WD_abは、コンバータークラッチバルブWKVを介して調整された、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WD_zuに相当している。このとき、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuとコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuとに応じて、トルクコンバーター1内に静的圧力ないし運転状況依存の圧力レベルが生じる。
トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuの減少とともに、コンバータークラッチピストン6に作用してコンバーターロックアップクラッチ2の解放方向に働く総合的力成分は減少し、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuのある圧力値を下回ると、コンバーターロックアップクラッチ2が締結し、トルクコンバーター1は、コンバーター圧力バルブWDVからは、もう還流されない。この際、コンバーターロックアップクラッチ2は、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuが、コンバーターロックアップクラッチの供給圧p_WK_zuの所定の圧力値より低いという圧力値のときに、締結する。トルクコンバーター1のこの作動状態において、コンバーターロックアップクラッチ2を締結する総合的力成分がコンバータークラッチピストン6に作用する。すなわち、コンバーターロックアップクラッチ2のスプリング装置7のばね力と、コンバータークラッチピストン6に作用するコンバーターロックアップクラッチの供給圧p_WK_zuと、から構成される力の成分がトルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuから生じる力の成分より大きい、ということである。
いわゆる2系統コンバーターとして形成されているトルクコンバーター1と制御式コンバーターロックアップクラッチ2が、図2では、スロットル位置ならびにチェックバルブの形式で、大幅に図式化されて示されている。この場合、流体式トルクコンバーター1は、コンバーター圧力バルブWDVによって作動される。当該バルブWDVは、WDV_1からWDV_8までの多数の制御室と、1つのスプリング装置WDV_Fと、1つのバルブロッドWDV_Sと、で形成されている。前記制御式コンバーターロックアップクラッチ2は、コンバータークラッチバルブWKVを介して作動される。当該バルブWKVは、同様に、WKV_1からWKV_6までの多数の制御室と、1つのスプリング装置WKV_Fと、1つのバルブロッドWKV_Sと、で形成されている。
コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVは、供給ラインL1を介して、パイロット制御システムの詳しくは図示されていない圧力制御バルブから、詳しくは図示されていない電気式トランスミッション制御装置を介してそれ自体公知の態様で調整されたパイロット圧p_VSで、バルブロッドWDV_S及びWKV_Sの前面において加圧される。これらバルブロッドは、制御室WDV_1及びWKV_1を接続しており、制御室WDV_8及びWKV_6内に配置されたスプリング装置WDV_F及びWKV_Fに当接している、このとき、フィードラインL1を介してコンバーター圧力バルブWDVないしコンバータークラッチバルブWKVに適用されているパイロット圧p_VSに応じて、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuとコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuとが、それぞれ、図3に示された態様で調整可能である。さらに、供給圧p_WD_zu及びp_WK_zuは、フィードラインL2を介してそしてそれ自体知られた態様で圧力制限バルブとして形成され前記図には詳しく示されていないシステム圧力バルブを介して調整されたシステム圧p_sysに応じて、コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVを介して、制御調整される。
システム圧p_sysは、スロットル17が形成されているフィードラインL2を介して、コンバーター圧力バルブWDVの第7制御室WDV_7に圧力を供給する。それは、ラインL3を介して、コンバータークラッチバルブWKVの第4制御室WKV_4と圧力制限バルブ11とに接続している。さらに、コンバーター圧力バルブWDVの排出制御タングを提供している第4制御室WKV_4が、圧力制限バルブ11と接続している。これによって、図2に従う制御システム1A内では、予め規定した圧力レベルp_0を下回ることは決してない。この圧力制限バルブ11は、ここではプレートバルブとして形成されており、当該プレートバルブは、流体式トルクコンバーター1内の静的圧力に対して弾力のあるバルブプレート12と、スプリング装置13と、を有している。
さらに、第5制御室WDV_5は、潤滑冷却回路のコンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sの対応する箇所に、トランスミッション装置のギヤコンポーネントの潤滑および冷却に必要な潤滑材と冷却材とを供給するために、大幅に図式化されて表示されたパワートレインの変速装置の潤滑冷却回路14と接続している。
図3には、図2に従う制御システム1Aのコンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVが示されている。これらは、圧力制限バルブ11の配置に基づいて、パイロット圧p_VSの上方で生じる。この場合、コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVは、それぞれ、トルクコンバーター1とコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WD_zuとp_WK_zuの経過(推移)に相当する。さらに、コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVに、コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V0_WDV及びV0_WKVが対置されている。後者の特性曲線は、圧力制限バルブ11が装備されていない制御システム1Aの作動時に生じるであろうものである。このとき、バルブ特性曲線V_WDVとV0_WDV、ならびに、V_WKVとV0_WKVは、第1パイロット圧力値p_VS_0と第2パイロット圧力値p_VS_1との間で、本質的に同じ推移を示す。
圧力制限バルブ11がないと、流体式トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuも制御式コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuも、制御システム1A内では、パイロット圧p_VSの上昇に伴って、第3パイロット圧力値p_VS_2ではほぼゼロに低下し、第4パイロット圧力値p_VS_3までその水準に留まる。
バルブ特性曲線V0_WDV、V0_WKVの第4パイロット圧力値p_VS_3と第3パイロット圧力値p_VS_2との間の領域は、いわゆるトルクコンバーター1の底領域として示されている。この際、コンバーターロックアップクラッチ2は、第3パイロット圧力値p_VS_2の前で解放され、第4パイロット圧力値p_VS_3の後で締結される。パイロット圧力値p_VS_2とp_VS_3の間のパイロット圧力領域では、コンバータークラッチピストン6は、コンバーターロックアップクラッチ2の締結方向に作用するスプリング装置7によって、ハウジング9に当接する。コンバーターロックアップクラッチ2のこの作動状態では、本質的に、コンバーターロックアップクラッチ2を介してトルクを導くことはできない。
