JP4823127B2 - 地上情報読取装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ATS(Automatic Train Stop 自動列車停止装置)の車上無線装置において、レール上に配置された地上子内の情報を車上側で受信し、受信した情報を上位の列車制御装置に出力する地上情報読取装置に関するものである。
従来の地上情報読取装置は、列車に搭載された車上子内の第1のコイルに対して予め指定した周波数の信号を入力し、上記車上子内の第2のコイルでこの信号を観測する。レール上に配置された地上子内には予め設定した共振周波数の共振器が内蔵されており、この地上子の上を上記車上子が通過すると、第1のコイルと第2のコイルと地上子内の共振器が電磁結合し、第2のコイルで観測する信号レベルが変化する。この変化を予め設定した閾値で判定することにより、地上子の通過タイミングと地上子の共振周波数を取得できる。共振周波数には予め意味情報が割り付けてあり、この情報を基に列車を制御する。
多数の情報を割り付けるには多くの周波数が必要である。そのため、様々な共振周波数の地上子が用意されることになり、車上側はどの地上子かを判定するために、周波数をスキャンするか、多重並列的に観測するか、スペクトル拡散して一度に全ての地上子を網羅する周波数信号を送信して、どの地上子を通過したか判定できるようになっている。
従来の地上情報読取装置として、例えば特許文献1に示す車上装置は、複数の発振器と加算回路と車上子と振幅制限回路と信号処理回路とを含み、各発振器は周波数の異なる周波数信号を発生し、周波数信号の周波数のそれぞれが地上側に設けられた地上子の共振周波数と対応し、加算回路は周波数信号のそれぞれを加算して加算信号を出力し、加算回路に接続された車上子は地上子と電磁的に結合したとき加算信号に含まれる周波数信号の一つを地上子の共振周波数に同調させ、車上子に接続された振幅制限回路は車上子を介して得られた加算信号に抑圧を加えて同調した周波数信号を出力し、振幅制限回路に接続された信号処理回路は振幅制限回路から与えられた同調周波数信号を解読して判定信号を出力している。
また、従来の地上情報読取装置として、例えば特許文献2に示す点制御式信号選別装置は、車上子に周波数f0〜fnの周波数スイープ信号を送り、車上子が地上子と電磁結合して周波数f0〜fnの周波数スイープ信号のうち地上子の共振周波数で発振して大きくなった周波数から地上子の共振周波数を選別するようにして、車上子に送っている周波数スイープ信号に応じた情報量の情報を受信している。
さらに、従来の地上情報読取装置として、例えば特許文献3に示すATS装置は、列車の走行する軌道に沿って設けられた地上子で用いられている、周波数の異なる複数の信号に対応した複数の信号を発生させる信号発生手段と、発生した複数の信号を加算処理すると共に、その加算された信号を列車に設けられている車上子を構成する一方のコイルに供給する供給手段と、車上子を構成する他方のコイルから信号を入力すると共に、その入力した信号を周波数毎に分別して信号を抽出する抽出手段と、抽出された信号のうち、所定以上のレベルが検出されたときにその信号に対応した地上子上に列車が位置していると判定する判定手段とを備えている。
従来の地上情報読取装置は全て第2のコイルに発生する信号レベルの変化を観測することで地上子を判定しているため、外部から同一周波数の信号が混入した場合、誤判定を起こし、本来存在しない地上子を観測したり、地上子があってもこれに気づかないで通過してしまい、妨害波に対して耐性がなく妨害波の影響を受けやすい。また、これは、列車がすれ違うときにも発生し、隣の列車の信号を受信してしまい誤判定してしまい、他の装置の干渉に対して耐性がなく他の装置の干渉も受けやすい。さらに、地上子の共振周波数の製造上のばらつきにより、最悪の場合、検査する周波数では地上子が応答しないため地上子を検知できず、地上子の共振周波数のばらつきにより地上子を正常に検知できないことがある。
特開平8−58588号公報(段落0010) 特開2000−211510号公報(要約、解決手段) 特開2005−229789号公報(段落0009)
従来の地上情報読取装置は以上のように構成されているので、妨害波の影響や他の装置の干渉を受けやすく、地上子の共振周波数のばらつきにより地上子を正常に検知できないないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、妨害波の影響や他の装置の干渉を受けずに地上子500を正常に検知することができる地上情報読取装置を得ることを目的とする。
また、この発明は地上子の共振周波数のばらつきがあっても地上子を正常に検知することができる地上情報読取装置を得ることを目的とする。
