JP4818229B2 - チューナ回路及び受信装置 - Google Patents

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本発明は、チューナ回路及びそれを有する受信装置に関し、特に、RF_AGC閉ループ内にトラッキングフィルタを含むチューナ回路におけるAGC(Auto Gain Control)技術に関する。
近年、多相の位相変調方式(4−PSK等)や多相の直交振幅変調方式(16値QAM等)を用いた、衛星デジタル放送、地上デジタル放送及びデジタルケーブルテレビ放送などが実用化されている。一般に、デジタル変調方式を用いた放送システム又は通信システムにおいては、伝送すべき情報によって搬送波の位相と振幅を変調させる。このため、受信装置側にて安定した復調性能を得るためには、受信信号の振幅が一定となるように制御した上で受信信号をデジタル復調部に入力する必要がある。
図9に、この種のシステムの受信装置に内蔵される、従来のチューナ回路の回路ブロック図を示す。図9のチューナ回路は、アンテナ111を介して地上デジタル放送による放送波を受信する。この放送波は、OFDM(直交周波数多重分割;Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式に従ったOFDM信号である。
BPF112は、受信したOFDM信号の内の、所定の周波数帯域のRF信号を抽出し、RF_AGCアンプ113は、このRF信号を増幅する。今、BPF112によって、UHF(Ultra High Frequency)帯の信号が抽出されるとする。トラッキングフィルタ114(以下、TF114と略記する)は、受信信号に対して更なる帯域制限を加え、RF_AGCアンプ113の出力信号の中から所望チャンネルの信号成分を抽出する。
ミキサ115は、ダイレクトコンバージョン方式による直交検波を行う。即ち、TF115は、TF114の出力信号と局部発振器116から出力される局部発振信号とを混合することによりTF114の出力信号に対する周波数変換を行い、これによってベースバンド帯の信号を生成する。局部発振器116は、PLL回路117から与えられる同調電圧に応じた周波数を有する局部発振信号を出力する。
ミキサ115の出力信号は、アンプ118によって増幅された後、LPF119にて高周波成分が除去される。BB_AGCアンプ120は、LPF119の出力信号を増幅して出力する。A/D変換器121は、BB_AGCアンプ120の出力信号をデジタル信号に変換し、この変換によって得られたデジタル信号をデジタル復調部122に出力する。デジタル復調部122は、A/D変換器121からのデジタル信号に対して復調処理を施し、これによってTS(トランスポートストリーム)信号を生成して出力する。
RF_AGCアンプ113及びBB_AGCアンプ120の増幅率は可変となっている。RF_AGC回路123及びBB_AGC回路124は、RF_AGCアンプ113及びBB_AGCアンプ120の増幅率に対するAGC制御を行って、チューナ回路の受信性能の最適化を図る。RF_AGC回路123は、ミキサ115の出力信号の信号レベルに応じてRF_AGCアンプ113の増幅率を制御するための制御電圧をRF_AGCアンプ113に出力し、BB_AGC回路124は、デジタル復調部122への入力信号の信号レベルに応じてBB_AGCアンプ120の増幅率を制御するための制御電圧をBB_AGCアンプ120に出力する。
チューナ回路の受信信号におけるUHF帯の内、上記の所望チャンネルの成分を希望波(希望信号)と呼ぶ。チューナ回路の受信信号におけるUHF帯には、希望波以外のチャンネル成分が含まれるが、それを妨害波(妨害信号)と呼ぶ。
受信周波数帯域(今の例の場合、UHF帯)内において、希望波以外に強電力の妨害波が存在していた場合を想定する(図4も参照)。希望波と妨害波を含む受信信号は、TF114に送られ、TF114によって妨害波が除去されて希望波のみを含む信号がミキサ115に出力される。故に、受信信号には希望波と妨害波が含まれているにも拘らず、RF_AGC回路123は、希望波の信号レベルにのみ基づいてRF_AGCアンプ113の増幅率を設定する。しかし、RF_AGCアンプ113の入力信号には希望波と妨害波が含まれており、RF_AGCアンプ113は希望波だけでなく妨害波も同時に増幅してしまうため、強電力の妨害波が存在する時、RF_AGCアンプ13の出力飽和が発生してチューナ内部で相互変調歪みが発生してしまう。
