JP4819746B2 - リニアモータ - Google Patents

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Description

本発明は、駆動部となる複数のコイルを有するリニアモータに関する。
従来、リニアモータとして、複数のコイルを可動子(駆動部)として、当該複数のコイルを可動子の移動方向に一列に並べ、保持体(ケース)の中に収容し固定することにより一体に組み立てて、コイル組立体を構成するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなリニアモータでは、全てのコイルを一つのアンプで励磁している。
特開2005−333799号公報
ここで、上記リニアモータにあっては、コイル組立体を構成するコイルの数が多くなると、アンプへの負荷が大きくなってしまい、十分な推力が確保できないという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、コイルの数が多くなっても、アンプへ過度の負荷をかけることなく、十分な推力を得ることのできるリニアモータを提供することを目的とする。
本発明は、駆動部となる複数のコイルが並設されて、駆動部の移動方向に延在するコイルユニットを、移動方向に複数並設し、各々のコイルユニットをそれぞれ励磁する各々のアンプと、各々のコイルユニットをまとめて収容するケースとを備えることを特徴とする。
このようなリニアモータによれば、ケースに収容される複数のコイルが、当該ケース内でユニットごとに分割され、コイルユニットを励磁するためのアンプが、それぞれのユニットに対応して各々設けられる。これによって、各アンプに対する負荷を低減することができ、コイルの数が増えた場合であっても、アンプへ過度の負荷をかけることなく、十分な推力を得ることができる。また、アンプを複数用いているため、リニアモータ全体として流すことのできる電流を大きくすることが可能となり、これによって、更に大きな推力を得ることができる。
ここで、各コイルユニットは、モールド材で覆われ、ケースに収容されていることが好ましい。これにより、ユニット同士が同時にモールド材で覆われたもの、または、それぞれのユニットごとにモールド材で覆われたものがケースに収容される。これにより、製造の多様化が図られる。
また、コイルは鞍型コイルであり、各コイルユニット同士は、その端部の鞍型コイル同士が嵌合するように重なりあっていることが好ましい。このような構造を採用することにより、コイルの配置領域及びケースを小さくすることが可能になり、リニアモータの小型化を図ることができる。
このように、本発明によれば、コイルの数が多くなっても、アンプへ過度の負荷をかけることなく、十分な推力を得ることができる。
以下、本発明によるリニアモータの好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るリニアモータを示す斜視図、図2は、図1中のコイル部の横断面図、図3は、図1中のコイル部内のコイルを示す斜視図、図4は、図3に示すコイルを互いに嵌合させた様子を示す斜視図、図5は、図1中のコイル部内を上方からみた概略構成図、図6は、図5中のコイルユニットとアンプの電気的な接続を示す概略図である。
図1に示すように、リニアモータ1は、コイル6(図3参照)を収容するコイル部2と、コイル部2をその進行方向へ案内しながら移動させるための磁石ユニット4とを備えており、例えば、XYステージの駆動部などとして用いられる。なお、図1において、コイル部2の進行方向をY軸方向とし、それと直交する水平方向をX軸方向とする。
コイル部2は、複数のコイル6を並設しY軸方向に延在して成るコイルユニット7(図4,図5参照)の全面を、図2及び図5に示すように、コイルモールド(モールド材)9で被覆し、被覆したコイルユニット7をケース10に収容することによって構成される。このコイル部2は、図2に示すように、上下方向に延びる本体部2aに幅広の上端部2b及び下端部2cを有する横断面略I字状の形状を呈しており、Y軸方向に延在する構成とされている。そして、コイル部2は、コイルユニット7へ通電することによって電磁力を発生させ、Y軸方向へ移動する。なお、コイル6とコイルユニット7の詳細な構成、及び電気的な接続については後述する。
図1に示すように、磁石ユニット4は、ベースヨーク4aを底部、サイドヨーク4bを両側部としてコの字状に組み合わせた構成であり、このサイドヨーク4bは、その内壁に、Y軸方向に沿ってN極の磁石8aとS極の磁石8bを交互に並設して備えている。
これらの磁石8a,8bは、コイル部2の本体部2aの両側面2dに対して所定の隙間を隔てて対向して配置されると共に、ベースヨーク4aは、コイル部2の下端部2cに対して所定の隙間を隔てて対向して配置される。そして、コイル部2が、磁石8a,8bとの間で通電されることにより電磁力を発生し、磁石ユニット4に対してY軸方向に移動する。なお、図1中において、同極の磁石同士のピッチを磁極ピッチMとする。
ここで、コイル6及びコイルユニット7の構成及び電気的な接続について詳細に説明する。
コイル6は、図3に示すように、銅線を矩形環状に巻回し、且つ上下端部を90度折り曲げた鞍型構造になっており、より具体的には、上下方向に延びY軸方向に離間する一対の直線部6aと、この直線部6aの上下端に屈曲形成されてコの字状を成す一対の屈曲部6bと、両側の直線部6a間に形成された凹部6cとを備えるように形成される。