この発明に係る地上情報読取装置は、列車を識別するための符号信号により、指示された周波数の発振信号を変調して送信信号として車上子の第1のコイルに送信する送信手段と、上記車上子の第1のコイル及び所定の共振周波数を有する地上子に結合する上記車上子の第2のコイルから上記送信信号を受信し、該受信信号を上記送信手段からの発振信号によりベースバンド信号に直交検波して、該ベースバンド信号と上記送信手段からの符号信号との相関値の振幅及び位相を演算する受信手段と、上記送信手段に発振信号の周波数を指示すると共に、上記受信手段により演算された相関値の振幅及び位相を予め設定した所定の相関値の閾値で比較することにより、通過した上記地上子を判定する監視手段とを備えたものである。
この発明により、妨害波の影響や他の装置の干渉を受けずに地上子を正常に検知することができるという効果が得られる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による地上情報読取装置の構成を示すブロック図である。列車に搭載されるこの地上情報読取装置は、送信手段100、車上子200、受信手段300及び監視手段400を備えている。また、送信手段100は、符号生成器101、発振器102、変調器103及び増幅器104を備え、車上子200は第1のコイル201及び第2のコイル202を備え、受信手段300は、復調器301、遅延回路302及び相関器303を備えている。また、レール上に配置された地上子500は共振器501を備えている。
図1において、送信手段100は、列車を識別するための所定の符号又はIDによる符号信号により、指示された周波数の発振信号を変調して送信信号として車上子200の第1のコイル201に送信し、受信手段300は、車上子200の第1のコイル201及び所定の共振周波数を有する地上子500に結合する車上子200の第2のコイル202から送信信号を受信し、受信した受信信号を送信手段100からの発振信号によりベースバンド信号に直交検波して、ベースバンド信号と送信手段100からの符号信号との相関値の振幅及び位相を演算し、監視手段400は、送信手段100に発振信号の周波数を指示すると共に、受信手段300により演算された相関値の振幅及び位相を予め設定した所定の相関値の閾値で比較することにより、通過した地上子500の存在と識別を判定する。
送信手段100から出力された送信信号は車上子200内の第1のコイル201に入力される。第1のコイル201と第2のコイル202は弱く結合しており、車上子200が地上子500の上を通過しないときには、第1のコイル201に入力された信号の一部が第2のコイル202から出力される。第2のコイル202から出力された受信信号は受信手段300に入力され、受信手段300に内蔵された相関器303によって送信手段100からの符号信号との相関演算が行われて、演算された相関値が監視手段400に入力され、監視手段400による判定結果が外部の列車制御装置に出力される。
車上子200が地上子500の上を通過するときには、地上子500に内蔵された共振器501と第1のコイル201と第2のコイル202は強く結合し、共振器501に共振する周波数のみ第1のコイル201に入力された信号が第2のコイル202から強く出力される。
送信手段100が監視手段400の指示に基づき発振信号の周波数を変えていけば、共振器501と周波数が一致したときに、強い受信信号が第2のコイル202から出力され、受信手段300が相関演算を行うことで高い相関値を得る。この相関値を監視装置400が予め設定した相関値の閾値により判定することで地上子500の通過タイミングと地上子500の共振周波数を得て、共振周波数に対応する番号を列車制御装置に出力することで列車の制御が可能となる。
送信手段100内の符号生成器101は予め設定した符号又はIDの情報を符号信号として出力する。この予め設定した符号又はIDの情報は列車固有の符号又はIDの情報とし、これにより列車を識別する。この符号はM系列やGOLD系列や直交系列等の符号と組合わせて構成する。符号生成器101が出力する符号信号は変調器103と受信手段300の遅延回路302に入力される。
送信手段100内の発振器102は監視手段400が設定する周波数を発生して発振信号として変調器103に出力する。変調器103は発振信号を搬送波として、符号信号でBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調して増幅器104に変調信号を出力する。増幅器104は変調信号を所定の電圧レベルまで増幅し送信信号として車上子200内の第1のコイル201へ送信する。
車上子200内の第1のコイル201と第2のコイル202は弱く結合しており、地上子500が車上子200の下にない状態では、第1のコイル201に入力された信号の一部が第2のコイル202から出力される。地上子500が車上子200の下に来た場合には、地上子500内の共振器501と第1のコイル201と第2のコイル202は強く結合し、共振器501に共振する周波数のみ第1のコイル201に入力された信号が第2のコイル202から強く出力される。車上子200内の第2のコイル201から出力される受信信号は受信手段300内の復調器301に入力される。
