JP4817116B2 - ステージ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数軸結合機械であるステージに締結された複数のモータを制御してステージを停止させるモータ制御装置およびそれを備えたステージ装置に関する。
従来の複数軸結合機械に締結された複数のモータを制御して機械を非常停止させるモータ駆動装置は、各軸独立に非常停止することによる機械ストレス、動作遅れを課題とし、上位装置との伝送路とは別の各軸間の伝送路を備え、異常が発生した異常軸は所定の制御停止(例えば、位置指令あるいは減速指令)あるいは機械的DB停止(例えば、リレー使用によるモータ巻線短絡)させ、正常軸は異常軸の異常を受け、所定の制御停止(例えば、位置指令)あるいは異常軸の実位置情報あるいは実速度情報を指令として停止させている(例えば、特許文献1参照)。これを第1の従来例とする。
また、従来の複数軸結合機械であるステージに締結された複数のモータを制御してステージを停止させるステージ装置は、機械的DBのみでの動作時間による停止までの時間長、距離長を課題とし、電気的DB(例えば、スイッチング素子使用によるモータ巻線短絡)と機械的DBの併用をするものであり、ステージの非常停止限の通過を検出した際、ほぼ遅れ時間がない電気的DBを使用し、停電等の装置電源遮断時のみ機械的DBを使用して停止させている(例えば、特許文献2参照)。これを第2の従来例とする。
図3は、第1の従来例の構成を示す構成ブロック図である。図における各構成の符号は、特許文献1に付されたのものを使用して説明する。図において、1はコントローラ、2〜5はそれぞれ、第1駆動装置、第2駆動装置、第3駆動装置、第n駆動装置、6〜9はそれぞれ、第1モータ、第2モータ、第3モータ、第nモータ、10〜13はそれぞれ、第1位置検出器、第2位置検出器、第3位置検出器、第n位置検出器、14〜17は機械可動部のスライダでそれぞれ、第1スライダ、第2スライダ、第3スライダ、第nスライダである。ここで、第1スライダと第2スライダは締結部18で機械的に結合されている。第1モータと第2モータの2台のモータを同期制御をして1軸を駆動する、いわゆるツインドライブである。また、19はコントローラと各駆動装置を接続する第1伝送手段、20は各駆動装置を接続する第2伝送手段である。
第1の従来例の停止方法の動作を説明する。駆動装置に異常が発生すると異常情報はコントローラと各駆動装置に伝送され、各駆動装置は所定の動作で停止する。異常情報には、異常の内容を識別した異常信号コードを含んでおり、コントローラや異常を発生していない他の軸は、異常信号コードを読むことで異常内容を判別できる。異常発生駆動装置がモータを正常に駆動できる場合は、最も精度よく停止できるように、コントローラの異常停止位置指令に基づき全軸により停止する。
一方、異常発生駆動装置がモータを正常に駆動できない場合はモータを電気的に切り離し、例えばモータ端子を抵抗で短絡して制動トルクを得るダイナミックブレーキを使用することで惰走距離を最小にできる。また、異常を発生していない駆動装置は異常発生駆動装置がモータを正常に駆動できる場合は、コントローラの異常停止位置指令に基づき停止し、異常発生駆動装置がモータを正常に駆動できない場合は、異常発生駆動装置の状態情報の位置情報に基づいてスレーブ動作として追従動作をする。
このように、第1の従来例では、2軸のうち1軸が異常を発生した場合、機械にストレスを加えないように、2軸の位置を同期させて停止させるのである。
図4は、第2の従来例のステージ装置で構成する投影露光装置の概要を示す図である。図における各構成の符号は、特許文献1に付されたのものを使用して説明する。図において、紙面に平行な方向にX軸、紙面に垂直な方向にY軸を取り、レチクルRは、レチクル側Yステージ3Y及びレチクル側Xステージ3Xを介して、レチクルベース4上に搭載される。レチクル側Xステージ3Xは、レチクルベース4に対して、固定子5A及び可動子5Bからなるリニアモータ5AによりX方向に駆動される。レチクル側Yステージ3Yは、レチクル側Xステージ3Xに対して、不図示のリニアモータによりY方向に駆動される。
