JP4819771B2 - キーボード装置、電子機器及びキーボード装置の製造方法 - Google Patents

キーボード装置、電子機器及びキーボード装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4819771B2
JP4819771B2 JP2007246289A JP2007246289A JP4819771B2 JP 4819771 B2 JP4819771 B2 JP 4819771B2 JP 2007246289 A JP2007246289 A JP 2007246289A JP 2007246289 A JP2007246289 A JP 2007246289A JP 4819771 B2 JP4819771 B2 JP 4819771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
frame member
top cover
keyboard device
coupling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007246289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009075982A (ja
Inventor
久生 山川
洋平 石井
勝義 小金井
昭仁 篠原
豊 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Sony Corp
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd, Sony Corp filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2007246289A priority Critical patent/JP4819771B2/ja
Priority to US12/232,620 priority patent/US8491209B2/en
Publication of JP2009075982A publication Critical patent/JP2009075982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4819771B2 publication Critical patent/JP4819771B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

本願の発明は、コンピュータ等の情報処理装置に対して使用者が情報を入力するためのキーボード装置に関し、特にデスクトップ型パーソナルコンピュータ等と組になって用いられる大型のキーボード装置において、ゴミや液体飛沫といった不要物をキー同士の隙間に入りにくくし、信頼性が高く、美観上も優れたものとされたキーボード装置に関するものである。
また、本願の発明は、このようなキーボード装置が適用されたキー入力装置部分を有する電子機器及びキーボード装置の製造方法に関するものである。
従来のキーボード装置10の典型的ものとして、上からみた外観が図7に示されるようなものがあり、その構造が、図8に分解斜視図で示されている。図7に示すように、トップカバー150は、キー配列のある部分が大きく空いた構造となっており、後述するフレーム部材に取り付けられた各キー200(不図示)のキーキャップ201が、ここから外部へと露出することで、使用者が、これらのキー200を操作することができるような構造となっている。ここで、隣接するキー同士の間の部分151には、特に何もない場合も多いが、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入を防ぐために、ここを塞ぐ部材151aを挿入することも考えられる。
以下、分解斜視図である図8を用いて、従来のキーボード装置10の構造を説明する。
図8は、キーボードの使用状態とは上下を逆にして描かれており、トップカバー150が下になっている。フレーム部材700には、キーの配置に対応した位置に、各キー200を取り付けるキー受け部が形成されている。図8では、その一部が格子状のパターンとして省略した形で描かれている。そこに、後述する各キー200の可動機構部250が装着される。次いで、押圧の有無によりオンオフが行われるメンブレンスイッチとしての電気接点を有するタックシート300がフレーム部材700の上に載置され、その上に補強材として金属製などのバックプレート400が載せられる。
フレーム部材700には、複数のピン(図8では701〜704)が、キーボードの下側(図では上側)に突出するようにしてその四隅近傍にそれぞれ形成されている。そして、タックシート300には、これらのピンが貫通するようにやや大きめの孔301〜304が形成されており、さらに、バックプレート400にも、同様に、前記ピンの位置に対応して孔401〜404が形成されており、組立てにおいては、これらの孔にピンを貫通させる。そして、バックプレート400の孔の上から樹脂製のピンが溶けるように加熱して潰してこれをバックプレート400に溶着することにより、タックシート300を間に挿入した形でフレーム部材700とバックプレート400とを結合する。そして、トップカバー150をフレーム部材700、タックシート300、バックプレート400を結合した結合体に結合し、最後に、ボトムカバー500を結合して、キーボード装置10の組立が完成する。ピンは、フレーム部材700の四隅近傍ばかりでなく、その他の個所にも複数設けられる場合がある。
以下に、キー可動機構部250の例について述べる。キーの上下運動を行うための可動機構の典型的な構造として、いわゆるパンタグラフ構造がある。その概略を図9に示す。図では省略されているが、その上部にはホルダーが装着されており、その上に、さらに、トップカバー150が装着される。詳細には、さらに細かい構造を有するが、ここでは省略されている。なお、最近では、ホルダーの装着が省略される場合もある。そこで、今、キー入力動作としてキー200のキーキャップ201を使用者が押圧すると、キー可動機構部250のパンタグラフ構造が変形して、図示せぬラバースプリングを押す。そうすると、タックシート300においてそのキーに対応する位置にあるスイッチが、このラバースプリングからの圧力を受けて接触状態となる。これにより、キー入力が行われる。このようなパンタグラフ構造を用いたキー構造に関しては、多くの文献があるが、一例として、特許文献1がある。