この歪みが発生すると、正常な受信特性が得られず、結果としてデジタル通信におけるビット誤り率の低下を招く。この歪みは、後段回路によって排除することができないため、極力発生を阻止すべきである。
尚、下記特許文献1には、チューナ回路のAGC動作に関する技術が開示されている。但し、特許文献1のチューナ回路では、図9のチューナ回路と異なり、妨害波を除去するための段間フィルタ(図9のTF114に対応)をAGC閉ループの外に設けている。従って、特許文献1に記載の技術は、図9のチューナ回路が抱える問題の解決手法を提供するものではない。
特開2006−148783号公報
そこで本発明は、増幅手段の出力飽和の発生を抑制するチューナ回路及び受信装置を提供することを目的とする。
本発明に係るチューナ回路は、自身の制御端子に加えられた制御電圧に応じた増幅率にて、入力したRF信号を増幅して出力する第1増幅手段と、前記第1増幅手段の出力信号に対して帯域制限を加えるトラッキングフィルタと、前記トラッキングフィルタの出力信号を周波数変換し、周波数変換後の信号を出力する周波数変換手段と、自身の制御端子に加えられた制御電圧に応じた増幅率にて、前記周波数変換手段の出力信号に基づく信号を増幅して出力する第2増幅手段と、前記周波数変換手段の出力信号の信号レベルに応じた第1電圧を出力する第1電圧出力手段及び前記第2増幅手段の出力信号の信号レベルに応じた第2電圧を出力する第2電圧出力手段を有し、前記第1電圧を前記第1増幅手段の制御端子に供給し且つ前記第2電圧を前記第2増幅手段の制御端子に供給することにより、前記第1及び第2増幅手段の各増幅率を制御する増幅率制御手段と、を備えたチューナ回路において、第1及び第2電圧出力手段の各出力端子間に直列にショットキーバリアダイオードを接続し、前記ショットキーバリアダイオードの一端を前記第1増幅手段の制御端子に接続する一方で、前記ショットキーバリアダイオードの他端を前記第2増幅手段の制御端子に接続したことを特徴とする。
前記ショットキーバリアダイオードを設けることにより、第1及び第2増幅手段に対する制御電圧を適切に配分することができる。この結果、第1増幅手段の出力飽和の発生を抑制することが可能となる。
具体的には例えば、当該チューナ回路は、アンテナの受信信号中の、所定の周波数帯域の信号を抽出するRFフィルタ手段を更に備え、前記第1増幅手段は、前記RFフィルタ手段によって抽出された信号を前記RF信号として入力する。
また具体的には例えば、当該チューナ回路は、前記周波数変換手段の出力信号を増幅した信号に帯域制限を加えるフィルタ手段を更に備え、前記第2増幅手段は、前記フィルタ手段の出力信号を増幅して出力する。
本発明に係る受信装置は、アンテナと、上記のチューナ回路と、を備えた受信装置であって、前記アンテナの受信信号が前記チューナ回路に供給され、前記チューナ回路におけるRF信号は、前記受信信号に基づく信号であることを特徴とする。
本発明によれば、増幅手段の出力飽和の発生を抑制可能なチューナ回路及び受信装置を提供することができる。
本発明の意義ないし効果は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。
<<第1実施形態>>
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係るチューナ回路1及び受信装置2の回路ブロック図である。チューナ回路1は、符号12〜25にて参照される各部位を含む。受信装置2は、チューナ回路1及びアンテナ11を備える。尚、チューナ回路1に、更に、アンテナ11が含まれていると考えても構わない。
チューナ回路1は、アンテナ11を介して地上デジタル放送による放送波を受信する。この放送波は、OFDM(直交周波数多重分割;Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式に従って伝送されたOFDM信号である。OFDM伝送方式は、1チャンネルの帯域内に互いに直交する多数のサブキャリアを多重して伝送する方式である。図示されない送信機では、サブキャリアごとに、伝送すべきベースバンド信号に応じてサブキャリアをQAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの変調方式で変調し、その変調によって得られる信号に対して逆高速フーリエ変換(IFFT;Inverse Fast Fourier Transform)を施すことでOFDM信号を生成する。ベースバンド信号は、伝送されるべき映像信号や音声信号を含む。生成されたOFDM信号は、所定の搬送波帯域に周波数変換された後、送信機から送信される。
