JP4820861B2 - 米菓の製造方法及び即販用米菓製造装置 - Google Patents

米菓の製造方法及び即販用米菓製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、米菓を少量注文量分毎に即販する米菓の製造方法及び米菓を少量注文量分毎に即販可能とする即販用米菓製造装置に関するものである。
米菓を実演販売できれば、実演による効果や米菓からの香ばしい香りにより多くの人の注意を引くことができ、これまで商品棚に並んだ米菓に自ら手を出すことのなかった人達にも米菓の美味しさを味わってもらうことができるため、新規な客層を獲得する機会を得ることができる。また、この実演販売用の装置が小ロット毎に味付けを変えられるものであれば、実演販売時に市場のニーズを調査することも可能となる。
また、多種多様な菓子が提案されている中で、市場の拡大を図るためには、米菓においてもこれまでのように塩や醤油と言ったものだけでなく、新規な味を展開させていく必要があり、このためにも極小ロットで経済的に様々な味付けの試作品が作れる装置の開発が求められている。
従って、顧客の注文や必要に応じて少量注文量分だけをその注文に応じた味付けで製造販売できて即販できる米菓の即販用米菓製造装置及び米菓の製造方法に関する技術の開発が望まれている。
しかしながら、現在市販されている米菓の殆どは工場で大量生産によって製造されており、工場で主流となる米菓の揚げ生地単位は0.5乃至2.0kgであり、生地を製品とするまでに用いる各装置もこの揚げ生地単位に適した大型のものが使用されている。
特に、米菓工場で一般的に用いられている揚げ鍋の大きさは、直径が三尺で、最適投入油量が50乃至60kgである。また、工場用として小型な揚げ鍋であっても直径2尺あり、やはり少量注文量分だけを製造するには大きすぎる。
このように、製造装置が大きすぎると、必要油量も多量となり不経済であり、またスペースの狭い載置場所には設置できず、更に、前工程から次工程への移動距離が長くなるため移動に時間がかかり、乾燥生地を揚げた後にこの素揚米菓に味付けをする時点では素揚米菓の温度が下がるので調味料を良好に付着させられない等様々な問題が生じていた。
このうち、調味料が付着しづらいという問題点に関しては、注文を受ける前から味付けした味付け済みの生地を使用する方法で対処可能であるが、この方法においても、揚げ直前の既に適性水分量まで乾燥させた乾燥生地は保存が利かないことから、余った乾燥生地は廃棄処分せざるを得ないため、同じ生地を用いて注文時に注文に応じた調味量を振り掛けるだけで様々な味に対応できる方法に比し生地の無駄が多く不経済であるという問題点は残ることとなる。
また、より小型の揚げ鍋で業務用として市販されているものには、厨房で使用することを目的とした惣菜用のものがあり、この小型揚鍋は一部米菓にも使用されているが、上掛け構成設備がなく油切りだけで構成されているため油切れが悪く、また、この惣菜用の小型鍋は使用温度が200℃を限度としたものであるため、工業用の揚げ鍋で使用されている240℃の温度を実現することが出来ない。従って、油切りが十分出来ない他、米菓を揚げる際の油の温度が低いため油の切れも悪く、べたつき感が残り、業務用の装置により実現できる市販品同様のサックリとした食感を得ることが出来ない。
また、揚げ油の温度が低いことは、素揚げ後の素揚米菓の温度が下がり易く良好に調味料を付着させることができない原因の一つともなっている。