第4パイロット圧力値p_VS_3になってようやく、さらなるパイロット圧p_VSの上昇に伴って、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuが連続的に上昇する。これによって、コンバーターロックアップクラッチ2の伝達能力が最大値にまで上昇される。
図2に示された制御システム1Aの場合、流体式トルクコンバーターのいわゆる底領域は、流体式トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuも制御式コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuも変わらないという、パイロット圧のある一定の領域である。すなわち、トルクコンバーター1のこの底領域は、本質的に、制御システム1Aに付属されたパイロット制御システムの許容差を補整するために設けられている、中立的な圧力制御領域である。
しかしながら、コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V0_WDV及びV0_WKVでは、不都合なことに、前述した空気の集積がトルクコンバーター1内に発生する。この理由で、制御システム1A内に圧力制限バルブ11を使用して、作動流体の中に溶けている空気が作動流体の中に溶けたまま留まるように、所定の圧力レベルp_0が調整される。この圧力制限バルブ11は、ここでは、詳しくは図示されていない無圧の作動流体容器とコンバーター圧力バルブWDVならびにコンバータークラッチバルブWKVとの間に配置されており、その結果、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuもコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuも所定の圧力レベルp_0以下には決して下がらず、バルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVは、バルブ特性曲線V0_WDV及びV0_WKVから、図3に示された態様で遠ざかる。
前記圧力レベルp_0は、制御システム側の流体圧で作動可能なバルブプレート12のプレートバルブ作用面、ならびに、圧力制限バルブ11のスプリング装置13のばね力、に依存しており、例えばこの2つのパラメーターの変化によって、そのつど存在する制御システム1Aの作動状態に依存して変更可能である。
制御システム1A内の圧力制限バルブ11によって流体式トルクコンバーターの供給側で所定の圧力レベルp_0がコンバーターロックアップクラッチ2の締結時でもコンバータークラッチピストン6に適用される、ということによって、トルクコンバーター1の供給側での圧力レベルが本質的にゼロである制御システムと比べて、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuが同じ場合、コンバーターロックアップクラッチ2の伝達能力は低下する。なぜなら、コンバーターロックアップクラッチの締結時、コンバーターロックアップクラッチの供給側とトルクコンバーターとの間の圧力差は、所定の圧力レベルp_0の値だけ低下されるからである。
この低下は、ここでは、少なくとも所定の圧力レベルp_0の分だけ高められたコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuによって補整される。さらに、トルクコンバーター1の底領域の開始は、制御システム1内の圧力レベルを上げることによって、第3パイロット圧力値p_VS_2から第2パイロット圧力値p_VS_1の方向にずらされるので、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuを上げることによって補整されるコンバーターロックアップクラッチの伝達能力の低下は、コンバータークラッチバルブWKVのバルブ強度(Ventilverstaerkung)を変更せずに達成される。つまり、この補整は、より弱い(低圧の)バルブ特性曲線V_WKVによってのみ行われる。これによって、コンバーターロックアップクラッチ2の分解度(Aufloesung)は、圧力制限バルブのない従来の制御システムと比べて、変更されない。この場合、分解度という概念は、パイロットシステムの圧力制御バルブの領域での流量変化に依存する、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuの圧力変化の間の依存性と解釈される。前記パイロットシステムの圧力制御バルブを介して、パイロット圧p_VSは、電気式トランスミッション制御システムによって調整される。
以下では、図3に従う表示と関連させて、図2に従う制御システム1Aの機能性を第1パイロット圧力値p_VS_0から詳しく説明する。この第1パイロット圧力値p_VS_0は、少なくともほぼゼロである。この作動状態では、コンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sは、当該バルブロッドWDV_Sにおいてパイロット圧p_VSとは反対方向に当該バルブロッドWDV_Sに作用するスプリング装置WDV_Fによって押されて、流体式トルクコンバーターの供給圧p_WD_zuは最大である。このことは、システム圧力p_sysが、完全に押しつけられた位置にあるコンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sを介して、コンバーター圧力バルブWDVによって最大限に低下される、という事実から結果として生ずる。コンバーター圧力バルブWDVは、バルブロッドWDV_Sの作用面18とコンバーター圧力バルブWDVのスプリング装置WDV_Fのばね力とを介して調整される
同時に、第7制御室WDV_7は、コンバーター圧力バルブWDVの第6制御室WDV_6から、バルブロッドWDV_Sの圧力を調整する位置で分離される。その結果、供給ラインL2とコンバータークラッチバルブWKVの第2制御室WKV_2との間の接続が遮断される。コンバーター圧力バルブWDVの第3制御室WDV_3の領域での圧力調整は、いわゆるコンバーター圧力バルブWDVの調節(Modulation)を介して、第2制御室WDV_2と第4制御室WDV_4との間で行われる。このとき、第3制御室WDV_3の圧力は、圧力制限バルブ11を介した所定の圧力レベルより高い。
流体式トルクコンバーター1の貫流後、逆流圧p_WD_abが、コンバータークラッチバルブWKVの第3制御室WKV_3及び第5制御室WKV_5に存在している。その圧力が、本質的に、図3に示された制御式コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuに相当する。この場合、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuとトルクコンバーター1の逆流圧p_WD_abとの差、ないしは、第1パイロット圧力値p_VS_0と別のパイロット圧力値p_VS_4との間のコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuの差は、流体式トルクコンバーター1を貫流する際に生じる圧力低下に基づいて引き起こされる。
