JP4818789B2 - 自動テープ掛け機におけるテープ案内アーチの開閉装置 - Google Patents
自動テープ掛け機におけるテープ案内アーチの開閉装置 Download PDFInfo
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Description
本発明はこのような実情に鑑み、多量のベアリングやシリンダーを用いず、しかも切削部品も殆ど不要で安価に製作することができ、しかも耐久性が良好な自動テープ掛け機におけるテープ案内アーチの開閉装置を提供することを目的としている。
自動テープ掛け機本体の上面に形成された直線状のテープ走行路の両端部から立設された左側アーチ部材および右側アーチ部材と、これらアーチ部材間を連結するように差し渡される水平アーチ部材とにより、前記帯掛機本体に下向きコ字状のテープ案内アーチが付設された自動テープ掛け機におけるテープ案内アーチの開閉装置であって、
前記左右アーチ部材内に構成されるテープ通路を、それぞれリンク装置により開閉する一対の開閉自在な板材に取り付け構成するととともに、これら左右アーチ部材内に構成される前記リンク装置を動力伝達手段で連結し、
前記一方のアーチ部材から伝達された駆動手段の作用により、左右のリンク機構を略同時に閉から開、または開から閉となるように構成したことを特徴としている。
また、リンク装置を採用することによりアーチの開閉時に抵抗が少なく、小さい力で開閉動作を行なうことが可能である。
多量のベアリングやシリンダーを用いずに、しかも切削部品を殆ど使用しないため安価に製作することができる。また、左右のリンク装置を揺動自在な棒状部材により連結したので、ワイヤーなどに比べ耐久性が良好である。
図1は本発明の一実施例によるテープ案内アーチの開閉装置を備えた自動テープ掛け機を示したものである。
なお、本実施例では、テープリール78をテープ案内アーチ74上部に設置したが、本発明は、これに限定されず、テープリール78を、本体72の内側に設置することもできる。
このバックプールボックス80内には、テープ案内アーチ74から引き戻されたテープTが一時的に収容される。
なお、左側アーチ部材2と右側アーチ部材4に形成されたテープ走行路は、一部を除いて略同一に形成されているため、以下に、左側アーチ部材2を主として説明する。この左側アーチ部材2は、図3に示したように、略水平方向に離反可能な一対の板材8,10を有している。また、板材8,10の間には、リンク装置R1,R2の支点Sを支持する板体12が上下方向に移動可能に配置されている。これら一対の板材8,10の内面側には、それぞれ図4(A),(B)に示したように、テープTを収容するためのコ字状部を備えたF字形のテープ収容部材8a、10bが取り付けられている。このようなコ字状部の内部に帯状のテープTが収容され、このテープTは、図4(A)の状態から図4(B)に示したように、板材8,10が互いに離反する方向に移動されたときに、テープ収容部材8a,10aからの拘束が解除され、テープTが引き戻される方向に引き寄せられることになる。
上下方向に移動可能な板体12には、2つのリンク装置R1、R2が上下に設置され、これらのリンク装置R1,R2では、中央の回動支点Sを中心に、両端部が互いに接近する方向に閉じたり、互いに離反する方向に開いたりすることが可能になっている。すなわち、平板状の板体P1,P2が外方に開いたときに、これに伴って図4(B)に示したように一対の板材8,10も開くので、テープTの開放が可能である。また、平板状の板体P1,P2が内方に閉じたときに、これに伴って図4(A)に示したように、一対の板材8,10が互いに接近するので、テープTの拘束、すなわちテープの供給などのテープ走行が可能とされている。
4では、2つのリンク機構R1,R2の支点Sが下位置から上位置に移動することで、テープ走行路が開くことになる。
プレート12が矢印b’−b方向に移動する。また、作動プレート12が矢印b’−b方向に移動すると、2つのリンク装置R1、R2が矢印c’−c方向に移動する。
このようにして、アーチ部材2,4内のリンク装置R1、R2は、左右で同一の動きをなすように構成されている。
今、図1および図2において、テープリール78からテープTが繰り出され、そのテープTの先端部がテープ案内アーチ74内にループ状に供給されスライドテーブル34の下方のストッパー40に当接している。このときテープTは、具体的には図4(A)に示したようにテープ通路76内にあり、被梱包物Wには、未だ巻回されていない。一方、左側アーチ部材2および右側アーチ部材4内の一対のリンク装置R1、R2はそれぞれ閉じた状態にある。
なお、テープ案内アーチの開閉装置が開から閉となる動作は、所定のタイミングで図3に示したモータMの回転駆動力によりカム16が回転され、これに伴ってカム16の凹部がレバー14を矢印a'方向に傾動可能とするとともに、一対の板材8,10間に介装された図示しない引っ張りばねの付勢力により、作動プレート12が矢印b’方向(上方向)に上昇する。これにより、一対の板材8,10が閉となる。
本発明によれば、従来例のようにワイヤのような部材が不要で、しかも切削を必要とする部材も少なく、さらにはベアリングなども不要であるため、安価に製作することができる。また、リンク装置により、力の伝達を行なうので、小さい力でスムーズな動きを行なわすことができる。
4 右側アーチ部材
6 水平アーチ部材
8 板材
8a テープ収容部材
10 板材
10a テープ収容部材
12 作動プレート
14 レバー
16 カム
28 水平支持部材
32 棒状部材
32a 一端
34 スライドテーブル
36 軸(支点)
35,37 縦方向支持部材
70 自動テープ掛け機
72 自動テープ掛け機本体
74 テープ案内アーチ
76 テープ通路
78 テープリール
83 コントロール部
88 タッチローラ
92 テープ供給引き戻し手段
94 正逆転可能な駆動ローラ
M モータ(駆動手段)
P1,P2 板体
R1,R2 リンク装置
S 支点
T テープ
Claims (2)
- 自動テープ掛け機本体の上面に形成された直線状のテープ走行路の両端部から立設された左側アーチ部材および右側アーチ部材と、これらアーチ部材間を連結するように差し渡される水平アーチ部材とにより、前記自動テープ掛け機本体に下向きコ字状のテープ案内アーチが付設された自動テープ掛け機におけるテープ案内アーチの開閉装置であって、
前記左右アーチ部材内に構成されるテープ通路を、それぞれリンク装置により開閉する一対の開閉自在な板材に取り付け構成するととともに、これら左右アーチ部材内に構成される前記リンク装置を動力伝達手段で連結し、
前記一方のアーチ部材から伝達された駆動手段の作用により、左右のリンク装置を略同時に閉から開、または開から閉となるように構成したことを特徴とする自動テープ掛け機におけるテープ案内アーチの開閉装置。 - 前記動力伝達手段は、中間部の支点を介して揺動自在に支持された棒状部材により構成され、その棒状部材の一端側が上方に移動した場合に、他端側が下方に移動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動テープ掛け機におけるテープ案内アーチの開閉装置。
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