JP4819553B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等の移動体に搭載され、当該移動体の現在位置を算出して表示する技術に関する。
特許文献1には、ジャイロ等の方位センサにより測定した車両の進行方向と、車速センサまたは距離センサにより測定した車両の進行距離とに基づいて、前回求めた車両の現在位置からの相対位置に従って車両の仮想現在位置を求め、当該仮想現在位置を地図データ内の道路位置に合わせることにより、車両の現在位置を地図データ内の道路上に推定するナビゲーション装置について開示されている。
当該特許文献1に記載の技術は、進行方位の変化量および走行距離に基づき定まる車両の仮想現在位置を中心とする所定範囲内のすべての道路を抽出し、抽出された全ての道路のそれぞれと当該車両の仮想現在位置との相関係数を算出して、仮想現在位置に対する誤差が最も少ないことを示す相関係数に対応する道路を、車両が位置する道路として選択し、選択した道路上に車両の現在位置を推定する、いわゆるマップマッチを行う。
また、ナビゲーション装置は、道路をリンクと呼ばれる線分で近似して記憶装置に格納する場合がある。この場合、車両の相対変位に応じて算出された車両の現在位置は、当該リンク上に配置される。
特開昭63−148115号公報
ところで、道路を示すリンクは、道路の中央に対応している場合が多く、交差点においては、交差しているリンクどうしの交点は、交差点の中心に対応している場合が多い。また、交差点を左折する場合、車両は、道路の左端を走行しながら交差点に進入し、道路の左端を通りながら、交差点の中心から離れた位置を通って交差点を左折することが多い。一方、ナビゲーション装置は、通常、車両が旋回している間は、車両の進行方位が確定しないため、マップマッチを行わない。そのため、車両は交差点を左折したにもかかわらず、車両の現在位置の表示は、交差点(交差点を構成しているリンクどうしの交点)の手前で左方向へ進行し、左折すべき道路上に位置していないような不自然な表示になる場合があった。
さらに、ナビゲーション装置には、ユーザの指示に基づいて推奨経路を探索し、探索した経路に基づいて車両を誘導する経路誘導機能がある。このような経路誘導機能では、右左折すべき交差点付近において、誘導経路に応じた右左折を促すために、右左折すべき交差点を、右左折の方向および車両の現在位置と共に拡大表示する場合がある。そのため、経路誘導中においては、交差点の左折時の車両の現在位置の表示の不自然な挙動が特に判り易くなってしまうという問題があった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、交差点を左折する場合の車両の現在位置の表示を、実際の車両の挙動に合わせて適切に表示することにある。
上記課題を解決するために、本発明の現在位置表示装置は、車両の現在位置の前方所定距離以内に、推奨経路において右折または左折すべき交差点がある場合に、当該右折または左折すべき交差点から車両の現在位置までの距離に応じて、当該車両の現在位置を当該右折または左折すべき交差点の中心に近い位置に補正し、当該補正された現在位置を表示装置に表示する。
また、本発明の第1の態様は、例えば、車両に搭載され、推奨経路に従って前記車両の走行を誘導するナビゲーション装置であって、
地図上の道路を構成する各リンクのリンクデータを格納するリンクデータ格納手段と、
前回算出した前記車両の現在位置からの前記車両の相対変位を定期的に算出して、前記車両の現在位置を定期的に更新する現在位置更新手段と、
所定のタイミングで、前記現在位置更新手段が更新した車両の現在位置を前記リンクデータ格納手段に格納された各リンクと照らし合わせて、最も確からしいリンク上に、前記現在位置更新手段が更新した車両の現在位置を合わせ込むと共に、前記現在位置更新手段に、当該合わせ込んだ車両の現在位置を、定期的に算出した車両の相対変位に基づいて定期的に更新させるマップマッチ処理手段と、
前記推奨経路に基づいて、前記マップマッチ処理手段によって合わせ込まれた車両の現在位置と当該車両の現在位置の前方にある左折すべき交差点との距離が、補正を開始する距離である補正開始距離以下となった場合に、当該左折すべき交差点から当該車両の現在位置までの距離および左折後に走行する道路の幅員に応じて、当該車両の現在位置を、当該車両の現在位置よりも前記左折すべき交差点に近い位置に補正し、当該補正された見かけ上の車両の現在位置を表示装置に表示する表示用補正手段と
