JP4815099B2 - 再剥離性圧着記録用紙 - Google Patents

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本発明は、安定した耐ブロッキング性を有すると共に印刷適性及び印字適性に優れた再剥離性圧着記録用紙に関するものである。
近年、銀行、クレジット会社、保険会社、官庁等から各個人宛に貯金、残金状況等個人情報を通知する手段として、親展はがきが普及している。親展はがきは基材に感圧接着剤を塗布した後、共通情報はオフセット印刷、グラビア印刷等で行い、個人情報はレーザービーム方式、インクジェット方式等で印刷した後、印刷面同士を適度の圧力を加えることで接着させ、各個人に郵送された後、再剥離することで情報を得ることができる。
これら再剥離性圧着記録用紙は、基材シートの少なくとも片面の一部に、天然ゴム、合成ゴムなどのいわゆる感圧接着剤基剤と、その感圧接着剤基剤の接着力を抑制する微細粒子充填剤とからなる感圧接着層が設けられており、一時的に接着するが必要時に容易に剥離できる機能を有するものが一般的である。
前記感圧接着剤は、黄変化、接着力の低下、硬化に代表されるように経時的に劣化(以下、老化現象という)する傾向があり、特に天然ゴムは老化現象による性能変化が著しい。一般に、感圧接着剤の老化現象は、大気中の酸素との接触及び紫外線吸収などによる酸化が主因とされている。また通常感圧接着剤層中に微細粒子充填剤が配合されているが、この微細粒子充填剤の配合量や分散状態によって接着強度が安定しないという問題がある。
そこで、感圧接着剤組成物の接着力を設計する場合には、上述した再剥離性圧着記録用紙の使用形態に起因する接着力の低下を考慮して、予め高い接着力を持つように調整される。しかしながら上記の再剥離性圧着記録用紙は、例えば、シートを巻き取った時の接触面、或いは、Z字状に折り畳んだときのミシン目でブロッキングが生じ、印刷時あるいは成形時に給紙不能等のトラブルを生じるという問題があった。
この種の、従来における再剥離性圧着記録用紙においては、主にブロッキング防止のために、感圧接着剤中に粒子径の大きな微粒子充填剤が添加されている。この微粒子充填剤として、無機粒子や小麦澱粉等を含めた有機粒子等の種々の例示があるが、いずれもそれらの実施例に記載の通り、粒子径が比較的大きな無機・有機粒子が最適とされている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
しかし粒子径が比較的大きな粒子は、耐ブロッキング性には有効であるものの、表面凹凸が大きくなり、マット調になり、感圧接着層に印刷を施した場合、印刷面もマット調になり、印刷面の精彩が良くない。さらにインクジェットプリンターによる印字においては、インクの吸収性を阻害し、印字が滲んだり周辺がぼやけたりする等の問題も生じる。特に澱粉類は印刷時に摩擦などの外的要因により容易に表層部分の微粒子を飛散させ、印刷機やプリンターをその粉塵により汚染するばかりでなく、隠蔽接着後、再び剥離した時に印刷や印字が相対する面に微粒子ごと転移し、通知情報面を汚染するという重大な欠陥を有する。
また印刷性やノンインパクト方式の印字について、感圧接着層に1〜30μmの熱可塑性粒子が含まれることを特徴とした再剥離性圧着記録用紙が優れているとされている(例えば、特許文献4参照)。しかしながら、印刷性やノンインパクト方式の印字については実施例に記載の通り改善されているが、特許文献4には感圧接着組成物、微粒子充填剤及び熱可塑性粒子の配合部数を適正にすることによるインクジェットプリンター適性について言及されていない。
特開平8−92534号公報(0001、0006〜0021) 特開平11−116933号公報(0001、0009〜0041) 特開2002−356659号公報(0001、0007〜0015) 特開平11−34208号公報(0001、0007〜0033)
本発明は、従来技術の上述の欠点を考慮してなされたものであり、粉落ち等の現象を抑制でき、耐ブロッキング性、かつ印刷・印字適性に優れた再剥離性圧着記録用紙を提供することにある。
本発明者は、この課題が、常温、常圧の通常状態では粘着性、接着性を示さず、加圧時に接着性を示し、圧着後に剥離可能である感圧接着剤組成物よりなる感圧接着層を、少なくとも片面に有する再剥離性圧着記録用紙において、該感圧接着層の前記感圧接着剤組成物には、感圧接着剤として天然ゴム系エマルジョンが含有されており、さらに、天然ゴム系エマルジョン100重量部に対し、平均粒子径が1〜20μmの微粒子充填剤が50〜150重量部含有されており、かつワックスが1〜30重量部含有されており、該ワックスが平均粒子径10μm以下のワックスであり、石油性ワックスおよび高級脂肪酸誘導体から一種または二種以上選択されることを特徴とする再剥離性圧着記録用紙によって解決されることを見出した。