受信手段300内の復調器301は発振器102の発振信号を基準信号として、受信信号をベースバンド信号にIQ検波し、検波したIQ信号を相関器303へ出力する。IQ検波とは直交検波ともいい、基準信号の0°成分と90°成分で乗算し低域のベースバンド信号を得るものである。IQ信号は、基準信号の0°成分によって得られるベースバンド信号のI成分(In−Phase成分)と基準信号の90°成分によって得られるベースバンド信号のQ成分(Quadrature成分)をまとめて呼んだものであり、物理的にはI成分、Q成分の2本の信号から成る。
受信手段300内の遅延回路302は、符号生成器101により生成された符号信号が送信信号として車上子200を経由し受信信号として相関器303に到達するまでの伝搬遅延分の遅延を行う回路で、符号生成器101が生成した符号信号を予め設定した上記伝搬遅延分遅延させて相関器303へ遅延符号信号として出力する。
相関器303は遅延符号信号とIQ信号との相関演算を行う。相関演算は遅延符号信号の1周期分の相関を演算し、I成分に対応する相関値IとQ成分に対応する相関値Qを計算する。相関値Iと相関値Qの二乗和の平方根は受信信号の振幅に相当し、相関値Iと相関値Qの逆正接は位相に相当する。相関器303は演算したこの相関値の振幅と位相を監視手段400へ出力する。
監視手段400は予め設定した相関値の振幅と位相の閾値に基づき、相関器303が出力する相関値の振幅と位相を判定し、閾値を超えている場合は地上子情報を列車制御装置に出力する。監視手段400は発振器102を制御して発振信号の周波数を変えていき、閾値判定することで通過する地上子500の種類を識別できる。地上子情報に発振器102に設定した周波数に対応する後述のテーブル読出位置番号を含めることで、通過した地上子500の共振周波数を列車制御装置に伝えることが可能となる。
図2は受信手段300の受信信号の周波数スペクトルを示す図である。スペクトル601は周波数F1を発振器102に設定したときのスペクトルであり、図2では周波数F1からF6に対応するスペクトルが示されている。スペクトル602は地上子500が車上子200の下にない状態のスペクトルであり、スペクトル603は地上子500の周波数F4の共振器501が車上子200の第1のコイル201と第2のコイル202に結合したときのスペクトルである。このスペクトルの振幅レベルを相関値の閾値604で判定することで、地上子500の存在判定と識別が可能となる。
さて、ここのスペクトルは符号信号で変調されるため、符号信号の信号レートに対応した帯域幅となる。地上子500は製造上の誤差から共振器501の共振周波数は±2kHz程度のばらつきが存在する。このばらつきを補う程度の拡散レートに設定しておけば、地上子500のばらつきがあっても、地上子500の存在判定と識別が可能となる。このように、変調信号の帯域幅を地上子500の共振周波数のばらつきを補う範囲に設定することで、地上子500の共振周波数にばらつきがあっても、地上子500を正常に検知することができる。
図3は監視手段400が地上子500の存在を判定する際の相関値の振幅と位相の閾値との関連を説明する図である。図3において、横軸が相関値I、縦軸が相関値Qで示した2次元平面で、原点Oからの距離が相関値の振幅を示し、原点Oを中心とする回転方向が相関値の位相を示している。ここで、地上子500が車上子200の下にない状態の相関値Iと相関値Qをプロットした点が相関値点611である。車上子200が地上子500と結合すると、一般に相関値の位相は右回転し、相関値の振幅は上昇するため、結合時の相関値Iと相関値Qをプロットした点は相関値点612となる。例えば、相関値の閾値613のように2次元平面上の相関値の閾値は容易に設定でき、相関値の閾値613によって仕切られた斜線領域614に相関値点が入れば、地上子500が車上子200の下に存在すると判定できる。
図4は送信手段100における発振器102の発振信号の周波数を変化させた際の相関値の振幅と位相の閾値との関連を説明する図である。図4(a)は発振器102の発振信号の周波数を130kHzとした場合を示し、図4(b)は発振器102の発振信号の周波数を130kHz−1kHzとした場合を示し、図4(c)は発振器102の発振信号の周波数を130kHz+1kHzとした場合を示している。
図4(a)において、相関値の閾値613aによって仕切られた斜線領域614aに相関値点615a,616aが位置している。相関値点615aは共振周波数が130kHzよりも製作ばらつきの範囲内である−2kHz程度低い130kHz−2kHzの地上子500と車上子200が結合したときの相関値Iと相関値Qをプロットした点であり、相関値点616aは共振周波数が130kHzよりも製作ばらつき範囲内である+2kHz程度高い130kHz+2kHzの地上子500と車上子200が結合したときの相関値Iと相関値Qをプロットした点である。