また、ウエハWは、ウエハ側Yステージ10Y及びウエハ側Xステージ10Xを介して、ウエハベース11上に搭載されている。ウエハ側Xステージ10Xは、ウエハベース11に対して、固定子12A及び可動子12Bからなるリニアモータ12Aを介してX方向に駆動される。ウエハ側Yステージ10Yは、ウエハ側Xステージ10Xに対して、不図示のリニアモータによりY方向に駆動される。
すなわち、レチクルRは、レチクル側Xステージ3Xとレチクル側Xステージ3Xの駆動負荷となるレチクル側Yステージ3Yとで構成された複数軸結合機械であり、ウエハWは、ウエハ側Xステージ10Xとウエハ側Xステージ10Xの駆動負荷となるウエハ側Yステージ10Yとで構成された複数軸結合機械である。
また、8は中央制御系、15はレチクルステージ駆動系、16はウエハステージ駆動系であり、中央制御系8は上位装置、レチクルステージ駆動系15とウエハステージ駆動系16はモータ制御装置に相当する。
図5は、第2の従来例のモータ制御装置に搭載されるブレーキ回路の構成の概要を示す図である。ブレーキ回路の動作説明の詳細は省略するが、ステージの非常停止限の通過を検出した際、U相PWM駆動増幅器22U、V相PWM駆動増幅器22V、W相PWM駆動増幅器22Wの出力は共に接地電位となるようにブレーキ回路を動作させ、これにより、3相リニアモータ23のU相コイル23U、V相コイル23V、W相コイル23Wは短絡され、ダイナミックブレーキが働くのである。また、停電等のモータ制御装置に電源が給電されない場合は、リレー接点39bがオンとなるようにリレー接点39bがB(ブレーク)接点とし、これにより、3相リニアモータ23のU相コイル23U、V相コイル23V、W相コイル23Wは短絡され、ダイナミックブレーキが働くのである。
このように、第2の従来例では、ステージの非常停止限の通過を検出した際、ほぼ遅れ時間がない電気的DBを使用し、停電等の装置電源遮断時のみ機械的DBを使用して停止させるのである。
特開2005−176493号公報(第4頁、図1) 特開2004−208454号公報(第3−5頁、図2、図5)
第1の従来例のモータ駆動装置は、同期制御における2軸間の個々に行なっていた非常停止を、非常停止のタイミングと同期して非常停止させるものに留まっている。2軸間を締結する締結部のテーブル上の負荷のアンバランス(例えば、2軸を左右軸とすると、負荷が左軸に偏っていた場合やその反対の場合)がある状態で、異常発生時の停止を行なった場合、左右軸の各駆動力もアンバランスとなり、機械ストレスが発生するという問題があった。
また、左右軸で駆動する第1軸とその第1軸の駆動負荷となる第2軸とで構成された複数軸結合機械であるステージ(例えば、XYステージ)における第2軸の移動や停止位置による第1軸に対する負荷のアンバランスがある状態で、異常発生時の停止を行なった場合、前述と同様な問題点があった。
第2の従来例のステージ装置も同様であり、XYステージで構成された複数軸結合機械を複数のリニアモータで駆動しているので、前述のような駆動軸に対する負荷のアンバランスがある状態で、異常発生時の停止を行なった場合、前述と同様な問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、駆動軸に対する負荷のアンバランスがある状態で、異常発生時の停止を行なった場合でも、負荷のアンバランスに応じたバランスの取れた駆動力で駆動軸を駆動し、機械ストレスの発生を抑制することができるモータ制御装置およびそれを備えたステージ装置を提供することを目的とする。