本発明は上述の問題点に鑑み、少量注文量分毎に製造でき、210乃至240℃の高温域まで油温を上昇させて米菓を高温で揚げて市販品と遜色のない食感と味を実現でき、少量注文量分毎に味付けを変えることが可能な米菓の製造方法の提供及び、少量注文量分毎に製造できる即販用に対応した小型の装置且つ小型ラインであって、210乃至240℃の高温域まで油温を上昇させて米菓を高温で揚げられ、少量注文量分毎に味付けを変えることが可能で、市販品と遜色のない食感と味を安価に実現でき、スペースの狭い店頭での販売や、小規模店舗での米菓製造、工場での試作品作成にも使用できる即販用米菓製造装置の提供を目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
顧客の好みに応じて注文される米菓を製造する即販用米菓製造装置を用いた米菓の製造方法であって、所望厚に成形した生地を乾燥して乾燥生地1とし、この乾燥生地1を計量器2により注文に応じて20乃至200g内の小量注文量に計量し、内部に加熱用の熱源3を配設した小型揚鍋4にこの小型揚鍋4の内形状に略合致したすくい網籠5を引き上げ自在にしてこの小型揚鍋4の油内に浸すように垂下収納し、前記少量注文量の乾燥生地1を小型揚鍋4の油内に配設したすくい網籠5内に投入して210乃至240℃の高温で揚げることにより素揚米菓6とし、この素揚米菓6を前記小型揚鍋4から前記すくい網籠5を引き上げることにより一度に油からすくい上げると共に、前記小型揚鍋4の隣接位置に設けた油切用網7に上げて油切りし、この油切用網7に、この油切用網7で油切りした素揚米菓6を誘導移動する誘導板21を設けると共に、この油切用網7は起伏回動自在に設け、この油切用網7の隣接位置であって前記誘導板21上を沿って素揚米菓6が誘導移動される位置に、ボール部8を回動自在に設けた丸型回転味付ドラ掛機9を設けると共に、この丸型回転味付ドラ掛機9は、前記ボール部8を着脱自在に設け、前記油切用網7を起伏回動することによりこの油切用網7で油切りした前記素揚米菓6を前記誘導板21からボール部8へと誘導投入し、前記ボール部8を回動させながら前記素揚米菓6の温度が調味料10を良好に吸着する温度以下となる前に顧客の注文に応じた調味料10を添加して味付米菓11とし、前記丸型回転味付ドラ掛機9から前記ボール部8を取り外して包装機12へと移動し、このボール部8から味付米菓11を取出してその全部若しくは小分けにした一部を包装機12により袋詰して、顧客の注文に応じて少量注文量分だけをその注文に応じた味付けで製造し即販可能としたことを特徴とする米菓の製造方法に係るものである。
また、顧客の好みに応じて注文される米菓を製造する即販用米菓製造装置であって、調理台13上に米菓用の乾燥生地1を注文に応じて20乃至200g内の小量注文量を計量し得る計量器2を設け、その隣接位置に内部に加熱用の熱源3を配設し前記少量注文量の乾燥生地1を210乃至240℃の高温で揚げ得る小型揚鍋4を設け、この小型揚鍋4にはこの小型揚鍋4の内形状に略合致したすくい網籠5を引き上げ自在にしてこの小型揚鍋4の油内に浸すように垂下収納し、この網籠5内に前記乾燥米菓を投入して素揚米菓6を得た際に、前記小型揚鍋4から前記すくい網籠5を引き上げることにより前記素米菓を一度に油からすくい上げ得る構成とし、前記小型揚鍋4の隣接位置に前記素揚米菓6を油切りし得る油切用網7を設け、この油切用網7に、この油切用網7で油切りした素揚米菓6を誘導移動する誘導板21を設けると共に、この油切用網7は起伏回動自在に設け、この油切用網7の隣接位置であって前記誘導板21上を沿って素揚米菓6が誘導移動される位置に、ボール部8を回動自在に設けた丸型回転味付ドラ掛機9を設けて、前記油切用網7を起伏回動することによりこの油切用網7で油切りした素揚米菓6を前記誘導板21からボール部8へと誘導投入し得るように構成すると共に、このボール部8に前記素揚米菓6を投入した際に、このボール部8を回動させながら顧客の注文に応じた調味料10を添加して前記油切りした前記素揚米菓6をこの素揚米菓6の温度が調味料10を良好に吸着する温度以下となる前に味付けし得る構成とし、この丸型回転味付ドラ掛機9は、前記ボール部8を着脱自在に設け、この丸型回転味付ドラ掛機9の隣接