アンテナ11を介して受信したOFDM信号は、BPF(バンドパスフィルタ)12に送られる。BPF12は、受信したOFDM信号に帯域制限を加えることによって、受信したOFDM信号の内の、所定の周波数帯域の信号を抽出する。今、BPF12によって、UHF(Ultra High Frequency)帯の信号が抽出されるとする。BPF12の入力信号はBPF12による帯域制限前のRF信号であり、BPF12の出力信号はBPF12による帯域制限後のRF信号である。
RF_AGCアンプ13は、BPF12から出力されるRF信号を増幅して出力する。RF_AGCアンプ13における増幅率は、RF_AGCアンプ13に設けられた制御端子(不図示)への印加電圧値によって制御される。具体的には、その印加電圧値が増加するに従ってRF_AGCアンプ13の増幅率が増大するように、RF_AGCアンプ13は設計されている。RF_AGCアンプ13は、所謂LNA(Low Noise Amplifier)として機能する。RF_AGCアンプ13(及びBB_AGCアンプ20)に対するAGC(Auto Gain Control)動作については後述する。
RF_AGCアンプ13からの、増幅されたRF信号はトラッキングフィルタ14(以下、TF14と略記する)に入力される。TF14は、入力信号に対して、更なる帯域制限を加える。BPF12によってRF信号のUHF帯が抽出されるが、TF14によって、そのUHF帯中の所望チャンネルが抽出されることになる。図2に、BPF12によって抽出される帯域とTF14によって抽出される帯域との関係を示す。図2において、符号200は、BPF12が抽出する帯域(UHF帯)を示しており、符号201は、TF14が抽出する帯域を示している。TF14が抽出する帯域は、BPF12が抽出する帯域中の一部帯域である。尚、外部からチューナ回路1に与えられる選局チャンネル指令信号に従って上記の所望チャンネルは決定される。
TF14によって抽出された信号は、ミキサ15に出力される。ミキサ15は、TF14の出力信号と局部発振器16から出力される局部発振信号とを混合することにより、TF14の出力信号に対する周波数変換を行う。局部発振器16は、PLL回路17から与えられる同調電圧に応じて発振周波数を変化させることができる可変周波数発振器である。従って、同調電圧に応じた周波数を有する局部発振信号がミキサ15に与えられる。尚、PLL回路17は、例えば、デジタル復調部22によって制御される。
チューナ回路1は、ダイレクトコンバージョン方式を採用し、RF信号を直接ベースバンド帯の信号に変換する。このため、ミキサ15は、TF14の出力信号に対して直交検波を行う。図3に、チューナ回路1内の、ミキサ15の周辺の一部回路図を示す。ミキサ15は、第1ミキサ15a及び第2ミキサ15bから形成され、局部発振器16から出力される局部発振信号は、位相が互いに90度異なる2つの信号からなる。第1ミキサ15aが局部発振信号を形成する一方の信号とTF14の出力信号とを周波数混合し、且つ、第2ミキサ15bが局部発振信号を形成する他方の信号とTF14の出力信号とを周波数混合する。即ち、直交検波が行われ、ミキサ15からは、互いに位相が90度異なるベースバンド帯の2つの信号が出力される。但し、ミキサ15の出力信号には、後段回路で除去されるべき不要な高周波成分も含まれている。この2つの信号は、I(In-Phase)信号とQ(Quadrature-Phase)信号とから成る。I信号は第1ミキサ15aから出力され、Q信号は第2ミキサ15bから出力される。
ミキサ15の後段に設けられた、アンプ18、LPF(ローパスフィルタ)19、BB_AGCアンプ20及びA/D変換器21は、ミキサ15から出力されるベースバンド帯の2つの信号の夫々に対して個別に必要な処理を行う。
ミキサ15の出力信号は、アンプ18によって増幅された後、LPF(ローパスフィルタ)19に送られる。LPF19は、増幅されたミキサ15の出力信号に対して帯域制限を加えて、不要な所定の高周波成分を除去する。
