JP4816592B2 - 搬送ローラ - Google Patents
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Description
また、搬送ローラを用いてウェブのようなフレキシブルな素材を搬送する技術は、搬送方法や搬送装置が種々工夫され開発されている。そのなかの技術課題の一つとして処理工程上に配置される搬送ローラの振れ調整を、どのようにして行うかが上げられる。
そこで、本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、ミクロン単位で振れを調整することが可能である搬送ローラを提供することを目的とする。
図1は本発明に係る搬送ローラを示す一部断面概略図、図2は搬送ローラの振れ調整時を示す一部断面概略図、図3は側面板を示す斜視図、図4は別実施例である搬送ローラの一端を示す断面図、図5は別実施例である側面板を示す側面図、図6は別実施例である側面板を示す正面図、図7は図6のX部の拡大図である。
本実施形態で説明する搬送ローラは、例えば、金属箔、紙又はフィルム等を搬送する際に使用される超精密ローラを取り上げて本発明の理解に供するが、特に限定するものではなく、本発明は搬送体を搬送する搬送ローラに広く適用できるものである。
また、回転軸部3の材質としては、機械的強度が優れ、かつ防錆性等にも優れることからステンレス(SUS)などを用いることができる。
なお、本実施例で示す搬送ローラ1は、従動ローラであるが、特に限定するものではなく、モータ等の駆動源と接続されて、それ自身で駆動可能である駆動ローラ等であってもかまわない。
なお、本発明において、ボルト9を締結する締結孔3b及び貫通孔7の配置構成や配置数を特に限定するものではなく搬送ローラ1の振れ調整時の作業スピードや調整精度に応じて適宜選択することができる。
次に、側面板5の段差部5aは、ボルト9aを前記段差部5aに形成された貫通孔7・7・・・を介して、回転軸部3の両方の軸端面3a・3aにある締結孔3b・3b・・・に規定トルクでボルト締結を行い、前記回転軸部3の軸端面3aに締結固定される。
続いて、側面板5の外周縁部5bは、ボルト9bを、前記外周縁部5bに形成された貫通孔7・7・・・及び前記隙間8を介して、回転軸部3の両方の軸端面3a・3aにある締結孔3b・3b・・・に規定トルクでボルト締結を行い、前記回転軸部3の軸端面3aに仮固定する。
なお、本実施例においてはカラー6を介して前記軸受部4の内輪4aの軸方向外側端部に側面板5の外周縁部5bを当接させるように構成しているが、特に限定するものではなく、例えば前記軸受部4の内輪4aの軸方向外側端部を回転軸部3の軸端面3aよりも僅かに軸方向外側に突出させて、カラー6を介さないで直接側面板5の外周縁部5bを当接させるように構成してもかまわない。
具体的には、A位置の振れの測定を行い、振れ量が正の方向に最も大きくなる(この場合、前記搬送ローラ1が前記センサに近づく方向を正の方向とする。以下も同様)回転方向における位置に対応する側面板5の外周縁部5bに締結しているボルト9b(図1のC位置にあるボルト9b)を所定トルクで締め込むと、図2に示すように、回転軸部3が振れをキャンセルする方向(つまり、前記搬送ローラ1が前記センサから離れる方向)に曲がり、搬送ローラ1の振れが改善される。B位置についてもA位置の場合と同様に調整して、B位置の振れの測定を行い、振れ量が正の方向に最も大きくなる回転方向における位置に対応する側面板5の外周縁部5bに締結しているボルト9b(図1のD位置にあるボルト9b)を所定トルクで締め込み。搬送ローラ1全体の調整を終了する。
つまり、前記側面板5、締結部材であるボルト9b・9b・・・及びカラー6とで、搬送ローラ1の振れ調整機構を構成し、搬送ローラ1を搬送経路上に軸受部4により支持した状態ままで、ボルト9b・9b・・・の締め付け量の強弱を調整することによりミクロン単位でローラ本体2の径方向の振れを容易に調整することができるのである。
なお、上述した実施例1と実質的に同一の部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、搬送ローラ10は、円筒状のローラ本体2と、該ローラ本体2を外周に装着する回転軸部3と、該回転軸部3の両端を回転自在に支持する軸受部4と、前記回転軸部3の軸端面3aに締結される側面板5及び前記回転軸部3の両端部に嵌合されるカラー6から構成されている。実施例1とは回転軸部3の端部、側面板5の形状及びその周辺の構成が若干変更されたものであり、変更箇所のみ説明を行う。
また、前記側面板5に設けた貫通孔7・7・・・は、前記回転軸部3の端部に設けた各締結孔3b・3b・・・に対応しており、貫通孔7・7・・・を介して締結孔3b・3b・・・にボルト締結が可能となっている。
2 ローラ本体
3 回転軸部
3a 軸端面
3b 締結孔
4 軸受部
4a 内輪
5 側面板
5a 段差部
5b 外周縁部
6 カラー
7 貫通孔
8 隙間
9 ボルト
Claims (3)
- ローラ本体と、
該ローラ本体を装着した回転軸部と、
該回転軸部の両端部を回転自在に軸支する軸受部とを備えた搬送体を搬送する搬送ローラであって、
前記回転軸部の軸端面に締結される側面板と、
前記回転軸部の両端部に嵌合されるカラーとを備え、
前記回転軸部の軸端面には前記側面板を締結するための複数の締結孔が形成され、
前記側面板は、その回転軸部側面に段差部と外周縁部とを有し、該段差部と該外周縁部のそれぞれには前記締結孔に対応する貫通孔が形成され、
前記側面板は、該側面板の段差部を前記回転軸部の軸端面に当接させ、かつ前記側面板の外周縁部を直接もしくは前記カラーを介して前記軸受部の内輪端部に当接させて、前記回転軸部の軸端面と前記側面板の外周縁部との間に隙間を形成した状態で、
締結部材を前記段差部及び前記外周縁部のそれぞれの貫通孔を介して前記締結孔に締結することで、前記回転軸部の軸端面に締結され、
前記側面板の外周縁部に締結した前記締結部材を締め込むことにより前記軸受部の内輪端部を回転軸方向に押圧して、前記搬送ローラの振れを調整する、
ことを特徴とする搬送ローラ。 - 前記締結孔及び前記貫通孔を前記回転軸部の軸心に対して放射状または同心円状に配置することを特徴とする請求項1に記載の搬送ローラ。
- 前記搬送体が、シート状部材であることを特徴とする請求項1に記載の搬送ローラ。
Priority Applications (1)
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JP2007216118A JP4816592B2 (ja) | 2007-08-22 | 2007-08-22 | 搬送ローラ |
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JP2007216118A JP4816592B2 (ja) | 2007-08-22 | 2007-08-22 | 搬送ローラ |
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JP2009046286A JP2009046286A (ja) | 2009-03-05 |
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Family Applications (1)
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2007
- 2007-08-22 JP JP2007216118A patent/JP4816592B2/ja not_active Expired - Fee Related
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