JP4706622B2 - 膨張機 - Google Patents

膨張機 Download PDF

Info

Publication number
JP4706622B2
JP4706622B2 JP2006310183A JP2006310183A JP4706622B2 JP 4706622 B2 JP4706622 B2 JP 4706622B2 JP 2006310183 A JP2006310183 A JP 2006310183A JP 2006310183 A JP2006310183 A JP 2006310183A JP 4706622 B2 JP4706622 B2 JP 4706622B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion chamber
pressure
expander
refrigerant
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006310183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008127995A (ja
Inventor
淳 櫻木
クマール ドット オシット
勝志 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2006310183A priority Critical patent/JP4706622B2/ja
Publication of JP2008127995A publication Critical patent/JP2008127995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4706622B2 publication Critical patent/JP4706622B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本発明は、高圧流体の膨張により動力を発生させ、エネルギ回収を行う膨張機に係わり、より詳細には、エネルギ回収効率低下の原因となる、高圧流体の過膨張現象を防止する構成に関する。
従来の膨張機は、例えば図6で示すように、シリンダ70と、同シリンダ70内を公転運動する偏心ロータ71と、同偏心ロータ71が連結された動力回収シャフト72とから構成されている。前記偏心ロータ71には半径方向へ延びるブレード73が一体に設けられており、前記シリンダ70には、前記ブレード73を摺動自在に支持するとともに、回動可能な一対のブッシュ74が設けられている。また、前記シリンダ70には、高圧流体を同シリンダ70内に導入する流入ポート75と、膨張し低圧となった流体を前記シリンダ70外に導出する流出ポート76とが設けられている。また、前記シリンダ70には、同シリンダ70内の容積を変更するための容積変更機構が設けられており、同容積変更機構は、補助シリンダ78と、同補助シリンダ78内に前後摺動自在に収納されたピストン79とからなっている。
前記流入ポート75から導入された高圧流体は、前記シリンダ70の内壁面と、前記偏心ロータ71と前記ブレード73とで区画される膨張室77に流入し、同膨張室77で膨張することにより前記偏心ロータ71を公転運動させるようになっている。続いて、膨張室77で膨張し、低圧となった流体は前記流出ポート76から外部に導出されるようになっている。
膨張機を空調機の冷凍サイクルに用いている場合には、冷房運転と暖房運転の切り換えや外気温度の変化などの運転条件の変動により、冷凍サイクルの膨張比が膨張機の設計膨張比と異なる場合が生じる。運転条件の変化により冷凍サイクルの実際の膨張比が、膨張機の設計膨張比よりも小さくなると、前記膨張室77の圧力が冷凍サイクルの低圧側圧力よりも低くなる状態が生じ、所謂、膨張機の膨張室で過膨張現象が発生し、動力回収効率が低下してしまうこととなる。
前記ピストン79は、前記膨張室77で、流体の過膨張現象あるいは張不足現象が生ずる場合、前記補助シリンダ78の容積を増減するように移動するようになっている。前記ピストン79は、補助シリンダ78の開口端に最も前進した状態において、前記シリンダ70の内周面にほぼ一致し、前記補助シリンダ78の容積は実質的に零となる。一方、前記ピストン79が補助シリンダ78の閉塞端に最も後退した状態においては、前記補助シリンダ78の容積が最大となる。そして、前記ピストン79は、運転条件等に対応して補助シリンダ78内での位置が、適宜制御されるようになっている。
前記補助シリンダ78により、前記膨張室77の容積を適宜増減させることにより、同膨張室77で過膨張現象あるいは膨張不足現象が生じたとしても、流入する流体流量を調節することにより、これらの現象を防止あるいは抑制することができるようになっている。
しかしながら、前記補助シリンダ78内で前記ピストン79を適宜、駆動させるには、駆動機構がやや複雑となり、コストアップの要因となる虞があり、また、膨張機のサイズが駆動機構の組み込みのため、大型化してしまうというような問題点があった。
