JP4818470B2 - 昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は昇降路電線連結構造に係り、より詳しくは昇降路電線と乗り場のドアインターロックスイッチの間の連結構造に関する。
一般に、人と貨物を上下に運ぶ昇降機は昇降路に沿って上下に移動しながら使用者が望む階に停止したときにドアが開閉するように構成され、各階には、前記昇降機が該当の階に停止するとき、昇降機ドアの開閉と同時に開閉する乗り場ドアが別に備えられる。そして、前記乗り場ドアには、昇降機使用者が昇降路で墜落するかドアに挟まれる事故を防止するための安全装置が備えられる。このような安全装置は、昇降機が停止しない階の乗り場ドアは非常キーを使わなければ開かれないようにするドアロックと、ドアが閉まっていなければ安全回路を遮断させて昇降機が動かないようにするドアスイッチとを含み、この二つを一緒にドアインターロックスイッチ(Door Interlock Switch)という。
前記ドアインターロックスイッチは、ドアが開いている場合はオフ(off)になり、ドアが閉まった場合はオン(on)になってコントローラーにドアが閉まったという信号を伝送することで、コントローラーが昇降機を駆動させるようにする。このために、各階のドアインターロックスイッチは昇降路に垂直に設置される昇降路電線を介してコントローラーに連結される。
図1は従来方法による昇降路電線1の連結関係を示す。具体的に、図1の(a)はコントローラー22とドアインターロックスイッチ5が昇降路電線1で連結された外部状態を示し、図1の(b)は昇降路電線1によるコントローラー22とドアインターロックスイッチ5の電気結線図を示す。
同図に示すように、機械室20にはコントローラー22が備えられ、昇降路30には昇降機10が昇降可能に配置され、各階の乗り場ドア4のドアインターロックスイッチ5とコントローラー22を連結するために昇降路電線1が敷設されている。前記昇降路電線1はコントローラー22とドアインターロックスイッチ5を連結し、複数のコア線を含む。前記コア線は、プラス極性を有するプラス線1a、マイナス極性を有するマイナス線1b、及び接地のためのアース線1cのように、通常3本で構成される。
ここで、前記のような極性を有するコア線のいずれか一本、つまりプラス線1aまたはマイナス線1bには各階のドアインターロックスイッチ5が連結され、昇降路の最下端では前記プラス線1aとマイナス線1bが互いに連結され、アース線1cは接地される。この際、電気設計によって前記アース線1cもドアインターロックスイッチ5に分岐して連結されることもできる。
このような電気的連結によって、乗り場ドア4が開放された場合には、ドアインターロックスイッチ5がオフ(off)になって昇降機10の作動が停止され、乗り場ドア4が閉鎖された場合にだけドアインターロックスイッチ5がオン(on)になってコントローラー22に電気信号が伝送されることによりコントローラー22が昇降機10の作動を制御するようにする。
このような従来の昇降路電線1は断面円形のケーブル状に構成され、電線の被覆の内部に複数のコア線が内蔵される。従来には、昇降路電線の極性を有するコア線のいずれか一本、つまりプラス線1aまたはマイナス線1bにドアインターロックスイッチ5を連結するため、図1に示すように、接続地点で昇降路電線1を円形に作った後にケーブルタイで固定し、円形電線の一側部の被覆を脱皮した後、連結線3をドアインターロックスイッチ5の各端子に連結し、絶縁テープなどで巻き付けて仕上げ処理した。
ところで、このような方式によれば、円形部の形成、昇降路電線の切断、被覆脱皮、ドアインターロックスイッチの連結、絶縁テープのテーピングなどの多数の作業段階を経なければならないので、作業が難しくて複雑な欠点が存在し、時間が経つにつれて昇降路電線の自重によってケーブルタイが解体して円形部が解ける問題点があった。
そして、昇降路電線の被覆内部に内蔵されたコア線はそれぞれ互いに異なる極性を有するか機能が互いに異なるため、コア線間の区別が必要である。ところで、前記のように円形ケーブルを使う場合には、被覆の内部に各コア線が互いにまじっているため、相互間の区別が難しく、誤って違う位置に連結すれば、電源供給の障害及びその他の安全事故が発生するおそれが存在する。
そして、被覆を脱皮して連結線を連結した後、連結部分を絶縁テープで巻き付けて仕上げ処理を行うが、時間が経つにつれて絶縁テープが分離されて内部のコア線が外部に露出されるため、漏電及び感電事故が発生するおそれがあり、防水処理が正常になされないため、新築建物の底面グラインディング作業の際または底面掃除の際、振り撤かれる水が浸み込んで漏電の危険が存在する。
