JP4823148B2 - 非接触充電装置及び非接触充電システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機、ノート型のパーソナルコンピュータ装置等の被充電機器に対して非接触充電を行う充電装置に適用して好適な非接触充電装置に関し、特に当該非接触充電装置の1次側伝送コイルに相当する箇所に鏡面部を設け、この鏡面部に被充電機器を映しながら該被充電機器を載置することで、当該非接触充電装置上の正確な位置に被充電機器を載置可能とした非接触充電装置に関する。
非接触充電の1次側となるクレードル上に2次側となる携帯端末装置を載置して効率良く非接触充電を行うには、クレードル内に設けられている1次側伝送コイルと携帯端末装置内に設けられている2次側伝送コイルの中心位置が許容範囲内となるように、また、クレードルの1次側伝送コイルと携帯端末装置の2次側伝送コイルとが相対向するように、該クレードル上に携帯端末装置を載置する必要がある。しかし、1次側伝送コイルはクレードル内に収納されており、また、2次側伝送コイルは携帯端末装置内に収納されているため、クレードルに対して上記許容範囲内となるように携帯端末装置を載置するのは困難である。
特開2001−218391号の公開特許公報(特許文献1)に、ヘッドホンの非接触充電を一例とする非接触充電システムが開示されている。この非接触充電システムは、ヘッドホンの受電コイルと充電器の送電コイルとが近接しかつ向き合った位置にヘッドホンが載置されるように、充電器の表面の載置位置に「印」が設けられている。また、充電器の表面に出っ張りやへこみが形成されている。これにより、充電器上にヘッドホンを何気なく載置しても、該ヘッドホンが自然に上記許容範囲内に載置されるようになっている。
特開2001−218391号公報(第8頁、図7)
しかし、特許文献1に開示されている非接触充電システムの場合、充電器上に載置するヘッドホン等の被充電機器の形状に合わせて、充電器の表面に位置合わせ用の出っ張りやへこみを設けるようになっている。このため、充電器の形状は、当該充電器に載置される被充電機器「専用の形状」となり、被充電機器の形状が変更された場合、これに合わせて充電器の形状の変更が必要となり、新たな充電器の設計や製造にコストがかかる問題がある。
なお、充電器の載置台の面積をある程度大きくすると共に、該載置台に位置合わせ用の出っ張りやへこみを設けず、ヘッドホン等の被充電機器の載置位置に目安となる「印」を設けることで、被充電機器の形状が変更された場合でも、充電器の形状を変更することなく、そのまま継続使用可能とすることができる。
しかし、この場合、被充電機器の面積よりも大きな面積の平板状の載置台上に、上記「印」のみを頼りに被充電機器を載置する必要があるため、充電器に対して上記許容範囲内となるように被充電機器を載置することは、より困難となる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、様々な形状の被充電機器を、載置台上の正確な位置に容易に載置可能とすることができるような非接触充電装置及び非接触充電システムの提供を目的とする。
本発明に係る非接触充電装置は、上述の課題を解決するための手段として、
被充電機器に対して非接触充電を行うための1次側伝送コイルを筐体内に備えた非接触充電手段と、
上記被充電機器を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状を有する載置部と、
上記1次側伝送コイルに対応する上記載置部上の位置に設けられ、上記被充電機器の2次側伝送コイルに対応する位置に設けられた所定のマークを映すための鏡面部と
を有する。
このような本発明は、被充電機器を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状の載置部を設けることで、様々な形状の被充電機器を載置部上に載置可能とする。また、充電時において、載置部上に設けられた鏡面部に対して、被充電機器の2次側伝送コイルに対応する位置に設けられた所定のマークを映しながら上記載置部上に被充電機器を載置させることで、非接触充電装置の1次側伝送コイルと被充電機器の2次側伝送コイルとを、所定の充電効率を得ることが可能な範囲内に簡単に位置させる。
また、本発明に係る非接触充電システムは、上述の課題を解決するための手段として、
筐体内に非接触充電を行うための2次側伝送コイルを備えると共に、上記筐体表面上における上記2次側伝送コイルに相当する位置に所定のマークを備えた被充電機器と、
上記被充電機器に対して非接触充電を行うための1次側伝送コイルを筐体内に備えた非接触充電手段と、上記被充電機器を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状の載置部と、上記1次側伝送コイルに相当する上記載置部上の位置に設けられた鏡面部とを備えた非接触充電装置と