特開2006−46257号(7頁、図4)
本発明は、上記問題点に鑑み、補助シリンダあるいは補助膨張室の容積を可変させる可変機構を簡素化して、コストの低減が図れるとともに、小型化が可能な膨張機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、ケーシング内に、膨張室を形成したシリンダと、前記膨張室に流入した流体が膨張することにより回動する動力回収シャフトとを備えた膨張機において、前記ケーシングに、前記膨張室に連通する副膨張室を設け、同副膨張室に充填された潤滑油量により、膨張容積を可変するようにした構成となっている。
また、ケーシング内に、流入ポートと流出ポートとに接続され、膨張室を形成したシリンダと、前記膨張室に流入した流体が膨張することにより回動する動力回収シャフトとを備えた膨張機において、前記流出ポートを気液分離器に接続する一方、前記ケーシング内に前記気液分離器と接続される一方、前記膨張室に連通した副膨張室を設け、同副膨張室に充填した液相冷媒量により、膨張容積を可変するようにした構成となっている。
本発明によると、ケーシング内に潤滑油を貯留した油溜り室を設け、膨張室に、同膨張室に連通し、前記油溜り室から潤滑油を吸引あるいは同油溜り室に排出する油吸入、排出機構を接続した副膨張室を設け、同副膨張室に潤滑油を充填させて膨張容積を可変させることができるようになっている。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による膨張機を用いた冷媒回路である。図2は本発明による膨張機の第一実施例を示す、上方から見た断面図であり、図3は側断面図である。図4は冷媒回路の他の応用例であり、図5はこれに用いられる膨張機の第二実施例での断面図である。
本発明による膨張機4を備えた冷媒回路1は、図1で示すように、圧縮機2と、放熱器3と、膨張機4と、吸熱器5とを順次接続して構成されており、同冷媒回路1には、例えば、自然冷媒としての二酸化炭素冷媒が循環するようになっている。前記圧縮機2はスクロール圧縮機、あるいはロータリー圧縮機で構成され、前記放熱器3と、前記吸熱器5とは、平行して並べられた多数のフィンと、同フィンに直交するように配設された蛇行状のチューブとからなる、所謂クロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器で構成されている。
前記圧縮機2で圧縮され、高温高圧となった二酸化炭素冷媒は、前記放熱器3に流入し、同放熱器3で熱を放出する。熱を放出した冷媒は、前記膨張機4に流入し、同膨張機4内で膨張して低温低圧となる。低温低圧となった冷媒は前記吸熱器5で熱を吸収した後、前記圧縮機2に還流するようになっている。ここで、前記膨張機4内で膨張した冷媒は、膨張するエネルギにより同膨張機4に設けられた、後述する動力回収シャフト10を回転駆動させるようになっている。
本願の第一実施例での膨張機4は、図2の、上方から見た断面図及び図3の側断面図で示すように、上面及び下面が閉塞され、円筒状に形成されたケーシング6と、同ケーシング6内の上部に形成された膨張機構部4aと、下部に形成され潤滑油22を貯留した油溜り室4bと、ケーシング6中央部に、回動自在に軸支された動力回収シャフト9とからなっている。
前記膨張機構部4aは、円盤状に形成された上壁7a及び下壁7bと、これらを上下に連結する側壁7cとからなり、円筒状の内部空間を有するシリンダ7と、前記動力回収シャフト9に形成されたクランク軸10と、同クランク軸10の外周縁に嵌着されたリング状の偏心ロータ8とからなっている。同偏心ロータ8は前記クランク軸10により前記動力回収シャフト9に対し偏心して軸支されることにより、外周面一端を前記シリンダ7の内壁面に摺接させながら同シリンダ7の内部空間を公転運動するようになっている。
また、前記ケーシング6には、図2で示すように、外方に突出してベーン収納部15が形成されている。同ベーン収納部15内には、先端部を前記偏心ロータ8の外周面に当接させ、且つ摺接させる前後進退自在に支持されたベーン16と、同ベーン16の後部と、前記ベーン収納部15の内壁面との間に設けられ、前記ベーン16を前記偏心ロータ8の外周面に押圧する押圧手段としてのスプリング17とが設けられている。また、開閉弁12を備え、高圧の冷媒を導入する流入ポート11が前記ケーシング6から突設されている。前記シリンダ7の下壁7bには、一端を流出口14として内部空間に開口し、他端を前記ケーシング6の外部に導出したL字状の流出ポート18が支持されており、これら流入ポート11と流出ポート18とは、前記ベーン16を挟んで相対向するように配設されている。
前記流入ポート11に備えられた開閉弁12は、前記偏心ロータ8の公転運動に応じて開閉動作を行うようになっており、例えば、前記動力回収シャフト9の近傍に、同動力回収シャフト9の回転角度を検出する、図示しない角度センサを配設し、検出された回転角度を基に前記開閉弁12の開閉動作を行うようになっている。また、前記動力回収シャフト9にカムを装着し、同カムの回転動作に伴って前記開閉弁12の開閉動作を行なうこともできる。