なお、フレーム部材とトップカバーとが一体成形された例として、特許文献2がある。また、フレーム部材の樹脂成形後の収縮によりキーボードが湾曲することへの対策として、フレーム部材を複数に分割したものに、特許文献3がある。
特開平11−224559号公報 特開平8−212868号公報 実開平2−5831号公報
従来のキーボード装置では、キー同士の間に仕切り部を設けないものでは、ゴミやこぼしたコーヒーなどの液体飛沫が入り易く、中に入ったゴミの影響により、キーの押圧の感触にばらつきが出て、操作しにくくなったり、液体飛沫がスイッチ部にまで浸透すると、正常な動作をしなくなるといった問題が発生する可能性があった。
また、従来の構成及び組立方法でキーボード装置を作った場合には、特に大型のキーボード装置において、プラスチックモールドでフレーム部材を構成した場合、樹脂成形後の収縮により、フレーム部材の長手方向において誤差が生じ、もしキー同士の間に仕切り部を設ける場合には、この誤差のために、余裕をもって仕切り部とキーキャップの間隔を設定する必要がある。そこで、仕切り部を設けたにもかかわらず、キーキャップと仕切り部との間に若干の隙間が生じてしまい、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入防止の効果が不完全になるという問題があった。
さらに、成形品の収縮がおさまった後において、キーボード装置内の位置によってキーキャップと仕切り部との間の隙間の大きさが異なることも起こり得、美観上も好ましくないという問題もあった。
また、仕切り部をトップカバーと別部材として設置する場合には、トップカバーと仕切り部の間にも隙間が生じ得ることになり、商品デザイン上も、上から眺めたときにすっきりした感じが無くなり、使用者の好みに合わない場合もあるといった問題があった。
なお、特許文献2のキーボード装置においては、トップカバーとフレーム部材とが一体成形されているので、プラスチックモールドにおける収縮によるトップカバーとフレーム部材との間の相対的な位置ずれは起きないが、キー同士の間に仕切り部がある構造ではないので、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入防止に寄与するものではない。
また、特許文献3のキーボード装置においては、フレーム部材の樹脂成形後の収縮による変形の対策として、フレーム部材を複数に分割することについて述べられているが、キーボード装置の湾曲について対策するものであり、キー同士の間に仕切り部があるトップカバー構造は開示されておらず、キーの取付位置を仕切り部で囲まれたキー配置空間に正確に合わせるというものではない。
本願の発明は、従来のキーボード装置が有する前記のような問題点を解決して、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入を極力抑えることができ、信頼性が高く、美観上も優れたキーボード装置を提供することを課題とする。
また、このようなキーボード装置が適用されたキー入力装置部分を有する電子機器及びキーボード装置の製造方法を提供することをも課題とする。
前記のような課題は、本願の各請求項に記載された次のような発明により解決される。
すなわち、その請求項1に記載された発明は、複数のキーと、前記複数のキーの各々に対する押圧を検出するスイッチ手段とを有するキーボード装置において、隣接する前記キー同士を隔てる仕切り部が一体成形されたトップカバーと、前記トップカバーに取り付けられることにより、前記仕切り部で囲まれた空間に前記キーが配置されるように前記キーを支えるキー受け部を有するフレーム部材と、前記トップカバーと前記フレーム部材とを結合するための第1の結合手段と、前記トップカバーと前記フレーム部材とを前記第1の結合手段により結合してなる前記キーボード装置の上側部を構成した後に、前記上側部に、前記スイッチ手段を含む前記キーボード装置の下側部を結合するための第2の結合手段とを有することを特徴とするキーボード装置である。
請求項1に記載された発明は、前記のように構成されており、トップカバーには、隣接するキー同士を隔てる仕切り部が一体成形されるので、仕切り部が設けられない場合と比べてはもちろん、仕切り部は設けられるが別部材として形成される場合と比べても、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入を極力抑えることができる。また、美観上も優れたキーボード装置を得ることができる。さらに、トップカバーの開口面積を減らすことになり、キーボード装置の強度を向上させることができる。
また、第1の結合手段と第2の結合手段とを有し、トップカバーとフレーム部材とを第1の結合手段により結合してキーボード装置の上側部を構成した後に、該上側部に、スイッチ手段を含むキーボード装置の下側部を第2の結合手段により結合することができるので、従来、下側部にキー受け部もしくは複数のキー受け部を有するフレーム部材を結合し、その後、トップカバーをその結合体に結合していたのと比べて、トップカバーの仕切り部で囲まれたキー配置空間とキー受け部との位置合せが容易になり、キーキャップと仕切り部との間に隙間が生じる虞が軽減される。これにより、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入をさらに良く抑えることができ、また、美観上もさらに優れたキーボード装置とすることができる。
また、その請求項2に記載された発明は、請求項1に記載のキーボード装置において、そのフレーム部材が、その長手方向に複数に分割された分割フレーム部材から成ることを特徴としている。