同時に、前記のような従来の方法は、主に昇降機設置現場でのみ直接作業が可能であるため、ハーネス(harness)タイプのように工場で前もって量産することできなくて、製造費及び人件費の上昇をもたらすしかない問題点を持っている。
したがって、本発明は前記のような従来の昇降路電線とドアインターロックスイッチ連結方法の問題点を解決するためになされたもので、昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結を容易に行うことできるようにする昇降機ドア開閉用昇降路電線連結構造を提供することをその目的とする。
前記のような目的を達成するために、本発明は、平面帯状の被覆の内部に、プラス極性を有するプラス線、マイナス極性を有するマイナス線及び接地のためのアース線でなるコア線が一定間隔を置いて平行に配置された昇降路電線と;前記昇降路電線の極性を有するコア線のいずれか一本をドアインターロックスイッチの両端にそれぞれ連結するための連結線と;昇降路電線の一側面をカバーするもので、一側で昇降路電線の被覆を切開した後内側に侵透して極性を有するコア線のいずれか一本の相異なる位置にそれぞれ接続される入力端子部と他側で前記連結線とそれぞれ接続される出力端子部が一体的に形成された二つの端子体、及び前記二つの端子体の間に配置され、端子体に接続されたコア線を切断及び絶縁する切断体を含む端子ブロックと;昇降路電線の他側面をカバーするもので、前記端子ブロックと結合され、コア線と端子体が互いに接続された状態で昇降路電線と端子ブロックを固定させる固定ブロックとを含む、昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結構造を提供する。
前記端子体の入力端子部は、先端が電線の被覆を切開するように刃が形成されて端子ブロックの一側に突出し、中央には昇降路電線のコア線一本が挿入されるようにスリットが形成されることができる。
前記切断体は、先端が昇降路電線の被覆を切開して侵するように刃部が形成されて端子ブロックの一側に突出し、下部は電気絶縁性合成樹脂でなった絶縁部で構成され、切断体の先端によって切断されて二分されたコア線を遮断することにより電気が流れないように絶縁させることができる。
前記切断体の中央には、端子体が接続されたコア線一本が挿入されるように切欠部が形成され、前記切欠部には挿入されたコア線を切断するための刃が形成されることができる。
前記端子ブロックと固定ブロックはフック結合されることができる。
前記昇降路電線と端子ブロックの間、かつ前記昇降路電線と固定ブロックの間にはパッキング部材が備えられることができる。
前記のような本発明によれば、昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結を容易に行うことできるようにする昇降機ドア開閉用昇降路電線連結構造を提供することができる。
従来の昇降路電線の連結構造を示す図であり、(a)はコントローラー22とドアインターロックスイッチ5が昇降路電線1で連結された外部状態を示し、(b)は昇降路電線1によるコントローラー22とドアインターロックスイッチ5の電気結線図を示す。 本発明による昇降路電線の連結構造を示す斜視図である。 本発明による昇降路電線の連結構造を示す分解斜視図である。 本発明によるコネクターの端子体を示す斜視図であり、(a)は前記端子体112の具体的な構成を示し、(b)は切断体115の構成を示す。。 本発明による昇降路電線の連結の際、端子体の接続方法を順次示す断面図である。 昇降路電線の連結の際、切断体の接続方法を順次示す断面図である。 昇降路電線の極性コア線のいずれか一本(プラス線またはマイナス線)が端子体に接続され、切断体によって切断及び絶縁された状態を概略的に示す斜視図である。
以下、本発明の好適な実施例による昇降路電線連結構造の具体的な構成を添付図面に基づいて詳細に説明する。
下記本発明の構成によれば、昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結のために手作業で被覆を脱皮する必要がなく、昇降路電線内部の各コア線の極性区分が容易である。また、漏電及び感電事故の危険がなく、自動化設備を用いてハーネスタイプで事前に量産できる。
図2及び図3に示すように、本発明によって昇降路電線をドアインターロックスイッチ5に連結するためには、昇降路電線1、コネクター100、連結線3を必要とする。
本発明において、前記昇降路電線1は通常使われている断面円形ケーブルタイプの代わりにフラット(flat)タイプの昇降路電線が使われる。フラットタイプの昇降路電線1は、図2及び図3に示すように、平面帯状のウレタンまたはPVC被覆の内部に複数のコア線、つまりプラス線1a、マイナス線1b及びアース線1cが一定間隔を置いて平行に配置されている。各コア線が配置された部分は四角形または円弧形に突出することが好ましい。前記昇降路電線1は長さ方向に長く伸び、別途のブラケットまたは固定クリップなどの固定手段によって昇降路の壁面に垂直に固定設置される。