位置に、この丸型回転味付ドラ掛機9で味付けした味付米菓11を前記ボール部8から取出してその全部若しくは小分けにした一部を袋詰する包装機12を設けて、顧客の注文に応じて少量注文量分だけをその注文に応じた味付けで製造し即販可能とし得る構成としたことを特徴とする即販用米菓製造装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、少量注文量分毎に製造でき、210乃至240℃の高温域まで油温を上昇させて米菓を高温で揚げて市販品と遜色のない食感と味を実現でき、少量注文量分毎に味付けを変えることが可能な米菓の製造方法を提供できることとなる。
また、請求項2記載の発明によれば、少量注文量分毎に製造できる即販用に対応した小型の装置且つ小型ラインであって、210乃至240℃の高温域まで油温を上昇させて米菓を高温で揚げられ、少量注文量分毎に味付けを変えることが可能で、経済的に市販品と遜色のない食感と味を実現でき、スペースの狭い店頭での販売や、小規模店舗での米菓製造、工場での試作品作成にも使用できる即販用米菓製造装置を提供できることとなる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
各装置を小型化し小型ラインとした即販用米菓製造装置を製造しこの即販用米菓製造装置を使用することにより、限られたスペースしかない店頭でも製造販売が可能となり、小規模店舗でも市販品(工場品)と遜色の無い食感と味を備えた米菓が製造でき、工場での試作品作成においても無駄なく多くの試作品が製造できることとなる。
また、小型でありながら210乃至240℃の高温を実現できる小型揚鍋4を製造したので、この小型揚鍋4を使用した製造方法においては、これまでの小型揚鍋4では実現できなかった油切れの良さが実現でき、米菓をベタ付きのないサックリとした市販品と遜色のない食感の米菓が得られることとなる。
また、使用する生地を予め水分を乾燥させた乾燥生地1としたので、極めて短時間で内部にまで熱を通すことが可能となり、210乃至240℃という高温の油を用いても表面が焦げないうちに揚げ上がることとなるから、揚げ上がりが良好で見た目も美しい米菓が得られる。
また、小型揚鍋4を使用したので、少量の油で乾燥生地1を揚げることが可能となり、米菓を安価に製造できることとなる。
更に、本発明では、小型揚鍋4の内形状に略合致したすくい網籠5内を引き出し自在に架設して垂下収納した小型揚鍋4を使用するので、乾燥生地1をこの油内に配設したすくい網籠5内に投入して乾燥生地1が最適に揚げ上がった瞬間にこの素揚げされた素揚げ生地を油から一度にすくい上げることにより、一層均一で良好な揚げ上がりの素揚米菓6が得られることとなる。
また、何れの素揚米菓6も高温を保ったまま、この素揚米菓6を次の工程へ移行できる。
更に、この素揚米菓6を油切用網7を用いることにより、素揚米菓6を速やかに油切りできると共に熱いうちに丸型回転味付ドラ掛機9のボール部8に投入でき、更に、片手でこのボール部8を回転させながらもう片方の手で味付けすることにより、極めて速やかに素揚米菓6に味付けできることとなる。
即ち、乾燥生地1を素揚げする工程から素揚米菓6を味付けする工程までを極めて短時間で終了させる構成としたので、素揚米菓6がまだ熱いうちに味付けすることが可能となり、調味料10が素揚米菓6の熱によりこの素揚米菓6の表面に吸着しやすく、少ない調味料10でしっかり味の付いた美味しい米菓を製造できることとなる。
また、調味料10を振り掛けることにより味付け可能としたので、一種類の生地を用意するだけで多種の味の米菓を製造できることとなり、製造コストを削減できる。
