JP4821583B2 - スクロール型膨張機 - Google Patents

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本発明は、高圧流体の膨張により動力を発生させ、エネルギ回収を行うスクロール型膨張機に係わり、より詳細には、エネルギ回収効率低下の原因となる、高圧流体の過膨張現象を防止する一方、エネルギ回収効率を向上させる構成に関する。
従来のスクロール型膨張機50は、例えば図8(A)で示すように、流入ポート57と流出ポート58とを備えた円筒状のシリンダ51内に、渦巻状のラップを備えた固定スクロール52と、同固定スクロールのラップに噛み合うラップを備え、公転運動を行う旋回スクロール53とを設けている。同旋回スクロール53はクランク軸55を介して動力回収シャフト54に連結されており、旋回スクロール53が公転運動を行うと、前記動力回収シャフト54が回転運動を行うようになっている。
前記流入ポート57から前記シリンダ51内に導入された高圧の流体は、高圧室56を介して、前記固定スクロール52のラップと、前記旋回スクロール53のラップとの噛み合いにより形成される膨張室に流入し、同膨張室で膨張することにより前記旋回スクロール53を公転運動させるようになっている。膨張して低圧となった流体は前記流出ポート58から流出するようになっている。
スクロール型膨張機を空調機の冷凍サイクルに用いている場合には、冷房運転と暖房運転の切り換えや外気温度の変化などの運転条件の変動により、冷凍サイクルの膨張比がスクロール型膨張機の設計膨張比と異なる場合が生じる。運転条件の変化により冷凍サイクルの実際の膨張比が、膨張機の設計膨張比より小さくなると、前記膨張室の圧力が冷凍サイクルの低圧側圧力より低くなる状態が生じ、所謂、膨張機の膨張室で過膨張現象が発生し、動力回収効率が低下してしまうことになる。図9(A)は、正常な状態で流体が膨張する過程を表したグラフであるが、過膨張現象が発生すると、図9(B)で示す状態となり、同図の面積で表した領域が、エネルギ回収損失分となってしまう。
上記した過膨張現象を抑制するため、前記固定スクロール52には、インジェクションポート59が設けられている。同インジェクションポート59は、図8(B)で示すように、ボール弁62を収納し、上部に流入口61を穿設した弁体収納部60と、膨張室に連通するインジェクション孔64を穿設したボール弁支持部63とからなり、同ボール弁支持部16の外周面には、前記ボール弁17を上方に向け付勢するスプリング65が巻回されている。
膨張室で過膨張現象が発生した際や、前記高圧室56の圧力が低下した際は、同高圧室56と膨張室の圧力差により、図8(B)で示すように、前記ボール弁62が浮き上がり、高圧室56から前記インジェクション孔64を介して高圧流体がインジェクションされることにより、過膨張現象を抑制するようになっている。
しかしながら、前記インジェクションポート59のインジェクション孔64の空間は、通常時、エネルギ回収に寄与しないデッドスペースとなり、デッドスペースをなくす対策が求められていた。
特開2003−269103号(5頁、図1)
本発明は、上記問題点に鑑み、インジェクションポートでのデッドスペースをなくすことにより、エネルギ回収効率を向上させたスクロール型膨張機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、流入ポートと流出ポートとを備えた本体内に、固定スクロールと、動力回収シャフトに連結された旋回スクロールとを備え、前記固定スクロールのラップと、前記旋回スクロールのラップとで膨張室を形成してなるスクロール型膨張機において、前記固定スクロールに、バルブ機構を備え、前記膨張室の圧力に応じてバルブを開放し、潤滑油を前記膨張室にインジェクションするインジェクションポートを設けてなる構成となっている。
また、前記インジェクションポートが、油溜り部と、スプリングにより押圧されるボール弁を収納した弁体収納部と、前記油溜り部と前記弁体収納部とを連通させる小孔と、インジェクション孔とで構成されている。