を有し、
充電時において、上記非接触充電装置の載置部上に設けられた鏡面部に対して、上記被充電機器の筐体表面上に設けられた上記所定のマークを映しながら、上記非接触充電装置の載置部上に上記被充電機器を載置することで、上記非接触充電装置の1次側伝送コイルと、上記被充電機器の2次側伝送コイルとを、所定の充電効率を得ることが可能な範囲内に位置させて非接触充電を行う。
このような本発明は、被充電機器を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状の載置部を設けることで、様々な形状の被充電機器を載置部上に載置可能とする。また、充電時において、載置部上に設けられた鏡面部に対して、被充電機器の2次側伝送コイルに対応する位置に設けられた所定のマークを映しながら上記載置部上に被充電機器を載置させることで、非接触充電装置の1次側伝送コイルと被充電機器の2次側伝送コイルとを、所定の充電効率を得ることが可能な範囲内に簡単に位置させる。
本発明は、被充電機器を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状の載置部を有しているため、様々な形状の被充電機器を載置部上に載置して非接触充電を可能とすることができる。
また、載置部上に設けられた鏡面部に対して、被充電機器の2次側伝送コイルに対応する位置に設けられた所定のマークを映しながら、上記載置部上に被充電機器を載置することができるため、非接触充電装置の1次側伝送コイルと被充電機器の2次側伝送コイルとを、所定の充電効率を得ることが可能な範囲内に簡単に位置させたうえで非接触充電を行うことができる。
本発明は、携帯電話機やデジタルカメラ装置等の被充電機器に設けられた2次電池(バッテリ)に対して非接触充電を行う非接触充電システムに適用することができる。
[クレードル及び携帯電話機の構成]
この本発明の実施の形態となる非接触充電システムは、図1の横断面図に示すように被充電機器に対して非接触充電を行うクレードル1と、このクレードル1により非接触充電が行われる被充電機器の一つである携帯電話機2とを有している。
クレードル1は、送電側の非接触電力伝送コイルとなる1次側伝送コイル3と、ACアダプタ(AC:Alternating Current)から直流出力に基づいて、非接触充電を行うように1次側伝送コイル3を交流駆動する制御基板4等を筐体5内に収納することで形成されている。
携帯電話機2は、受電側の非接触電力伝送コイルとなる2次側伝送コイル6と、2次側伝送コイル6を介して、クレードル1の1次側伝送コイル3から受電した交流電力を直流電力に変換して2次電池であるバッテリ7に供給することで充電を行う充電制御基板8等を筐体9内に収納することで形成されている。
図2は、クレードル1上に携帯電話機2を載置した様子を真上から見た図である。この図2からわかるように、クレードル1の載置部11の面積は、携帯電話機2を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状を有している。このため、この載置部11上に載置可能な被充電機器であれば、携帯電話機は元より、デジタルカメラ装置、携帯ゲーム機等の他の被充電機器に対しても非接触充電可能となっている。
ここで、図3に、1次側伝送コイル3と2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量と、充電特性(出力電力)との関係を計測したグラフを示す。この図3に示すグラフは、図4(a)に示すように1次側伝送コイル3(大径のコイル)と2次側伝送コイル6(小径のコイル)との相対的な位置のズレ量が「0mm」の状態から1mmずつ徐々にズレ量を増やしながら充電特性を測定することで得られたグラフである。なお、図4(b)は、1次側伝送コイル3と2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量が「3mm」の状態を、図4(c)は、1次側伝送コイル3と2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量が「6mm」の状態を、それぞれ示している。
この図3のグラフから、1次側伝送コイル3と2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量が「0mm〜5mm」までは充電特性は殆ど劣化しないのであるが、上記相対的な位置のズレ量が「6mm以上」となると急激に充電特性が劣化することがわかる。従って、この例の場合、1次側伝送コイル3と2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量が「0mm〜5mm」の範囲内(許容範囲内)となるように、クレードル1上に携帯電話機2等の被充電機器を載置する必要がある。