請求項2に記載された発明は、この構成により、フレーム部材の樹脂成形後の収縮によりフレーム部材の長さが変わったとしても、その長さの変化を問題のない大きさに抑えることができ、トップカバーのキー配置空間とキー受け部との位置合せがさらに容易になり、キーキャップと仕切り部との間に隙間が生じる虞がさらに軽減される。これにより、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入をさらに良く抑えることができ、また、美観上もさらに優れたキーボード装置とすることができる。加えて、仕向地などによりキーボードのキー配置に若干の違いがある場合には、どの仕向地にも共通な部分については共通の分割フレーム部材を使用することができるので、部品の共通化により、製造コストを低減することができる。
また、その請求項3に記載された発明は、請求項2に記載のキーボード装置において、キー配置のうちの一部分が異なり他の部分が共通な複数のキー配置仕様について、異なるキー配置部分を1つにまとめられるように前記フレーム部材を分割した分割フレーム部材としたことを特徴としている。
請求項3に記載された発明は、この構成により、1つの分割フレーム部材を仕向地に合わせたものとすることができるので、製造コストをさらに低減することができる。
さらに、その請求項4に記載された発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のキーボード装置において、塗装が施されるトップカバーと塗装が施されないフレーム部材とを第1の結合手段により結合して、キーボード装置の上側部を構成したことを特徴としている。
請求項4に記載された発明は、この構成により、トップカバーをフレーム部材から切り離して、それ単独で塗装することが可能になり、フレーム部材をその塗装工程に巻き込むことがないので、フレーム部材が有するキー受け部を塗装が施されない状態に保持することができ、キー受け部にキーを上下運動可能に支えるために装着されるキー可動機構部の作動に支障を来たす虞が解消されて、信頼性が向上する。
また、その請求項5に記載された発明は、複数のキーと、前記複数のキーの各々に対する押圧を検出するスイッチ手段とを有するキー入力装置を有し、前記キー入力装置は、隣接する前記キー同士を隔てる仕切り部が一体成形されたトップカバーと、前記トップカバーに取り付けられることにより、前記仕切り部で囲まれた空間に前記キーが配置されるように前記キーを支えるキー受け部を有するフレーム部材と、前記トップカバーと前記フレーム部材とを結合するための第1の結合手段と、前記トップカバーと前記フレーム部材とを前記第1の結合手段により結合してなる前記キー入力装置の上側部に、前記スイッチ手段を含む前記キー入力装置の下側部を結合するための第2の結合手段とを有することを特徴としてなるキー入力装置であることを特徴とする電子機器である。
請求項5に記載された発明は、前記のように構成されており、その電子機器が有するキー入力装置において、そのトップカバーには、隣接するキー同士を隔てる仕切り部が一体成形されるので、仕切り部が設けられない場合と比べてはもちろん、仕切り部は設けられるが別部材として形成される場合と比べても、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入を極力抑えることができる。また、美観上も優れたキー入力装置を得ることができる。さらに、トップカバーの開口面積を減らすことになり、キー入力装置の強度を向上させることができる。
また、第1の結合手段と第2の結合手段とを有し、トップカバーとフレーム部材とを第1の結合手段により結合してキーボード装置の上側部を構成した後に、該上側部に、スイッチ手段を含むキーボード装置の下側部を第2の結合手段により結合することができるので、従来、下側部にキー受け部もしくは複数のキー受け部を有するフレーム部材を結合し、その後、トップカバーをその結合体に結合していたのと比べて、トップカバーの仕切り部で囲まれたキー配置空間とキー受け部との位置合せが容易になり、キーキャップと仕切り部との間に隙間が生じる虞が軽減される。これにより、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入をさらに良く抑えることができ、また、美観上もさらに優れたキー入力装置とすることができる。
以上に述べたような種々の効果を奏することができるキー入力装置を備えてなる電子機器を提供することができる。
さらに、また、その請求項6に記載された発明は、複数のキーと、前記複数のキーの各々に対する押圧を検出するスイッチ手段とを有するキーボード装置の製造方法であって、隣接する前記キー同士を隔てる仕切り部が一体成形されたトップカバーと、前記トップカバーに取り付けられることにより、前記仕切り部で囲まれた空間に前記キーが配置されるように前記キーを支えるキー受け部を有するフレーム部材とを第1の結合手段により結合し、前記トップカバーと前記フレーム部材とを前記第1の結合手段により結合してなる前記キーボード装置の上側部に、前記スイッチ手段を含む前記キーボード装置の下側部を第2の結合手段により結合することを特徴とするキーボード装置の製造方法である。
請求項6に記載された発明は、前記のように構成されており、トップカバーには、隣接するキー同士を隔てる仕切り部が一体成形されるので、仕切り部が設けられない場合と比べてはもちろん、仕切り部は設けられるが別部材として形成される場合と比べても、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入を極力抑えることができる。また、美観上も優れたキーボード装置を得ることができる。さらに、トップカバーの開口面積を減らすことになり、キーボード装置の強度を向上させることができる。
また、第1の結合手段と第2の結合手段とを有し、トップカバーとフレーム部材とを第1の結合手段により結合してキーボード装置の上側部を構成した後に、該上側部に、スイッチ手段を含むキーボード装置の下側部を第2の結合手段により結合することができるので、従来、下側部にキー受け部もしくは複数のキー受け部を有するフレーム部材を結合し、その後、トップカバーをその結合体に結合していたのと比べて、トップカバーの仕切り部で囲まれたキー配置空間とキー受け部との位置合せが容易になり、キーキャップと仕切り部との間に隙間が生じる虞が軽減される。これにより、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入をさらに良く抑えることができ、また、美観上もさらに優れたキーボード装置の製造方法とすることができる。