コンバータークラッチバルブWKVは、第1パイロット圧力値p_VS_0が存在する場合、バルブロッドWKV_Sに作用するスプリング装置WKV_Fと、コンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sの作用面15に作用する同方向に向けられた流体式トルクコンバーターの逆流圧p_WD_abと、によって完全に押される。その結果、コンバータークラッチバルブWKVの第4制御室WKV_4は、第3制御室WKV_3から分離され、フィードラインL2を介してコンバータークラッチバルブWKVに存在するシステム圧p_sysは、制御式コンバーターロックアップクラッチ2の方向には導かれない。
パイロット圧p_VSの上昇に伴って、コンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_SもコンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sも、スプリング装置WDV_FないしWKV_Fのばね特性に応じてバルブロッドWDV_SないしWKV_Sに存在するバネ力と、コンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sに存在するトルクコンバーター1の逆流圧p_WD_abと、に反して、流体式トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuとトルクコンバーター1の逆流圧p_WD_abとが図3に示された態様で第2パイロット圧力値p_VS_1までパイロット圧p_VSを上げることによって低下される、というように移動される。このとき、コンバータークラッチバルブのバルブロッドWKV_Sは、圧力値p_0を上回る直前になってようやく、制御室WKV_2とWKV_4との調整制御境界(Modulationssteuerkanten)の方向に移動する。
さらに、コンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sは、パイロット圧p_VSの増大に伴って、スプリング装置WKV_Fのばね特性に反して、ますます第6制御室WKV_6の方向に移動される。その結果、バルブロッドWKV_Sは、第4制御室WKV_4の制御境界をかすめ(ueberstreichen)、この室は、第3制御室WKV_3と結合される。
第5パイロット圧力値p_VS_4では、トルクコンバーター1の貫流は、潤滑冷却回路14の逆圧によって妨げられる。その結果、コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVは、同期(同調)する。すなわち、コンバーター圧力バルブWDVの供給圧p_WD_zuとコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuとは、第5パイロット圧力値p_VS_4以降、同一である。このとき、当該パイロット圧力値に対するコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuは、逆流圧p_WD_abと、コンバータークラッチバルブWKVを介して第4制御室WKV_4及び第3制御室WKV_3を通り抜けた、供給ラインL2を介してコンバータークラッチバルブWKVに存在するシステム圧p_sysの圧力部分と、から成る。
制御システム1Aを介して圧力制限バルブ11により作動されるトルクコンバーター1の底領域を規定する、第2パイロット圧力値p_VS_1及び第6パイロット圧力値p_VS_5の間では、さらに上昇するパイロット圧p_VSにも拘らず、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuもコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuも変化されない。このとき、2つの供給圧p_WD_zuとp_WK_zuは、圧力制限バルブ11によって調整された所定の圧力レベルp_0に留まる。
トルクコンバーター1の底領域の端部において、すなわち、第6パイロット圧力値p_VS_5の上方において、パイロット圧p_VSのさらなる上昇は、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuの上昇をもたらす。他方、トルクコンバーターの供給圧p_WD_zuは、図2に示されたコンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sの位置で何ら変化せず、所定の圧力レベルp_0に留まる。
これは、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuもコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuも、圧力制限バルブのない制御装置と異なり、トルクコンバーター1のすべての作動状態に亘って、所定の圧力レベルp_0の上方にある、ということを意味する。これによって、実践から知られた、トルクコンバーター1及びそれに対応するコンバーターロックアップクラッチ2の機能性に悪影響を与える流体力学的作用が、簡単な態様で回避される。
さらに、流体式トルクコンバーター1の底領域は、図2に従う制御システム1Aの場合、図3に示された態様で、圧力制限バルブのない制御システムの底領域に対して、より低いパイロット圧力値の方向に移動される。これによって、前記コンバーターロックアップクラッチ2は、当該コンバーターロックアップクラッチ2が締結されているときにトルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuが高められたとしても、それぞれパイロット圧力値p_VSが同じであれば圧力制限バルブのない制御システムの場合と同じ伝達能力を有する、ということが達成される。これによって、パイロット圧力システムの圧力制御バルブの制御が圧力制限バルブのない制御システムの場合のように行われ得る、ということが簡単な態様で達成される。ここで、パイロット圧力システムを介して、パイロット圧p_VSは、電気式制御に応じて電気式トランスミッション制御装置によって調整される。
図4に示された、本発明に従って形成された制御システム1Aの第2の実施の形態の構成は、図2に従う制御システム1Aと類似した態様で構成されている。そのために、以下の説明では、これら2つの制御システムの間の相違についてのみ、詳しく取り上げられる。
図4に従う制御システム1Aは、図2に従う制御システムと異なり、圧力制限バルブなしに形成されている。その結果、排出制御タングないしコンバータークラッチバルブの第4制御室WDV_4が、直接的に無圧の作動流体タンクと接続しており、そして、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuは、図5に示された態様で、本質的にゼロにまで下がることが可能である。
図4に従うコンバータークラッチバルブWKVは、図2に従うコンバータークラッチバルブWKVと異なり、スプリング装置WKV_Fなしで形成されており、トルクコンバーター1の逆流圧p_WD_abないしコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuは、図4に従うコンバータークラッチバルブWKVの場合、図2に従うコンバータークラッチバルブWKVの場合よりも、バルブロッドWKV_Sのより大きな制御圧面ないし作用面15に導かれる。
前述のような、図2に従う制御システム1Aの形態から逸脱した、図4に従う制御システム1Aの形態は、図5に示されたコンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVに至る。それらには、また、図3で説明された従来実施されていた制御システムのバルブ特性曲線V0_WDV及びV0_WKVが対置されている。