なお、特許文献1(第1の従来例)および特許文献2(第2の従来例)には、本発明の開示もなく、それを示唆する記載もない。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、複数のモータで構成した第1モータ群を用いて駆動する第1軸ステージと、単数もしくは複数のモータで構成した第2モータ群を用いて駆動する第2軸ステージと、前記第1軸ステージの可動現在位置を検出して第1検出位置を出力する第1位置検出器と、前記第2軸ステージの可動現在位置を検出して第2検出位置を出力する第2位置検出器とを有し、前記第2軸ステージが前記第1モータ群に対して駆動負荷となるように構成された複数軸結合機械と、前記第1検出位置および前記第2検出位置に基づいて、前記第1モータ群および前記第2モータ群に対する駆動指令を出力する上位装置と、前記駆動指令に基づいて前記第1モータ群および前記第2モータ群を駆動するための電力を供給する、前記第1モータ群および前記第2モータ群を構成したモータそれぞれに対応した、互いに同一構成のアンプを有するモータ制御装置と、を備えたステージ装置であって、前記上位装置が、前記第2検出位置に応じた負荷情報を出力し、前記モータ制御装置が、少なくとも、前記第1モータ群に対応した前記アンプのうち1つ以上が異常状態となった場合、前記第1軸ステージを停止させるための停止指令を出力する軸間制御部と、前記停止指令および前記負荷情報に基づいて前記第1モータ群に対応した前記アンプ全てに軸停止指令をそれぞれ出力する停止制御部と、を有し、前記停止制御部が、前記負荷情報に基づいて前記駆動負荷の割合を算出し、前記第1モータ群に対応した前記アンプそれぞれに対して前記駆動負荷の割合に応じた前記軸停止指令をそれぞれ出力し、前記軸停止指令に応じてダイナミックブレーキにおける抵抗値を変更して前記第1軸ステージを制動停止させるものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載における前記停止制御部が、前記軸間制御部からの前記停止指令発生時のみの前記負荷情報に基づいて、前記駆動負荷の割合を算出するものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載における前記停止制御部が、前記軸間制御部からの前記停止指令発生から前記第1軸ステージの制動停止直前までの一定周期毎の前記負荷情報に基づいて、前記駆動負荷の割合を算出するものである。
請求項1または2に記載の発明によると、駆動軸に対する負荷のアンバランスがある状態で、異常発生時の停止を行なった場合でも、負荷のアンバランスに応じたバランスの取れた駆動力で駆動軸を駆動し、機械ストレスの発生を抑制することができる。また、様々な機械装置の用途に適用することができるため、ステージ装置またはモータ制御装置の汎用性を高めることができる。また、機械ストレスの発生を抑制することができるので、ステージ装置としての信頼性向上、ステージのメンテナンスコストの低減を図ることができる。
また、請求項に記載の発明によると、更に機械ストレスの発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図2は、ステージ装置のステージの構成を示す構成概略図である。図において、41はX軸ステージ、42はY軸ステージ、43はX軸リニアモータL、44はY軸リニアモータL、45はY軸リニアモータRである。また、紙面に平行な方向にX軸、紙面に垂直な方向にY軸を取っており、X軸ステージ41は紙面に平行な方向に移動し、Y軸ステージ42は紙面に垂直な方向に移動する。すなわち、ステージは、Y軸ステージ42とY軸ステージ42の駆動負荷となるX軸ステージ41とで構成された複数軸結合機械である。
Y軸ステージ42は、その左右に配置されたY軸リニアモータL44とY軸リニアモータR45とで駆動される。また、同様に、X軸ステージ41は、その左右に配置されたX軸リニアモータL43とY軸リニアモータR(不図示)とで駆動される。
また、図において、後述の説明のために、Y軸に対する左右負荷率スケールを示している。例えば、左右負荷率を%単位で表すと、X軸ステージ41がその可動範囲の中央に位置する場合(Y軸ステージ42の駆動負荷が、Y軸リニアモータL44とY軸リニアモータR45に均等にかかる場合)、Y軸に対する左右負荷率は50%とする。また、X軸ステージ41がその可動範囲の右側に位置する場合(Y軸ステージ42の駆動負荷が、Y軸リニアモータL44よりY軸リニアモータR45の方に最大にかかる場合)、Y軸に対する左右負荷率は0%とする。また、X軸ステージ41がその可動範囲の左側に位置する場合(Y軸ステージ42の駆動負荷が、Y軸リニアモータR45よりY軸リニアモータL44の方に最大にかかる場合)、Y軸に対する左右負荷率は100%とする。