しかし、上述のように、クレードル1の載置部11の面積は、携帯電話機2を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状を有している。このため、このクレードル1の1次側伝送コイル3と携帯電話機2等の被充電機器の2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量が「0mm〜5mm」の許容範囲内となるように、載置部11上に被充電機器を載置するのは困難となる。
このため、当該実施の形態の非接触充電システムのクレードル1には、図5に示すように載置部11の1次側伝送コイル3に相当する位置に鏡面部15が設けられている。この鏡面部15は、全体の大きさが、1次側電送コイル3以上の大きさとなっており、1次側電送コイル3の中心に相当する位置に略円形状の許容範囲マーク16を有している。この許容範囲マーク16の直径は1cm(=半径5mm)となっており、図3のグラフを用いて説明した1次側伝送コイル3と2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量の許容範囲を示すようになっている。
なお、この例では、1次側伝送コイル3の径と2次側伝送コイル6の径との関係で両者のズレ量の限界が5mmであると測定されたため、許容範囲マーク16の直径を1cm(=半径5mm)に設定したが、これは、あくまでも一例である。このため、許容範囲マーク16の直径は、1次側伝送コイル3の径と2次側伝送コイル6の径との関係で許容されるズレ量の限界に基づいて任意に設定すればよいことは勿論である。
この許容範囲マーク16を含む鏡面部15は、載置部11上の当該鏡面部15に相当する部分に銀色の樹脂メッキを施すことで形成されている。なお、この樹脂メッキの他、鏡面部15に相当する部分に鏡(或いは、鏡と成り得る反射率の良い部材)を設けても良い。ただ、非接触充電の効率低下を招くことのないように、非金属部材、非磁性部材を用いて鏡面部15を形成することが好ましいであろう。
一方、当該実施の形態の非接触充電システムの携帯電話機2には、図5に示すように中心位置マーク20が設けられている。この中心位置マーク20は、2次側伝送コイル6の中心に相当する位置に設けられており、非接触充電時に携帯電話機2をクレードル1の載置部11に相対向させて載置する面部側に設けられている。
すなわち、図2には携帯電話機2の表面部が図示されており、図5には携帯電話機2の裏面部が図示されているのであるが、この例の場合、携帯電話機2の2次側伝送コイル6は、当該携帯電話機2の裏面部に近接して設けられている。このため、中心位置マーク20としては、携帯電話機2の裏面部の、上記2次側伝送コイル6の中心に相当する位置に設けられている。
[非接触充電操作]
次に、このような実施の形態の非接触充電システムで携帯電話機2の非接触充電を行う場合、ユーザは、図5に示すように携帯電話機2の裏面部とクレードル1の載置部11とを相対向させると共に、携帯電話機2の裏面部に設けられた中心位置マーク20を、載置部11上の鏡面部15の許容範囲マーク16に映しながら、該載置部11上に携帯電話機2を徐々に載置する。
上述のように許容範囲マーク16は鏡面状となっているため、ユーザは、この許容範囲マーク16に映る携帯電話機2の中心位置マーク20を目視しながら、該携帯電話機2を載置部11上に載置することとなる。
上述のように、クレードル1の載置部11上に設けられている許容範囲マーク16は、1次側伝送コイル3と2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量の許容範囲を示す直径を有している。このため、この許容範囲マーク16に携帯電話機2の中心位置マーク20が映る状態で、該携帯電話機2を載置部11に載置することで、クレードル1の1次側伝送コイル3と携帯電話機2の2次側伝送コイル6との相対的なズレ量を上記許容範囲内としたうえで、該携帯電話機2を載置部11に載置可能とすることができ、良好な充電効率で非接触充電を行うことができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の非接触充電システムは、クレードル1の載置部11上の1次側伝送コイル3に相当する位置に、該1次側伝送コイル3の中心に対応する許容範囲マーク16を含む鏡面部15を設けると共に、携帯電話機2の2次側伝送コイル6の中心に相当する位置に中心位置マーク20を設ける。そして、携帯電話機2の中心位置マーク20を載置部11の許容範囲マーク16に映しながら、該携帯電話機2を載置部11に載置する。
