JP4822178B2 - ブレーキディスク研削機用の共振防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーキディスク研削機用の共振防止装置に関するものである。
車を安全に走行させるためにはブレーキシステム(制動装置)が不可欠であり、ブレーキ負担の大きいフロントブレーキにはディスクブレーキが採用されている。
ディスクブレーキ100は、ハブに取り付けられて車輪と一体になって回転するブレーキディスク(ディスクロータ)101と、このブレーキディスクの両面に配設された一対のブレーキパッド102,103と、対向して配設され、油圧を利用してブレーキパッドを押し出すピストン104,105と、ピストンを保持するキャリパ106より構成されている(図15参照)。
ドライバがブレーキペダルを操作すると、キャリパ内のピストンに対して力が加わり、この力によりブレーキパッドが両サイドからブレーキディスクを圧着して押さえ付けディスクの回転が止まる(特許文献1参照)。
特開2001−254768号公報
ブレーキディスクは鋳物(FC鋳物、CV鋳物等)により形成され、ブレーキディスクよりブレーキパッドの方が早くすり減るように配慮されているが、ブレーキの頻繁な使用によりブレーキパットが摩耗すると、ブレーキパットが摺動するブレーキディスクの表面も同心円状に摩耗する傾向がある(図16参照)。
また、ブレーキパッドを使いきってしまうと、ブレーキパッドを固定するベース板(金属製)107,108とブレーキディスクとが接触しブレーキが効かなくなり、異音を発してブレーキディスクを傷付ける事態が生じる(図15参照)。
さらに、ブレーキディスクとブレーキパッドとの間はわずかな隙間しかないため、ブレーキディスクに横振れが生じると(図17参照)、ブレーキをかけたときにピストンが押し戻されてペダルに振動(ジェンダと呼ばれる振動)が起きることがある。高速からの急制動などでブレーキディスクに熱ひずみができると、ジェンダが発生するが、ディスクのひずみは戻らないので、ディスクは修復するか交換する必要がある。
上記のディスクの摩耗・傷・ひずみ(以下、本明細書中では「摩耗等」という)はブレーキディスクをブレーキディスク研削機を用いて修復するか交換するかしなければ直らない(特許文献2参照)。
特開平9−57591号公報
自動車整備工場で研削機によりディスクの表面を削り不具合を修復する場合、特に、
(1) 直径が大きいディスク(ディスクの回転中心からパット摺動面までの距離(有 効ディスク半径)が大きく制動力が大きいディスク);や
(2) ディスクの回転中心部が外周部に比べ薄く形成されているディスク;
にあっては、研削時に、回転中のディスクにおける、特に、切削バイト付近及び切削バイトによる研削部からl80度ずれた近辺(図18のA1およびA2のエリア)が共振し、ディスクは、通例、鋳鉄により形成されているため、ディスクの回転中心からパッド摺動面の略全面に小さな波状の欠損部(切欠けによる凹凸)が生じ(図19参照)、ブレーキディスクとして復帰しても
イ)制動中(ブレーキをかけると)に異音(共振音)を発する;
ロ)ブレーキの効きが悪い;
ハ)ブレーキ時の異音(共振音)により周辺の機器にも悪影響を及ぼす;
等の問題点を有していた。
したがって、本発明の目的は、ブレーキディスクの研削時に当該ディスクの共振を吸収(防止)して摩耗等したブレーキディスクの修復を図る、ブレーキディスク研削機用の共振防止装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、摩耗等したブレーキディスクの研削面を欠損の生じない状態で修復するための、ブレーキディスク研削機用の共振防止装置を提供することにある。
本発明に係るブレーキディスク研削用の共振防止装置は、ブレーキディスク研削機に取り付けて使用するものであり、研削するブレーキディスクに衝接し共振を吸収する防振錘手段と、該防振錘手段をディスク側に付勢する付勢手段と、前記防振錘手段を支承するとともに前記付勢手段を収容案内する支承手段を備え、前記支承手段は、前記防振錘手段を支承するとともに前記付勢手段を収容案内する管状筒体と、この管状筒体を受け止める中空筒体と、ブレーキディスク研削機に取付ける取付部を構成する取付け台と、前記防振錘手段を付勢する前記付勢手段の付勢力の調整を図る調整ピンを備えている。また、研削するブレーキディスクに衝接し該ディスクの共振を抑える防振錘手段と、該防振錘手段をディスク側に付勢する付勢手段と、前記防振錘手段を支承する支承手段を備えてなるブレーキディスク研削機用の共振防止装置として構成し、前記防振錘手段は、先端の平坦部がディスクに衝接する錘を備え、該錘をディスクの片面側に配設し、前記錘を付勢する前記付勢手段の付勢力を調整可能に形成するようにしてもよい。