この点詳述すると、味付け生地を使用する方法においては顧客の希望が予測できないために常に多種の味付け生地を余分に用意しなくてはならないが、生地は揚げる1乃至2日前に最終乾燥を経てねかせることにより市販品と遜色のない食感の米菓が得られるため2日以上の保存が出来ず、使用されなかったこれら味付け生地は全て廃棄処分していた為、極めて不経済であった。しかしこの点、本発明では同じ生地から複数の味の米菓を製造できるので、生地の無駄がなく極めて経済的である。
また、店頭での実演販売が可能となることによって、米菓の魅力を効果的に広い世代に伝えることが可能となり、販売層の拡大が期待できると共に、店頭により市場のニーズを調査できるので、製品開発の指針が立てやすくなる。
本発明の具体的な実施例1について図面に基づいて説明する。
実施例1は、本発明に係る即販用米菓製造装置及び、この装置を使用してうるち米を用いた生地から薄物の米菓(味付米菓11)を製造する製造方法についてである。
製造する過程に沿って説明する。
一般に用いられる製法によりうるち米を主原料として生地を仕込み、この生地を適宜な厚さ且つ適宜な形状に成形する。具体的に本実施例では、生地厚を薄く(以下、薄物と呼ぶ)、より具体的には略1mmとしている。
次に、この成形された生地を、この生地の水分量が重量比で13乃至15%となるように乾燥し(以下、第一乾燥と呼ぶ)、その後、所定温度を保持し得る保管箱若しくは保管袋に入れ1乃至2日ねかせる。本実施例では、一定温度に保った保管箱を用いて保管する。
具体的に、本実施例では、一般的な方法により仕込まれた生地を団子状にまるめ、圧延し、成型することにより、縦40mm、横40mm、厚さ0.8mmの生地として、この生地を水分量が重量比で14.5%となるように乾燥し、これを一晩寝かせて乾燥生地1とする。また、この生地は30℃に保った保管箱内で揚げる直前まで保管する。
次に、この保管箱に保管された乾燥生地1を、本実施例の即販用米菓製造装置で揚げて米菓(味付米菓11)とする。
本実施例の即販用米菓製造装置は、調理台13上に設けた分配器14と、計量器2と、小型揚鍋4と、油切用網7と、丸型回転味付ドラ掛機9と、包装機12と、密封機15とを設けて成る。また、調理台13上に配置したこれ等7つの装置は、20乃至200gの少量注文量分を製造するのに最適な小型のものとする。
本実施例で具体的には、調理台13の基端部から先端部に掛けて、上記7つの機器を上記の順に配置している。
調理台13には、各装置が工程順に並んでいることが好ましく、特に、後述する小型揚鍋4と、油切用網7と、丸型回転味付ドラ掛機9とはこの工程順に且つ隣接位置に設けることが望ましい。その他の装置については、作業空間に併せた断続的な配置としても良い。
また、調理台13は、機器を安定載置でき奥まで手が届く幅で、人一人が容易に操作できて小スペースに設置できる長さとしている。
本実施例で具体的には、幅1.3mで、小型揚鍋4から分配器14までの長さ(小型揚鍋4、油切用網7、丸型回転味付ドラ掛機9、包装機12、分配器14を載置した長さ)を2.7mとしている。
まず、乾燥生地1を、分配器14及び計量器2を用いて計量する。
分配器14は、前記乾燥生地1を載置する分配器載置台16とこの分配器載置台16の先端に設けられた分配器誘導環17とから成る。また、分配器載置台16を傾倒自在な構成とし、分配器誘導環17の下方位置に計量器2を配置している。
計量器2は、200g以下のものを1g単位で以上の精度で正確に測定可能なものを使用している。
分配器14の分配器載置台16に乾燥生地1を載置し、この分配器14の基端部を持ち上げて分配器載置台16を傾斜させて、乾燥生地1を分配器誘導環17から計量器2上に落下させることにより、顧客の好みに応じた量の乾燥生地1を素早く計量できることとなる。
本実施例で具体的には、20乃至50gを投入する。