前記のとおり、本願の発明のキーボード装置及びキーボード装置の製造方法によれば、トップカバーには、隣接するキー同士を隔てる仕切り部が一体成形されるので、ゴミや液体飛沫といった不要物の侵入を極力抑えることができ、また、美観上も優れたキーボード装置を得ることができ、さらに、キーボード装置の強度を向上させることができる。
また、フレーム部材が、その長手方向に複数に分割された分割フレーム部材から成るものとされる場合には、仕向地などによりキーボードのキー配置に若干の違いがある場合に、フレーム部材として、どの仕向地にも共通な部分については共通の分割フレーム部材として使用することができるので、部品の共通化により、製造コストを低減することができる。
また、塗装が施されるトップカバーと塗装が施されないフレーム部材とを第1の結合手段により結合して、キーボード装置の上側部を構成する場合には、トップカバーをフレーム部材から分離して、それ単独で塗装することが可能になり、フレーム部材をその塗装工程に巻き込むことがないので、フレーム部材が有するキー受け部を塗装が施されない状態に保持することができ、キー受け部にキーを上下運動可能に支えるために装着されるキー可動機構部の作動に支障を来たす虞が解消されて、信頼性が向上する。
さらに、前記したような種々の効果を奏することができるキーボード装置が適用されたキー入力装置部分を有する電子機器を提供することができる。
キーボード装置を構成するに当たって、キーが配置される外側上部のトップカバーを、キー同士の間を仕切る仕切り部が一体成形されたものとして形成する。そして、このトップカバーの各キーが配置される仕切り部で囲まれた空間の下部に、キーの上下運動を行うための可動機構部を設置するためのキー受け部を装備し、このキー受け部を利用して各キーの少なくともキー可動機構部を装着して、キーボード装置の上側部を構成した後、この上側部に、より下部にある部品(具体的には、押圧の有無によりオンオフが行われるメンブレンスイッチとしての電気接点を有するタックシート、背面から補強するためのバックプレート、ボトムカバー等のキーボード装置の下側部を構成する部品)を第2の結合手段により結合する。
キー受け部は、塗装が施されないフレーム部材に備えられるものとし、このフレーム部材と塗装が施されるトップカバーとを第1の結合手段により結合して、キーボード装置の上側部を構成する。フレーム部材は、その長手方向に複数に分割された分割フレーム部材から成るものとする。
図1は、本願の発明の好ましい実施の形態(実施例)によるキーボード装置1を上から見た外観図である。同図に示されるように、トップカバー100において、隣接する各キーを隔てる仕切り部101が一体成形されている。これにより、キー同士の間の間隙からゴミや液体飛沫といった不要物が侵入することを防ぐことができ、また、キーキャップと仕切り部101との間以外に境界がないため、仕切り部をトップカバー100と別部材で構成するときのように、それらの間の境界がゴミや液体飛沫といった不要物の侵入する可能性のある個所となることがなくなる。また、美観上も優れたキーボード装置とすることができ、トップカバーの開口面積が減るので、キーボード装置の強度を向上させることができる。
図2(a)は、トップカバー100にフレーム部材を結合したときの状態を裏側から見た図である。601、602、603、604は、それぞれ分割フレーム部材であり、フレーム部材がキーボード1の長手方向に複数(本実施例では4つ)に分割されて成るものである。ここでは、キー可動機構を挿入するための孔のみを四角で示しているが、その孔の端部には、後述するようなキー受け部が設けられている。また、分割フレーム部材601についてのみ、結合ピンや結合孔が描かれているが、他の分割フレーム部材についても、基本的に同様であるので、省略されている。ここでは、フレーム部材は、キーボードの主要部分において3分割されており、加えて、横のテンキー部分において、さらにもう1つの分割フレーム部材604が用いられている。
フレーム部材の分割は、極端には、1つのキー当り1つの分割フレーム部材(この場合、1つのキー受け部を有する板)とされても良いが、余り分割数が多いと、部品点数が多くなり、また、組立工数も増えて、コストが高くなるため、必要最小限の分割数とすることが望ましい。逆に、個々のフレーム部材が長手方向に長過ぎると、前記したような樹脂成形後の収縮による問題が発生する。デスクトップ型パーソナルコンピュータに用いられる卓上型のキーボードは、キーピッチが19mmで、全幅がテンキー付きのもので390mm〜480mm程度の大きさである。このようなキーボードにおいて、図2(a)のように主要部分を3分割すると、キーボードの長手方向において、各分割フレーム部材は、長いものでキー6個分であるので、114mm程度の長さである。仕切り部付きのキーボードで、仕切り部で囲まれた区画内に精度良く位置決めしてキーを配置することにおいて、この程度の長さの部材であれば、樹脂成形後の収縮の影響は大きくないことが、発明者によって確認された。
分割フレーム部材601、602、603、604とトップカバー100との結合において、その位置決めは、トップカバー100より断面T字型のピン121を突出させ、分割フレーム部材側のこれに対応する位置にT字孔631を設け、T字ピン121をT字孔631に挿入することにより行う。例えば、図2(a)において、各分割フレーム部材601、602、603、604において、その中央付近にT字型で示したようにT字ピン121とT字孔631とを1組ないし複数組(本実施例では2組)設けておけば良い。
図2(a)において、右端の分割フレーム部材601について記した符号120は、トップカバー100に分割フレーム部材601を結合するためにトップカバー100に突出して設けられた第1の結合ピン(第1の結合手段)PAを示す。符号630は、この結合ピンPAを通すための孔HAを示しており、この孔は、トップカバー100に結合ピンPAが設けられる位置に合わせて、分割フレーム部材601に開けられている。以下では、第1の結合ピンPAを結合ピン120と表示し、これを通すための孔HAを孔630と表示する。孔630に結合ピン120を通して、分割フレーム部材601を裏向きにされたトップカバー100の上に載せ、結合ピン120を加熱して潰して分割フレーム部材601に溶着することにより、分割フレーム部材601をトップカバー100に固定する。