本発明によれば、摩耗等して修復の必要のあるブレーキディスクの研削時にディスクの共振を吸収(防止)してディスクの修復を行なう、ブレーキディスク研削機用の共振防止装置が得られる。
また、本発明によれば、摩耗等したブレーキディスクの研削面を欠損を生じない状態で修復が図れる、ブレーキディスク研削機用の共振防止装置が得られる。
共振防止装置は、研削するディスクに衝接しディスクの振れ(共振)を抑える防振錘手段と、この防振錘手段をディスク側に付勢する付勢手段と、前記防振錘手段を支承する支承手段を備えている。
ブレーキディスク研削機でブレーキディスクを研削する時に発生する共振を吸収(防止)するため、デスクの研削バイト付近を押さえるか、その線対称にある反対側を押さえることが効果的である。
支承手段は、防振錘手段を支承するとともに付勢手段を収容案内する管状筒体と、この管状筒体を受け止める中空筒体と、ブレーキディスク研削機に取付ける取付部を構成する取付け台と、防振錘手段を付勢する付勢手段の付勢力の調整を図る調整ピンより構成することができる。
防振錘手段は、先端の平坦部がディスクに衝接する錘と、この錘より立設し、管状筒体の先端部に挿通する挿通部より形成するとよい。
錘の挿通部の先端部に、付勢手段の一端を収容する凹所を形成し、さらに、挿通部の側壁の長手方向に、管状筒体の先端部に形成されたねじ孔に螺合するストッパの先端が係止する横溝を形成するとよい。
付勢手段を圧縮コイルばねにより形成し、この圧縮コイルばねの一端を、挿通部に形成された凹所に収容し、他端を、管状筒体の中央部を貫通して穿設された受止ピン刺通孔に刺通された受止ピンにより受止めて、管状筒体内の先端部より中央部に形成されるスペースに圧縮コイルばねを収容し、防振錘手段をディスク側に付勢するとよい。
管状筒体の中央部より基端部にかけて、調整ピンが挿通する複数個の貫通縦穴を開口し、支承手段を構成する中空筒体に挿入された管状筒体、中空筒体に穿設された調整ピン挿通孔と管状筒体の貫通縦穴に調整ピンを挿通することにより中空筒体に保持されるようにするとよい。
共振を効果的に吸収するため、錘は、研摩時に回転しているブレーキディスク(ディスクロータ)の回転を妨げない範囲で重量のある錘とすることが好ましい。
本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明に係るブレーキディスク研削機用の共振防止装置を取付けたブレーキディスク研削機の斜視図、
図2は、本発明に係るブレーキディスク研削機用の共振防止装置を取付けたブレーキディスク研削機の要部を示す斜視図、
図3は、本発明に係るブレーキディスク研削機用の共振防止装置の斜視図、
図4は、図3のX−X断面図、
図5は、本発明に係るブレーキディスク研削機用の共振防止装置の構成部品を示す分解斜視図である。
これらの図において、共振防止装置5は、研削するブレーキディスク101に衝接しブレーキディスクの振れ(共振)を抑える防振錘手段7と、この防振錘手段7をディスク側に付勢する付勢手段8と、前記防振錘手段7を支承する支承手段9を備えている。そして、この支承手段9は、前記防振錘手段7を支承するとともに前記付勢手段8を収容案内する管状筒体15と、この管状筒体15を受け止める中空筒体19と、ブレーキディスク研削機に取付ける取付部を構成する取付け台20と、前記防振錘手段7を付勢する前記付勢手段8の付勢力の調整を図る調整ピン21を備えている。この取付け台20により共振防止装置5はブレーキディスク研削機2に取り付けられる。
前記防振錘手段7は、先端の平坦部12aがディスク101に衝接する錘12と、この錘12より立設し、前記管状筒体15の先端部に挿通する挿通部13より形成されている。そして、この挿通部13の先端部には,前記付勢手段8の一端を収容する凹所13aが形成され、さらに、前記挿通部13の側壁の長手方向には、前記管状筒体15の先端部に形成されたねじ孔15aに螺合するストッパ16の先端が係止する横溝13bが形成されている。