請求項に記載の第1軸は図2におけるY軸、第2軸は図2におけるX軸に相当する。
なお、図2ではX軸とY軸で構成されるステージ1台を例にあげて説明したが、第2の従来例のようなステージ装置(投影露光装置)を構成する場合は、レチクル及びウエハの2台のステージを使用する。このような場合も後述する本発明は適用できるものであり、ステージ装置の構成に関わらず、様々な機械装置に適用できることが本発明の本質である。
図1は、本発明の第1実施例を示すステージ装置の構成を示す構成概略図である。図において、1はステージ装置、2は上位装置、3はモータ制御装置、4はステージである。
ステージ装置1は、上位装置2、モータ制御装置3、ステージ4で構成される。なお、ステージ4は、前述の図2においてその詳細を説明しているので説明を省略する。
上位装置2は、ステージ4に配置されたX軸センサ46及びY軸センサ47により検出される、X軸ステージ41及びY軸ステージ42の現在位置を入力し、ステージ4に配置された各軸リニアモータの駆動指令をモータ制御装置3に出力する。また、上位装置2は、第1軸(Y軸ステージ42)である駆動軸に対する第2軸(X軸ステージ41)である負荷軸の負荷情報をモータ制御装置3に出力する。この負荷情報については、更に後述する。
モータ制御装置3は、上位装置2からの駆動指令に基づいて各軸リニアモータへ給電する各軸アンプを制御し、各軸駆動電流を出力する。また、モータ制御装置3は、負荷情報に基づいて駆動軸を制御停止または非常停止させる停止制御部36を有する。この停止制御部36については、更に後述する。
ステージ4の各軸ステージは、各軸駆動電流に応じて移動する。
本発明が従来技術と異なる部分は、第1軸である駆動軸に対する第2軸である負荷軸の負荷情報をモータ制御装置に出力する上位装置と、負荷情報に基づいて駆動軸を制御停止または非常停止させる停止制御部を有するモータ制御装置と、を備えた部分である。
なお、ステージ装置1は、上位装置2とモータ制御装置3とを合わせた形のモータ制御装置、すなわち、ステージ4に配置されたX軸センサ46及びY軸センサ47により検出されるX軸ステージ41及びY軸ステージ42の現在位置を入力し、ステージ4に配置された各軸リニアモータの駆動指令を算出し、駆動指令に基づいて各軸リニアモータへ給電する各軸アンプを制御し、各軸駆動電流を出力し、また、第1軸である駆動軸に対する第2軸である負荷軸の負荷情報に基づいて駆動軸を制御停止または非常停止させる、モータ制御装置としてもよい。
先ず、負荷情報について説明する。図2において、例えば、左右負荷率を%単位で表したY軸に対する左右負荷率スケールを示し、(0019)段落でその詳細を説明した。
ここで、上位装置2、モータ制御装置3、ステージ4での何らかの異常が発生した場合を考える。一般的なモータ制御装置は、異常による非常停止の場合のために、機械的ダイナミックブレーキ(以下、機械的DBという)を備えている。機械的DBは、例えば、モータ巻線を短絡するように、モータ出力ラインに機械的接点を持つリレーとそれに接続される抵抗(以下、DB抵抗という)を備え、異常による非常停止の場合、モータへの通電を停止させると同時に、モータ巻線を短絡するようにリレーを動作させ、モータ巻線の逆起電力をモータ巻線内及びDB抵抗で消費させることにより制動をかけるものである。また、機械的接点を持つリレーの代わりに半導体素子のオンオフによるものもある。モータ巻線を短絡することから、ショートブレーキとも呼ばれるものである。
異常による非常停止の場合、その時点のX軸ステージ41位置が、Y軸ステージ42駆動に対する負荷情報に相当する。すなわち、その時点のX軸ステージ41位置が、例えば、左右負荷率を%単位で表したY軸に対する左右負荷率スケールにおける75%の位置にあった場合、Y軸リニアモータL44側の制動エネルギー(0.75×MV/2)は、Y軸リニアモータR45側の制動エネルギー(0.25×MV/2)より大きなものとなる。ここで、MはY軸ステージ42の負荷質量であり、VはY軸ステージ42の速度である。また、MはY軸リニアモータL44側とY軸リニアモータR45側とで配分されるものであり、VはY軸ステージ42が左右軸で機械的に締結されているため、Y軸リニアモータL44側とY軸リニアモータR45側とでは同一のものとなる。