このとき、コンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WKVは、コンバーターロックアップクラッチ2が解放されているとき、パイロット圧p_VSと、当該パイロット圧p_VSに関して反対(向き)のコンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sに作用するトルクコンバーター1の逆流圧p_WD_abと、に依存している。コンバーターロックアップクラッチ2が締結されているときは、コンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WKVは、パイロット圧p_VSと、当該パイロット圧p_VSと反対(向き)のコンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sに作用するコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuと、に依存している。これによって、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuは、所定の圧力レベルp_0を、遅くともトルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuが所定の圧力レベルp_0を下回るときのパイロット圧p_VS(p_0)のときに、上回る。これによって、トルクコンバーター1内の静的圧力が、図2に示された制御システム1Aの場合のように、所定の圧力レベルp_0を決して下回ることなく、トルクコンバーター1内での空気集積が効果的に回避される、ということが保証される。
トルクコンバーター1の底領域は、図4に示された制御システム1Aの場合、コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVの交点に低減される。これによって、パイロットシステムの許容差は、図2に従う制御システム1Aの場合よりも少ない範囲でのみカバーすることができる。一方、図4に従う制御システム1Aは、圧力制限バルブなしに形成されており、それ故、図2に従う制御システムと比べて、より少ない製造コストによって特徴付けられている。
本発明に従って形成される制御システム1Aの第3の実施の形態が、図6に構成図の形態で示されている。この場合、コンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVは、構造的には、本質的に、図4に従う制御システムのコンバーター圧力バルブ及びコンバータークラッチバルブに相当している。
さらに、図6に従う制御システム1Aには、コンバーターシフトバルブWSVが装備されており、当該バルブは、WSV_1からWSV_7までの7つの制御室と、1つのバルブロッドWSV_Sと、1つのスプリング装置WSV_Fと、を有している。このコンバーターシフトバルブWSVは、スプリング装置WSV_Fとは反対のバルブロッドWSV_Sの端面においてパイロット圧p_VSで加圧され、その結果、そのパイロット圧p_VSには、スプリング装置WSV_Fのばね特性が反作用し、コンバーターシフトバルブWSVのバルブロッドWSV_Sは、図6に示された第1シフトポジションと第2シフトポジションとの間で切り換え可能である。第2シフトポジションでは、パイロット圧p_VSで加圧可能なバルブロッドWSV_Sの端面は、コンバーターシフトバルブWSVのハウジングに当接する。
さらに、コンバーターシフトバルブWSV_Sには、いわゆる制限圧p_redが掛かっている。この圧力は、コンバーターシフトバルブWSVのバルブロッドWSV_Sが対応する位置にあるとき、第2制御室WSV_2から第3制御室WSV_3を介して、コンバーター圧力バルブのスプリング装置WDV_Fが配置されているコンバーター圧力バルブWDVの第8制御室WDV_8の方向へと導かれる。さらに、このパイロット圧p_VSは、コンバーターシフトバルブWSVの第6制御室WSV_6にも掛かっており、この圧力は、コンバーターシフトバルブWSVのバルブロッドWSV_Sが対応する位置にあるとき、第5制御室WSV_5を介してコンバーター圧力バルブ1の第1制御室WDV_1の方向へと導かれる。
これは、図8に示された図6に従うコンバーター圧力バルブWDVのバルブ特性曲線V_WDVが、パイロット圧p_VSが所定の第7パイロット圧力値p_VS_6に達する前に、コンバーターシフトバルブWSVに掛かっていてコンバーター圧力バルブWDVの方向に通される(durchgeschalteten)圧力信号ないし制限圧p_redと、コンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sに作用する同方向に向けられたスプリング装置WDV_Fと、に依存して、本質的に一定に推移する、ということを意味する。パイロット圧p_VSが所定の第7パイロット圧力値p_VS_6を超えた後では、コンバーター圧力バルブWDVのバルブ特性曲線V_WDVは、コンバーターシフトバルブWSVを介してコンバーター圧力バルブWDVの第1制御室WDV_1の方向に通される(durchgeschalteten)パイロット圧p_VSと、当該パイロット圧p_VSとは反対(向き)のコンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sに作用するスプリング装置WDV_Fと、に依存する。なぜなら、コンバーターシフトバルブWSVの第2制御室WSV_2と第3制御室WSV_3との間の接続は遮断されており、コンバーター圧力バルブWDVの第8制御室WDV_8は、制限圧p_redないしはコンバーターシフトバルブWSVに掛かっている圧力信号では、もはや加圧されないからである。
コンバーター圧力バルブWDVが、第7パイロット圧力値p_VS_6を超える際に第8制御室WDV_8の領域において制限圧p_redではもはや加圧されないということによって、トルクコンバーターの供給圧p_WD_zuは、図8にコンバーター圧力バルブWDVのバルブ特性曲線V_WDVの垂直領域によって示された態様で、急激に減少される。続いて、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuないしはコンバーター圧力バルブWDVのバルブ特性曲線V_WDVは、上昇するパイロット圧p_VSに伴って、連続する経過を有し、増大するパイロット圧p_VSに伴って、ゼロまで減少される。
コンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WKVないしコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuの経過(推移)は、本質的に、図5に示された連続的な経過に相当している。なぜなら、図6に従うコンバータークラッチバルブWKVは、本質的に、図4に従うコンバータークラッチバルブと同じ構造を有しているからである。
図7は、本発明に従って形成された制御システム1Aの第4の実施の形態を示しており、この形態は、図6に従う制御システム1Aと同様、コンバーターシフトバルブWSVが装備されている。ただし、この場合、コンバーター圧力バルブWDVは、第1制御室WDV_1の領域で直接的にパイロット圧p_VSによって加圧され、その結果、図7に従う制御システム1Aは、コンバーターシフトバルブWSVの領域において、図6に示されているコンバーター圧力バルブWDV用のパイロット圧p_VSの遮断装置が装備されていない。図7に従う制御システム1Aのコンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVは、本質的に、図6に従う制御システムのコンバーター圧力バルブWDV及びコンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WDV及びV_WKVに相当しており、図8に図として示されている。