を備えることを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
また、本発明の第2の態様は、例えば、車両に搭載され、推奨経路に従って前記車両の走行を誘導するナビゲーション装置であって、
地図上の道路を構成する各リンクのリンクデータを格納するリンクデータ格納手段と、
前回算出した前記車両の現在位置からの前記車両の相対変位を定期的に算出して、前記車両の現在位置を定期的に更新する現在位置更新手段と、
所定のタイミングで、前記現在位置更新手段が更新した車両の現在位置を前記リンクデータ格納手段に格納された各リンクと照らし合わせて、最も確からしいリンク上に、前記現在位置更新手段が更新した車両の現在位置を合わせ込むと共に、前記現在位置更新手段に、当該合わせ込んだ車両の現在位置を、定期的に算出した車両の相対変位に基づいて定期的に更新させるマップマッチ処理手段と、
前記推奨経路に基づいて、前記マップマッチ処理手段によって合わせ込まれた車両の現在位置と当該車両の現在位置の前方にある右折すべき交差点との距離が、補正を開始する距離である補正開始距離以下となった場合に、当該右折すべき交差点から当該車両の現在位置までの距離および左折後に走行する道路の幅員に応じて、当該車両の現在位置を、当該車両の現在位置よりも前記右折すべき交差点から遠い位置に補正し、当該補正された見かけ上の車両の現在位置を表示装置に表示する表示用補正手段と
を備えることを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
本発明によれば、交差点を右折または左折する場合の車両の現在位置の表示を、実際の車両の挙動に合わせて適切に表示することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。ナビゲーションシステム10は、車両等の移動体に搭載され、入力部11、センサ12、表示装置13、およびナビゲーション装置20を備える。
センサ12は、GPS受信機や、加速度センサ、方位センサ、車速センサ等であり、測地衛星に対する車両の現在位置や、車両の進行方位、車両の移動距離等を測定する。
ナビゲーション装置20は、道路データを含む地図データを格納しており、センサ12からの測定信号に基づいて車両の相対変位を算出し、地図データおよび算出した相対変位に基づいて車両の現在位置を算出する。そして、ナビゲーション装置20は、算出した車両の現在位置に基づいて、車両の表示位置を算出して表示装置13に表示する。
また、ナビゲーション装置20は、入力部11を介して、ナビゲーションシステム10のユーザから出発地点や目的地点、探索条件等と共に推奨経路の探索指示を受け取った場合に、地図データに含まれる道路データを参照して、ユーザから受け取った出発地点から目的地点までの推奨経路を探索して、探索した推奨経路の経由地点や所要時間等を表示装置13に表示する。
そして、ナビゲーション装置20は、入力部11を介して、ナビゲーションシステム10のユーザから推奨経路に基づく経路誘導の指示を受け取った場合に、車両の表示位置を、探索した推奨経路と共に表示装置13に表示する。
なお、表示装置13は、車両の表示位置を画像として表示すると共に、音声を再生する機能を有し、ナビゲーション装置20が推奨経路と共に生成した音声ガイダンス等を、当該車両の位置と共に再生する。
次に、ナビゲーション装置20についてさらに詳しく説明する。ナビゲーション装置20は、マップマッチ処理部200、現在位置算出部201、表示用補正部202、地図格納部203、経路探索部204、経路格納部205、および経路誘導部206を有する。
地図格納部203は、地図データおよび道路を複数のリンクと呼ばれる線分で近似したリンクデータを格納する。それぞれのリンクには、当該リンクの地図上の長さや、幅員、車両が走行した場合の旅行時間、当該リンクの始点座標および終点座標等が対応付けられている。