ここで、図2(a)に一例を示したように、第1の結合ピン120と孔630とは、分割フレーム部材601の全面に亘って複数設けられていて、分割フレーム部材601をトップカバー100にしっかりと固定するようになっている。他の分割フレーム部材についても、これらをトップカバー100に固定するために複数の第1の結合ピン120と孔630との組が設けられているが、特に図示はされていない。これら他の分割フレーム部材をトップカバー100に固定する態様は、分割フレーム部材601をトップカバー100に固定する態様に準ずる。
分割フレーム部材601、602、603、604の各々には、タックシート300を介挿してバックプレート400を結合するための第2の結合ピン(第2の結合手段)620が複数個突出して設けられている。なお、これら第2の結合ピン620は、分割フレーム部材に設けるのではなく、トップカバー100に設けて、分割フレーム部材には大きめの孔を形成し、トップカバー100と分割フレーム部材との結合後もさらに突出するようにしてもよい。バックプレート400は、この第2の結合ピン620の先端部を加熱して潰してバックプレート400に溶着することにより、トップカバー100及び分割フレーム部材を含む上側部150と結合される。
分割フレーム部材601、602、603、604の各々は、平面視矩形状の複数の孔(開口)を有しており、その周辺に備えられたキー受け部により支持されるように、キーの可動機構部250が、この孔を通して分割フレーム部材の裏から挿入される。一つのキー受け部650に注目して、分割フレーム部材の一部を上側から示した図が図3(a)であり、斜め上方から見た斜視図が図3(b)である。図9に示されたキーの可動機構部250のピンR01、R02、L01、L02は、図3(a)でX01、X02、X03、X04で示された、キー受け部650に形成された複数の凹部にそれぞれ合わせて挿入される。ピンR01、R02、L01、L02は、これらの凹部X01、X02、X03、X04により受けられる。
図3(b)に示すように、X01は、分割フレーム部材の裏側にある凹部であり、ピンR01がここに挿入されて、回転運動とともにキー可動機構部250のパンタグラフ構造の前後方向に摺動することができるように、ある長さを有している。X02は、同様に分割フレーム部材の裏側にある凹部であり、ピンR02がここに挿入されて、パンタグラフ構造の上下運動に伴って、前後方向には固定で回転運動のみを行うことができるようになっている。X03、X04は、それぞれX01、X02と左右対称で、同様の構造となっている。これらの構造及び動作は、通常のパンタグラフ式キースイッチに一般的なものであるので、詳細な説明を省略する。
ピン挿入用の凹部X01、X02、X03、X04にそれぞれ挿入されたこれらのピンR01、R02、L01、L02は、トップカバー100と分割フレーム部材601、602、603、604とが結合されて得られたキーボード装置1の上側部150に、さらにタックシート300を介してバックプレート400が結合されると、背面からタックシート300が添えられて、凹部X01、X02、X03、X04が形成する空間に封じられる。
図4は、トップカバー100と分割フレーム部材601、602、603、604とを結合したときの、仕切り部101に囲まれた区画を斜上方から眺めた斜視図であり、分割フレーム部材に設けられたキー受け部650がその区画に臨むようにして配置されている様子を詳細に示している。このように、トップカバー100に設けられた仕切り部101で囲まれた窓状の区画の下部に、分割フレーム部材に設けられた凹部X01、X02、X03、X04を有するキー受け部650が現れるように、これらトップカバー100と各分割フレーム部材とが重ねられて配置される。本願の発明は、このときに、窓状の区画とキー受け部650との位置関係のずれを抑えて、キーキャップ201と仕切り部101との間の隙間を極力小さくしようとするものである。
ここで、窓状の区画とキー受け部650との位置関係は、トップカバー100とキー受け部650とを一体成形すれば、それらの位置がずれることはない。しかし、美観上から、トップカバー100については塗装を施したい場合がある。そのとき、キー受け部650がトップカバー100と一体成形されていれば、凹部X01、X02、X03、X04の部分も同時に塗装されてしまう。そうすると、キーが押圧されたときにキー可動機構部250のピンR01、R02、L01、L02がこれらの凹部X01、X02、X03、X04の内部で回転運動や摺動運動を行う際の摩擦力が塗装により大きくなったりして、キーのスムーズな動作が損なわれる可能性がある。そこで、キー受け部650には塗装されないように蔽ってから塗装を行う必要があるが、そのためには工程が増え、コストが高くなるという問題があった。そこで、本願の発明では、トップカバー100と分割フレーム部材601、602、603、604とを別体として、トップカバー100のみに塗装を施した後に、キー受け部650を有するこれら分割フレーム部材をトップカバー100に取り付けて一体化することとしたものである。
さらに、フレーム部材は、その長手方向の長さが長いと、樹脂成形後の収縮により、その長さが変わり、トップカバー100の仕切り部101に囲まれた区画との正確な位置合せができず、キーキャップ201と仕切り部101との間の隙間が大きくなってしまうという問題が生じる。そこで、これを避けるためにフレーム部材を複数に分割するものである。
また、フレーム部材を複数に分割して、分割フレーム部材601、602、603、604とすることにより、仕向地などによりキーボードのキー配置に若干の違いがある場合にも、どの仕向地にも共通な部分については共通の分割フレーム部材を使用することができることになり、部品の共通化により、製造コストを低減することができる。さらに、仕向地により異なるキー配置部分を1つの分割フレーム部材にまとめられので、製造コストをさらに低減することが可能になる、等々のメリットがある。
分割フレーム部材を使用することによる部品の共通化について、図2(c)〜図2(e)を参照しつつ、さらに詳しく説明する。