クレードル1の載置部11上に設けられている許容範囲マーク16は、1次側伝送コイル3と2次側伝送コイル6との相対的な位置のズレ量の許容範囲を示す直径を有しているため、この許容範囲マーク16に携帯電話機2の中心位置マーク20が映る状態で、該携帯電話機2を載置部11に載置することで、クレードル1の1次側伝送コイル3と携帯電話機2の2次側伝送コイル6との相対的なズレ量が上記許容範囲内となるように、該携帯電話機2を載置部11に載置可能とすることができる。これにより、良好な充電効率で非接触充電を行うことを可能とすることができる。
また、クレードル1の載置部11は、携帯電話機2等の被充電機器を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状となっている。このため、様々な形状の被充電機器を載置部11上に載置して非接触充電を可能とすることができる。すなわち、携帯電話機とデジタルカメラ装置等のように、異なる機種の機器を、この一つのクレードル11で非接触充電可能とすることができ、また、携帯電話機の新機種の発売により、この発売前後の携帯電話機の形状が変更された場合でも、この一つのクレードル11で非接触充電可能とすることができる。そして、ユーザ側は、携帯電話機を買い換える毎にクレードルを買い換える必要がなくなり、また、メーカ側は、新機種の携帯電話機を発売する毎に、専用のクレードルを設計して製作する必要がなくなる。従って、ユーザ側及びメーカ側の両方に、経済的な利益をもたらすことができる。
なお、上述の実施の形態の説明では、クレードル1の載置部11上に設ける鏡面部15は、1次側伝送コイル3以上の大きさであることとしたが、これは、図6(a)に示すように、鏡面部15を1次側伝送コイル3と略々同じ大きさ(径)として設けてもよい。この場合、鏡面部15の径と1次側伝送コイル3の径とが略々同じ径であるため、ユーザに対して1次側伝送コイル3の位置や大きさを間接的に示すことができ、上記許容範囲内に携帯電話機2を載置し易くすることができる他、上述と同じ効果を得ることができる。
また、鏡面部15は、1次側伝送コイル3の中心に相当する位置に鏡面状の許容範囲マーク16を有することとしたが、図6(b)に示すように1次側伝送コイル3の中心に相当する位置のみに鏡面状の許容範囲マーク16を設けるようにしてもよい(この場合、鏡面部15=鏡面状の許容範囲マーク16となる。)。この場合でも、許容範囲マーク16に携帯電話機2の中心位置マーク20を映しながら、該携帯電話機2をクレードル11の載置部11上に載置することができるため、上述と同じ効果を得ることができる。
[鏡面部として液晶表示部を設けた変形例]
上述の実施の形態の説明では、樹脂メッキ等が施された鏡面部15を設けることとしたが、図5或いは図6(a)に示した鏡面部15、或いは図6(b)に示した鏡面状の許容範囲マーク16として液晶表示部を設けてもよい。この場合、図1に示す制御基板4上に設けられている制御部は、非接触充電時となると、鏡面を形成するように上記液晶表示部を表示制御する。これにより、非接触充電時のみ、鏡面部15或いは鏡面状の許容範囲マーク16を載置部11上に形成することができ、上述と同じ効果を得ることができる。
[鏡面部の収納/露出機構を設けた変形例]
上述の樹脂メッキ等が施された鏡面部15、許容範囲マーク16或いは液晶表示部の前面に、図7(a)に示すように開閉扉30を設けてもよい。この開閉扉30は、ユーザの手動によるスライド操作で開閉可能となっている。非充電時には、ユーザは、開閉扉30を手動で閉操作する。これにより、図7(a)に示すように開閉扉30で鏡面部15等が被覆され、該鏡面部15等がクレードル1内に収納された状態となる。
これに対して、充電時には、ユーザは、開閉扉30を図7(a)に示す矢印の方向に手動で開操作する。これにより、それまで開閉扉30で被覆されていた鏡面部15等が、図7(b)に示すように露出し、非接触充電を可能とすることができ、上述と同じ効果を得ることができる。また、この開閉扉30を、電磁波を遮断する部材で形成することで、万が一、非充電時に1次側伝送コイル3から誤って電磁波が放出された場合でも、この電磁波を開閉扉30で遮断することができ、クレードル1の安全性の向上を図ることができる。
なお、開閉扉30は、手動で開閉操作することとしたが、例えばモータの回転力を開閉扉30に伝達し、開閉扉30をスライド溝に沿って自動でスライド移動させる構成としてもよい。この場合、図1に示す制御基板4上に設けられている制御部は、充電時となると上記モータを回転駆動して開閉扉30を開制御し、非充電時には、上記モータを回転駆動して開閉扉30を閉制御する。これにより、上述と同じ効果を得ることができる他、開閉扉30の開閉を自動化することができる。
また、この例では、開閉扉30をスライド操作して鏡面部15等を収納/露出させることとしたが、鏡面部15等自体を上記手動或いは上記自動でスライド移動させて収納/露出させるようにしてもよい。この場合でも、上述と同じ効果を得ることができる。