次に、内部に加熱用の熱源3を配設した小型揚鍋4にこの小型揚鍋4の内形状に略合致したすくい網籠5を引き上げ自在に架設して垂下収納し、前記少量注文量の乾燥生地1を小型揚鍋4の油内に配設したすくい網籠5内に投入して210乃至240℃の高温で揚げることにより素揚米菓6とし、この素揚米菓6を前記小型揚鍋4から前記すくい網籠5を引き上げることにより一度(一挙)に油(油槽)からすくい上げ、このすくい網籠5を3乃至4回振ると共に、直ちに前記小型揚鍋4の隣接位置に設けた油切用網7に上げて油切りする。
本実施例では、具体的には215乃至220℃で5乃至30秒揚げ、素揚米菓6を30乃至80gを得る。
具体的には、乾燥生地1を揚げる揚鍋は、小型揚鍋4を用いる。
具体的に本実施例では、小型揚鍋4を使用推奨油量が4乃至8kgとなるように設計している。より具体的には、300mm、横240mm、高さ200mmとした。
また、小型揚鍋4の内部且つ底部に熱源3として等間隔に複数の遠赤外線ヒーター3を設けた。本実施例で具体的には、遠赤外線ヒーター3を二本設け、小型揚鍋4内に8kgの油を投入して使用した場合においても、240℃以上の油温が得られる構成としている。
また、この遠赤外線ヒーター3上には、油の対流を妨げないための複数の開口孔19を有したすくい網籠載置板18を設けている。
即ち、例えば、通常の家庭で用いられるような鍋底を熱するタイプであれば、油温が低い時にコンロの火力を強め、油温が目標温度に達した時点で火力を弱めても、強い火力で熱されて油温より高い温度である鍋底に熱せられてしばらくの間温度が上昇し続けるため油温の制御が難しいが、この点、本実施例では、鍋底を介さずに遠赤外線ヒーター3が直接油を暖められるから、遠赤外線ヒーター3の温度変化に敏感に反応して油温が変化することとなり油温の制御が容易となる。
更に、本実施例では、熱源3として遠赤外線ヒーター3を用いることにより、油の局部加熱が起こり辛く、油を均一に暖め易い構成とすると共に、すくい網籠載置板18の開口孔19を通して油が対流できる構成としたので、より容易に油を所望温度に保てることとなる。
また、小型揚鍋4に油を投入し、遠赤外線ヒーター3により油を温めた際に、油は開口孔19を通過して対流できるので、乾燥生地1を一層均一な揚げ上がりの素揚米菓6とすることができる。
また、小型揚鍋4は、調理台13設けた開口部に挿入し、小型揚鍋4の縁部を調理台13開口部の縁部に螺子止め固定しており、螺子の取り外しによりこの小型揚鍋4を調理台13から容易に取り外すことが可能で容易に洗浄可能となる構成としている。
また、前記小型揚鍋4の内部には、この小型揚鍋4の内形状に略合致したすくい網籠5を引き上げ自在に架設して垂下収納している。
すくい網籠5の形状は、乾燥生地1を前記すくい網籠5の200g程度の乾燥生地1を投入した場合においても、この乾燥生地1が油の中で自由に移動して、どの生地も満遍なく揚げ上がる広さを有するものとし、前記小型揚鍋4は前記すくい網籠5の容量にあわせた範囲で小型のものとしている。
従って、顧客の好みに応じた量の米菓が得られる乾燥生地1量を計量して、この少量注文量分の乾燥生地1を小型揚鍋4の油内に配設したすくい網籠5内に投入して210乃至240℃の高温で揚げることにより素揚米菓6とする。
また、この素揚米菓6を一度に油からすくい上げると共に、前記小型揚鍋4の隣接位置に設けた油切用網7に上げて油切りする。
油切用網7は、基端側(小型揚鍋4側)を網部20とし、先端部側を左右に立ち上り壁を有した誘導板21とし、網部20の基端側を上方へ持ち上げると、この網部20の先端側の下方に設けられた支軸22を中心に、この油切用網7が回動して素揚米菓6を誘導板21から一度に下方に落下させることが可能となる。
また、油切用網7の下方には小型揚鍋4に向けて下り傾斜する傾斜板23を設け、油切用網7からこの傾斜板23に落下した油が自重により小型揚鍋4内に回収される構成としている。
これにより、油量の減りが抑えられ、経済的な設計となる。