前記付勢手段8は、圧縮コイルばねにより形成され、この圧縮コイルばねの一端は、前記のとおり、前記挿通部13に形成された凹所13aに収容され、また、他端は、前記管状筒体15の中央部を貫通して穿設された受止ピン刺通孔15b,15cに刺通された受止ピン17により受止められている。かくして、前記付勢手段8は、前記管状筒体内の先端部より中央部に形成されるスペースに収容され、前記防振錘手段7をディスク側に付勢する。
前記管状筒体15には、前述のとおり、先端部にはストッパ16が螺合するねじ孔15aが、また中央部には受止ピン刺通孔15b,15cが穿設され、さらに中央部より基端部にかけて前記調整ピン21が挿通する複数個の貫通縦穴15d,15e,15f,15g,15h,15i,15j,15k,15m,15n,15p,15q,15r,15s,15t,15uが開口している(図3,図4,図5参照)。前記支承手段9を構成する中空筒体19に挿入された前記管状筒体15は、前記中空筒体に穿設された調整ピン挿通孔19a,19bと前記管状筒体15の貫通縦穴、例えば、15h,15iに調整ピン21を挿通することにより前記中空筒体19に保持される(図3参照)。ディスク101をハブに取付けるためデスク101に形成された短径の取付部101aの厚さT(図9,図11,図13,図14参照)は車種によって厚薄があるが、上記にとおり、前記管状筒体15には上下一対に設けた貫通縦穴を開口してあり、前記管状筒体15に形成された上下一対のいずれかの貫通縦穴(例えば、15h,15i)を適宜選択し、前記防振手段7を構成する錘12の平坦部12aをディスク101に衝接させた状態で(図9参照)、ディスクの共振防止を図りながら、車種に対応したディスクの研削を行なうことが可能になる。
ブレーキディスク研削機2は、前記共振防止装置5、駆動手段30と、切削手段40と、ディスクセット手段60を具備している。
前記駆動手段30は、ディスクセットシャフト31を駆動する主軸モータ32と、モータ回転の軸方向を変えるとともにスピードを減速するギヤ34と、ブレーキディスクを回転した状態で送り移動させる(図9の状態から図11の状態への送り)送りモータ35と、手動操作により研削機2を元の位置に戻す(研削機2にセットされたブレーキディスクを移動させる;図11の状態から図9の状態への戻り)送りハンドル36と、送りモータ35による送りと送りハンドル36の送りを伝える、ナット38とこのナット38に螺合するねじ棒39により構成された送り機構37を具備している(図6参照)
前記研削手段40は、ディスクを研削する切削バイト41,42と、このバイトによる切れの深さ(切削量)を調整するバイト送り用ハンドル43,44と、シャフト45a(図1,図8参照)にスライド可能に支持されたバイトブロック45と、デスク101に形成された取付部101a(図13,図14参照)の厚さTに応じて切削バイト41,42の位置を図6におけるY−Y方向にスライド移動させるとともに、回転させて(図1の状態から図7の状態への回動)、バイトブロック45の固定を図るバイトブロック固定用ハンドル46と、切削バイト41,42を保持し、前記バイト送り用ハンドル43,44を回動操作することにより、短軸47a,48a(図1参照)を中心に傾動し切削バイト41,42の切り込み角度を決定するバイトホルダ47,48を具備している
前記ディスクセット手段60は、前記切削バイト41,42と研摩するブレーキディスク101とが形成する位置関係を直角に形成するためのものでり、断面形状がテーパ形状のアタッチメント61と、前記ディスクセットシャフト31に螺合しブレーキディスク101を固定しセットするナット62を具備している(図12参照)。符号63はナット62を締めつける締めつけ棒である(図12参照)
(ブレーキディスクのセット)
前記送りハンドル36を反時計方向に回し、ディスクセットシャフト31を、切削バイト41,42に対しブレーキディスク101をセットできる位置まで移動させる。ディスクセットシャフト31に、タイヤホイルを取り付ける側のブレーキディスク面が内側(モータ側)になるようにセットし、ブレーキディスク101の中心の穴径の大きさに応じて選択したテーパアタッチメント61を用いて押さえ付け、さらに、前記セットナット62を前記ディスクセットシャフト31の雄ねじ部31aに螺合させ固定する。このとき、ブレーキディスク101の背面101bがディスクセットシャフト31のホイル面31bに確実に密着するようにセットする(図12、図13参照)。
(切削バイトのセット)