図2(c)に示されるフレーム1、2、3、4を備えたキーボード装置は、J地向けのものであるが、そのフレーム1(分割フレーム部材601の領域に相当)の601JUで示した個所は、E地向けは他と異なるものの、J地向けとU地向けとで共通するので、この分割フレーム部材601は、J地とU地とで共通に使うことができる。これに対して、そのフレーム2(分割フレーム部材602の領域に相当)の602Jで示した個所は、J地向けにのみ通用し、U地向けとE地向けとはこれと異なるので、この分割フレーム部材602は、J地のみで使えるものである。
次に、図2(d)に示されるフレーム1、2、3を備えたキーボード装置は、U地向けのものであるが、そのフレーム2(分割フレーム部材602の領域に相当)の602UEで示した個所は、J地向けは他と異なるものの、U地向けとE地向けとで共通するので、この分割フレーム部材602は、U地とE地とで共通に使うことができる。
さらに、図2(e)に示されるフレーム1、2、3を備えたキーボード装置は、E地向けのものであるが、そのフレーム1(分割フレーム部材601の領域に相当)の601Eで示した個所は、E地向けにのみ通用し、J地向けとU地向けとはこれと異なるので、この分割フレーム部材601は、E地のみで使えるものである。
このように、フレーム部材の分割を行うことにより、一部の分割フレーム部材について、他の地域と共通に使えるものが出て来て、この場合には、全部について異なるフレーム部材を用意する必要がないというメリットが生ずる。このようなキー配置のうちの一部分が異なり他の部分が共通な複数のキー配置仕様の具体例としては、いわゆる109キーボード(図2(c))と104キーボード(図2(d))との間の関係や、104キーボード(図2(d))と105キーボード(図2(e))との間の関係が挙げられる。
図5は、トップカバー100と分割フレーム部材601、602、603、604とを結合して上側部150を得るときの組立作業を説明するための説明図であるとともに、該上側部150の組立構造を表す分解斜視図である。トップカバー100の裏面には、同図に示すように、第1の結合手段としての複数個の結合ピン120が、分割フレーム部材601、602、603、604の各々に複数設けられた孔630に合うような位置にそれぞれ設置されている。さらに、前述したような位置決めのためのT字型の突起121も、各分割フレーム部材毎に2個ずつ設置されている。
分割フレーム部材601、602、603、604の各々は、そのT字孔631にT字型突起121が挿入され、同時に、その分割フレーム部材のための第1の結合手段としての結合ピン120が当該分割フレーム部材の孔630に挿入され、さらに、孔630から突出した結合ピン120が加熱されて潰されて当該分割フレーム部材に溶着されることにより、トップカバー100にしっかりと結合される。このようにして、トップカバー100と分割フレーム部材601、602、603、604とがキーボード装置1の上側部150として一体化される。
分割フレーム部材601、602、603、604の各々に複数設けられている窓状の孔は、前記のとおり、その周辺にキー受け部650を有し、キー可動機構部250を受け入れるためのものであるが、これらの孔は、図5においては、分割フレーム部材602についてのみ格子状の簡略化された形で示されている。しかしながら、他の分割フレーム部材についても同様であり、詳細は、図3(a)、(b)に示したような構造になっている。
図6は、上側部150にさらに他の部分(キーボード装置1の下側部を構成するもの)を結合してキーボード装置1を構成するときの組立作業を説明するための説明図であるとともに、該キーボード装置1の組立構造を表す分解斜視図である。同図は、従来技術で説明した図8と同様、キーボードの使用状態とは上下を逆にして描かれており、上側部150において、これを構成する一要素であるトップカバー100の表面が下に描かれている。上側部150におけるトップカバー100の仕切り部101で囲まれた区画にキー可動機構部250が挿入された後に、押圧の有無によりオンオフが行われるメンブレンスイッチとしての電気接点を有するタックシート300が上側部150の上に載置され、その上に補強材として金属製などのバックプレート400が載せられる。タックシート300及びバックプレート400は、基本的には図8で説明した従来技術と同様のものである。
上側部150には、第2の結合手段としての複数の結合ピン620がキーボードの下側(図では上側)に突出するようにして設けられている。図2(a)では、1つの分割フレーム部材601についてのみ示しているが、他の分割フレーム部材602、603、604についても、これと同様に複数の結合ピン620がそれぞれ設けられても良い。図6では、両側に配置された分割フレーム部材601、604の各外方に突出した両角部近傍に設けられた合計4つの結合ピン620が代表として描かれており、以下、これに関して説明する。
タックシート300には、これらの結合ピン620が貫通するようにやや大きめの孔310がその4つの角部近傍に設けられており、また、バックプレート400にも、同様にピン620の位置に対応させて孔410がその4つの角部近傍に設けられている。組立においては、これらの孔310、410に結合ピン620を貫通させる。そして、孔410の上から樹脂製の結合ピン620が溶けるように加熱して潰すことにより、これをバックプレート400に溶着する。これにより、タックシート300を間に挿入した形で上側部150とバックプレート400とが結合される。このようにして、上側部150にタックシート300、バックプレート400を結合し、最後に、ボトムカバー500を結合して、キーボード装置1の組立てが完成する。
本実施例では、第1の結合手段、第2の結合手段をそれぞれ第1の結合ピン120、第2の結合ピン620とし、これらを孔630、310、410に挿入した後に対応する部材に溶着することにより関連する部材を結合するとして説明したが、結合手段は、これに限ることなく、ネジ止めや、接着剤による接着、ツメにより引っ掛ける等の手段によっても良い。
また、分割フレーム部材601、602、603、604とトップカバー100との位置決めのために用いられるT字ピン121とT字孔631とは、これらの形状に限定されず、各種の形状のものとされても良い。例えば、L字ピンとL字孔との組合せや角状ピンと角状孔との組合せとされても良い。そして、この場合、これらの位置決め手段を各分割フレーム部材601、602、603、604の中央付近のみならず、図2(b)に示すように、その周辺にも、T字ピン122とT字孔632との組合せを適宜設けるようにすれば、各分割フレーム部材の回転ガタをより確実に防止することができる。