最後に、上述の実施の形態の説明では、クレードル1で携帯電話機2の非接触充電を行う例を説明したが、上述のようにクレードル1は、この携帯電話機2の他、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機、ノート型のパーソナルコンピュータ装置等の他の被充電機器に対しても非接触充電が可能である。そして、いずれの場合でも上述と同じ効果を得ることができる。
また、上述の実施の形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述の実施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる非接触充電システムのクレードル及び携帯電話機の横断面図である。 実施の形態となる非接触充電システムのクレードル上に携帯電話機が載置された状態を真上から見た図である。 クレードル側に設けられている1次側伝送コイルと、被充電機器側に設けられている2次伝送コイルとの相対的なズレ量と、伝送効率との関係を示す図である。 クレードル側に設けられている1次側伝送コイルと、被充電機器側に設けられている2次伝送コイルとの相対的なズレを示す図である。 実施の形態となる非接触充電システムのクレードル上に携帯電話機を載置する様子を示す図である。 実施の形態となる非接触充電システムのクレードル上に設けられている鏡面部の変形例を示す図である。 実施の形態となる非接触充電システムのクレードルの鏡面部に相当する位置に開閉扉を設けた変形例を示す図である。
符号の説明
1 クレードル、2 携帯電話機、3 クレードルの1次側伝送コイル、4 クレードルの制御基板、5 クレードルの筐体、6 携帯電話機の2次側伝送コイル、7 非接触充電がなされる二次電池(バッテリ)、8 携帯電話機の充電制御基板、9 携帯電話機の筐体、11 クレードルの載置部、15 クレードル上に設けられた鏡面部、16 1次側伝送コイルと2次側伝送コイルの相対的なズレ量の許容範囲を示す許容範囲マーク、20 携帯電話機側に設けられた2次側伝送コイルの中心を示す中心位置マーク、30 鏡面部の収納/露出を行う開閉扉

Claims (5)

  1. 被充電機器に対して非接触充電を行うための1次側伝送コイルを筐体内に備えた非接触充電手段と、
    上記被充電機器を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状を有する載置部と、
    上記1次側伝送コイルに対応する上記載置部上の位置に設けられ、上記被充電機器の2次側伝送コイルに対応する位置に設けられた所定のマークを映すための鏡面部と
    を有する非接触充電装置。
  2. 請求項1に記載の非接触充電装置であって、
    上記鏡面部は、上記載置部上における、所定の充電効率を得ることが可能な範囲に設けられていること
    を特徴とする非接触充電装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の非接触充電装置であって、
    非充電時には上記鏡面部を上記筐体内に収納し、充電時には上記鏡面部を上記載置部に露出させる収納/露出手段を有すること
    を特徴とする非接触充電装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の非接触充電装置であって、
    上記鏡面部は液晶表示部であり、
    充電時に鏡面を形成するように上記液晶表示部を表示制御する表示制御手段を有すること
    を特徴とする非接触充電装置。
  5. 筐体内に非接触充電を行うための2次側伝送コイルを備えると共に、上記筐体表面上における上記2次側伝送コイルに相当する位置に所定のマークを備えた被充電機器と、
    上記被充電機器に対して非接触充電を行うための1次側伝送コイルを筐体内に備えた非接触充電手段と、上記被充電機器を余裕を持って載置可能な面積の略平板形状の載置部と、上記1次側伝送コイルに相当する上記載置部上の位置に設けられた鏡面部とを備えた非接触充電装置と
    を有し、
    充電時において、上記非接触充電装置の載置部上に設けられた鏡面部に対して、上記被充電機器の筐体表面上に設けられた上記所定のマークを映しながら、上記非接触充電装置の載置部上に上記被充電機器を載置することで、上記非接触充電装置の1次側伝送コイルと、上記被充電機器の2次側伝送コイルとを、所定の充電効率を得ることが可能な範囲内に位置させて非接触充電を行うこと
    を特徴とする非接触充電システム。
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