現在位置算出部201は、センサ12からの測定信号に基づいて、車両の走行距離を算出する。そして、現在位置算出部201は、車両の走行距離が所定距離(本例では2m)に達する都度、マップマッチ処理部200によって前回算出された車両の候補点毎に、センサ12から取得した車両の進行方位の方向について、当該所定距離を当該候補点に加算することにより、それぞれの候補点の位置を移動させて仮想現在位置を生成する、いわゆるデッドレコニングを行う。
また、マップマッチ処理部200によって前回算出された候補点の中の1つは、マップマッチ処理部200によって車両の現在位置として表示されるべき表示候補点に決定されており、現在位置算出部201は、複数の候補点のそれぞれについてデッドレコニングを行った後に、表示候補点に対応する仮想現在位置のみを表示用補正部202および経路誘導部206へ出力する。
マップマッチ処理部200は、センサ12からの測定信号に基づいて、車両の走行距離を算出し、算出した走行距離が所定距離(本例では20m)に達する都度、現在位置算出部201によってデッドレコニングを施されたそれぞれの仮想現在位置についてマップマッチ処理を行う。マップマッチ処理とは、地図格納部203を参照して、デッドレコニングによって得られた仮想現在位置から所定範囲内のリンクであって、かつ、当該仮想現在位置における車両の進行方位との方位差が所定角度以内のリンクを抽出し、抽出したリンク上に、今回の候補点を算出する。仮想現在位置から所定範囲内にリンクが存在しない場合、マップマッチ処理部200は、当該仮想現在位置をフリー状態の今回の候補点として算出する。
そして、マップマッチ処理部200は、算出した仮想現在位置における車両の進行方位と、算出した今回の候補点が位置するリンクの方位との方位差θ、および当該仮想現在位置から当該今回の候補点が位置するリンクまでの距離Lに基づいて、今回の候補点のそれぞれの信頼度を算出する。そして、マップマッチ処理部200は、今回の候補点のそれぞれの信頼度に基づいて、今回の候補点の中から表示候補点を決定する。マップマッチ処理部200は、例えば最も信頼度の高い候補点を表示候補点として決定してよい。
経路探索部204は、入力部11を介して、ナビゲーションシステム10のユーザから出発地点や目的地点、探索条件等と共に推奨経路の探索指示を受け取った場合に、地図格納部203を参照して、地図データに含まれる道路データに基づいて、ユーザから受け取った出発地点から目的地点までの推奨経路を、例えば公知のダイクストラ法等を用いて探索する。そして、経路探索部204は、探索した推奨経路を表示装置13に表示すると共に経路格納部205に格納する。
表示用補正部202は、経路探索部204によって探索された推奨経路に基づいて、現在位置算出部201によって算出された表示候補点の前方所定距離以内に右左折すべき交差点が存在する場合に、後述する方法によって表示候補点の位置を補正することにより表示位置を生成し、生成した表示位置を表示装置13に表示する。一方、現在位置算出部201によって算出された表示候補点の前方所定距離以内に右左折すべき交差点が存在しない場合、表示用補正部202は、表示候補点の位置を表示位置として表示装置13に表示する。
経路誘導部206は、入力部11を介して、経路探索部204が探索した推奨経路に基づく経路誘導の指示をユーザから受け取った場合に、現在位置算出部201から車両の表示候補点を取得し、取得した表示候補点付近の推奨経路を表示装置13に表示する。このとき、経路誘導部206は、推奨経路上であって、現在位置算出部201から取得した表示候補点の前方所定距離(例えば700m、300m、および100m等)以内に右折または左折すべき交差点が存在する場合、表示装置13に音声を再生させる等によって右折または左折すべき交差点が前方に存在する旨を車両の運転者に通知する。
さらに、経路誘導部206は、現在位置算出部201から取得した表示候補点の前方所定距離(例えば100m)以内に右折または左折すべき交差点が存在する場合に、表示装置13に、右折または左折すべき交差点の拡大図を推奨経路と共に表示して、運転者に右折または左折すべき交差点が近づいている旨の注意を促す。
図2、図3、および図4は、本発明において、車両が推奨経路に従って左折する場合の車両の表示候補点33および表示位置34の関係の一例を説明するための概念図である。なお、図2、図3、および図4では、道路が略直角に交わることによって形成された交差点を車両が左折する例を示している。