次に、この油切りした前記素揚米菓6をボール部8を回動自在に設けた丸型回転味付ドラ掛機9の前記ボール部8へ投入し、前記ボール部8を回動させながら前記素揚米菓6の温度が調味料10を良好に吸着する温度以下となる前に顧客の注文に応じた調味料10を添加して味付米菓11とする。
具体的に調味料10の振り掛け量は1.5乃至10重量%で顧客の好みに応じた又は製品に応じた味加減する。また、本実施例では、4%としている。
丸型回転味付ドラ掛機9は、前記油切用網7の誘導板21の下方に設けて、油切りが終了した素揚米菓6をこの油切用網7の誘導板21から速やかにこの丸型回転味付ドラ掛機9に移動させる得るものとした。
丸型回転味付ドラ掛機9は、ボール載置台24上に着脱自在且つ回動自在にボール部8を設けた構成とし、このボール部8の内部には、むら掛り防止用の羽根部25を設ける。
具体的に本実施例では、前記羽根部25をボール部8内に複数設けた。より具体的には、本実施例では等間隔に4本の羽根部25を設けている。
このボール部8に素揚米菓6を投入し、ボール載置台24上に回動自在に設けられたボール部8を片手で回動させながら、顧客の好みに応じた調味料10をもう片方の手で振り掛けると、素揚米菓6はボール部8内で、このボール部8の回動と共にボール部8の内壁に添って回動し、むら掛防止用の羽根部25に当たると上方へ浮き上がり、この素揚米菓6の表裏に万遍なくしかも均一に味付けできることとなる。
最後に、味付米菓11を前記ボール部8から取出してその全部若しくは小分けにした一部を包装機12により袋詰する。
包装機12は、味付米菓11を載置する包装機載置部26と、この包装機載置部26の先端に設けた味付米菓11を小袋28内へ誘導する包装機誘導環27とから構成する。また、この包装機載置部26は、載置台の左右及び基端部の側壁を立ち上り壁とし、丸型回転味付ドラ掛機9のボール部8をボール載置台24から取り外したボール部8内の味付米菓11を移動させやすい構成としている。
また、包装機誘導環27は、外周を下方に向けてこの包装機誘導環27の半径が狭くなるテーパー面とし、複数サイズの小袋28の口に対応できる構成としている。
この味付米菓11を包装機誘導環27の外周に袋詰用の小袋28を外方から嵌め込み、丸型回転味付ドラ掛機9からボール部8を外して、このボール部8内の味付米菓11を包装機12の上に載置し易い構成としている。
従って、この包装機載置部26の基端部を上方に持ち上げることにより、味付米菓11を一度に小袋28内に誘導して袋詰できる。
また、この味付米菓11入りの小袋28は、必要に応じて密封機15により密封する。具体的に、本実施例では、密封機15を熱圧着式のものとして、袋詰用の小袋28には、プラスチック素材のものを使用し、このプラスチック製の小袋28を熱圧着により密着させている。
また、本実施例の即販用米菓製造装置は、分配器14と、油切用網7と、包装機12と、丸型回転味付ドラ掛機9とが上下動可能若しくは回動可能であり、油が傾斜板23を滑るなど、様々な動きを組み合わせた顧客の興味を引く仕掛けを設けており、店頭販売等で使用した場合に、乾燥生地1から味付米菓11完成までの間終始顧客の心を引きつけておくことが可能となる即販用米菓製造装置となる。
また、本実施例により得られた薄物の米菓は、油っぽさがなく、サックリとした非常に良い食感となった。
<実施例1の別例>
次に、実施例1の別例を示す(図5参照)。
本実施例における実施例1より生地厚の厚い厚物の製造方法である。
一般に用いられる製法によりうるち米を主原料として生地を仕込み、この生地を適宜な厚さ且つ適宜な形状に成形する。具体的に本実施例では、生地厚を厚く(以下、厚物と呼ぶ)しており、より具体的には数mm程度としている。
次に、この成形された生地を、60乃至80℃で生地中の水分量が重量比で16乃至18%となるまで乾燥し(以下、第一乾燥と呼ぶ)、その後、30℃温度を保持し得る保管箱若しくは保管袋に入れ1乃至2日ねかせる。