上記の実施例では、パーソナルコンピュータ用のキーボード装置を例に取り説明したが、本願の発明は、これに限定されることなく、その技術思想の範囲内で変形して実施することができ、その実施範囲も、当然、本願の発明の技術的範囲に属するものである。例えば、単体のキーボード装置の場合だけでなく、ノートパソコン等に搭載されるキーボードにも本願の発明を適用することができる。さらに、パーソナルコンピュータに限ることなく、PDAやゲーム機器、携帯電話などの、キー入力装置部分を有する電子機器に対して適用可能なことはもちろんである。
本願の発明は、パーソナルコンピュータ等への使用者による情報入力に用いるキーボード装置等に適用することができる。
本願の発明のキーボード装置の外観を示す図である。 本願の発明のキーボード装置の上側部の下面図である。 本願の発明のキーボード装置の上側部の他の実施例の下面図である。 分割フレーム部材を使用することによる部品の共通化のメリットを説明するための図である。 分割フレーム部材を使用することによる部品の共通化のメリットを説明するための他の図である。 分割フレーム部材を使用することによる部品の共通化のメリットを説明するためのさらに他の図である。 本願の発明のキーボード装置の分割フレーム部材に設けられるキー受け部を説明する図である。 本願の発明のキーボード装置の上側部の仕切り部とキー受け部とを拡大して示す斜視図である。 本願の発明のキーボード装置の上側部の組立構造を示す分解斜視図である。 本願の発明のキーボード装置の分解斜視図である。 従来のキーボード装置の外観を示す図である。 従来のキーボード装置の分解斜視図である。 キー可動機構部としてのパンタグラフ構造を示す図である。
符号の説明
1:キーボード装置、100:トップカバー、101:仕切り部、120:第1の結合ピン(第1の結合手段)、121:T字ピン、150:上側部、201:キーキャップ、250:キー可動機構部、300:タックシート、400:バックプレート、500:ボトムカバー、601、602、603、604:分割フレーム部材、620:第2の結合ピン(第2の結合手段)、630:孔、631:T字孔、650:キー受け部。



Claims (6)

  1. 複数のキーと、前記複数のキーの各々に対する押圧を検出するスイッチ手段とを有するキーボード装置において、
    隣接する前記キー同士を隔てる仕切り部が一体成形されたトップカバーと、
    前記トップカバーに取り付けられることにより、前記仕切り部で囲まれた空間に前記キーが配置されるように前記キーを支えるキー受け部を有するフレーム部材と、
    前記トップカバーと前記フレーム部材とを結合するための第1の結合手段と、
    前記トップカバーと前記フレーム部材とを前記第1の結合手段により結合してなる前記キーボード装置の上側部に、前記スイッチ手段を含む前記キーボード装置の下側部を結合するための第2の結合手段と
    を有することを特徴とするキーボード装置。
  2. 前記フレーム部材は、その長手方向に複数に分割された分割フレーム部材から成ることを特徴とする請求項1に記載のキーボード装置。
  3. キー配置のうちの一部分が異なり他の部分が共通な複数のキー配置仕様について、異なるキー配置部分を1つにまとめられるように前記フレーム部材を分割した分割フレーム部材としたことを特徴とする請求項2に記載のキーボード装置。
  4. 塗装が施される前記トップカバーと塗装が施されない前記フレーム部材とを前記第1の結合手段により結合して、前記キーボード装置の上側部を構成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のキーボード装置。
  5. 複数のキーと、前記複数のキーの各々に対する押圧を検出するスイッチ手段とを有するキー入力装置を有し、
    前記キー入力装置は、
    隣接する前記キー同士を隔てる仕切り部が一体成形されたトップカバーと、
    前記トップカバーに取り付けられることにより、前記仕切り部で囲まれた空間に前記キーが配置されるように前記キーを支えるキー受け部を有するフレーム部材と、
    前記トップカバーと前記フレーム部材とを結合するための第1の結合手段と、
    前記トップカバーと前記フレーム部材とを前記第1の結合手段により結合してなる前記キー入力装置の上側部に、前記スイッチ手段を含む前記キー入力装置の下側部を結合するための第2の結合手段と
    を有することを特徴としてなるキー入力装置である
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 複数のキーと、前記複数のキーの各々に対する押圧を検出するスイッチ手段とを有するキーボード装置の製造方法であって、
    隣接する前記キー同士を隔てる仕切り部が一体成形されたトップカバーと、前記トップカバーに取り付けられることにより、前記仕切り部で囲まれた空間に前記キーが配置されるように前記キーを支えるキー受け部を有するフレーム部材とを第1の結合手段により結合し、
    前記トップカバーと前記フレーム部材とを前記第1の結合手段により結合してなる前記キーボード装置の上側部に、前記スイッチ手段を含む前記キーボード装置の下側部を第2の結合手段により結合する
    ことを特徴とするキーボード装置の製造方法。
JP2007246289A 2007-09-21 2007-09-21 キーボード装置、電子機器及びキーボード装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4819771B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007246289A JP4819771B2 (ja) 2007-09-21 2007-09-21 キーボード装置、電子機器及びキーボード装置の製造方法