LPF19の出力信号(即ち、LPF19による帯域制限後のI信号及びQ信号)は、BB_AGCアンプ20に入力される。BB_AGCアンプ20は、LPF19の出力信号を増幅して出力する。BB_AGCアンプ20における増幅率は、BB_AGCアンプ20に設けられた制御端子(不図示)への印加電圧値によって制御される。具体的には、その印加電圧値が増加するに従ってBB_AGCアンプ20の増幅率が増大するように、BB_AGCアンプ20は設計されている。
A/D変換器21は、BB_AGCアンプ20の出力信号(アナログの出力信号)をデジタル信号に変換し、この変換によって得られたデジタル信号をデジタル復調部22に出力する。A/D変換器21の出力信号は、ミキサ15からのI信号に基づくデジタル信号と、ミキサ15からのQ信号に基づくデジタル信号と、から形成される。
デジタル復調部22は、A/D変換器21の出力信号から映像信号や音声信号を表す信号を復調する。デジタル復調部22は、A/D変換器21から出力されたデジタル信号列に対して高速フーリエ変換(FFT;Fast Fourier Transform)を施すFFT処理部と、放送波の空間伝播時の伝送路特性を推定し、その推定結果に基づいて高速フーリエ変換後の信号の等化処理を行う等化処理部と、等化処理後の信号に対して誤り訂正処理を施す誤り訂正処理部と、を含む(全て不図示)。誤り訂正処理後の信号は、TS(トランスポートストリーム)信号に変換されて出力される。
このTS信号は、地上デジタル放送によって伝達されるべき映像信号や音声信号をMPEG(Moving Picture Experts Group)の規格に従って符号化した信号である。TS信号は、MPEGデコーダ(不図示)に送られてデコードされた後、表示装置やスピーカ(双方不図示)に送られ、映像として表示又は音声として出力される。受信装置2は、MPEGデコーダ、表示装置及びスピーカをも含みうる。
チューナ回路1の受信信号におけるUHF帯の内、上記の所望チャンネルの成分を希望波と呼ぶ。チューナ回路1の受信信号におけるUHF帯には、希望波以外のチャンネル成分が含まれるが、それを妨害波と呼ぶ。希望波及び妨害波を夫々希望信号及び妨害信号と読み替えることもできる。希望波はTF14を通過するが、妨害波はTF14によって除去される。
図4に、BPF12への入力信号の波形例を示す。図4における波形210は、BPF12の入力信号中におけるUHF帯の信号波形を示している。UHF帯は、互いに周波数の異なる複数のチャンネルにて分割され、今、UHF帯の第15チャンネルが希望波に相当するものとする。この場合、第15チャンネル以外のチャンネルについての放送波は、妨害波となる。波形210は、UHF帯の第23及び25チャンネルに強電力の妨害波が存在している場合を表している。
このような状況は、例えば、図5に示す如く、第15チャンネルの放送波を送信する送信局のエリア221と第23及び25チャンネルの放送波を送信する送信局のエリア222の境界に受信装置2が位置し、エリア221がエリア222よりも広いような場合に生じうる。
チューナ回路1は、強電力の妨害波が存在している時においても、安定した受信を実現する。この安定した受信は、チューナ回路1における特異なAGC動作によって実現される。RF_AGCアンプ13及びBB_AGCアンプ20に対するAGC動作について説明する。RF_AGCアンプ13及びBB_AGCアンプ20の各増幅率は、RF_AGC回路23及びBB_AGC回路24並びにショットキーダイオード25によって、制御される。RF_AGC回路23の出力端子は、RF_AGCアンプ13の制御端子とショットキーダイオード25のアノードに接続されており、BB_AGC回路24の出力端子は、BB_AGCアンプ20の制御端子とショットキーダイオード25のカソードに接続されている。
RF_AGC回路23の入力端子には、ミキサ15の出力信号が与えられる。RF_AGC回路23は、自身の入力端子に与えられた信号の信号レベル(信号強度)に応じた電圧を自身の出力端子から出力しようとする。
図3に示す如く、ミキサ15の出力信号は第1ミキサ15aの出力信号と第2ミキサ15bの出力信号とから形成されるが、第1ミキサ15aの出力信号と第2ミキサ15bの出力信号の内の一方がRF_AGC回路23の入力端子に与えられる。尚、第1ミキサ15aの出力信号と第2ミキサ15bの出力信号の平均信号レベルに応じた電圧を、RF_AGC回路23に出力させるようにしてもよい。