また、Y軸ステージ42の左右に配置されたY軸リニアモータL44とY軸リニアモータR45は電気的に同一のものである。また、モータ制御装置3のY軸リニアモータL44側とY軸リニアモータR45側の機械的DBも同一のものが搭載されているのが一般的である。このような場合、前述のように制動エネルギーが異なり、その他が同一な条件であれば、必然的にY軸リニアモータL44側とY軸リニアモータR45側とで消費されるエネルギー量の差が発生するため、Y軸ステージ42の機械的な部分にストレス(負担)が発生し、Y軸ステージ42の歪みや破損する恐れがある。
このように負荷情報は、X軸ステージ41のY軸ステージ42に対する駆動負荷情報であり、例えば、左右負荷率を%単位で表したものである。すなわち、駆動負荷の不平衡量(アンバランス量)であり、本発明は、駆動負荷の不平衡量がある場合においても、この負荷情報に基づいて、バランスよく制動させることを目的としているのである。
この負荷情報は、上位装置2とモータ制御装置3を備えている場合、上位装置2からアナログ電圧、パラレルデータ、シリアルデータ等の形態でモータ制御装置3へ出力される。
次に、モータ制御装置3について、更に詳述して説明する。図1において、モータ制御装置3を構成する、31は軸間制御部、32はX軸−Lアンプ、33はX軸−Rアンプ、34はY軸−Lアンプ、35はY軸−Rアンプ、36は停止制御部である。
X軸−Lアンプ32、X軸−Rアンプ33、Y軸−Lアンプ34、Y軸−Rアンプ35はそれぞれ、X軸リニアモータL43、X軸リニアモータR(不図示)、Y軸リニアモータL44、Y軸リニアモータR45に接続され、軸間制御部31からの軸駆動指令に基づいて、駆動電流を出力する。ここでは、ステージ4に配置された4軸のリニアモータに駆動電流を出力する4軸のアンプを搭載する例を示しているが、モータ制御装置3に搭載するアンプの軸数はこの限りではない。また、各軸アンプそれぞれに他の軸アンプとの通信手段等を備えれば、運転状態や異常情報を相互にやり取りする(軸間通信)ことができる。このやり取りは、各軸アンプそれぞれに他の軸アンプとの通信手段等を備えず、軸間制御部31を介してもよい。
軸間制御部31は、上位装置2からの駆動指令に基づいて、駆動指令をX軸−Lアンプ32、X軸−Rアンプ33、Y軸−Lアンプ34、Y軸−Rアンプ35に分配して出力する。また、上位装置2、モータ制御装置3(X軸−Lアンプ32、X軸−Rアンプ33、Y軸−Lアンプ34、Y軸−Rアンプ35)、ステージ4での何らかの異常が発生した場合、上位装置2またはステージ4の異常は上位装置2を介して、X軸−Lアンプ32、X軸−Rアンプ33、Y軸−Lアンプ34、Y軸−Rアンプ35の異常の場合は、各軸アンプからそれぞれの異常情報を入力し、停止制御部36に異常情報を含んだ停止指令を出力する。
停止制御部36は、異常情報を含んだ停止指令を入力すると、異常情報に応じた軸停止指令を各軸アンプまたは軸間制御部31を介して上位装置2に出力する。
ここで、異常情報について説明する。異常情報には、例えば、異常の内容を識別した異常信号コードを含んでおり、異常を発生していない上位装置2や他の軸アンプは、異常信号コードを読むことでその異常内容を判別できる。
異常には、リニアモータ駆動を維持できる異常とリニアモータ駆動を維持できない異常とがある。例えば、ステージ4でのセンサ異常や、各軸アンプでの過電流異常や過電圧異常等は、各軸アンプ内の部品が故障した場合やこのままリニアモータ駆動を維持すると、各軸アンプ内の他の部品故障やステージ4の歪みや破損に至るような異常である(以下、致命的な異常という)。一方、例えば、上位装置2でのリニアモータ駆動に関しない異常や、各軸アンプの過負荷警報やバッテリ電圧低下警報等の異常は、リニアモータ駆動を維持しても各軸アンプ内の部品故障やステージ4の歪みや破損に至らない異常である(以下、致命的でない異常という)。なお、前述の異常情報には、致命的な異常か致命的でない異常かを判別できる情報も含まれる。