左右の切削バイト41,42を各3本のセットスクリュー49a,49b,49c、50a,50b,50cを締め込みバイトホルダ47,48に固定する。バイトブロック固定用ハンドル46を反時計方向に回して緩めて一旦バイトブロック45を可動状態にし(図7参照)、バイトブロック45をブレーキディスク101の左右の研削面(図6のY−Y方向)の中間位置に来るようにスライド移動させる。その後、バイトブロック固定用ハンドル46を時計方向に回して締め込み(図1参照)、バイトブロック45を固定する。左右のバイト送りハンドル43,44を反時計方向に回し、切削バイトの先端部分がブレーキディスク研摩面に当たらない位置まで移動させて切削バイト間を広げる。
(研削の準備)
切削バイトによる研削は、ブレーキディスク101の内側(中心側)から外側にかけて行なうが、上記の切削バイトの位置では切削バイト間が多少広がっているため、送りハンドル36を時計方向に回し、切削バイト41,42がブレーキディスク101に接触しないように注意しながらブレーキディスク101を切削バイト側(図6のZ1方向)に移動させ、切削バイト先端がディスクの切削開始部分に来るまで移動させる(図9参照)。
(送り速度の設定)
切削バイトの送り速度が速いと作業時間は短くなるが切削跡は粗くなる。また、切り込み深さが深い(多い)と、高速送りする場合には切削品質が悪くなる。この点を勘案し、送り速度調整用摘み71を回して送り速度の設定を行なう。
(切削の開始、共振防止装置のセット及び切削の終了)
主電源スイッチ72をONにし主軸モータ32を回転させ、ブレーキディスク101に徐々に切削バイト41,42を近付け、切削バイト41,42をディスク101に接触させ切削可能な状態に置く。
この状態で、前記共振防止装置5の調整ピン21の位置を適宜選択して錘12をディスクブレーキ101側に付勢させた状態でディスクブレーキ101に衝接させる。この場合、ディスクブレーキ101に衝接させる錘12の位置は、研削バイトの配設位置と線対称にある反対側を押さえる位置とする。
自動送り用押釦スイッチ73を押圧操作し送りハンドル36が回転していることを確認する。数秒後にはディスクブレーキ101が移動し切削を開始し、送りモータ35が作動し切削機2本体が移動を開始して切削を行なう。その後、自動送りにより切削バイト41,42が移動し、ブレーキディスク101から離れると切削は終了する(自動送り停止用押釦スイッチ74を押圧することにより自動送りを途中で停止させることができることは勿論である。)。
研削終了後、主電源スイッチ72を押圧してOFFにし主軸モータの回転32を止める。
本発明に係るブレーキディスク研削機用の共振防止装置を取付けたブレーキディスク研削機の斜視図である。 本発明に係るブレーキディスク研削機用の共振防止装置を取付けたブレーキディスク研削機の要部を示す斜視図である。 本発明に係るブレーキディスク研削機用の共振防止装置の斜視図である。 図3のX−X断面図である。 本発明に係るブレーキディスク研削機用の共振防止装置の構成部品を示す分解斜視図である。 ブレーキディスク研削機の平面略図である。 ブレーキディスク研削機の正面略図である。 ブレーキディスク研削機の側面略図である。 ブレーキディスク研削機の平面略図であり、ブレーキディスク研削機に研削するブレーキディスクをセットした研削開始前の状態を示す平面略図である。 ブレーキディスク研削機によりブレーキディスクの研削を行なっている途中を示す平面略図である。 ブレーキディスク研削機の平面略図であり、ブレーキディスク研削機によるブレーキディスク研削終了後の状態を示す平面略図である。 ブレーキディスク研削機に研削するブレーキディスクをセットするときに用いるディスクセット手段の構成部品を示す分解斜視図である。 ブレーキディスク研削機による研削終了後のブレーキディスクを示す斜視図である。 ブレーキディスク研削機による研削終了後のブレーキディスクを示す側面図である キャリパの内部構成の要部を示す略図である。 表面が摩耗したブレーキディスクを示す斜視図である。 ブレーキディスクに横振れが生じた状態を示す略図である。 ブレーキディスク研削時に共振現象が生じ易い箇所を示す略図である。 研削時に共振現象が発生し表面に欠損が生じたブレーキディスクを示す斜視図である。
符号の説明
2 研削機
5 共振防止装置
7 防振錘手段
8 付勢手段
9 支承手段
11 防振錘手段
12 錘
13 挿通部
13a 凹所
13b 横溝
15 管状筒体
15a ねじ孔