経路探索部204が探索した推奨経路30に従って車両が走行し、左折すべき交差点を形成する複数のリンク31の交点32から所定距離(本例ではLa)以内に車両が進入することにより表示候補点33が進入した場合(図2の(a))、表示用補正部202は、下記の数3に示す関係式を用いて、表示候補点33に対応する表示位置34の、交点32からの距離Ll’を算出する。
Figure 0004819553
ここで、Laは、数1を適用する補正開始距離を示す。Ll’は、交差点を左折する直前の車両の表示位置34から交点32までの距離を示す。Llは、交点32から表示候補点33までの距離を示す。Lwは、推奨経路に従って交差点を左折した直後に車両が位置するリンク31の幅員を示す。
そして、表示用補正部202は、交点32からLl’離れた位置に表示位置34を生成し、生成した表示位置34を表示装置13に表示する。そして、車両がさらに走行して、現在位置算出部201が表示候補点33を図3(a)に示す位置、すなわち、表示候補点33を、交点32から、左折後の道路の幅員の半分の長さ程度離れた位置に算出すると、表示用補正部202は、数1に示した関係式に従って算出したLl’に基づいて、表示位置34を、図3の(b)に示す位置、すなわち、表示位置34を交点32からLd程度離れた位置に生成する。
そして、車両が左折すると、現在位置算出部201は、左折後の表示候補点33を図4(a)に示す位置に算出し、表示用補正部202は、左折後の表示位置34を図4の(b)に示す位置に算出する。
このように、表示用補正部202が表示候補点33よりもΔL=Ll−Ll’=(Lw/2)−Ld分、左折すべき交差点を構成するリンク31の交点32に近い位置に、表示位置34を表示することにより、図4(b)に示すように、車両の表示位置34を推奨経路に沿って左折させることができ、車両の表示位置34を実際の車両の挙動に沿って表示することができる。
ここで、交差点を左折する場合、車両42は、図5(a)に示すように、道路の左端の車線を通って左折すべき交差点に進入した後に、交差点の縁に沿って左折し、道路の左側を走行して当該交差点から離れるように走行する場合が多い。つまり、車両42は、交差点を形成する道路の中心線40の交点41から離れた位置を通って交差点を左折することになる。また、道路を線分で近似しているそれぞれのリンクは、対応する道路の中心線40を通るように配置されている場合が多い。
そのため、図5(a)に示すように、車両42が交差点を左折した場合、地図データに含まれるリンクおよび車両の現在位置のデータを用いると、図5(b)に示すように、交差点の手前で左折するようなカーマーク45の挙動となる。しかし、実際には、車両は、道路から外れることなく交差点を左折しているので、車両の現在位置の表示が実際の車両の挙動と異なることになる。
また、交差点を形成する道路の中心線40の交点41から、交差点を左折する場合に車両が通過する交差点内の位置までの距離は、交差点において、左折後に車両が位置する道路の幅が広ければ広いほど、長くなる。そのため、交差点を左折して幅員の広い道路へ進入する場合に、車両の左折位置と交差点の中心とのずれ量が大きくなる。
さらに、経路誘導中は、左折すべき交差点での左折を運転者に促すために、図5(c)に示すように、左折すべき交差点付近を拡大表示する場合がある。このような拡大表示では、交差点を形成するそれぞれの道路の幅員の比や、それぞれの道路の方位等が再現されるものの、交差点を構成する道路の幅と、交差点の中心から車両が左折を開始した位置までの距離との比は必ずしも実際の交差点における比になっていない場合がある。そのため、図5(c)に示すように、交差点の拡大表示において、カーマーク47は、交差点の手前を左折するように表示される場合がある。
これに対して、本発明では、図3(a)に示すように、左折すべき交差点において左折する直前には、図3(b)に示すように、車両42の表示位置34は、表示候補点33よりも交差点の中心に近い位置に表示される。そのため、車両42が図4に示すように交差点を左折した場合に、表示用補正部202は、表示位置34をより交差点の中心に近い位置で左折させることができる。これにより、ナビゲーション装置20は、車両が交差点を左折する場合の表示を、実際の車両の挙動に近い挙動で表示装置13に表示することができる。