図7に従うコンバーター圧力バルブWDVのバルブ特性曲線V_WDVは、パイロット圧p_VSが所定の第7パイロット圧力値p_VS_6に到達する前において、コンバーターシフトバルブWSVに存在してコンバーター圧力バルブWDVの方向に通される(durchgeschalteten)圧力信号p_redと、コンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sに作用する同方向に向けられたスプリング装置WDV_Fと、当該スプリング装置WDV_Fに関して反対方向でコンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sに作用するパイロット圧p_VSと、に依存している。このとき、供給圧p_WD_zuは、点線で示された線に従って、徐々に下降する。パイロット圧p_VSが所定の第7パイロット圧力値p_VS_6を超えると、コンバーター圧力バルブWDVのバルブ特性曲線V_WDVは、パイロット圧p_VSと、当該パイロット圧p_VSとは反対のコンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sに作用するスプリング装置WDV_Fと、に依存する。
コンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WKVは、制御システム1の作動領域全体に亘って、バルブロッドWKV_Sに掛かるパイロット圧p_VSと、当該パイロット圧p_VSに関して反対方向の、コンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sの作用面15に作用する、トルクコンバーターの逆流圧p_WD_abないしコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WD_zuと、に依存している。
原則的に、図6及び図7に示された制御システム1Aの2つの実施の形態では、コンバーターシフトバルブWSVのバルブロッドWKV_Sがスプリング装置WSV_Fに対抗して、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuが所定の圧力レベルp_0を遅くともパイロット圧p_VS(p_0)の時点で超えるというように、パイロット圧p_VSで加圧可能であって、かつ、コンバーター圧力バルブWDVと機能的に結合している、ということが共通している。前記パイロット圧p_VS(p_0)では、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuが所定の圧力レベルp_0を下回る。
コンバーターロックアップクラッチ2の伝達能力を、コンバーターロックアップクラッチの供給圧p_WK_zuを高めることなく、従来実施されていた制御システムに相当する値に調整できるように、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuは、コンバータロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuが所定の圧力レベルp_0を超えた後、連続的にゼロに低下される。
本発明に従う流体圧制御システム1Aの第5の実施の形態が、構成図の形態で図9に示されており、図6及び図7に従う制御システムの実施の形態と同様に、コンバーターシフトバルブWSVが装備されている。このコンバーターシフトバルブWSVは、図6に従うシフトバルブWSVと同じ態様で構成されており、コンバーターシフトバルブWSVに掛かる圧力信号p_redは、コンバーターシフトバルブWSVのバルブロッドWSV_Sが対応するシフトポジションにある場合、コンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sの端面16に導かれる。
コンバーターシフトバルブWSVのバルブロッドWKV_Sは、スプリング装置WSV_Fに対抗して、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuが圧力レベルp_0を図10に示された態様で遅くともパイロット圧p_VS(p_0)の時点で超えるというように、パイロット圧p_VSで加圧可能であり、かつ、コンバータークラッチバルブWKVと機能的に結合している。前記パイロット圧p_VS(p_0)では、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuが所定の圧力レベルp_0を下回る。
コンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WKVは、パイロット圧p_VSが所定の第8パイロット圧力値p_VS_7に到達する前においては、コンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sに作用するスプリング装置WKV_Fと、当該スプリング装置WKV_Fに対して同じ方向に向けられた、バルブロッドWKV_Sに作用する、トルクコンバーター1の逆流圧p_WD_abないしコンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuと、反対方向でコンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sに作用するパイロット圧p_VSと、に依存している。
コンバータークラッチバルブWKVのバルブ特性曲線V_WKVは、パイロット圧p_VSが所定の第8パイロット圧力値p_VS_7を超えてからは、パイロット圧力値p_VSと、コンバーターシフトバルブWSVにおいて存在し、コンバータークラッチバルブWKVの方向に通され(durchgeschalteten)、パイロット圧p_VSに関して同一方向でコンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sに作用する圧力信号p_redと、スプリング装置WKV_Fのばね特性と、スプリング装置WKV_Fと、に同一(方向)に作用する、コンバータークラッチバルブWKVのバルブロッドWKV_Sに作用する、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuと、に依存している。
コンバーター圧力バルブWDVのバルブ特性曲線V_WDVは、トルクコンバーター1の作動領域全体に亘って、コンバーター圧力バルブWDVのバルブロッドWDV_Sに掛かっているパイロット圧p_VSと、当該パイロット圧p_VSに反作用するスプリング装置WDV_Fのばね特性と、に依存している。
図9に示された制御システム1Aの場合、図6および図7に示された本発明に従う制御システムの実施の形態と異なり、流体式トルクコンバーターの供給圧p_WD_zuが所定のパイロット圧力値のところで急激に減少されるのではなく、コンバーターロックアップクラッチの供給圧p_WK_zuは、所定の第8パイロット圧力値p_VS_7のところで急激に昇圧され、続いてコンバータークラッチバルブWKVの第6制御室WKV_6に存在するパイロット圧信号に依存して上昇するパイロット圧p_VSに伴って、一定に維持される、あるいは、上昇される。その結果、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuは、所定の圧力レベルp_0を、遅くともパイロット圧力値p_VS(p_0)の時点で超える。そのとき、トルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuは、所定の圧力レベルp_0を下回る。