次に、このねかせた成形生地を70乃至80℃で乾燥することにより(第二乾燥)、水分量を13乃至13.5%とする。
更に、30℃の恒温に保った保管箱で1乃至2日ねかせて乾燥生地1とする。
その余は、薄物の製造方法と同じである。
本発明の具体的な実施例2について図5に基づいて説明する。
実施例2は、もち米を用いた生地から薄物及び厚物の米菓(味付米菓11)を製造する製造方法についてである。
尚、使用する即販用米菓製造装置は、実施例1と同じである。
乾燥生地1を準備する。
一般的に用いられる方法によりもち米を主原料として生地を仕込み、この生地をあられ用若しくはおかき用等目的に合わせ、適宜な厚さ且つ適宜な形状に成形する。
具体的に本実施例では、一般的に用いられる方法により製造した餅を48h冷蔵し、この冷却され固まった餅をたて13mmよこ11mm厚さ7.5mmとし、小えびを入れサイコロ状に切断し、おかきの形状に成形して成形生地とする。
また、この成形生地は、成形直後で水分量が重量比で略45%である。
次に、この成形された生地を、乾燥温度50℃で生地の水分量が重量比で30乃至40%となるまで乾燥し、その後、所定温度を保持し得る保管箱若しくは保管袋に入れねかせをとる。
更に、前記条件で乾燥とねかせを繰り返し、水分量を重量比で略20%となるまで乾燥し、1乃至2日ねかせる。
この水分量が重量比で略20%となった生地を、温度60℃の焙炉乾燥機にて生地水分量が重量比で15乃至15.5%となるまで乾燥し、保温箱に入れ破損防止を計りながら再び一晩ねかせる。
尚、本実施例では、重量比で15乃至15.5%の水分量となるまで乾燥しているが、14乃至20%の範囲内まで乾燥すれば、良好な揚げ上がりの素揚米菓6が得られる。
乾燥が終わった乾燥生地1は保管箱(袋)に入れ1乃至2日ねかせる。
即ち、乾燥生地1は、揚げる1乃至2日前に、水分量を重量比で14乃至20%まで乾燥することにより、良好が揚げ上がりの素揚米菓6が得られる。
次に、この乾燥生地1を即販用米菓製造装置を用いて米菓(味付米菓11)とする。
尚、即販用米菓製造装置は、実施例1に係る即販用米菓製造装置と同じである。
分配器14と計量器2とにより、乾燥生地1を50乃至100g計量する。
また、小型揚鍋4に6.0kgの油を投入する。揚げ温度は210乃至240℃としている。
また、揚げ時間は薄手のもので1分15秒乃至40秒、厚手の生地は3分程が最適である。
また、50乃至100gの乾燥生地1から65乃至130gの米菓(味付米菓11)が得られる。
より具体的に本実施例では、小型揚鍋4に6.0kgの油を張り込み、設定温度217℃の中に80gの乾燥生地1を投入し、1分15秒で揚げ、素揚げ重量は105gを得ている。
また、小型揚鍋4で乾燥生地1を揚げる際に、必要に応じて網で上から抑えたり、撹拌により均一になる様にし、揚げ色を見ながらすくい網籠5により一度に油(油槽)から取り出している。
油をよく切ってから丸型回転味付ドラ掛機9に開け、素揚げに対して調味料10を振り掛けることにより味付けする。
具体的に本実施例では、1.5%の味塩振掛けを行ない、味付米菓11(米菓)を106乃至107g得ている。
味付後袋詰を行なう。
本実施例によって得られた米菓は、あられ、おかき共に、芯の抜けもよくカリッした食感で、市販品と遜色なく、極めて美味しい米菓となった。
その余は実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
実施例1に係る即販用米菓製造装置の説明正面図である。 実施例1に係る小型揚鍋、油切用網及び傾斜板の説明斜視図である。 実施例1に係る丸型回転味付ドラ掛機の説明斜視図である。 実施例1に係る包装機の説明斜視図である。 実施例1及び2に係る製造方法を示すフローチャートである。
1 乾燥生地
2 計量器
3 熱源
4 小型揚鍋