図4(b)において、相関値の閾値613bによって仕切られた斜線領域614bに相関値点615b,616bが位置している。相関値点615bは共振周波数が130kHzよりも製作ばらつきの範囲内である−2kHz程度低い130kH−2kHzの地上子500と車上子200が結合したときの相関値Iと相関値Qをプロットした点であり、相関値点616bは共振周波数が130kHzよりも製作ばらつき範囲内である+2kHz程度高い130kHz+2kHzの地上子500と車上子200が結合したときの相関値Iと相関値Qをプロットした点である。
図4(c)において、相関値の閾値613cによって仕切られた斜線領域614cに相関値点615c,616cが位置している。相関値点615cは共振周波数が130kHzよりも製作ばらつきの範囲内である−2kHz程度低い130kH−2kHzの地上子500と車上子200が結合したときの相関値Iと相関値Qをプロットした点であり、相関値点616cは共振周波数が130kHzよりも製作ばらつき範囲内である+2kHz程度高い130kHz+2kHzの地上子500と車上子200が結合したときの相関値Iと相関値Qをプロットした点である。
共振周波数が130kHz−2kHz程度の地上子500と車上子200が結合した際には、図4(a)に示すように、発振器102の発振信号の周波数が130kHzのときに得られる相関値点615aは相関値の閾値613aの境界付近に位置するが、図4(b)に示すように、発振器102の発振信号の周波数が130kHz−1kHz程度のときに得られる相関値点615bは相関値の閾値613bの境界付近に位置しない。これは、地上子500の共振周波数と発振器102の発振信号の周波数の差が両者で1kHz程度異なるため、発振器102の発振信号の周波数を130kHz−1kHzとしたときの方が、受信信号が強いためである。
共振周波数が130kHz+2kHz程度の地上子500と車上子200が結合した際には、図4(a)に示すように、発振器102の発振信号の周波数が130kHzのときに得られる相関値点616aは相関値の閾値613aの境界付近に位置するが、図4(c)に示すように、発振器102の発振信号の周波数が130kHz+1kHz程度のときに得られる相関値点616cは相関値の閾値613cの境界付近に位置しない。これは、地上子500の共振周波数と発振器102の発振信号の周波数の差が両者で1kHz程度異なるため、発振器102が出力する発振信号の周波数を130kHz+1kHzとしたときの方が、受信信号が強いためである。
このように、送信手段100における発振器102の発振信号の周波数を、地上子500の共振周波数の近傍で±1kHz程度変化させた2信号によるそれぞれの相関値の振幅と位相を共に用いて、監視手段400で地上子500の存在を判定する場合は、送信手段100における発振器102の発振信号の周波数を地上子500の共振周波数の1信号による相関値の振幅と位相により監視手段400で地上子500の存在を判定する場合と比較すると、IQ座標上の斜線領域は図5(b)と図5(c)を合わせた広いものとなり、ダイナミックレンジを拡大することができ、地上子500の共振周波数にばらつきあっても、地上子500を正常に検知することができる。これは、監視手段400が発振器102の発振信号の周波数を地上子500の共振周波数のばらつきの範囲内でばらつかせて設定することで可能となる。
また、車上子200が地上子500の上を通過するとき、IQ座標上の斜線領域を広く有するため、地上子500の共振周波数にばらつきがあっても、地上情報を読み取ることができる通信可能エリアや応動距離(列車の進行方向の車上子200と地上子500の通信可能距離)が広くなるという効果がある。
図5は変調器103が発振器102の130kHz+1kHz程度と130kHz−1kHz程度の2信号の周波数の発振信号を符号生成器101からの符号信号で変調したときの周波数スペクトルを示す図である。図5において、130kHz−1kHz程度の周波数の発振信号を符号信号で変調したときのスペクトルは、線スペクトル621が集まった線スペクトル集合620となり、また、130kHz+1kHz程度の周波数の発振信号を符号信号で変調したときのスペクトルは、線スペクトル623が集まった線スペクトル集合622となる。
地上子500の共振周波数のばらつきを補うように符号信号レートを設定すると、2信号の周波数スペクトルの帯域は一部重畳する。このとき、両者の線スペクトルが重ならないように、発振器102の発振信号の周波数又は符号生成器101の符号信号を設定すれば2信号間の干渉がなくなる。図5では、2信号間の線スペクトル621,623が等間隔になっている例を示している。このように、二つ以上の送信信号の帯域幅が一部重なるとき、信号間の線スペクトルが重ならないように、発振器102の発振信号の周波数又は符号生成器101の符号信号を設定することで同時に送信することができる。