前記流入ポート11から流入した高圧の冷媒は、その高圧の圧力で前記偏心ロータ8を反時計廻りに公転駆動させ、これに連結された前記動力回収シャフト9を回転させるとともに、後述する高圧側膨張室13aの容積が増大するにつれ、冷媒の容積が膨張して低圧状態の冷媒となる。膨張し低圧となった冷媒は前記流出ポート18から流出していくようになっている。
前記ベーン16と、前記偏心ロータ8の外周面と、前記シリンダ7の内壁面とで囲まれる空間には高圧側膨張室13a及び低圧側膨張室13bが形成されるようになっている。前記高圧側膨張室13aは、高圧の冷媒が流入することにより、暫時、容積を増加させ前記動力回収シャフト9を回動させる膨張室であり、前記低圧側膨張室13bは、容積が増加したことにより、充填された冷媒が低圧状態となった膨張室である。同低圧側膨張室13bで低圧となった冷媒は、暫時、前記流出ポート14から流出していくようになっている。このように、前記シリンダ7内には、前記ベーン16を挟んで、高圧側膨張室13aと低圧側膨張室13bとが連続的に形成されるようになっている。また、偏心ロータ8に連結された前記動力回収シャフト9は、例えば、その一端を、発電機等に接続されており、前記膨張室13が流入する高圧冷媒により容積を増大させることにより、前記偏心ロータ8が公転運動し、これに伴い前記動力回収シャフト9が回転駆動されると、同動力回収シャフト9に接続された発電機等が発電作用を行い、これにより、冷媒の膨張エネルギが無駄に廃棄されることなく有効に利用することができるようになっている。
前記シリンダ7の下壁7bには、図3で示すように、前記高圧側膨張室13aに連通する副膨張室19が設けられており、同副膨張室19は前記下壁7bから下方に垂下する円筒状に形成されている。その下端部には、油吸入パイプ21が接続されており、同油吸入パイプ21下端の吸入口は、前記油溜り室4bに貯留された潤滑油22に浸るようになっている。また、その中央部には、潤滑油22を吸入パイプ21に吸引あるいは、前記油溜り室4bに排出する油吸入、排出機構20が設けられている。
前記副膨張室19には、通常時、中間位置まで潤滑油が充填されており、前記油吸入、排出機構20が、前記油溜り室4bから潤滑油を吸引し、前記副膨張室19に送出すると、油面が上昇することにより、送出した潤滑油量に応じて前記副膨張室19の容積が減少し、また、潤滑油を前記油溜り室4bに排出すると、油面が下降し、前記副膨張室19の容積が増大するようになっている。
前記流入ポート11には、流入してくる高圧の冷媒の圧力を検出する流入側圧力センサ23が配置され、前記流出ポート18には、前記低圧側膨張室13bで膨張し低圧となった冷媒の圧力を検出する流出側圧力センサ24が配置されている。これら流入側圧力センサ23及び流出側圧力センサ24は、点線で示すように、信号線により制御部25に接続されており、検出された圧力値は信号線により前記制御部25に夫々、送出されるようになっている。また、同制御部25と前記油吸入、排出機構20とは信号線により接続されており、制御部25からの制御信号により前記油吸入、排出機構20は駆動されるようになっている。
前記流入ポート11側での冷媒圧力検出値をP1とし、前記流出ポート18側での冷媒圧力検出値をP2とすると、P1とP2との圧力差が所定の範囲内であれば、前記制御部25は前記低圧側膨張室13bにおける膨張比は正常な範囲であると判定するが、前記高圧側膨張室13a、あるいは低圧側膨張室13bで過膨張現象が発生し、前記流出ポート18側での冷媒圧力検出値P2が急激に低下し、P1とP2との圧力差が所定の範囲を越えた場合には、前記制御部25は前記油吸入、排出機構20に制御信号を送出して、前記油溜り室4bから潤滑油を吸引させるようになっている。吸引された潤滑油は、前記副膨張室19に送出され、同副膨張室19の空間容積を減少させるようになっている。
前記副膨張室19の空間容積が減少すると、これに連通された前記高圧側膨張室13aとの合計値である膨張容積が減少し、これにより、冷媒の圧力が上昇して過膨張現象が抑えられるようになっている。
前記高圧側膨張室13aで冷媒の膨張不足が生じた場合には、前記流入ポート11側での冷媒圧力検出値をP1と、前記流出ポート18側での冷媒圧力検出値をP2との圧力差が所定範囲内より小さくなる。この場合には、前記制御部25は前記油吸入、排出機構20に制御信号を送出して、前記副膨張室19に充填されている潤滑油を、前記油溜り室4bに排出させ油面が下降することにより前記副膨張室19の空間容積を増大させるようになっている。これにより、副膨張室19の容積と、これに連通された前記高圧側膨張室13Aの合計値である膨張容積が増大し、これにより、冷媒の圧力が低下して膨張不足現象を抑えることができるようになっている。
次に、第二実施例について説明する。第二実施例での冷媒回路は、図4で示すように、圧縮機2と、放熱器3と、膨張機26と、気液分離器27と、吸熱器6とを順次接続するとともに、前記気液分離器27と前記膨張機26との間に、液相冷媒戻し路28を設けている。前記気液分離器27は、流入してくる気液混合冷媒を、気相状態の冷媒と液相状態の冷媒とに分離するようになっており、分離された液相状態の冷媒は、前記液相冷媒戻し路28を介して前記膨張機26に還流されるようになっている。
第二実施例での膨張機26の構造は、第一実施例での膨張機4の構造とほぼ同等であり、図5で示すように、ケーシング6と、シリンダ7と、偏心ロータ8と、ケーシング6中央部に回動自在に軸支された動力回収シャフト9とからなっている。前記シリンダ8の下壁7bには、一端をシリンダ7の内部空間に開口し、他端を気液分離器27に接続した流出ポート18が設けられている。
前記シリンダ7の下壁7bには、高圧側膨張室13aに連通する副膨張室19が設けられており、その下端部には、前記液相冷媒戻し路28の一端が接続され、他端は前記気液分離器27に接続されている。また、同液相冷媒戻し路28の前記副膨張室19近傍には、前記気液分離器27から液相冷媒を吸引する液相冷媒吸引機構29が設けられている。
前記流入ポート11には、流入してくる高圧の冷媒の圧力を検出する流入側圧力センサ23が配置され、前記流出ポート18には、膨張し低圧となった冷媒の圧力を検出する流出側圧力センサ24が配置されている。これら流入側圧力センサ23及び流出側圧力センサ24は、点線で示すように、信号線により制御部25に接続されており、検出された圧力値は信号線により前記制御部25に夫々、送出されるようになっている。また、同制御部25と前記液相冷媒吸引機構29とは信号線により接続されており、制御部25からの制御信号により前記液相冷媒吸引機構29は駆動されるようになっている。
前記流入ポート11側での冷媒圧力検出値P1と、前記流出ポート18側での冷媒圧力検出値P2との圧力差が所定の範囲内であれば、前記制御部25は前記前記高圧側膨張室13aでの冷媒の膨張比は正常な範囲であると判定するが、過膨張現象が発生し、P1とP2との圧力差が所定の範囲を越えた場合には、前記制御部25は前記液相冷媒吸引機構29に制御信号を送出して、前記気液分離器27から液相冷媒を吸引させ、これを前記副膨張室19に送出させるようになっている。
前記副膨張室1に液相冷媒が充填され、容積が減少すると、これに連通された前記高圧側膨張室13aの容積との合計値である膨張容積が減少し、これにより、冷媒の圧力が上昇して過膨張現象から正常な状態に回復することができるようになっている。また、前記副膨張室19に、非圧縮性の潤滑油を液封することにより、動力回収運転に寄与しない、所謂、死容積を極力減少させることができるとともに、簡素な構成で過膨張現象を防止することのできる膨張機となっている。
本発明による膨張機を用いた冷媒回路である。 本発明による膨張機の第一実施例を示す上方から見た断面図である。 本発明による膨張機の第一実施例を示す側断面図である。 冷媒回路の他の応用例である。 膨張機の第二実施例を示す断面図である。 従来の膨張機を示す断面図である。
符号の説明
1 冷媒回路
2 圧縮機
3 放熱器
4 膨張機
4a 膨張機構部
4b 油溜り室
5 吸熱器
6 ケーシング
7 シリンダ
7a 上壁
7b 下壁
7c 側壁
8 偏心ロータ
9 動力回収シャフト
10 クランク軸
11 流入ポート
12 開閉弁
13a 高圧側膨張室
13b 低圧側膨張室
14 流出口
15 ベーン収納部
16 ベーン
17 スプリング
18 流出ポート
19 副膨張室
20 油吸入、排出機構
21 油吸入パイプ
22 潤滑油
23 流入側圧力センサ
24 流出側圧力センサ
25 制御部
26 膨張機
27 気液分離器
28 液相冷媒戻し路
29 液相冷媒吸引機構

Claims (2)

  1. ケーシング内に、膨張室を形成したシリンダと、前記膨張室に流入した流体が膨張することにより回動する動力回収シャフトとを備えた膨張機において、
    前記ケーシングに、前記膨張室に連通する副膨張室を設け、同副膨張室に充填された潤滑油量により、膨張容積を可変するようにしたことを特徴とする膨張機。
  2. ケーシング内に、流入ポートと流出ポートとに接続され、膨張室を形成したシリンダと、前記膨張室に流入した流体が膨張することにより回動する動力回収シャフトとを備えた膨張機において、
    前記流出ポートを気液分離器に接続する一方、前記ケーシング内に前記気液分離器と接続される一方、前記膨張室に連通した副膨張室を設け、同副膨張室に充填した液相冷媒量により、膨張容積を可変するようにしたことを特徴とする膨張機。
JP2006310183A 2006-11-16 2006-11-16 膨張機 Expired - Fee Related JP4706622B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006310183A JP4706622B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 膨張機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006310183A JP4706622B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 膨張機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008127995A JP2008127995A (ja) 2008-06-05
JP4706622B2 true JP4706622B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=39554116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006310183A Expired - Fee Related JP4706622B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 膨張機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4706622B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5109985B2 (ja) * 2009-01-14 2012-12-26 ダイキン工業株式会社 膨張機
CN112324509B (zh) * 2020-11-13 2021-08-31 珠海格力电器股份有限公司 一种膨胀机和空调器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200001A (ja) * 1987-08-12 1989-08-11 Alfred Teves Gmbh ベーンタイプの機械
JP2006046257A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Daikin Ind Ltd 膨張機
JP2008509326A (ja) * 2004-08-06 2008-03-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ロータリ圧縮機の容量可変装置及びこれを備えたエアコンデショナの運転方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200001A (ja) * 1987-08-12 1989-08-11 Alfred Teves Gmbh ベーンタイプの機械
JP2006046257A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Daikin Ind Ltd 膨張機
JP2008509326A (ja) * 2004-08-06 2008-03-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ロータリ圧縮機の容量可変装置及びこれを備えたエアコンデショナの運転方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008127995A (ja) 2008-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5341075B2 (ja) 流体機械および冷凍サイクル装置
AU2005288061B2 (en) Positive displacement expander
JP5289433B2 (ja) 2段ロータリ膨張機、膨張機一体型圧縮機および冷凍サイクル装置
WO2009136488A1 (ja) 流体機械
JPWO2008139667A1 (ja) 冷凍サイクル装置及びそれに用いる流体機械
JP4561225B2 (ja) 容積型膨張機及び流体機械
JP4821599B2 (ja) 冷媒回路
JP4701875B2 (ja) ロータリ式膨張機
JP4697734B2 (ja) 冷凍サイクル
JP4706622B2 (ja) 膨張機
JP4735159B2 (ja) 膨張機
JP4462023B2 (ja) ロータリ式膨張機
JP4775206B2 (ja) 膨張機を備えた冷媒回路
JP2008202481A (ja) 流体機械
JP4618266B2 (ja) 冷凍装置
JP4770746B2 (ja) 昇圧手段を備えた膨張機、及び昇圧手段を備えた冷媒回路
JP5109985B2 (ja) 膨張機
JP2009133319A (ja) 容積型膨張機及び流体機械
JP4888000B2 (ja) 膨張機
JP4760642B2 (ja) 膨張機
JP4883028B2 (ja) 膨張機
JP2008190723A (ja) 膨張機
JP5233690B2 (ja) 膨張機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081031

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110228

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees