JP4815301B2 - 光源モジュール及び投影型表示装置 - Google Patents

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本発明は、光源モジュール及び投射型表示装置に関し、特に小型、軽量、薄型の投射型表示装置の構成に関する。
従来より、液晶ライトバルブ等の光変調装置を用いて映像光を合成し、合成された映像光を投射レンズ等からなる投射光学系を通じてスクリーンに拡大投射する投射型表示装置が知られている。以下、従来の投射型表示装置の構成について図面を用いて説明する。
図20は従来の投射型表示装置の構成を示す概略構成図である。同図において、従来の投射型表示装置100は、光源101と、ダイクロイックミラー102,103と、反射ミラー104〜106と、液晶ライトバルブ107〜109と、クロスダイクロイックプリズム110と、投射レンズ111を含んで構成されている。光源101は、メタルハライド等のランプ112と、ランプ112の光を反射するリフレクタ113とから構成されている。青色光・緑色光反射用のダイクロイックミラー102は、光源101からの光束のうちの赤色光LRを透過させるとともに、青色光LBと緑色光LGとを反射させる。透過した赤色光LRは反射ミラー104で反射されて、赤色光用液晶ライトバルブ107に入射する。一方、ダイクロイックミラー102で反射した色光のうち、緑色光LGは緑色光反射用のダイクロイックミラー103によって反射し、緑色光用液晶ライトバルブ108に入射する。一方、青色光LBはダイクロイックミラー103も透過して、反射ミラー105,106を経て青色光用液晶ライトバルブ109に入射する。
このように各液晶ライトバルブ107,108,109によって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム110に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されてカラー画像を表す光が形成される。合成された光は投射光学系である投射レンズ111により投射スクリーン114上に投射され、拡大された画像が表示される。
上述したように、従来の投射型表示装置において、光源から出射された光はダイクロイックミラーを用いて3つの色光に分離され、分離された各々の色光は3つの液晶ライトバルブを用いてそれぞれ変調された後、ダイクロイックプリズムにより再度合成し、投射レンズでスクリーン上に投射する構成を採用していた。そのため、多数の光学部品が必要であり、根本的に装置の小型化、軽量化、そして薄型化を図ることが困難であった。この問題を解決するために、例えば特許文献1には、赤色、緑色、青色(以下、赤色をR,緑色をG,青色をBと略記する)の各色光を出射可能な複数の発光ダイオード(Light Emitting Diode,以下、LEDと略記する)が平面状又は曲面状に配列されたLEDアレイと、各LEDから出射される各色光の照度を均一化するための複数のロッドレンズが平面状又は曲面状に配列されたロッドレンズアレイと、ロッドレンズアレイから出射される光の偏光変換を行うPBSアレイと、PBSアレイから出射される各色光を変調して画像を合成する液晶ライトバルブと、液晶ライトバルブによって合成された画像をスクリーンに拡大投射する投射レンズとから構成されている投射型表示装置が提案されている。また、特許文献2には、光出射方向に対して後方側に反射板を備えたLEDアレイと、位相差板と、テーパロッドレンズアレイと、ロッドレンズアレイと、反射型偏光板とを備えて、偏光変換を行う薄型照明装置が提案されている。
特開2003−295315号公報 特開2003−329978号公報
しかしながら、上記特許文献1では、各色光毎にロッドレンズで照度均一化を行っているので、ロッドレンズ出射端面では、そのロッドレンズを通ってきた1個又は複数個のLEDチップから出射された単一の色光については照度の均一化がなされているが、ロッドレンズ出射後のライトバルブ上において複数の色光(例えば、R、G、Bそれぞれ)が均一になっているとは限らない。また、装置をより小型化するには、LED自体を小さくする必要があるが、現状では1チップ300μm程度が限界であり、ロッドレンズの大きさもそれによって制限されてしまう。また、用いるLEDチップの数が増えると、配線数が増え所定面積内にLEDをレイアウトできないという不具合や、特性値が仕様の範囲内で微妙に異なる複数のLEDチップの制御の課題もある。
また、上記特許文献2では、反射型偏光板として、アルミニウムなどの光反射性を有する金属からなる多数のリブが入射光の波長よりも小さいピッチでガラス基板上に形成されたグリッド偏光子やフィルム多層積層型偏光板など、いわゆる反射型偏光板素子を必要としており薄型化の弊害となっている。
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、光の利用効率に優れ、簡単な構成で小型化、薄型化及び軽量化が図れる、光源モジュール及び投射型表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明の光学モジュールにおける第1の光学素子は、光源と結合する第1の結合部と、第2の光学素子と結合する第2の結合部と、光源からの光を反射する反射膜又は反射構造が形成された反射部とを有し、第2の光学素子は、第1の開口面と、この第1の開口面よりも大きい面積を持ち、第1の開口面に対向する第2の開口面とを有し、第1、第2の開口面を底面とする中空ロッドであり、この中空ロッドの側面には光源からの光を反射する反射膜又は反射構造が形成されており、更に第1の開口面が設けられている第2の光学素子の面と接する第1の光学素子の面の面積は、第1の光学素子の光源と対向する面の面積より小さく、第1の光学素子の光源と対向している面以外の面に対向する第2の光学素子の面には、光源からの光を反射する反射膜が形成されている。よって、2次光源となる開口が作りやすくなり、モジュール作成を容易にすることができると共に、中空ロッドにすることにより、型の作成を容易にすることができる。また、第2の光学素子の材質をガラスや樹脂などの透明部材以外に金属も使用できるようにし、材質の選択性を広げることができる。更に、第1の光学素子の光源と対向している面以外の面に対向する第2の光学素子の面への反射膜の蒸着が一回の蒸着で行うことができるので作成が非常に容易になる。
更に、第2の光学素子の中空ロッドが2次元配列した中空ロッドアレイであることにより、ライトバルブ上での照度均一化や指向性の改善に必要な第2の光学素子を小型化することができる。
また、第1の光学素子は光散乱体又は光散乱粒子を包含する光散乱光学部材により形成されていることにより、第1の光学素子内の光線密度を均一化することで第1の光学素子の形状を簡素化でき、かつ高い散乱特性を有することで第1の光学素子自体を小型化することできることにより光学モジュールを小型化することができる。
更に、光源は、赤色、緑色、青色の少なくとも3色を一組とする発光デバイスからなる光源であることにより、フルカラーに対応可能となる。
また、第1の光学素子と第2の光学素子との間が、光源からの光に対し透明であり、空気より屈折率の高い部材により充填又は接着されている。よって、第1の光学素子上に形成される2次光源と空気との界面を無くし、界面での全反射を抑制することにより2次光源からの光の取り出し効率を向上させることができる。
更に、第1の光学素子に形成された所定の開口部、もしくは第1の光学素子から第2の光学素子に光が通過する接合部に、光源の波長以下の微細凹凸構造が形成されている。よって、2次光源自体の出射光指向性やモジュール出射面での照度均一化や指向性の改善に必要な第2の光学素子を小型化し、光源モジュールを小型化することができる。また、偏光特性を改善し、別途偏光子を設ける必要がなく、光源モジュールを小型化及び低コスト化することができる。
また、第2の光学素子の第2の面側に偏光子を設置して偏光を揃えることにより、液晶で構成されるライトバルブを用いたプロジェクタ用照明光学系に適用することができる。
更に、偏光子が反射型偏光子であることにより、偏光子を通過しなかった光線を再び第1又は第2の光学素子に戻し、再利用することにより、光利用効率を向上させることができる。
また、偏光子が第2の光学素子の第2の面に形成されていることにより、部品点数を削減でき、光学モジュールを薄型化することができる。
更に、光源は、所望のホワイトバランスを得る光束量比率になっていることにより、良好なホワイトバランスを得ることができる。
また、同一色を発光する光源の同一電極が結線されていることにより、光源の配線を簡略できる。
更に、第2の光学素子の第1の面と第2の面、もしくは第1の開口と第2の開口を繋ぐ面であるロッドの側面が曲面であることにより、発散角の大きな光線も全反射条件を満足させ、ロッドの側面に反射膜又は構造を形成せずに光利用効率を向上させることができ、かつロッドからの出射角度をより狭くすることができる。
また、別の発明としての投影型表示装置は、上記光源モジュールと、この光源モジュールの光学素子からの出射光を画像情報に応じて変調する光変調素子と、この光変調素子によって変調された光を拡大投影する投影レンズとを有することに特徴がある。また、光変調素子は、液晶型又はミラー型のライトバルブであることが好ましい。よって、光の利用効率に優れ、簡単な構成で小型化、薄型化及び軽量化が図れる照明装置を提供でき、かつ当該照明装置備えた小型、薄型、軽量で、携帯電話、携帯ゲーム機、デジタルカメラ、電子手帳、電子書籍、ノートパソコンなど携帯機器、小型機器に内蔵できる投射型表示装置を提供することができる。
本発明の光源モジュールによれば、光源が有するエテンデューを変換することができ、2次光源表面上に微細構造を形成しやすく、指向性や偏光特性を制御しやすくなり、光の利用効率に優れ、簡単な構成で小型化、薄型化及び軽量化が図れる。
図1は本発明の第1の実施の形態例に係る投影型表示装置の構成を示す概略断面図である。同図に示す本実施の形態例は、色順次駆動方式の投射型カラー液晶表示装置の例である。本実施の形態例の投影型表示装置10は、LEDが配置されて必要な配線がなされる基板11と、LEDアレイ12と、LEDアレイ12からの出射光をカップリングし、素子内で拡散させ、出射光束量の等しい複数の2次光源13を形成する第1の光学素子14と、2次光源13からの出射光の指向性を改善するともに、照度を光変調する光変調手段である液晶ライトバルブ15上で均一にする第2の光学素子16と、第2の光学素子16からの出射光の偏光方向を一方向に揃えるための偏光子17と、液晶ライトバルブ15によって合成された画像をスクリーンに拡大投射する投射レンズ18とを含んで構成されている。なお、基板11、LEDアレイ12、第1の光学素子14及び第2の光学素子16を含めて光源モジュール19とする。
ここで、LEDアレイ12は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出射可能なLEDチップ20(赤)、21(緑)、22(青)からなり、具体的にはそれぞれ赤1個、緑2個、青1個のLEDチップを含む。このとき、赤色1個、緑色2個、青色1個としたのは、文献「プロジェクターの最新技術」(シーエムシー出版)のp.77を参考としたことによるものである。色度座標(0.700,0.299)、(0.206,0.709)、(0.152,0.026)の3原色のLED光源を使った場合、色温度9000Kの白色を得るためにはその光束比が赤:緑:青=21:76:4となるので、緑色を2個用いた。しかし、これはLEDチップの個数が問題ではなく、光束比が問題となるので、必要な光束比が得られるLEDの個数を設定すればよい。また、フルカラーを必要としない場合は、2色の光源を用いることも可能である。一方、より高精細な色表現を必要とする場合は4色以上の光源を用いることも可能である。更に、モノクロでよい場合は1色もしくは白色LEDの使用も可能である。
LEDアレイ2は図示せぬ光源駆動回路(光源駆動手段)に接続されており、この光源駆動回路によって各LEDチップ20、21、22の発光するタイミングが制御され、各LEDチップ20、21、22から例えばR、G、B、R、G、B、…というように時間順次に色光を発光可能な構成となっている。このとき、同色のLEDの同一端子は基板1上で結線することにより配線を簡略化することができる。
図2は図1の第1の光学素子を直方体とした場合の展開図である。同図において、面31が光源(LED)との接合面34を有する面で、面32は2次光源35(図では32個の2次光源が形成されている)が形成される面で、面33は側面である。図中、光源との接合面34と2次光源35となる面以外は、光源光を反射する反射膜もしくは反射構造が形成されている。LEDから出射する光線は、LEDの出射面側、出射面の法線に対し±90度内の全ての方向に出射される。したがって、第1の光学素子内の光線の様子を示す図3からわかるように、LEDアレイ12から出射した光線は、第1の光学素子14にカップリングされ、第1の光学素子14内のあらゆる方向に放射される。それらの光線のうち、2次光源13となるべき開口に到達した光線は第1の光学素子14から2次光源13からの出射光として出射される。その他の光線は、第1の光学素子14に施されている反射膜又は反射構造により2次光源13となるべき開口に到達するまで反射を繰り返す。したがって、理想的にはLEDアレイ12から出射された光線は100%2次光源13から出射される。しかし、第1の光学素子に施されている反射膜又は反射構造の反射率を完全な100%するのは難しく、その分がロスとなる。また、LEDアレイに戻ってきた光線も一部はLEDアレイの材料による吸収によりロスとなる。更に、LEDアレイの底面に施された反射層(膜もしくは構造)の反射率によっても多少のロスが生じる。
図4はLEDアレイと第1の光学素子の組付け状態を示す模式図である。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。LEDアレイ12の各LEDチップと第1の光学素子14との間にはLED出射光に対し透明な樹脂41が充填されている。これにより、LED出射面が空気と接している場合に比べ、LEDチップ内での全反射が抑制され、LEDチップからの光の取り出し効率を改善することができる。ここで、接着剤42は第1の光学素子14を基板11に固定するための接着剤である。なお、各LEDチップと第1の光学素子14との間に充填されている透明な樹脂41は接着剤そのものでもよいが、シリコン樹脂など、光や熱による劣化の少ない透明媒質を充填することにより、長時間使用しても樹脂の劣化による透過率の低下を抑制することができる。
図5は図1の第2の光学素子の構成を示す概略図である。同図において、2次光源が16個の場合で、テーパロッドが4×4のアレイになっている。この例では、第2の面を共通面とし、2次元配列したテーパロッドアレイを一体化している。各テーパロッドは、それぞれが対応する2次光源にカップリングしている。第2の光学素子は光源光に対し透明な樹脂又はガラスによって構成されており、2次光源から出射される光線はテーパロッド内で内面反射を繰り返すことにより出射端面では既に照度が均一化された光束となる。つまり、第2の光学素子は、2次光源から出射される光線の指向性を改善し、テーパロッド出射面での照度を均一にする働きをする。したがって、アレイ全体として指向性がよく照度の均一な光束が得られる。指向性としては、できるだけ多くの光線がライトバルブの入射面の法線に対し±15度以内の入射角になるようにテーパの角度や長さを設計するのが良い。
図6は2次光源の構成の一例を示す概略断面図である。同図に示すように、2次光源の大きさを一辺400μmの正方形(□400μm)とし、テーパロッドの屈折率をn=1.51(例えばSchott社製BK7ガラス)とした場合、テーパロッドの光源側の大きさを□420μm、出射側の大きさを□2mm、全長5.37mm、出射面側を曲率半径R=2.92mmの球面とした場合、約90%の光線が液晶ライトバルブに対し±15度以内の入射角となり、テーパロッド出射面から約1mm離れた場所(液晶ライトバルブが設置される場所)での照度もほぼ均一にすることができる。ここで、2次光源の大きさを小さくすれば、同じ特性を得るためのテーパロッドの大きさもそれに応じて比例縮小することができ、全長を短くすることができる。例えば、2次光源の大きさを□200μmにした場合、全長を半分(2.69mm程度)にすることができる。ただし、液晶ライトバルブが同一の場合は4倍の個数のテーパロッドが必要となる。
このようなテーパロッドアレイは樹脂の射出成形、またはガラスのモールド成形により作ることが可能であり、上記テーパロッドアレイのような微細アレイ構造の金型について、最近の精密加工機(例えば、ファナック社製:ロボナノα-0iB)を用いることにより加工可能であることが確認されている。
ここで、テーパロッドの第1の面及び第2の面を繋ぐ面、つまりロッドの側面に光源光の波長の光線を反射する反射膜又は構造を形成することにより、光源からの出射光の光利用効率を向上させることができる。また、2次光源の構成の別の例を示す図7からわかるように、側面を適当な曲面にすることにより、光軸に対し大きい角度で出射した光線に対しても側面が全反射条件を満たし、反射膜又は反射構造が無くてもロッドを透過してしまうロスを低減でき、光利用効率を向上させることができる。また、ロッドの側面を曲面にすることにより、出射光の発散角を狭く抑えることもできる。発散角を狭く抑える効果は、中空ロッドの場合にも適用できる。
そして、図1の光源モジュール19から出射した光線は、偏光子17により偏光方向が一方向に揃えられ液晶ライトバルブ15に入射する。液晶ライトバルブ15には、画素スイッチング用素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor,以下、TFTと略記する)を用いたTNモードのアクティブマトリクス方式の透過型の液晶セルが使用され、液晶セルの外面には入射側偏光板、出射側偏光板がその透過軸が互いに直交するように配置されて設けられている。例えば、オフ状態では液晶ライトバルブ15に入射されたs偏光がp偏光に変換されて出射される一方、オン状態では光が遮断されるようになっている。以上のLEDアレイ12、第1の光学素子14、第2の光学素子16、偏光子17、液晶ライトバルブ15は離間して配置しても良いが、装置の小型化、薄型化のためには全てを密着させて配置することが望ましい。
また、図1の液晶ライトバルブ15は図示せぬ液晶ライトバルブ駆動回路(光変調駆動手段)に接続されており、この液晶ライトバルブ駆動回路によって、入射される各色光に対応させて液晶ライトバルブ15を時間順次に駆動することが可能な構造になっている。また、本実施の形態の投射型表示装置においては、同期信号発生回路(同期信号発生手段)が備えられており、この同期信号発生回路により、同期信号を発生させ、光源駆動回路および液晶ライトバルブ駆動回路に入力することにより、図1の各LEDチップ20、21、22から色光を出射するタイミングと、その色光に対応して液晶ライトバルブ15を駆動するタイミングとを同期させることができる構造になっている。
すなわち、図1に示す本実施の形態の投射型表示装置10では、1フレームを時分割し、LEDチップ20、21、22から時間順にR、G、Bの各色光を出射させ、各LEDチップ20、21、22から色光を出射するタイミングと液晶ライトバルブ15を駆動するタイミングとを同期させることにより、各LEDチップ20、21、22から出射される色光に対応させて液晶ライトバルブ15を時間順に駆動し、各LEDチップ20、21、22から出射される色光に対応する画像信号を出力することにより、カラー画像を合成することが可能な構成になっている。
図8は第1の光学素子側から光源を見た模式図である。同図において、図1及び図2と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。図8の(a)に示すように、光源は、比較的チップ面積の大きい高輝度LEDでアレイ12を1個形成する構成も考えられるが、図8の(b),(c)に示すように、比較的小さなチップでLEDアレイ12を構成し、それを複数個配置し、第1の光学素子内での光線密度をより均一にし、複数の2次光源35の照度や発散特性などの光学特性をより均一にする構成も考えられる。これらの場合も、光の入出射部の開口以外の部分には、反射膜又は反射構造が形成されており、光を第1の光学素子内に閉じ込める構造になっていることが望ましい。
また、図9に示すように、材料内部のミクロンオーダーの誘電率の異なる不均一構造、つまり粒子91を含むことにより入射した光が多重散乱を起こすHSOTポリマー(HSOT:Highly Scattering Optical Transmission)などの光散乱光学材料で第1の光学素子14を構成することにより、光源LEDを分散配置させることなく、第1の光学素子内での光線密度をより均一にし、複数の2次光源の照度や発散特性などの光学特性をより均一にすることができる。
更に、図10に示すように、従来の導光板と同様に楔形状の第1の光学素子14の側面から、LEDアレイ12の光を入れる構成も可能である。この場合もHSOPポリマーのような高光散乱材料を用いることにより、均一な2次光源を形成することができる。光散乱光学材料は、ポリマーのみでなく、ガラス中にミクロンオーダーの散乱体となる粒子が包含されている構造の材料でも良い。
一般に、LED表面に波長以下の微細凹凸構造を形成することにより、LEDからの光の取り出し効率を向上させたり、光線の発散指向性を改善させることができる。参考文献であるSID06 DIGEST PP.1808-1811に記載されているように、LEDの出射端面にフォトニック結晶を形成し、発散指向性を改善する。同様に、第1の光学素子上の2次光源表面に波長以下の微細凹凸構造を形成することにより発散指向性を改善させることができる。
図11は本発明の第2の実施の形態例に係る投影型表示装置の構成を示す概略断面図である。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。第1の実施の形態例とは第2の光学素子16の構成が異なっている。本実施の形態例の投影型表示装置40では、第2の光学素子16が中空ロッドで構成されている。この場合、図12に示すように、ロッドの内面に光源光を反射する反射膜又は反射構造121を形成する必要がある。一方、第2の光学素子16の光源側の面に光源光を反射する反射膜又は反射構造122を形成することにより、第1の光学素子14上に2次光源となる開口を形成する必要がなくなるので、第1の光学素子14の作成が容易になる。また、第1及び第2の光学素子を図13に示すような形状とすることにより、第1の光学素子14が図11で示す直方体の場合と比較し、第1の光学素子14に施される反射膜又は反射構造が、光源に接合される面のみとなり、第1の光学素子14の作成が容易になる。また、第1の光学素子14の光源が接合されている面以外の面を囲む反射膜122の蒸着も一回の蒸着で達成できるので、作成が非常に容易となる。図13では説明上第1の光学素子3と第2の光学素子4は離して描いてあるが、実際は透明樹脂性接着剤などにより接着されている。
図14は本発明の第3の実施の形態例に係る投影型表示装置の構成を示す概略断面図である。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図に示すように、中空ロッドの第2の光学素子16の出口側に反射型偏光子141を設置することにより、偏光子を透過しない偏光成分の光は再度第一の光学素子に戻り、再び2次光源から出射されるため、光のリサイクルができ、光利用効率を向上させることができる。
ここで、図14の反射型偏光子141の構造を図15に示す。ガラス基板151上に屈折率の高い誘電体膜152と低い誘電体膜153を交互に積層し、エッチングによりストライプ状の周期構造を形成する。たとえば、高屈折率材料をTaO(屈折率:n≒2.2)、低屈折材料をSiO(屈折率:n≒1.44)とし、ストライプ構造のピッチp、Filling Factor(ランド幅Δ/ピッチp)、層厚Lを最適化することにより、p偏光が透過しs偏光が反射する反射型偏光子として機能する。ここで、高屈折率材料の屈折率を更に高いものを選び、層数を増やすことにより、より広い波長範囲で反射型偏光子の機能を有する構造を作成することができる。また、誘電体多層膜ではなく、アルミニウムなどの光反射性を有する金属からなる多数のリブ(光反射体)を入射光の波長よりも小さいピッチでロッドレンズアレイの出射端面上に形成してもよい。
このような反射型偏光子を図1で示すような中空でない第2の光学素子の出射面側(パネル側)に形成しても良い。また、前述のフォトニック結晶同様に、2次光源の表面に形成しても良い。
図16に示すように、中空ロッドの第2の光学素子16の出口にマイクロレンズアレイ161を設置することにより、ロッドの長さを短くできるので、より光源モジュールを小型化することができる。
図17はレンズ付きとレンズ無しの場合のロッド長と光源出射光が±15度以内の光線に変換される割合との関係を示す特性図である。条件としては、□0.5mmの面光源(放射分布はランバート分布)テーパロッドは光源側が□0.5mm、出射側が□3.0mmで、出射側が平面(R=∞)の場合と、曲率半径3mm(R=3mm)のレンズが付いている場合である。レンズを設置することによりロッド長を短くできることが示されている。
また、図18に示すように、マイクロレンズアレイ161の片面に図15で示すような反射型偏光子141を形成する構成も考えられる。
なお、第1の実施の形態例のロッドレンズは導光部分が媒質で満たされていたが、本実施の形態例のロッドレンズは中空である。したがって、ロッドレンズを透明樹脂だけでなく、金属で作ることも可能である。その場合、ロッド内の側面および第1の光学素子と接する面など、反射特性が必要な面を鏡面加工することにより簡単に反射面ができるという利点が有る。また、樹脂で成型する場合も、前出の精密加工機を用いなくとも、金型の作成が容易にできるという利点がある。具体的には、テーパの付いた刃物を作り、その刃物でさいの目に切削することにより金型を作成することができる。
図19は本発明の第4の実施の形態例に係る投影型表示装置の構成を示す概略断面図である。本実施の形態例も色順次駆動方式の投射型表示装置であるが、本実施の形態例ではライトバルブとして液晶型でなくミラー型を用いている。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図に示す本実施の形態例の投影型表示装置60は、基板11、LEDアレイ12、第1の光学素子14、第2の光学素子16、偏向プリズム191、ミラー型ライトバルブ192、投射レンズ18を含んで構成されている。第2の光学素子16から出射した光線は、2個の三角プリズム193、194を空気層を有するように構成した偏向プリズム191に入射し、三角プリズム193の斜面195により全反射され、ミラー型ライトバルブ192に所定の角度で入射する。ミラー型ライトバルブ192には、画素スイッチング用素子として半導体プロセスにより形成されたミラーアレイを用いることができる。一般的にはテキサスインスツルメンツ社製のデジタルミラーデバイス(DMD)がよく知られている。例えば、オフ状態ではミラーの傾きはゼロ度で、投射レンズ18にカップリングされないが、オン状態では光線が投射レンズ18の方向に反射されるようにミラーが所定の傾きを有するため、ミラー反射光は三角プリズム193の斜面195の全反射条件から外れ、偏向プリズム191を透過し、投射レンズ18でスクリーンに結像される。この本実施の形態例のように、ミラー型ライトバルブを用いた場合、偏光を用いない構成をとれるため、必ずしも偏光変換の必要がなく、照明光を有効に投射レンズに導くことができるので、光利用効率の高い明るい投影装置を提供することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば光源としてはLEDの他、半導体レーザ、有機EL素子、無機EL素子なども使用できる。また、第1の光学素子、第2の光学素子、偏光子、マイクロレンズアレイなどは、必要な機能を出せれば、ガラス製、樹脂製など素材は問わない。更に、ライトバルブとして反射型液晶素子(LCOS)を用いる構成でもよい。また、カラー表示方式も実施の形態例の色順次方式に限定されるものではなく、画素分割のフィルタ方式を用いることも可能である。
本発明の第1の実施の形態例に係る投影型表示装置の構成を示す概略断面図である。 図1の第1の光学素子を直方体とした場合の展開図である。 図1の第1の光学素子内の光線の様子を示す概略断面図である。 LEDアレイと第1の光学素子の組付け状態を示す模式図である。 図1の第2の光学素子の構成を示す概略図である。 2次光源の構成の一例を示す概略断面図である。 2次光源の構成の別の例を示す概略断面図である。 第1の光学素子側から光源を見た模式図である。 不均一構造の第1の光学素子内の光線の様子を示す概略断面図である。 楔形状の第1の光学素子の構成を示す概略断面図である。 本発明の第2の実施の形態例に係る投影型表示装置の構成を示す概略断面図である。 図11の第2の光学素子の構成を示す概略断面図である。 第1及び第2の光学素子の別の形状を示す概略断面図である。 本発明の第3の実施の形態例に係る投影型表示装置の構成を示す概略断面図である。 図14の反射型偏光子の構造を示す概略斜視図である。 第2の光学素子の出口側にマイクロレンズアレイを設置した例を示す概略断面図である。 レンズ付きとレンズ無しの場合のロッド長と光源出射光が±15度以内の光線に変換される割合との関係を示す特性図である。 マイクロレンズの片面に図15の反射型偏光子を形成した例を示す概略断面図である。 本発明の第4の実施の形態例に係る投影型表示装置の構成を示す概略断面図である。 従来の投射型表示装置の構成を示す概略構成図である。
符号の説明
10,40,50,60;投影型表示装置、
11,151;基板、12;LEDアレイ、13,35;2次光源、
14;第1の光学素子、15;液晶ライトバルブ、
16;第2の光学素子、17;偏光子、18;投射レンズ、
19;光源モジュール、20〜22;LEDチップ、
31〜33;面、34;接合面、41;樹脂、42;接着剤、
91;粒子、121,122;反射膜又は反射構造、
141;反射型偏光子、152,153;誘電体膜、
161;マイクロレンズアレイ、191;偏向プリズム、
192;ミラー型ライトバルブ、193,194;三角プリズム、
195,196;斜面。

Claims (15)

  1. 源と、該光源からの光が入射される第1の光学素子と、該第1の光学素子から出射される光が入射される第2の光学素子とを有する光源モジュールにおいて、
    前記第1の光学素子は、前記光源と結合する第1の結合部と、前記第2の光学素子と結合する第2の結合部と、前記光源からの光を反射する反射膜又は反射構造が形成された反射部とを有し、
    前記第2の光学素子は、第1の開口面と、該第1の開口面よりも大きい面積を持ち、前記第1の開口面に対向する第2の開口面とを有し、前記第1、第2の開口面を底面とする中空ロッドであり、該中空ロッドの側面には前記光源からの光を反射する反射膜又は反射構造が形成されており、
    前記第1の開口面が設けられている前記第2の光学素子の面と接する前記第1の光学素子の面の面積は、前記第1の光学素子の前記光源と対向する面の面積より小さく、
    前記第1の光学素子の前記光源と対向している面以外の面に対向する前記第2の光学素子の面には、前記光源からの光を反射する反射膜が形成されていることを特徴とする光源モジュール。
  2. 前記第2の光学素子の前記中空ロッドが2次元配列した中空ロッドアレイであることを特徴とする請求項記載の光源モジュール。
  3. 前記第1の光学素子は、光散乱体又は光散乱粒子を包含する光散乱光学部材により形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源モジュール。
  4. 前記光源は、赤色、緑色、青色の少なくとも3色を一組とする発光デバイスからなる光源であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源モジュール。
  5. 前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との間が、前記光源からの光に対し透明であり、空気より屈折率の高い部材により充填又は接着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光源モジュール。
  6. 前記第1の光学素子に形成された所定の開口部、もしくは前記第1の光学素子から前記第2の光学素子に光が通過する接合部に、前記光源の波長以下の微細凹凸構造が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光源モジュール。
  7. 前記第2の光学素子の第2の面側に偏光子を設置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光源モジュール。
  8. 前記偏光子が反射型偏光子であることを特徴とする請求項記載の光源モジュール。
  9. 前記偏光子が、前記第2の光学素子の第2の面に形成されていることを特徴とする請求項記載の光源モジュール。
  10. 前記光源は、所望のホワイトバランスを得る光束量比率になっていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光源モジュール。
  11. 同一色を発光する前記光源の同一電極が結線されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の光源モジュール。
  12. 前記第2の光学素子の第1の面と第2の面、もしくは第1の開口と第2の開口を繋ぐ面であるロッドの側面が曲面であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光源モジュール。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の光源モジュールと、該光源モジュールの光学素子からの出射光を画像情報に応じて変調する光変調素子と、該光変調素子によって変調された光を拡大投影する投影レンズとを有することを特徴とする投影型表示装置。
  14. 前記光変調素子は、液晶型のライトバルブであることを特徴とする請求項13記載の投影型表示装置。
  15. 前記光変調素子は、ミラー型のライトバルブであることを特徴とする請求項13記載の投影型表示装置。
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