図9に示された制御システム1Aによって、図2、図4、図6及び図7に従う他の制御システム1Aの場合よりも、さらに高いトルクコンバーターの底領域が調節できる。これによって、トルクコンバーター1内でトルクコンバーター1およびコンバーターロックアップクラッチ2の機能性を損なうキャビテーションがトルクコンバーター1内で発生しない、ということが絶対的に保証される。さらに、コンバーターロックアップクラッチ2の伝達能力は、図9に示された制御システム1Aの場合、コンバーターロックアップクラッチ2の供給圧p_WK_zuがパイロット圧p_VSの上昇に伴ってコンバータークラッチバルブWKVの領域で高められる一方でトルクコンバーター1の供給圧p_WD_zuがコンバーター圧力バルブWDVの領域で連続的にゼロに低下される、ということによって、従来実施されてきた制御システムのレベルに調整される。コンバーターロックアップクラッチ2の伝達能力は、これによって、前述の制御システム1Aの他の実施の形態の場合と同じように、コンバータークラッチピストン6に作用する供給圧p_WD_zuおよびp_WK_zuならびにコンバーターロックアップクラッチ2のスプリング装置7のばね特性、から生じる。
前記パイロット圧p_VSを用いてコンバータークラッチバルブWKVを作動させることの代替の選択肢として、コンバータークラッチバルブを一定のパイロット圧、例えばシステム圧p_sysのパイロット圧p_VS_sys、で作動する、という可能性もある。この場合、コンバーターロックアップクラッチの供給圧p_WK_zuは、自動車のパワートレインの内燃機関のエンジントルクに依存して、さらに高められ得る。
本発明のその他の利点や有利な実施の形態は、特許請求の範囲、及び、図面を参照しつつ原理的に説明される実施の形態から明らかである。様々な実施の形態の記述において、わかりやすさのために、構造的および機能的に同一な部品に対しては同じ参照記号が使用される。
大幅に図式化されて表示された、制御式コンバーターロックアップクラッチ付きの流体式トルクコンバーターとして形成されている、自動車のパワーートレインの発進要素である。 本発明に従う流体圧制御システムの第1の実施の形態の、大幅に図式化された構成図である。 パイロット圧(プレコントロール圧)に関して、従来の制御システムのコンバーター圧力バルブとコンバータークラッチバルブのバルブ特性曲線と比較した、図1に従う制御システムのコンバーター圧力バルブのバルブ特性曲線とコンバータークラッチバルブのバルブ特性曲線である。 本発明に従って形成された制御システムの第2の実施形態の構成図である。 従来の制御システムのバルブ特性曲線と比較した、図4に従う制御システムのコンバーター圧力バルブとコンバータークラッチバルブとのバルブ特性曲線である。 コンバーターシフトバルブが装備されている、本発明に従って形成された油圧システムの第3の実施の形態の構成図である。 コンバーターシフトバルブが設けられ、コンバーター圧力バルブ側でパイロット圧の遮断装置が無い、本発明に従って形成された油圧システムの第4の実施の形態の構成図である。 従来の制御システムのバルブ特性曲線と比較した、図6および図7に従う制御システムのコンバーター圧力バルブとコンバータークラッチバルブとのバルブ特性曲線である。 コンバーターロックアップクラッチの供給圧を上げるためにコンバーターシフトバルブが装備されている、本発明に従う制御システムの第5の実施の形態の構成図である。 従来の制御システムのバルブ特性曲線と比較した、図9に従う制御システムのコンバーター圧力バルブとコンバーターシフトバルブとのバルブ特性曲線である。

Claims (21)

  1. トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)とコンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)とを制御するための、オートマチックトランスミッションの制御式コンバーターロックアップクラッチ(2)を装備した流体式トルクコンバーター(1)用の流体圧制御システム(1A)であって、
    前記トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)が前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)の所定の圧力値より低いとき、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)は締結しており、
    前記トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)を制御するためのコンバーター圧力バルブ(WDV)と、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)を制御するためのコンバータークラッチバルブ(WKV)と、が設けられており、それらのバルブロッド(WDV_S、WKV_S)は、少なくともパイロット圧(p_VS)及びシステム圧(p_sys)で作動可能であり、
    前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)は、前記トルクコンバーター(1)の全作動領域に亘って、少なくとも前記トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)あるいは前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)が所定の圧力レベル(p_0)より高くなるように、コンバーターロックアップクラッチ(2)の解放時には、作用面(15)において前記トルクコンバーター(1)の逆流圧(p_WD_ab)によって作用され、また、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の締結時には、当該作用面(15)において前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)によって作用される
    ことを特徴とする流体圧制御システム。
  2. 前記トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)も前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)も、前記トルクコンバーター(1)の全作動領域に亘って、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)および/または前記コンバーター圧力バルブ(WDV)の少なくとも1つの排出制御タング(WKV_2、WDV_4)とそれぞれ接続する圧力制限バルブ(11)を介して、所定の圧力レベル(p_0)の上方で調整可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体圧制御システム。
  3. 前記圧力制限バルブ(11)は、プレートバルブとして形成されており、
    当該プレートバルブは、流体式トルクコンバーター(1)内の静的圧力に対して弾力のあるバルブプレート(12)を有している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の流体圧制御システム。