本発明においては、石油性ワックスがパラフィンワックス、微晶ロウ、ペトロラタム、およびモンタンワックスの中から一種または二種以上選択されることが好ましく、また、高級脂肪酸誘導体がステアリン酸またはその誘導体であることが好ましい。
本発明においては、石油性ワックスがパラフィンワックスであることがさらに好ましく、高級脂肪酸誘導体がエチレンビスステアリン酸アマイドであることがさらに好ましい。
本発明の再剥離性圧着記録用紙は、該感圧接着層前記感圧接着剤組成物には、感圧接着剤として天然ゴム系エマルジョンが含有されており、さらに、天然ゴム系エマルジョン100重量部に対し、平均粒子径が1〜20μmの微粒子充填剤が50〜150部重量部含有されており、かつワックスを1〜30重量部含有されており、該ワックスが平均粒子径10μm以下のワックスであり、石油性ワックスおよび高級脂肪酸誘導体から一種または二種以上選択されることを特徴とすることで、剥離強度、ブロッキング性、印刷適性、印字適性など優れた効果を奏する。
以下、本発明について更に詳しく説明する。即ち本発明の再剥離性圧着記録用紙は、基材シートの少なくとも片面に感圧接着剤組成物を塗工して感圧接着層とする再剥離性圧着記録用紙において、前記感圧接着剤組成物には、感圧接着剤として天然ゴム系エマルジョンが含有されており、さらに、天然ゴム系エマルジョン100重量部に対し、平均粒子径が1〜20μmの微粒子充填剤が50〜150重量部含有されており、かつワックスが1〜30重量部含有されており、該ワックスが平均粒子径10μm以下のワックスであり、石油性ワックスおよび高級脂肪酸誘導体から一種または二種以上選択されることによって、粉落ち等の現象を抑制でき、耐ブロッキング性と印刷・印字適性に優れた再剥離性圧着記録用紙を得ることが可能になった。
また、本発明においては、該感圧接着層に含有される石油性ワックスがパラフィンワックス、微晶ロウ、ペトロラタム、およびモンタンワックスの中から一種または二種以上選択され、また、高級脂肪酸誘導体がステアリン酸またはその誘導体であることで、上記諸特性の改良効果をより確実にすることができる。さらに、本発明においては、石油性ワックスがパラフィンワックスであり、高級脂肪酸誘導体がエチレンビスステアリン酸アマイドであることで、前記諸特性の改良効果をより確実にすることができる。
本発明における微粒子充填剤としては、シリカ、炭酸カルシウム、カオリン、水酸化アルミニウム、クレー、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、タルク、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、尿素ホルマリン樹脂等の公知のものの中から一種または二種以上を使用することができる。
本発明においては、上記感圧接着剤100重量部に対して平均粒子径が1〜20μm、好ましくは1〜15μm、特に好ましくは1〜10μmの微粒子充填剤を50〜150重量部、好ましくは60〜130重量部添加する。平均粒子径が1μmに満たない微粒子充填剤を使用した場合にはブロッキングし易くなり、20μmを超える微粒子充填剤を使用した場合には塗工層からの脱落がし易くなる等の問題や網点再現性等の印字適性が悪くなる等の問題がある。また、1〜20μmの微粒子充填剤の使用量が感圧接着剤組成物100重量部に対して50重量部未満では、感圧接着層を有しないシートと接着させた後に該感圧接着層を有しないシート面を破壊することなく剥離することが困難になり、150重量部を超える場合には、感圧接着層を有しないシートとの剥離強度が大きく低下する。
本発明のワックスは常温では固体であるが、200℃以下の比較的低融点の脂肪的感触の無色または淡色の材料であって、具体例としてはカルナウバワックス、ライスワックス、ミツロウ、セラッカロウ、などの動植物性ワックス、パラフィンワックス、微晶ロウ、ペトロラタム、モンタンワックスなどの石油性ワックス、低分子量ポリエチレンワックスのごとき合成ワックス、ステアリン酸もしくはその誘導体のごとき高級脂肪酸誘導体やその金属塩、アマイド、エステル類、高級アルコ−ル類、高級ケトン類、高級アミン類、シリコーン樹脂類等の公知のものの中から一種または二種以上を適宜選択して使用することができる。