停止制御部36は、異常情報を含んだ停止指令を入力すると、致命的な異常か致命的でない異常かを判断する。致命的な異常の場合、その旨の停止指令を軸間制御部31を介して上位装置2に出力する。上位装置2は、これを受けて駆動指令を止めて、モータ制御装置3内の各軸アンプに搭載されたパワー素子の駆動を遮断させるようにすると同時に、前述した負荷情報をモータ制御装置3に出力する。あるいは、致命的な異常の場合、その旨の軸停止指令を各軸アンプに出力し、各軸アンプに搭載されたパワー素子の駆動を遮断させる。この場合も上位装置2は、前述した負荷情報をモータ制御装置3に出力する。また、この遮断と同時に、各軸アンプに搭載された機械的DBを動作させる。すなわち、この機械的DB動作が非常停止に相当し、致命的な異常の場合は非常停止させる。
一方、致命的でない異常の場合、その旨の停止指令を軸間制御部31を介して上位装置2に出力する。上位装置2は、これを受けて駆動指令を止めて、モータ制御装置3内の各軸アンプに搭載されたパワー素子を所定駆動させるようにする。あるいは、致命的でない異常の場合、その旨の軸停止指令を各軸アンプに出力し、各軸アンプに搭載されたパワー素子を所定駆動させる。すなわち、この所定駆動が制御停止に相当し、致命的でない異常の場合は制御停止させる。
このように、制御停止はパワー素子を所定駆動させ、制動させるものであるため、停電等のモータ制御装置3への電源給電が絶たれた場合、制御停止させることができないため、前述の非常停止を併用させる必要がある。この場合、一旦制御停止をかけて、その後非常停止させるようにし、ステージの停止後あるいはある一定時間経過後非常停止させる等の方法がある。
ここで、第1軸である駆動軸に相当するY軸ステージ42を停止させることを考える。X軸ステージ41及びY軸ステージ42が駆動中に致命的でない異常が発生した場合、前述のように停止指令が発生する。このとき、上位装置2は、前述のようにX軸ステージ41の負荷情報をX軸負荷情報として、モータ制御装置3に出力する。このX軸負荷情報の出力は、停止指令発生時のみ、あるいは、停止指令発生からY軸ステージ42の停止に至るまで、一定周期毎に出力するようにしてもよい。例えば、X軸負荷情報は、停止指令発生時75%であったとする。
モータ制御装置3は、停止指令発生時のX軸負荷情報75%に基づいて、Y軸−Lアンプ34とY軸−Rアンプ35の制御停止の割合を算出し、その割合に基づいてそれぞれ制御停止させる。
制御停止は、例えば、3相リニアモータ駆動の場合、パワー素子内にある上下各3つあるスイッチング素子のうち、上の3つのスイッチング素子をオフ(以下、上アームをオフという)し、下の3つのスイッチング素子をオンオフ(以下、下アームをオンオフという)することで実現できる。下アームをオンすると、パワー素子の構成上、3相リニアモータの巻線を短絡させることができ、制動エネルギーをリニアモータの巻線で消費させ、制動させることができる。下アームをオフすると、上アームもオフしているため、パワー素子の構成上、制動エネルギーは、リニアモータの巻線とパワー素子の前段に備えられる平滑コンデンサへの充電で消費されるが、消費しきれずにパワー素子に供給される直流電圧が上昇し、過電圧やパワー素子、平滑コンデンサの破損を伴う恐れがある。そのため、適度に下アームをオンオフさせる必要がある。
制御停止の割合は、下アームをオンする時間で調整することができ、オン時間が長ければ、より強い制動をさせることができ、より早い停止ができる。ここで、停止指令発生時のX軸負荷情報75%であるので、Y軸−Lアンプ34にY軸−Rアンプ35よりも25%増の制御停止をさせなければ、Y軸ステージ42の制御停止における負荷の平衡は保たれない。よって、Y軸−Lアンプ34の制御停止の割合をY軸−Rアンプ35の制御停止の割合より25%増とする。すなわち、下アームをオンオフさせる過程で、オンする時間を25%増させることにより、Y軸ステージ42の制御停止における負荷の平衡を保つことができ、機械ストレスの発生を抑制することができる。