5 すくい網籠
6 素揚米菓
7 油切用網
8 ボール部
9 丸型回転味付ドラ掛機
10 調味料
11 味付米菓
12 包装機
13 調理台
21 誘導板

Claims (2)

  1. 顧客の好みに応じて注文される米菓を製造する即販用米菓製造装置を用いた米菓の製造方法であって、所望厚に成形した生地を乾燥して乾燥生地とし、この乾燥生地を計量器により注文に応じて20乃至200g内の小量注文量に計量し、内部に加熱用の熱源を配設した小型揚鍋にこの小型揚鍋の内形状に略合致したすくい網籠を引き上げ自在にしてこの小型揚鍋の油内に浸すように垂下収納し、前記少量注文量の乾燥生地を小型揚鍋の油内に配設したすくい網籠内に投入して210乃至240℃の高温で揚げることにより素揚米菓とし、この素揚米菓を前記小型揚鍋から前記すくい網籠を引き上げることにより一度に油からすくい上げると共に、前記小型揚鍋の隣接位置に設けた油切用網に上げて油切りし、この油切用網に、この油切用網で油切りした素揚米菓を誘導移動する誘導板を設けると共に、この油切用網は起伏回動自在に設け、この油切用網の隣接位置であって前記誘導板上を沿って素揚米菓が誘導移動される位置に、ボール部を回動自在に設けた丸型回転味付ドラ掛機を設けると共に、この丸型回転味付ドラ掛機は、前記ボール部を着脱自在に設け、前記油切用網を起伏回動することによりこの油切用網で油切りした前記素揚米菓を前記誘導板からボール部へと誘導投入し、前記ボール部を回動させながら前記素揚米菓の温度が調味料を良好に吸着する温度以下となる前に顧客の注文に応じた調味料を添加して味付米菓とし、前記丸型回転味付ドラ掛機から前記ボール部を取り外して包装機へと移動し、このボール部から味付米菓を取出してその全部若しくは小分けにした一部を包装機により袋詰して、顧客の注文に応じて少量注文量分だけをその注文に応じた味付けで製造し即販可能としたことを特徴とする米菓の製造方法。
  2. 顧客の好みに応じて注文される米菓を製造する即販用米菓製造装置であって、調理台上に米菓用の乾燥生地を注文に応じて20乃至200g内の小量注文量を計量し得る計量器を設け、その隣接位置に内部に加熱用の熱源を配設し前記少量注文量の乾燥生地を210乃至240℃の高温で揚げ得る小型揚鍋を設け、この小型揚鍋にはこの小型揚鍋の内形状に略合致したすくい網籠を引き上げ自在にしてこの小型揚鍋の油内に浸すように垂下収納し、この網籠内に前記乾燥米菓を投入して素揚米菓を得た際に、前記小型揚鍋から前記すくい網籠を引き上げることにより前記素米菓を一度に油からすくい上げ得る構成とし、前記小型揚鍋の隣接位置に前記素揚米菓を油切りし得る油切用網を設け、この油切用網に、この油切用網で油切りした素揚米菓を誘導移動する誘導板を設けると共に、この油切用網は起伏回動自在に設け、この油切用網の隣接位置であって前記誘導板上を沿って素揚米菓が誘導移動される位置に、ボール部を回動自在に設けた丸型回転味付ドラ掛機を設けて、前記油切用網を起伏回動することによりこの油切用網で油切りした素揚米菓を前記誘導板からボール部へと誘導投入し得るように構成すると共に、このボール部に前記素揚米菓を投入した際に、このボール部を回動させながら顧客の注文に応じた調味料を添加して前記油切りした前記素揚米菓をこの素揚米菓の温度が調味料を良好に吸着する温度以下となる前に味付けし得る構成とし、この丸型回転味付ドラ掛機は、前記ボール部を着脱自在に設け、この丸型回転味付ドラ掛機の隣接位置に、この丸型回転味付ドラ掛機で味付けした味付米菓を前記ボール部から取出してその全部若しくは小分けにした一部を袋詰する包装機を設けて、顧客の注文に応じて少量注文量分だけをその注文に応じた味付けで製造し即販可能とし得る構成としたことを特徴とする即販用米菓製造装置。
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