  4. 前記コンバータークラッチバルブ(WKV)は、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)が完全に締結されるという前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の締結圧が、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の全伝達能力の供給のための締結圧に対して、トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)が少なくともゼロに近いときであってそのつど少なくともほぼ同じパイロット圧力値(p_VS)が前記コンバータークラッチバルブ(WKV)に掛かる場合に、所定の圧力レベル(p_0)だけ高められる、というようなバルブ特性曲線(V_WKV)で構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の流体圧制御システム。
  5. 前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)とコンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブロッド(WDV_S)とにおいて、それぞれ、掛かっているパイロット圧力(p_VS)に反作用するスプリング装置(WKV_F、WDV_F)が作用する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の流体圧制御システム。
  6. 前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブ特性曲線(V_WDV)は、前記バルブロッド(WDV_S)に掛かっているパイロット圧力(p_VS)と、前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のスプリング装置(WDV_S)のばね特性と、前記コンバーター圧力バルブ(WDV)の前記バルブロッド(WDV_S)に作用する所定の圧力レベル(p_0)と、に依存する
    ことを特徴とする請求項5に記載の流体圧制御システム。
  7. 前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブ特性曲線(V_WKV)は、コンバーターロックアップクラッチ(2)が解放されているとき、前記パイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)に関して反対(向き)の、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用する前記トルクコンバーター(1)の逆流圧(p_WD_ab)と、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のスプリング装置(WKV_F)のばね特性と、に依存している
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の流体圧制御システム。
  8. 前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブ特性曲線(V_WKV)は、コンバーターロックアップクラッチ(2)が締結されているとき、前記パイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)に関して反対(向き)の、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用する前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)と、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のスプリング装置(WKV_F)のばね特性と、に依存している
    ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の流体圧制御システム。
  9. 前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブ特性曲線(V_WKV)は、
    前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の解放時には、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を遅くともパイロット圧力値(p_VS(p_0)の時点で上回り、そのとき前記トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を下回る、というように、前記パイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)に関して反対(向き)の前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用する前記トルクコンバーター(1)の逆流圧(p_WD_ab)と、に依存しており、また、
    コンバーターロックアップクラッチ(2)の締結時には、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)が所定の前記圧力レベル(p_0)を遅くともパイロット圧値(p_VS(p_0))の時点で上回り、そのとき前記トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を下回る、というように、パイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)と反対(向き)の前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用する前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)と、に依存している
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体圧制御システム。
  10. 前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブ特性曲線(V_WDV)は、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を遅くともパイロット圧値(p_VS(p_0))の時点で上回り、そのとき前記トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を下回る、というように、パイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)と反対方向で前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブロッド(WDV_S)に作用するスプリング装置(WDV_F)のばね特性と、に依存している
    ことを特徴とする請求項9に記載の流体圧制御システム。
  11. コンバーターシフトバルブ(WSV)が設けられており、そのバルブロッド(WSV_S)は、スプリング装置(WSV_F)に対して、コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を遅くともパイロット圧値(p_VS(p_0))の時点で上回り、そのとき前記トルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を下回る、というように、パイロット圧(p_VS)で加圧可能であり、かつ、前記コンバーター圧力バルブ(WDV)と機能的に結合している
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体圧制御システム。