希望波の受信レベルが或る基準レベルよりも低いとき、RF_AGC回路23は、その受信レベルが小さくなるに従ってより大きな電圧値を有する電圧を出力しようとする。これにより、希望波の受信レベルが小さくなるに従ってRF_AGCアンプ13の増幅率は大きくされ、希望波の受信レベルが大きくなるに従ってRF_AGCアンプ13の増幅率は小さくされる。
一方、希望波の受信レベルが基準レベル以上である時、RF_AGC回路23は、RF_AGCアンプ13の増幅率が1となるような電圧を自身の出力端子から出力する。尚、希望波の受信レベルとは、チューナ回路1が受信した希望波の信号レベル(信号強度)を意味する。
BB_AGC回路24は、A/D変換器21の出力信号の信号レベル(信号強度)に応じた電圧を自身の出力端子から出力し、これによってA/D変換器21の出力信号の信号レベルを所望レベルに保とうとする。
A/D変換器21の出力信号は、ミキサ15からのI信号に基づくデジタル信号とミキサ15からのQ信号に基づくデジタル信号とから形成されるが、それらの2つのデジタル信号の内の一方がBB_AGC回路24の入力端子に与えられる。従って、BB_AGC回路24は、上記2つのデジタル信号の内の一方の信号レベルに応じた電圧を自身の出力端子から出力しようとする。尚、上記2つのデジタル信号の平均信号レベルに応じた電圧を、BB_AGC回路24に出力させるようにしてもよい。また、A/D変換器21の入力信号と出力信号は信号表現形式が異なるだけであるので、A/D変換器21の入力信号の信号レベルに応じた電圧を、BB_AGC回路24に出力させるようにしてもよい。
図6に示す如く、ショットキーバリアダイオード25がないと仮定した場合において、RF_AGC回路23の出力電圧値をV1とし、BB_AGC回路24の出力電圧値をV2とする。図6は、チューナ回路1からショットキーバリアダイオード25を除いたチューナ回路の回路ブロック図である。チューナ回路1からショットキーバリアダイオード25を除いたチューナ回路は、例えば、図9のチューナ回路のような、既存の汎用チューナ回路と等価である。RF_AGC回路23及びBB_AGC回路24は、ショットキーバリアダイオード25が存在していないことを想定して設計されている。従って、仮に、図1のチューナ回路1からショットキーバリアダイオード25を除去してRF_AGCアンプ13の制御端子及びBB_AGCアンプ20の制御端子への印加電圧値を夫々V1及びV2としたならば、A/D変換器21の出力信号の信号レベルは略一定に保たれるようになる。但し、この場合、妨害波により上述の相互変調歪みの影響が大きくなってしまう。
他方、ショットキーバリアダイオード25を備えたチューナ回路1における、RF_AGCアンプ13の制御端子への印加電圧値及びBB_AGCアンプ20の制御端子への印加電圧値を、それぞれ、V1'及びV2'とする。ショットキーバリアダイオード25を設けることによって、RF_AGCアンプ13の制御端子への印加電圧値はV1からV1'に変化し、BB_AGCアンプ20の制御端子への印加電圧値はV2からV2'に変化することになる。
希望波の受信レベルが基準レベルよりも低い場合、RF_AGC回路23は、RF_AGCアンプ13における増幅率を増加させるべく自身の出力電圧を高めようとする。この場合、V1>V2となる可能性が高まり、V1>V2の時は、ショットキーバリアダイオード25がオンとなる(但し、ショットキーバリアダイオード25における電圧降下を無視)。そうすると、実際のRF_AGCアンプ13の制御端子への印加電圧値V1'はV1よりも低くなり且つ実際のBB_AGCアンプ20の制御端子への印加電圧値V2'はV2よりも高くなる。
V1からV1'への電圧低下は、RF_AGC回路23の出力端子からショットキーバリアダイオード25を介してBB_AGC回路24の出力端子に流れる電流と、RF_AGC回路23における出力抵抗と、によって生じる。RF_AGCアンプ13の制御端子とショットキーバリアダイオード25のアノードとの接続点と、RF_AGC回路23の出力端子と、の間に抵抗を直列に設け、この抵抗によって上記の電圧低下を得るようにしてもよい。
V2からV2'への電圧上昇は、RF_AGC回路23の出力端子からショットキーバリアダイオード25を介してBB_AGC回路24の出力端子に流れる電流と、BB_AGC回路24における出力抵抗と、によって生じる。BB_AGCアンプ20の制御端子とショットキーバリアダイオード25のカソードとの接続点と、BB_AGC回路24の出力端子と、の間に抵抗を直列に設け、この抵抗によって上記の電圧上昇を得るようにしてもよい。