図6は監視手段400の処理を示すフローチャートである。
監視手段400は存在し得る全ての地上子500について存在判定を行う必要があり、監視手段400内には存在し得る全ての地上子500の共振周波数と相関値の閾値がテーブルとして予め登録されている。このテーブルは1番から順に振ったテーブル読出位置番号と、このテーブル読出位置番号に割り付けた共振周波数と相関値の閾値からなる。
図6のステップST701において、監視手段400はテーブル読出位置番号を1番に初期化する。ステップST702において、監視手段400はテーブルからテーブル読出位置番号の周波数(共振周波数)と相関値の閾値を読み出す。ステップST703において、監視手段400は読み出した周波数を発振器102へ設定する。
ステップST704において、監視手段400は相関器303からの相関値Iと相関値Qが更新されるのを待って、相関値Iと相関値Qを読み出す。ステップST705において、監視手段400は上記ステップST704で読み出した相関値I、相関値Qが上記ステップST702でテーブルから読み出した相関値の閾値を越えたか否かの判定を行い、閾値を越えていたらステップST706へ分岐し、越えていなければステップST707へ分岐する。
ステップST706において、監視手段400は上記ステップST702で読み出した周波数と相関値の閾値が割り付けられているテーブル読出位置番号を列車制御装置へ出力し、ステップST708へ移る。ステップST707において、監視手段400はテーブル読出位置番号がテーブルの最後かどうか判定し、最後ならステップST701へ移り、最後でなければステップST708へ移る。ステップST708において、監視手段400はテーブル読出位置番号を1増加してステップST702に移る。
上記ステップST701からステップST708の処理を繰り返すことにより、存在しえる全ての地上子500の共振周波数を閾値判定することができる。
ところで、監視手段400が発振器102を制御して発振信号の周波数を変えていくときには、地上子500が車上子200に結合している間に、全ての共振周波数について検査する必要がある。列車速度が早い場合には、一つの周波数当りの検査時間は短くなるため、短い周期の符号信号を使用する必要がある。これを回避するには、送信手段100と受信手段300を複数台用意し、それぞれに別々の周波数を割り当てて一度に全ての周波数を検査すれば良い。この場合、各テーブルはそれぞれ一つの周波数と閾値をセットしておけば良い。
次に妨害波や干渉波等の外部からの信号が入力されたときの動作を説明する。
地上子500の共振周波数に近い妨害波が混入した場合、妨害波は送信手段100内の符号生成器101により生成された符号信号の成分を含まないため、符号信号とは相関がなく、受信手段300内の相関器303の出力である相関値Iと相関値Qには影響を及ぼさない。
また、他の送信装置の信号が混入した場合、各符号信号は別々の符号やID、M系列やGOLD系列、直交系列を割り振るために、互いの相関はなく、受信手段300内の相関器303の出力である相関値Iと相関値Qには影響を及ぼさない。
以上のように、この実施の形態1によれば、送信手段100が、列車を識別するための所定の符号又はIDによる符号信号により、指示された周波数の発振信号を変調して送信信号として車上子200の第1のコイル201に送信し、受信手段300が、車上子200の第1のコイル201及び所定の共振周波数を有する地上子500に結合する車上子200の第2のコイル202から送信信号を受信し、受信した受信信号を送信手段100からの発振信号によりベースバンド信号に直交検波して、ベースバンド信号と送信手段100からの符号信号との相関値の振幅及び位相を演算し、監視手段400が、送信手段100に発振信号の周波数を指示すると共に、受信手段300により演算された相関値の振幅及び位相を予め設定した所定の相関値の閾値で比較することにより、通過した地上子500の存在と識別を判定することにより、妨害波の影響や他の装置の干渉を受けずに地上子500を正常に検知することができるという効果が得られる。