また、前記固定スクロールの上面に、凹部からなる油貯留部を設けた構成となっている。
また、前記固定スクロールと前記流入ポートとの間に、同流入ポートから流入した流体に含有される潤滑油を分離する油分離機構を配置してなる構成となっている。
本発明によると、固定スクロールと旋回スクロールとを備えたスクロール型膨張機において、固定スクロールに、潤滑油溜まり部と、スプリングにより押圧されるボール弁を収納した弁体収納部と、前記潤滑油溜まり部と前記弁体収納部とを連通させる小孔と、インジェクション孔とからなるインジェクションポートを設け、通常時、インジェクション孔に潤滑油を充填できる構造とすることにより、膨張室での、所謂デッドスペースをなくして、エネルギ回収効率を向上させたスクロール型膨張機とすることができるようになっている。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明によるスクロール型膨張機を用いた冷媒回路の一例であり、図2は第一実施例におけるスクロール型膨張機の断面図である。図3(A)は同スクロール型膨張機に設けられたインジェクションポートの断面図であり、図3(B)はその動作を示す断面図である。また、図3(C)はインジェクションポートの他の実施例である。また、図4〜図7は第二実施例から第五実施例を夫々示す断面図である。
本発明によるスクロール型膨張機4を備えた冷媒回路1は、図1で示すように、圧縮機2と、放熱器3と、スクロール型膨張機4と、吸熱器5とを順次接続して構成されており、同冷媒回路1には、例えば、自然冷媒としての二酸化炭素冷媒が循環するようになっている。前記圧縮機2はスクロール圧縮機、あるいはロータリー圧縮機で構成され、前記放熱器3と、前記吸熱器5とは、平行して並べられた多数のフィンと、同フィンに直交するように配設された蛇行状のチューブとからなる、所謂クロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器で構成されている。
前記圧縮機2で圧縮され、高温高圧となった二酸化炭素冷媒は、前記放熱器3に流入し、同放熱器3で熱を放出する。熱を放出した冷媒は、前記スクロール型膨張機4に流入し、膨張して低温低圧となる。低温低圧となった冷媒は前記吸熱器5で熱を吸収した後、前記圧縮機2に還流するようになっている。また、前記スクロール型膨張機4内で膨張した冷媒は、膨張するエネルギにより同スクロール型膨張機4に設けられた動力回収シャフト8を回転駆動させるようになっている。
前記スクロール型膨張機4は、図2で示すように、下面が開放された上部カバー4aと、上面が開放された下部カバー4bとで本体を構成している。これら上部カバー4aと下部カバー4bとの間には、略円盤状に形成された固定スクロール6が周縁部を挟持されるように固定されており、同固定スクロール6には、下方に垂下する渦巻状のラップ6aが形成されるとともに、中央部には高圧流体導入孔6bが穿設されている。
前記固定スクロール6には、これに相対向するように略円盤状に形成され、下面に軸7bを突設した旋回スクロール7が配置されている。同旋回スクロール7の上面には前記固定スクロール6のラップ6aに噛み合うように、渦巻状に形成されたラップ7aが上方に向け立設されており、前記ラップ6aと前記ラップ7aとで膨張室11bが形成されるようになっている。
前記下部カバー4bには、上部にクランク軸8aを形成した動力回収シャフト8が回動自在に軸支されており、前記クランク軸8aは摺動自在に前記旋回スクロール7の軸7bに連結されるようになっている。また、図示はしていないが、前記旋回スクロール7には、これの自転を防止するオルダムリンク機構が設けられており、旋回スクロール7は前記ラップ6aと前記ラップ7aとを噛み合わせながら自転を防止しつつ公転運動するようになっている。また、同旋回スクロール7が公転運動を行うと、前記クランク軸8aを介して前記動力回収シャフト8が回転運動を行うようになっている。