RF_AGCアンプ13への入力信号は希望波と妨害波を含んでいるため、希望波だけでなく妨害波も増幅してしまう。従って、図4に示すように強電力の妨害波が存在する時、RF_AGCアンプ13の出力飽和が発生してチューナ内部で相互変調歪みが発生するおそれがある。しかし、図1のチューナ回路1では、ショットキーバリアダイオード25の存在によりRF_AGCアンプ13の制御端子への印加電圧値がV1からV1'に低下せしめられるため、RF_AGCアンプ13の出力飽和が生じにくくなる。この代償として、チューナ回路1のNF(雑音指数)特性の劣化が懸念されるが、BB_AGCアンプ20の制御端子への印加電圧値がV2からV2'へと上昇するため、チューナ回路全体での受信性能劣化は抑制される。即ち、RF_AGCアンプ13における増幅率低下がBB_AGCアンプ20の増幅率増加によって相殺されるため、NF特性の劣化は軽微となる。
他方、希望波の受信レベルが基準レベルと同等か或いはそれ以上の場合、V1<V2となる可能性が高まる。V1<V2の時は、ショットキーバリアダイオード25がオフとなるため、V1=V1'且つV2=V2'である。この場合におけるチューナ回路1の動作は、ショットキーバリアダイオード25が存在しない図6(又は図9)のチューナ回路のそれと同じとなり、RF_AGCアンプ13の増幅率は、RF_AGC回路23のみによって制御されることとなる。このため、無駄にNF特性を劣化させることもない。
図7(a)に、ショットキーバリアダイオード25が存在しない場合、即ち、図6のチューナ回路におけるAGC特性を示し、図7(b)に、ショットキーバリアダイオード25が存在する場合、即ち、図1のチューナ回路1におけるAGC特性を示す。図7(a)及び(b)において、横軸はBPF12への希望波の入力電力を表し、縦軸はAGCに関与する電圧を表す。希望波の入力電力は、希望波の受信レベルに比例する。図7(a)及び(b)は、UHF帯の第23、25及び36チャンネルに、夫々、−20[dBm]の電力を有する妨害波が存在している場合を想定している。
図7(a)において、折れ線251は、印加電圧値V1の、希望波の入力電力依存性を示し、折れ線252は、印加電圧値V2の、希望波の入力電力依存性を示す。図7(b)において、折れ線261は、印加電圧値V1'の、希望波の入力電力依存性を示し、折れ線262は、印加電圧値V2'の、希望波の入力電力依存性を示す。
RF_AGCアンプ13は、自身の制御端子への印加電圧値が、概ね1〜2.1[V]の範囲内にあるとき、その印加電圧値の増加に従って自身の増幅率を増加させるように形成されている。同様に、BB_AGCアンプ20は、自身の制御端子への印加電圧値が、概ね1〜2[V]の範囲内にあるとき、その印加電圧値の増加に従って自身の増幅率を増加させるように形成されている。
図7(a)に示す如く、印加電圧値V1は、希望波の入力電力が減少するに従って増加し、希望波の入力電力が−50[dBm]にまで低下した時点で最大値(約2.1[V])をとる。この最大値は、ショットキーバリアダイオード25が存在しない場合にRF_AGC回路23が出力しうる最大電圧値と合致し、この最大電圧値がRF_AGCアンプ13の制御端子に印加されている時、RF_AGCアンプ13の増幅率は最大となる。
印加電圧値V2は、希望波の入力電力が−50[dBm]以上の時、1[V]近辺に保たれており、この時、図6のBB_AGCアンプ20の増幅率は1に近い。希望波の入力電力が−50[dBm]より小さくなると、RF_AGCアンプ13だけでは増幅が不足するため、図6のBB_AGC回路24は出力電圧(即ち、V2)を増加させる。
図7(b)に示す如く、印加電圧値V1'も希望波の入力電力の減少に従って増加するが、希望波の入力電力が−50[dBm]の時は、V1'は2[V]以下であり、希望波の入力電力が−70[dBm]にまで小さくなった時点でV1'は最大値(約2.1[V])をとる。
印加電圧値V2'は、希望波の入力電力が−50[dBm]以上の時、その入力電力が減少するに従って1〜1.5[V]の範囲内で増加し、希望波の入力電力が−50[dBm]の時、V2'は約1.5[V]となる。
図7(a)及び(b)から分かるように、或る希望波の入力電力に対して、V1>V1’且つV2<V2’となっていることが分かる。例えば、希望波の入力電力が−50[dBm]の時、V1、V1’、V2及びV2’は、夫々、約2.1、1.95、1.05及び1.5[V]となっている。