15b 受止ピン刺通孔
15c 受止ピン刺通孔
15d 貫通縦穴
15e 貫通縦穴
15f 貫通縦穴
15g 貫通縦穴
15h 貫通縦穴
15i 貫通縦穴
15j 貫通縦穴
15k 貫通縦穴
15m 貫通縦穴
15n 貫通縦穴
15p 貫通縦穴
15q 貫通縦穴
15r 貫通縦穴
15s 貫通縦穴
15t 貫通縦穴
15u 貫通縦穴
16 ストッパ
17 受止ピン
19 中空筒体
19a 調整ピン挿通孔
19b 調整ピン挿通孔
20 取付け台
21 調整ピン
30 駆動手段
31 ディスクセットシャフト
40 切削手段
60 ディスクセット手段
100 ディスクブレーキ
101 ブレーキディスク

Claims (7)

  1. 研削するブレーキディスクに衝接し該ディスクの共振を抑える防振錘手段と、
    該防振錘手段をディスク側に付勢する付勢手段と、
    前記防振錘手段を支承する支承手段を備え、
    該支承手段が、
    前記防振錘手段を支承するとともに前記付勢手段を収容案内する管状筒体と、
    この管状筒体を受け止める中空筒体と、
    ブレーキディスク研削機に取付ける取付部を構成する取付け台と、
    前記防振錘手段を付勢する前記付勢手段の付勢力の調整を図る調整ピンを備えていることを特徴とするブレーキディスク研削機用の共振防止装置。
  2. 研削するブレーキディスクに衝接し該ディスクの共振を抑える防振錘手段と、
    該防振錘手段をディスク側に付勢する付勢手段と、
    前記防振錘手段を支承するとともに前記付勢手段を収容案内する支承手段を備え、
    該支承手段が、
    前記防振錘手段を支承するとともに前記付勢手段を収容案内する管状筒体と、
    この管状筒体を受け止める中空筒体と、
    ブレーキディスク研削機に取付ける取付部を構成する取付け台と、
    前記防振錘手段を付勢する前記付勢手段の付勢力の調整を図る調整ピンを備えていることを特徴とするブレーキディスク研削機用の共振防止装置。
  3. 前記防振手段が、
    先端の平坦部がディスクに衝接する錘と、
    この錘より立設し、前記管状筒体の先端部に挿通する挿通部より形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキディスク研削機用の共振防止装置。
  4. 前記錘の挿通部の先端部には、前記付勢手段の一端を収容する凹所が形成され、さらに、前記挿通部の側壁の長手方向には、前記管状筒体の先端部に形成されたねじ孔に螺合するストッパの先端が係止する横溝が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のブレーキディスク研削機用の共振防止装置。
  5. 前記付勢手段が圧縮コイルばねにより形成され、この圧縮コイルばねの一端は、前記挿通部に形成された凹所に収容され、他端は、前記管状筒体の中央部を貫通して穿設された受止ピン刺通孔に刺通された受止ピンにより受止められ、前記管状筒体内の先端部より中央部に形成されるスペースに前記圧縮コイルばねが収容され、前記防振錘手段をディスク側に付勢することを特徴とする請求項3又は4に記載のブレーキディスク研削機用の共振防止装置。
  6. 前記管状筒体には、先端部にはストッパが螺合するねじ孔が、中央部には受止ピン刺通孔が穿設され、中央部より基端部にかけて前記調整ピンが挿通する複数個の貫通縦穴が開口し、前記支承手段を構成する中空筒体に挿入された前記管状筒体は、前記中空筒体に穿設された調整ピン挿通孔と前記管状筒体の貫通縦穴に調整ピンを挿通することにより前記中空筒体に保持されることを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項に記載のブレーキディスク研削機用の共振防止装置。
  7. 研削するブレーキディスクに衝接し該ディスクの共振を抑える防振錘手段と、
    該防振錘手段をディスク側に付勢する付勢手段と、
    前記防振錘手段を支承する支承手段を備えてなるブレーキディスク研削機用の共振防止装置であって、
    前記防振錘手段は、先端の平坦部がディスクに衝接する錘を有し、該錘をディスクの片面側に配設し、前記錘を付勢する前記付勢手段の付勢力を調整可能に形成したことを特徴とするブレーキディスク研削機用の共振防止装置。
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