前記上部カバー4aの中央部には、高圧の流体を本体内に導入する流入ポート9が設けられ、前記上部カバー4aの内壁面と、前記固定スクロール6の上面との間には前記流入ポート9から導入された高圧流体が充填される高圧室11aが形成されている。また、本体側面には、膨張して低圧状態となった流体が導出される流出ポート10が設けられている。
前記固定スクロール6の前記高圧流体導入孔6bの近傍には、前記高圧室11aと前記膨張室11bとに連通するように穿設されたインジェクションポート12が設けられている。同インジェクションポート12は、図3(A)の断面図で示すように、潤滑油22を貯留した円筒状の潤滑油溜まり部13と、ボール弁17を収納した弁体収納部15と、前記潤滑油溜まり部13と前記弁体収納部15とを連通させる小孔14とで構成されている。
前記弁体収納部15には、上記した球状のボール弁17が上下移動自在に収納されるとともに、上下に貫通するインジェクション孔16aを穿設した円筒状のボール弁支持部16が下方から突設され、また、同ボール弁支持部16の外周面と前記弁体収納部15との間には、前記ボール弁17を上方に向け押圧するスプリング18が収納されている。尚、前記インジェクション孔16aは、吐出口近傍が、吐出口に向かい断面積が縮小する円錐形状部16bに形成されており、膨張室11bから圧力が掛かると、同インジェクション孔16a内には潤滑油が滞留するようになっている。これにより、前記インジェクション孔16aが膨張室11bでの、所謂デッドスペースとなることを防止するようにしている。
次に、前記インジェクションポート12の動作について説明する。前記ボール弁17の上側部分面積をSとし、また、同ボール弁17の前記インジェクション孔16aに面した部位の面積をsとする。また、前記高圧室11aの高圧側圧力をP1とし、前記膨張室の低圧側圧力をP2とすると、前記ボール弁17には、潤滑油溜まり部13に貯留された潤滑油22を介して高圧側圧力P1×面積Sによる上方からの押圧力F1が作用するようになっている。また、前記ボール弁17には前記インジェクション孔16aを介して低圧側圧力P2×面積sによる下方からの押圧力と、前記スプリング18による力との合計であるF2が作用するようになっている。
上記したように、前記高圧室11aの圧力P1が所定の圧力P1aの場合、潤滑油22を介して前記ボール弁17に上方からの押圧力F1が作用し、また、前記膨張室11aの圧力と前記スプリング18とによる押圧力F2が下方から前記ボール弁17に作用するようになっている。F1>F2であれば、ボール弁17は前記ボール弁支持部16の開口端に押圧されるようになっており、これにより前記インジェクション孔16aは閉鎖されるようになっている。
前記高圧室11aの圧力P1が、何らかの理由により、P2よりは高いが,所定の圧力P1aより低いP1bまで低下したとすると、図3(B)で示すように、前記ボール弁17に作用する下方からの押圧力F2が上方からの押圧力F1より大きくなり、同ボール弁17は前記ボール弁支持部16の開口端から離間する。これにより、前記潤滑油溜まり13の潤滑油22が前記小孔14を介して前記弁体収納部15に流入するとともに、前記インジェクション孔16aから前記膨張室11aにインジェクションされるようになっている。また、図3(C)で示すように、インジェクションポート19の潤滑油溜まり19aを上方に拡開する円錐状に形成し、潤滑油22が圧力を受ける面積を広めて、前記ボール弁17に作用する押圧力を増加させることにより、インジェクション能力を高めることもできる。
次に、スクロール型膨張機4の動作について説明する。前記流入ポート9から前記高圧室11aに流入した高圧の冷媒は、前記高圧流体導入孔6bを介して、前記固定スクロール6のラップ6aと前記旋回スクロール7のラップ7aとの噛み合いにより形成される前記膨張室11bに流入するようになっている。同膨張室11bに流入した高圧の冷媒は、膨張することにより前記旋回スクロール7を公転運動させるようになっている。同旋回スクロール7が公転運動を行うと、前記クランク軸8aを介して前記動力回収シャフト8が回転運動を行うようになっている。膨張して低圧状態となった冷媒は本体側面の前記流出ポート10から流出するようになっている。