  12. 前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブ特性曲線(V_WDV)は、前記パイロット圧(p_VS)が所定の圧力値(p_VS_6)に達する前においては、前記コンバーターシフトバルブ(WSV)に掛かっていて(適用されていて)前記コンバーター圧力バルブ(WDV)の方向に通される圧力信号(p_red)と、当該圧力信号(p_red)に対して同じ方向に向けられた、前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブロッド(WDV_S)に作用するスプリング装置(WDV_F)と、に依存している
    ことを特徴とする請求項11に記載の流体圧制御システム。
  13. 前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブ特性曲線(V_WDV)は、前記パイロット圧(p_VS)が所定の圧力値(p_VS_6)を超えてから、前記パイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)に対して反対(向き)で前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブロッド(WDV_S)に作用するスプリング装置(WDV_F)と、に依存している
    ことを特徴とする請求項12に記載の流体圧制御システム。
  14. 前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブ特性曲線(V_WDV)は、前記パイロット圧(p_VS)が所定の圧力値(p_VS_6)に達する前においては、前記コンバーターシフトバルブ(WSV)に掛かっていて前記コンバーター圧力バルブ(WDV)の方向に通される圧力信号(p_red)と、同じ方向に向けられた、前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブロッド(WDV_S)に作用するスプリング装置(WDV_F)と、前記スプリング装置(WDV_F)に関して反対方向で、前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブロッド(WDV_S)に作用するパイロット圧(p_VS)と、に依存している
    ことを特徴とする請求項11に記載の流体圧制御システム。
  15. 前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブ特性曲線(V_WDV)は、前記パイロット圧(p_VS)が所定の圧力値(p_VS_6)を超えてから、前記パイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)に対して反対(向き)で、前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブロッド(WDV_S)に作用するスプリング装置(WDV_F)と、に依存している
    ことを特徴とする請求項14に記載の流体圧制御システム。
  16. 前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブ特性曲線(V_WKV)は、前記パイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)と反対の、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用する前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)と、に依存している
    ことを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載の流体圧制御システム。
  17. コンバーターシフトバルブ(WSV)が設けられており、そのバルブロッド(WSV_S)は、スプリング装置(WSV_F)に対して、前記コンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を遅くともパイロット圧値(p_VS(p_0))の時点で上回り、そのときトルクコンバーター(1)の供給圧(p_WD_zu)が所定の圧力レベル(p_0)を下回る、というように、パイロット圧(p_VS)で加圧可能であり、かつ、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)と機能的に結合している
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体圧制御システム。
  18. 前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブ特性曲線(V_WKV)は、前記パイロット圧(p_VS)が所定の圧力値(p_VS_9)に達する前においては、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用するスプリング装置(WKV_F)と、当該スプリング装置(WKV_F)と同じ方向に向けられた、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用するトルクコンバーター(1)の逆流圧(p_WD_ab)と、反対方向に前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用するパイロット圧(p_VS)と、に依存している
    ことを特徴とする請求項17に記載の流体圧制御システム。
  19. 前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブ特性曲線(V_WKV)は、前記パイロット圧(p_VS)が所定の圧力値(p_VS_7)を超えてから、前記パイロット圧(p_VS)と、コンバーターシフトバルブ(WSV)に掛かっていてコンバータークラッチバルブ(WKV)の方向に通されると共に前記パイロット圧(p_VS)に関して同一方向にコンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用する圧力信号(p_red)と、前記スプリング装置(WKV_F)のばね特性と、前記スプリング装置(WKV_F)と同様に作用する、前記コンバータークラッチバルブ(WKV)のバルブロッド(WKV_S)に作用するコンバーターロックアップクラッチ(2)の供給圧(p_WK_zu)と、に依存している
    ことを特徴とする請求項18に記載の流体圧制御システム。
  20. 前記コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブ特性曲線(V_WDV)は、コンバーター圧力バルブ(WDV)のバルブロッド(WDV_S)に掛かっているパイロット圧(p_VS)と、当該パイロット圧(p_VS)に反作用するスプリング装置(WDV_F)のばね特性と、に依存している
    ことを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の流体圧制御システム。
  21. 前記圧力信号(p_red)は、圧力低減バルブを介して一定に調整されたパイロット圧力値(p_red)、または、その他の圧力制御バルブのパイロット圧(p_VS_sys)に相当し、これは、システム圧バルブを制御し、それによってシステム圧(p_sys)を調整するために設けられている
    ことを特徴とする請求項19または20に記載の流体圧制御システム。
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