また、この実施の形態1によれば、送信手段100が、発振信号を符号信号で変調する際の帯域幅を、地上子500の共振周波数のばらつきを補う範囲に設定することにより、地上子500の共振周波数にばらつきがあっても、地上子500を正常に検知することができるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態1によれば、監視手段400が、発振信号の周波数として、地上子500の共振周波数近傍の複数の周波数を送信手段100に指示することにより、地上子500の共振周波数にばらつきがあっても、地上子500を正常に検知することができると共に、地上子500の共振周波数にばらつきがあっても、地上情報を読み取ることができる通信可能エリアや応動距離が広くなるという効果が得られる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による地上情報読取装置の受信手段の構成を示すブロック図である。この受信手段800は、復調器801、遅延手段802、相関手段803及び判定器804を備えており、遅延手段802は遅延回路802a,802b,802cを備え、相関手段803は相関器803a,803b,803cを備えている。
なお、送信手段100、車上子200、監視手段400及び地上子500の構成は、上記実施の形態1の図1に示す構成と同じである。
図7において、符号生成器101により生成された符号信号が変調器103により発振器102の発振信号で変調されて送信信号として送信され、車上子200を経由して受信手段800内の復調器801に受信信号として入力される。復調器801は、発振器102の発振信号を基準信号として、受信信号をベースバンド信号にIQ検波し、検波したIQ信号を相関手段803へ出力する。
受信手段800内の遅延手段802は、符号信号が送信信号として車上子200を経由し受信信号として相関手段803に到達するまでの複数の伝播遅延分の遅延を行う手段で、符号生成器101が生成した符号信号を予め設定した上記複数の伝搬遅延分遅延させて相関手段803へ遅延符号信号として出力する。到達する受信信号の伝播遅延は、車上子200と地上子500の結合の有無、地上子500の共振周波数のばらつき、車上子200と地上子500の結合の強弱により群遅延が異なるためばらつきが生じる。そこで、遅延手段802は、このばらつきを補うように、複数の遅延符号信号を相関手段803へ出力する。
図7では遅延手段802を3つの遅延回路802a,802b,802cで構成した例を示している。
遅延回路802aは、符号生成器101が生成した符号信号を、車上子200と地上子500が結合していないとき(車上子200の下に地上子500がないとき)の第1の伝播遅延分だけ遅延させて、第1の遅延符号信号として相関手段803の相関器803aへ出力する。また、遅延回路802bは、符号生成器101が生成した符号信号を、車上子200と地上子500の結合が弱いときの第2の伝播遅延分だけ遅延させて、第2の遅延符号信号として相関手段803の相関器803bへ出力する。さらに、遅延回路802cは、符号生成器101が生成した符号信号を、車上子200と地上子500の結合が強いときの第3の伝播遅延分だけ遅延させて、第3の遅延符号信号として相関手段803の相関器803cへ出力する。
相関手段803は、遅延符号信号の1周期分においてIQ信号と複数の遅延符号信号との相関演算それぞれを行い、遅延符号信号の数だけの相関値を計算して判定器804へ出力する。図7では3つの相関器803a,803b,803cから構成された例を示している。
相関器803aは、第1の遅延符号信号とIQ信号との相関演算を行い、演算した第1の相関値の振幅及び位相を判定器804へ出力する。また、相関器803bは、第2の遅延符号信号とIQ信号との相関演算を行い、演算した第2の相関値の振幅及び位相を判定器804へ出力する。さらに、相関器803cは、第3の遅延符号信号とIQ信号との相関演算を行い、演算した第3の相関値の振幅及び位相を判定器804へ出力する。
判定器804は、相関手段803から入力された複数の相関値、すなわち、第1の相関値の振幅及び位相、第2の相関値の振幅及び位相並びに第3の相関値の振幅及び位相を比較し、一番相関の大きな相関値の振幅及び位相を判定して監視手段400へ出力する。なお、ここで、判定器804は、例えば振幅又は振幅の二乗の一番大きな相関値を、一番相関の大きな相関値として判定する。
その他の処理は上記実施の形態1における各処理と同じである。
以上のように、この実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果が得られると共に、遅延手段802が、車上子200と地上子500の結合の有無や地上子500の共振周波数のばらつきによって、群遅延が異なることから生じる伝播遅延時間のばらつきを補った複数の遅延符号信号を出力し、相関手段803が複数の遅延符号信号とIQ信号との相関値を演算することにより、地上子500を正常に検知できるという効果が得られる。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3による地上情報読取装置の受信手段の構成を示すブロック図である。この受信手段900は、復調器901、記録手段902、読込手段903、FFT(Fast Fourier Transform)演算器904及びピーク検出器905を備えている。
なお、送信手段100、車上子200、監視手段400及び地上子500の構成は、上記実施の形態1の図1に示す構成と同じである。