尚、上記したスクロール型膨張機4では、前記動力回収シャフト8が回転駆動されると、これに接続された発電機等が発電作用を行い、これにより、冷媒の膨張エネルギが無駄に廃棄されることなく有効に利用することができるようになっている。
前記流入ポート9から導入される冷媒圧力が、前記高圧室11aの所定圧力P1aより低い場合、前記膨張室11bでの導入圧力と導出圧力との比率、所謂容積比が低下することとなる。また、導入圧力が所定圧力より低下すると、導出圧力も所定値以下に低下することとなり、所謂、過膨張損失が発生することとなる。
前記高圧室11aの圧力が、何らかの理由により、所定値P1aより低いP1bまで低下した際、上記したように、前記インジェクションポート12において、前記ボール弁17に作用する下方からの押圧力F2が上方からの押圧力F1より大きくなり、同ボール弁17は前記ボール弁支持部16の開口端から離間する。続いて、前記潤滑油溜まり13の潤滑油22が前記小孔14と、前記弁体収納部15とを介して前記インジェクション孔16aから前記膨張室11aにインジェクションされるようになっている。
前記インジェクション孔16aから潤滑油が前記膨張室11bにインジェクションされることにより、同膨張室11bの容積がインジェクションされた潤滑油量に応じて減少し、冷媒の圧力が再び上昇して前記膨張室11bでの過膨張現象を抑制することにより、エネルギ回収効率を、維持または向上させることが可能となっている。また、通常時は、前記インジェクション孔16aに潤滑油が滞留する構成により、デッドスペースをなくしてエネルギ回収効率を向上させたスクロール型膨張機とすることができるようになっている。
次に、第二実施例について説明する。第二実施例でのスクロール型膨張機20は、図4で示すように、下面が開放された上部カバー20aと、上面が開放された下部カバー20bとで本体を構成しており、同本体内に、インジェクションポート12を備えた固定スクロール21と、旋回スクロール7とを設けている。前記固定スクロール21の上面21aは円錐状の凹部に形成され、前記インジェクションポート12に潤滑油22を供給する油貯留部として機能するようになっている。これにより、過膨張現象が発生した際、充分な量の潤滑油を供給することが可能となっている。
次に、第三実施例について説明する。第三実施例でのスクロール型膨張機23は、図5で示すように、下面が開放された上部カバー23aと、上面が開放された下部カバー23bとで本体を構成しており、同本体内に、インジェクションポート12を備えた固定スクロール24と、旋回スクロール7とを設けている。前記固定スクロール24の上方の高圧室には、油分離機構25が設けられており、同油分離機構25は、流入ポート9から流入してくる冷媒に混合される潤滑油22を分離するようになっている。分離された潤滑油22は、前記固定スクロール24の上面に貯留され、前記インジェクションポート12に供給されるようになっている。これにより潤滑油不足を招くことなく、安定して前記インジェクションポート12を動作させることができるようになっている。
次に、第四実施例について説明する。第四実施例でのスクロール型膨張機26は、図6で示すように、固定スクロール27に高圧流体導入孔27aを設けるとともに、ボール弁30とスプリング31とを備えたインジェクションポート29を設け、同インジェクションポート19のインジェクション孔32を前記高圧流体導入孔27aに連通させている。インジェクション孔32の長さを極力短くして、前記高圧流体導入孔27aに直結させることにより、過膨張現象が発生した際には、より迅速な反応が可能となっている。
次に、第五実施例について説明する。第五実施例でのスクロール型膨張機33は、図7で示すように、上下反転した形態で形成されており、旋回スクロール35に連結された動力回収シャフト36は上部カバー33aに軸支されており、下部カバー33bには側壁に流入ポート37が設けられ、底部は潤滑油22を貯留した油溜り室となっている。前記旋回スクロール35に相対向して設けられた固定スクロール34には、ボス39が、先端部が潤滑油22に浸るように垂下されており、同ボス39の先端部にはインジェクション機構40が備えられるとともに、中心部にはインジェクション孔39aが穿設されている。