なお、停止指令発生時のX軸負荷情報75%を負荷情報として用いる場合を説明したが、更に有効であるのは、停止指令発生からY軸ステージ42の停止に至るまでのX軸負荷情報を用いて、X軸負荷情報が更新される度に前述した制御停止の割合を変更することである。これによると、停止指令発生時からY軸ステージ42の停止に至るまで、X軸ステージ41が移動している場合も、Y軸ステージ42の制御停止における負荷の平衡を保つことができ、更に機械ストレスの発生を抑制することができる。
一方、X軸ステージ41及びY軸ステージ42が駆動中に致命的な異常が発生した場合、前述のように停止指令が発生する。このとき、上位装置2は、前述のようにX軸ステージ41の負荷情報をX軸負荷情報として、モータ制御装置3に出力する。このX軸負荷情報の出力は、停止指令発生時のみ、あるいは、停止指令発生からY軸ステージ42の停止に至るまで、一定周期毎に出力するようにしてもよい。例えば、X軸負荷情報は、停止指令発生時75%であったとする。
モータ制御装置3は、停止指令発生時のX軸負荷情報75%に基づいて、Y軸−Lアンプ34とY軸−Rアンプ35に非常停止させる。
非常停止は、前述のように、例えば、機械的DBを用いることで実現できる。単に、Y軸−Lアンプ34とY軸−Rアンプ35にそれぞれ1種類の機械的DBを備えるだけでは、前述した制御停止の割合をX軸負荷情報に基づいて変更させることはできない。よって、例えば、DB抵抗を複数個備えた切替え可能な機械的DBを備え、予めDB抵抗の個数に基づく制動特性を把握しておき、X軸負荷情報に基づいてDB抵抗の個数を選択し、制動させれば、Y軸ステージ42の制御停止における負荷の平衡を保つことができ、機械ストレスの発生を抑制することができる。但し、このような場合は、制御停止のように、X軸負荷情報に基づく細かな非常停止の割合が設定できない点が難点であるが、致命的な異常が発生した場合のものであるため、何もしない従来技術より、機械ストレスの発生を抑制することができる。
前述した致命的でない異常が発生した場合では、停止指令発生からY軸ステージ42の停止に至るまでの制御停止について説明したが、停止指令発生からY軸ステージ42の停止に至るまでの過程で、制御停止から非常停止に切替えてもよい。この切替えは、非常停止がX軸負荷情報に基づく細かな非常停止の割合が設定できない点や、制御停止が停電等のモータ制御装置3への電源給電が絶たれた場合できない点を考慮して、Y軸ステージ42の速度があるレベル以下となる速度や停止指令発生からY軸ステージ42の停止に至るまで時間に基づいて、切替えるのが有効である。
なお、実施例1では、制御停止はパワー素子内の上アームをオフ、下アームをオンオフして制動させること、を例に挙げて説明した。また、非常停止は、DB抵抗を複数個備えた切替え可能な機械的DBを備え、予めDB抵抗の個数に基づく制動特性を把握しておき、X軸負荷情報に基づいてDB抵抗の個数を選択して制動させること、を例に挙げて説明した。しかしながら、制御停止および非常停止の方法はこの限りではない。
制御停止の他の方法は、例えば、(1)電流指令リミッタ変更方法、(2)推力指令リミッタ変更方法、(3)軸間電流指令同期方法、(4)軸間推力指令同期方法、等が実施できる。(1)の方法は、リニアモータに供給する駆動電流に対する電流指令を、左右軸の負荷のアンバランスに基づいて、それぞれの電流指令リミッタ(最大電流制限値)を変更する方法である。例えば、X軸負荷情報75%(左軸が右軸より25%負荷が大きい)の場合、左軸の電流指令リミッタを右軸より25%上げる、あるいは、その逆、とすればよい。また、(2)の方法は、電流指令の上流である推力指令を、(1)の方法の考え方で、左右軸の負荷のアンバランスに基づいて、それぞれの推力指令リミッタ(最大推力制限値)を変更する方法である。また、(3)の方法は、軸間の情報を利用するものであり、負荷率の大きい方、あるいは、小さい方の電流指令に合わせる方法である。また、(4)の方法は、電流指令の上流である推力指令を、(4)の方法の考え方でする方法である。
なお、これら(1)〜(4)の方法は、例えば、上位装置2とモータ制御装置3とが分かれていた場合、その間のインターフェース仕様(モータ制御装置3は、電流指令入力か推力指令入力か等)で異なるため、制御停止方法は、適用用途によって異なってくる。