このような昇降路電線1の構造によれば、各コア線が所定位置に所定間隔で離隔して配置されるので、極性の区別が明らかで電線を誤って連結する可能性がなくなって作業が完璧になされる利点を持つ。
前記コネクター100は昇降路電線1をドアインターロックスイッチ5に連結するために備えられる連結手段で、端子ブロック110と固定ブロック120でなる。
前記端子ブロック110は昇降路電線1の一側面をカバーするとともに昇降路電線1のプラス線1aまたはマイナス線1bと後述する連結線3を連結するためのブロック体で、胴体は一般に合成樹脂材でなり、内部に端子体112及び切断体115がインサート射出方式で製作されるかあるいは別途に製作した後に挿入する方式などによって装着される。前記端子体112は、二つが端子ブロック110の内側面に長さ方向(昇降路電線1の延在方向)に一列に一定間隔で配置され、二つの端子体112の間には切断体115が各端子体112から一定間隔で隔たって一列に配置される。さらに、前記端子ブロック110の内側面コーナーには後述する固定ブロック120のフック部材122が差し込まれるフック孔113が形成され、他側面には前記端子体112と後述する連結線3の棒端子3aを連結するための端子ホール114が形成される。
前記端子体112は、一側で昇降路電線1の被覆を切開した後、昇降路電線1の内側に挿入されて極性を有するコア線のいずれか一本、つまりプラス線1aまたはマイナス線1bと接続される入力端子部112aと、他側で後述する連結線3の棒端子3aに接続される出力端子部112cとが一体的に形成された電気伝導体である。図4の(a)は前記端子体112の具体的な構成を示す。
図4の(a)に示すように、前記入力端子部112aは、先端が昇降路電線1の被覆を切開して入り込むことが可能なように刃部が形成されて端子ブロック110の一側に突出し、中央には昇降路電線1の極性を有するコア線のいずれか一本、つまりプラス線1aまたはマイナス線1bの一本が挿入できるようにスリット112bが形成された二枝状に形成される。そして、前記入力端子部112aの先端は外側が内側より尖るように突出して形成されることが好ましい。そのため、入力端子部112aは、二股の先端部は、それぞれが先端に行くほど幅が狭くなるように形成されている。前記スリット112bは端子体112の長さ方向に沿って長く延設される。
前記出力端子部112cは入力端子部112aの後端に連結されて後述する連結線3の棒端子3aと接続される部分で、図4の(a)に示すように、略‘V’字形に折り曲げられた‘V’字形接触片でなる。前記‘V’字形接触片は端子ブロック110の端子ホール114の内周面に挿合され、端子ホール114に連結線3の棒端子3aが挿入される場合、‘V’字形に折り曲げられて突出した部分が棒端子3aの外周面によって加圧されて弾性的に変形しながらひろがって出力端子部112cの全面が棒端子3aの外周面に面接触することにより電気的に接続される。
一方、前記切断体115は端子体112が接続された昇降路電線1のプラス線1aまたはマイナス線1bを両端子体112の間で切断及び絶縁する手段である。図4の(b)は前記切断体115の構成を示す。
同図に示すように、前記切断体115は、先端が昇降路電線1の被覆を切開して昇降路電線1内に侵入可能なように刃部115aが形成されて端子ブロック110の一側に突出し、中央には昇降路電線1のプラス線1aまたはマイナス線1bの一本が挿入されるように切欠部115bが形成され、前記切欠部115bにも刃が形成されることにより、切欠部115bに挿入されたプラス線1aまたはマイナス線1bを切断するように構成される。そして、前記切断体115の先端は外側が内側より尖るように突設されることが好ましい。前記切欠部115bは略円形に湾曲して形成されることが好ましい。一方、前記切断体115の後端部は電気絶縁性合成樹脂でなった絶縁部115cでなり、切断体115の先端で切断されて二分されたプラス線1aまたはマイナス線1bを中間部で遮断することで電気が流れないように絶縁する機能をする。前記絶縁部115cは別に製作されて端子ブロック110に結合装着されることもでき、あるいはインサート射出方式で端子ブロック110と切断体115が同時に製造されることもできる。