US12/232,620 US8491209B2 (en) 2007-09-21 2008-09-19 Keyboard apparatus, electronic apparatus, and method of producing the keyboard apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007246289A JP4819771B2 (ja) 2007-09-21 2007-09-21 キーボード装置、電子機器及びキーボード装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009075982A JP2009075982A (ja) 2009-04-09
JP4819771B2 true JP4819771B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=40610864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007246289A Expired - Fee Related JP4819771B2 (ja) 2007-09-21 2007-09-21 キーボード装置、電子機器及びキーボード装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4819771B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6412626B1 (ja) * 2017-06-20 2018-10-24 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド キーボード装置及び電子機器
TWI739605B (zh) 2020-09-21 2021-09-11 和碩聯合科技股份有限公司 模組化框架

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4644052A (en) * 1985-08-15 1987-02-17 Ashland Oil, Inc. Reaction of bis-oxazoline with polycarboxylic acid catalyzed by alkali or alkaline earth metal cationic complex
JP3451824B2 (ja) * 1996-01-25 2003-09-29 ミツミ電機株式会社 キーボード
JPH09325841A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Seiko Epson Corp キーボードおよび情報処理装置
JPH11110102A (ja) * 1997-09-29 1999-04-23 Mitsubishi Electric Corp キーボード並びにそれを用いたキー入力装置及びコンピュータ
JPH11338617A (ja) * 1998-05-21 1999-12-10 Mitsubishi Electric Corp キー入力装置及びそれを備えたコンピュータ
JP3408503B2 (ja) * 2000-08-07 2003-05-19 エヌイーシーアクセステクニカ株式会社 情報端末
JP4071425B2 (ja) * 2000-08-07 2008-04-02 アルプス電気株式会社 キーボード装置
JP2006079331A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Canon Inc 画像読取記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009075982A (ja) 2009-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN204117915U (zh) 半蝶形组装件、拨动开关和键机构
US8491209B2 (en) Keyboard apparatus, electronic apparatus, and method of producing the keyboard apparatus
US10126783B2 (en) Portable computing system
US9411380B2 (en) Portable computing system
CN105607695B (zh) 结合构造、输入装置以及电子设备
US8139352B2 (en) Medium drive unit and electronic equipment
US10133314B2 (en) Portable computing system
JPH0922637A (ja) キーボード
US20160071664A1 (en) Button features of an electronic device
CN101295195A (zh) 便携式计算机
JP2013545170A (ja) タッチパッドを有するポータブルコンピュータ
JP2001100889A (ja) キーボード
US20180284905A1 (en) Metal and plastic composite keyboard
US20140110234A1 (en) Key structure of keyboard
US20110157794A1 (en) Electronic device having a hinge
JP4819771B2 (ja) キーボード装置、電子機器及びキーボード装置の製造方法
US20140146445A1 (en) Portable input device
TWI699801B (zh) 按鍵結構
CN202018902U (zh) 薄型化按键结构及便携式计算机
JP4299737B2 (ja) 表示装置及び前記表示装置を用いた電子機器
TWI633568B (zh) Keyboard device
CN100401234C (zh) 具有无缝按键的电子装置
US20110285630A1 (en) Electronic apparatus
JP2008027631A (ja) 操作パネル及びそれを備えた電子機器
JP6274873B2 (ja) キーボード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees