JP4821141B2 - 二次電池の製造方法、二次電池の制限治具、二次電池の充放電装置、及び二次電池の充電装置 - Google Patents
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Description
また、上述の製造方法は、金属製の電池ケースを備える二次電池の製造のほか、樹脂製の電池ケースを備える二次電池の製造についても、適用することができる。
また、制限治具として、複数の二次電池を配置可能な構成の制限治具を用いれば、二次電池を個別に処理装置から取り外す従来の製造方法とは異なり、制限治具に配置した複数の二次電池をまとめて一度に、処理装置から取り外すことができる。これにより、処理工程を、より一層、迅速に行うことができるので、好ましい。
また、処理装置としては、二次電池に充電を施す充電装置、放電を施す放電装置、充放電を施す充放電装置などが挙げられる。
上記処理が終了した後、二次電池の内圧が低下するのを待って(二次電池の膨張が収まるのを待って)、二次電池を処理装置から取り外す手法に比べて、処理工程の工程時間を短縮することができるからである。しかも、上記処理が終了した後、直ちに、別の(新たな)二次電池に上記処理を行うことができるので、処理工程を迅速に行うことができ、二次電池の生産性を高めることができるからである。
また、本発明の製造方法では、初期充電工程において、二次電池が制限治具に配置され、且つ、この制限治具が充電装置に装着された状態で、二次電池に初期充電を施す。これにより、電池ケースの膨張を制限しつつ、二次電池に初期充電を施すことができるので、電池ケースの歪みや、電解液の漏れなどを防止することができる。
さらに、本発明の製造方法では、初期充電が終了した後、制限治具に二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を充電装置から取り外すことができる。しかも、この制限治具は、当該制限治具に上記二次電池を配置した状態で、二次電池の内圧の高低に拘わらず、充電装置から取り外し可能に構成されている。従って、初期充電が終了した後、いつでも、二次電池を、制限治具に配置した状態のまま、充電装置から取り外すことができる。
このため、例えば、初期充電が終了した後、二次電池の内圧が上昇していても、二次電池の内圧が低下するのを待つことなく、制限治具に二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を充電装置から取り外すことができる。これにより、初期充電が終了した後、二次電池の内圧が低下するのを待って(二次電池の膨張が収まるのを待って)、二次電池を充電装置から取り外す手法に比べて、初期充電工程の工程時間を短縮することができる。しかも、初期充電が終了した後、直ちに、別の(新たな)二次電池の初期充電を行うことができる。従って、本発明の製造方法によれば、充放電工程のみならず、初期充電工程も迅速に行うことができるので、二次電池の生産性をより一層高めることができる。
さらに、充放電工程では、充電装置から取り外した制限治具に、二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を充放電装置に装着して、充放電を施す。従って、充電装置から個別に取り出した二次電池を、充放電装置に個別に装着する手法に比べて、移し換えの手間がかからないので、迅速に、二次電池を充放電装置に装着して、充放電を行うことができる。しかも、充放電工程に用いる制限治具を、初期充電工程にも用いるため、各工程に専用の制限治具を用いる場合に比べて、低コストである。
また、本発明の製造方法は、金属製の電池ケースを備える二次電池の製造のほか、樹脂製の電池ケースを備える二次電池の製造についても、適用することができる。
また、制限治具として、複数の二次電池を配置可能な構成の制限治具を用いれば、二次電池を個別に充放電装置から取り外す従来の製造方法とは異なり、制限治具に配置した複数の二次電池をまとめて一度に、充放電装置から取り外すことができる。これにより、充放電工程を、より一層、迅速に行うことができるので、好ましい。
さらに、制限治具として、複数の二次電池を配置可能な制限治具を用いれば、制限治具に配置した複数の二次電池を、まとめて一度に充電装置から取り外すことができる。さらに、その後、制限治具に配置した複数の二次電池をまとめて一度に、充放電装置に装着することができる。これにより、初期充電工程及び充放電工程を、より一層、迅速に行うことができるので、好ましい。
また、複数の二次電池に同時に充放電を行う場合は、それぞれの二次電池の正極に、それぞれ正極用端子を接続させると共に、それぞれの二次電池の負極に、それぞれ負極用端子を接続させる形態とするのが好ましい。各二次電池について、正極と正極用端子を接続させ、負極と負極用端子とを接続させることで、各二次電池について、確実に充放電を行うことができるからである。
さらに、本発明の制限治具は、当該制限治具に二次電池を配置した状態で、二次電池の内圧の高低に拘わらず、第2処理装置からも取り外し可能に構成されている。従って、充電及び放電の少なくともいずれかの処理が終了した後、いつでも、二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を第2処理装置から取り外すことができる。
このため、例えば、二次電池に上記処理を施した後、二次電池の内圧が上昇していても、二次電池の内圧が低下するのを待つことなく、当該制限治具に二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を第2処理装置から取り外すことができる。。従って、本発明の制限治具を用いて、充電及び放電の少なくともいずれかの処理を行うことにより、上記処理が終了した後、二次電池を第2処理装置から取り外すにあたり、二次電池の内圧が低下する(二次電池の膨張が収まる)のを待つ必要がないので、当該処理工程の工程時間を短縮することができる。しかも、上記処理が終了した後、直ちに、別の(新たな)二次電池の処理を行うことができる。
従って、本発明の制限治具を用いることにより、第1処理装置を用いた処理工程のみならず、第2処理装置を用いた処理工程も迅速に行うことができるので、二次電池の生産性をより一層高めることができる。しかも、本発明の制限治具は、第1処理装置のみならず、第2処理装置にも用いることができるので、各装置専用の制限治具を用いる場合に比べて、低コストである。
また、本発明の制限治具が、複数の二次電池を配置可能な構成の制限治具である場合には、制限治具に配置した複数の二次電池をまとめて一度に、充放電装置から取り外すことができる。このため、複数の二次電池を、個別に充放電装置から取り外す場合に比べて、二次電池の充放電を、より一層、迅速に行うことができるので、好ましい。
また、第1処理装置としては、二次電池に充電を施す充電装置、放電を施す放電装置、充放電を施す充放電装置が挙げられる。
また、本発明の制限治具が、複数の二次電池を配置可能な構成の制限治具である場合には、制限治具に配置した複数の二次電池をまとめて一度に、第2処理装置から取り外すことができる。このため、複数の二次電池を、個別に第2処理装置から取り外す場合に比べて、二次電池に施す処理を、より一層、迅速に行うことができるので、好ましい。
なお、第2処理装置としては、二次電池に充電を施す充電装置、放電を施す放電装置、充放電を施す充放電装置が挙げられる。
また、上記制限治具が、複数の二次電池を配置可能な構成の制限治具である場合には、制限治具に配置した複数の二次電池をまとめて一度に、第1処理装置に着脱できる。このため、複数の二次電池を、個別に第1処理装置に着脱する場合に比べて、二次電池に施す処理を、より一層、迅速に行うことができるので、好ましい。
二次電池を、第2処理装置に装着し、処理を施し、第2処理装置から取り外す、一連の処理を、制限治具に二次電池を配置した状態のまま行うことができるので、二次電池に施す処理を、迅速に行うことができる。
また、上記制限治具が、複数の二次電池を配置可能な構成の制限治具である場合には、制限治具に配置した複数の二次電池をまとめて一度に、第2処理装置に着脱できる。このため、複数の二次電池を、個別に第2処理装置に着脱する場合に比べて、二次電池の処理を、より一層、迅速に行うことができるので、好ましい。
本発明の二次電池の充放電装置は、制限治具に二次電池を配置した状態で、二次電池の内圧の高低に拘わらず、この制限治具を当該充放電装置に着脱可能に構成されている。しかも、この制限治具は、当該制限治具に二次電池を配置した状態で、二次電池の内圧の高低に拘わらず、この制限治具を充電装置から取り外し可能に構成された制限治具である。