非常停止の他の方法は、例えば、左右軸に配置されたそれぞれのリニアモータの3相巻線1組が、片軸に複数組を備えて並列駆動することで、リニアモータ推力を増加させる場合を考える。すなわち、片軸1つのリニアモータが複数組の3相巻線を有する、あるいは、片軸複数個のリニアモータがそれぞれ1組の3相巻線を有する場合、それぞれ1組の3相巻線に対し1つの機械的DBを備えたアンプが接続されるので、左右軸の負荷のアンバランスに基づいて、片軸の機械的DBを動作させる数を選択して、制動させる方法である。
このように、請求項に記載の構成をしているので、駆動軸に対する負荷のアンバランスがある状態で、異常発生時の停止を行なった場合でも、負荷のアンバランスに応じたバランスの取れた駆動力で駆動軸を駆動し、機械ストレスの発生を抑制することができる。
ステージ装置の構成に関わらず、様々な機械装置、例えば、露光装置、検査装置、工作機械装置等の用途に適用できる。
また、リニアモータ搭載のステージ装置に関わらず、回転型とボールネジで駆動するステージ装置にも適用できる。
本発明の第1実施例を示すステージ装置の構成を示す構成概略図である。 ステージ装置のステージの構成を示す構成概略図である。 第1の従来例の構成を示す構成ブロック図である。 第2の従来例のステージ装置で構成する投影露光装置の概要を示す図である。 第2の従来例のモータ制御装置に搭載されるブレーキ回路の構成の概要を示す図である。
符号の説明
1 ステージ装置
2 上位装置
3 モータ制御装置
31 軸間制御部
32 X軸−Lアンプ
33 X軸−Rアンプ
34 Y軸−Lアンプ
35 Y軸−Rアンプ
36 停止制御部
4 ステージ
41 X軸ステージ
42 Y軸ステージ
43 X軸リニアモータL
44 Y軸リニアモータL
45 Y軸リニアモータR
46 X軸センサ
47 Y軸センサ

Claims (3)

  1. 複数のモータで構成した第1モータ群を用いて駆動する第1軸ステージと、単数もしくは複数のモータで構成した第2モータ群を用いて駆動する第2軸ステージと、前記第1軸ステージの可動現在位置を検出して第1検出位置を出力する第1位置検出器と、前記第2軸ステージの可動現在位置を検出して第2検出位置を出力する第2位置検出器とを有し、前記第2軸ステージが前記第1モータ群に対して駆動負荷となるように構成された複数軸結合機械と、
    前記第1検出位置および前記第2検出位置に基づいて、前記第1モータ群および前記第2モータ群に対する駆動指令を出力する上位装置と、
    前記駆動指令に基づいて前記第1モータ群および前記第2モータ群を駆動するための電力を供給する、前記第1モータ群および前記第2モータ群を構成したモータそれぞれに対応した、互いに同一構成のアンプを有するモータ制御装置と、を備えたステージ装置であって、
    前記上位装置が、前記第2検出位置に応じた負荷情報を出力し、
    前記モータ制御装置が、少なくとも、前記第1モータ群に対応した前記アンプのうち1つ以上が異常状態となった場合、前記第1軸ステージを停止させるための停止指令を出力する軸間制御部と、前記停止指令および前記負荷情報に基づいて前記第1モータ群に対応した前記アンプ全てに軸停止指令をそれぞれ出力する停止制御部と、を有し、
    前記停止制御部が、前記負荷情報に基づいて前記駆動負荷の割合を算出し、前記第1モータ群に対応した前記アンプそれぞれに対して前記駆動負荷の割合に応じた前記軸停止指令をそれぞれ出力し、前記軸停止指令に応じてダイナミックブレーキにおける抵抗値を変更して前記第1軸ステージを制動停止させるステージ装置。
  2. 前記停止制御部が、前記軸間制御部からの前記停止指令発生時のみの前記負荷情報に基づいて、前記駆動負荷の割合を算出する請求項1記載のステージ装置。
  3. 前記停止制御部が、前記軸間制御部からの前記停止指令発生から前記第1軸ステージの制動停止直前までの一定周期毎の前記負荷情報に基づいて、前記駆動負荷の割合を算出する請求項1記載のステージ装置。
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