更に、本発明において感圧接着剤100重量部に対して該ワックス類を1〜30重量部、好ましくは3〜25重量部添加する。ワックス類の使用量が感圧接着剤組成物100重量部に対して1重量部未満では、耐ブロッキング性を付与することが困難になり、30重量部を超える場合には、感圧接着層を有しないシートとの接着強度が大きく低下する上にインキセットなどの印刷適性も悪化する。また平均粒子径が10μmを超えるワックスを使用した場合には剥離強度が大きく低下する等の問題や網点再現性等の印字適性が悪くなる等の問題があるので、平均粒子径10μ以下のワックス類であることが好まし。平均粒子径0.1〜6μmのワックス類が更に好ましい。
本発明における感圧接着剤としては、天然ゴムに例えばスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アルキル(メタ)アクリレートなどをグラフト重合したもの、また、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム等の公知のものの中から一種または二種以上を適宜選択して使用することができる。
本発明に使用される再剥離性圧着記録用紙の基材シートは、紙、布、不織布、紙の上に樹脂フィルムをラミネートしたシート、フィルムシート等の公知のものの中から適宜選択して使用することができる。
また、感圧接着剤組成物中には、必要に応じて、分散剤、消泡剤、界面活性剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、防黴剤、消臭剤、耐水化剤、蛍光増白剤等の添加剤を添加することができる。
上記感圧接着剤組成物は、エアーナイフコーター、ロールコーター、ブレードコーター、ロッドブレードコーター、バーコーター、ダイコーター等の一般的なコーターによって塗工されるが、塗工量は乾燥重量で3〜15g/m の範囲で調整されるのが望ましい。塗工量を上記範囲に限定した理由は、3g/m 未満では印字品位や印刷上がりなどの視感的な面で劣り、更に剥離強度が低下し、好ましくないためである。また、塗工量が15g/m を越えると、印字品位や印刷上がりなどの視感的な見栄えは向上するが、経済的な面から実用性が劣り、筆記性が乏しく、紙粉が発生しやすく、好ましくない。
実施例:
本発明を以下の実施例、比較例により説明するが、本発明はこれらの例に限定される物ではない。なお、平均粒子径は全てカタログ値を用いた。実施例、比較例中の重量部数はすべて固形分換算での数値で示すものとする。
天然ゴム系エマルジョン100重量部、平均粒子径3μmの非晶質シリカ(水澤化学工業株式会社製、ミズカシルP−78A)70重量部、平均粒子径0.5μmのワックスエマルジョン20重量部(中京油脂株式会社製、セロゾール686)を配合して本発明の目的とする感圧接着剤組成物を得た。次にこの感圧接着剤組成物を坪量127.9g/mの上質紙に塗工量が8g/m(乾燥重量)になるように塗工して再剥離性圧着記録用紙
を得た。得られた再剥離性圧着記録用紙について剥離強度試験、印刷適性試験、NIP適性試験、IJ適性試験、ブロッキング性試験で評価した。
実施例1の感圧接着剤組成物で非晶質シリカの配合部数を120重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを実施例2とした。
実施例1の感圧接着剤組成物でワックスエマルジョンの配合部数を5重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを実施例3とした。
実施例1の感圧接着剤組成物でワックスエマルジョンをセロゾール686(中京油脂株式会社製、平均粒子径0.5μm)からセロゾールB−495(中京油脂株式会社製、平均粒子径5.5μm)に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを実施例4とした。
比較例1
実施例1の感圧接着剤組成物でワックスエマルジョンの配合部数を50重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを比較例1とした。
比較例2
実施例1の感圧接着剤組成物で非晶質シリカの配合部数を40重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを比較例2とした。
比較例3
実施例1の感圧接着剤組成物で非晶質シリカの配合部数を200重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを比較例3とした。
比較例4