過膨張現象が発生した際には、油溜り室の潤滑油が、前記インジェクション機構40により前記インジェクション孔39aに吸引され、膨張室に供給されるようになっている。同構成により、前記インジェクション孔39a内に安定的に潤滑油を保持するとともに、油溜り室から吸引することにより、所謂潤滑油切れを防ぐことができるようになっている。
本発明によるスクロール型膨張機を用いた冷媒回路の一例である。 第一実施例におけるスクロール型膨張機の断面図である。 (A)はインジェクションポートの断面図である。
(B)はその動作を示す断面図である。
(C)はインジェクションポートの他の実施例である。
第二実施例でのスクロール型膨張機を示す断面図である。 第三実施例でのスクロール型膨張機を示す断面図である。 第四実施例でのスクロール型膨張機を示す断面図である。 第五実施例でのスクロール型膨張機を示す断面図である。 従来の膨張機の一例を示す断面図である。 (A)及び(B)は、膨張室での圧力と容積の変化を示す説明図である。
符号の説明
1 冷媒回路
2 圧縮機
3 放熱器
4 スクロール型膨張機
4a 上部カバー
4b 下部カバー
5 吸熱器
6 固定スクロール
6a 固定スクロールラップ
6b 高圧流体導入孔
7 旋回スクロール
7a 旋回スクロールラップ
7b 軸
8 動力回収シャフト
8a クランク軸
9 流入ポート
10 流出ポート
11a 高圧室
11b 膨張室
12 インジェクションポート
13 潤滑油溜まり部
14 小孔
15 弁体収納部
16 ボール弁支持部
16a インジェクション孔
17 ボール弁
18 スプリング
19 インジェクションポート
19a 潤滑油溜まり
20 スクロール型膨張機
20a 上部カバー
20b 下部カバー
21 固定スクロール
21a 上面
22 潤滑油
23 スクロール型膨張機
23a 上部カバー
23b 下部カバー
24 固定スクロール
25 油分離機構
26 スクロール型膨張機
27 固定スクロール
27a 高圧流体導入孔
29 インジェクションポート
30 ボール弁
31 スプリング
32 インジェクション孔
33 スクロール型膨張機
33a 上部カバー
33b 下部カバー
34 固定スクロール
35 旋回スクロール
36 動力回収シャフト
37 流入ポート
39 ボス
39a インジェクション孔
40 インジェクション機構

Claims (4)

  1. 流入ポートと流出ポートとを備えた本体内に、固定スクロールと、動力回収シャフトに連結された旋回スクロールとを備え、前記固定スクロールのラップと、前記旋回スクロールのラップとで膨張室を形成してなるスクロール型膨張機において、
    前記固定スクロールに、バルブ機構を備え、前記膨張室の圧力に応じてバルブを開放し、潤滑油を前記膨張室にインジェクションするインジェクションポートを設けてなることを特徴とするスクロール型膨張機。
  2. 前記インジェクションポートが、油溜り部と、スプリングにより押圧されるボール弁を収納した弁体収納部と、前記油溜り部と前記弁体収納部とを連通させる小孔と、インジェクション孔とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール型膨張機。
  3. 前記固定スクロールの上面に、凹部からなる油貯留部を設けてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクロール型膨張機。
  4. 前記固定スクロールと前記流入ポートとの間に、同流入ポートから流入した流体に含有される潤滑油を分離する油分離機構を配置してなることを特徴とする請求項1に記載のスクロール型膨張機。
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