前記固定ブロック120は昇降路電線1の他側面をカバーし、互いに接続された昇降路電線1と端子ブロック110を固定させるブロック体で、左右両端にそれぞれフック部材122が突設される。前記フック部材122は端子ブロック110の両端に形成されたフック孔113に挿合される。そして、前記固定ブロック120の内側面には、端子ブロック110との結合の際、端子体112及び切断体115の先端が挿入されるように挿入孔123が形成されることが好ましい。
連結線3は昇降路電線1の極性を有するコア線のいずれか一本、つまりプラス線1aまたはマイナス線1bとドアインターロックスイッチ5を互いに連結する電線で、その末端には棒端子3aが備えられ、前記棒端子3aは端子ブロック110の端子ホール114に挿入されて端子体112と接続されることにより昇降路電線1のプラス線1aまたはマイナス線1bと電気的に接続され、他端はドアインターロックスイッチ5の両端にそれぞれ接続される。
一方、前記昇降路電線1と端子ブロック110の間、かつ昇降路電線1と固定ブロック120の間にはパッキング部材130、140が備えられることが好ましい。前記パッキング部材130、140は昇降路の内部に水が流入する場合に備えて昇降路電線1の連結部を防水処理するための手段で、図3に示すように、内部が空いている四角環状に構成され、昇降路電線1の両側で、端子ブロック110と固定ブロック120のフック結合の際、互いに圧搾されることにより、連結部に水が流入することを防止して、漏電及びその他の感電事故を防止することができる。図示していないが、より効果的な防水効果のために、前記パッキング部材130、140の表面には昇降路電線1の突出部に相応する定着凹部がさらに形成されることが好ましい。つまり、昇降路電線1の各コア線1a〜1cを被覆する凹凸の形状に合わせて、パッキング部材130、140も凹凸の形状に形成されていると好ましい。
図5は本発明による昇降路電線1の連結の際、端子体112の接続方法を順次示し、図6は昇降路電線1の連結の際、切断体115の接続方法を順次示す。
図5に示すように、固定ブロック120上に昇降路電線1を配設した状態で、端子ブロック110の端子体112の入力端子部112a及び切断体115の刃部115aが固定ブロック120に向かうようにし、それぞれの端子体112及び切断体115を昇降路電線1のコア線の中で極性を有するコア線、つまりプラス線1aまたはマイナス線1b上に位置させた後、治具などを用いて圧搾させる。すると、端子体112の入力端子部112aの先端が昇降路電線1の被覆を切開しながら昇降路電線1内に侵入し、入力端子部112aのスリット112bにプラス線1aまたはマイナス線1bが挿入されることにより、昇降路電線1と端子体112が互いに電気的に接続される。
同時に、図6に示すように、両端子体112の間に装着された切断体115は昇降路電線1の被覆を切開して昇降路電線1内に侵入した後、切欠部115bにプラス線1aまたはマイナス線1bが挿入された状態で圧搾されることにより、切欠部115bに形成された刃によって挿入されたプラス線1aまたはマイナス線1bが切断され、このように切断されて二分されたプラス線1aまたはマイナス線1bは切断体115の絶縁部115cによって遮断されて通電が防止される。
また、図5に示すように、固定ブロック120の両端のフック部材122は端子ブロック110のフック孔113に挿合されることで、端子体112と昇降路電線1が電気的に接続された状態で堅く固定される。そして、端子ブロック110の端子ホール114に連結線3の棒端子3aを挿入すれば、棒端子3aと端子体112の出力端子部112cが互いに接触して電気的に連結される。その後、連結線3の他端をドアインターロックスイッチ5の両端にそれぞれ連結すればすべての連結作業が完了する。
図7はこのような方法で昇降路電線1の極性コア線のいずれか一本(図面においては、例としてプラス線1a)が端子体112と接続され、切断体115によって切断及び絶縁された状態を概略的に示す。図7に示すように、昇降路電線1の極性コア線のいずれか一本が互いに異なる2地点で端子体112と接続され、両端子体112の間では切断体115の先端刃部115aによって切断された後、絶縁部115cによって絶縁されることにより、両端子体112の両端にドアインターロックスイッチ5を連結して使うことができることになる。
このような方法により、昇降路電線1をドアインターロックスイッチ5と連結する場合、別途の手作業による電線の脱皮及び結線、絶縁テープのテーピングなどの複雑な作業段階を用いなくて容易に作業することができる。また、現場で直接作業せず、昇降路電線1、コネクター100及び連結線3を工場でハーネスタイプで前もって大量で製造した後、現場で連結線3をドアインターロックスイッチ5に接続するだけで良いので、生産自動化による人件費節減の効果を得ることができ、設置作業が容易である利点がある。