本実施形態の如く、チューナ回路を形成すれば、低コストで、強電力の妨害波の増幅によるRF_AGCアンプ13の出力飽和を抑制でき、該出力飽和に起因する映像の乱れ等を抑制することが可能となる。また、既存のチューナ回路(図9に示すようなチューナ回路)に対してショットキーバリアダイオードを接続するだけで効果が得られるため、実用性及び汎用性が極めて高い。
<<第2実施形態>>
第1実施形態では、自身の制御端子への印加電圧値が増加するに従って自身の増幅率が増大するRF_AGCアンプ及びBB_AGCアンプを採用しているが、これと逆特性を有するRF_AGCアンプ及びBB_AGCアンプを採用することも可能である。これを、第2実施形態として説明する。第1実施形態について説明した事項は、矛盾なき限り、第2実施形態に対しても適用される。
図8は、第2実施形態に係るチューナ回路1a及び受信装置2aの回路ブロック図である。受信装置2aは、チューナ回路1a及びアンテナ11を備える。チューナ回路1aは、図1のチューナ回路1と基本的に同じであるが、チューナ回路1aには、図1のチューナ回路1におけるRF_AGCアンプ13及びBB_AGCアンプ20並びにRF_AGC回路23及びBB_AGC回路24の代わりに、RF_AGCアンプ13a及びBB_AGCアンプ20a並びにRF_AGC回路23a及びBB_AGC回路24aが設けられている。更に、チューナ回路1aにおけるショットキーダイオード25の向きは、図1のチューナ回路1におけるそれと逆向きになっている。これ以外の点において、チューナ回路1と1aは同様であるため、同様の部分の重複する説明を割愛する。
RF_AGCアンプ13aは、BPF12から出力されるRF信号を増幅して出力する。RF_AGCアンプ13aにおける増幅率は、RF_AGCアンプ13aに設けられた制御端子(不図示)への印加電圧値によって制御され、その印加電圧値が減少するに従ってRF_AGCアンプ13aの増幅率が増大するように、RF_AGCアンプ13aは設計されている。チューナ回路1aにおいて、RF_AGCアンプ13aの出力信号は、TF14への入力信号となる。
BB_AGCアンプ20aは、LPF19の出力信号を増幅して出力する。BB_AGCアンプ20aにおける増幅率は、BB_AGCアンプ20aに設けられた制御端子(不図示)への印加電圧値によって制御され、その印加電圧値が減少するに従ってBB_AGCアンプ20aの増幅率が増大するように、BB_AGCアンプ20aは設計されている。チューナ回路1aにおいて、BB_AGCアンプ20aの出力信号は、A/D変換器21への入力信号となる。
RF_AGC回路23aの出力端子は、RF_AGCアンプ13aの制御端子とショットキーダイオード25のカソードに接続されており、BB_AGC回路24aの出力端子は、BB_AGCアンプ20aの制御端子とショットキーダイオード25のアノードに接続されている。
第1実施形態に係るチューナ回路1では、ミキサ15の出力信号の信号レベルが減少した時、RF_AGCアンプ13の増幅率を増加させるべくRF_AGC回路23の出力電圧が増加し、且つ、デジタル復調部22への入力信号の信号レベルが減少した時、BB_AGCアンプ20の増幅率を増加させるべくBB_AGC回路24の出力電圧が増加したが、第2実施形態では、これと逆方向の電圧制御が実施される。即ち、チューナ回路1aでは、ミキサ15の出力信号の信号レベルが減少した時、RF_AGCアンプ13aの増幅率を増加させるべくRF_AGC回路23aの出力電圧が減少し、且つ、デジタル復調部22への入力信号の信号レベルが減少した時、BB_AGCアンプ20aの増幅率を増加させるべくBB_AGC回路24aの出力電圧が減少する。電圧の増減方向が逆となるだけで、基本的に、チューナ回路1及び1aにおける同一名称部位間の機能は同じである。
RF_AGC回路23aの出力電圧よりもBB_AGC回路24aの出力電圧の方が高いとき、ショットキーダイオード25の存在により、それが存在していない時と比べて、RF_AGCアンプ13aの制御端子への印加電圧値は高くなる一方でBB_AGCアンプ20aの制御端子への印加電圧値は低くなる。この結果、第1実施形態と同様の効果が得られる。
<<変形等>>
上述した説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態の変形例または注釈事項として、以下に、注釈1及び注釈2を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