実施例1の感圧接着剤組成物で平均粒子径3μmの非晶質シリカを平均粒子径22μmの非晶質シリカ(日本シリカ工業株式会社製、ニップジェルBY−001)に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを比較例4とした。
比較例5
実施例1の感圧接着剤組成物でワックスエマルジョンを平均粒子径15μmの小麦澱粉に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを比較例5とした。
比較例6
実施例1の感圧接着剤組成物でワックスエマルジョンを熱可塑性エチレン−アクリル共重合体粒子(製鉄化学工業社製フロービーズ、EA−209、平均粒子径20μm)に変更した以外は、実施例1と同様にして再剥離性圧着記録用紙を作成し、これを比較例6とした。
以上の実施例、比較例で得られた再剥離性圧着記録用紙を下記試験方法に従って諸特性の評価を行なった。
剥離強度試験:得られた再剥離性圧着記録用紙を幅100mm、長さ100mmに裁断し、塗工面同士を重ね合わせてドライシーラー(プレッスルエコノ:トッパン・フォームズ株式会社製)を用いて加圧接着した。次にこの試料の幅方向中央部を25mm幅に断裁して、23℃、50%R.H.環境下でストログラフM−1型(東洋精機製作所製)で速度300m/分、剥離角90°(T型剥離)で剥離してその抵抗値を平均化して剥離強度gf/25mmを求める。○(実用できる):50〜150g/25mm、△(実用に際し、若干支障がある):20〜50 g/25mm、×(実用不可):0〜20 g/25mm。
印刷適性試験:RI−3型印刷適性試験機(明製作所製)を使用してインキ濃度、耐刷力等を目視により観察し評価を行った。インキによる塗工層剥け、紙剥けなどが全くないものから順に○、△、×とした。
ノンインパクトプリンティング(NIP)印字適性試験:レーザービームプリンター(Canon社製、LASER SHOT LBP−950)を用いてテスト印字パターン(文字、線、ベタ)を印字し、視感で評価した。鮮明な画像、印字が得られたものから順に○、△、×とした。
インクジェット(IJ)印字適性試験:インクジェットプリンター(ヒューレットパッカード社製 HP DeskJet560J)のインクカートリッジにサイテックス1040黒インクを注入し、テスト印字パターン(文字、線、ベタ)を印字し、視感で評価した。鮮明な画像、印字が得られたものから順に○、△、×とした。
ブロッキング性試験:試料を幅50mm,長さ50mmの試験片にし、20枚重ね、23℃、50%RH環境下で荷重をかけて放置し、24時間後に手で剥がし、視感で評価した:
○○:ブロッキングが発生していない
○△:少しブロッキングが発生している
○×:完全にブロッキングしている。
実施例1〜2及び比較例1〜4で作成した再剥離性圧着記録用紙の、各試験結果を下記表1に示す。
Figure 0004815099

Claims (5)

  1. 常温、常圧の通常状態では粘着性、接着性を示さず、加圧時に接着性を示し、圧着後に剥離可能である感圧接着剤組成物よりなる感圧接着層を、少なくとも片面に有する再剥離性圧着記録用紙において、該感圧接着層の前記感圧接着剤組成物には、感圧接着剤として天然ゴム系エマルジョンが含有されており、さらに、天然ゴム系エマルジョン100重量部に対し、平均粒子径が1〜20μmの微粒子充填剤が50〜150重量部含有されており、かつワックスが1〜30重量部含有されており、該ワックスが平均粒子径10μm以下のワックスであり、石油性ワックスおよび高級脂肪酸誘導体から一種または二種以上選択されることを特徴とする再剥離性圧着記録用紙。
  2. 前記石油性ワックスがパラフィンワックス、微晶ロウ、ペトロラタム、およびモンタンワックスの中から一種または二種以上選択されることを特徴とする請求項1に記載の再剥離性圧着記録用紙。
  3. 前記高級脂肪酸誘導体がステアリン酸またはその誘導体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の再剥離性圧着記録用紙。
  4. 前記石油性ワックスがパラフィンワックスであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の再剥離性圧着記録用紙。
  5. 高級脂肪酸誘導体がエチレンビスステアリン酸アマイドであることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の再剥離性圧着記録用紙。
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