なお、数1において、Ldは、左折すべき交差点において、左折直後に車両が位置するリンク内の1車線の車線幅の半分の長さであることが好ましい。これにより、図3(b)の位置から左折すると、図4(b)に示すように、表示位置34はリンク31上に表示される。
図6、図7、および図8は、本発明において、車両が推奨経路に従って右折する場合の車両の表示位置の一例を説明するための概念図である。なお、図6、図7、および図8では、道路が略直角に交わることによって形成された交差点を車両が折する例を示している。
経路探索部204が探索した推奨経路50に従って車両が走行し、右折すべき交差点を形成するリンク51の交点52から所定距離(本例ではRa)以内に車両の表示候補点53が進入した場合(図6の(a))、表示用補正部202は、下記の数4に示す関係式を用いて、表示候補点53に対応する表示位置54の、右折すべき交差点において右折直後に車両が位置するリンク51からの距離Rl’を算出する。
Figure 0004819553
ここで、Raは、数1を適用する補正開始距離を示す。Rdは、車両が右折した後に、Rl’=0となる距離を示す。Rlは、交点52から表示候補点53までの距離を示す。
そして、表示用補正部202は、交点52からRl’離れた位置に表示位置54を生成し、生成した表示位置54を表示装置13に表示する。そして、車両がさらに走行して、現在位置算出部201が表示候補点53を図7(a)に示す位置、すなわち、表示候補点53を、Rl=0の位置に算出すると、表示用補正部202は、数2に示した関係式に従って算出したRl’に基づいて、表示位置54を、図7の(b)に示す位置、すなわち、交点52からRd程度離れた位置に表示位置54を生成する。
そして、車両の右折が終了すると、現在位置算出部201は、右折後の表示候補点53を図8(a)に示す位置に算出し、表示用補正部202は、右折後の表示位置54を図8の(b)に示す位置に算出する。
このように、表示用補正部202が表示候補点53よりもΔL=Rl’−Rl=Rd(Ra−Rl)/(Ra+Rd)分、交点52から遠い位置に、表示位置54を表示することにより、図8(b)に示すように、車両の表示位置54を推奨経路に沿って右折させることができ、実際の車両の挙動に沿って表示することができる。
図9は、経路探索処理および経路誘導処理の一例を示すフローチャートである。車両のエンジン始動等の所定のタイミングで、ナビゲーション装置20は、本フローチャートに示す処理を開始する。
まず、経路探索部204は、入力部11を介して、ユーザから出発地点や目的地点、探索条件等と共に、推奨経路の探索指示を受け付けたか否かを判定する(S100)。経路探索指示を受け付けた場合(S100:Yes)、経路探索部204は、地図格納部203が格納する地図データに含まれる道路データを参照して、ユーザから受け取った出発地点から目的地点までの推奨経路を探索する(S101)。そして、経路探索部204は、探索した推奨経路の経由地点や所要時間等を表示装置13に表示すると共に、探索結果を経路格納部205に格納し(S102)、再びステップ100に示した処理を行う。
ステップ100において、経路探索指示を受け付けていない場合(S100:No)、経路誘導部206は、入力部11を介して、ユーザから探索した推奨経路に基づく経路誘導の指示を受け付けたか否かを判定する(S103)。経路誘導指示を受け付けていない場合(S103:No)、経路探索部204は、再びステップ100に示した処理を行う。
ステップ103において、経路誘導指示を受け付けた場合(S103:Yes)、経路誘導部206は、現在位置算出部201から車両の表示候補点を取得する(S104)。そして、経路誘導部206は、取得した車両の表示候補点付近の推奨経路を表示装置13に表示する(S105)。
次に、経路誘導部206は、推奨経路に基づいて、車両の表示候補点の前方所定距離以内に、右折または左折すべき交差点が存在するか否かを判定する(S106)。右折または左折すべき交差点が存在しない場合(S106:No)、経路誘導部206は、ステップ108に示す処理を行う。
右折または左折すべき交差点が存在する場合(S106:Yes)、経路誘導部206は、音声ガイダンスを表示装置13に再生させる、交差点の拡大図を表示装置13に表示させる、あるいは、その両方の処理を行うことにより、前方所定距離以内に、右折または左折すべき交差点が存在する旨を運転者に通知する。