図8において、符号生成器101により生成された符号信号が変調器103により発振器102の発振信号で変調されて、車上子200を経由して受信手段900内の復調器901に受信信号として入力される。復調器901は、発振器102の発振信号を基準信号として、受信信号をベースバンド信号にIQ検波し、検波したIQ信号を記録手段902へ出力する。
符号生成器101により生成された符号信号は参照符号信号として記録手段902へ出力される。
記録手段902は、メモリにより構成され、参照符号信号とIQ信号を同じタイミングで離散的に記録信号として記録する。ここで、記録手段902は参照符号信号1周期分以上の参照符号信号とIQ信号を記録できるとする。読込手段903は、参照符号信号1周期分の記録信号を読み込み、読込信号としてFFT演算器904へ出力する。
FFT演算器904は、読込信号をFFT演算し、参照符号信号とIQ信号との相互相関値を求めて、求めた相互相関値をピーク検出器905へ出力する。FFT演算器904が高速フーリエ変換(FFT)を使って相互相関値を求める方法は、以下の手順による。
離散信号として記録された読込信号の参照符号信号をx[n]、I信号をy[n]とし、参照符号信号x[n]の離散フーリエ変換(DFT)をX[k]、I信号y[n]のDFTをY[k]とし、1周期のサンプル数をNとしたとき、参照符号信号x[n]とI信号y[n]の相互相関値rxy[m]は次式で計算される。
xy[m]=(1/N)IDFT[X[k]*・Y[k]]
ここで、X[k]*はX[k]の複素共役を表す。X[k]*・Y[k]はクロススペクトルと呼ばれ、相互相関のフーリエ変換として得られる。
参照符号信号とQ信号との相互相関値も同様に求める。
ピーク検出器905は、FFT演算器904により求められた相互相関値の絶対値におけるピークを検出し、ピークにおける相互相関値をIQ信号と符号信号との相関値の振幅及び位相として監視手段400へ出力する。
その他の処理は上記実施の形態1における各処理と同じである。
図9はピーク検出器905が相互相関値の絶対値におけるピークを検出する際の相互相関値とピークの関係を説明する図である。図9において、横軸がサンプル点で、縦軸が相互相関値の絶対値で示した相互相関値点906である。ピーク検出器905は図中の破線に示すような相互相関値点906の近似曲線907を得る。近似曲線907には、相互相関値の絶対値が最大になるようなピークが存在し、ピーク検出器905はピークにおける相互相関値をIQ信号と符号信号との相関値として出力する。また、ピークが存在する横軸の値は、符号信号が車上子200を経由してFFT演算器904に到達するまでの伝播遅延分に相当する。到達する受信信号の伝播遅延は、車上子200と地上子500の結合の有無、地上子500の共振周波数のばらつき、車上子200と地上子500の結合の強弱により異なるため、ピークが存在する横軸の値にもばらつきが生じる。
以上のように、この実施の形態3によれば、上記実施の形態1と同様の効果が得られると共に、FFT演算器904がIQ信号と参照符号信号との相互相関値を求め、ピーク検出器905がIQ信号と参照符号信号との相互相関値のピークを検出して、IQ信号と符号信号との相関値の振幅と位相を求めることにより、車上子200と地上子500の結合の有無による伝播遅延時間のばらつきに関わらず、IQ信号符号信号との相関値を精度良く演算でき、地上子500を正常に検知できるという効果が得られる。
この発明の実施の形態1による地上情報読取装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による地上情報読取装置の受信手段の受信信号の周波数スペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態1による地上情報読取装置の監視手段が地上子の存在を判定する際の相関値の振幅と位相の閾値との関連を説明する図である。 この発明の実施の形態1による地上情報読取装置の送信手段における発振器の発振信号の周波数を変化させた際の相関値の振幅と位相の閾値との関連を説明する図である。 この発明の実施の形態1による地上情報読取装置の変調器が発振器の2信号の周波数の発振信号を符号生成器からの符号信号で変調したときの周波数スペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態1による地上情報読取装置の監視手段の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による地上情報読取装置の受信手段の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による地上情報読取装置の受信手段の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による地上情報読取装置のピーク検出器が相互相関値の絶対値におけるピークを検出する際の相互相関値とピークの関係を説明する図である。