コイルユニット7は、図4に示すように、Y軸方向にコイル6が複数並設された2つのコイル列6A,6Bが背面合わせで配置されると共に、一方のコイル列(以下、第一コイル列と呼ぶ)6Aのコイル6と他方のコイル列(以下、第2コイル列と呼ぶ)6Bのコイル6とが千鳥状に交互に嵌合するように組み合わされて構成されている。すなわち、第1コイル列6Aのコイル6の直線部6aが第2コイル列6Bのコイル6の凹部6cに嵌合され、第2コイル列6Bのコイル6の直線部6aが第1コイル列6Aのコイル6の凹部6cに嵌合され、第1コイル列6Aのコイル6の直線部6aと第2コイル列6Bのコイル6の直線部6aとがY軸方向から見て重なり合うように交互に組み合わされている。
本実施形態においては、リニアモータ1は3相モータとされており、コイルユニット7はU相、V相、W相のコイル6から構成される。図5に示すように、コイル6は、Y軸方向に向かって千鳥状にそれぞれU1相,V1相,W1相,U2相,V2相,W2相,U3相,V3相,W3相,U4相,V4相,W4相とされており、U1相,V1相,W1相,U2相,V2相,W2相のコイル6によって、第1のコイルユニット7aが構成され、U3相,V3相,W3相,U4相,V4相,W4相のコイル6によって第2のコイルユニット7bが構成される。そして、第1のコイルユニット7aには、当該コイルユニット7aを励磁するための第1のアンプ11aが接続され、第2のコイルユニット7bには、当該コイルユニット7bを励磁するための第2のアンプ11bが接続される。なお、図5中において、U1相とU3相のコイル6の間隔Cは、磁極ピッチMの整数倍とされている。
第1及び第2のコイルユニット7a,7bは、製造の多様化を図るべく同時にモールド材9で被覆した後にケース10に収容してもよく、あるいは、それぞれのユニットごとにモールド材9で被覆した後にケース10に収容してもよい。
第1のコイルユニット7aにおいては、図6に示すように、アンプ11aのUin,Vin,Winは、U1相,V1相,W1相のコイル6にそれぞれ電気的に接続される。また、U1相とU2相、V1相とV2相、W1相とW2相のコイル6同士が各々電気的に接続される。そして、U2相,V2相,W2相はいずれもアンプ11aのOUTに電気的に接続される。第2のコイルユニット7bにおいても、第1のコイルユニット7aと同様な電気的接続とされている。以上のような接続によって、第1及び第2のコイルユニット7a,7bは、ケース10内で、それぞれのユニットごとに分割されることとなる。
このようなリニアモータ1によれば、ケース10にまとめて収容され、その移動方向に並設された複数のコイル6が、当該ケース10内でユニットごとに分割され、第1及び第2のコイルユニット7a,7bを励磁するための第1及び第2のアンプ11a,11bが、それぞれのユニットに対応して各々設けられる。これによって、各アンプ11a,11bに対する負荷を低減することができ、コイル6の数が増えた場合であっても、一つあたりのアンプへ過度の負荷をかけることなく、十分な推力を得ることができる。また、アンプを複数用いているため、リニアモータ1全体として流すことのできる電流を大きくすることが可能となり、これによって、更に大きな推力を得ることができる。
また、コイル6は鞍型コイルであり、第1及び第2のコイルユニット7a,7b同士は、その端部の鞍型コイル同士が嵌合するように重なりあっているため、コイル6の配置領域及びケース10が小さくされ、リニアモータ1の小型化が図られている。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態では、コイルユニット7を第1及び第2のコイルユニット7a,7bに分割しているが、更に複数のコイルユニットに分割してもよい。
また、上記実施形態においては、リニアモータ1として3相モータを適用しているが、これに限らず、3相以外のモータをユニットごとに分割して、それぞれのユニットに対応してアンプを設けてもよい。
本発明の実施形態に係るリニアモータを示す斜視図である。 図1中のコイル部の横断面図である。 図1中のコイル部内のコイルを示す斜視図である。 図3に示すコイルを互いに嵌合させた様子を示す斜視図である。 図1中のコイル部内を上方からみた概略構成図である。 図5中のコイルユニットとアンプの電気的な接続を示す概略図である。
符号の説明
1…リニアモータ、6…コイル、7…コイルユニット、9…モールド材、10…ケース、11a,11b…アンプ。

Claims (2)

  1. 駆動部における可動子を構成する複数のコイルが並設されて、前記駆動部の移動方向に延在するコイルユニットを、前記移動方向に複数並設し、
    各々の前記コイルユニットをそれぞれ励磁する各々のアンプと、
    各々の前記コイルユニットをまとめて収容するケースと
    前記コイルに対して固定子として並設された磁石の列と、を備える3相のリニアモータであって、
    U相、V相、W相の前記コイルで前記コイルユニットが構成されると共に、前記コイルユニットの一方の端部が前記U相のコイルで、他方の端部が前記W相のコイルであり、
    前記コイルは鞍型コイルであり、前記各コイルユニット同士は、一方の前記コイルユニットの前記他方の端部の前記W相のコイルと、他方の前記コイルユニットの前記一方の端部の前記U相のコイルとが嵌合するように重なりあい、
    前記一方のコイルユニットの前記一方の端部の前記U相のコイルと、前記他方のコイルユニットの前記一方の端部の前記U相のコイルとの間隔は、前記磁石の磁極ピッチの整数倍とされていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記各コイルユニットは、モールド材で覆われ、前記ケースに収容されることを特徴とする請求項1記載のリニアモータ。
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