そして、経路誘導部206は、経路誘導の終了指示を受け付けたか否かを判定する(S108)。経路誘導の終了指示を受け付けていない場合(S108:No)、経路誘導部206は、再びステップ104に示した処理を行う。経路誘導の終了指示を受け付けた場合(S108:Yes)、経路探索部204は、再びステップ100に示した処理を行う。
図10は、車両の現在位置表示処理の一例を示すフローチャートである。例えば、車両のエンジンが始動することにより、ナビゲーション装置20は、本フローチャートに示す現在位置算出処理を開始する。
まず、現在位置算出部201は、タイマの値を参照して所定時間(本例では100ms)が経過したか否かを判定する(S200)。所定時間が経過していない場合(S200:No)、現在位置算出部201は、所定時間が経過するまでステップ200を繰り返す。
所定時間が経過した場合(S200:Yes)、現在位置算出部201は、タイマをリセットスタートすると共に、センサ12から測定信号を取得する(S201)。そして、現在位置算出部201は、センサ12から取得した測定信号に基づいて、車両の相対変位を算出し、前回からの車両の走行距離が所定距離(本例では2m)以上となったか否かを判定する(S202)。前回からの走行距離が所定距離未満の場合(S202:No)、現在位置算出部201は、再びステップ200に示した処理を行う。
前回からの走行距離が所定距離以上の場合(S202:Yes)、現在位置算出部201は、マップマッチ処理部200によって前回算出された車両の候補点毎に、センサ12から取得した車両の進行方位の方向について、当該所定距離を当該候補点に加算することにより、それぞれの候補点の位置を移動させて仮想現在位置を生成するデッドレコニング処理を行う(S203)。
そして、マップマッチ処理部200は、車両の走行距離が所定距離(本例では20m)に達したか否かを判定する(S204)。所定距離に達していない場合(S204:No)、表示用補正部202は、後述する表示用補正処理を行い(S400)、現在位置算出部201は、再びステップ200に示した処理を行う。
所定距離に達した場合(S204:Yes)、マップマッチ処理部200は、現在位置算出部201によってデッドレコニングを施されたそれぞれの仮想現在位置について、後述するマップマッチ処理を行い(S300)、表示用補正部202は、後述する表示用補正処理を行う。
図11は、マップマッチ処理の一例を示すフローチャートである。まず、マップマッチ処理部200は、前回算出された候補点毎に現在位置算出部201が算出した仮想現在位置の一つを選択する(S301)。そして、マップマッチ処理部200は、地図格納部203を参照して、選択した仮想現在位置から所定範囲内のリンクを上に候補点を配置する(S302)。
次に、マップマッチ処理部200は、リンク上に配置した候補点の信頼度を算出する(S303)。そして、マップマッチ処理部200は、全ての仮想現在位置を選択したか否かを判定する(S304)。全ての仮想現在位置を選択していない場合(S304:No)、マップマッチ処理部200は、再びステップ301に示した処理を行う。
全ての仮想現在位置を選択した場合(S304:Yes)、マップマッチ処理部200は、算出した候補点の中で、最も信頼度の高い候補点を表示候補点に決定し(S305)、本フローチャートに示すマップマッチ処理は終了する。
図12は、表示用補正処理の一例を示すフローチャートである。まず、表示用補正部202は、現在位置算出部201から表示候補点を取得し、経路格納部205を参照して、取得した表示候補点の前方所定距離(本例ではLa)以内に左折すべき交差点が存在するか否かを判定する(S401)。
表示候補点の前方所定距離以内に左折すべき交差点が存在する場合(S401:Yes)、表示用補正部202は、表示候補点の位置から左折すべき交差点までの距離Llに応じて、補正距離Ll’を算出する(S403)。そして、表示用補正部202は、交差点から補正距離離れた位置を車両の表示位置として表示装置13に表示し(S405)、本フローチャートに示す表示用補正処理は終了する。
ステップ401において、表示候補点の前方所定距離以内に左折すべき交差点が存在しない場合(S401:No)、表示用補正部202は、経路格納部205を参照して、表示候補点の前方所定距離(本例ではRa)以内に右折すべき交差点が存在するか否かを判定する(S402)。
表示候補点の前方所定距離以内に右折すべき交差点が存在する場合(S402:Yes)、表示用補正部202は、表示候補点の位置から右折すべき交差点までの距離Rlに応じて、補正距離Rl’を算出し(S404)、ステップ405に示した処理を行う。
ステップ402において、表示候補点の前方所定距離以内に右折すべき交差点が存在しない場合(S402:No)、表示用補正部202は、表示候補点が算出された位置を車両の表示位置として表示装置13に表示し(S406)、本フローチャートに示す表示用補正処理は終了する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態によれば、交差点を右折または左折する場合の車両の現在位置の表示を、実際の車両の挙動に合わせて適切に表示することができるナビゲーション装置20を提供することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、ナビゲーション装置20内のマップマッチ処理部200、現在位置算出部201、表示用補正部202、経路探索部204、および経路誘導部206は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよく、DSP(Digital Signal Processor)や汎用計算機等によりソフトウェア的に実現されてもよく、あるいは、部分的にハードウェアまたはソフトウェアで実現させた機能ブロックを組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。 本発明において、車両が推奨経路に従って左折する場合の車両の表示位置の一例を説明するための概念図である。 本発明において、車両が推奨経路に従って左折する場合の車両の表示位置の一例を説明するための概念図である。 本発明において、車両が推奨経路に従って左折する場合の車両の表示位置の一例を説明するための概念図である。 交差点を左折する場合における従来の車両の表示位置を説明するための概念図である。 本発明において、車両が推奨経路に従って右折する場合の車両の表示位置の一例を説明するための概念図である。 本発明において、車両が推奨経路に従って右折する場合の車両の表示位置の一例を説明するための概念図である。 本発明において、車両が推奨経路に従って右折する場合の車両の表示位置の一例を説明するための概念図である。 経路探索処理および経路誘導処理の一例を示すフローチャートである。 車両の現在位置表示処理の一例を示すフローチャートである。 マップマッチ処理の一例を示すフローチャートである。 表示用補正処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・ナビゲーションシステム、11・・・入力部、12・・・センサ、13・・・表示装置、20・・・ナビゲーション装置、200・・・マップマッチ処理部、201・・・現在位置算出部、202・・・表示用補正部、203・・・地図格納部、204・・・経路探索部、205・・・経路格納部、206・・・経路誘導部、30・・・推奨経路、31・・・リンク、32、41、44、52・・・交点、33、53・・・表示候補点、34、54・・・表示位置、40・・・中心線、42・・・車両、43、51・・・リンク、45、47・・・カーマーク、46・・・道路、48、50・・・推奨経路

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、推奨経路に従って前記車両の走行を誘導するナビゲーション装置であって、
    地図上の道路を構成する各リンクのリンクデータを格納するリンクデータ格納手段と、
    前回算出した前記車両の現在位置からの前記車両の相対変位を定期的に算出して、前記車両の現在位置を定期的に更新する現在位置更新手段と、
    所定のタイミングで、前記現在位置更新手段が更新した車両の現在位置を前記リンクデータ格納手段に格納された各リンクと照らし合わせて、最も確からしいリンク上に、前記現在位置更新手段が更新した車両の現在位置を合わせ込むと共に、前記現在位置更新手段に、当該合わせ込んだ車両の現在位置を、定期的に算出した車両の相対変位に基づいて定期的に更新させるマップマッチ処理手段と、
    前記推奨経路に基づいて、前記マップマッチ処理手段によって合わせ込まれた車両の現在位置と当該車両の現在位置の前方にある左折すべき交差点との距離が、補正を開始する距離である補正開始距離以下となった場合に、当該左折すべき交差点から当該車両の現在位置までの距離および左折後に走行する道路の幅員に応じて、当該車両の現在位置を、当該車両の現在位置よりも前記左折すべき交差点に近い位置に補正し、当該補正された見かけ上の車両の現在位置を表示装置に表示する表示用補正手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記リンクデータには、各リンクの幅員を示す情報が含まれており、
    前記表示用補正手段は、
    前記補正開始距離をLa、前記左折すべき交差点に対応するノードから前記マップマッチ処理手段によって合わせ込まれた車両の現在位置までの距離をLl、前記左折すべき交差点を、前記推奨経路に従って左折した後に前記車両が走行するリンクである左折リンクの幅員をLw、および前記左折リンクの車線幅よりも短い調整距離をLdとした場合、前記距離Llが前記補正開始距離La以内の場合において、前記左折すべき交差点に対応するノードから前記補正された現在位置までの距離であるLl’を、下記の数1に示す関係式を用いて算出することを特徴とするナビゲーション装置。
    Figure 0004819553
  3. 請求項2に記載のナビゲーション装置であって、
    前記調整距離Ldは、前記左折リンクの幅員の半分の長さであることを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 車両に搭載され、推奨経路に従って前記車両の走行を誘導するナビゲーション装置であって、
    地図上の道路を構成する各リンクのリンクデータを格納するリンクデータ格納手段と、
    前回算出した前記車両の現在位置からの前記車両の相対変位を定期的に算出して、前記車両の現在位置を定期的に更新する現在位置更新手段と、
    所定のタイミングで、前記現在位置更新手段が更新した車両の現在位置を前記リンクデータ格納手段に格納された各リンクと照らし合わせて、最も確からしいリンク上に、前記現在位置更新手段が更新した車両の現在位置を合わせ込むと共に、前記現在位置更新手段に、当該合わせ込んだ車両の現在位置を、定期的に算出した車両の相対変位に基づいて定期的に更新させるマップマッチ処理手段と、
    前記推奨経路に基づいて、前記マップマッチ処理手段によって合わせ込まれた車両の現在位置と当該車両の現在位置の前方にある右折すべき交差点との距離が、補正を開始する距離である補正開始距離以下となった場合に、当該右折すべき交差点から当該車両の現在位置までの距離および右折後に走行する道路の幅員に応じて、当該車両の現在位置を、当該車両の現在位置よりも前記右折すべき交差点から遠い位置に補正し、当該補正された見かけ上の車両の現在位置を表示装置に表示する表示用補正手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項4に記載のナビゲーション装置であって、
    前記リンクデータには、各リンクの幅員を示す情報が含まれており、
    前記表示用補正手段は、
    前記第2の距離をRa、前記右折すべき交差点に対応するノードから前記マップマッチ処理手段によって合わせ込まれた車両の現在位置までの距離をRl、前記右折すべき交差点を、前記推奨経路に従って右折した後に前記車両が走行するリンクの車線幅よりも短い調整距離をRdとした場合、前記距離Rlが前記補正開始距離Ra以内の場合において、前記右折すべき交差点を、前記推奨経路に従って右折した後に前記車両が位置するリンクから前記補正された現在位置までの距離であるRl’を、下記の数2に示す関係式を用いて算出することを特徴とするナビゲーション装置。
    Figure 0004819553
  6. 請求項5に記載のナビゲーション装置であって、
    前記調整距離Rdは、前記推奨経路に従って右折した後に前記車両が位置するリンクの幅員の半分の長さであることを特徴とするナビゲーション装置。
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