符号の説明
100 送信手段、101 符号生成器、102 発振器、103 変調器、104 増幅器、200 車上子、201 第1のコイル、202 第2のコイル、300,800,900 受信手段、301,801,901 復調器、302,802a,802b,802c 遅延回路、303,803a,803b,803c 相関器、400 監視手段、500 地上子、501 共振器、601,602,603 スペクトル、604,613,613a,613b,613c 相関値の閾値、611,612,615a,615b,615c,616a,616b,616c 相関値点、614,614a,614b,614c 斜線領域、620,622 線スペクトル集合、621,623 線スペクトル、802 遅延手段、803 相関手段、804 判定器、902 記録手段、903 読込手段、904 FFT演算器、905 ピーク検出器、906 相互相関値点、907 近似曲線。

Claims (6)

  1. 列車を識別するための符号信号により、指示された周波数の発振信号を変調して送信信号として車上子の第1のコイルに送信する送信手段と、
    上記車上子の第1のコイル及び所定の共振周波数を有する地上子に結合する上記車上子の第2のコイルから上記送信信号を受信し、該受信信号を上記送信手段からの発振信号によりベースバンド信号に直交検波して、該ベースバンド信号と上記送信手段からの符号信号との相関値の振幅及び位相を演算する受信手段と、
    上記送信手段に発振信号の周波数を指示すると共に、上記受信手段により演算された相関値の振幅及び位相を予め設定した所定の相関値の閾値で比較することにより、通過した上記地上子を判定する監視手段とを備えた地上情報読取装置。
  2. 送信手段は、発振信号を符号信号で変調する際の帯域幅を、地上子の共振周波数のばらつきを補う範囲に設定することを特徴とする請求項1記載の地上情報読取装置。
  3. 監視手段は、発振信号の周波数として、地上子の共振周波数近傍の複数の周波数を送信手段に指示することを特徴とする請求項1記載の地上情報読取装置。
  4. 受信手段は、
    車上子の第2のコイルから送信信号を受信し、該受信信号を送信手段からの発振信号によりベースバンド信号に直交検波する復調器と、
    上記送信手段からの符号信号を予め設定した伝搬遅延分遅延させる遅延回路と、
    該遅延回路からの符号信号の1周期分において、上記復調器により直交検波されたベースバンド信号と上記遅延回路からの符号信号との相関値の振幅及び位相を演算する相関器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の地上情報読取装置。
  5. 受信手段は、
    車上子の第2のコイルから送信信号を受信し、該受信信号を送信手段からの発振信号によりベースバンド信号に直交検波する復調器と、
    上記送信手段からの符号信号を予め設定した各伝搬遅延分遅延させる複数の遅延回路と、
    該各遅延回路からの符号信号の1周期分において、上記復調器により直交検波されたベースバンド信号と上記各遅延回路からの符号信号との相関値の振幅及び位相をそれぞれ演算する複数の相関器と、
    該複数の相関器により演算された複数の相関値の振幅及び位相の中で相関の一番大きい相関値の振幅及び位相を判定する判定器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の地上情報読取装置。
  6. 受信手段は、
    車上子の第2のコイルから送信信号を受信し、該受信信号を送信手段からの発振信号によりベースバンド信号に直交検波する復調器と、
    上記送信手段からの符号信号を参照符号信号として離散的に記録信号として記録すると共に、上記復調器により直交検波されたベースバンド信号を上記参照符号信号と同じタイミングで記録信号として記録する記録手段と、
    該記録手段に記録されている上記参照符号信号1周期分の記録信号を読込信号として読み込む読込手段と、
    該読込手段により読み込まれた読込信号を高速フーリエ変換して、上記参照符号信号と上記ベースバンド信号の相互相関値を演算するFFT演算器と、
    該FFT演算器により演算された上記参照符号信号と上記ベースバンド信号の相互相関値の絶対値におけるピークを検出し、検出したピークにおける相互相関値を、上記ベースバンド信号と上記符号信号との相関値の振幅及び位相として出力するピーク検出器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の地上情報読取装置。
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