従って、本発明の充放電装置では、充電装置と共通の制限治具を用いて、二次電池に充放電を施すことができるので、各装置専用の制限治具を用いる場合に比べて、二次電池の製造設備を低コストにできる。しかも、本発明の充放電装置を用いることにより、充電(例えば、初期充電)終了後、その制限治具に二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を当該充放電装置に装着し、二次電池に充放電を施すことができるので、充放電を迅速に行うことができる。
二次電池を、充放電装置に装着し、充放電を施し、充放電装置から取り外す、充放電工程の一連の処理を、制限治具に二次電池を配置した状態のまま行うことができるので、二次電池の充放電(充放電工程)を、迅速に行うことができる。
また、複数の二次電池に同時に充放電を行う場合は、それぞれの二次電池の正極に、それぞれ正極用端子を接続させると共に、それぞれの二次電池の負極に、それぞれ負極用端子を接続させる形態とするのが好ましい。各二次電池について、正極と正極用端子を接続させ、負極と負極用端子とを接続させることで、各二次電池について、確実に充放電を行うことができるからである。
本発明の二次電池の充電装置は、二次電池に充電を施した後、二次電池の内圧の高低に拘わらず、制限治具に二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を当該充電装置から取り外し可能に構成されてなる。しかも、上記制限治具は、二次電池の内圧の高低に拘わらず、当該制限治具に二次電池を配置した状態で、この制限治具を充放電装置に着脱可能に構成された制限治具である。
従って、本発明の充電装置では、充放電装置と共通の制限治具を用いて、二次電池に充電(例えば、初期充電)を施すことができるので、各装置専用の制限治具を用いる場合に比べて、二次電池の製造設備を低コストにできる。しかも、充電終了後、その制限治具に二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を充放電装置に装着し、二次電池に充放電を施すことができるので、充放電を迅速に行うことが可能となる。
二次電池を、充電装置に装着し、充電を施し、充電装置から取り外す、充電工程の一連の処理を、制限治具に二次電池を配置した状態のまま行うことができるので、二次電池の充電(充電工程)を、迅速に行うことができる。
本実施形態にかかる二次電池100は、金属製(具体的には、ニッケルめっき鋼板)の電池ケース110と、安全弁装置113と、電池ケース110内に配置された、極板群120(図3参照)及び電解液(図示しない)とを備える角形密閉式ニッケル水素蓄電池である。
(組立工程)
まず、正極板121と負極板123との間にセパレータ125を介在させつつ、正極板121と負極板123とを交互に積層して、極板群120を作成する。次いで、極板群120のうち負極板123の負極リード部123rを、封口部材115の内側面115b側に、電子ビーム溶接により接合する。また、正極板121の正極リード部121rを、正極集電板130の内側面130b側に、電子ビーム溶接により接合する。
次に、上記のようにして組み立てた複数の二次電池100を、図5に示すように、制限治具200に配置し固定する。
ここで、本実施形態にかかる制限治具200について説明する。制限治具200は、図4に示すように、略矩形板状の側板210,220と、断面正六角形をなす4本の連結棒230と、8本の締結ボルト240と、両側板210,220の間に位置する複数の膨張制限部材250,260とを備えている。側板210と側板220とは、それぞれの角部の位置で、締結ボルト240により固着された4本の連結棒230により、連結されている。
次に、図6〜図8に示すように、二次電池100を配置した制限治具200を、充電装置300に装着し、二次電池100に初期充電を施した。
ここで、本実施形態にかかる充電装置300について、図6、図7を参照しつつ説明する。なお、図6は、充電装置300の上面図、図7は、そのB矢視図である。但し、図7では、レール部材381,382の図示を省略している。
なお、本実施形態では、負極用端子310及び正極用端子320は、それぞれ、第1端子保持部材350に、50ヶずつ設けられている。
また、図示を省略しているが、第1,第2端子ユニット301,302の正極用端子320及び負極用端子310は、それぞれ、接続ケーブルにより、図示しない電源装置に接続されている。
その後、図8に示す状態の充電装置300から、固定部材388を取り外し、第1端子ユニット301及び制限治具200を載置した制限治具載置部材370を、元の位置(図7に示す位置)にまで移動させた。次いで、制限治具200を、二次電池100を配置した状態のまま、制限治具載置部材370から取り外した。
次に、図9〜図11に示すように、初期充電工程終了後、二次電池100を、制限治具200に配置した状態のまま、充放電装置400に装着し、二次電池100に充放電を施した。ここで、本実施形態にかかる充放電装置400について、図9、図10を参照しつつ説明する。なお、本実施形態の充放電装置400は、充電装置300と比較して、第1,第2端子ユニット(詳細には、正極用端子及び負極用端子の数)、及び図示しない電源装置を変更し、冷却ユニット490を追加した点が異なり、その他の部分については、ほぼ同様である。従って、ここでは、充電装置300と異なる点を中心に説明し、同様な部分については、説明を省略または簡略化する。
ところで、図4(a)に示すように、制限治具200のうち、膨張制限部材250の側壁部251、及び膨張制限部材260の側壁部261には、それぞれ、図中紙面に直交する方向に貫通する通風路255,265が設けられている。従って、図5(a)を参照するとわかるように、制限治具200に配置された二次電池100の上方から下方(図中紙面手前から奥に向かう方向)、または下方から上方(図中紙面奥から手前に向かう方向)に向かって流れる冷却風を、通風路255,265内にも流すことができるので、二次電池100を適切に冷却することができる。
次に、エージング工程に進み、充放電を施した二次電池100を、35〜60℃の範囲内の略一定温度に保持された恒温室内に、5〜10日間にわたり安置した。具体的には、100ヶの二次電池100を配置した制限治具200を、充放電装置400から取り外した後、100ヶの二次電池100を制限治具200に配置した状態のまま、約40℃に保持された恒温室内に配置し、5〜10日間にわたり安置した。
例えば、実施形態では、ニッケル水素蓄電池(二次電池100)の製造方法について説明したが、本発明の初期充電工程、充放電工程、及びエージング工程は、ニッケル水素蓄電池に限らず、他の二次電池(リチウムイオン電池など)についても、適用することができる。具体的には、二次電池を制限治具200に配置した状態のまま、初期充電工程、充放電工程、エージング工程を行うことにより、各工程を迅速に行うことができ、二次電池の生産性を高めることができる。
また、本実施形態では、二次電池100を、50ヶずつ2列に並べて配置できる制限治具200を用いて、初期充電工程、充放電工程、及びエージング工程を行った。しかしながら、制限治具に配置できる二次電池の数は、いくつであっても良く、また、制限治具に二次電池を配置する形態も、いずれの形態であっても良い。
110 電池ケース
111c 第1側壁部(最大壁部)
111d 第2側壁部(最大壁部)
111e 第3側壁部(負極)
140b 第1正極端子
140c 第2正極用端子
200 制限治具
300 充電装置(第1処理装置)
310,410 負極用端子
320,420 正極用端子
400 充放電装置(第2処理装置)
Claims (7)
- 発電要素と、これを収容する電池ケースとを備える二次電池の製造方法であって、
上記電池ケースに生じる膨張を少なくとも上記電池ケースの一部について制限する制限治具であって、当該制限治具に上記二次電池を配置した状態で、上記二次電池の内圧の高低に拘わらず充放電装置から取り外し可能に構成された制限治具に、上記二次電池が配置され、且つ、この制限治具が充放電装置に装着された状態で、上記二次電池に充放電を施し、
充放電が終了した後、上記制限治具に上記二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を上記充放電装置から取り外す
充放電工程を備え、
前記充放電工程の前に、未充電状態の二次電池に初期充電を施す初期充電工程を備え、
前記制限治具は、当該制限治具に上記二次電池を配置した状態で、上記二次電池の内圧の高低に拘わらず充電装置からも取り外し可能に構成されてなり、
上記初期充電工程では、
上記二次電池が前記制限治具に配置され、且つ、この制限治具が上記充電装置に装着された状態で、上記二次電池に初期充電を施し、
初期充電が終了した後、上記制限治具に上記二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を上記充電装置から取り外し、
前記充放電工程では、
上記充電装置から取り外した上記制限治具に上記二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を前記充放電装置に装着して、前記充放電を施す
二次電池の製造方法。 - 請求項1に記載の二次電池の製造方法であって、
前記充放電工程の後、前記二次電池を、前記制限治具に配置した状態のまま、所定期間にわたり、高温雰囲気下に安置するエージング工程を備える
二次電池の製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載の二次電池の製造方法であって、
前記充放電装置は、前記二次電池の正極と接続する正極用端子と、上記二次電池の負極と接続する負極用端子と、を有し、
前記充放電工程では、上記正極用端子を、上記二次電池の正極に押圧しつつ接続させると共に、上記負極用端子を、上記二次電池の負極に押圧しつつ接続させて、充放電を施す二次電池の製造方法。 - 発電要素と、これを収容する電池ケースとを備える二次電池に関し、上記電池ケースに生じる膨張を少なくとも上記電池ケースの一部について制限する制限治具であって、
当該制限治具に上記二次電池を配置した状態で、上記二次電池の内圧の高低に拘わらず、上記二次電池に充電及び放電の少なくともいずれかの処理を施す第1処理装置から取り外し可能に構成されてなり、
当該制限治具に前記二次電池を配置した状態で、上記二次電池の内圧の高低に拘わらず、上記二次電池に充電及び放電の少なくともいずれかの処理を施す第2処理装置からも、取り外し可能に構成されてなる
制限治具。 - 発電要素と、これを収容する電池ケースとを備える二次電池に、充放電を施す二次電池の充放電装置であって、
上記電池ケースに生じる膨張を少なくとも上記電池ケースの一部について制限する制限治具に、上記二次電池が配置され、且つ、この制限治具が当該充放電装置に装着された状態で、上記二次電池に充放電を施した後、
上記二次電池の内圧の高低に拘わらず、上記制限治具に上記二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を当該充放電装置から取り外し可能に構成されてなり、
前記制限治具は、
当該制限治具に前記二次電池を配置した状態で、上記二次電池の内圧の高低に拘わらず、充電装置から取り外し可能に構成された制限治具であり、
前記充放電装置は、
上記制限治具に前記二次電池を配置した状態で、上記二次電池の内圧の高低に拘わらず、この制限治具を当該充放電装置に着脱可能に構成されてなる
二次電池の充放電装置。 - 請求項5に記載の二次電池の充放電装置であって、
前記二次電池の正極を、押圧しつつ接続する正極用端子と、
上記二次電池の負極を、押圧しつつ接続する負極用端子と、を備える
二次電池の充放電装置。 - 発電要素と、これを収容する電池ケースとを備える二次電池に、充電を施す二次電池の充電装置であって、
上記電池ケースに生じる膨張を少なくとも上記電池ケースの一部について制限する制限治具に、上記二次電池が配置され、且つ、この制限治具が当該充電装置に装着された状態で、上記二次電池に充電を施した後、
上記二次電池の内圧の高低に拘わらず、上記制限治具に上記二次電池を配置した状態のまま、この制限治具を当該充電装置から取り外し可能に構成されてなり、
前記制限治具は、当該制限治具に前記二次電池を配置した状態で、上記二次電池の内圧
の高低に拘わらず、この制限治具を充放電装置に着脱可能に構成された制限治具である
二次電池の充電装置。
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