図面には示していないが、すでに述べたように、電気設計によってアース線をドアインターロックスイッチに連結することもできる。この場合は、前述した端子ブロックにアース線分岐連結のための端子体、端子ホール、及び連結線をさらに含んでアース線とドアインターロックスイッチを互いに連結することもできる。
以上のように、前記のような本発明によれば、別途の手作業による電線脱皮段階、結線段階、絶縁テープのテーピング段階などの複雑な作業段階を用いなくて容易に作業することができる。また、各コア線の極性区分が容易であり、連結不良による電源供給障害を防止することができ、漏電及び感電事故を防止することができる。また、昇降路電線、コネクター及び連結線を工場でハーネスタイプで前もって大量製造した後、現場で連結線を接続するだけで良いので、生産自動化による人件費の節減効果を得ることができ、設置作業が容易で卓越した効果を持つ。
これまで、本発明の実施例に基づいて本発明を詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、本発明の実施例と等価のものも本発明の範囲に含まれる。
本発明は、昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結のために手作業で被覆を脱皮する必要がなく、昇降路電線内部の各コア線の極性区分が容易であり、漏電及び感電事故の危険がないし、自動化設備を用いてハーネスタイプに事前に量産できるようにする昇降機ドア開閉用昇降路電線連結構造に適用可能である。
1 昇降路電線
1a プラス線
1b マイナス線
100 コネクター
110 端子ブロック
112 端子体
112a 入力端子部
112c 出力端子部
112b スリット
114 端子ホール
113 フック孔
115 切断体
120 固定ブロック
122 フック部材
3 連結線
3a 棒端子
4 乗り場ドア
5 ドアインターロックスイッチ

Claims (6)

  1. 平面帯状の被覆の内部に、プラス極性を有するプラス線、マイナス極性を有するマイナス線及び接地のためのアース線でなるコア線が一定間隔を置いて平行に配置された昇降路電線と;
    前記昇降路電線の極性を有するコア線のいずれか一本をドアインターロックスイッチの両端にそれぞれ連結するための連結線と;
    昇降路電線の一側面をカバーするもので、一側で昇降路電線の被覆を切開した後、内側に侵入して極性を有するコア線のいずれか一本の相異なる位置にそれぞれ接続される入力端子部と、他側で前記連結線とそれぞれ接続される出力端子部と、が一体的に形成された二つの端子体、及び前記二つの端子体の間に配置され、端子体に接続されたコア線を切断及び絶縁する切断体を含む端子ブロックと;
    昇降路電線の他側面をカバーするもので、前記端子ブロックと結合され、コア線と端子体が互いに接続された状態で昇降路電線と端子ブロックを固定させる固定ブロックとを含むことを特徴とする、昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結構造。
  2. 前記端子体の入力端子部は、先端が電線の被覆を切開するように刃が形成されて端子ブロックの一側に突出し、中央には昇降路電線のコア線一本が挿入されるようにスリットが形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結構造。
  3. 前記切断体は、先端が昇降路電線の被覆を切開して侵するように刃部が形成されて端子ブロックの一側に突出し、下部は電気絶縁性合成樹脂でなった絶縁部で構成され、切断体の先端によって切断されて二分されたコア線を遮断することにより電気が流れないように絶縁させることを特徴とする、請求項1に記載の昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結構造。
  4. 前記切断体の中央には、端子体が接続されたコア線一本が挿入されるように切欠部が形成され、前記切欠部には挿入されたコア線を切断するための刃が形成されたことを特徴とする、請求項3に記載の昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結構造。
  5. 前記端子ブロックと固定ブロックはフック結合されることを特徴とする、請求項1に記載の昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結構造。
  6. 前記昇降路電線と端子ブロックの間、かつ前記昇降路電線と固定ブロックの間にはパッキング部材が備えられることを特徴とする、請求項1に記載の昇降路電線とドアインターロックスイッチの連結構造。
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