[注釈1]
本発明は、デジタル復調部に入力される受信信号の振幅調整が必要な任意のチューナ回路に適用可能であり、デジタル多値変調方式により変調された信号を受信するチューナ回路に広く適用可能である。
[注釈2]
図4に示すような、受信周波数帯域(上述の例において、UHF帯)内に強電力の妨害波が存在するような状況は、移動体通信を行う場合又は移動体内において放送波を受信する場合に、特に顕著に現れる。このため、例えば、車両(不図示)に図1の受信装置2(又は図8の受信装置2a)を搭載して地上デジタル放送等を受信する場合に、本発明は特に有益である。
本発明の第1実施形態に係るチューナ回路及び受信装置の回路ブロック図である。 図1のBPFによって抽出される帯域とTFによって抽出される帯域との関係を示す図である。 図1のチューナ回路内の、ミキサ周辺の一部回路図である。 図1のBPFへの入力信号の波形例を示す図である。 図4のような信号波形が得られる状況を説明するための図である。 図1のチューナ回路からショットキーバリアダイオードを除いたチューナ回路の回路ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係り、希望波の入力電力とRF_AGCアンプ及びBB_AGCアンプへの制御電圧値との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るチューナ回路及び受信装置の回路ブロック図である。 従来のチューナ回路の回路ブロック図である。
符号の説明
1、1a チューナ回路
2、2a 受信装置
11 アンテナ
13、13a RF_AGCアンプ
14 トラッキングフィルタ(TF)
15 ミキサ
20、20a BB_AGCアンプ
23、23a RF_AGC回路
24、24a BB_AGC回路
25 ショットキーバリアダイオード

Claims (4)

  1. 自身の制御端子に加えられた制御電圧に応じた増幅率にて、入力したRF信号を増幅して出力する第1増幅手段と、
    前記第1増幅手段の出力信号に対して帯域制限を加えるトラッキングフィルタと、
    前記トラッキングフィルタの出力信号を周波数変換し、周波数変換後の信号を出力する周波数変換手段と、
    自身の制御端子に加えられた制御電圧に応じた増幅率にて、前記周波数変換手段の出力信号に基づく信号を増幅して出力する第2増幅手段と、
    前記周波数変換手段の出力信号の信号レベルに応じた第1電圧を出力する第1電圧出力手段及び前記第2増幅手段の出力信号の信号レベルに応じた第2電圧を出力する第2電圧出力手段を有し、前記第1電圧を前記第1増幅手段の制御端子に供給し且つ前記第2電圧を前記第2増幅手段の制御端子に供給することにより、前記第1及び第2増幅手段の各増幅率を制御する増幅率制御手段と、
    を備えたチューナ回路において、
    第1及び第2電圧出力手段の各出力端子間に直列にショットキーバリアダイオードを接続し、前記ショットキーバリアダイオードの一端を前記第1増幅手段の制御端子に接続する一方で、前記ショットキーバリアダイオードの他端を前記第2増幅手段の制御端子に接続した
    ことを特徴とするチューナ回路。
  2. アンテナの受信信号中の、所定の周波数帯域の信号を抽出するRFフィルタ手段を更に備え、
    前記第1増幅手段は、前記RFフィルタ手段によって抽出された信号を前記RF信号として入力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のチューナ回路。
  3. 前記周波数変換手段の出力信号を増幅した信号に帯域制限を加えるフィルタ手段を更に備え、
    前記第2増幅手段は、前記フィルタ手段の出力信号を増幅して出力する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチューナ回路。
  4. アンテナと、請求項1〜請求項3の何れかに記載のチューナ回路と、を備えた受信装置であって、
    前記アンテナの受信信号が前記チューナ回路に供給され、
    前記チューナ回路におけるRF信号は、前記受信信号に基づく信号である
    ことを特徴とする受信装置。
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